JP2001232565A - 表面装飾を施した各種装備品およびその表面装飾加工方法 - Google Patents

表面装飾を施した各種装備品およびその表面装飾加工方法

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JP2001232565A JP2000042422A JP2000042422A JP2001232565A JP 2001232565 A JP2001232565 A JP 2001232565A JP 2000042422 A JP2000042422 A JP 2000042422A JP 2000042422 A JP2000042422 A JP 2000042422A JP 2001232565 A JP2001232565 A JP 2001232565A
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Takahito Ishikawa
孝仁 石川
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ISHIKAWA KENMA CT KK
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ISHIKAWA KENMA CENTER KK
ISHIKAWA KENMA CT KK
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/022Wall mounted grab bars or handles, with or without support on the floor

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  • Public Health (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製等の各種装備品に対して表面装飾とし
ての美感・価値感を損なうことなく均一で安定した絵柄
模様・文字模様・記号模様等を形成する。 【解決手段】 鏡面加工による研磨工程と、研磨後の各
種装備品生地材の表面を洗浄する第1の洗浄工程と、研
磨後の品質を検査する品質検査工程と、メッキ処理工程
と、表面に絵柄模様・文字模様・記号模様等の梨地模様
を形成するフォーミング処理工程と、フォーミング処理
後の表面を洗浄する第2の洗浄工程と、フォーミング処
理による梨地模様の形成状態を検査するフォーミング処
理検査工程とから構成する。フォーミング処理工程は、
型抜き成形した型抜きフィルム部材2を貼着する型抜き
フィルム貼着工程と、貼着後の型抜きフィルム部材2を
除く表面に保護カバー8を被覆する保護カバー被覆工程
と、型抜きフィルム部材2の貼着箇所にサンドブラスト
加工を施すサンドブラスト工程と、保護カバー8、型抜
きフィルム部材2を除去する除去工程とから構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば洗面所・ト
イレ・浴室等の手摺、水回り品、化粧板等、また自動車
等においての例えばバンパー等の内外装の各種付設備品
その他の各種装備品の表面に装飾のための梨地模様を施
したことに特徴のある表面装飾を施した各種装備品およ
びその表面装飾加工方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、洗面所・トイレ・浴室等の手摺、
水回り品、化粧板等、また自動車等においての内外装の
各種付設備品その他の各種装備品は、ステンレス・真鍮
・アルミニウム等の金属製のものとして構成されてお
り、その表面には錆その他の発生等を防止して永年的に
使用できるように鏡面状、ヘアライン状等となるメッキ
処理が施されている。ただ、こうしたメッキ処理製品に
模様を付すために、その表面を少なからず損傷するよう
なことになると、メッキ処理層の劣化等を招き、体裁が
良好な製品としての価値が半減するようなことにもな
る。そのため、従来から、このようなメッキ処理製品の
表面は鏡面状、ヘアライン状等の処理後の体裁のままと
されており、具象的な、面白みのある模様が付されてい
るような製品は提供されていなかったのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】こうしたことから、こ
れらの各種装備品に対して例えば絵柄模様・文字模様・
記号模様等の表面装飾を施すとすれば、まずその各種装
備品生地材の表面をメッキ処理した後に絵柄模様・文字
模様・記号模様等を印刷したシール部材を一部に貼着す
ることが考えられる。しかしながらこのようなシール部
材を使用したものでは、湿気・乾燥の繰り返しにより各
種装備品の表面からシール部材が捲れて容易に剥離して
しまい、絵柄模様・文字模様・記号模様等による表面装
飾としての美感・価値感が損なわれるものとなる等の問
題点を有するものであった。
【0004】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、例えば洗面所・トイレ・
浴室等の手摺、水回り品、化粧板等、また自動車等にお
いての内外装の各種付設備品その他の各種装備品の表面
に対して、例えばステンレス・真鍮・アルミニウム等の
金属製、更には合成樹脂製等の各種の装備品生地材の表
面に表面装飾としての美感・価値感を損なうことなく均
一で安定した絵柄模様・文字模様・記号模様等を形成で
きるようにした表面装飾を施した各種装備品およびその
表面装飾加工方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明に係る表面装飾を施した各種装備品にあっ
ては、サンドブラスト加工によって各種装備品生地材の
表面に絵柄模様・文字模様・記号模様等の梨地の模様部
3が付されたものである。模様部3は、各種装備品生地
材の表面に貼着させた型抜きフィルム部材2により模様
の輪郭を形成することができる。一方、本発明に係る表
面装飾を施した各種装備品の表面装飾加工方法にあって
は、各種装備品生地材の表面に対する鏡面加工による研
磨工程Aと、研磨後の表面を洗浄する第1の洗浄工程B
と、サンドブラスト加工により各種装備品生地材の表面
に絵柄模様・文字模様・記号模様等の梨地の艶消し模様
を形成するフォーミング処理工程Eと、フォーミング処
理後の表面を洗浄する第2の洗浄工程Fとから成るもの
であり、必要があれば、研磨工程Aの後に品質検査工程
Cを、また、第2の洗浄工程Fの後に、フォーミング処
理による表面の梨地の艶消し模様の形成状態を検査する
フォーミング処理検査工程Gを夫々行うことができ、ま
た、第1、第2の洗浄工程B,Fでは超音波によるもの
とできる。また、フォーミング処理工程の前または後に
メッキ処理工程Dを行うことができる。フォーミング処
理工程Eは、各種装備品生地材の表面に対して絵柄模様
・文字模様・記号模様等に型抜き成形した型抜きフィル
ム部材2を貼着する型抜きフィルム貼着工程Hと、貼着
後の型抜きフィルム部材2を除く各種装備品生地材の表
面に保護カバー8を被覆する保護カバー被覆工程Iと、
型抜きフィルム部材2の貼着箇所にサンドブラスト加工
を施すサンドブラスト工程Jと、保護カバー8、型抜き
フィルム部材2を除去する除去工程Kとから成るものと
できる。フォーミング処理工程Eにおける型抜きフィル
ム部材2の貼着は、当該型抜きフィルム部材2の片面に
付設した離型紙7を剥離して粘着剤6の塗布面を露出さ
せてから各種装備品生地材の表面に貼着させることがで
きる。
【0006】以上のように構成された本発明に係る表面
装飾を施した各種装備品にあって、サンドブラスト加工
により形成される模様部3は、梨地の絵柄模様・文字模
様・記号模様等を表面に現出させる。型抜きフィルム部
材2は、模様部3としての梨地の絵柄模様・文字模様・
記号模様等の輪郭を鮮明に表現させる。一方、表面装飾
を施した各種装備品の表面装飾加工方法にあって、研磨
工程A、第1の洗浄工程B、フォーミング処理工程E、
第2の洗浄工程F夫々から成る表面装飾加工方法は、こ
れらの一連の工程を経ることで均一な梨地の絵柄模様・
文字模様・記号模様等を各種の装備品生地材の表面に形
成させる。フォーミング処理工程Eの前または後に行う
メッキ処理工程Dは、模様部3の形成前の表面または模
様部3の形成後の各種装備品生地材の表面を錆・変色・
亀裂等から保護させ、また、例えば超音波による第1、
第2の洗浄工程B,Fは各種装備品生地材の表面を損傷
させることなく美麗に処理し、製品の歩留まりを向上さ
せる。型抜きフィルム貼着工程H、保護カバー被覆工程
I、サンドブラスト工程J、除去工程K夫々から成るフ
ォーミング処理工程Eは、梨地の絵柄模様・文字模様・
記号模様等を均一に現出させた模様部3を形成させる。
型抜きフィルム部材2の片面に付設した離型紙7は、こ
れを剥離して粘着剤6の塗布面を露出させることで、表
面の任意の箇所に貼着させる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明すると、図において示される符号1
は、例えば洗面所・トイレ・浴室等の壁面Pに住設関連
装備品として取り付けられる例えばステンレス・真鍮・
アルミニウム等の中空あるいは中実状の金属製棒材から
成る装備品生地材によって形成された手摺である。この
手摺1は、図1に示すように、長尺の把手部1Aと、把
手部1Aの両端を側方に折曲させて形成した短尺の取付
脚部1Bとから全体が略コ字型形状となるように形成し
てある。そして、例えば取付脚部1B近傍の把手部1A
表面には、例えば花柄の輪郭状の抜き型部4に後述する
サンドブラスト加工を施すことによって把手部1A表面
に梨地状に艶消しされた花柄の輪郭状の模様部3が形成
されている。
【0008】型抜きフィルム部材2は、図2に示すよう
に、面内に花柄の輪郭を象った抜き型部4が複数の連結
部5を介して開穿形成されており、把手部1A表面への
貼着面側には、粘着剤6を塗布してから剥離自在な離型
紙7を貼設してある。したがって、把手部1A表面に型
抜きフィルム部材2を貼着する際には型抜きフィルム部
材2から離型紙7を剥離させて粘着剤6を露出させてお
いてから型抜きフィルム部材2自体を把手部1A表面に
貼着するのである。尚、この図2においては、輪郭を象
る抜き型状のものとして図示してあるも、その輪郭形成
は抜き型式のものに限定されるものではない。
【0009】サンドブラスト加工は、例えばステンレス
・真鍮・アルミニウム等の金属棒材から成る手摺1の表
面に粒径が小さいガラスビーズ、細砂等の研磨剤Qを例
えばノズル等を介して強制的に吹き付け、手摺生地材自
体の表面の一部を梨地の艶消し状態にするためのもので
ある。このサンドブラスト加工の具体的方法として圧縮
空気の噴射エネルギーを使用して研磨剤Qを吹き付ける
エアー方式として例えば重力式・サイホン式・直圧式等
があり、また圧縮空気を使用しない遠心投射方式とし
て、回転するインペラの中心部から供給した研磨剤Qを
インペラ外周から遠心力で叩き付けるもの等がある。更
に、研磨剤Qを瀑布のように横幅広く自然落下させ、そ
の中間で横幅が広いインペラを使用して研磨剤Qを叩い
て加速する平打式のものもあり、いずれによるかは問わ
ない。
【0010】尚、模様部3は、花柄の輪郭模様の他に例
えば動物・乗物・文字・記号等の輪郭模様としても良
く、さらには、模様部3は模様の輪郭を形成する替わり
に、模様形態の全面を形成するようにしても良い。ま
た、本実施の形態では住設関連装備品として手摺1につ
いて説明しているが、この他の住設関連装備品として、
洗面所・トイレ・浴室等の水回り品や化粧板等としても
良い。さらには自動車等におけるバンパー等の内外装の
付設備品等であっても良く、いずれにしてもこれらに限
定されるものではなく、また、生地材の材質も金属製に
限らず、プラスチック等のものでも差し支えないもので
ある。
【0011】次にその表面装飾加工方法の一例を説明す
るに、図3に示すように、表面装飾加工工程は、手摺1
等の各種装備品となるそれらの生地材の表面に対する鏡
面加工による研磨工程Aと、研磨後の表面を洗浄する例
えば超音波による第1の洗浄工程Bと、研磨後の品質を
検査する品質検査工程Cと、メッキ処理工程Dと、サン
ドブラスト加工により各種装備品生地材の表面に絵柄模
様・文字模様・記号模様等の梨地の艶消し模様を形成す
るフォーミング処理工程Eと、フォーミング処理後の表
面を洗浄する例えば超音波による第2の洗浄工程Fと、
このフォーミング処理による表面の梨地の艶消し模様の
形成状態を検査するフォーミング処理検査工程Gとから
構成されている。
【0012】まず、研磨工程Aにおいて手摺生地材の表
面を例えばバフ等を使用した鏡面加工により研磨した
後、第1の洗浄工程Bにおいて超音波洗浄器の洗浄液に
浸漬して超音波洗浄する。この超音波洗浄器の洗浄液と
しては、例えば温度が約100℃程度のトリクロロエチ
レン液等を使用する。そして、品質検査工程Cにおいて
光学顕微鏡等による品質検査器を利用するか目視検査等
により研磨後の品質検査を行なう。
【0013】次に、洗浄後の手摺生地材の表面にメッキ
処理工程Dによってメッキ処理を施してから、フォーミ
ング処理工程Eにおいて手摺生地材における把手部1A
部位の表面にフォーミング処理を行なう。このフォーミ
ング処理は、図3に示すように、型抜きフィルム貼着工
程Hと、保護カバー被覆工程Iと、サンドブラスト工程
Jと、除去工程Kとから構成されており、例えばメッキ
処理工程Dにおいて施されたメッキ層M表面に対して僅
かに梨地状に形成するのである。
【0014】すなわち、図4に示すように、型抜きフィ
ルム部材2の面内に例えば花柄の輪郭を象った抜き型部
4を複数の連結部5を介して開穿形成させておき、型抜
きフィルム部材2から離型紙7を剥離させて粘着剤6を
露出させておいてから型抜きフィルム貼着工程Hにおい
て型抜きフィルム部材2自体を把手部1A表面に貼着す
る(図4(a)参照)。さらに、保護カバー被覆工程I
において、貼着されている型抜きフィルム部材2を除い
た把手部1A表面に保護カバー8を被覆する(図4
(b)参照)。そして、サンドブラスト工程Jにおいて
サンドブラスト装置(図示せず)により型抜きフィルム
部材2の例えば花柄の輪郭状の抜き型部4をめがけて粒
径が小さい研磨剤Qをノズル等によって強制的に吹き付
け、抜き型部4により露出している把手部1A表面のメ
ッキ層Mを梨地の艶消し状態にした(図4(c)参照)
後、除去工程Kにおいて保護カバー8、型抜きフィルム
部材2を除去する(図4(d)参照)のである。したが
って、把手部1A表面には型抜きフィルム部材2により
囲繞された状態で梨地状に艶消しされた花柄の輪郭状の
模様部3が形成され、模様部3の形成部位以外は、保護
カバー8によって保護されていることで、研磨剤Qによ
る研磨、模様形成処理は行われない。
【0015】次いで、例えば超音波等による第2の洗浄
工程Fにおいて、フォーミング処理後の表面を例えば温
度が約100℃程度のトリクロロエチレン液等の洗浄液
を使用した超音波洗浄器により超音波洗浄し、フォーミ
ング処理検査工程Gにおいてフォーミング処理後の表面
の梨地の艶消し模様の形成状態の検査を行なう。
【0016】尚、手摺生地材その他の製品の表面に例え
ば細かい目や縞模様等のヘアラインが存在していても同
様に行われる。また、本実施の形態ではフォーミング処
理工程E前にメッキ処理工程Gを行っているが、フォー
ミング処理工程E後に行われるフォーミング処理検査工
程G後にメッキ処理工程Dを行っても良い。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されているた
めに、例えば洗面所・トイレ・浴室等の手摺、水回り
品、化粧板等、自動車等におけるバンパー等の内外装の
各種付属設備品その他に使用されるステンレス・真鍮・
アルミニウム等の金属製、プラスチック製等の各種装備
品に対して表面装飾としての美感・価値感を損なうこと
なく均一で安定した絵柄模様・文字模様・記号模様等を
形成することができ、また、それらの製品は体裁も良
く、際だった印象を与えるものである。
【0018】すなわちこれは本発明に係る表面装飾を施
した各種装備品において、サンドブラスト加工によって
各種装備品生地材の表面に絵柄模様・文字模様・記号模
様等の梨地の模様部3が付されたものとしたからであ
り、これにより各種装備品の表面に梨地の例えば絵柄模
様・文字模様・記号模様等を容易に現出させることがで
き、しかも、その模様は生地材さらにはメッキ層M等を
大きく損傷させるものでもないのである。
【0019】模様部3は、表面に貼着させた型抜きフィ
ルム部材2により模様の輪郭を形成するものとしたの
で、各種装備品の表面に梨地の絵柄模様・文字模様・記
号模様等の輪郭を鮮明に表現させることができる。
【0020】一方、本発明に係る表面装飾を施した各種
装備品の表面装飾加工方法にあっては、鏡面加工による
研磨工程Aと、研磨後の表面を洗浄する第1の洗浄工程
Bと、サンドブラスト加工により表面に絵柄模様・文字
模様・記号模様等の梨地の艶消し模様を形成するフォー
ミング処理工程Eと、フォーミング処理後の表面を洗浄
する第2の洗浄工程Fとから成るものとしたので、各種
装備品の表面に梨地の絵柄模様・文字模様・記号模様等
を容易に形成することができる。
【0021】フォーミング処理工程Eの前または後にメ
ッキ処理工程Dを行うものとしたので、模様部3の形成
前の表面または模様部3の形成後の各種装備品の表面を
錆・変色・亀裂等から容易に保護することができる。
【0022】フォーミング処理工程Eは、各種装備品生
地材の表面に対して絵柄模様・文字模様・記号模様等に
型抜き成形した型抜きフィルム部材2を貼着する型抜き
フィルム貼着工程Hと、貼着後の型抜きフィルム部材2
を除く各種装備品生地材の表面に保護カバー8を被覆す
る保護カバー被覆工程Iと、型抜きフィルム部材2の貼
着箇所にサンドブラスト加工を施すサンドブラスト工程
Jと、保護カバー8、型抜きフィルム部材2を除去する
除去工程Kとから成るものとしたので、梨地の絵柄模様
・文字模様・記号模様等を均一に現出させた模様部3を
容易に形成することができる。
【0023】フォーミング処理工程Eにおける型抜きフ
ィルム部材2の貼着は、当該型抜きフィルム部材2の片
面に付設した離型紙7を剥離して粘着剤6の塗布面を露
出させてから各種装備品生地材の表面に貼着させるもの
としたので、各種装備品の表面に模様部3を形成するた
めの任意の箇所への貼着が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における例えば手摺とし
た場合の斜視図である。
【図2】抜き型状になっている型抜きフィルム部材の一
例を示す斜視図である。
【図3】表面装飾加工方法の工程を順次示したフローチ
ャートである。
【図4】フォーミング処理工程を示したものであり、
(a)は型抜きフィルム貼着工程時の断面図、(b)は
保護カバー被覆工程時の断面図、(c)はサンドブラス
ト工程時の断面図、(d)は除去工程時の断面図であ
る。
【符号の説明】 1…手摺 1A…把手部 1B…取付脚部 2…型抜きフィ
ルム部材 3…模様部 4…抜き型部 5…連結部 6…粘着剤 7…離型紙 8…保護カバー P…壁面 Q…研磨剤 M…メッキ層 A…研磨工程 B…第1の洗浄
工程 C…品質検査工程 D…フォーミン
グ処理工程 E…第2の洗浄工程 F…フォーミン
グ処理検査工程 G…メッキ処理工程 H…型抜きフィ
ルム貼着工程 I…保護カバー被覆工程 J…サンドブラ
スト工程 K…除去工程

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンドブラスト加工によって各種装備品
    生地材の表面に絵柄模様・文字模様・記号模様等の梨地
    の模様部が付されたことを特徴とする表面装飾を施した
    各種装備品。
  2. 【請求項2】 模様部は、各種装備品生地材の表面に貼
    着させた型抜きフィルム部材により模様の輪郭を形成し
    てある請求項1記載の表面装飾を施した各種装備品。
  3. 【請求項3】 各種装備品生地材の表面に対する鏡面加
    工による研磨工程と、研磨後の表面を洗浄する第1の洗
    浄工程と、サンドブラスト加工により各種装備品生地材
    の表面に絵柄模様・文字模様・記号模様等の梨地の艶消
    し模様を形成するフォーミング処理工程と、フォーミン
    グ処理後の表面を洗浄する第2の洗浄工程とから成るこ
    とを特徴とした各種装備品の表面装飾加工方法。
  4. 【請求項4】 フォーミング処理工程の前または後にメ
    ッキ処理工程を行う請求項3記載の各種装備品の表面装
    飾加工方法。
  5. 【請求項5】 フォーミング処理工程は、各種装備品生
    地材の表面に対して絵柄模様・文字模様・記号模様等に
    型抜き成形した型抜きフィルム部材を貼着する型抜きフ
    ィルム貼着工程と、貼着後の型抜きフィルム部材を除く
    各種装備品生地材の表面に保護カバーを被覆する保護カ
    バー被覆工程と、型抜きフィルム部材の貼着箇所にサン
    ドブラスト加工を施すサンドブラスト工程と、保護カバ
    ー、型抜きフィルム部材を除去する除去工程とから成る
    請求項3または4記載の各種装備品の表面装飾加工方
    法。
  6. 【請求項6】 フォーミング処理工程における型抜きフ
    ィルム部材の貼着は、当該型抜きフィルム部材の片面に
    付設した離型紙を剥離して粘着剤の塗布面を露出させて
    から各種装備品生地材の表面に貼着させる請求項3乃至
    5のいずれか記載の各種装備品の表面装飾加工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2457571A (en) * 2008-02-21 2009-08-26 Liberty Hardware Mfg Corp Grab bar with decorative insert
CN109500744A (zh) * 2018-10-25 2019-03-22 苏州市东望医疗设备有限公司 大型不锈钢加工件表面喷砂工艺
JP2020171975A (ja) * 2019-04-09 2020-10-22 本田技研工業株式会社 乗物用部品の製造方法、乗物の製造方法、及び乗物用部品

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