JP2001231458A - 冷菓製造装置 - Google Patents
冷菓製造装置Info
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- JP2001231458A JP2001231458A JP2000051632A JP2000051632A JP2001231458A JP 2001231458 A JP2001231458 A JP 2001231458A JP 2000051632 A JP2000051632 A JP 2000051632A JP 2000051632 A JP2000051632 A JP 2000051632A JP 2001231458 A JP2001231458 A JP 2001231458A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円滑にソースを圧送でき、且つ、ソース容器
を含めた全体的構成の簡素化も可能となると共に、ソー
スの冷却も容易とした冷菓製造装置を提供する。 【解決手段】ソース圧送装置2は、ソース容器54を収
容してソース容器54の外側に液体を満たす密閉容器5
3と、この密閉容器53内の液体の圧力を制御するポン
プ51とを備え、このポンプ51より液体から密閉容器
53に圧力を加えてソースを圧送する。
を含めた全体的構成の簡素化も可能となると共に、ソー
スの冷却も容易とした冷菓製造装置を提供する。 【解決手段】ソース圧送装置2は、ソース容器54を収
容してソース容器54の外側に液体を満たす密閉容器5
3と、この密閉容器53内の液体の圧力を制御するポン
プ51とを備え、このポンプ51より液体から密閉容器
53に圧力を加えてソースを圧送する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソフトクリーム等
の冷菓を抽出販売する冷菓製造装置に関し、特に冷菓に
苺ジャムやチョコレート等のソースをトッピングするよ
うにしたものに関する。
の冷菓を抽出販売する冷菓製造装置に関し、特に冷菓に
苺ジャムやチョコレート等のソースをトッピングするよ
うにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ソフトクリーム等の冷菓を抽出販
売する冷菓製造装置は、特開平7−264991号公報
に示される如く、冷菓原料により冷菓を製造すると共
に、前端部には冷菓が抽出される抽出路が形成されてい
る冷却シリンダと、抽出路の出口が内壁面に形成される
と共に、下端には抽出された冷菓を取り出すための冷菓
取出口部が形成されている冷菓通路と、この冷菓通路内
に上下移動可能に設けられ、通常抽出路の出口を塞ぐプ
ランジャとを備えている。
売する冷菓製造装置は、特開平7−264991号公報
に示される如く、冷菓原料により冷菓を製造すると共
に、前端部には冷菓が抽出される抽出路が形成されてい
る冷却シリンダと、抽出路の出口が内壁面に形成される
と共に、下端には抽出された冷菓を取り出すための冷菓
取出口部が形成されている冷菓通路と、この冷菓通路内
に上下移動可能に設けられ、通常抽出路の出口を塞ぐプ
ランジャとを備えている。
【0003】そして、冷菓抽出販売時にはプランジャを
上方に移動させて抽出路の出口を開放するようにしてい
る。ここで、このように抽出路の出口が開放されると、
冷菓は冷却シリンダ内に設けられている攪拌装置の攪拌
圧力により抽出路を通って抽出路の出口から冷菓通路に
抽出された後、冷菓取出口部から取り出されるように構
成されている。
上方に移動させて抽出路の出口を開放するようにしてい
る。ここで、このように抽出路の出口が開放されると、
冷菓は冷却シリンダ内に設けられている攪拌装置の攪拌
圧力により抽出路を通って抽出路の出口から冷菓通路に
抽出された後、冷菓取出口部から取り出されるように構
成されている。
【0004】また、前記公報ではプランジャ内に導通路
を形成し、抽出したソフトクリーム等の冷菓に、導通路
を介してシロップやチョコレートのソースを降りかける
ことにより、所謂トッピングを施すことができるように
構成されていた。
を形成し、抽出したソフトクリーム等の冷菓に、導通路
を介してシロップやチョコレートのソースを降りかける
ことにより、所謂トッピングを施すことができるように
構成されていた。
【0005】更に他の従来例としては、流動性のトッピ
ングソースを冷菓取出口部に圧送するソース圧送装置を
備え、前記プランジャによる冷菓の取出動作に連動して
ソース圧送装置より前記ソースが充填されたソース容器
からソースを圧送する冷菓製造装置が開発されて来てい
る。
ングソースを冷菓取出口部に圧送するソース圧送装置を
備え、前記プランジャによる冷菓の取出動作に連動して
ソース圧送装置より前記ソースが充填されたソース容器
からソースを圧送する冷菓製造装置が開発されて来てい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来の冷菓製造装置では、ソースを圧送する圧送装置は、
押圧装置を構成するソース抽出モータ及び押出装置と、
シリンダとから構成されており、このシリンダ内に装填
したソース容器を、モータにて直線運動される押出装置
にて押圧することにより容器からソースを押し出すもの
であったため、円滑に無駄なくソースを押し出すために
は機械的構造が複雑となると共に、ソース容器自体の形
状も限定されるなどの問題があった。
来の冷菓製造装置では、ソースを圧送する圧送装置は、
押圧装置を構成するソース抽出モータ及び押出装置と、
シリンダとから構成されており、このシリンダ内に装填
したソース容器を、モータにて直線運動される押出装置
にて押圧することにより容器からソースを押し出すもの
であったため、円滑に無駄なくソースを押し出すために
は機械的構造が複雑となると共に、ソース容器自体の形
状も限定されるなどの問題があった。
【0007】また、ソース圧送装置に充填されるソース
容器は、外部の環境に影響を受けやすい。係る場合に
は、外気温の高い環境に設置された場合、ソースの温度
が外気温によって上昇するため、冷却シリンダから抽出
される冷菓とソースの温度差が大きくなり、ソースの温
度によって冷菓の融解を助長する問題がある。
容器は、外部の環境に影響を受けやすい。係る場合に
は、外気温の高い環境に設置された場合、ソースの温度
が外気温によって上昇するため、冷却シリンダから抽出
される冷菓とソースの温度差が大きくなり、ソースの温
度によって冷菓の融解を助長する問題がある。
【0008】これを防止するためにソース容器を冷却す
る方法として、ペルチェ素子などで冷却する場合や、蓄
冷剤などによって冷却することが考えられるが、何れに
しても従来の構成では更なる構造の複雑化を招く問題が
ある。
る方法として、ペルチェ素子などで冷却する場合や、蓄
冷剤などによって冷却することが考えられるが、何れに
しても従来の構成では更なる構造の複雑化を招く問題が
ある。
【0009】そこで、本発明は係る従来の技術的課題を
解決するために成されたものであり、円滑にソースを圧
送でき、且つ、ソース容器を含めた全体的構成の簡素化
も可能となると共に、ソースの冷却も容易とした冷菓製
造装置を提供することを目的とするものである。
解決するために成されたものであり、円滑にソースを圧
送でき、且つ、ソース容器を含めた全体的構成の簡素化
も可能となると共に、ソースの冷却も容易とした冷菓製
造装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の冷菓製造装置
は、冷菓を製造する冷却シリンダと、この冷却シリンダ
から冷菓を抽出する取出通路と、この取出通路を開閉し
て冷菓の取り出しを制御するプランジャと、流動性のト
ッピング用ソースが貯蔵されたソース容器と、このソー
ス容器から取出通路の出口部にソースを圧送するソース
圧送装置とを備えたものであって、このソース圧送装置
は、ソース容器を収容して当該ソース容器の外側に液体
を満たす密閉容器と、この密閉容器内の液体の圧力を制
御する圧力制御手段とを備え、この圧力制御手段により
液体から密閉容器に圧力を加えてソースを圧送すること
を特徴とする。
は、冷菓を製造する冷却シリンダと、この冷却シリンダ
から冷菓を抽出する取出通路と、この取出通路を開閉し
て冷菓の取り出しを制御するプランジャと、流動性のト
ッピング用ソースが貯蔵されたソース容器と、このソー
ス容器から取出通路の出口部にソースを圧送するソース
圧送装置とを備えたものであって、このソース圧送装置
は、ソース容器を収容して当該ソース容器の外側に液体
を満たす密閉容器と、この密閉容器内の液体の圧力を制
御する圧力制御手段とを備え、この圧力制御手段により
液体から密閉容器に圧力を加えてソースを圧送すること
を特徴とする。
【0011】請求項2の発明は上記発明に加えて、ソー
ス圧送装置は、密閉容器内の液体を冷却する冷却手段を
備えていることを特徴とする。
ス圧送装置は、密閉容器内の液体を冷却する冷却手段を
備えていることを特徴とする。
【0012】本発明によれば、冷菓を製造する冷却シリ
ンダと、この冷却シリンダから冷菓を抽出する取出通路
と、この取出通路が開閉して冷菓の取り出しを制御する
プランジャと、流動性のトッピング用ソースが貯蔵され
たソース容器と、このソース容器から取出通路の出口部
にソースを圧送するソース圧送装置とを備えた冷菓製造
装置において、このソース圧送装置は、ソース容器を収
容して当該ソース容器の外側に液体を満たす密閉容器
と、この密閉容器内の液体の圧力を制御する圧力制御手
段とを備え、この圧力制御手段により液体から密閉容器
に圧力を加えてソースを圧送するようにしたので、液体
よりソース容器全体に圧力を加えて内部のソースを押し
出すことが可能となる。これにより、圧力によって変形
可能なソース容器であればその形状に限定されること無
く円滑なソースの圧送・添加を達成できるようになる。
また、機械的全体構造も簡素化することができるので、
著しいコストの削減も図ることが可能となる。
ンダと、この冷却シリンダから冷菓を抽出する取出通路
と、この取出通路が開閉して冷菓の取り出しを制御する
プランジャと、流動性のトッピング用ソースが貯蔵され
たソース容器と、このソース容器から取出通路の出口部
にソースを圧送するソース圧送装置とを備えた冷菓製造
装置において、このソース圧送装置は、ソース容器を収
容して当該ソース容器の外側に液体を満たす密閉容器
と、この密閉容器内の液体の圧力を制御する圧力制御手
段とを備え、この圧力制御手段により液体から密閉容器
に圧力を加えてソースを圧送するようにしたので、液体
よりソース容器全体に圧力を加えて内部のソースを押し
出すことが可能となる。これにより、圧力によって変形
可能なソース容器であればその形状に限定されること無
く円滑なソースの圧送・添加を達成できるようになる。
また、機械的全体構造も簡素化することができるので、
著しいコストの削減も図ることが可能となる。
【0013】そして、請求項2の発明の如く密閉容器内
の液体を冷却する冷却手段を設ければ、冷菓製造装置が
外気温の高い環境に設置された場合であっても、ソース
容器を冷却することができ、ソースが外気温によって昇
温することなく、適温に冷却されたソースを冷菓に添加
することができるようになる。
の液体を冷却する冷却手段を設ければ、冷菓製造装置が
外気温の高い環境に設置された場合であっても、ソース
容器を冷却することができ、ソースが外気温によって昇
温することなく、適温に冷却されたソースを冷菓に添加
することができるようになる。
【0014】これにより、冷却シリンダから抽出される
冷菓の温度とソースの温度差を小さくすることができ、
ソースの温度によって冷菓が融解することを未然に防止
できると共に、適温に冷却されたソースが冷菓に添加さ
れることによって味覚の向上を図ることができるように
なる。
冷菓の温度とソースの温度差を小さくすることができ、
ソースの温度によって冷菓が融解することを未然に防止
できると共に、適温に冷却されたソースが冷菓に添加さ
れることによって味覚の向上を図ることができるように
なる。
【0015】特に、密閉容器内に充填された液体を圧力
制御手段で圧力制御すると共に、係る液体を冷却するこ
とによってソース容器を冷却すると云う簡単な構成とな
るため、組立作業性も向上させることができるようにな
るものである。
制御手段で圧力制御すると共に、係る液体を冷却するこ
とによってソース容器を冷却すると云う簡単な構成とな
るため、組立作業性も向上させることができるようにな
るものである。
【0016】請求項3の発明の冷菓製造装置は、請求項
1の発明に加えて圧力制御手段には密閉容器内に流入す
る流量を測定する流量計が設けられていることを特徴と
する。
1の発明に加えて圧力制御手段には密閉容器内に流入す
る流量を測定する流量計が設けられていることを特徴と
する。
【0017】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
に加えて圧力制御手段には密閉容器内に流入する流量を
測定する流量計が設けられているので、密閉容器内に流
入する流量を流量計によって測定することにより、ソー
ス残量を計測することができるようになる。
に加えて圧力制御手段には密閉容器内に流入する流量を
測定する流量計が設けられているので、密閉容器内に流
入する流量を流量計によって測定することにより、ソー
ス残量を計測することができるようになる。
【0018】請求項4の発明の冷菓製造装置は、請求項
1の発明に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する
圧力検出器が設けられていることを特徴とする。
1の発明に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する
圧力検出器が設けられていることを特徴とする。
【0019】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する圧力検出
器が設けられているので、制御装置によって一定の圧力
となるように制御され、異常高圧となることを未然に回
避することができるようになる。
に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する圧力検出
器が設けられているので、制御装置によって一定の圧力
となるように制御され、異常高圧となることを未然に回
避することができるようになる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の実施例の冷菓製造装置
1の縦断斜視図、図2は冷菓製造装置1のフリーザドア
3部分の縦断正面図及びソース圧送装置2の構造説明
図、図3はフリーザドア3部分の縦断正面図、図4は冷
菓製造装置1の取出ノズル4の縦断正面図、図5は冷菓
製造装置1の取出ノズル4の平断面図を示している。
形態を詳述する。図1は本発明の実施例の冷菓製造装置
1の縦断斜視図、図2は冷菓製造装置1のフリーザドア
3部分の縦断正面図及びソース圧送装置2の構造説明
図、図3はフリーザドア3部分の縦断正面図、図4は冷
菓製造装置1の取出ノズル4の縦断正面図、図5は冷菓
製造装置1の取出ノズル4の平断面図を示している。
【0021】図1において実施例の冷菓製造装置1は、
ソフトクリームを製造して例えばコーン製のカップに抽
出し、螺旋状の冷菓の流れを盛り上げて生成し、販売す
るものであり、液状のソフトクリームミックスが貯留さ
れるミックスタンク6、6は、周囲にホッパー冷却用の
冷却パイプP1が巻回されている。8は前記液状のソフ
トクリームミックスをビータ(撹拌装置)7によって撹
拌しながら冷却して半硬化状態の冷菓を製造する冷却シ
リンダであり、その周囲にはシリンダ冷却用の冷却器P
2を配している。
ソフトクリームを製造して例えばコーン製のカップに抽
出し、螺旋状の冷菓の流れを盛り上げて生成し、販売す
るものであり、液状のソフトクリームミックスが貯留さ
れるミックスタンク6、6は、周囲にホッパー冷却用の
冷却パイプP1が巻回されている。8は前記液状のソフ
トクリームミックスをビータ(撹拌装置)7によって撹
拌しながら冷却して半硬化状態の冷菓を製造する冷却シ
リンダであり、その周囲にはシリンダ冷却用の冷却器P
2を配している。
【0022】ここで、ホッパー2を冷却する冷却パイプ
P1および冷却シリンダ8を冷却する冷却器P2は圧縮
機5を備えた周知の冷却装置Rにより冷却されるものと
する。
P1および冷却シリンダ8を冷却する冷却器P2は圧縮
機5を備えた周知の冷却装置Rにより冷却されるものと
する。
【0023】3は上記冷却シリンダ8前方の冷菓製造装
置1の前面に取り付けられたフリーザドアであり、この
フリーザドア3内には上下に取出通路11が形成されて
いる。この取出通路11内にはプランジャ12が上下移
動可能に挿入されており、このプランジャ12は前面の
レバー13にて上下動される。一方、冷却シリンダ8の
前端部下側には抽出路14が形成されており、この抽出
路14の出口は前記取出通路11の内壁面に形成されて
いる。
置1の前面に取り付けられたフリーザドアであり、この
フリーザドア3内には上下に取出通路11が形成されて
いる。この取出通路11内にはプランジャ12が上下移
動可能に挿入されており、このプランジャ12は前面の
レバー13にて上下動される。一方、冷却シリンダ8の
前端部下側には抽出路14が形成されており、この抽出
路14の出口は前記取出通路11の内壁面に形成されて
いる。
【0024】また、フリーザドア3の取出通路11の下
端部には取出ノズル4が下側から取り付けられており、
フリーザドア3側方の冷菓製造装置1の側面には本発明
を適用したソース圧送装置2が設置されている。そし
て、このソース圧送装置2と前記取出ノズル4とはソー
ス通路を構成するホース16によって連通されている。
端部には取出ノズル4が下側から取り付けられており、
フリーザドア3側方の冷菓製造装置1の側面には本発明
を適用したソース圧送装置2が設置されている。そし
て、このソース圧送装置2と前記取出ノズル4とはソー
ス通路を構成するホース16によって連通されている。
【0025】次ぎに、図2乃至図5において取出ノズル
4は何れも金属製のノズル上部材17とノズル下部材1
8とを重合して構成されており、両部材17、18の略
中央部には星形アダプタ19が嵌合する嵌合孔21、2
2が形成されている。ノズル下部材18は図5の平面図
に示す如く、嵌合孔22の周囲を囲繞する環状溝23
と、この環状溝23から側方に延在する導入溝24(何
れもソース通路の一部を構成する)と、この導入溝24
の環状溝23側に形成された断面円形の凹所26とを備
えており、導入溝24の端部が接続口27とされ、この
接続口27には前記ホース16が接続される(図2)。
4は何れも金属製のノズル上部材17とノズル下部材1
8とを重合して構成されており、両部材17、18の略
中央部には星形アダプタ19が嵌合する嵌合孔21、2
2が形成されている。ノズル下部材18は図5の平面図
に示す如く、嵌合孔22の周囲を囲繞する環状溝23
と、この環状溝23から側方に延在する導入溝24(何
れもソース通路の一部を構成する)と、この導入溝24
の環状溝23側に形成された断面円形の凹所26とを備
えており、導入溝24の端部が接続口27とされ、この
接続口27には前記ホース16が接続される(図2)。
【0026】一方、ノズル上部材17には嵌合孔21の
側方であって前記凹所26の上方に対応する位置から起
立する筒状の保持筒部28が形成されている。そして、
これらノズル上部材17をパッキン29を介してノズル
下部材18に重合すると、嵌合溝21、22の周囲には
接続口27に連通した半円弧状の通路が構成される。こ
の状態で両嵌合孔21、22には下側から星形アダプタ
19を嵌め込む。
側方であって前記凹所26の上方に対応する位置から起
立する筒状の保持筒部28が形成されている。そして、
これらノズル上部材17をパッキン29を介してノズル
下部材18に重合すると、嵌合溝21、22の周囲には
接続口27に連通した半円弧状の通路が構成される。こ
の状態で両嵌合孔21、22には下側から星形アダプタ
19を嵌め込む。
【0027】この星形アダプタ19は図5に示す如く円
筒状の部材であり、中央部に星形の透孔31が上下に貫
通形成され、側壁上端部にはフリーザドア3に螺合する
ネジ溝が形成されている。また、透孔31周囲の上面は
透孔31の中心に向けて低く傾斜している。更に、対向
する側壁には透孔31と外面とを連通する出口32、3
2がそれぞれ形成されおり、取出ノズル4の嵌合孔2
1、22に嵌め込まれた状態で、両出口32、32はノ
ズル下部材18の環状溝23に連通する。
筒状の部材であり、中央部に星形の透孔31が上下に貫
通形成され、側壁上端部にはフリーザドア3に螺合する
ネジ溝が形成されている。また、透孔31周囲の上面は
透孔31の中心に向けて低く傾斜している。更に、対向
する側壁には透孔31と外面とを連通する出口32、3
2がそれぞれ形成されおり、取出ノズル4の嵌合孔2
1、22に嵌め込まれた状態で、両出口32、32はノ
ズル下部材18の環状溝23に連通する。
【0028】このように組み立てられた取出ノズル4は
フリーザドア3の取出通路11下端に前記星形アダプタ
19をねじ込んで螺着させることにより、フリーザドア
3に取り付けられる。プランジャ12の下端は星形アダ
プタ19の上面形状に合致するように中心の先端が尖っ
た円錐状を呈しており、プランジャ12は常には降下し
ていて星形アダプタ19の透孔31にその下端を密着さ
せ、これを閉じると共にその側面により前記抽出路14
の出口を閉じている。そして、レバー13の操作により
プランジャ12が上方に移動されると、その下端は透孔
31から離間すると共に、抽出路14の出口を開放す
る。
フリーザドア3の取出通路11下端に前記星形アダプタ
19をねじ込んで螺着させることにより、フリーザドア
3に取り付けられる。プランジャ12の下端は星形アダ
プタ19の上面形状に合致するように中心の先端が尖っ
た円錐状を呈しており、プランジャ12は常には降下し
ていて星形アダプタ19の透孔31にその下端を密着さ
せ、これを閉じると共にその側面により前記抽出路14
の出口を閉じている。そして、レバー13の操作により
プランジャ12が上方に移動されると、その下端は透孔
31から離間すると共に、抽出路14の出口を開放す
る。
【0029】また、取出ノズル4がフリーザドア3に取
り付けられた状態で、保持筒部28は取出通路11の側
方にて起立し、フリーザドア3内に形成された保持孔3
5の下端に連続する。そして、この保持孔35と保持筒
部28内には上からソース弁36が挿入される。このソ
ース弁36は例えば断面円形の金属棒状体であり、保持
孔35と保持筒部28に上下移動可能に保持されると共
に、下端部は凹所26内に略キッチリと収納される寸法
とされている。係る構造により、ソース弁36が降下し
た状態ではその下端が凹所26内に進入して導入溝24
を閉じる。そして、ソース弁36が上方に移動すると、
導入溝24が開放される。尚、37はソース弁36の周
囲に取り付けられ、保持筒部28との間をシールするO
リングである。
り付けられた状態で、保持筒部28は取出通路11の側
方にて起立し、フリーザドア3内に形成された保持孔3
5の下端に連続する。そして、この保持孔35と保持筒
部28内には上からソース弁36が挿入される。このソ
ース弁36は例えば断面円形の金属棒状体であり、保持
孔35と保持筒部28に上下移動可能に保持されると共
に、下端部は凹所26内に略キッチリと収納される寸法
とされている。係る構造により、ソース弁36が降下し
た状態ではその下端が凹所26内に進入して導入溝24
を閉じる。そして、ソース弁36が上方に移動すると、
導入溝24が開放される。尚、37はソース弁36の周
囲に取り付けられ、保持筒部28との間をシールするO
リングである。
【0030】係るソース弁36の上端には水平面上で回
動自在の連結アーム38が取り付けられており、前記プ
ランジャ12の上部にはこの連結アーム38が係脱自在
に係合される係合溝39が形成されている。尚、41は
プランジャ12の周囲に取り付けられて取出通路11と
の間をシールするOリングである。
動自在の連結アーム38が取り付けられており、前記プ
ランジャ12の上部にはこの連結アーム38が係脱自在
に係合される係合溝39が形成されている。尚、41は
プランジャ12の周囲に取り付けられて取出通路11と
の間をシールするOリングである。
【0031】また、42、43はソフトクリーム抽出ス
イッチ44とソース抽出スイッチ46を動作させるため
のアームであり、冷菓製造装置1の前面に設けられ、そ
れぞれプランジャ12の上面及びソース弁36の上面に
当接されている。
イッチ44とソース抽出スイッチ46を動作させるため
のアームであり、冷菓製造装置1の前面に設けられ、そ
れぞれプランジャ12の上面及びソース弁36の上面に
当接されている。
【0032】一方、前記ソース圧送装置2は、図2に示
す如く上面が開口する本体57と、この本体57内に形
成されると共に、上面が開口される密閉容器53と、こ
の本体57及び密閉容器53を密閉するための蓋部材5
5と、この密閉容器53に液体、例えば水(或いはブラ
イン)を送り出す圧力制御手段としてのポンプ51と、
前記液体を貯留するためのシスターン52とから構成さ
れている。そして、この密閉容器53内に十分な余裕を
もってソース容器54が装填される。このソース容器5
4は変形可能な例えば薄い合成樹脂製の容器である。ま
た、ソース圧送装置2の本体57と密閉容器53間には
断熱材56が充填されている。
す如く上面が開口する本体57と、この本体57内に形
成されると共に、上面が開口される密閉容器53と、こ
の本体57及び密閉容器53を密閉するための蓋部材5
5と、この密閉容器53に液体、例えば水(或いはブラ
イン)を送り出す圧力制御手段としてのポンプ51と、
前記液体を貯留するためのシスターン52とから構成さ
れている。そして、この密閉容器53内に十分な余裕を
もってソース容器54が装填される。このソース容器5
4は変形可能な例えば薄い合成樹脂製の容器である。ま
た、ソース圧送装置2の本体57と密閉容器53間には
断熱材56が充填されている。
【0033】そして、密閉容器53の底面には、断熱材
56及び本体57を貫通して前記シスターン52と連通
する配管78が接続されている。この配管78には制御
弁(電磁弁)79が介設されている。ここで、前記ポン
プ51及び制御弁79は図示しない制御装置によって制
御されるものとする。
56及び本体57を貫通して前記シスターン52と連通
する配管78が接続されている。この配管78には制御
弁(電磁弁)79が介設されている。ここで、前記ポン
プ51及び制御弁79は図示しない制御装置によって制
御されるものとする。
【0034】また、シスターン52とポンプ51は、配
管80によって接続されている。そして、密閉容器53
の側方には開口58が形成されており、この開口58に
は、断熱材56及び本体57を貫通して前記ポンプ51
と連通して配管81が接続されている。この開口58に
は、逆止弁59が設けられており、この逆止弁59は配
管81側から密閉容器53へ向かう方向のみ開放するも
のとする。ポンプ51と開口58との間の配管81には
シスターン52から密閉容器53内に流入する液体の流
量を測定する流量計84が設けられている。
管80によって接続されている。そして、密閉容器53
の側方には開口58が形成されており、この開口58に
は、断熱材56及び本体57を貫通して前記ポンプ51
と連通して配管81が接続されている。この開口58に
は、逆止弁59が設けられており、この逆止弁59は配
管81側から密閉容器53へ向かう方向のみ開放するも
のとする。ポンプ51と開口58との間の配管81には
シスターン52から密閉容器53内に流入する液体の流
量を測定する流量計84が設けられている。
【0035】更に、密閉容器53内には、前記ホッパー
用の冷却パイプP1及び冷却シリンダ用の冷却器P2と
共に前記冷却装置Rによって冷却されるソース用の冷却
パイプP3が配設されている。尚、係る冷却パイプP3
への冷媒供給は、密閉容器53内に設けられた温度セン
サ66によって検出される温度により前記制御装置によ
って制御される。密閉容器53内には、この密閉容器内
の液体の圧力を検出する圧力検出器85が設けられ、こ
の圧力検出器85によってポンプ51の運転を制御する
ようにしている。
用の冷却パイプP1及び冷却シリンダ用の冷却器P2と
共に前記冷却装置Rによって冷却されるソース用の冷却
パイプP3が配設されている。尚、係る冷却パイプP3
への冷媒供給は、密閉容器53内に設けられた温度セン
サ66によって検出される温度により前記制御装置によ
って制御される。密閉容器53内には、この密閉容器内
の液体の圧力を検出する圧力検出器85が設けられ、こ
の圧力検出器85によってポンプ51の運転を制御する
ようにしている。
【0036】これにより、密閉容器53内の液体は、冷
却パイプP3によって所定の温度に冷却され、密閉容器
53内に装填されるソース容器54内のソースも所定の
温度(例えば+5℃程)に冷却される。
却パイプP3によって所定の温度に冷却され、密閉容器
53内に装填されるソース容器54内のソースも所定の
温度(例えば+5℃程)に冷却される。
【0037】一方、前記密閉容器53と本体57の上面
開口を開閉自在に閉塞する蓋部材55には、上面にソー
ス容器54の上部を固定すると共に、ソース容器54に
連通して着脱接続されるホース16を挿入するための開
口82が形成されていると共に、係る蓋部材55の開口
82の下面縁部には、ソース容器54を密閉容器53内
に密閉するためのワッシャ状のゴム部材83が設けられ
ている。これによって、ソース容器54は密閉容器53
内に交換可能に保持されることになる。
開口を開閉自在に閉塞する蓋部材55には、上面にソー
ス容器54の上部を固定すると共に、ソース容器54に
連通して着脱接続されるホース16を挿入するための開
口82が形成されていると共に、係る蓋部材55の開口
82の下面縁部には、ソース容器54を密閉容器53内
に密閉するためのワッシャ状のゴム部材83が設けられ
ている。これによって、ソース容器54は密閉容器53
内に交換可能に保持されることになる。
【0038】ここで、ソース容器54内に充填されるソ
ースとしては、苺ジャムなどのように、ソフトクリーム
ミックスが実質的に非含有であって、冷却されて半硬化
状態となったソフトクリームミックスと同程度の流動性
を呈する流動性材料が用いられる。また、使用するソフ
トクリームミックスは、ソフトクリームミックスパウダ
ー(しょ糖40%〜45%、乳固形分約50%)に約2
倍量の水を添加したものである。
ースとしては、苺ジャムなどのように、ソフトクリーム
ミックスが実質的に非含有であって、冷却されて半硬化
状態となったソフトクリームミックスと同程度の流動性
を呈する流動性材料が用いられる。また、使用するソフ
トクリームミックスは、ソフトクリームミックスパウダ
ー(しょ糖40%〜45%、乳固形分約50%)に約2
倍量の水を添加したものである。
【0039】以上の構成で、本発明の冷菓製造装置1の
動作を説明する。ミックスタンク6には液状ソフトクリ
ームミックスを収納する。そして、前述の如くこの液状
のソフトクリームミックスを冷却シリンダ8に導入し、
ビータ7にて撹拌しつつ冷却することにより、半硬化状
態のソフトクリームを生成する。
動作を説明する。ミックスタンク6には液状ソフトクリ
ームミックスを収納する。そして、前述の如くこの液状
のソフトクリームミックスを冷却シリンダ8に導入し、
ビータ7にて撹拌しつつ冷却することにより、半硬化状
態のソフトクリームを生成する。
【0040】また、ソース圧送装置2の密閉容器53内
には、蓋部材55の開口82にホース16を挿入し、ソ
ース容器54の上部を固定したソース容器54を装填す
る。尚、係るソース容器54内には、例えば苺ジャムが
充填されているものとする。そして、蓋部材55を閉鎖
した後、前記制御装置は、制御弁79を閉とし、ポンプ
51にてシスターン52内の液体(水)を密閉容器53
内に送給する。
には、蓋部材55の開口82にホース16を挿入し、ソ
ース容器54の上部を固定したソース容器54を装填す
る。尚、係るソース容器54内には、例えば苺ジャムが
充填されているものとする。そして、蓋部材55を閉鎖
した後、前記制御装置は、制御弁79を閉とし、ポンプ
51にてシスターン52内の液体(水)を密閉容器53
内に送給する。
【0041】ソース容器54をセットした状態でポンプ
51によって密閉容器53内に少許圧力を加えた状態で
液体を入れたときに流量計84の設定を0にセットす
る。
51によって密閉容器53内に少許圧力を加えた状態で
液体を入れたときに流量計84の設定を0にセットす
る。
【0042】また、今ソース弁36の連結アーム38は
プランジャ12の係合溝39に係合されているものとす
る。そして、レバー13を引き下げてプランジャ12を
上方に移動させると、前述の如く星形アダプタ19の透
孔31からプランジャ12が離間すると共に、抽出路1
4の出口も開放する。また、プランジャ12の上昇によ
ってアーム42を介し、ソフトクリーム抽出スイッチ4
4がONとされるので、前記制御装置はビータモータ9
を駆動してビータ7を回転させる。
プランジャ12の係合溝39に係合されているものとす
る。そして、レバー13を引き下げてプランジャ12を
上方に移動させると、前述の如く星形アダプタ19の透
孔31からプランジャ12が離間すると共に、抽出路1
4の出口も開放する。また、プランジャ12の上昇によ
ってアーム42を介し、ソフトクリーム抽出スイッチ4
4がONとされるので、前記制御装置はビータモータ9
を駆動してビータ7を回転させる。
【0043】これにより、冷却シリンダ8内の半硬化状
態のソフトクリームは前方に押し出され、抽出路14か
ら取出通路11に入り、取出ノズル4の星形アダプタ1
9の透孔31を経て抽出される。
態のソフトクリームは前方に押し出され、抽出路14か
ら取出通路11に入り、取出ノズル4の星形アダプタ1
9の透孔31を経て抽出される。
【0044】一方、ソース弁36の連結アーム38がプ
ランジャ12の係合溝39に係合していることにより、
ソース弁36はプランジャ12の上昇に伴って上昇す
る。ソース弁36が上昇すると、前述の如く導入溝24
を開放するので、ホース16を介し、ソース容器54と
取出ノズル4は連通される。
ランジャ12の係合溝39に係合していることにより、
ソース弁36はプランジャ12の上昇に伴って上昇す
る。ソース弁36が上昇すると、前述の如く導入溝24
を開放するので、ホース16を介し、ソース容器54と
取出ノズル4は連通される。
【0045】また、ソース弁36の上昇によってアーム
43を介し、ソース抽出スイッチ46がONされるの
で、前記制御装置はポンプ51をONする。これによっ
て、密閉容器53に充填された液体は、ソース容器54
に周囲から圧力を加えるので、ソース容器54内のソー
スは上面開口から押し出され、ホース16を通って取出
ノズル4内に入る。このとき、密閉容器53内の液体の
圧力は圧力検出器85で検出され、制御装置で一定の圧
力となるように制御され、異常高圧とならないようにし
ている。
43を介し、ソース抽出スイッチ46がONされるの
で、前記制御装置はポンプ51をONする。これによっ
て、密閉容器53に充填された液体は、ソース容器54
に周囲から圧力を加えるので、ソース容器54内のソー
スは上面開口から押し出され、ホース16を通って取出
ノズル4内に入る。このとき、密閉容器53内の液体の
圧力は圧力検出器85で検出され、制御装置で一定の圧
力となるように制御され、異常高圧とならないようにし
ている。
【0046】取出ノズル4内に入ったソースは導入溝2
4から環状溝23に至り、そこで左右に分流された後、
出口32、32から吐出される。
4から環状溝23に至り、そこで左右に分流された後、
出口32、32から吐出される。
【0047】これにより、取出通路11から星形アダプ
タ19の透孔31を経て抽出されるソフトクリームの流
れに沿ってその周縁部に苺ジャムから成るソースが連続
的に添加されることになるので、抽出されたソフトクリ
ームの表面には独特のソース模様が形成され、購買意欲
の増進が図られると共に、顧客は食べ始め当初から食べ
終わるまで苺ジャム独自の風味を味わうことが可能とな
る。
タ19の透孔31を経て抽出されるソフトクリームの流
れに沿ってその周縁部に苺ジャムから成るソースが連続
的に添加されることになるので、抽出されたソフトクリ
ームの表面には独特のソース模様が形成され、購買意欲
の増進が図られると共に、顧客は食べ始め当初から食べ
終わるまで苺ジャム独自の風味を味わうことが可能とな
る。
【0048】そして、抽出を終了する場合には、レバー
13を押し上げてプランジャ12を引き下げる。これに
よって、プランジャ12は抽出路14の出口を閉じると
共に、星形アダプタ19の透孔31に密着するので、ソ
フトクリームの抽出は停止される。また、アーム42を
介してソフトクリーム抽出スイッチ44もOFFされる
ので、制御装置はビータモータ9を停止させる。また、
ポンプ51によって開口58から密閉容器53内に流入
させた液体は、ソース容器54から流出したソース分が
流入し、この流入量を流量計84で測定することによ
り、ソース残量を計測することができる。
13を押し上げてプランジャ12を引き下げる。これに
よって、プランジャ12は抽出路14の出口を閉じると
共に、星形アダプタ19の透孔31に密着するので、ソ
フトクリームの抽出は停止される。また、アーム42を
介してソフトクリーム抽出スイッチ44もOFFされる
ので、制御装置はビータモータ9を停止させる。また、
ポンプ51によって開口58から密閉容器53内に流入
させた液体は、ソース容器54から流出したソース分が
流入し、この流入量を流量計84で測定することによ
り、ソース残量を計測することができる。
【0049】更に、ソース弁36もプランジャ12の降
下に伴って引き下げられるので、取出ノズル4内の導入
溝24は閉じられ、これによって、ソースの添加も停止
される。また、ソース弁36が導入溝24を閉じること
により、出口32からのソースの漏洩も阻止される。
下に伴って引き下げられるので、取出ノズル4内の導入
溝24は閉じられ、これによって、ソースの添加も停止
される。また、ソース弁36が導入溝24を閉じること
により、出口32からのソースの漏洩も阻止される。
【0050】そして、アーム43を介してソース抽出ス
イッチ46もOFFされるので、制御装置はポンプ51
の運転を終了する。以上において、ソース容器54と蓋
部材55間にはゴム部材83が介設されているので、密
閉容器53内に加えられる圧力によって密閉容器53内
の液体の漏洩または、蓋部材55が破損する不都合も防
止される。
イッチ46もOFFされるので、制御装置はポンプ51
の運転を終了する。以上において、ソース容器54と蓋
部材55間にはゴム部材83が介設されているので、密
閉容器53内に加えられる圧力によって密閉容器53内
の液体の漏洩または、蓋部材55が破損する不都合も防
止される。
【0051】このようなソースの添加によってソース容
器54は徐々に容積が縮小されて行き、流量計84で測
定された所定量の液体が密閉容器53内に充填される
と、ソース容器54が空になったものとされ、制御弁7
9を開放し、密閉容器53内の液体を全てシスターン5
2に戻す。又、流量計84で常に流量を測定しているた
め、ソース容器54の残量を表示することもできる。そ
して、蓋部材55を開放し、密閉容器53内の液体を除
去し、ソース容器54の交換作業を行う。交換作業終了
後は、制御弁79を閉とし、前述の如く密閉容器53内
に液体を充填する。
器54は徐々に容積が縮小されて行き、流量計84で測
定された所定量の液体が密閉容器53内に充填される
と、ソース容器54が空になったものとされ、制御弁7
9を開放し、密閉容器53内の液体を全てシスターン5
2に戻す。又、流量計84で常に流量を測定しているた
め、ソース容器54の残量を表示することもできる。そ
して、蓋部材55を開放し、密閉容器53内の液体を除
去し、ソース容器54の交換作業を行う。交換作業終了
後は、制御弁79を閉とし、前述の如く密閉容器53内
に液体を充填する。
【0052】尚、密閉容器53内の水は、衛生状態を保
持するために交換可能とされており、その場合には制御
弁79を開放する。また、シスターン52には定期的に
或いは常時水道水などを供給すると良い。
持するために交換可能とされており、その場合には制御
弁79を開放する。また、シスターン52には定期的に
或いは常時水道水などを供給すると良い。
【0053】ここで、ソフトクリームにソースを添加し
ない販売を行う場合には、ソース弁36の連結アーム3
8を回動させ、プランジャ12の係合溝39から出して
係合を解除する。これにより、レバー13が引き下げら
れ、プランジャ12が押し上げられてもソース弁36は
上昇しないので、導入溝24は開放されず、従って、ソ
ースの添加は行われなくなる。
ない販売を行う場合には、ソース弁36の連結アーム3
8を回動させ、プランジャ12の係合溝39から出して
係合を解除する。これにより、レバー13が引き下げら
れ、プランジャ12が押し上げられてもソース弁36は
上昇しないので、導入溝24は開放されず、従って、ソ
ースの添加は行われなくなる。
【0054】以上の構成により、ソース圧送装置2は、
密閉容器53内に液体を充填させ、ポンプによって密閉
容器53内に圧力を加えることによって、ソース容器5
4を押圧しソースを取出ノズル4に送出するため、圧力
によって変形可能なソース容器であればその形状に限定
されること無く、例えば、柔軟な合成樹脂製の単純な袋
状ソース容器であっても円滑なソースの圧送・添加を達
成できるようになる。また、機械的全体構造も簡素化す
ることができるので、著しいコストの削減も図ることが
可能となる。
密閉容器53内に液体を充填させ、ポンプによって密閉
容器53内に圧力を加えることによって、ソース容器5
4を押圧しソースを取出ノズル4に送出するため、圧力
によって変形可能なソース容器であればその形状に限定
されること無く、例えば、柔軟な合成樹脂製の単純な袋
状ソース容器であっても円滑なソースの圧送・添加を達
成できるようになる。また、機械的全体構造も簡素化す
ることができるので、著しいコストの削減も図ることが
可能となる。
【0055】また、ソース容器54は、密閉容器53内
に充填された液体を冷却パイプP3にて冷却することに
よって所定温度に冷却することができるため、冷菓製造
装置が外気温の高い環境に設置された場合であっても、
ソース容器54を冷却することができ、ソースが外気温
によって加熱されることなく、適温に冷却されたソース
を冷菓に添加することができるようになる。
に充填された液体を冷却パイプP3にて冷却することに
よって所定温度に冷却することができるため、冷菓製造
装置が外気温の高い環境に設置された場合であっても、
ソース容器54を冷却することができ、ソースが外気温
によって加熱されることなく、適温に冷却されたソース
を冷菓に添加することができるようになる。
【0056】これにより、冷却シリンダ8から抽出され
る冷菓の温度とソースの温度差を小さくすることがで
き、ソースの温度によって冷菓が融解することを未然に
防止できると共に、適温に冷却されたソースが冷菓に添
加されることによって味覚の向上を図ることができるよ
うになる。
る冷菓の温度とソースの温度差を小さくすることがで
き、ソースの温度によって冷菓が融解することを未然に
防止できると共に、適温に冷却されたソースが冷菓に添
加されることによって味覚の向上を図ることができるよ
うになる。
【0057】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、冷菓
を製造する冷却シリンダと、この冷却シリンダから冷菓
を抽出する取出通路と、この取出通路が開閉して冷菓の
取り出しを制御するプランジャと、流動性のトッピング
用ソースが貯蔵されたソース容器と、このソース容器か
ら取出通路の出口部にソースを圧送するソース圧送装置
とを備えた冷菓製造装置において、このソース圧送装置
は、ソース容器を収容して当該ソース容器の外側を液体
を満たす密閉容器と、この密閉容器内の液体の圧力を制
御する圧力制御手段とを備え、この圧力制御手段により
液体から密閉容器に圧力を加えてソースを圧送するよう
にしたので、液体よりソース容器全体に圧力を加えて内
部のソースを押し出すことが可能となる。これにより、
圧力によって変形可能なソース容器であればその形状に
限定されること無く円滑なソースの圧送・添加を達成で
きるようになる。また、機械的全体構造も簡素化するこ
とができるので、著しいコストの削減も図ることが可能
となる。
を製造する冷却シリンダと、この冷却シリンダから冷菓
を抽出する取出通路と、この取出通路が開閉して冷菓の
取り出しを制御するプランジャと、流動性のトッピング
用ソースが貯蔵されたソース容器と、このソース容器か
ら取出通路の出口部にソースを圧送するソース圧送装置
とを備えた冷菓製造装置において、このソース圧送装置
は、ソース容器を収容して当該ソース容器の外側を液体
を満たす密閉容器と、この密閉容器内の液体の圧力を制
御する圧力制御手段とを備え、この圧力制御手段により
液体から密閉容器に圧力を加えてソースを圧送するよう
にしたので、液体よりソース容器全体に圧力を加えて内
部のソースを押し出すことが可能となる。これにより、
圧力によって変形可能なソース容器であればその形状に
限定されること無く円滑なソースの圧送・添加を達成で
きるようになる。また、機械的全体構造も簡素化するこ
とができるので、著しいコストの削減も図ることが可能
となる。
【0058】そして、請求項2の発明の如く密閉容器内
の液体を冷却する冷却手段を設ければ、冷菓製造装置が
外気温の高い環境に設置された場合であっても、ソース
容器を冷却することができ、ソースが外気温によって昇
温することなく、適温に冷却されたソースを冷菓に添加
することができるようになる。
の液体を冷却する冷却手段を設ければ、冷菓製造装置が
外気温の高い環境に設置された場合であっても、ソース
容器を冷却することができ、ソースが外気温によって昇
温することなく、適温に冷却されたソースを冷菓に添加
することができるようになる。
【0059】これにより、冷却シリンダから抽出される
冷菓の温度とソースの温度差を小さくすることができ、
ソースの温度によって冷菓が融解することを未然に防止
できると共に、適温に冷却されたソースが冷菓に添加さ
れることによって味覚の向上を図ることができるように
なる。
冷菓の温度とソースの温度差を小さくすることができ、
ソースの温度によって冷菓が融解することを未然に防止
できると共に、適温に冷却されたソースが冷菓に添加さ
れることによって味覚の向上を図ることができるように
なる。
【0060】特に、密閉容器内に充填された液体を圧力
制御手段で圧力制御すると共に、係る液体を冷却するこ
とによってソース容器を冷却すると云う簡単な構成とな
るため、組立作業性も向上させることができるようにな
るものである。
制御手段で圧力制御すると共に、係る液体を冷却するこ
とによってソース容器を冷却すると云う簡単な構成とな
るため、組立作業性も向上させることができるようにな
るものである。
【0061】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
に加えて圧力制御手段には密閉容器内に流入する流量を
測定する流量計が設けられているので、密閉容器内に流
入する流量を流量計によって測定することにより、ソー
ス残量を計測することができるようになる。
に加えて圧力制御手段には密閉容器内に流入する流量を
測定する流量計が設けられているので、密閉容器内に流
入する流量を流量計によって測定することにより、ソー
ス残量を計測することができるようになる。
【0062】請求項4の発明の冷菓製造装置は、請求項
1の発明に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する
圧力検出器が設けられていることを特徴とする。
1の発明に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する
圧力検出器が設けられていることを特徴とする。
【0063】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する圧力検出
器が設けられているので、制御装置によって一定の圧力
となるように制御され、異常高圧となることを未然に回
避することができるようになる。
に加えて密閉容器内には液体の圧力を検出する圧力検出
器が設けられているので、制御装置によって一定の圧力
となるように制御され、異常高圧となることを未然に回
避することができるようになる。
【図1】本発明の実施例の冷菓製造装置の縦断斜視図で
ある。
ある。
【図2】図1の冷菓製造装置のフリーザドア部分の縦断
正面図及びソース圧送装置の構造説明図である。
正面図及びソース圧送装置の構造説明図である。
【図3】図1のフリーザドア部分の縦断正面図である。
【図4】取出ノズルの縦断正面図である。
【図5】図4の取出ノズルの平断面図である。
1 冷菓製造装置 2 ソース圧送装置 3 フリーザドア 4 取出ノズル 5 扉 7 ビータ(撹拌装置) 8 冷却シリンダ 11 取出通路 12 プランジャ 14 抽出路 16 吐出口 19 星形アダプタ 31 透孔 32 出口 38 連結アーム 39 係合溝 46 ソース抽出スイッチ 51 ポンプ 52 シスターン 53 密閉容器 54 ソース容器 55 蓋部材 57 本体 59 逆止弁 66 温度センサ 78、80、81 配管 79 制御弁 84 流量計 85 圧力検出器 P3 冷却パイプ
Claims (4)
- 【請求項1】 冷菓を製造する冷却シリンダと、この冷
却シリンダから冷菓を抽出する取出通路と、この取出通
路を開閉して冷菓の取り出しを制御するプランジャと、
流動性のトッピング用ソースが貯蔵されたソース容器
と、このソース容器から前記取出通路の出口部にソース
を圧送するソース圧送装置とを備えた冷菓製造装置にお
いて、 このソース圧送装置は、前記ソース容器を収容して当該
ソース容器の外側に液体を満たす密閉容器と、この密閉
容器内の液体の圧力を制御する圧力制御手段とを備え、
この圧力制御手段により液体から前記密閉容器に圧力を
加えてソースを圧送することを特徴とする冷菓製造装
置。 - 【請求項2】 ソース圧送装置は、密閉容器内の液体を
冷却する冷却手段を備えていることを特徴とする請求項
1の冷菓製造装置。 - 【請求項3】 圧力制御手段には密閉容器内に流入する
流量を測定する流量計が設けられていることを特徴とす
る請求項1の冷菓製造装置。 - 【請求項4】 密閉容器内には液体の圧力を検出する圧
力検出器が設けられていることを特徴とする請求項1の
冷菓製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051632A JP2001231458A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 冷菓製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000051632A JP2001231458A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 冷菓製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001231458A true JP2001231458A (ja) | 2001-08-28 |
Family
ID=18573260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000051632A Pending JP2001231458A (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 冷菓製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001231458A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002253131A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷菓製造装置 |
JP2002253129A (ja) * | 2001-03-01 | 2002-09-10 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷菓製造装置 |
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- 2000-02-28 JP JP2000051632A patent/JP2001231458A/ja active Pending
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