JP2001232500A - スライドモーション設定装置 - Google Patents

スライドモーション設定装置

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JP2001232500A
JP2001232500A JP2000042203A JP2000042203A JP2001232500A JP 2001232500 A JP2001232500 A JP 2001232500A JP 2000042203 A JP2000042203 A JP 2000042203A JP 2000042203 A JP2000042203 A JP 2000042203A JP 2001232500 A JP2001232500 A JP 2001232500A
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JP
Japan
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motion
slide
diagram
drawn
setting device
Prior art date
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JP2000042203A
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English (en)
Inventor
Hirohiko Oyamada
小山田裕彦
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Aida Engineering Ltd
Original Assignee
Aida Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スライドモーションの設定を、数値入力によら
ず、容易に設定できるスライドモーション設定装置を提
供することを目的とする。 【解決手段】タッチパネルを使用した場合はタッチペ
ン、パーソナルコンピュータ等を使用した場合はマウス
やトラックボール等で、画面上に直接スライドモーショ
ン線図を描画し、そのモーション線図に沿ってスライド
が動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スライドのモーシ
ョンを任意に設定できるプレス機械におけるスライドモ
ーションの設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスライドモーションの設定入力装
置及び手段は、特開平6−218598及び特開平7−
80700に開示されている。
【0003】特開平6−218598では、加圧力発生
手段としての電動機と、この電動機の駆動力をラム(ス
ライド)に伝達する変換機構手段を備えたプレス機械に
おいて、種々のプレス条件を入力するプレス条件入力手
段が開示されている。このプレス条件入力手段は、キー
ボードから入力されることが、実施例としてあげられて
いる。ここで、プレス条件とは、加圧力、加圧速度、停
止時間等をいう。
【0004】また、特開平7−80700では、圧油に
より駆動するシリンダを有する液圧プレス機械におい
て、スライドの各位置におけるスライド速度及びスライ
ド位置をデジタル値で設定するデジタル設定手段が開示
されている。このデジタル設定手段の実施例として、タ
ッチパネルに表示されるテンキーにより速度及び位置の
デジタルデータを入力する設定装置が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来設定装置で
は、オペレータが数値を直接入力するが、この場合、数
値入力を間違う虞がある。また、数値入力では、スライ
ドの動作、つまりスライドモーションを視覚的に捕らえ
ることができない。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、設定
された任意のモーションに基づいてスライドが動作する
ように制御されるプレス機械のスライドモーション設定
装置において、種々のデータを記憶する記憶手段と、前
記スライドのストローク量及び下死点位置を前記記憶手
段に数値で入力して記憶させる数値入力手段と、前記任
意のモーションを描画し、描画したモーション線図を設
定された前記ストローク量及び前記下死点位置に基づい
てスケーリングした結果を前記記憶手段に記憶させるモ
ーション設定表示手段と、を有することを特徴とするプ
レス機械のスライドモーション設定装置である。
【0007】請求項1の発明では、予めストローク量と
下死点位置を設定する。一方、モーション設定表示手段
にはモーション線図を描画することができる。すると、
描画したモーション線図は、予め設定したストローク量
及び下死点位置に合わせてスケーリングされる。する
と、スケーリングされたモーション線図に沿って、プレ
ス機械のスライドが動作する。
【0008】このように、スライドのモーションを、モ
ーション線図を描画することにより設定することができ
るので、スライドの動きを視覚的に捕らえながらモーシ
ョンを設定することができる。また、スライドのモーシ
ョンをスライドの速度や位置として数値入力する場合に
比べて、入力ミスが無くなる。
【0009】請求項2の発明は、前記モーション設定表
示手段は、表示される前記モーション線図にカーソルを
合わせたとき、前記カーソル位置におけるスライド位
置,スライド速度,成形時間を数値で表示する条件表示
手段と、を有することを特徴とする請求項1記載のスラ
イドモーション設定装置である。
【0010】請求項2の発明によると、モーション設定
表示手段に表示される設定したモーション線図上の任意
の位置にカーソルを合わせたときに、そのカーソルの位
置におけるスライド位置,スライド速度及び成形時間を
数値で表示することができる。
【0011】よって、請求項1の発明の効果に加えて、
スライド位置及びスライド速度が数値として表示される
ことで、モーション線図上の任意位置における上下金型
の関係を、容易に確認することができる。また、成形時
間が表示されることにより、プレス機械のストローク数
が容易にわかるので、生産の推定が可能となる。さらに
は、成形時間が容易に確認できることにより、加圧ホー
ルド時間の設定が容易となる。
【0012】請求項3の発明は、前記モーション設定表
示手段は、描画した前記モーション線図を直線または曲
線に近似する近似手段と、を有することを特徴とする請
求項1及び2に記載のスライドモーション設定装置であ
る。
【0013】請求項3の発明によると、描画したモーシ
ョン線図を近似手段により直線または曲線に近似する。
すると、請求項1及び2の発明の効果に加えて、描画す
る際の手ぶれなどにより不連続であったり凹凸があるモ
ーション線図を滑らかなモーション線図とすることがで
きる。
【0014】請求項4の発明は、前記モーション設定表
示手段は、ラバーバンド機能により、描画した前記モー
ション線図を部分的に修正するモーション線図修正手段
と、を有することを特徴とする請求項1〜3に記載のス
ライドモーション設定装置である。
【0015】請求項4の発明によると、モーション設定
表示手段は、描画したモーション線図にカーソルを合わ
せ、そのカーソルを移動させたときにゴムひもの様にモ
ーション線図が追随して移動する、いわゆるラバーバン
ド機能を有する。よって、請求項1〜3の発明の効果に
加えて、描画したモーション線図を容易に修正すること
ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1及び
図2に示す。図1は、本発明の構成を示すブロック図で
ある。本発明によるスライドモーション設定装置には、
モーション入力装置1とモーション表示装置2で構成さ
れるモーション設定表示手段が設けられている。例え
ば、モーション入力装置1としては、タッチパネルとタ
ッチペンを用いることができる。この場合、タッチパネ
ルがグラフィック式であれば、モーション表示装置2と
して用いることができる。また、モーション入力装置1
としては、マウス,トラックボール,ライトペン等を有
するパーソナルコンピューター等を用いることができ
る。この場合、CRT等をモーション表示装置2として
用いることができる。
【0017】一方、本発明によるスライドモーション設
定装置には、数値入力手段である数値入力装置及び記憶
手段であるモーション記憶装置が設けられている。数値
入力装置としては、例えば、テンキーやデジスイッチ等
がある。また、モーション記憶装置としては、RAM等
がある。
【0018】モーション入力装置1,モーション表示装
置2,数値入力装置3,モーション記憶装置4は夫々互
いに接続されている。また、これらの機器は、制御装置
に搭載されたCPU5により統括制御されている。一
方、出力装置6はサーボアンプ7と接続し、サーボアン
プ7はモータ8と接続されている。モータ8は、図示し
ない駆動機構部と連結し、図示しないスライドを駆動し
ている。さらに、出力装置6はモーション入力装置1,
モーション表示装置2,数値入力装置3,モーション記
憶装置4と夫々互いに接続されている。
【0019】モーション入力装置1で設定したモーショ
ンは、モーション記憶装置4に記憶される。その設定モ
ーションはCPUにより出力装置6に送信される。する
と、出力装置6からサーボアンプ7にサーボ指令を送信
して、モータ8の駆動によりプレス機械のスライドが動
作する。
【0020】次に、スライドモーションの設定手順につ
いて、図1及び図2を用いて説明する。ここで、図2に
示す表示11〜14はモーション表示装置2に表示され
る。
【0021】まず、数値入力装置3により、プレス機械
の下死点及びストローク長さを設定する。ここで入力す
る下死点とは、任意のモーションで動作するスライドが
最下限にあるときのボルスタ上面からスライド下面まで
の距離をいう。(図示せず)本実施例においては、下死
点を300mm,ストローク長さを100mmに設定し
た。(表示11)
【0022】次に、モーション入力装置1に任意のモー
ション線図9を描画する。このとき、近似手段によりモ
ーション線図9を近似することができる。すなわち、表
示12に示す様に、直線近似か自由曲線による近似かを
選択する。直線近似とすると、モーション線図9は直線
的に再描画される。自由曲線による近似を選択すると、
モーション線図9は滑らかな曲線に再描画される。これ
らは、手ぶれ等により、モーション線図9が凹凸のある
曲線である場合に効果がある。
【0023】また、予め設定した下死点及びストローク
長さに基づいて、描画したモーション線図9はスケーリ
ングされる。本実施例においてモーション線図9をスケ
ーリングすると、開始点A及び終点Cのスライド位置は
400mmとなり、下死点Bは300mmとなる。
【0024】一方、描画したモーション線図9上の任意
の点にカーソル10aを合わせると、条件表示手段によ
りスライド位置,スライド速度及び成形時間を確認する
ことができる。例えば、モーション線図9上の点Pにカ
ーソルを合わせた場合は、点Pにおけるスライド位置3
40mm,成形時間0.2s及び点Pのスライド位置を
時間で微分した値、つまりスライド速度100mm/s
が表示14の様に表示される。ここで、A点はスライド
の起動開始位置であり、C点は1サイクルの終了点であ
る。よって、A点での成形時間は0sであり、C点での
成形時間は1サイクルにかかる時間となる。
【0025】また、モーション線図9を部分的に修正す
る場合は、ラバーバンド機能を有するモーション線図修
正手段を使う。(表示12)ラバーバンド機能とは、描
画したモーション線図9にカーソルを合わせ、そのカー
ソルを移動させたときにゴムひもの様にモーション線図
が追随して移動する機能をいう。
【0026】例えば、モーション線図9上の点Qにカー
ソル10bを合わせ、そのカーソル10bを点Q’まで
移動させる。すると、2点鎖線に示すように、モーショ
ン線図9がカーソル10bに追随して移動する。この様
にして、モーション線図9を修正することができる。な
お、修正後は、モーション線図9は再スケーリングされ
る。
【0027】ここで、本実施例においては、サーボモー
タによりスライドが駆動するプレス機械を実施例とした
が、任意のモーションでスライドが動作するプレス機
械、例えば液圧プレス機械等においても、本発明による
スライドモーション設定装置を実施することができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1の発明によると、モーション線
図を描画することによりスライドの動作を設定すること
ができる。よって、スライドの動きを視覚的に捕らえな
がら設定することができる。
【0029】請求項2の発明によると、描画したモーシ
ョン線図上の任意の位置にカーソルを合わせたときに、
そのカーソルの位置におけるスライド位置,スライド速
度及び成形時間を数値で確認することができる。
【0030】請求項3の発明によると、描画したモーシ
ョン線図が不連続であったり凹凸がある場合に、直線ま
たは自由曲線に近似することができる。
【0031】請求項4の発明によると、描画したモーシ
ョン線図を容易にかつ部分的に修正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図
【図2】本発明の描画したモーション線図及び表示図
【符号の説明】
1はモーション入力装置、2はモーション表示装置、3
は数値入力装置、4はモーション記憶装置、5はCP
U、6は出力装置、7はサーボアンプ、8はモータ、9
はモーション線図、10a,10bはカーソル、11,
12,13,14は表示である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定された任意のモーションに基づいてス
    ライドが動作するように制御されるプレス機械のスライ
    ドモーション設定装置において、種々のデータを記憶す
    る記憶手段と、前記スライドのストローク量及び下死点
    位置を前記記憶手段に数値で入力して記憶させる数値入
    力手段と、前記任意のモーションを描画し、描画したモ
    ーション線図を設定された前記ストローク量及び前記下
    死点位置に基づいてスケーリングした結果を前記記憶手
    段に記憶させるモーション設定表示手段と、を有するこ
    とを特徴とするスライドモーション設定装置。
  2. 【請求項2】前記モーション設定表示手段は、表示され
    る前記モーション線図にカーソルを合わせたとき、前記
    カーソル位置におけるスライド位置,スライド速度,成
    形時間を数値で表示する条件表示手段と、を有すること
    を特徴とする請求項1記載のスライドモーション設定装
    置。
  3. 【請求項3】前記モーション設定表示手段は、描画した
    前記モーション線図を直線または曲線に近似する近似手
    段と、を有することを特徴とする請求項1及び2に記載
    のスライドモーション設定装置。
  4. 【請求項4】前記モーション設定表示手段は、ラバーバ
    ンド機能により、描画した前記モーション線図を部分的
    に修正するモーション線図修正手段と、を有することを
    特徴とする請求項1〜3に記載のスライドモーション設
    定装置。
JP2000042203A 2000-02-21 2000-02-21 スライドモーション設定装置 Pending JP2001232500A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095864A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Aida Eng Ltd サーボプレス
JP2013212517A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 Amada Co Ltd 加工機および加工機における曲げ加工動作入力設定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009095864A (ja) * 2007-10-17 2009-05-07 Aida Eng Ltd サーボプレス
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