JP2001231055A - 撮影装置及び撮影調整方法 - Google Patents

撮影装置及び撮影調整方法

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JP2001231055A
JP2001231055A JP2000039779A JP2000039779A JP2001231055A JP 2001231055 A JP2001231055 A JP 2001231055A JP 2000039779 A JP2000039779 A JP 2000039779A JP 2000039779 A JP2000039779 A JP 2000039779A JP 2001231055 A JP2001231055 A JP 2001231055A
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Seijiro Tomita
誠次郎 富田
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    • H04N13/239Image signal generators using stereoscopic image cameras using two 2D image sensors having a relative position equal to or related to the interocular distance
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 短時間で精度良く第1撮像部と第2撮像部の
相対角度を調整することができる撮影装置及び撮影調整
方法を提供すること。 【解決手段】 映像を撮影するための第1撮像部20
と、第1撮像部20から設定された視差dを有するよう
に配置された第2撮像部30を有しており、第1撮像部
20と第2撮像部30により撮影された映像により立体
映像を形成させる撮影装置10において、第1撮像部2
0の光軸方向CL1とほぼ同一の方向に向かってレーザ
光L1を出射するレーザ出力部40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動的な立体映像を
撮影するための撮影装置及び撮影調整方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア関連産業が発達し
ており、生活の身近なところにも関わってきている。特
に、3次元空間を表現した立体映像は、ゲームや映画等
に頻繁に用いられ、ユーザが立体映像内に形成された仮
想空間の中にいるような錯覚を起こさせて、ゲームや映
画等のコンテンツの臨場感を味わえるものとなってい
る。このような立体映像を撮影する方法の1つとして、
2つの撮像手段を用いてそれぞれの撮像部により得られ
た映像を合成することにより行う方法がある。
【0003】図12は従来の撮影装置の一例を示す模式
図であり、図12を参照して撮影装置1について説明す
る。図12の撮影装置1は、第1撮像部2、第2撮像部
3等を有していて、第1撮像部2及び第2撮像部3はそ
れぞれ視差dだけ離れて水平に配置されている。また、
第1撮像部2は筐体1aに対して固定されており、一定
の方向に第1撮像部2の光軸CL1が形成されている。
一方、第2撮像部3は筐体1aに対して矢印R方向に揺
動可能に配置されており、光軸CL1に対して第2撮像
部3の光軸CL2を角度θだけ傾けることができるよう
になっている。
【0004】第1撮像部2は撮影した第1フィールド画
像fp1を制御部4に出力する機能を有している。ま
た、第2撮像部3は撮影した第2フィールド画像fp2
を制御部4に出力する機能を有している。制御部4は、
第1撮像部2と第2撮像部3によって撮影された画像を
処理して表示部5に表示されるものである。具体的に
は、制御部4はたとえば第1フィールド画像fp1と第
2フィールド画像fp2を交互に表示することによっ
て、1つのフレーム画像を形成して表示部5に出力する
ものである。
【0005】次に、図12を参照して撮影装置1の動作
例について説明する。まず、撮影すべき撮影対称面が設
定されて、撮影装置1から撮影対称面Sまでの距離Lが
測定される。そして、測定された距離Lと第1撮像部2
と第2撮像部3の視差dによって、第2撮像部3の傾け
るべき角度θが算出される。このとき、第1撮像部2の
光軸CL1と第2撮像部3の光軸CL2は、撮影対称面
S上で収束点(以下「コンバージェンスポイント」とい
う)CPを形成することとなる。そして、第1撮像部2
と第2撮像部3が撮影を開始して、撮影された第1フィ
ールド画像fp1と第2フィールド画像fp2がそれぞ
れ制御部4に送られる。このとき第1フィールド画像f
p1と第2フィールド画像fp2は、撮影対称面Sをそ
れぞれ異なる角度から撮影された画像となっている。
【0006】制御部4は第1フィールド画像fp1と第
2フィールド画像fp2を交互に表示させた(インター
レース表示させた)フレーム画像を形成して、表示部5
にそのフレーム画像を表示させる。このように、撮影す
る角度の異なる2つのフィールド画像fp1、fp2に
よってフレーム画像が表示させることによって、ユーザ
は表示部5から立体映像を鑑賞することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、第2
撮像部3の角度調整は、撮影したい撮影対称面Sから撮
影装置1までの距離Lが測定され、測定された距離Lと
予め設定されている視差dを用いて第2撮像部3の傾け
るべき角度θが算出される。そして、第2撮像部3が角
度θだけ傾けられて、撮影対称面S上にコンバージェン
スポイントCPの設定が行われる。
【0008】しかし、第2撮像部3の傾けるべき角度θ
を算出するためには、撮影対称面Sまでの距離Lを実測
しなければならず、時間がかかってしまうという問題が
ある。また、第2撮像部3の傾けるべき角度θは微少で
あるため、距離Lの測定は、高精度のものが要求され
る。そして、距離Lの測定値に誤差が生じた場合、その
都度第2撮像部3を微調整しなければならず、手間がか
かってしまうという問題がある。
【0009】そこで本発明は上記課題を解消し、短時間
で精度良く第1撮像部と第2撮像部の相対角度を調整す
ることができる撮影装置及び撮影調整方法を提供するこ
とを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1の
発明によれば、映像を撮影するための第1撮像部と、前
記第1撮像部から設定された視差を有するように配置さ
れており、揺動手段によって揺動可能に保持された第2
撮像部を有しており、前記第1撮像部と前記第2撮像部
により撮影された映像により立体映像を生成する撮影装
置において、前記第1撮像部の光軸方向とほぼ平行な方
向に向かってレーザ光を出射するレーザ出力部とを備え
る撮影装置、により達成される。
【0011】請求項1の構成によれば、第1撮像部及び
第2撮像部は予め設定された視差だけ離れて配置されて
いて、第1撮像部と第2撮像部により撮影された映像に
基づいて立体映像が形成される。このとき、第1撮像部
もしくは第2撮像部にはレーザ出力部が配置されてい
る。レーザ出力部からレーザ光が出射された状態で、第
1撮像部及び第2撮像部が撮影を開始する。すると、第
1撮像部により撮影された第1フィールド画像内におい
て、レーザ光によるレーザ基準画像が表示される。同様
に、第2撮像部により撮影された第2フィールド画像内
において、レーザ光によるレーザ基準画像が表示され
る。そして、第1フィールド画像と第2フィールド画像
におけるレーザ基準画像がほぼ同一の位置になるよう
に、第2撮像部が揺動される。このように、撮影対称面
までの距離を計測することなしに、第1撮像部と第2撮
像部がほぼ同一の領域を撮影するように調整することが
できる。
【0012】上記目的は、請求項3の発明によれば、第
1撮像部により撮影された第1フィールド画像と第2撮
影部から撮影された第2フィールド画像を用いて立体映
像を生成するときに、前記第1撮像部と前記第2撮像部
の相対位置を調整するための撮影調整方法において、前
記第1撮像部の光軸とほぼ平行な方向に向かってレーザ
光を出射して、前記レーザ光によって形成される基準レ
ーザ画像を含む前記第1フィールド画像を前記第1撮像
部により撮影して、前記第1フィールド画像とほぼ同一
の領域であって、前記基準レーザ画像を含む前記第2フ
ィールド画像を前記第2撮像部により撮影して、前記第
1フィールド画像と前記第2フィールド画像における前
記基準レーザ画像の位置をほぼ同一にするように前記第
2撮像部を揺動させる撮影調整方法により、達成され
る。
【0013】請求項3の構成によれば、第1撮像部の光
軸とほぼ平行なレーザ光が出射された状態で、第1撮像
部及び第2撮像部が撮影を開始する。すると、第1撮像
部により撮影された第1フィールド画像内において、レ
ーザ光によるレーザ基準画像が表示される。同様に、第
2撮像部により撮影された第2フィールド画像内におい
て、レーザ光によるレーザ基準画像が表示される。そし
て、第1フィールド画像と第2フィールド画像における
レーザ基準画像がほぼ同一の位置になるように、第2撮
像部が揺動される。このように、撮影対称面までの距離
を計測することなしに、第1撮像部と第2撮像部がほぼ
同一の領域を撮影するように調整することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0015】図1は本発明の撮影蔵置の好ましい実施の
形態を示す概念図であり、図1を参照して撮影装置10
について説明する。図1の撮影装置10は、筐体11内
に第1撮像部20及び第2撮像部30を収容した構造を
有している。そして、第1撮像部20及び第2撮像部3
0によって撮影された映像は表示装置100に送られ
て、ユーザは表示装置100により立体映像を鑑賞する
ことができる。
【0016】図2は図1における撮影装置10を矢印A
方向からみた平面図であり、図2にを参照して第1撮像
部20及び第2撮像部30について説明する。図2の第
1撮像部20と第2撮像部30はそれぞれ本体部21、
31にレンズ鏡筒21、31が取り付けられた構造を有
している。第1撮像部20及び第2撮像部30はレンズ
鏡筒21、31の光軸CL1、CL2がそれぞれほぼ同
一の高さになるように水平方向(矢印X方向)に並んで
配置されている。レンズ鏡筒21の光軸CL1とレンズ
鏡筒31の光軸CL2は、水平方向に対して視差dだけ
離れて形成されている。この視差dはたとえば約65
(mm)であって、人間の両目の感覚よりも狭い距離に
なるように設定されている。これにより、第1撮像部2
0及び第2映像部30によって撮影された立体映像が最
も立体的な効果を奏することとなる。
【0017】第1撮像部20及び第2撮像部30の上に
はそれぞれレーザ出力部40、50が配置されている。
レーザ出力部40、50はたとえば半導体レーザであっ
て、可視光線を出力するものである。このレーザ出力部
40は、第1撮像部20の光軸CL1とほぼ平行な方向
にレーザ光L1を出射する機能を有する。また、レーザ
出力部50は、第2撮像部30とほぼ平行な方向にレー
ザ光L2を出射するものである。
【0018】このレーザ出力部40、50から出射され
るレーザ光L1、L2は、第1撮像部20及び第2撮像
部30で撮影したとき、第1フィールド画像fp1と第
2フィールド画像fp2の中に基準レーザ画像RFとし
て取り込まれることとなる。ここで、レーザ出力部40
から出射されるレーザ光L1は、たとえば線状のレーザ
光であって、基準レーザ画像RFは点状のものとなる。
このレーザ出力部40を配置しレーザ基準画像RFを用
いて第1撮像部20と第2撮像部30の相対位置を調整
することによって、後述するように短時間で効率よく高
精度に行うことが可能となる。
【0019】図3は図1の撮影装置10の底面を示す平
面図、図4は図1の撮影装置10の側面を示す平面図で
あり、図2から図4を参照して第1撮像部20及び第2
撮像部30の取り付け構造について説明する。図2の第
1撮像部20は、筐体11に対して固定部材51によっ
て固定され保持されている。一方、第2撮像部30は、
筐体11に対して揺動手段60によって揺動可能に保持
されている。
【0020】図3の揺動手段60は、可動板61、送り
ねじ62、ナット63、ハンドル64等を有している。
可動板61は筐体11の底面部に配置されており、筐体
11に対して矢印R1方向に揺動可能に設けられてい
る。具体的には、図4に示すように筐体11には円筒部
12が形成されていて、可動板61には円筒部12とほ
ぼ同一の径を有する穴61aが形成されている。そし
て、円筒部12が穴61aに挿入されることによって、
可動板61が筐体11に対して円筒部12を中心として
揺動可能に配置されることとなる。
【0021】ここで、図3の可動板61における穴61
aの接線方向には、レンズ鏡筒32側に向かって狭くな
るようなテーパ部61bが形成されている。このテーパ
部61bは、可動板61が円筒部12を中心に揺動した
とき、第2撮像部30の光軸CL2のずれを防止する機
能を有している。
【0022】可動板61にはナット63が固定されてお
り、ナット63には送りねじ62が挿入されている。送
りねじ62が矢印R2方向に回転すると、可動板61が
矢印Y方向に移動することとなる。なお、送りねじ62
にはたとえばハンドル64が取り付けられていて、ハン
ドル64が矢印R2方向に回転することにより、送りね
じ62が回転するような機構を有している。
【0023】図5は図1の撮影装置10を背面から見た
図であり、図5の第1撮像部20及び第2撮像部30に
は、第1撮像部20及び第2撮像部30の動作を調整す
るためのスイッチ等が設けられている。具体的には、ユ
ーザがこのスイッチ等を調整することによって、第1撮
像部20及び第2撮像部30により撮影された第1フィ
ールド画像fp1と第2フィールド画像fp2のフォー
カス、露光、コントラスト等を調整するものである。
【0024】図6は本発明の撮影装置10の好ましい実
施の形態を示す模式図であり、図6を参照して撮影装置
10の動作例について説明する。まず、図6の撮影対称
面Sにおける撮影すべき領域のほぼ中心に第1撮像部2
0の光軸CL1を位置決めするように、撮影装置10が
移動される。そして、撮影対称面S上にコンバージェン
スポイントCPが設定されるように、第2撮像部30の
角度が調整される。具体的には、図3に示すように、ハ
ンドル64の操作により送りねじ62が矢印R2方向に
回転し、送りねじ62によってナット63が矢印X方向
に移動する。すると、可動板61が円筒部12を中心と
して矢印R1方向に揺動することとなる。このとき、テ
ーパ部61bによって第2撮像部30の光軸CL2がず
れないようになっている。そして、コンバージェンスポ
イントCPが撮影対称面S上にくるように第2撮像部3
0が設定されると、撮影が開始する。
【0025】ここで、第2撮像部30の光軸CL2の角
度を傾けて、コンバージェンスポイントCPを設定する
には以下のような方法に行われる。図7は本発明の撮影
調整方法の好ましい実施の形態の一例を示すフローチャ
ート図であり、図1から図7を参照して撮影調整方法に
ついて説明する。なお、図7において、図2の第1撮像
部20上に配置されているレーザ出力部40のみを稼働
させた場合について言及する。まず、ST1において、
図2のレーザ出力部40からレーザ光L1が出射され
る。このときレーザ光L1は第1撮像部20の光軸CL
1とほぼ平行な光線を形成する。
【0026】次に、ST2において、第1撮像部20に
より撮影された第1フィールド画像fp1が表示部10
0に表示される。すると、たとえば図8に示すように、
第1フィールド画像fp1において、画面中央部よりも
上側に当たる部位にレーザ光L1による基準レーザ画像
RFが形成される。ここで、レーザ光L1は光軸CL1
にほぼ平行な線上に出力されたレーザであるため、基準
レーザ画像RFは点状に形成されることとなる。その
後、ST3において、第2撮像部30が撮影を開始し
て、撮影された第2フィールド画像fp2が表示部10
0に表示される。
【0027】そして、ST4において、第1フィールド
画像fp1と第2フィールド画像fp2において基準レ
ーザ画像RFがほぼ同一の部位に形成されているか否か
が判断される。すなわち、第1撮像部20と第2撮像部
30が撮影対称面Sにおける同一の領域を撮影したと
き、第1フィールド画像fp1と第2フィールド画像f
p2における基準レーザ画像RFの位置はほぼ同じ部位
に形成される。従って、第1フィールド画像fp1と第
2フィールド画像fp2を比較することによって、撮影
対称面S上にコンバージェンスポイントCPを設定する
ことができるようになる。
【0028】具体的には、図9に示すように、第2フィ
ールド画像fp2の右端にレーザ光L1による基準レー
ザ画像RFが映し出されたものとする。このように、第
1フィールド画像fp1と第2フィールド画像fp2に
おける基準レーザ画像RFの位置がずれている場合、S
T5において、第2撮像部30の角度調整を行う。ここ
で、図3のハンドル64の回転により、第2撮像部30
が矢印R1方向に揺動する。第2撮像部30が水平方向
に揺動することにより、第2撮像部30の光軸CL2、
すなわち、第2撮像部30の撮影可能領域が水平方向に
ずらされる。
【0029】そして、表示部100の表示を確認しなが
らハンドル64の操作が行われて、基準レーザ画像RF
がほぼ同一の位置になるまでこの作業を繰り返す(ST
4、ST5)。特に、表示部100において、第1フィ
ールド画像fp1と第2フィールド画像fp2を交互に
表示させながらハンドル操作が行われる。これにより調
整を行う作業者は、たとえば表示部100をみながらハ
ンドル64を回転させ、第2撮像部30の角度を調整す
ることができる。従って、ユーザインターフェイスの向
上が図られて、コンバージェンスポイントCPの調整を
短時間で効率よく行うことができる。さらに、撮影対称
面Sまでの距離Lを計測する必要がなくなり、計測の誤
差によるずれを防止して、第2撮像部30の高精度な位
置決めを行うことができる。
【0030】図10と図11は本発明の撮影調整方法の
別の実施の形態を示す図であり、図10と図11を参照
して撮影調整方法について説明する。なお、図10と図
11における撮影調整方法で用いる撮影装置は図1から
図6に示された撮影装置とほぼ同一のものであるため、
その説明を省略する。図10及び図11の第1フィール
ド画像fp1と第2フィールド画像fp2において、基
準レーザ画像RFは、基準ポインタSPと基準ラインS
Lからなっている。基準ポインタSPは、図2のレーザ
出力部40から出射されたレーザ光L1によるものであ
り、この基準ラインSLは、第2撮像部30の上に配置
されたレーザ出力部50から出射されたレーザ光L2に
よるものである。
【0031】具体的には、レーザ出力部50は、一定の
範囲(たとえば撮影画面の水平領域)だけレーザ光L2
を水平方向(矢印X方向)走査させながら出射するもの
である。従って、図10の第1フィールド画像fp1に
は、レーザ光L1による基準ポインタSPとレーザ光L
2による基準ラインSLが含まれることとなる。同様
に、図11の第2フィールド画像fp2にも、基準レー
ザ画像RFと基準ラインSLが含まれることとなる。そ
して、基準ポインタSPと基準ラインSLの高さ方向
(矢印Z方向)がほぼ一致するように、第1撮像部20
もしくは第2撮像部30の高さ調整が行われる。
【0032】これにより、第1撮像部20と第2撮像部
30の高さが異なっている場合であっても、表示部10
0に映し出される第1フィールド画像fp1と第2フィ
ールド画像fp2をみながら調整を行うことができる。
このため、短時間で効率よく第1撮像部20と第2撮像
部30の相対位置の調整を行うことができる。
【0033】上記実施の形態によれば、レーザ出力部4
0から出射されるレーザ光L1を用いてコンバージェン
スポイントCPの調整を行うことにより、実際に距離を
測らず、表示部100でコンバージェンスポイントCP
を確認することができる。従って、立体映像を撮影する
際に必要とされるコンバージェンスポイントCPの設定
を短時間で効率のよく行うことができる。
【0034】本発明の実施の形態は、上記実施の形態に
限定されない。たとえば、図2においてレーザ出力部4
0は、第1撮像部20の上に配置されているが、第1撮
像部20の光軸CL1とほぼ平行な方向にレーザ光L1
を出射する事ができ、かつ、第1撮像部20の撮影範囲
内にレーザ光L1を出射できる範囲に配置すればよい。
そして第1フィールド画像fp1と第2フィールド画像
fp2の基準レーザ画像RFが重なるように第2撮像部
の角度調整を行えば、撮影対称面上にコンバージェンス
ポイントCPを形成することができる。
【0035】また、図3において、送り機構としてハン
ドル64が回転することにより、第2撮像部30が矢印
R1方向に揺動しているが、モータ等の駆動手段を制御
することによって、第2撮像部30の揺動が制御される
ようにしても良い。さらに、図10と図11に示すよう
な撮影調整方法によって、第1撮像部20と第2撮像部
30の高さ(矢印Z方向)の相対位置を調整した後、図
7に示す撮影調整方法によって第2撮像部30の角度を
調整するようにしても良い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
短時間で精度良く第1撮像部と第2撮像部の相対角度を
調整することができる撮影装置及び撮影調整方法を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の撮影装置の好ましい実施の形態を示す
概略斜視図。
【図2】本発明の撮影装置の好ましい実施の形態を示す
正面図。
【図3】本発明の撮影装置の好ましい実施の形態を示す
底面図。
【図4】本発明の撮影装置の好ましい実施の形態を示す
側面図。
【図5】本発明の撮影装置の好ましい実施の形態を示す
背面図。
【図6】本発明の撮影装置の好ましい実施の形態を示す
模式図。
【図7】本発明の撮影調整方法の好ましい実施の形態を
示すフローチャート図。
【図8】図2の第1撮像部により撮影された第1フィー
ルド画像を示す図。
【図9】図2の第2撮像部により撮影された第2フィー
ルド画像を示す図。
【図10】本発明の撮影調整方法の別の形態における第
1フィールド画像を示す図。
【図11】本発明の撮影調整方法の別の形態における第
2フィールド画像を示す図。
【図12】従来の撮影装置の一例を示す模式図。
【符号の説明】
10・・・撮影装置、11・・・筐体、12・・・円筒
部、20・・・第1撮像部、30・・・第2撮像部、4
0、50・・・レーザ出力部、RF・・・基準レーザ画
像、CP・・・コンバージェンスポイント、L1、L2
・・・レーザ光、SP・・・基準ポインタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像を撮影するための第1撮像部と、前
    記第1撮像部から設定された視差を有するように配置さ
    れており、揺動手段によって揺動可能に保持された第2
    撮像部を有しており、前記第1撮像部と前記第2撮像部
    により撮影された映像により立体映像を生成する撮影装
    置において、 前記第2撮像部の角度を調整するときに基準となる前記
    第1撮像部の光軸方向とほぼ平行な方向に向かってレー
    ザ光を出射するレーザ出力部とを備えることを特徴とす
    る撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記レーザ出力部は、前記第1撮像部の
    上に配置されている請求項1に記載の撮影装置。
  3. 【請求項3】 第1撮像部により撮影された第1フィー
    ルド画像と第2撮影部により撮影された第2フィールド
    画像を用いて立体映像を生成するときに、前記第1撮像
    部と前記第2撮像部の相対位置を調整するための撮影調
    整方法において、 前記第1撮像部の光軸とほぼ平行な方向に向かってレー
    ザ光を出射して、 前記レーザ光によって形成される基準レーザ画像を含む
    前記第1フィールド画像を前記第1撮像部により撮影し
    て、 前記第1フィールド画像とほぼ同一の領域であって、前
    記基準レーザ画像を含む前記第2フィールド画像を前記
    第2撮像部により撮影して、 前記第1フィールド画像と前記第2フィールド画像にお
    ける前記基準レーザ画像の位置をほぼ同一にするように
    前記第2撮像部を揺動させることを特徴とする撮影調整
    方法。
  4. 【請求項4】 前記第1フィールド画像と前記第2フ
    ィールド画像における前記基準レーザ画像の位置をほぼ
    同一にするときには、前記第1フィールド画像と前記第
    2フィールド画像を交互に表示させることにより行われ
    る請求項3に記載の撮影調整方法。
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