JP2001232809A - カートリッジ式記録装置及びカートリッジ - Google Patents

カートリッジ式記録装置及びカートリッジ

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JP2001232809A
JP2001232809A JP2000043165A JP2000043165A JP2001232809A JP 2001232809 A JP2001232809 A JP 2001232809A JP 2000043165 A JP2000043165 A JP 2000043165A JP 2000043165 A JP2000043165 A JP 2000043165A JP 2001232809 A JP2001232809 A JP 2001232809A
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Masahiko Watanabe
昌彦 渡邊
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インク残量等をはじめとするカートリッジに
関する情報が容易に得られ、カートリッジの使用の適正
化を図ることができる。 【解決手段】 記録装置本体1に対し着脱可能なカート
リッジ3を備え、このカートリッジ3に対し、そのカー
トリッジ3に関する情報を保持する情報保持手段35を
設けると共に、前記情報保持手段35に保持させるべき
情報を発生する情報発生手段11,14を記録装置本体
1またはカートリッジ3の少なくとも一方に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクタンク等を
有するカートリッジを記録装置本体に対して着脱可能に
設けたカートリッジ式記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタなどの記録装置
には、インクの供給が容易で、取扱い易く、小型化し易
い等の理由から、インク供給方式としてカートリッジ方
式が採用されている。特に、高品位化が求められる現在
のインクジェットプリンタにあっては、記録媒体に合致
した特性を有する染料、顔料を用いたインクを異なるカ
ートリッジに収納しておき、使用する記録媒体に応じて
適宜カートリッジを交換することで、常に高品位な画像
を得ることができるようにしたものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
カートリッジ式記録装置には、インク供給源であるカー
トリッジが着脱可能であるという利点を有する反面、装
着しようとするカートリッジに関する情報を得ることが
できず、記録不良などの発生を事前に予測することがで
きないという問題があった。例えば、従来のカートリッ
ジにあっては、インクの保存特性を良好にするため、イ
ンクに外光が入射しないような構造の筐体にインクを収
納していることが多く、このような場合には内部のイン
ク残量を確認することができず、ユーザはインク不足の
発生を事前に予測しにくいという問題が生じる。このた
め、カートリッジの筐体の一部にインク残量を確認し得
るようにしたもの、あるいは一部の高級機などにはイン
ク残量検出器などを備えたものも提案されてはいるが、
前者にあっては、光の入射によるインクの劣化を解消す
ることができず、また、後者にあってはコスト高になる
という問題があると共に、インクの経時変化などによる
劣化を予測することができない。
【0004】特に、前述のように記録媒体に応じた複数
種類のカートリッジが用意されている場合、それらカー
トリッジが一様に使用されることは少なく、ごく一般的
な記録媒体用のインクに比べて稀少記録媒体用のインク
の使用量は、極めて僅かな量となる。このため、頻繁に
使用されているカートリッジについては、使用残量、及
び使用期間などにある程度の見当がつくが、稀少記録媒
体用のインクについては、その使用頻度の低さからカー
トリッジ内のインク残量を予想することは極めて困難で
あるが、使用開始日、使用回数等についてはユーザの記
憶に頼っているのが実情であり、インクの保存、管理な
どが行ないにくいものとなっている。こうした問題は、
複数色のインクを使用するカラープリンタにあっては、
高頻度に発生する重要な問題となっている。
【0005】本発明は、上記従来技術の課題に着目して
なされたもので、インク残量等をはじめとするカートリ
ッジに関する情報を容易に得ることができ、カートリッ
ジの適正な使用を可能とするインク供給装置の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のような構成を有する。すなわち、請求
項1記載の発明は、記録装置本体に対し着脱可能なカー
トリッジを備えたカートリッジ式記録装置であって、前
記カートリッジは、それに関する情報を保持する情報保
持手段を備えることを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明は、前記請求項1記載
の発明において、前記情報保持手段に保持させるべき情
報を発生する情報発生手段を記録装置本体またはカート
リッジの少なくとも一方に設けたものである。
【0008】請求項3記載の発明は、前記請求項2記載
の発明において、前記情報発生手段が、カートリッジに
関する情報を電気信号として発生させる信号発生手段に
よって構成され、情報保持手段が、前記信号発生手段か
らの発生された信号を記憶する記憶媒体によって構成さ
れるものである。
【0009】請求項4記載の発明は、前記請求項2記載
の発明において、前記情報発生手段が、カートリッジに
関する情報を出力する情報出力手段と、前記情報出力手
段から出力された情報信号を前記カートリッジ装着時に
前記情報出力手段から前記情報保持手段へと情報信号を
転送させる情報出力制御手段とを備えたものである。
【0010】請求項5記載の発明は、前記請求項3また
は4記載の発明において、前記情報保持手段をEEPR
OMとしたものである。
【0011】請求項6記載の発明は、前記請求項2ない
し5いずれか記載の発明において、前記情報発生手段
を、記録装置に接続されるホストコンピュータとしたも
のである。
【0012】請求項7記載の発明は、前記請求項1ない
し6いずれか記載の発明において、前記カートリッジ
が、記録ヘッドから吐出させるためのインクを貯留した
インクタンクを備えるものである。
【0013】請求項8記載の発明は、前記請求項1ない
し7いずれ記載の発明において、前記カートリッジが、
前記記録装置本体において主走査方向へと移動可能に設
けられたキャリパに着脱可能に設けられたものである。
【0014】請求項9記載の発明は、前記請求項3ない
し8いずれか記載の発明において、前記情報発生手段
を、カートリッジが装着された時の時間情報を出力する
時間情報発生手段としたものである。
【0015】請求項10記載の発明は、前記請求項3な
いし9いずれか記載の発明において、カートリッジが、
記録ヘッドへの通電、遮断を行なうスイッチ手段を有
し、前記保持手段は、記録ヘッドへの通電が遮断された
時点で、情報発生手段からの情報を格納するようにした
ものである。
【0016】請求項11記載の発明は、前記請求項1記
載の発明において、前記情報保持手段が、前記カートリ
ッジの外面に文字等の情報を記入するための記入部を備
えるものである。
【0017】請求項12記載の発明は、前記請求項11
記載の発明において、情報保持手段を、カートリッジの
外面に設けられた表示シートによって構成したものであ
る。請求項13記載の発明は、前記請求項12記載の発
明において、前記表示シートを、裏面が前記カートリッ
ジ外面に固着されると共に表面が情報を記録可能とする
記入面をなす記録シートと、前記記録シートの表面を剥
離可能に被覆するカバーシートとにより構成し、前記カ
バーシートを剥離させて記入面を露出させることによ
り、記入面にカートリッジに関する情報を記入し得るよ
うにしたものである。
【0018】請求項14記載の発明は、前記請求項1な
いし13いずれか記載の発明において、カートリッジ
が、記録ヘッド内のインクに熱を加えることによってイ
ンクに気泡を発生させ、その気泡の圧力によってインク
を吐出させる記録ヘッドを有するものである。
【0019】請求項15記載の発明は、前記記録装置本
体に対し着脱可能な筐体を備えたカートリッジであっ
て、前記筐体に、カートリッジに関する情報を保持する
情報保持手段を備えるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。
【0021】この実施形態における記録装置は、主走査
方向に沿って順次文字を形成する、所謂シリアルプリン
タとなっている。すなわち、ここに示す記録装置は、図
1に示すように、記録装置本体1に架設されたガイドシ
ャフト2に、カートリッジ3を着脱可能に保持するキャ
リッジ4が軸線方向(主走査方向X)に沿って往復動可
能に挿通・支持されている。また、キャリッジ4には、
無端のタイミングベルト5が固着されており、このタイ
ミングベルト5をモータ6によって移動させることによ
り、タイミングベルト5と共にキャリッジ4及びカート
リッジ3がガイドシャフト2に沿って主走査方向Xへと
移動するようになっている。
【0022】この移動に同期して前記キャリッジ4に装
着されたカートリッジ3には記録データに従って記録駆
動パルスが供給され、この記録駆動パルスによってイン
クの吐出が行われ、不図示のプラテンに送給されている
記録媒体Pに対し1ライン分の記録が実行される。1ラ
イン分の記録が実行されると、周知の用紙送給モータ)
によって用紙供給ローラ(いずれも図示せず)が駆動さ
れ、用紙Pを主走査方向(X方向)と直交する副走査方
向(Y方向)へと移動させ、次の記録動作に備える。
【0023】なお、図中、7は前記主走査方向Xに沿っ
て配設されたスケール8に対する投受光器を備え、キャ
リッジ4の移動に伴ってパルス信号を出力する光センサ
であり、この光センサ7からのパルス信号をカウントす
ることにより、キャリッジ4の位置が検出される。以上
の動作を繰り返すことにより、1枚の用紙に1頁分の記
録データが記録される。
【0024】また、図2はこの実施形態における制御系
回路の構成を示すブロック図である。
【0025】図において、10は主制御装置であり、こ
の主制御装置10は、種々の演算、制御、及び判別など
を行なうCPU11、制御プログラムを格納してなるR
OM12、所定のデータなどを一時的に格納するRAM
13、計時動作を行う時間情報発生手段としてのタイマ
14、及び入出力装置(I/O)15等を備える。そし
て、前記CPU11の入力側には、電源スイッチやモー
ド設定スイッチなどをはじめとする種々のスイッチを有
する入力操作部16及び種々のセンサ部17等に加え、
ホストコンピュータなどがI/O15を介して接続され
ている。また、前記センサ部17としては、例えば、キ
ャリッジ4にカートリッジ3が装着された時点で所定の
出力信号を送出するカートリッジ装着センサ18や前記
光センサ7等がある。
【0026】また、前記CPU11の出力側には、カー
トリッジ3に設けられる後述のヒータブロック32、前
記CRモータ21、及びLFモータ22などに加え、プ
リンタ記録装置本体1の外面に設けられた液晶表示器及
びLED表示器などを備える表示部23がI/O15を
介して接続されている。
【0027】なお、前記主制御装置10とヒータブロッ
ク32との接続は、図3に示すように、データ線L1と
タイミング線L2とによって接続されている。このう
ち、データ線L1は、記録装置本体1から前記カートリ
ッジ3へと記録すべきデータを転送するための伝送線で
あり、タイミング線L2は前記カートリッジ3へ転送さ
れたデータを記録媒体に吐出させるタイミングを指示す
る伝送線である。
【0028】図4は前記カートリッジ3の内部構造を示
す説明図である。
【0029】ここに示すカートリッジ3は、図1に示す
筐体31内にインクの吐出動作を行うヒータブロック3
2と、このヒータブロック32に供給するインクを貯留
したインクタンク33とを備え、いずれも筐体31に一
体的に固定されている。このカートリッジ3としては、
使用する用紙の種類に応じて複数種のカートリッジ3が
設けられている。すなわち、各カートリッジ3のインク
タンク33には、適用する用紙Pの種類に応じた異なる
種類のインクがそれぞれ貯留されている。
【0030】また、前記ヒータブロック32は、前記記
録装置本体1からの信号を解読し、前記インクタンク3
3から送給されるインクを吐出させるものとなってお
り、次のように構成される。
【0031】図4において、34は前記インクタンクか
ら供給されるインクを吐出させる周知の記録ヘッド(図
示せず)に設けられたインク加熱用のヒータである。ま
た、35は前記カートリッジ3に関する固有の情報など
を記憶する情報保持手段としてのメモリである。この実
施形態においては、前記メモリ35はEEPROM(記
録媒体)によって構成されており、ここにはカートリッ
ジ3が未使用状態にある時、すなわち、キャリッジ4へ
の装着前の状態において、そのカートリッジ3が未使用
状態にあることを表す初期データが記憶されている。
【0032】37は前記プリンタ本体からカートリッジ
へと転送される記録データ及び制御信号を処理し、最適
なインク吐出動作を実現するためのロジック部である。
38は記録ヘッドとメモリ部35に対し前記データ線L
1を選択的に接続させるスイッチ部(スイッチ手段)で
あり、そのスイッチ部38の切り換えは、前記ロジック
部37からの切り換え信号によって行なわれるようにな
っており、前記スイッチ部と、ロジック部37とにより
制御手段が構成されている。なお、図中、Iはインクを
示している。
【0033】以上の構成に基づき、次に本発明の記録装
置の作用を説明する。
【0034】入力操作部16により電源を投入すると、
CPU11は、まずセンサ部17におけるカートリッジ
検出センサ18からの出力信号に基づき、カートリッジ
3がキャリッジ4に装着されているか否かを判断し、カ
ートリッジ3が装着されていると判断された場合には、
所定の初期動作を行なうと共に、カートリッジ3のメモ
リ35に記録されている所定の格納情報の読み出しを行
なう。
【0035】この読み出し動作において、CPU11は
通常の記録動作では使用していないコードの組み合わせ
からなる制御信号及びアクセス信号を生成し、この信号
をCPU11と共に転送手段を構成するI/O15から
データ線L1及びタイミング線L2を介してカートリッ
ジ3へと送出する。これにより、制御信号を受けたロジ
ック部37が前記スイッチ部10を制御し、メモリ35
とデータ線L1との接続を行ない、その結果、ヒータ3
4とデータ線L1との接続は遮断される。また、CPU
11からデータ線L1を介して転送されてきたアクセス
信号に基づき、前記メモリ8からは前述の格納情報が読
み出され、その格納情報は、スイッチ部38及びデータ
線L1によって転送され、I/O15を介してCPU1
1へと入力される。
【0036】いま、キャリッジ4に装着されたカートリ
ッジ3が、未使用のものであったとすると、メモリ35
には、カートリッジ3が未使用である旨の初期データが
格納されているため、この初期データが前記データ線L
1を介してCPU11へと読み出される。
【0037】そして、初期データを受けた場合、CPU
11は、タイマ14の計時動作に基づく現在の時刻、す
なわち、カートリッジ3が装着された年月日を表すデー
タ(以下、使用開始日付データと称す)を出力する。こ
の使用開始日付データは、前記データ線3及びスイッチ
部38を介してメモリ35に伝送され、所定の記録領域
に格納される。
【0038】また、キャリッジに装着されたカートリッ
ジが、未使用のものでなかった場合、メモリ8からは前
述の未使用を表す初期データは読み出されず、前述の使
用開始データがメモリ35から読み出され、これがCP
U11に転送される。その結果、CPU11は現在の年
月日を表すデータ、すなわち、再度キャリッジ4にカー
トリッジ3が装着された最新の年月日を表すデータ(以
下、使用再開日付データと称す)を前記転送手段を介し
てメモリ35に格納する。この使用再開日付データは、
前記メモリ35の記憶領域のうち、前記使用開始日付デ
ータとは異なるアドレスの領域に格納されため、使用開
始日付データはメモリ35に維持される。また、使用再
開日付データは、それ以前に格納されていた使用再開日
付データ上に書き込まれる。このため、使用再開日付を
行なうと、メモリ35にはその都度、常に最新の再使用
データが格納され、更新される。
【0039】このように、この実施形態においては、C
PU11とタイマ14とにより信号発生手段が構成さ
れ、この信号発生手段と前記転送手段(CPU11、I
/O15、データ線L1及びタイミング線L2)とによ
り情報発生手段が構成されている。
【0040】そして、メモリ35に対するデータの格納
動作が完了し、記録動作開始指令がホストコンピュータ
から入力されると、CPU11はタイミング線L2を介
してロジック部37へと所定の制御信号を送り、カート
リッジ3のヒータ34とデータ線L1とが接続されるよ
うスイッチ部38を切り換え、タイミング線L2及びデ
ータ線L1を介して記録データをヒータブロック32へ
と送り、ヒータ34を駆動しインクを吐出させて記録を
行なう。
【0041】また、カートリッジ3に設けられたメモリ
35に格納されているデータ、すなわち、使用開始日付
データ及び使用再開日付データは、ホストコンピュータ
あるいは記録装置本体1の入力操作部16からの指令に
よって適宜メモリ35から読み出すことができ、そのデ
ータに従ってカートリッジ3の使用開始の日付(年月も
含む)及び最後の使用日(年月を含む)を用紙へと出力
したり、あるいはまた表示器23にて出力することがで
きる。
【0042】従って、前記ユーザは、出力された使用開
始の日付及び使用再開の日付に基づき、カートリッジ3
の使用状態、例えばインク不足や記録ヘッドの使用可能
期間等を予想することができるため、事前に新たなカー
トリッジを用意するなどの対策を採ることが可能とな
り、作業の円滑性、継続性を維持することができる。
【0043】なお、上記実施形態においては、メモリ3
5に対し使用開始日付データと、使用再開日付データと
を出力するようにしたが、製造時、使用開始時及び使用
再開時において、その他のデータを格納することも可能
である。例えば、製造時において満量状態におけるイン
ク貯留量を表すデータを格納し、その後記録量などから
算出したインク残量を表すデータヲ 記録動作停止毎に、
あるいは所定の記録量毎に格納したりすることも可能で
ある。さらに、使用場所を表すデータを格納するように
することも可能であり、メモリにはカートリッジ3に関
するデータだけでなく種々のデータを格納することがで
きる。
【0044】また、上記第1の実施形態では、メモリと
してEEPROMなどのように、電気的信号を読み出す
ものを例に採り説明したが、電気的信号のみならず磁気
的あるいは光学的センサによって情報を読み出すように
することも可能である。
【0045】次に、本発明の第2の実施形態を図5及び
図6に基づき説明する。
【0046】この第2の実施形態は、キャリッジ3の外
面に、そのキャリッジ3に関する情報などを記録する記
録部として、キャリッジの外殻をなす筐体の上面部に、
表示シートSを固着したものとなっている。この表示シ
ートSは、カートリッジ3の上面部に裏面が固着される
記録シートS1と、前記記録シートS1の表面に剥離可
能に貼着されたカバーシートS2とからなる。前記記録
シートS1の上面は、所定の筆記具などによって書き込
み可能な記入面をなしている。
【0047】このカートリッジでは、図6に示すよう
に、カバーシートS2を記録シートS2から剥し、記録
シートS2の記入面S1aに所望の情報、例えば、使用
開始の年月日、再使用の年月日あるいは使用状況などを
適宜記入することができる。このため、使用に際して、
そのカートリッジ3が、未使用であるか否かの確認、及
び再使用の日付などを、カートリッジ3を一見するだけ
で確認することができ、極めて取扱い易いものとなる。
【0048】なお、この第2の実施形態においては、記
入部として表示シートSを固着したものとなっている
が、カートリッジの外面に、文字等を直接記入し得るよ
うにした面を形成し、それを記入部としても良い。
【0049】また、メモリに格納すべき情報を、ホスト
コンピュータにて生成し、その情報をプリンタ及び前記
転送手段を介してメモリへと転送することも可能であ
る。すなわち、ホストコンピュータを情報発生手段とす
ることも可能である。
【0050】さらに、上記各実施の形態においては、情
報保持手段をカートリッジに設けた場合を例にとり説明
したが、情報保持手段としては、カートリッジに限らず
その他のもの、例えば記録装置内に構成することも可能
である。
【0051】(その他)また、本発明は、インクジェッ
ト方式の記録装置だけでなく、熱転写方式やその他の記
録方式を採る記録装置にも適用可能であり、また、イン
クジェット方式の中でも、上記実施形態に示したような
熱エネルギーによってインクに気泡を発生させ、その気
泡の圧力によってインクを吐出させるようないわゆるバ
ブルジェット方式だけでなく、インクヘッドのインク流
路内に圧電素子を用い、その圧電素子の駆動によってイ
ンクを吐出させるものにも本発明は適用可能である。
【0052】但し、上記のようなバブルジェット方式で
は、電気熱変換体やレーザ光などの熱エネルギによりイ
ンクの状態変化を生起させるため、記録装置において優
れた効果をもたらすことができる。すなわち、かかる方
式によれば記録の高密度化,高精細化が達成できる。
【0053】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。
【0054】この気泡の成長,収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に
優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書,同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。なお、上記熱
作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第4313
124号明細書に記載されている条件を採用すると、さ
らに優れた記録を行うことができる。
【0055】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0056】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0057】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、記録装置本体に固定された記録ヘッド、あるい
は記録装置本体に装着されることで記録装置本体との電
気的な接続や記録装置本体からのインクの供給が可能に
なる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記
録ヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカー
トリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は
有効である。
【0058】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0059】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0060】さらに加えて、以上説明した本発明実施形
態においては、インクを液体として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
記録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0061】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明は、カートリ
ッジに対しこれに関する情報を保持する情報保持手段を
設け、これによって適用しようとするカートリッジの種
類、状態などを容易に確認することができるようにな
り、記録装置に対し常に適正なカートリッジを装着する
ことができる。
【0063】特に前記情報保持手段に、カートリッジの
使用開始の年月日を保持させるようにすれば、その使用
開始の年月日を確認することで、カートリッジ内のイン
クの状態、例えばインク残量や保存状態などを予測する
ことができ、事前に所定の対策を施すことができる。こ
のため、従来のようにインクタンク等に収納したインク
を確認するための投光部を形成する必要もなく、インク
タンク内への光の侵入を完全に遮断することができると
共に、インクタンクを安価に構成することができる。
【0064】また、情報保持手段に保持させる情報を発
生する情報発生手段を記録装置本体か、カートリッジの
少なくとも一方に設けるようにすれば、情報保持手段へ
の情報の格納が容易になる。
【0065】さらに、情報保持手段を電気的信号を格納
する手段とした場合には、記録装置あるいはそれ以外の
情報入力装置などを情報発生手段として容易に情報を保
持させることができ、しかも情報発生手段をEEPRO
Mなどによって構成すれば、比較的多くの情報を小さな
実装面積内に保持させることが可能となる。
【0066】さらに、前記情報保持手段をカートリッジ
の外面に設けた記入部により構成した場合には、前記記
入部に所定の情報を記入することによって、カートリッ
ジに関する情報を一見して確認することができる。この
ため、複数種のカートリッジを取り扱う場合にも、カー
トリッジの識別などを容易に行なうことができる。殊
に、カートリッジの外面に表示シートを設けるようにす
れば、カートリッジがいかなる素材によって形成されて
いようとも表示シートに対して容易に情報を記入するこ
とができるようになり、カートリッジを安価かつ容易に
構成することができ、さらに、前記表示シートを、記録
シートとその記入面を剥離可能に覆うカバーシートとに
より構成するようにすれば、記入面が使用前に汚損する
こともなく、商品価値の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における記録装置の要部を示
す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における制御系回路の
構成を示すブロック図である。
【図3】図3に示した記録装置とヒータブロックとの接
続状態を示す説明図である。
【図4】図3に示したカートリッジの内部構成を示すブ
ロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態におけるカートリッジ
の形状を示す平面図であり、(a)はカバーシートが貼
着されている状態を、(b)はカバーシートを剥離し記
録シートの記入面を露出させた状態をそれぞれ示してい
る。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す側面図であり、
(a)はカバーシートを剥離する前及び剥離させつつあ
る状態を示す側面図、(b)はカバーシートを剥離させ
た状態を示す図である。
【符号の説明】
1 記録装置本体 3 カートリッジ 4 キャリッジ 10 主制御装置 11 CPU 14 タイマ(時間情報発生手段) 16 入力操作部 17 センサ部 18 カートリッジ装着検出センサ 31 筐体 32 ヒータブロック 33 インクタンク 34 ヒータ 35 メモリ(記憶媒体) 37 ロジック部 38 スイッチ部(スイッチ手段)

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録装置本体に対し着脱可能なカートリ
    ッジを備えたカートリッジ式記録装置であって、 前記カートリッジは、それに関する情報を保持する情報
    保持手段を備えることを特徴とするカートリッジ式記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記情報保持手段に保持させるべき情報
    を発生する情報発生手段を記録装置本体またはカートリ
    ッジの少なくとも一方に設けたことを特徴とする請求項
    1記載のカートリッジ式記録装置。
  3. 【請求項3】 前記情報発生手段は、カートリッジに関
    する情報を電気信号として発生させる信号発生手段によ
    って構成され、前記情報保持手段は、前記信号発生手段
    から発生された信号を記憶する記憶媒体によって構成さ
    れることを特徴とする請求項2記載のカートリッジ式記
    録装置。
  4. 【請求項4】 前記情報発生手段は、カートリッジに関
    する情報を出力する情報出力手段と、前記情報出力手段
    から出力された情報信号をカートリッジ装着時に前記情
    報出力手段から情報保持手段へと情報信号を転送させる
    情報出力制御手段とを備えたことを特徴とする請求項2
    記載のカートリッジ式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記情報保持手段は、EEPROMであ
    ることを特徴とする請求項3または4記載のカートリッ
    ジ式記録装置。
  6. 【請求項6】 前記情報発生手段は、記録装置に接続さ
    れるホストコンピュータであることを特徴とする請求項
    2ないし5いずれか記載のカートリッジ式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジは、記録ヘッドから吐
    出させるためのインクを貯留したインクタンクを備える
    ことを特徴とする請求項1ないし6いずれか記載のカー
    トリッジ式記録装置。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジは、前記記録装置本体
    において主走査方向へと移動可能に設けられたキャリパ
    に着脱可能に設けられることを特徴とする請求項1ない
    し7いずれか記載のカートリッジ式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記情報発生手段は、カートリッジが装
    着された時の時間情報を出力する時間情報発生手段であ
    ることを特徴とする請求項3ないし8いずれか記載のカ
    ートリッジ式記録装置。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジは、記録ヘッドへの
    通電、遮断を行なうスイッチ手段を有し、情報保持手段
    は、記録ヘッドへの通電が遮断された時点で、情報発生
    手段からの情報を格納することを特徴とする請求項3な
    いし9いずれか記載のカートリッジ式記録装置。
  11. 【請求項11】 前記情報保持手段は、前記カートリッ
    ジの外面に文字等の情報を記入するための記入部を備え
    ることを特徴とする請求項1記載のカートリッジ式記録
    装置。
  12. 【請求項12】 前記記入部は、カートリッジの外面に
    設けられた表示シートによって構成されることを特徴と
    する請求項11記載のカートリッジ式記録装置。
  13. 【請求項13】 前記表示シートは、裏面が前記カート
    リッジ外面に固着され、表面が情報を記録可能とする記
    入面をなす記録シートと、前記記録シートの表面を剥離
    可能に被覆するカバーシートとにより構成し、前記カバ
    ーシートを剥離させて記入面を露出させることにより、
    記入面にカートリッジに関する情報を記入し得るように
    したことを特徴とする請求項12記載のカートリッジ式
    記録装置。
  14. 【請求項14】 カートリッジは、記録ヘッド内のイン
    クに熱を加えることによってインクに気泡を発生させ、
    その気泡の圧力によって記録ヘッドよりインクを吐出さ
    せることを特徴とする請求項1ないし13いずれか記載
    のカートリッジ式記録装置。
  15. 【請求項15】 記録装置本体に対し着脱可能な筐体を
    備えたカートリッジであって、 前記筐体に、カートリッジに関する情報を保持する情報
    保持手段を備えることを特徴とするカートリッジ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7204651B2 (en) 2003-10-14 2007-04-17 Seiko Epson Corporation Printer
JP2009190408A (ja) * 2009-04-13 2009-08-27 Seiko Epson Corp カートリッジ

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