JP2001231535A - 霊芝ビールの製造方法 - Google Patents

霊芝ビールの製造方法

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JP2001231535A
JP2001231535A JP2000046456A JP2000046456A JP2001231535A JP 2001231535 A JP2001231535 A JP 2001231535A JP 2000046456 A JP2000046456 A JP 2000046456A JP 2000046456 A JP2000046456 A JP 2000046456A JP 2001231535 A JP2001231535 A JP 2001231535A
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beer
reishi
juice
temperature
fermented
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Zaio Ran
財 旺 藍
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  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康によい上、風味にも優れた霊芝ビールの
製造方法を提供する。 【解決手段】 三段階の処理を行い、先ず、霊芝若ビー
ル醗酵汁の仕込みにおいて、麦芽糖化汁、霊芝液、ホッ
プをそれぞれの比例で、予め設定しておいた温度におい
て撹拌し、温度を下げた後、酵母を加えてアルコール
2.5%まで醗酵させ、さらに設定の圧力値、温度制御
により醗酵を停止させた状態で2ヶ月間おき、続いて、
ビール乾燥粉を−80℃の超低温で真空冷凍し、この過
程において水分とアルコールを昇華させて凍結乾燥粉と
し、最後に両者を混合して二酸化炭素COで加圧し、
適度な比例、温度、濾過、殺菌によって霊芝ビールが完
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低アルコールの製造方
法に係り、特に霊芝ビールの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ビールは風味の良い低アルコール飲料と
して、非常に大衆に親しまれている。しかし、味は良い
ものの、ビールは健康に有益な成分に欠けているといっ
てよい。また、霊芝は、すでに優れた効果を有する健康
食品であることが知られているが、その有効成分のため
に、苦味を伴い、食用、飲用として気軽に口するのがや
や憚れる。このように、ビールと霊芝は、味が良ければ
栄養価に劣り、栄養価が高ければ味が悪い、とそれぞれ
長所と短所を持ち合わせている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】がかかる問題を解消す
るため、本発明の目的は、上記したような霊芝、ビール
が有するそれぞれの長所を利用し、また、それぞれの短
所を補う霊芝ビールの製造方法を提供することにある。
このようにして得られた霊芝ビールは、霊芝液に独特な
風味を持たせ、また、ビールに霊芝の栄養を与え、味が
良い上健康にもよい。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の製造方法は、ビール、霊芝の両者が有す
る、互いの共存しにくい成分を結合させ、温度制御、醗
酵制御、圧力処理、温度処理、混合の比例、液体制御、
乾燥粉の処理、混合還元など、独自に研究開発した方法
によって、ビールに霊芝の成分を与え、また、霊芝液を
ビールに似た風味にしこれにより、ビールを飲用すると
霊芝の栄養が摂取でき、今までのような霊芝のまずい味
を変え、美味しいにすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1、図2及び図3が示すよう
に、本発明は主に、霊芝若ビール醗酵汁の仕込み、霊芝
ビールの乾燥粉の処理、霊芝ビール成品の処理を含み、
その製造方法は以下のようである。
【0006】一、 霊芝若ビールの醗酵汁の仕込み
(図1) 9lの麦芽糖化汁、0.5l霊芝液、0.25g(l)の
ホップを均等に混合し、内部が複数に仕切られた攪拌槽
に入れ、100℃の温度で1.5〜2時間殺菌を行う。
霊芝液に使用する霊芝は、赤芝(Ganoderma Lucidum)
が最も適している。霊芝液の取得方法は、霊芝を乾燥さ
せて粉砕して1〜2cmの粒状にし、90℃の環境におい
て、蒸気で4時間蒸沸する。これにより霊芝から液体が
抽出され、霊芝液が得られる。続いて氷水を攪拌槽内部
の一つの空間に注ぎ、温度を8〜12℃に下げ、同時に
空気を入れながら30分間攪拌し、酵母を加えて前醗酵
の段階に入る。アルコール濃度2.5%に醗酵させた
時、温度を−2℃まで下げ、また、圧力値は2kg/cm
に維持し、醗酵を停止した状態で約2ヶ月放置すると、
霊芝若ビール醗酵汁の仕込みは完成である。
【0007】二、 霊芝ビール乾燥粉の処理(図2) 9l糖度11°Pの麦芽糖化汁、0.5lの霊芝液及び
0.25g(l)のホップを調合して混合液をつくり、こ
の混合液を100℃の水で約2時間煮沸して殺菌すると
醗酵が始まり、アルコール濃度約5%になったら醗酵を
停止する。続いて−80℃の超低温環境の下、真空圧力
値120militorroで真空快速冷凍を行い、若ビール液
の水分、アルコールを昇華させ凍結乾燥粉(乾燥粉30
g/酒1l、ドライアイス等のようなもの)の状態にな
ったら、0〜4℃の環境に保存すれば、ビールの風味と
なる主材料が完成する。
【0008】三、 成品の処理(図3) 上記の霊芝若ビールの仕込み及び霊芝ビールの凍結乾燥
粉の処理に続き、予め設定しておいた比例で乾燥粉4.
5gと霊芝若ビール醗酵汁500lをで均等に混合し、
さらに二酸化炭素COで加圧し、濾過(特殊な濾過器
を使用)を行う。これにより酵母が除去される。これを
2℃の環境で2日間貯蔵した後缶詰にし、65℃、5分
間の殺菌を行えば霊芝若ビール成品の完成である。
【0009】上記の霊芝液の仕込みにおいて、麦芽糖化
汁、霊芝液、ホップなどの原料を醗酵させ、アルコール
を生成することにより、ビールに似た風味が出せるた
め、霊芝液の味は改善され、また、アルコール成分を含
んだ飲料となる。さらに、複数の仕切られた空間を有す
る攪拌槽のうちの一つの空間に氷水を注ぎ、高温を急速
に冷却して温度を下げることにより、醗酵を制御しアル
コールの濃度を調整することができる。また、−2℃、
2kg/cmの圧力値において、醗酵菌を殺さず冬眠状態
とした後、若ビール凍結乾燥粉と混合して作用を発生さ
せる。
【0010】上記のビール凍結乾燥粉は、ビールの香気
を高め、これによって更にビールに似た風味が出せる。
この凍結乾燥の方式により、水分、アルコール成分を除
去し、さらに、霊芝液を配合してアルコール2.5%と
することができる。この凍結乾燥方式は、若ビール中の
醗酵菌の醗酵を停止させる作用をし、霊芝液と混合する
際、ビールの有するアルコールの風味には影響を及ぼさ
ない。また、二酸化炭素COで加圧混合することによ
り、成品のビールの香気を持続させ、一般のビールと同
様の泡立ちを与えることができる。
【0011】
【発明の効果】本発明の独自に採用する温度、圧力及び
仕込みの方法により、今までになかった健康によい成分
と風味の良さを兼ね備えた霊芝ビールを製造することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る霊芝若ビール醗酵汁仕込みのブロ
ックフローチャートである。
【図2】本発明に係るビール乾燥粉の製造過程を示すブ
ロックフローチャートである。
【図3】本発明に係る霊芝ビール成品の処理のブロック
フローチャートである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】霊芝若ビール醗酵汁の仕込み、霊芝ビール
    乾燥粉の処理、霊芝ビール成品の処理を含み、 上記醗酵汁仕込みの方法は、 麦芽糖化汁と、霊芝を乾燥させて粉砕して略1〜2cmの
    粒状にした後略90℃の環境下で蒸気により略4時間蒸
    沸して抽出した霊芝液と、ホップとを混合して、仕切り
    の有る攪拌槽に入れ、略100℃の温度で1.5〜2時
    間殺菌を行い、その後続いて氷水を、前記撹拌槽内部の
    うちの一つの空間に注ぎ、温度を略8〜12℃に下げ、
    空気を注入しながら30分間ほど攪拌し、酵母を加えて
    前醗酵の段階に入り、アルコール濃度略2.5%に醗酵
    させて温度を略−2℃まで下げ、圧力値は2kg/cm
    維持し、醗酵を停止した状態で約2ヶ月間おくことによ
    り、霊芝若ビール醗酵汁の仕込みが完成し、 霊芝ビール乾燥粉の処理方法は、 糖度略11°Pの麦芽糖化汁と、霊芝液及びホップとを
    調合して混合液をつくり、この混合液を略100℃の水
    で約2時間煮沸して殺菌した後醗酵し、アルコール濃度
    が約5%になったとき醗酵を停止させ、略−80℃の超
    低温の環境の下、真空圧力値120militorrで真空快速
    冷凍を行い、若ビール液の水分とアルコールを昇華さ
    せ、凍結乾燥粉の状態になった後略、0〜4℃の環境下
    で保存し、これがビールの風味となる主材料となり、 霊芝ビール成品の処理方法は、 上記の霊芝若ビール発酵汁の仕込み及び霊芝ビール凍結
    乾燥粉の処理に続き、設定した比例で上記乾燥粉と霊芝
    若ビール醗酵汁とろ混合し、さらに二酸化炭素CO
    よって加圧して濾過することにより酵母を除去し、これ
    を略2℃の環境下で約2日間貯蔵した後缶詰にし、最後
    に略65℃で5分間の殺菌を行うことを特徴とする霊芝
    ビールの製造方法。
  2. 【請求項2】前記の霊芝液に用いる霊芝は、赤芝(Gano
    derma Lucidum )であることを特徴とする請求項1に記
    載の霊芝ビールの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013048596A (ja) * 2011-08-31 2013-03-14 Ryoji Watabe 健康食品ビール様飲料及びその製造方法
JP2013201976A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Asahi Breweries Ltd ビール様飲料用風味改善剤
CN105296261A (zh) * 2015-10-22 2016-02-03 吴长江 鲜果风味的啤酒生产设备

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JP2013201976A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Asahi Breweries Ltd ビール様飲料用風味改善剤
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