JP2001231405A - ルアー - Google Patents

ルアー

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JP2001231405A
JP2001231405A JP2000050971A JP2000050971A JP2001231405A JP 2001231405 A JP2001231405 A JP 2001231405A JP 2000050971 A JP2000050971 A JP 2000050971A JP 2000050971 A JP2000050971 A JP 2000050971A JP 2001231405 A JP2001231405 A JP 2001231405A
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lure
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yokes
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motor
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Yuichi Momotsuka
束 雄 一 百
Mitsugi Maekawa
川 貢 前
Hiroaki Hasuo
尾 洋 明 蓮
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 状況に左右されることなく、常に魚引き寄せ
機能を発揮できるようにする。 【解決手段】 ルアー本体2と、ルアー本体2に取り付
けられて水中で揺らめく尾体3を備え、ルアー本体2
に、ルアー本体2を振動させる駆動機構10を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湖(海も含む)や
渓流での釣りに用いられるルアーに係わり、とくに、振
動を起こす機能を有するルアー関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した振動発生機能を有するル
アーとしては、バイブレーションプラグがある。
【0003】このバイブレーションプラグは、水の流れ
の中に沈めたり、引っ張られて水中を移動したりする際
に、表面に沿う水の流れを乱すことで自らが微振動する
ような形状をなしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したバ
イブレーションプラグでは、水中において相対速度を得
ることで振動が発生するようにしている都合上状況に左
右されやすく、振動が半減したりほとんど生じなかった
りして魚引き寄せ機能を満足に発揮することができない
場合が起こり得るという問題を有しており、この問題を
解決することが従来の課題であった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記した従来の課題に着目し
てなされたもので、状況に左右されることなく、常に魚
引き寄せ機能を発揮することができるルアーを提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係わ
るルアーは、ルアー本体と、ルアー本体に取り付けられ
て水中で揺らめく尾体を備え、ルアー本体に、ルアー本
体および尾体のうちの少なくともいずれか一方を振動あ
るいは揺動させる駆動機構を設けた構成としたことを特
徴としており、このルアーの構成を前述した従来の課題
を解決するための手段としている。
【0007】本発明の請求項2に係わるルアーにおい
て、駆動機構は、ルアー本体に振動を伝達可能に支持さ
れるモータと、このモータの出力軸に重心をずらして装
着した偏心ブロックと、モータを動作させる駆動回路を
具備している構成としており、本発明の請求項3に係わ
るルアーにおいて、駆動機構は、電磁コイルと、この電
磁コイルに電気的に接続する一対のヨークと、一対のヨ
ーク間を一端部が通過可能に設けられて他端部に尾体を
連結した可動体と、この可動体の一端部に設けた磁石
と、電磁コイルへの電源供給により一対のヨークと磁石
との間に斥力を生じさせて可動体を一対のヨーク間から
離間させる駆動回路と、電磁コイルへの電源供給をカッ
トした段階で可動体の一端部の磁石を一対のヨーク間の
中立位置に戻すべく可動体に復帰力を付与する復帰手段
を具備している構成としている。
【0008】本発明に係わるルアーの駆動機構におい
て、ルアー本体および尾体のうちの少なくともいずれか
一方を振動あるいは揺動させるもの(アクチュエータ)
は、上記したモータおよび電磁コイルに限定されるもの
ではなく、電磁力により作動するものをすべて含むもの
とする。
【0009】また、本発明に係わるルアーにおいて、ル
アー本体および尾体のうちの少なくともいずれか一方に
行わせる振動や揺動は、周期性および非周期性のいずれ
であってもよく、駆動機構の駆動回路により適宜設定す
る。
【0010】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わるルアーでは、
状況の変化により水中において相対速度が得られない場
合であったとしても、すなわち、従来のバイブレーショ
ンプラグでは振動を生じさせ得ない場合であったとして
も、駆動機構の作動によってルアー本体および尾体のう
ちの少なくともいずれか一方が周期的あるいは非周期的
に振動したり揺動したりすることから、状況に左右され
ることなく、常に魚引き寄せ機能を存分に発揮し得るこ
ととなる。
【0011】本発明の請求項2および3に係わるルアー
では、上記した構成としているので、構造の簡略化およ
び軽量化を図ったうえでルアー本体を振動させ得ること
となる(請求項3に係わるルアーでは尾体を揺動させ得
ることとなる。)。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。
【0013】図1は本発明に係わるルアーの一実施例を
示している。
【0014】図1(a),(b)に示すように、このル
アー1は、ルアー本体2と、このルアー本体2に取り付
けられて水中で揺らめく尾体3を備えており、ルアー本
体2は、底を有する円筒形状をなすケース2Aと、この
ケース2Aと同じく底を有する円筒形状をなすキャップ
2Bからなっている。
【0015】このキャップ2Bはケース2AにOリング
4を介してねじ込んで固定することによりケース2Aの
内部を密閉するようになっており、ケース2Aの内部に
は、ルアー本体2全体を周期的に振動させる駆動機構1
0が収容してある。
【0016】この駆動機構10は、モータ11と、図1
(c)にも示すように、このモータ11の出力軸11a
に重心をずらして装着した偏心ブロック12と、モータ
11を周期的に動作させる駆動回路13を具備してお
り、電池14を含む駆動回路13はモータ11とともに
基板15上に配置してある。
【0017】この場合、モータ11を固定した基板15
をルアー本体2のケース2Aに圧入することにより、モ
ータ11を作動させた際の偏心ブロック12の回転によ
って生じる振動をルアー本体2の全体に伝達し得るよう
にしてある。
【0018】上記したルアー1では、基板15上に電池
14をセットすると、モータ11が周期的な動作を開始
する。
【0019】そして、この基板15をルアー本体2のケ
ース2Aに圧入した後、キャップ2Bをケース2AにO
リング4を介してねじ込んで密閉固定すると、モータ1
1の出力軸11aに装着した偏心ブロック12の周期的
な回転によって生じる振動がルアー本体2の全体に伝達
されることとなり、この状態で、水中に放り込めば、水
流の強弱などに一切関係なく、ルアー本体2の周期的な
振動が継続して行われることとなる。
【0020】したがって、このルアー1では、水中にお
いて相対速度が得られない状況であったとしても、常に
魚引き寄せ機能を十分に発揮し得ることとなる。
【0021】また、このルアー1では、モータ11と、
このモータ11の出力軸11aに重心をずらして装着し
た偏心ブロック12と、モータ11を周期的に動作させ
る駆動回路13とから駆動機構10を構成しているの
で、構造の簡略化および軽量化が図られることとなる。
【0022】図2は本発明に係わるルアーの他の実施例
を示している。
【0023】図2に部分的に示すルアー21が先の実施
例によるルアー1と相違するところは、尾体3を揺動さ
せるようにした点にある。
【0024】すなわち、このルアー21の駆動機構30
は、ルアー本体22に収容された電磁コイル31と、同
じくルアー本体22に収容されて電磁コイル31に電気
的に接続する一対のヨーク32,32と、ルアー本体2
2の外部において一対のヨーク32,32を結ぶ方向
(図示左右方向)に沿う軸33回りに回動自在に設けら
れて一端部が一対のヨーク32,32間を通過可能でか
つ他端部が尾体3に連結された回動体(可動体)34
と、この回動体34の一端部に設けた磁石35と、電磁
コイル31への電源供給により一対のヨーク32,32
と磁石35との間に斥力を生じさせて回動体34を回動
させる駆動回路36と、軸33に嵌装状態で設けられて
電磁コイル31への電源供給をカットした段階で一端部
の磁石35を一対のヨーク32,32間の中立位置に戻
すべく回動体34に復帰力を付与するトーションばね
(復帰手段)37を具備している。
【0025】つまり、この駆動機構30では、電磁コイ
ル31に対して電源を周期的に供給して一対のヨーク3
2,32と磁石35との間に生じる斥力で回動体34を
回動させ、その都度、トーションばね36からの復帰力
で磁石35を一対のヨーク32,32間の中立位置に戻
すべく回動体34を復帰回動させることにより、回動体
34の他端部に連結した尾体3を揺動させるようになっ
ている。
【0026】したがって、上記したルアー21において
も、先の実施例におけるルアー1と同じく、水中におい
て相対速度が得られないような場合にも、常に魚引き寄
せ機能を十分に発揮し得ることとなり、加えて、電磁コ
イル31と、一対のヨーク32,32と、軸33回りに
回動する回動体34と、磁石35と、駆動回路36と、
トーションばね37とから駆動機構30を構成している
ことから、構造の簡略化および軽量化が図られることと
なる。
【0027】上記したルアー1では、駆動機構10にお
けるルアー本体2を振動させるものとしてモータ11を
採用し、一方、ルアー21では、駆動機構30における
尾体3を揺動させるものとして電磁コイル31を採用し
たが、これらに限定されるものではなく、ルアー本体2
および尾体3のうちの少なくともいずれか一方を振動あ
るいは揺動させるものには、電磁力により作動するもの
であれば何を用いてもよい。
【0028】また、上記したルアー1において、ルアー
本体2を周期的に振動させた場合を示し、一方、ルアー
21において、尾体3を周期的に揺動させた場合を示し
たが、いずれの場合も非周期性の振動や揺動に変更する
ことが可能である。
【0029】なお、本発明に係わるルアーの詳細な構成
は、上記した実施例に限定されるものではなく、例え
ば、第1実施例において、ルアー本体2のケース2Aと
キャップ2Bとの間にスイッチを設けて、キャップ2B
をケース2Aにねじ込む過程において、モータ11に電
源が供給される構成とすることが可能であり、また、第
2実施例において、尾体3に魚が食い付くなどして回動
体34に負荷が加わった際に、この回動体34が破損す
るのを回避するための緩衝材を回動体34と尾体3との
間に配置する構成とすることも可能である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係わるルアーでは、上記した構成としたため、水中に
おいて相対速度が得られない場合であったとしても、常
に魚引き寄せ機能を存分に発揮することが可能であると
いう非常に優れた効果がもたらされる。
【0031】また、本発明の請求項2および3に係わる
ルアーでは、上記した構成としたから、構造の簡略化お
よび軽量化を実現しつつ、ルアー本体を振動させること
が可能である(請求項3に係わるルアーでは尾体を揺動
させることが可能である)という非常に優れた効果がも
たらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるルアーを示す分解斜視
説明図(a),全体斜視説明図(b)およびモータの出
力軸部分の拡大斜視説明図(c)である。
【図2】本発明の他の実施例によるルアーの駆動機構を
簡略的に示す部分拡大説明図である。
【符号の説明】
1,21 ルアー 2,22 ルアー本体 3 尾体 10,30 駆動機構 11 モータ 11a モータの出力軸 12 偏心ブロック 13,36 駆動回路 31 電磁コイル 32 ヨーク 33 軸 34 回動体(可動体) 35 磁石 37 トーションばね(復帰手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蓮 尾 洋 明 埼玉県坂戸市西坂戸2−15−11 Fターム(参考) 2B107 BA57

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルアー本体と、ルアー本体に取り付けら
    れて水中で揺らめく尾体を備え、ルアー本体に、ルアー
    本体および尾体のうちの少なくともいずれか一方を振動
    あるいは揺動させる駆動機構を設けたことを特徴とする
    ルアー。
  2. 【請求項2】 駆動機構は、ルアー本体に振動を伝達可
    能に支持されるモータと、このモータの出力軸に重心を
    ずらして装着した偏心ブロックと、モータを動作させる
    駆動回路を具備している請求項1に記載のルアー。
  3. 【請求項3】 駆動機構は、電磁コイルと、この電磁コ
    イルに電気的に接続する一対のヨークと、一対のヨーク
    間を一端部が通過可能に設けられて他端部に尾体を連結
    した可動体と、この可動体の一端部に設けた磁石と、電
    磁コイルへの電源供給により一対のヨークと磁石との間
    に斥力を生じさせて可動体を一対のヨーク間から離間さ
    せる駆動回路と、電磁コイルへの電源供給をカットした
    段階で可動体の一端部の磁石を一対のヨーク間の中立位
    置に戻すべく可動体に復帰力を付与する復帰手段を具備
    している請求項1に記載のルアー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007527720A (ja) * 2004-03-09 2007-10-04 ロバート ブラウン ジョージ 釣り用擬似餌

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