JP2001232721A - 積層木材物品及びホットメルト接着剤組成物 - Google Patents

積層木材物品及びホットメルト接着剤組成物

Info

Publication number
JP2001232721A
JP2001232721A JP2000286399A JP2000286399A JP2001232721A JP 2001232721 A JP2001232721 A JP 2001232721A JP 2000286399 A JP2000286399 A JP 2000286399A JP 2000286399 A JP2000286399 A JP 2000286399A JP 2001232721 A JP2001232721 A JP 2001232721A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
wood
adhesive
shore
hardness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000286399A
Other languages
English (en)
Inventor
J Wasserman Charles
チャールズ・ジェイ・ワッサーマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bostik Inc
Original Assignee
Ato Findley Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ato Findley Inc filed Critical Ato Findley Inc
Publication of JP2001232721A publication Critical patent/JP2001232721A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B21/00Layered products comprising a layer of wood, e.g. wood board, veneer, wood particle board
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27NMANUFACTURE BY DRY PROCESSES OF ARTICLES, WITH OR WITHOUT ORGANIC BINDING AGENTS, MADE FROM PARTICLES OR FIBRES CONSISTING OF WOOD OR OTHER LIGNOCELLULOSIC OR LIKE ORGANIC MATERIAL
    • B27N7/00After-treatment, e.g. reducing swelling or shrinkage, surfacing; Protecting the edges of boards against access of humidity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B32LAYERED PRODUCTS
    • B32BLAYERED PRODUCTS, i.e. PRODUCTS BUILT-UP OF STRATA OF FLAT OR NON-FLAT, e.g. CELLULAR OR HONEYCOMB, FORM
    • B32B7/00Layered products characterised by the relation between layers; Layered products characterised by the relative orientation of features between layers, or by the relative values of a measurable parameter between layers, i.e. products comprising layers having different physical, chemical or physicochemical properties; Layered products characterised by the interconnection of layers
    • B32B7/04Interconnection of layers
    • B32B7/12Interconnection of layers using interposed adhesives or interposed materials with bonding properties

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は積層集成木材物品を提供する。 【解決手段】 化粧上層(例えば、ビニル、紙、または
ベニヤ)を木材もしくは農業用物品(例えば、パーティク
ルボード、ファイバーボード、合板、および黄板紙な
ど)で形成される支持体に積層するためのホットメルト
接着剤。本発明のホットメルト接着剤は、重合または共
重合させると木材支持体のショアーD硬度より高いシュ
アーD硬度を生成する1種以上のモノマーを含有するポ
リマーを主成分として含む。このタイプのモノマーとし
ては、スチレン、メタクリル酸メチル、酢酸ビニル、塩
化ビニル、およびジフェニルメタンジイソシアネートな
どがある。本発明のホットメルト接着剤はさらに、粘着
性付与樹脂、可撓性付与ポリマー、可塑剤、充填剤、お
よび他の状態調節用添加剤を含有してよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は接着剤に関する。さ
らに詳細には本発明は、化粧ベニヤを木材支持体に積層
するためのホットメルト接着剤およびそれによって創り
出される積層品に関する。
【0002】
【従来の技術】建設業界や家具製造業界においては、
壁、床、高級木工家具(cabinetry)、家具(furniture)、
および他の建築材料用に種々のタイプの積層集成木材物
品を使用することが知られている。このような用途に対
しては、一般には硬材または軟材のソリッド木材ボード
(solid wood board)から製造される木材物品が好ましい
が、ソリッド木材は比較的高価であるため、消費者全て
によって求められているわけではない。これに関して
は、それほど高価ではない支持体に結合させた所望の外
観を有する薄い木材ベニヤを使用するという方策がとら
れている。しかしながら、木材ベニヤの供給源となるよ
うな木で、必要とされるタイプとサイズと量をもたらす
木が段々不足してくるにつれて、ベニヤ製造メーカーも
比較的コストアップをきたしつつある。
【0003】建造コストをできるだけ適切に維持するた
めに、許容しうる品質をもつ住宅やビルや家具を製造し
つつ、より経済性の高い建築用木材物品が開発されつつ
ある。例えば、建築工業においては本来使用できないか
も知れないような、比較的低グレードの木材から形成さ
れるパーティクルボード、ファイバーボード、延伸スト
ランドボード、合板、および他の類似ボードが採用され
つつある。さらに、木材パーティクル(例えば、木材チ
ップ、木材フレーク、または他の木材砕片)から形成さ
れるボードも、建築工業において益々頻繁に、特にサブ
サーフェィス(subsurface)用に使用されるようになって
いる。さらに、廃棄農業用物品(例えば麦わら)もサブサ
ーフェイスとして使用されている。このような物品は、
許容しうる品質およびこのような用途に対する充分以上
の保全性を有する。しかしながら、このような物品は一
般に、不均一で、粗くて、しかも見栄えの悪い表面を有
していて、"完成した(finished)"外観が得られないのが
特徴である。
【0004】見栄えの良い外観を得るためには、一般
に、低グレード木材や農業用物品から形成される支持体
またはベースに化粧上層を接着させて、魅力的で且つ保
護された仕上がり状態を得るようにする。化粧上層は通
常、2〜6ミルの厚さのビニル樹脂または所望の色と模様
を得るべく装飾用インキでプリントした紙であるが、木
材ベニヤの薄い層であってもよい。化粧紙と共に積層し
た木材物品は一般に、対応するビニル樹脂被覆積層品ま
たは木材ベニヤ被覆積層品より低いコストで製造するこ
とができ、多くの場合、優れた外観が得られる。コスト
がより低く且つ望ましい外観が得られるにもかかわら
ず、化粧紙は多くのタイプの物品に対してあまりにも崩
壊しやすいという欠点がある。特に、化粧紙は、比較的
脆いという紙の特質のために通常の使用時に簡単に損傷
を受けることがあり、このため化粧紙のもつ外観上の利
点が相殺されてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、積層
木材物品を製造するための従来の熱圧法を使用して、化
粧上層〔例えば、ビニルカバー(vinyl covering)、ペー
パーシート、もしくはベニヤシートなど〕を木材支持体
もしくは農業用副産物支持体(例えば、パーティクルボ
ードや合板など)に結合するための、より高い硬度を有
するホットメルト接着剤を提供することにある。
【0006】本発明の他の目的は、上層の化粧表面に悪
影響を及ぼさないような接着剤を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、化粧上層に施し、冷却し、
そして木材支持体を被覆するために後で使用すべくロー
ルもしくはシートの形態で貯蔵できるような接着剤を提
供することにある。
【0007】本発明のさらに他の目的は、木材パーティ
クルの膨潤が起こらないよう、また‘完成した’外観を
もつ平滑な表面が得られるよう、化粧上層を木材支持体
に結合したときに乾燥しているような接着剤を提供する
ことにある。
【0008】本発明のさらに他の目的は、支持体が粗く
て不均一な表面を有していて化粧上層が印刷紙であると
きに(特に、木材支持体がファイバーボードまたはパー
ティクルボードであるときに)、積層集成木材物品によ
り高い硬度をもたらすことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、木材物品から形成される実質的に平面
の支持体と化粧上層との間に介在させて、化粧上層を支
持体に結合するホットメルト接着剤を提供する。前記ホ
ットメルト接着剤は、重合または共重合させると前記支
持体のショアーD硬度より高いシュアーD硬度を生成する
1種以上のモノマーを含有するポリマーを主成分として
含む。このタイプのモノマーとしては、スチレン、メタ
クリル酸メチル、酢酸ビニル、塩化ビニル、ジフェニル
メタンジイソシアネート、および20℃より高いTgを有す
るポリマーを生成する他のモノマーなどがある。ホット
メルト接着剤は、下記のような成分の混合物を含む: (a) 約30重量%〜約98重量%の、高ショアーD硬度のポリ
マーもしくはコポリマー; (b) 約0重量%〜約15重量%の接着促進用樹脂もしくは接
着促進用粘着性付与剤; (c) 約0.1重量%〜約35重量%の可撓性付与ポリマーもし
くは可撓性付与コポリマー; (d) 約0重量%〜約12重量%の可塑剤; (e) 約0.1重量%〜約5重量%の安定剤; および (f) 約0重量%〜約20重量%の充填剤。
【0010】これらの成分を合計すると前記接着剤の10
0重量%となる。接着剤組成物はさらに、必要に応じて、
特定の物理的特性を幾らか変えることのできる他の成分
を含有してもよい。
【0011】本発明の特に好ましい実施態様は、下記の
ような成分の混合物を含む: (a) 約57.5%の、高ショアーD硬度ポリマーとしてのポ
リスチレン; (b) 約11.5%の、接着促進用粘着性付与剤としてのテル
ペンフェノール樹脂; (c) 約18.7%の、可撓性付与剤としての高スチレンブタ
ジエンゴム; (d) 約5.8%の、可塑剤としての鉱油; (e) 約2.1%の、安定剤としての酸化防止剤; および (f) 約4.4%の、充填剤としての酸化アルミニウム三水
和物。
【0012】本発明の他の実施態様においては、上記の
ホットメルト接着剤を使用して造られる木材積層品が提
供される。本発明の木材積層品は、木材ベースもしくは
木材支持体、化粧上層、および化粧上層を木材ベースに
結合するための、より高い硬度を有する前述のホットメ
ルト接着剤を含む。木材ベースはファイバーボードまた
はパーティクルボードであるのが好ましく、化粧上層は
紙であるのが好ましい。
【0013】本発明は、壁、床、高級家具、家具、およ
び住宅やビルにおける他の表面物質(surfaces)用の、建
築工業にて使用される積層化粧構造物に関する。この構
造物は家具製造工業において特に有用である。本発明の
積層木材物品は、木材物品から形成される実質的に平面
のベースもしくは支持体、化粧上層、および支持体と上
層との間に介在させて上層を支持体に結合するための、
より高い硬度を有するホットメルト接着剤で構成され
る。家具製造工業においては、ホットメルト接着剤は、
化粧上層を異形材(例えば、頭板や戸棚に対して使用さ
れるもの)に結合するのに使用することもできる。
【0014】支持体は、木材物品から形成される実質的
に平面で完全なシートもしくはボードである。木材物品
は、木からの木材パーティクル(例えば、チップ、フレ
ーク、おが屑、紙、砕片、および麦わら等の農業用物
品)から得られるものであってよい。木材のパーティク
ルは、硬木と軟木の両方を含めた種々の木から得ること
ができる。このような木の例としては、ポプラ、ブナ、
シラカンバ、ヒマラヤスギ、モミ、アメリカツガ、マ
ツ、およびトウヒなどがあるが、これらに限定されな
い。いかなる供給源からの木も使用することができる
が、木材パーティクルとして使用されるか、あるいは使
用できる可能性のある木の特定の種類は、木材物品が生
産される地域または国に依存する場合が多い。ある種の
木は限られた地域または土地に固有のものであるからで
ある。さらに、支持体の実際の形態は、一般には構造的
に一体のシートという形態をとるけれども、種々異なっ
てもよい。例えば、実質的に平面の木材支持体として
は、パーティクルボード、ファイバーボード、延伸スト
ランドボード、ハードボード、ウエハーボード、合板、
チップボード、および黄板紙などがある。本明細書にお
いては、支持体は不均一もしくは粗い表面を有するもの
として記載されており、上記の支持体は、一般にはこの
ような表面を有した状態で形成される。よく知られてい
るように、このような不均一もしくは粗い表面は、通常
はペイントまたは化粧層(例えば、ビニル樹脂、紙、ま
たはベニヤ)で被覆することができず、したがって平滑
もしくは見栄えが良くて高品質の‘完成した’外表面が
得られない。
【0015】木材支持体を製造するための方法は当業界
においてよく知られている。例えば、支持体は、木材パ
ーティクルを圧縮および/または加熱(一般には最高約37
5°Fの温度にて)して構造的に一体のシートを形成する
ことによって製造することができる。結合剤は通常、プ
レスする前に木材パーティクルの表面に施す。このよう
な結合剤の例としては、ウレア/ホルムアルデヒド樹
脂、フェノール/ホルムアルデヒド樹脂、メラニン/ホル
ムアルデヒド樹脂、および高分子量イソシアネート樹脂
などがある。結合剤は粉末形態であっても液体形態であ
ってもよく、好ましいのはフェノール/ホルムアルデヒ
ド樹脂である(一般には1.8〜2.3重量%の範囲で木材パー
ティクルに施される)。さらに、ワックス(例えば、石油
をベースとするワックス)を、一般には木材パーティク
ルの1〜2重量%の範囲の量にて木材パーティクルに施し
て、耐水性を向上させることもできる。さらに、保存剤
や他の添加剤を、従来の仕方で木材パーティクルに施す
こともできる。
【0016】積層木材パネルの化粧上層は、ビニル樹
脂、紙、またはベニヤから形成することができる。多く
のタイプのビニル樹脂が、種々の用途(例えば、床板、
人工皮革、壁装材、カーペット裏地、および積層品)に
おいて広く使用されている。ビニル樹脂は、当業界にお
いては、ビニル基(CH2=CH-)を構造単位として有する出
発物質モノマーのホモポリマーとコポリマーを含むもの
としてよく知られている。ポリ塩化ビニルは、このグル
ープのうちで工業的に最も重要なビニル樹脂である。
【0017】クラフト紙、わら紙、竹紙、および/また
はコーン紙等の種々の紙を使用することができるが、特
に好ましいのはクラフト紙またはわら紙である。紙は、
漂白処理してもしなくてもよい。紙は、用途の種類に応
じて、種々の厚さにて使用することができる。紙には通
常印刷が施され、印刷に対して耐久性のあるコーティン
グを有することがある。さらに、木材支持体の特定の製
造プロセスにより、紙の厚さの選択が影響を受けること
がある。なぜなら、幾つかのプロセスでは、製造時にお
ける引き裂けや穴あきを防止するために、紙の強度特性
に対してより高い要求を課すからである。一般には、紙
の厚さは0.5〜6ミルである。
【0018】前述したように、木材パネルの化粧上層は
ベニヤ(すなわち、パネルの表面をカバーする木材の薄
い層)であってもよい。ベニヤの製造法は当業界におい
てよく知られている。ベニヤの供給源の例としては、シ
ラカンバ、糸杉、ヒマラヤスギ、クルミ、および桜など
の木がある。
【0019】ホットメルト接着剤は支持体と化粧上層と
の間に介在させ、上層と支持体とを結合するように機能
する。ホットメルト接着剤は、重合または共重合させる
と支持体のショアーD硬度より高いシュアーD硬度を有す
るフィルムを生成する1種以上のモノマーを含有するポ
リマーまたはコポリマーを主成分として含む。一般に
は、パーティクルボードのショアーD硬度は約55であ
る。したがって、接着剤コーティングまたは接着剤フィ
ルムのショアーD硬度は少なくとも55でなければなら
ず、より好ましくは少なくとも65でなければならず、そ
して最も好ましくは少なくとも67でなければならない。
このタイプのモノマーは、20℃(すなわち293°K)以上の
Tgであって、結合処理時またはヒートシール処理時に接
着剤によって達成される温度以下の少なくとも1つのTg
を有するポリマーまたはコポリマーを生成する。このタ
イプのモノマーとしては、スチレン、メタクリル酸メチ
ル、酢酸ビニル、塩化ビニル、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、および20℃より高い少なくとも1つのTg
有するポリマーを生成する他のモノマーなどがあるが、
これらに限定されない。単独重合または共重合させてこ
れらのポリマーを得ることのできるモノマーとしては 1. 主鎖の非環式炭素ポリマーを生成するモノマー、
例えば (a) ネオプレン(登録商標)、ポリブタジエン、およ
びポリイソプレン等のポリジエンが得られるようなジエ
ン; (b) ポリブテン-1、ポリブチルエチレン、ポリエチレ
ン、ポリイソブチレン、ポリメチレン、およびポリプロ
ピレン等のポリアルケンが得られるようなアルケン; (c) ポリアクリル酸、ポリアクリル酸ベンジル、ポリ
アクリル酸ブチル、ポリアクリル酸エチル、およびポリ
アクリル酸シアノ等のポリアクリル酸樹脂やポリアクリ
ル酸エステルが得られるようなアクリル酸とアクリル酸
エステル; (d) ポリアクリルアミド、ポリブチルアクリルアミ
ド、およびポリイソプロピルアクリルアミド等のポリア
クリルアミド類が得られるようなアクリルアミド; (e) ポリメタクリル酸ブチル、ポリメタクリル酸エチ
ル、ポリメタクリル酸、ポリメタクリル酸メチル、およ
びポリメタクリル酸プロピル等のポリメタクリル酸樹脂
やポリメタクリル酸エステルが得られるようなメタクリ
ル酸とメタクリル酸エステル; (f) ポリ(4-ブトキシカルボニルフェニルメタクリルア
ミド)、ポリ(N-tert-ブチルメタクリルアミド)、および
ポリ(N-カルボキシフェニルメタクリルアミド)等のポリ
アクリルアミドやポリメタクリルアミドが得られるよう
なアクリルアミドとメタクリルアミド; (g) ポリクロロアクリル酸ブチル、ポリシアノアクリ
ル酸ブチル、およびポリクロロアクリル酸エチル等のポ
リアクリル酸樹脂やポリメタクリル酸樹脂が得られるよ
うなα-置換もしくはβ-置換のアクリル酸誘導体または
メタクリル酸誘導体; (h) ポリブトキシエチレン、ポリブチルチオエチレ
ン、ポリエトキシエチレン、ポリメトキシエチレン、お
よびポリメチルチオエチレン等のポリビニルエーテルや
ポリビニルチオエーテルが得られるようなビニルエーテ
ルとビニルチオエーテル; (i) ポリベンゾイルエチレン、ポリ(4-クロロベンゾイ
ルエチレン)、およびポリビニルアルコール等のポリビ
ニルアルコール類が得られるようなビニルアルコール; (j) ポリメタクリロニトリルおよびポリ塩化ビニル等
のポリハロゲン化ビニルやポリビニルニトリルが得られ
るようなハロゲン化ビニルとビニルニトリル; (k) ポリ酢酸ビニル、ポリギ酸ビニル、ポリシクロペ
ンタノイルオキシエチレン、およびポリベンゾイルエチ
レン等のポリビニルエステルが得られるようなビニルエ
ステル; (l) ポリブチルスチレン、ポリクロロスチレン、ポリ
エチルスチレン、ポリメチルスチレン、およびポリスチ
レン等のポリスチレン類が得られるようなスチレン; (m) ポリベンジルエチレン、ポリビニルピリジン、お
よびポリビニルピロリジン等のポリマーを形成する他の
モノマー; 2. 主鎖の炭素環式炭素ポリマーを生成するモノマ
ー、例えば (a) ポリ(2-ブロモ-1,4-フェニレンエチレン)、ポリ
(2,5-ジクロロ-1,4-フェニレンエチレン)、およびポリ
(1,4-フェニレンエチレン)等のポリフェニレンが得られ
るようなフェニレン; (b) ポリシクロブテンやポリ(1,4-ナフチレンエチレ
ン)等のポリマーを形成する他のモノマー; 3. 主鎖のヘテロ原子ポリマーを生成するモノマー、
例えば (a) ポリオキシエチレン、ポリオキシメチレン、およ
びポリオキシプロピレン等のポリオキシド; (b) ポリ(オキシカルボニルオキシ-2-クロロ-1,4-フェ
ニレンイソプロピリデン-3-クロロ-1,4-フェニレン)、
ポリ(オキシカルボニルオキシ-2,2,3,3,4,4,5,5-オクタ
フルオロヘキサメチレン)、およびポリ(オキシカルボニ
ルオキシ-1,4-フェニレンシクロヘキシリデン-1,4-フェ
ニレン)等のポリカーボネート; (c) ポリ(エチレンアジペート)、ポリ(エチレンテレフ
タレート)、およびポリ(オキシエチレンオキシアジポイ
ル)等のポリエステル; (d) ポリ(オキシカルボニル-1,4-フェニレンヘキサフ
ルオロトリメチレン-1,4-フェニレンカルボニル)、ポリ
(オキシカルボニル-1,4-フェニレンペンタメチレン-1,4
-フェニレンカルボニル)、ポリ(オキシイソフタロイ
ル)、およびポリ(メタクリル酸無水物)等のポリ酸無水
物; (e) ポリ(イミノ-5-tert-ブチルイソフタロイルイミノ
メチレン-1,4-フェニレンメチレン)、ポリ(イミノカル
ボキシル-1,4-シクロヘキシレンメチレン)、ポリ(イミ
ノイソフタロイルイミノヘキサメチレン)、および当業
界に公知の全てのナイロン等のポリアミド; (f) ポリ(2-エチル-1,3-ジオキサ-4,6-シクロヘキシレ
ンメチレン)、ポリ(ビニルアセタール)、およびポリ(ビ
ニルブチラール)等のポリアセタール; (g) ポリ(1,4-ピペラジンジイルアジポイル)、ポリ(1,
4-ピペラジンジイルカルボキシルオキシエチレンオキシ
カルボニル)、およびポリ(1,4-ピペラジンジイルイソフ
タロイル)等のポリピペラジン; 4. 下記のようなイソシアネート: (a) ヘキサメチレンジイソシアネート; (b) イソホロンジイソシアネート; (c) トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート; (d) 水素化4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート; (e) トランス-シクロヘキサンジイソシアネート; (f) m-テトラメチルキシレンジイソシアネート; (g) 4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート; (h) 2,4'-ジフェニルメタンジイソシアネート; (i) 2,2'-ジフェニルメタンジイソシアネート; (j) 4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネートと2,4'-
ジフェニルメタンジイソシアネートとの混合物; (k) 4,4'-ジフェニルメタンジイソシアネートと2,2'-
ジフェニルメタンジイソシアネートとの混合物; (l) 2,4-トルエンジイソシアネート; (m) 2,6-トルエンジイソシアネート; (n) 2,4-トルエンジイソシアネートと2,6-トルエンジ
イソシアネートとの混合物; (o) p-フェニレンジイソシアネート; (p) 4,4'-ジベンジルジイソシアネート; (q) 1,5-ナフタレンジイソシアネート; (r) トリジンジイソシアネート; および (s) 高分子量ジフェニルメタンジイソシアネート; などがあるが、これらに限定されない。
【0020】ポリマーのより完全なリストアップは、ポ
リマーに関する種々のハンドブック中に、特に‘Polyme
r Handbook 第2版, John Wiley & Sons, 1975’中に記
載されている。好ましいポリマーは、ハーキュレスか
ら"ピッコラスチック(Piccolastic)D125"の商品名で市
販されているポリスチレン、またはハンツマン・コーポ
レーションから"ハンツマン(Huntsman)210"の商品名で
市販されているポリスチレンである。
【0021】重要なことは、接着剤が木材支持体のショ
アーD硬度より高いショアーD硬度を保持するという点で
ある。この点は、木材パネルを水平状態で使用して、こ
の木材パネルの上に物品を配置する場合に特に重要であ
り、もし接着剤が軟らかすぎると、これらの物品により
パネルに圧痕マークが残る。
【0022】本発明の接着剤組成物は下記のような成分
を含む。成分 重量%の範囲 ポリマーまたはコポリマー 30〜98 粘着性付与剤 0〜15 可撓性付与剤 0.1〜35 充填剤 0〜12 可塑剤 0〜12 安定剤 0.1〜5 組成物の成分を合計すると100重量%になる。
【0023】本発明の組成物において有用な可撓性付与
ポリマーとしては、前記の1種以上のモノマーを含有す
るポリマーまたはコポリマーがあるが、シェルから"ク
ラトン(Kraton)"の商品名で市販されているSIS(スチレ
ン-イソプレン-スチレン); デキスコから"ベクター(Vec
tor)"の商品名で市販されているSBS(スチレン-ブタジエ
ン-スチレン); シェルから"クラトン"の商品名で市販さ
れているSEBS(スチレン-エチレン-ブチレン-スチレン);
デュポンから"エルバックス(Elvax)"の商品名で市販さ
れているEVA(エチレン-酢酸ビニル); ハンツマン・コー
ポレーションから"レクスタック(Rextac)"の商品名で市
販されているAPAO(非晶質ポリα-オレフィン); ファイ
ヤストーンから"ステレオン(Stereon)"の商品名で市販
されているSBR(スチレン-ブタジエン-ゴム); バム・オ
ーガニック・ケミカルズ・リミテッド(Vam Organic Che
micals Limited)から"バミポール(Vamipol)"の商品名で
市販されている(VA)酢酸ビニルホモポリマー; クラレ
(株)から"セプトン(Septon)"の商品名で市販されている
SEPS(スチレン-エチレン-プロピレン-スチレン); クラ
レ(株)から"セプトン"の商品名で市販されているSEP(ス
チレン-エチレン-プロピレン; 日本ゼオン(株)から"ク
インタック(Quintac)"の商品名で市販されているSEB(ス
チレン-エチレン-ブタジエン); ホウスメックス(Housme
x)から"ソルプレン(Solprene)"の商品名で市販されてい
るSB(スチレン-ブタジエン); アクリルポリマーとアク
リルコポリマー; スチレンアクリルポリマーとスチレン
アクリルコポリマー; および20℃より高い少なくとも1
つのTgを有する他の可撓性付与ポリマー; から選択する
のが好ましい。可撓性付与ポリマーまたは可撓性付与ポ
リマーブレンドの好ましい量は約10〜25重量%であり、
最も好ましいのは15〜20重量%である。
【0024】本発明のホットメルト接着剤中に使用され
る粘着性付与樹脂は、接着特性を高め、特定の接着力を
向上させるような樹脂である。本明細書で使用してい
る"粘着性付与樹脂"とは、 (a) 例えば、ガムロジン、ウッドロジン、トール油ロ
ジン、蒸留ロジン、水素化ロジン、二量化ロジン、およ
び重合ロジン等の天然ロジンと変性ロジン; (b) 例えば、ペイルウッドロジン(pale wood rosin)の
グリセロールエステル、水素化ロジンのグリセロールエ
ステル、重合ロジンのグリセロールエステル、ペイルウ
ッドロジンのペンタエリスリトールエステル、水素化ロ
ジンのペンタエリスリトールエステル、トール油ロジン
のペンタエリスリトールエステル、およびロジンのフェ
ノール変性ペンタエリスリトールエステル等の、天然お
よび変性ロジンのグリセロールエステルとペンタエリス
リトールエステル; (c) 約10℃〜約140℃の軟化点(ASTM E28-58Tに従って
測定)を有するポリテルペン樹脂; 後者のポリテルペン
樹脂は一般に、フリーデル-クラフツ触媒の存在下にて
適度な低温で、テルペン炭化水素(例えば、ピネンとし
て知られているモノ-テルペン)を重合させることにより
得られる; 水素化ポリテルペン樹脂も含まれる; (d) 例えば、スチレン/テルペン、α-メチルスチレン/
テルペン、及びビニルトルエン/テルペン等の、天然テ
ルペンのコポリマーとターポリマー; (e) 例えば、酸性媒体中におけるテルペンとフェノー
ルとの縮合反応により得られる樹脂生成物等のフェノー
ル変性テルペン樹脂; (f) 約10℃〜約140℃の環球式軟化点を有する脂肪族お
よび脂環式の石油炭化水素樹脂; 後者の樹脂は、主とし
て脂肪族もしくは脂環式のオレフィンまたはジオレフイ
ンからなるモノマーの重合により得られる; 水素化した
脂肪族および脂環式の石油炭化水素樹脂も含まれる; こ
のタイプのC5-オレフィンフラクションをベースとする
市販樹脂の例としては、ハーキュレス社から販売されて
いるピッコタック(Piccotac)95粘着性付与樹脂、および
イーストマンケミカル社から販売されているイーストタ
ック(Eastotac)H115Rがある; (g) 芳香族石油炭化水素とそれらの水素化誘導体; (h) 脂肪族/芳香族石油炭化水素とそれらの水素化誘導
体; を含む。
【0025】配合物の種類によっては、上記粘着性付与
樹脂の2種以上の混合物が求められることがある。0〜1
5重量%の粘着付与性樹脂を使用することができるが、好
ましい範囲は5〜15重量%であり、最も好ましい範囲は10
〜13重量%である。本発明に対して有用な粘着付与性樹
脂は極性の粘着付与性樹脂を含んでよいが、利用できる
極性粘着付与性樹脂の選択は、極性樹脂の多くがポリマ
ーに対してある程度の相溶性しかもたないという事実か
ら限定される。粘着付与性樹脂は、市販されている無極
性タイプのいずれかから選択するのが好ましい。好まし
い粘着付与性樹脂はテルペンフェノール樹脂(例えば、
アリゾナケミカル社から市販のシルバレッツ(Sylvarez)
TP2040)である。
【0026】可塑剤は、所望の粘度調節ができるよう
に、本発明の組成物中に約0重量%〜約12重量%の量に
て、好ましくは約2重量%〜約8重量%の量にて、そして最
も好ましくは約4重量%〜約7重量%の量にて存在してよ
い。適切な可塑剤は、通常の可塑化油(例えば鉱油)だけ
でなく、オレフィンオリゴマー、低分子量ポリマー、植
物油、動物油、およびこのような油の誘導体を含む群か
ら選択することができる。使用できる石油誘導油は、ご
くわずかな割合の芳香族炭化水素を含有する比較的高沸
点の物質である。この点に関して、芳香族炭化水素は、
オイルの30重量%未満であるのが好ましく、15重量%未満
であるのがさらに好ましい。オイルは完全に非芳香族で
あるのが好ましい。オリゴマーは、約350〜約10,000の
平均分子量を有するポリプロピレン、ポリブテン、水素
化ポリイソプレン、または水素化ポリブタジエンであっ
てよい。適切な植物油および動物油としては、通常の脂
肪酸のグリセロールエステルおよびそれらの重合生成物
がある。本発明において有用な可塑剤は、数多くある種
々の可塑剤のいずれであってもよいが、鉱油〔例えば、
ウィトコ社から‘ハイドロブライト(Hydrobrite)550’
の商品名で市販されているもの〕を含んだ可塑剤が本発
明に対して特に有用であることが見出されている。5,00
0未満の平均分子量を有する他の液状ポリブテンも使用
することができる。言うまでもないが、可塑剤は一般
に、接着剤の接着強さおよび/または使用温度を実質的
に低下させることなく接着剤組成物全体の粘度を下げる
ためにだけでなく、接着剤の開放時間を長くするために
使用されている。
【0027】本発明の接着剤は、安定剤を約0.1重量%〜
約5重量%の量にて含んでよい。約0.5%〜約4%の安定剤を
組成物中に組み込むのが好ましく、約0.6%〜約2.5%の安
定剤を組成物中に組み込むのが最も好ましい。本発明の
ホットメルト接着剤組成物において有用な安定剤は、熱
や酸化による分解(通常は接着剤の製造時や適用時にお
いて、また最終生成物が周囲環境に普通に暴露されると
きに起こる)の影響から前記のポリマーを保護するため
に(これによって接着剤系全体を保護するために)組み込
まれる。このような分解は通常、外観、物理的性質、お
よび接着剤性能の悪化によって示される。使用可能な安
定剤としては、高分子量ヒンダードフェノールや多官能
フェノール(例えば、イオウやリンを含有するフェノー
ル類)がある。ヒンダードフェノールは当業界において
よく知られており、立体的に嵩高い基をフェノール性ヒ
ドロキシル基の近接位置に有するフェノール系化合物で
あることを特徴とする。特に、フェノール性ヒドロキシ
ル基に対してオルト位の少なくとも一方において、ベン
ゼン環上に第三ブチル基が置き換わっている。ヒドロキ
シル基の近くにこうした立体的に嵩高い基が存在する
と、ヒドロキシル基の伸縮頻度を(これに対応してその
反応性を)低下させるように作用し、したがってこのよ
うな立体障害によりフェノール系化合物に対し安定性が
もたらされる。代表的なヒンダードフェノールとして
は、1,3,5-トリメチル-2,4,6-トリス(3,5-ジ-tert-ブチ
ル-4-ヒドロキシベンジル)ベンゼン;ペンタエリスリト
ールテトラキス-3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシ
フェニル)プロピオネート;n-オクタデシル-3-(3,5-ジ-t
ert-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート;4,
4'-メチレンビス(4-メチル-6-tert-ブチルフェノール);
4,4'-チオビス(6-tert-ブチル-o-クレゾール);2,6-ジ-t
ert-ブチルフェノール;6-(4-ヒドロキシフェノキシ)-2,
4-ビス(n-オクチルチオ)-1,3,5-トリアジン;2,4,6-トリ
ス(4-ヒドロキシ-3,5-ジ-tert-ブチル-フェノキシ)-1,
3,5-トリアジン;ジ-n-オクタデシル-3,5-ジ-tert-ブチ
ル-4-ヒドロキシベンジルホスホネート;2-(n-オクチル
チオ)エチル-3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒドロキシベンゾ
エート;およびソルビトールヘキサ-3-(3,5-ジ-tert-ブ
チル-4-ヒドロキシ-フェニル)プロピオネート;などがあ
る。
【0028】安定剤として特に好ましいのはペンタエリ
スリトールテトラキス-3-(3,5-ジ-tert-ブチル-4-ヒド
ロキシフェノール)プロピオネートである。好ましい酸
化防止剤の例としては、チバ-ガイギー社から市販の
“イルガノックス1010”およびサイテック・インダスト
リーズ社(Cytec Industries)から市販の“サイアノック
ス(Cyanox)LTDP”がある。
【0029】これら安定剤の性能は、(1) 相乗剤(例え
ば、チオジプロピオン酸エステルや亜リン酸塩); およ
び (2) キレート化剤と金属活性低下剤(例えば、エチレ
ンジアミン四酢酸、その塩、およびジサリチラルプロピ
レンジイミン); と組合わせて使用することによってさ
らに高めることができる。
【0030】充填剤は、接着剤組成物中に0〜20重量%
(好ましくは1〜8重量%、最も好ましくは3〜6重量%)の範
囲の量にて組み込むことができる。充填剤は配合物中に
おいて不活性であり、一般には粘着防止剤として加えら
れる。充填剤としては、アルミナ、水和アルミナ〔例え
ば、酸化アルミニウム三水和物(Al2O3-3H2O)〕、シリケ
ート(例えば、マグネシウムシリケート、アルミニウム
シリケート、ナトリウムシリケート、およびカリウムシ
リケートなど)、マイカ、タルク、炭酸カルシウム(CaCO
3)、シリカ、クレー、珪灰石、長石、窒化ホウ素、ガラ
ス微小球、セラミック微小球、熱可塑性樹脂微小球、バ
ライト、および木粉などがある。一般的に使用されてい
る他の充填剤も、配合物中の残りの成分の機能を著しく
変化させない限り使用することができる。
【0031】特定の物理的性質を変えるために、任意の
状態調節用添加剤を接着剤組成物中に組み込むことがで
きる。これらの添加剤としては、着色剤(例えば、二酸
化チタンや酸化亜鉛)、脱泡剤、金属イオン封鎖剤、粘
着防止剤(antiblocking agent)、粘着抑制剤(anticling
agent)、界面活性剤、増粘剤、蛍光剤、および広く使
用されている他の添加剤などがある。このような添加剤
は、0重量%〜約30重量%の範囲の量にて配合してよい。
【0032】脱泡剤は、0%〜3%(好ましくは0%〜1.5%)の
量にて接着剤組成物中に加えることができる。代表的な
脱泡剤としては、シリコーンをベースとする化合物、鉱
油をベースとする化合物、界面活性剤をベースとする化
合物、およびケロシンをベースとする化合物などがあ
り、好ましい脱泡剤はDEEFO-97-2〔ウルトラ・アディテ
イブ社(Ultra Additive, Inc.)から市販の鉱油ベースの
脱泡剤〕である。
【0033】不透明剤は、0%〜5%(好ましくは0%〜2.5%)
の範囲の量にて接着剤組成物中に加えることができる。
不透明剤を接着剤組成物に加えるのは、特に化粧上層が
紙である場合に、化粧上層を通して木材支持体が見えな
いようにするためである。代表的な不透明剤としては、
二酸化チタン、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、および
光反射性で粉末状の他の無機化合物もしくは金属酸化物
などがある。
【0034】約0%〜5%(好ましくは0%〜2.5%)の増粘剤を
接着剤組成物中に加えることもできる。増粘剤は、接着
特性に実質的に悪影響を及ぼすことなく、得られる接着
剤の粘度を増大させるために使用される。代表的な増粘
剤としては、ベントナイト、アタパルジャイト、および
他の増粘剤もしくはゲル化剤などがある。
【0035】溶融流れ変性剤は、0%〜40%(好ましくは0%
〜30%)の範囲の量にて接着剤組成物中に加えることがで
きる。溶融流れ変性剤は、木材支持体に対して化粧上層
をシールしつつ、乾燥接着剤フィルムの加熱下および加
圧下での流動を改良するために組成物に加えられる。代
表的な溶融流れ変性剤としては、リン酸エステル、安息
香酸エステル、フタル酸エステル、木材ロジンエステ
ル、ガムロジンエステル、トール油ロジンエステル、芳
香族炭化水素樹脂、脂肪族炭化水素樹脂、脂環式炭化水
素樹脂、これらの全ての水素化対応物質、および前記物
質のあらゆる組合わせ物(但し、ショアーD硬度が保持さ
れること)などがある。好ましい溶融流れ変性剤は、リ
ン酸エステル、トール油ロジンエステル、および固体安
息香酸エステルである。最も好ましい溶融流れ変性剤は
サンティサイザー(Santicizer)141(モンサント社から市
販のリン酸塩エステル可塑剤)である。
【0036】本発明のホットメルト接着剤組成物は、当
業界に公知の方法のいずれかを使用して配合することが
できる。従来技術による混合手順の代表的な例では、ロ
ーターを備えたジャケット付き混合釜の中にポリマー以
外の全ての成分を仕込み、次いで混合物の温度を330°F
〜400°Fの範囲に上げて内容物を溶融させることを含
む。理解しておかなければならないことは、この工程に
おいて使用すべき正確な温度は特定の成分の融点に依存
するという点である。引き続き撹拌しながらポリマーを
釜に導入し、均一な混合物が形成されるまでミキシング
を続ける。ミンシング工程の全体にわたって、釜の内容
物を不活性ガス(例えば、二酸化炭素や窒素)で保護す
る。
【0037】このようにして得られるホットメルト接着
剤は、種々のコーティング法を使用して支持体に施すこ
とができる。塗被方法の例としては、ホットメルト・ス
ロットダイコーティング、ホットメルト・ホイールコー
ティング、ホットメルト・ローラーコーティング、メル
トブロウンコーティング(melt blown coating)、および
スパイラルスプレーコーティングなどがある。
【0038】以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳細
に説明する。
【0039】
【実施例】実施例1 下記のような組成(表1)を有する接着剤を製造した。成
分は全て重量部で表示されている。
【0040】
【表1】
【0041】実施例2 実施例1に従って製造した接着剤の性能を、“クリンク
ル試験(Crinkle Test)”に基づいて接着性と可撓性に関
して試験した。クリンクル試験は、30gまたは60gの紙に
2.5ミルの厚さにて各接着剤組成物を塗被し、24時間自
然冷却してから行う。4インチ被覆サンプルを作製し、
手でしわを寄らせる。次いでサンプルを広げて、ホット
メルト被膜/接着剤の亀裂およびはがれ落ちに関して調
べる。結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】実施例3 実施例1に従って製造した幾つかの接着剤の性能を、粘
着の起こりやすさに関して試験した。
【0044】接着剤を2.5ミルの厚さで塗被し、室温で2
4時間状態調節した60gの紙を使用して不粘着試験を行っ
た。2インチ×4インチのサンプルをカットし、コーラー
・スプリング・ブロックテスター(Kohler spring block
tester)中に所望の温度にて100psiで16時間配置した。
全てのサンプルに対し、紙ベニヤ(paper veneer)の印刷
側に接着剤被膜を粘着させた。
【0045】実施例1に従って製造した接着剤の性能
を、Ato Findley SAから市販のEVAホットメルト接着剤A
RDAL T8028/2と比較した。本発明の接着剤よりむしろ、
ARDAL T8028/2のようなホットメルト接着剤のほうが、
化粧ベニヤを木材支持体に積層するために現在広く使用
されている接着剤である。結果を表3に示す。
【0046】
【表3】
【0047】実施例4 実施例1の接着剤のショアーD硬度を試験した。実施例1
の接着剤を使用して製造した積層品のショアーD硬度も
測定した。
【0048】注ぎ込み、室温で24時間状態調節して得た
接着剤の0.125インチ厚さの部分に対し、接着剤フィル
ムのD硬度を測定した。ショアーDジュロメーターを使用
して6回の読み取りを行った。
【0049】紙/接着剤/パーティクルボード積層品のシ
ュアーD硬度の測定は、6インチ×6インチ構造物を加熱
段プレスにおいて250°Fにて80psiで3秒間積層すること
によって行った。接着剤の厚さは1.25ミルであった。次
いでこの積層品を、室温にて24時間状態調節してから試
験を行った。ショアーDジュロメーターを使用して、6回
の読み取りを行った。
【0050】紙/接着剤/MDF積層品のシュアーD硬度の測
定は、6インチ×5インチ構造物を加熱段プレスにおいて
250°Fにて80psiで3秒間積層することによって行った。
接着剤の厚さは2.0ミルであった。次いでこの積層品
を、室温にて24時間状態調節してから試験を行った。シ
ョアーDジュロメーターを使用して、6回の読み取りを行
った。
【0051】実施例3の場合と同様に、実施例1に従って
製造した接着剤のシャアーD硬度を、Ato Findley SAか
ら市販のEVAホットメルト接着剤ARDAL T8028/2のショア
ーD硬度と比較した。結果を表4に示す。
【0052】
【表4】
【0053】表2〜4のデータから下記のようなことがわ
かる。 1. 実施例1の接着剤組成物は、化粧紙をパーティクル
ボードとファイバーボードに適切に結合している。
【0054】2. 表4のカラム1のデータは、実施例1の
接着剤が、EVAホットメルト接着剤だけでなく、パーテ
ィクルボード自体および/またはファイバーボード自体
より高いショアーD硬度のフィルムを生成することを示
している。
【0055】3. 表4のカラム3のデータは、パーティク
ルボードと実施例1の接着剤を使用して製造した積層品
が、EVAホットメルト接着剤を使用して製造した積層品
またはパーティクルボード支持体自体より高いD硬度を
有することを示している。例えば、1296-15Wを使用した
接着剤積層品は75のショアーD硬度を有するが、EVAホツ
トメルト接着剤(T8028/2)を使用した積層品のショアーD
硬度はわずか49である。パーティクルボード自体のD硬
度は59.3である。
【0056】4. 表4のカラム5のデータは、ファイバー
ボードと実施例1の接着剤を使用して製造した積層品
が、EVAホットメルト接着剤を使用して製造した積層品
またはファイバーボード支持体自体より高いD硬度を有
することを示している。例えば、1296-15Wを使用した接
着剤積層品は76.4のショアーD硬度を有するが、EVAホツ
トメルト接着剤(T8028/2)を使用した積層品のショアーD
硬度はわずか47.8である。ファイバーボード自体のD硬
度は64.8である。
【0057】本発明の積層集成木材物品は種々の方法を
使用して製造することができる。例えば、木材支持体を
製造し、これに接着剤を塗被し、次いで接着剤に化粧上
層を施す。こうして得られる積層品を、好ましくはプレ
ス中もしくはロール間にて加圧下で加熱して化粧上層を
木材支持体に結合する。木材支持体と化粧上層との間に
介在させた接着剤を、接着剤組成物の融点より高い温度
(すなわち150°Fより高い温度、特に約175〜275°Fの範
囲の温度、そして最高約375°Fまでの温度)に加熱して
結合を起こさせる。こうして得られる積層集成木材パネ
ルを自然冷却して接着剤を固化し、結合を起こさせる。
【0058】これとは別に、接着剤組成物を化粧上層に
施し、冷却し、次いでこの化粧上層を巻き上げてその後
の使用に備えることもできる。接着剤被膜と一体になっ
た化粧上層を後で木材支持体と接触させ、熱と圧力を加
えて上記のように結合を起こさせる。
【0059】さらに他の方法においては、接着剤をフィ
ルム状にし、冷却し、そして後で使用できるように巻き
上げることもできる。このプロセスでは、木材支持体、
接着剤フィルム、ならびに紙、ビニル、もしくはベニヤ
の化粧上層を互いに接触させ、熱と圧力を加えて上記の
ように結合を起こさせる。
【0060】本発明の積層化粧物品もしくは構造物は、
特に物品の特質に応じて、種々の最終用途に使用するこ
とができる。例えば、本発明の積層物品は、ビルにおけ
る内表面として使用される壁用パネルであってよい。こ
の構造物は、家具製造工業において、実質的にフラット
な表面に対しても、ある輪郭を有する表面に対しても使
用することができる。特に、化粧上層が紙である場合の
積層集成木材物品は、平滑な表面をもたらす接着剤介在
層〔木材支持体の表面における欠陥(例えば、粗さ、へ
こみ、またはむら等)を覆い隠す〕を有する見栄えの良
い表面が得られるよう印刷することができる。さらに、
後での印刷が不必要になるよう、紙の化粧上層を所望の
模様であらかじめ印刷することもできる。さらに、ベニ
ヤで被覆したパネルにセラックもしくはワニスを塗被し
て、ベニヤのもつ見栄えの良い特徴を保持または高める
こともできる。これらのパネルはさらに、湿気などのバ
リヤーが得られるよう、また他の層を結合させることの
できる表面が得られるよう、建築工業において副層(sub
layer)として使用することもできる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B250 AA01 AA05 AA06 AA13 BA03 BA05 DA04 EA02 EA13 FA21 FA28 FA31 FA37 GA03 4F100 AA19H AJ11G AK12B AK12G AK14B AK15G AK22G AK25G AK33H AK51G AK73G AL01G AL05G AP00A AP02A AP02B AP03A AT00A BA02 CA23 DE05A DG01A DG10A DG10B EC03 EC032 GB08 HB00B JL05 JL10B 4J040 CA082 DB021 DC021 DE021 DF031 DK002 EF302 HA136 JB01 KA26 KA31 KA42 NA08

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 木材から形成される支持体; (b) 化粧上層; および (c) 前記上層を前記支持体に結合するための、前記支
    持体と前記上層との間に介在させるホットメルト接着
    剤、ここで、前記接着剤は、重合または共重合させると
    前記支持体のショアーD硬度より高いシュアーD硬度を生
    成する1種以上のモノマーを含有するポリマーを主成分
    として含む;を含む積層木材物品。
  2. 【請求項2】 前記木材が木材のパーティクルを含む、
    請求項1記載の積層木材物品。
  3. 【請求項3】 前記木材のパーティクルが、チップ、フ
    レーク、おが屑、紙、砕片、および麦わらのような農業
    用物品からなる群から選ばれる、請求項2記載の積層木
    材物品。
  4. 【請求項4】 前記支持体が、パーティクルボード、延
    伸ストランドボード、ウエハーボード、合板、ファイバ
    ーボード、ハードボード、チップボード、および黄板紙
    からなる群から選ばれる、請求項1記載の積層木材物
    品。
  5. 【請求項5】 前記化粧上層がビニルカバーである、請
    求項1記載の積層木材物品。
  6. 【請求項6】 前記化粧上層がペーパーシートである、
    請求項1記載の積層木材物品。
  7. 【請求項7】 前記化粧上層が木材ベニヤシートであ
    る、請求項1記載の積層木材物品。
  8. 【請求項8】 前記モノマーが、スチレン、メタクリル
    酸メチル、酢酸ビニル、塩化ビニル、およびジフェニル
    メタンジイソシアネートからなる群から選ばれる、請求
    項1記載の積層木材物品。
  9. 【請求項9】 前記接着剤が、 (a) 約30重量%〜約98重量%の、重合または共重合させ
    ると前記支持体のショアーD硬度より高いシュアーD硬度
    を生成する1種以上のモノマーを含有する高ショアーD
    硬度ポリマー; (b) 約0重量%〜約15重量%の接着促進用粘着性付与剤; (c) 約0.1重量%〜約35重量%の可撓性付与ポリマーまた
    は可撓性付与コポリマー; (d) 約0重量%〜約12重量%の可塑剤; (e) 約0.1重量%〜約5重量%の安定剤; および (f) 約0重量%〜約20重量%の充填剤; を含み、これらの成分を合計すると前記接着剤の100重
    量%となる、請求項1記載の積層木材物品。
  10. 【請求項10】 前記高ショアーD硬度ポリマーがポリ
    スチレンを含む、請求項9記載の積層木材物品。
  11. 【請求項11】 (a) 約20重量%〜約98重量%の、重合
    または共重合させると木材支持体のショアーD硬度より
    高いシュアーD硬度を生成する1種以上のモノマーを含
    有する高ショアーD硬度ポリマー; (b) 約0重量%〜約15重量%の接着促進用粘着性付与剤; (c) 約0.1重量%〜約35重量%の可撓性付与ポリマーまた
    は可撓性付与コポリマー; (d) 約0重量%〜約12重量%の可塑剤; (e) 約0.1重量%〜約5重量%の安定剤; および (f) 約0重量%〜約20重量%の充填剤; を含み、これらの成分を合計すると組成物の100重量%と
    なる、化粧上層を前記木材支持体に結合するためのホッ
    トメルト接着剤組成物。
  12. 【請求項12】 前記モノマーが、スチレン、メタクリ
    ル酸メチル、酢酸ビニル、塩化ビニル、およびジフェニ
    ルメタンジイソシアネートからなる群から選ばれる、請
    求項11記載の接着剤組成物。
  13. 【請求項13】 前記高ショアーD硬度ポリマーがポリ
    スチレンを含む、請求項11記載の接着剤組成物。
  14. 【請求項14】 前記可撓性付与ポリマーがスチレン-
    ブタジエンゴムを含む、請求項11記載の接着剤組成物。
  15. 【請求項15】 前記可塑剤が鉱油を含む、請求項11記
    載の接着剤組成物。
  16. 【請求項16】 前記鉱油が約375°Fより高い揮発性発
    現温度を有する、請求項15記載の接着剤組成物。
  17. 【請求項17】 前記充填剤が酸化アルミニウム三水和
    物を含む、請求項11記載の接着剤組成物。
  18. 【請求項18】 前記粘着性付与剤がテルペンフェノー
    ル樹脂を含む、請求項11記載の接着剤組成物。
JP2000286399A 2000-02-23 2000-09-21 積層木材物品及びホットメルト接着剤組成物 Pending JP2001232721A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US51101700A 2000-02-23 2000-02-23
US09/511017 2000-02-23

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001232721A true JP2001232721A (ja) 2001-08-28

Family

ID=24033115

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000286399A Pending JP2001232721A (ja) 2000-02-23 2000-09-21 積層木材物品及びホットメルト接着剤組成物

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2001232721A (ja)
AU (1) AU2001222879A1 (ja)
WO (1) WO2001062492A1 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005505679A (ja) * 2001-10-18 2005-02-24 ボスティク・フィンドレー・インコーポレーテッド 非晶質ポリα−オレフィンとシンジオタクティックポリプロピレンとのブレンドに基づくホットメルト接着剤組成物
CN100354089C (zh) * 2006-04-24 2007-12-12 沈阳建筑大学 一种玉米秸秆制造非承重保温砌块的方法
JP2010537002A (ja) * 2007-08-24 2010-12-02 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド エチレン/α−オレフィンのインターポリマーから製造された接着剤
KR101613298B1 (ko) * 2015-10-20 2016-04-18 주식회사 엘림 천연 접착제 조성물
CN111019423A (zh) * 2019-12-16 2020-04-17 唐文夺 一种用作密度纤维板防水涂层的防水剂及其制备方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1520670A1 (en) * 2003-09-30 2005-04-06 Maderas de Llodio, S.A. Industrial composite board for outdoor and indoor use
AU2011310639B2 (en) 2010-09-27 2015-07-23 Henkel Ag & Co. Kgaa Bonding using hot-melt adhesives
EP2965882B1 (en) 2014-07-08 2018-02-28 Universität Stuttgart Institut für Tragkonstruktionen und Konstruktives Entwerfen Flexible high-density fiberboard and method for manufacturing the same
ES2627309B1 (es) * 2016-01-15 2018-08-01 Jesus Francisco Barberan Latorre Procedimiento de recubrimiento de paneles y máquina empleada para recubrir los paneles
ES2734748T3 (es) * 2016-09-02 2019-12-11 SWISS KRONO Tec AG Procedimiento para la fabricación de un tablero de virutas orientadas provisto de una superficie estructurada
PT3290175T (pt) * 2016-09-02 2023-03-31 Jowat Se Processo para tratamento de superfícies de derivados de madeira

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3516645C2 (de) * 1985-05-09 1996-07-11 Alkor Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung beschichteter, strukturierter Holzplatten, Holzwerkstoffplatten oder -formkörperteile
GB8813550D0 (en) * 1988-06-08 1988-07-13 Unilever Plc Adhesive compositions
DE4010648A1 (de) * 1990-04-03 1991-10-10 Alkor Gmbh Mehrschichtige verbundfolie
JP2000202948A (ja) * 1999-01-06 2000-07-25 Ato Findley Inc 化粧パネルを積層するための水ベ―スのヒ―トシ―ル可能な接着剤

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005505679A (ja) * 2001-10-18 2005-02-24 ボスティク・フィンドレー・インコーポレーテッド 非晶質ポリα−オレフィンとシンジオタクティックポリプロピレンとのブレンドに基づくホットメルト接着剤組成物
CN100354089C (zh) * 2006-04-24 2007-12-12 沈阳建筑大学 一种玉米秸秆制造非承重保温砌块的方法
JP2010537002A (ja) * 2007-08-24 2010-12-02 ダウ グローバル テクノロジーズ インコーポレイティド エチレン/α−オレフィンのインターポリマーから製造された接着剤
KR101613298B1 (ko) * 2015-10-20 2016-04-18 주식회사 엘림 천연 접착제 조성물
CN111019423A (zh) * 2019-12-16 2020-04-17 唐文夺 一种用作密度纤维板防水涂层的防水剂及其制备方法
CN111019423B (zh) * 2019-12-16 2021-12-14 唐文夺 一种用作密度纤维板防水涂层的防水剂及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2001222879A1 (en) 2001-09-03
WO2001062492A1 (en) 2001-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2597558C (en) Self-adhesive laminate
EP3299431B1 (en) Hotmelt adhesive based on polypropylenes
CN1990539B (zh) 粘合剂组合物
RU2350479C1 (ru) Самоклеящийся слоистый материал
RU2007140370A (ru) Способ снижения выделения альдегида из продуктов на основе древесины
JP2001232721A (ja) 積層木材物品及びホットメルト接着剤組成物
US6048431A (en) Method of preparing an article using cleanly removable veneer tape
JP2003529664A (ja) 粒状熱可塑性成分含有接着剤組成物
RU2395553C2 (ru) Адгезивная система и способ
JP2004035580A (ja) 接着剤組成物及びそれを用いて製造される化粧板
JP3222862B2 (ja) 薄膜接着剤、その製造方法、その方法によって製造される製品
JP2000202948A (ja) 化粧パネルを積層するための水ベ―スのヒ―トシ―ル可能な接着剤
RU2324603C2 (ru) Декоративная самоклеящаяся пластина из слоистого пластика
US20100167074A1 (en) Adhesive for difficult to adhere polymer coated board stock
ES2297023T3 (es) Adhesivo para sustratos dificiles de unir.
JP2010513087A (ja) 木材ベースの製品を製造する方法
CA2141920A1 (en) Laminating adhesive composition
JP3076582B2 (ja) 接着剤組成物
CN1660553A (zh) 木芯三聚氰胺贴面板及制作方法
JP2006104414A (ja) 水性エマルジョン型組成物
JP4615875B2 (ja) 接着剤組成物
CN112643844B (zh) 一种家具用板材的制备工艺及全自动生产线
JP2007051240A (ja) 接着剤組成物
AU2004242047A1 (en) Method of joining surfaces
JPH04251738A (ja) 建築材の製造方法