JP2001233080A - アクセル装置 - Google Patents

アクセル装置

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JP2001233080A JP2000229892A JP2000229892A JP2001233080A JP 2001233080 A JP2001233080 A JP 2001233080A JP 2000229892 A JP2000229892 A JP 2000229892A JP 2000229892 A JP2000229892 A JP 2000229892A JP 2001233080 A JP2001233080 A JP 2001233080A
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    • B60K26/02Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles of initiating means or elements
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型で高精度にアクセル開度を検出するアク
セル装置を提供する。 【解決手段】 支持軸25は、支持部材20の軸受板2
1、22に回動不能に貫挿されている。アクセルロータ
30は支持軸25に回動可能に取り付けられており、運
転者がアクセルペダルを操作することにより回動する。
アクセル開度センサ40のセンサロータ44は支持軸2
5に回動可能に取り付けられている。センサロータ44
の突部46はアクセルロータ30に形成した凹部33に
嵌合している。凹部33に挿入された板ばね51が回転
方向に向かい合う方向に突部46を挟持しているので、
センサロータ44に対し、アクセルロータ30は回転方
向へのずれを禁止されている。また、センサロータ44
に対し、アクセルロータ30は支持軸25方向およびア
クセルロータ30の半径方向へ板ばね51と摺動しなが
らずれることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセル部材の回
転軸とアクセル開度を検出するアクセル開度センサの回
転軸とを同軸にしたアクセル装置に関する。以下、回転
軸という場合、回転体が回転する仮想中心軸を表すもの
とする。
【0002】
【従来の技術】従来、アクセル開度を検出するアクセル
開度センサを備えているアクセル装置として特開平10
−287147号公報および特開平11−59220号
公報に開示されるものが知られている。アクセル装置
は、運転者が足等によりアクセルペダルを踏み込み、エ
ンジンの運転状態を制御するものである。
【0003】アクセル開度センサはアクセルペダルの踏
み込み量を例えば回転角度、つまりアクセル開度として
検出する。アクセル開度はスロットル装置の制御情報等
に用いられる。アクセル開度センサとして、特開昭62
−97909号公報に開示されるセンサを用いることが
できる。このセンサは、アクセル開度センサのセンサロ
ータに設けたコンタクト部が基板上に塗布した抵抗体に
接触する構成である。アクセル操作によりセンサロータ
の回転角度位置が変化すると、抵抗体と接触するコンタ
クト部の位置が変化し出力電圧値が変化する。この出力
電圧値によりアクセル開度を検出することができる。
【0004】特開平10−287147号公報および特
開平11−59220号公報に開示されるアクセル装置
では、アクセルペダルを含むアクセル部材の回転軸と、
アクセル開度センサのセンサロータの回転軸とが異なっ
ており、2軸になっている。アクセル部材の踏み込み
量、つまりアクセル操作量は、伝達部材を介してセンサ
ロータに伝達され、アクセル操作量が回転角度位置とし
て検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、アクセ
ル部材の回転軸とセンサロータの回転軸とが異なる2軸
を有するので、回転軸の位置合わせが必要であり、かつ
部品点数が増加する。したがって、組み付け工数が増加
し製造コストが上昇する。また、2軸を有するので装置
が大型化するという問題がある。また、伝達部材を介し
て回転軸の異なるセンサロータにアクセル部材の回動を
伝達するので、アクセル操作量の変化率とセンサロータ
の変化率とが一致せず、誤差が生じる。さらに、アクセ
ル装置を車体等に固定するときの歪みにより2軸の位置
がずれると、アクセル開度を高精度に検出できないとい
う問題が生じる。
【0006】このような2軸の問題点を解消するため、
アクセル部材とセンサロータの回転軸を同軸にすること
が考えられる。しかしながら、回転軸を同軸にしたアク
セル装置では、アクセル操作により回転方向以外にアク
セル部材がずれると、そのずれがセンサロータにも生じ
る。センサロータがずれると、コンタクト部が抵抗と摺
動するような接触式のセンサでは接触不良を引き起こす
恐れがある。その他の方式のセンサにおいても、センサ
ロータのずれにより高精度にアクセル開度を検出できな
いおそれがある。
【0007】本発明の目的は、小型で高精度にアクセル
開度を検出するアクセル装置を提供することにある。本
発明の他の目的は、凹部と嵌合している突部が破損して
もアクセル開度が全開位置で固定されることを防止する
アクセル装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
アクセル装置によると、アクセルロータとセンサロータ
とが一つの支持軸を回転軸として回動する。回転軸が1
軸であるから、アクセル装置が小型になる。さらに、ア
クセルロータとセンサロータとが異なる回転軸を有する
構成に比べ、組み付け時の位置合わせが容易である。さ
らに、部品点数が減少し組み付けが容易になるので、製
造工数が減少する。さらに、アクセル操作量が伝達部材
を介さずアクセルロータから直接センサロータに伝達さ
れるので、アクセル操作量の変化率とセンサロータの変
化率とが一致する。したがって、アクセル操作量の伝達
誤差が生じずアクセル開度を高精度に検出できる。
【0009】また、支持軸は回転せず支持部材に固定さ
れており、アクセルロータとセンサロータとが嵌合する
ことによりアクセル操作量がセンサロータに伝達する。
アクセル操作によりアクセルロータが回転方向以外にず
れても、アクセルロータのずれを吸収できる嵌合構造に
することにより、アクセルロータのずれがセンサロータ
に伝わることを防止し、高精度にアクセル開度を検出で
きる。
【0010】アクセル操作により回転方向以外の方向に
アクセルロータに加わる力は、回転方向、支持軸方向お
よびアクセルロータの半径方向に分解できる。本発明の
請求項2記載のアクセル装置によると、アクセルロータ
は、センサロータに対し回転方向のずれを禁止し、支持
軸方向およびアクセルロータの半径方向でセンサロータ
と摺動するようにセンサロータと嵌合している。回転方
向以外の方向にアクセルロータに力が加わると、アクセ
ルロータはセンサロータと摺動してその位置がずれるの
で、アクセルロータの位置ずれがセンサロータに伝わら
ない。したがって、アクセル開度を高精度に検出でき
る。
【0011】しかし、アクセルロータがセンサロータに
対し回転方向にずれることを禁止し、支持軸方向および
アクセルロータの半径方向でセンサロータと摺動するよ
うにアクセルロータとセンサロータとの嵌合部を加工す
ることは困難である。本発明の請求項3記載のアクセル
装置によると、アクセルロータまたはセンサロータの一
方に設けた凹部に板ばねを挿入し、アクセルロータまた
はセンサロータの他方に設けた突部が板ばねから回転方
向に付勢力を受けるように凹部に嵌合している。板ばね
が加工誤差を吸収するので、凹部および突部の高い加工
精度が不要になり、加工が容易になる。
【0012】本発明の請求項4記載のアクセル装置によ
ると、アクセルロータまたはセンサロータの一方に1個
以上の凹部を設け他方に凹部に嵌合している複数の突部
を設け、突部の少なくとも1個は凹部の少なくとも1個
に挿入した板ばねから回転方向に付勢力を受けて凹部に
嵌合している。いくつかの突部が破損しても破損してい
ない突部が少なくとも1個残っていれば、突部と凹部と
の嵌合を維持できる。したがって、センサロータが全開
位置で停止することを防止できる。
【0013】本発明の請求項5記載のアクセル装置で
は、センサロータに突部を設け、アクセルロータに凹部
を設けている。突部の少なくとも1個が記凹部に挿入し
た板ばねから回転方向に付勢力を受けているか、あるい
は凹部に回動不能に嵌合している状態で、板ばねを挿入
していない凹部、あるいは突部と回転方向に間隙を形成
している凹部のアクセル閉側端面と突部との間の回転角
度をθ1、アクセルロータの回動角度範囲をθ2、板ば
ねを挿入していない凹部のアクセル開側端面と突部との
間の回転角度をθ3とすると、θ1>θ2かつθ2>θ
3である。板ばねから回転方向に付勢力を受けている突
部が破損しても、θ2>θ3であるから、センサロータ
が全開位置にあっても、アクセルロータが全閉位置に戻
るときに板ばねから回転方向に付勢力を受けていない突
部が凹部のアクセル開側端面に係止され、センサロータ
は全開位置から閉側に回転する。
【0014】また、θ1>θ2であるから、アクセルロ
ータが全閉位置に戻ると、凹部のアクセル閉側端面と突
部とは接触しない。センサロータは全開位置から閉側に
回転した位置で停止し、その位置でアクセル開度センサ
が検出するアクセル開度が固定されるので、アクセル開
度が全開位置で固定することを防止できる。θ3の大き
さを小さくすることにより、固定されるアクセル開度は
全閉側に近づく。
【0015】本発明の請求項6記載のアクセル装置によ
ると、センサロータに突部を設け、アクセルロータに凹
部を設けており、θ1<θ2かつθ2>θ3である。板
ばねから回転方向に付勢力を受けている突部が破損して
も、θ2>θ3であるから、センサロータが全開位置に
あっても、アクセルロータが全閉位置に戻ればセンサロ
ータは全開位置から閉側に回転する。また、θ1<θ2
であるから、アクセルロータが全閉位置から開側に回転
すると、センサロータは全開位置まで達しない範囲で開
側に回転する。つまり、アクセル開度が全開位置に達す
ることを防止しながら、アクセル開度をある角度範囲で
調整できる。θ3の大きさを小さくすることにより、最
小のアクセル開度は全閉側に近づく。
【0016】本発明の請求項7記載のアクセル装置で
は、アクセルロータに突部を設け、センサロータに凹部
を設けている。突部の少なくとも1個が凹部に挿入した
板ばねから回転方向に付勢力を受けているか、あるいは
凹部に回動不能に嵌合している状態で、板ばねを挿入し
ていない凹部、あるいは突部と回転方向に間隙を形成し
ている凹部のアクセル開側端面と突部との間の回転角度
をθ1、アクセルロータの回動角度範囲をθ2、板ばね
を挿入していない凹部のアクセル閉側端面と突部との間
の回転角度をθ3とすると、θ1>θ2かつθ2>θ3
である。板ばねから回転方向に付勢力を受けている突部
が破損しても、θ2>θ3であるから、センサロータが
全開位置にあっても、アクセルロータが全閉位置に戻れ
ばセンサロータは全開位置から閉側に回転する。
【0017】また、θ1>θ2であるから、アクセルロ
ータが全閉位置に戻ると、凹部のアクセル開側端面と突
部とは接触しない。センサロータは全開位置から閉側に
回転した位置で停止し、その位置でアクセル開度センサ
が検出するアクセル開度が固定されるので、アクセル開
度が全開位置で固定することを防止できる。θ3の大き
さを小さくすることにより、固定されるアクセル開度は
全閉側に近づく。
【0018】本発明の請求項8記載のアクセル装置によ
ると、アクセルロータに突部を設け、センサロータに凹
部を設けており、θ1<θ2かつθ2>θ3である。板
ばねから回転方向に付勢力を受けている突部が破損して
も、θ2>θ3であるから、センサロータが全開位置に
あっても、アクセルロータが全閉位置に戻ればセンサロ
ータは全開位置から閉側に回転する。また、θ1<θ2
であるから、アクセルロータが全閉位置から開側に回転
すると、センサロータは全開位置まで達しない範囲で開
側に回転する。つまり、アクセル開度が全開位置に達す
ることを防止しながら、アクセル開度をある角度範囲で
調整できる。θ3の大きさを小さくすることにより、最
小のアクセル開度は全閉側に近づく。
【0019】本発明の請求項9記載のアクセル装置によ
ると、支持部材に回動不能に固定されている一つの支持
軸の外周側に筒状部材を取り付け、筒状部材にアクセル
ロータを回動可能に取り付けている。センサロータは支
持軸に回動可能に取付られており、アクセルロータとと
もに回動する。アクセルロータと筒状部材との間に摺動
クリアランスが形成されているので、筒状部材に対しア
クセルロータが軸心ずれを起こす恐れがある。しかし、
筒状部材またはアクセルロータの一方は円錐状凹面を有
し、筒状部材またはアクセルロータの他方は円錐状凹面
とほぼ同じテーパ角で円錐状凹面と支持軸方向で当接し
ている角錐状凸面または円錐状凸面を有している。そし
て、軸心付勢手段が円錐状凹面と角錐状凸面または円錐
状凸面とが当接するようにアクセルロータを付勢してい
るので、アクセルロータは求心力を受ける。したがっ
て、アクセルロータの軸心ずれを防止できる。
【0020】本発明の請求項10記載のアクセル装置に
よると、支持軸の一方向にセンサロータを付勢すること
により、アクセルロータが支持軸方向にずれアクセルロ
ータとセンサロータが摺動しても、摺動抵抗により支持
軸方向にセンサロータがずれることを防止する。
【0021】本発明の請求項11載のアクセル装置によ
ると、支持軸に形成したテーパ面でセンサロータを係止
するので、支持軸と直交する方向にセンサロータががた
つくことを防止する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を示す
複数の実施例を図に基づいて説明する。 (第1実施例)本発明の第1実施例によるアクセル装置
を図2に示す。アクセル装置10は、ワイヤ等によりス
ロットル装置と連結していない。アクセル開度センサ4
0により検出したアクセル開度に基づき、図示しないエ
ンジン制御装置(以下、「エンジン制御装置」をECU
という)がスロットル開度を制御する。
【0023】アクセル装置10は、車体に支持部材20
をボルト等で固定することにより取り付けられる。運転
者がアクセル装置10を操作するアクセルペダル11は
ペダルアーム12の一方の端部に取付けられている。ア
クセルペダル11およびペダルアーム12はアクセル部
材を構成している。ペダルアーム12の他方の端部はア
クセルロータ30に取り付けられている。運転者がアク
セルペダル11を操作することにより、アクセルロータ
30は回動する。
【0024】支持軸25は、支持部材20の軸受板2
1、22に回動不能に貫挿され、ナット26で固定され
ている。レバーロータ27は樹脂で成形されており、図
3に示すようにレバー60の円板部61がレバーロータ
27にインサート成形されている。アクセル付勢手段と
してのスプリング64の一端はレバー60の腕部63に
係止されている。スプリング64の他端は、支持部材2
0に形成した係止部23に係止されている。レバー60
の円板部61に爪62が形成されている。運転者がアク
セルペダル11を踏み込むと、アクセルロータ30とと
もにレバーロータ27およびレバー60が図3の矢印A
方向に回転する。二点鎖線62aに示す位置まで爪62
が回転すると、支持部材20に形成した係止部に爪62
が係止される。
【0025】図1に示すように、レバーロータ27とア
クセルロータ30とはそれぞれ対向側にはす歯27a、
30aを設けている。はす歯27aとはす歯30aと
は、スプリング64の付勢力によりレバーロータ27と
アクセルロータ30とが互いに離れる方向に力を受ける
ように噛み合っている。また、スプリング64の付勢力
に抗しアクセルペダル11を踏み込む場合も、はす歯2
7aとはす歯30aとの噛み合いにより、レバーロータ
27とアクセルロータ30とは互いに離れる方向に力を
受ける。レバーロータ27と軸受板21との間にワッシ
ャプレート28が挟持されている。ワッシャプレート2
8はレバーロータ27と軸受板21との摺動摩耗を低減
する。
【0026】アクセルロータ30は樹脂で成形されてい
る。図3および図4に示すように、アクセルロータ30
は、ほぼ90°の角度を成す圧入部31と嵌合部32と
を外周に有している。ペダルアーム12の反アクセルペ
ダル側は反対方向にほぼ直角に2回折れ曲がっている。
反ペダル側端部12aが圧入部31に圧入するととも
に、屈曲部12bが嵌合部32にスナップフィットして
いる。アクセルロータ30に形成されているストッパ3
4は、アクセルペダル11が踏み込まれていないとき、
支持部材20に取り付けられている係止部材65に当接
している。
【0027】図1および図5に示すように、アクセル開
度センサ40は、アクセルロータ30と反対側の軸受板
22に取付けられている。アクセル開度センサ40は、
センサロータ44、センサロータ44に取り付けられた
コンタクト部47、および抵抗体を塗布した基板48で
構成されている。基板48は軸受板22のセンサロータ
44側に固定されている。基板48に塗布された抵抗体
に5Vの一定電圧が印加されており、この抵抗体とコン
タクト部47との摺動位置がアクセル操作量に応じて変
化すると出力電圧値が変動する。図示しないECUはア
クセル開度センサ40からこの出力電圧値を入力し、ア
クセル開度を検出する。
【0028】複数のターミナル42は樹脂製のカバー4
1に形成されたコネクタ部41aに埋設されている。セ
ンサロータ44は樹脂で形成されており、支持軸25に
回動自在に支持されている。センサ付勢手段としての板
ばね50はアクセルロータ30側に向け支持軸25方向
にセンサロータ44を付勢している。板ばね50の付勢
力によりセンサロータ44に形成したテーパ面45は支
持軸25に形成したテーパ面25aに押し付けられてい
るので、両テーパ面は摺動する。センサロータ44の支
持軸25と偏心した位置に突部46が形成されており、
この突部46がアクセルロータ30に形成した凹部33
に嵌合している。特許請求の範囲に記載した板ばね51
は凹部33に挿入されており、突部46を挟持する部分
が断面コ字状に折り曲げられている。板ばね51が付勢
力により回転方向に向かい合う方向に突部46を挟持し
ているので、センサロータ44に対し、アクセルロータ
30は回転方向へのずれを禁止されている。突部46と
板ばね51との間には支持軸25方向に間隙が形成さ
れ、板ばね51の突部46側の開口はアクセルロータ3
0の半径方向に延びている。したがって、センサロータ
44に対し、アクセルロータ30は支持軸25方向およ
びアクセルロータ30の半径方向へ板ばね51と摺動し
ながらずれることができる。
【0029】次に、アクセル装置10の作動について説
明する。運転者がアクセルペダル11の踏み込み量を調
整すると、ペダルアーム12とともにアクセルロータ3
0が回動する。アクセルロータ30とレバーロータ27
とははす歯同士が噛み合っているので、アクセルペダル
11の操作によるアクセルロータ30の回転がレバーロ
ータ27に伝達され、スプリング64の付勢力がレバー
ロータ27からアクセルロータ30に伝達される。
【0030】前述したように、レバーロータ27とアク
セルロータ30とははす歯同士が噛み合い、互いに離れ
る方向に力を受ける。アクセルペダル11を踏み込むと
きはスプリング64の付勢力と両ロータが回転するとき
の摺動抵抗とがアクセルペダル11の踏力と反対方向に
働き、アクセルペダル11を戻すときは、スプリング6
4の付勢力と反対方向に摺動抵抗が働く。したがって、
アクセルペダル11を踏み込むときと戻すときとの、ア
クセルペダル11の踏み込み量とアクセルペダル11の
戻し方向に加わる力との特性にヒステリシスが発生す
る。したがって、アクセルペダル11を一定位置に保持
しやすい。
【0031】センサロータ44の突部46がアクセルロ
ータ30の凹部33に嵌合しているので、アクセルロー
タ30とともにセンサロータ44が回動する。センサロ
ータ44の回転角度が変化すると、基板48に塗布した
抵抗体と接触するコンタクト部47の位置が変位し出力
電圧値が増減する。この電圧値を検出することによりア
クセル開度を検出できる。
【0032】運転者がアクセルペダル11を操作する方
向は通常一定ではなくばらばらであるから、アクセル操
作によりアクセルロータ30に加わる力の方向もばらつ
く。したがって、アクセルロータ30は回転方向だけで
なく支持軸方向、アクセルロータ30の半径方向等に力
を受け、位置がずれることがある。
【0033】本実施例では、アクセルロータ30の凹部
に挿入した板ばね51にセンサロータ44の突部46が
付勢力により挟持されている。アクセル操作によりアク
セルロータ30の位置がセンサロータ44に対し回転方
向以外にずれてもセンサロータ44にその位置ずれが伝
わらないので、高精度にアクセル開度を検出できる。さ
らに、センサロータ44は板ばね50によりアクセルロ
ータ30に向け支持軸25方向に付勢されているので、
アクセルロータ30が支持軸方向に変位しても、摺動抵
抗よりも板ばね50の付勢力を大きくすることにより、
センサロータ44が支持軸方向にずれることを防止す
る。さらに、板ばね50の付勢力によりセンサロータ4
4のテーパ面45が支持軸25のテーパ面25aに押し
つけられているので、支持軸25と直交する方向にセン
サロータ44がずれることを防止する。
【0034】(第2実施例)本発明の第2実施例による
アクセル装置を図6および図7に示す。第2実施例で
は、アクセルロータ71に2個の凹部72、74を形成
し、アクセル開度センサ80のセンサロータ81に2個
の突部82、83を形成している。これ以外の構成は第
1実施例と実質的に同一である。
【0035】板ばね73は凹部72に嵌合しており、回
転方向に向かい合う方向に突部82を挟持している。し
たがって、センサロータ81に対し、アクセルロータ7
1は回転方向のずれを禁止されている。突部82と板ば
ね73との間には図示しない支持軸25方向に間隙が形
成され、板ばね73の突部82側開口はアクセルロータ
71の半径方向に延びている。したがって、センサロー
タ81に対し、アクセルロータ71は支持軸25方向お
よびアクセルロータ71の半径方向へ板ばね73と摺動
しながらずれることができる。
【0036】突部83は凹部74に相対回動可能に緩く
嵌合している。図7に示すように、突部82が板ばね7
3から回転方向に向かい合う方向に付勢力を受けている
状態で、凹部74のアクセル閉側端面75と突部83と
の間の回転角度をθ1、アクセル回動角度範囲をθ2、
凹部74のアクセル開側端面76と突部83との間の回
転角度をθ3とすると、θ1>θ2、θ2>θ3であ
る。突部83とアクセル開側端面76との間には僅かな
隙間が開いているだけであり、θ3は小さい。
【0037】例えばアクセルペダルを踏み込みアクセル
ロータ71が全開位置に達しているときに突部82が破
損しても、アクセルペダルを全閉位置まで戻せば、θ3
が小さいので、突部83がアクセル開側端面76に係止
された状態でセンサロータ81は全閉位置近傍まで戻
る。
【0038】次に、全閉位置からアクセルペダルを踏み
込んでも、θ1>θ2であるからアクセル閉側端面75
は突部83と接触しない。したがって、突部82が破損
しても、一旦アクセルペダルが全閉位置まで戻れば、図
8に示すように、アクセルロータ71の角度に関わらず
アクセル開度センサ80の出力は全閉位置近傍を示すこ
とになる。これにより、センサロータ81が全開位置で
停止することを防止できる。
【0039】(第3実施例)本発明の第3実施例による
アクセル装置を図9および図10に示す。θ1とθ2の
大小関係が第2実施例と異なっている以外の第3実施例
の構成は、実質的に第2実施例と同一である。図10に
示すように、突部102が凹部92に嵌合している板ば
ね93から回転方向に向かい合う方向に付勢力を受けて
いる状態で、凹部94のアクセル閉側端面95と突部1
03との間の回転角度をθ1、アクセル回動角度範囲を
θ2、凹部94のアクセル開側端面96と突部103と
の間の回転角度をθ3とすると、θ1<θ2、θ2>θ
3である。突部103とアクセル開側端面96との間に
は僅かな隙間が開いているだけであり、θ3は小さい。
【0040】例えばアクセルペダルを踏み込みアクセル
ロータが全開位置に達しているときに突部102が破損
しても、アクセルペダルを全閉位置まで戻せば、θ3が
小さいので、突部103がアクセル開側端面96に係止
された状態でセンサロータ101は全閉位置近傍まで戻
る。
【0041】次に、全閉位置からアクセルペダルを踏み
込みアクセルロータ91がθ1まで回転する間、突部1
03はアクセル閉側端面95と接触しないので、図11
に示すようにアクセル開度センサ100の出力は全閉位
置近傍のままである。アクセルロータ91がθ1まで回
転すると、アクセル閉側端面95が突部103と当接す
る。さらにアクセルペダルを全開位置まで踏み込むとセ
ンサロータ101はアクセルロータ91とともに(θ2
−θ1)回転する。アクセルペダルを全開位置からθ1
まで戻す間、突部103はアクセル開側端面96と接触
しないので、センサロータ101の角度は変わらず、ア
クセル開度センサ100が検出するアクセル開度は一定
である。アクセルペダルをθ1からさらに閉側に戻す
と、突部103はアクセル開側端面96に係止され全閉
位置近傍まで戻る。
【0042】したがって、全閉位置から全開位置までア
クセルペダルを操作する間、アクセル開度センサ100
は全閉位置近傍から全閉位置近傍と全開位置との間を示
す検出信号を出力する。したがって、突部102が破損
しても、センサロータ101が全開位置に停止すること
を防止し、車両を退避走行できる。
【0043】第2実施例および第3実施例では、アクセ
ルロータ側に凹部を形成し、センサロータ側に突部を形
成した。これに対し、センサロータ側に凹部を形成し、
アクセルロータ側に突部を形成してもよい。この場合、
板ばねを挿入していない凹部のアクセル開側端面と突部
との間の回転角度をθ1、アクセルロータの回動角度範
囲をθ2、板ばねを挿入していない凹部のアクセル閉側
端面と突部との間の回転角度をθ3とする。また、突部
を2個形成したが、3個以上形成してもよい。さらにま
た、1個の板ばねが複数の突部を挟持してもよい。
【0044】(第4実施例)本発明の第4実施例を図1
2に示す。第1実施例と実質的に同一構成部分に同一符
号を付す。支持軸120の外周側に筒状部材として円筒
状のカラー125が取り付けられている。カラー125
は、ナット26の締め付け力により軸受板22とワッシ
ャプレート28との間に挟持され、支持軸120に対し
回動不能である。アクセルロータ130はカラー125
に回動可能に取付けられている。
【0045】カラー125の支持軸120方向端部に円
錐状凸面126が形成されている。また、カラー125
に取り付けられているアクセルロータ130の支持軸1
20方向端部に円錐状凸面126とほぼ等しいテーパ角
度を有する円錐状凹面131が形成されている。レバー
ロータ27のはす歯27aとアクセルロータ130のは
す歯130aとはレバーロータ27とアクセルロータ1
30とが互いに離れる方向に力を受けるように噛み合っ
ている。はす歯27aとはす歯130aとは軸心付勢手
段を構成している。はす歯27aとはす歯130aとの
噛み合いにより、アクセルロータ130が回動すると円
錐状凹面131は円錐状凸面126に押し付けられ、円
錐面同士が摺動する。すると、アクセルロータ130に
求心力が働き、アクセルロータ130の軸心ずれを防止
する。アクセルロータ130の軸心がずれないので、セ
ンサロータ44の軸心もずれない。したがって、アクセ
ル開度を高精度に検出できる。
【0046】(第5実施例)本発明の第5実施例を図1
3に示す。第4実施例と実質的に同一構成部分に同一符
号を付す。アクセルロータ140はカラー125に回動
可能に取り付けられており、円錐状凸面126とほぼ等
しいテーパ各を有する円錐状凹面141を支持軸120
方向端部に形成している。軸心付勢手段としてのスプリ
ング145は円錐状凸面126に円錐状凹面141が当
接する方向にアクセルロータ140を付勢している。ア
クセルロータ140に求心力が働き、アクセルロータ1
40の軸心ずれを防止するので、センサロータ44の軸
心もずれない。したがって、アクセル開度を高精度に検
出できる。
【0047】第4実施例および第5実施例では、突部4
6が凹部33に嵌合することによりアクセルロータとセ
ンサロータ44とがともに回動する構成にしている。こ
れに対し、アクセルロータとセンサロータとを溶着、接
着または一体成形し、アクセルロータとセンサロータと
がともに回動する構成にしてもよい。また、カラー12
5に円錐状凸面126、アクセルロータに円錐状凹面を
形成したが、カラーに円錐状凹面、アクセルロータに円
錐状凸面を形成してもよい。円錐状凸面に代え、角錐状
凸面と円錐状凹面とを当接させてもよい。
【0048】以上説明した本発明の実施の形態を示す上
記複数の実施例では、アクセルロータとセンサロータと
を同じ支持軸に回動可能に取り付けている。したがっ
て、アクセル装置を小型化できる。さらに、アクセルロ
ータとセンサロータとが異なる回転軸を有する構成に比
べ回転軸の位置合わせをする必要がなく、部品点数が減
少するので、組付けが容易になる。さらに、アクセルロ
ータの変化率とアクセルロータの回動に伴うセンサロー
タの変化率が一致するので、高精度にアクセル開度を検
出できる。
【0049】また、支持軸が回転せず、アクセルロータ
とセンサロータとが嵌合することにより、アクセル操作
量がセンサロータに伝達される。さらに、アクセルロー
タはセンサロータに対し支持軸方向およびアクセルロー
タの半径方向にずれることができるので、アクセル操作
に伴いアクセルロータが回転方向以外にずれても、アク
セルロータのずれがセンサロータに伝達しない。したが
って、特に本実施例のようにセンサロータに取り付けた
コンタクト部が基板に塗布した抵抗体と摺動するセンサ
では、コンタクト部と基板との摺動圧およびコンタクト
部の位置ずれを防止し、高精度にアクセル開度を検出で
きる。
【0050】また、アクセルロータに形成した凹部に板
ばねを挿入する代わりに、アクセルロータに形成した凹
部とセンサロータに形成した突部との間で回転方向に形
成される間隙を極力小さくして凹部に対し突部を回動不
能にし、アクセルロータからセンサロータにアクセル操
作量を伝達してもよい。
【0051】第1実施例、第4実施例および第5実施例
ではアクセルロータに凹部を形成し、この凹部に嵌合す
る板ばねから回転方向に付勢力を受ける突部をセンサロ
ータに形成したが、アクセルロータに突部を形成し、セ
ンサロータに凹部を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるアクセル装置を示す
断面図である。
【図2】第1実施例のアクセル装置を示す平面図であ
る。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】図2のIV方向矢視図である。
【図5】図2のV方向矢視図である。
【図6】図5と同じ方向からみた本発明の第2実施例の
アクセル装置を示す矢視図である。
【図7】図6のVII −VII 線断面図である。
【図8】第2実施例のアクセルロータ角度とセンサ出力
との関係を示す特性図である。
【図9】図6と同じ方向からみた本発明の第3実施例の
アクセル装置を示す矢視図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】第3実施例のアクセルロータ角度とセンサ出
力との関係を示す特性図である。
【図12】本発明の第4実施例によるアクセル装置を示
す断面図である。
【図13】本発明の第5実施例によるアクセル装置を示
す断面図である。
【符号の説明】
10 アクセル装置 11 ペダルアーム(アクセル部材) 12 アクセルペダル(アクセル部材) 20 支持部材 27 レバーロータ 27a はす歯(軸心付勢手段) 30 アクセルロータ 33 凹部 40、80、100 アクセル開度センサ 44 センサロータ 46 突部 50 板ばね(センサ付勢手段) 51 板ばね 60 レバー 64 スプリング(アクセル付勢手段) 120 支持軸 125 カラー(筒状部材) 126 円錐状凸面 130 アクセルロータ 130a はす歯(軸心付勢手段) 131 円錐状凹面 145 スプリング(軸心付勢手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 克巳 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 牧野 匡宏 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3D037 EA00 EB02 EB04 EB05 EB25 3G065 DA15 GA46 JA09 KA16 KA24

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転者が操作するアクセル部材と、 支持部材と、 前記支持部材に回動不能に固定されている一つの支持軸
    と、 前記支持軸に回動可能に取り付けられており、前記アク
    セル部材と結合し前記アクセル部材の操作量に応じて回
    動するアクセルロータと、 前記支持軸に回動可能に取り付けられているセンサロー
    タを有し、前記センサロータは前記アクセルロータと嵌
    合して前記アクセルロータとともに回動し、前記センサ
    ロータの回転角度位置によりアクセル開度を検出するア
    クセル開度センサと、 前記アクセル部材の操作方向と反対側に前記アクセル部
    材を付勢するアクセル付勢手段と、 を備えることを特徴とするアクセル装置。
  2. 【請求項2】 前記アクセルロータは、前記センサロー
    タに対し回転方向のずれを禁止し、前記支持軸方向およ
    び前記アクセルロータの半径方向で前記センサロータと
    摺動するように前記センサロータと嵌合していることを
    特徴とする請求項1記載のアクセル装置。
  3. 【請求項3】 前記アクセルロータまたは前記センサロ
    ータの一方に凹部を設け他方に突部を設け、前記凹部に
    挿入した板ばねから回転方向に付勢力を受けて前記突部
    が前記凹部に嵌合していることを特徴とする請求項2記
    載のアクセル装置。
  4. 【請求項4】 前記アクセルロータまたは前記センサロ
    ータの一方に1個以上の凹部を設け他方に前記凹部に嵌
    合している複数の突部を設け、前記突部の少なくとも1
    個は前記凹部の少なくとも1個に挿入した板ばねから回
    転方向に付勢力を受けて前記凹部に嵌合していることを
    特徴とする請求項3記載のアクセル装置。
  5. 【請求項5】 前記突部は前記センサロータに設けら
    れ、前記凹部は前記アクセルロータに設けられ、前記突
    部の少なくとも1個が前記凹部に挿入した板ばねから回
    転方向に付勢力を受けているか、あるいは前記凹部に回
    動不能に嵌合している状態で、前記板ばねを挿入してい
    ない凹部、あるいは前記突部と回転方向に間隙を形成し
    ている凹部のアクセル閉側端面と前記突部との間の回転
    角度をθ1、前記アクセルロータの回動角度範囲をθ
    2、前記板ばねを挿入していない凹部のアクセル開側端
    面と前記突部との間の回転角度をθ3とすると、θ1>
    θ2かつθ2>θ3であることを特徴とする請求項2〜
    4記載のアクセル装置。
  6. 【請求項6】 前記突部は前記センサロータに設けら
    れ、前記凹部は前記アクセルロータに設けられ、前記突
    部の少なくとも1個が前記凹部に挿入した板ばねから回
    転方向に付勢力を受けているか、あるいは前記凹部に回
    動不能に嵌合している状態で、前記板ばねを挿入してい
    ない凹部、あるいは前記突部と回転方向に間隙を形成し
    ている凹部のアクセル閉側端面と前記突部との間の回転
    角度をθ1、前記アクセルロータの回動角度範囲をθ
    2、前記板ばねを挿入していない凹部のアクセル開側端
    面と前記突部との間の回転角度をθ3とすると、θ1<
    θ2かつθ2>θ3であることを特徴とする請求項2〜
    4記載のアクセル装置。
  7. 【請求項7】 前記突部は前記アクセルロータに設けら
    れ、前記凹部は前記センサロータに設けられ、前記突部
    の少なくとも1個が前記凹部に挿入した板ばねから回転
    方向に付勢力を受けているか、あるいは前記凹部に回動
    不能に嵌合している状態で、前記板ばねを挿入していな
    い凹部、あるいは前記突部と回転方向に間隙を形成して
    いる凹部のアクセル開側端面と前記突部との間の回転角
    度をθ1、前記アクセルロータの回動角度範囲をθ2、
    前記板ばねを挿入していない凹部のアクセル閉側端面と
    前記突部との間の回転角度をθ3とすると、とすると、
    θ1>θ2かつθ2>θ3であることを特徴とする請求
    項2〜4記載のアクセル装置。
  8. 【請求項8】 前記突部は前記アクセルロータに設けら
    れ、前記凹部は前記センサロータに設けられ、前記突部
    の少なくとも1個が前記凹部に挿入した板ばねから回転
    方向に付勢力を受けているか、あるいは前記凹部に回動
    不能に嵌合している状態で、前記板ばねを挿入していな
    い凹部、あるいは前記突部と回転方向に間隙を形成して
    いる凹部のアクセル開側端面と前記突部との間の回転角
    度をθ1、前記アクセルロータの回動角度範囲をθ2、
    前記板ばねを挿入していない凹部のアクセル閉側端面と
    前記突部との間の回転角度をθ3とすると、θ1<θ2
    かつθ2>θ3であることを特徴とする請求項2〜4記
    載のアクセル装置。
  9. 【請求項9】 運転者が操作するアクセル部材と、 支持部材と、 前記支持部材に回動不能に固定されている一つの支持軸
    と、 前記支持軸の外周側に取り付けられている筒状部材と、 前記筒状部材に回動可能に取り付けられており、前記ア
    クセル部材と結合し前記アクセル部材の操作量に応じて
    回動するアクセルロータと、 前記支持軸に回動可能に取り付けられているセンサロー
    タを有し、前記センサロータは前記アクセルロータとと
    もに回動し、前記センサロータの回転角度位置によりア
    クセル開度を検出するアクセル開度センサと、 前記アクセル部材の操作方向と反対側に前記アクセル部
    材を付勢するアクセル付勢手段とを備え、 前記筒状部材または前記アクセルロータの一方は円錐状
    凹面を有し、前記筒状部材または前記アクセルロータの
    他方は前記円錐状凹面とほぼ同じテーパ角で前記円錐状
    凹面と前記支持軸方向で当接している角錐状凸面または
    円錐状凸面とを有し、前記円錐状凹面と前記角錐状凸面
    または前記円錐状凸面とが前記支持軸方向で当接するよ
    うに前記アクセルロータを付勢する軸心付勢手段を備え
    ることを特徴とするアクセル装置。
  10. 【請求項10】 前記センサロータを前記支持軸の一方
    向に付勢するセンサ付勢手段を備えることを特徴とする
    請求項1から9のいずれか一項記載のアクセル装置。
  11. 【請求項11】 前記支持軸に形成したテーパ面で前記
    センサロータを係止することを特徴とする請求項10記
    載のアクセル装置。
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