JP2001230665A - Cmos多数決回路 - Google Patents

Cmos多数決回路

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JP2001230665A JP2000038280A JP2000038280A JP2001230665A JP 2001230665 A JP2001230665 A JP 2001230665A JP 2000038280 A JP2000038280 A JP 2000038280A JP 2000038280 A JP2000038280 A JP 2000038280A JP 2001230665 A JP2001230665 A JP 2001230665A
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    • H03K19/20Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits characterised by logic function, e.g. AND, OR, NOR, NOT circuits
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CMOS回路により形成された選択回路にお
いて、トランジスタ間のコンダクタンスの不一致に基づ
く誤動作を防止し、大きなファンインを実現する。 【解決手段】 複数の2値信号に対する入力部となるゲ
ートをそれぞれ有する複数の並列接続されたCMOS回
路を有し、このCMOS回路を構成する各第1ゲート導
電型および第2ゲート導電型のトランジスタ(5,8)が
それぞれ対応する同一導電型の電流制御トランジスタ
(6,7)と直列接続されている2値信号検出部(14)と、
2値信号検出部のノードの電位の変化応じて2値入力信
号の多数決出力である2値出力を生成する出力インバー
タ回路(15)と、上記各電流制御MOSトランジスタの
ゲートを制御するバイアス回路(13)とを有する多数決
回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、符号化システム、
ニューロチップ、論理回路、または故障許容システム
(fault tolerant system)などに好適に使用可能な多
数決回路に関するものであり、より詳しくはCMOSイ
ンバータを用いて構成される多数決回路に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】多数決論理は符号化技術や人工神経回路
で必要となる基本演算である。多数決論理は、その入力
を“1”または“0”の2値とすると「“1”の入力数
が“0”の入力数よりも大きいときに“1”を出力し、
その逆の場合には“0”を出力する論理」であると表現
できる。“1”は論理の「真」、“0”は「偽」に対応
し、電子回路では通常“1”はVDD(電源電圧)
[V]、“0”は0(接地電圧)[V]に対応させる。
【0003】従来のディジタル回路による多数決回路
は、一般に排他的論理和を複数個組み合わせることによ
り構成するものであった(図示せず)。しかし、ディジ
タル回路においては多入力ゲートの実現が難しいため、
多入力の多数決論理を形成する場合は複数段による構成
とせざるを得ず、このため段数の増加と遅延の問題が生
ずる。
【0004】この問題を解決する1つの方法として、図
4に示すようなCMOSインバータ回路を用いた選択回
路が提案されている(Charng Long Lee et al.“A nove
l design of binary majority gate and its applicati
on to median filtering”1990 IEEE International Sy
mposium on Circuits and Systems, 570-3 vol.1,4 vo
l.xxxix+3289 1990 pp570-573)。
【0005】この回路は電圧分割器(初段)と出力バッ
ファ(最終段)とからなる。電源電圧Vddと接地との
間にpMOSトランジスタ21とnMOSトランジスタ
22を直列に接続し、双方のゲート23、24を接続し
て入力端子とするCMOSインバータ27を並列に複数
個(図2においてはN個)接続し、それぞれのCMOS
インバータの各出力を結合してノードMとしている。そ
して、ノードMは、pMOSトランジスタ25およびn
MOSトランジスタ26よりなる出力CMOSインバー
タ28の入力部29と接続されている。この出力CMO
Sインバータ28の出力部から多数決の判定結果の出力
(Vout)30を得るものである。
【0006】この回路においては、入力(x、x
・・・・・・x)に“1”が入力されたCMOSイン
バータのnMOSトランジスタのオン抵抗と、“0”が
入力されたCMOSインバータのpMOSトランジスタ
のオン抵抗に比によって分割された電位がノードMに生
ずる。
【0007】pMOSトランジスタのオン抵抗とnMO
Sトランジスタのオン抵抗が等しければ入力“1”の増
加にともないノードMの電位は順次Vdd/nづつ降下
することになる筈であるが、実際にはpMOSトランジ
スタ及びnMOSトランジスタのの非線型特性に起因し
てノードMの電位が「大きく変化する部分」が存在す
る。
【0008】一方多数決の出力を得るため、出力CMO
Sインバータ28の反転閾値Vthは、“1”の入力数が
“0”の入力数に比べ、「1つだけ大きい場合」(この
場合のノードMの電位VM1とする)と「1つだけ少ない
場合」(この場合のノードMの電位をVM2とする)の間
に設定される。この多数決回路が正常に動作するために
は、(1) VM1<Vth<VM2であり、(2) ノードM
の電位が「大きく変化する部分」をVM1とVM2の間に設
定する必要がある。
【0009】上記(1)の条件に適合するためには、電
圧を分割する初段のnMOSトランジスタとpMOSト
ランジスタとの間の特性を調節する必要が生じ、(2)
の条件に適合するためには、電圧を分割する初段と出力
バッファの最終段のMOSトランジスタ間の調整が必要
である。しかし、MOSトランジスタの特性は個々の製
造条件等により回路ごとにその特性が異なるため、設計
段階においてかかる調整を行うことは実質的に不可能で
ある。このためこの回路においては、入力数が増加する
ことによりマージンが小さくなった場合に、必要とされ
る精度の高い演算処理が困難になるという問題が生ず
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、多数決
論理は符号化技術や神経回路で必要となる基本演算であ
る。多数決論理回路を形成する場合、従来技術による、
ディジタル回路を利用して排他的論理和素子を複数個組
み合わせる方法や、複数のCMOSインバータの並列接
続部と出力バッファとを含む回路構成を用いる方法によ
り、多数決論理回路を構成することが可能である。
【0011】しかし、論理回路素子を使用する場合では
多入力ゲートの実現が難しいため、多入力の多数決論理
を構成する必要がある場合は段数の増加と遅延の問題が
生じる。また、CMOSインバータの組合わせによる選
択回路においては、入力数の増加とともに動作マージン
が小さくなり、構成要素であるnMOSトランジスタと
pMOSトランジスタの特性上のばらつきとそれらの調
整の困難性から、精度の低下という問題が生じる したがって、本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みて
なされたもので、アナログ回路を含むCMOSインバー
タ回路を用いて多数決論理回路を構成し、製造上必然的
に生ずるMOS特性のばらつきを自動的に調整する回路
構成とし、例えば通信用LSI、ニューロチップ、フォ
ールトトレラントシステムなどに好適に利用可能な、高
速かつ小面積の集積化された大きなファンインを実現す
る多数決回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、電流制御つき
のCMOSインバータを用いた多数決回路であり、アナ
ログCMOS回路を用いることで、小面積で、高速性を
有し、さらに大きなファンインを有する多数決回路を実
現するものである。即ち、CMOSインバータに追加の
電流制御MOSトランジスタを組み込むことにより、入
力部のpMOSおよびnMOSトランジスタ間のコンダ
クタンスのバランスをとることで大きな動作マージンを
得るものである。
【0013】本発明は、複数の2値信号に対する入力部
となるゲートをそれぞれ有する複数の並列接続された第
1のCMOS回路を有し、第1のCMOS回路を構成する
各第1ゲート導電型および第2ゲート導電型のトランジ
スタはそれぞれ対応する同一導電型の電流制御MOSト
ランジスタと直列接続されており、第1のCMOS回路
の出力部がそれぞれ接続されたノードの電位が複数の2
値信号の“1”および“0”の組み合わせによって変化
する2値信号検出部と、2値信号検出部のノードの電位
の変化応じて、複数の2値信号の多数決出力である2値出
力を生成する出力インバータ回路と、各電流制御MOS
トランジスタのゲートを制御するバイアス回路とを有す
る多数決回路である。
【0014】そして、上記出力回路は第2のCMOS回
路を含み、第2のCMOS回路を構成する各第1ゲート
導電型および第2ゲート導電型のトランジスタはそれぞ
れ対応する同一導電型のMOSトランジスタと直列接続
されている多数決回路である。
【0015】また、上記バイアス回路は第3のCMOS
回路を含み、記第3のCMOS回路を構成する第1ゲー
ト導電型および第2ゲート導電型のトランジスタはそれ
ぞれ対応する同一導電型のMOSトランジスタと直列接
続されている多数決回路である。
【0016】さらに、第3のCMOS回路およびその第
1ゲート導電型および第2ゲート導電型のトランジスタ
と直列接続されたそれぞれ対応する同一導電型のMOS
トランジスタとにより構成されるインバータ回路の反転
閾値電圧が上記出力回路の反転閾値電圧に等しい多数決
回路である。
【0017】また本発明は、第1および第2の第1ゲート
導電型MOSトランジスタと第1および第2の第2ゲート
導電型MOSトランジスタとが直列に接続されており、
第1の第1ゲート導電型MOSトランジスタのソースと
第2の第2ゲート導電型MOSトランジスタのゲートが
電源電圧に接続され、第1の第1ゲート導電型MOSト
ランジスタのゲートと第2の第2ゲート導電型MOSト
ランジスタのソースが接地されており、第2の第1ゲー
ト導電型MOSトランジスタのゲートおよびドレインと
第1の第2ゲート導電型MOSトランジスタのゲートお
よびドレインが所定のバイアス電圧に接続されているバ
イアス回路と、複数の並列回路を構成する、それぞれ第
3および第4の第1ゲート導電型MOSトランジスタと
第3および第4の第2ゲート導電型MOSトランジスタ
とが直列接続されており、第3の第1ゲート導電型MO
Sトランジスタのソースが電源電圧に接続され、第4の
第2ゲート導電型MOSトランジスタのソースが接地さ
れており、そして、第3の第1ゲート導電型MOSトラ
ンジスタのゲートおよび第4の第2ゲート導電型MOS
トランジスタのゲートが接続された各入力部にはそれぞ
れ複数の2値入力信号が入力され、第4の第1ゲート導
電型MOSトランジスタのゲートおよび第3の第2ゲー
ト導電型MOSトランジスタのゲートはそれぞれ前記バ
イアス電圧と接続されており、第4の第1ゲート導電型
MOSトランジスタのドレインと第3の第2ゲート導電
型MOSトランジスタのドレインの結合点がノードに接
続されている複数の検出回路を有する2値信号検出部
と、第5および第6の第1ゲート導電型MOSトランジ
スタと第5および第6の第2ゲート導電型MOSトラン
ジスタとが直列接続されており、第5の第1ゲート導電
型MOSトランジスタのソースと第6の第2ゲート導電
型MOSトランジスタのゲートは電源電圧に接続され、
第5の第1ゲート導電型MOSトランジスタのゲートと
第6のMOSトランジスタのソースは接地されており、
第6の第1ゲート導電型MOSトランジスタのゲートと
第5の第2ゲート導電型MOSトランジスタのゲートは
前記ノードに接続されており、そして、第6の第1ゲー
ト導電型MOSトランジスタのドレインと第5の第2ゲ
ート導電型MOSトランジスタのドレインの結合点が出
力部に接続され多数決の結果を2値信号により出力する
インバータ回路とを有する多数決回路である。
【0018】さらに、バイアス電圧は上記インバータ回
路の反転閾値電圧である多数決回路である。
【0019】また本発明は、複数の2値信号が入力する
入力層と、この入力層からの所定の複数の出力信号が入
力する上記多数決回路を含む中間層と、この中間層から
の所定の複数の出力信号が入力する上記多数決回路を含
む出力層とを有する3層構成の論理演算回路である。
【0020】
【発明の実施の形態】多数決処理は、故障許容システム
や人工ニューラルネットワーク(artificialneural net
works)などにおける基本原理である。さらに、多数決
回路を誤り訂正や中間値の算出(Median filtering)等
の様々な様々な情報処理に効率良く用いることで、情報
処理装置の諸性能の向上が期待できる。例えば3つのバ
イナリ入力、a,b,cがあるとき、多数決の論理演算
はU=ab+bc+caとなる。このような場合は簡単
だが、入力数が多くなると論理演算回路は非常に大きく
なり、従来のデジタル的手法では多数決回路を作るのに
大きな回路が必要となる。
【0021】本発明は、バイナリの電圧モードで簡単に
動作する多数決回路を提供するもので、非常に大きな入
力数に対しても高い精度と安定な動作を有するCMOS
多数決回路を提供するものである。CMOS回路は、直
列に接続されたpMOSトランジスタとnMOSトラン
ジスタを含み、このpMOSトランジスタ及びnMOS
トランジスタのゲートが互いに接続されて入力部をな
し、pMOSトランジスタとnMOSトランジスタの間
に出力部を有する。
【0022】本発明の回路においては、複数の並列接続
された2値入力CMOSインバータ回路のpおよびnM
OSにそれぞれ対応する電流制御MOSトランジスタを
直列に接続し、この電流制御MOSトランジスタのゲー
トをCMOS出力バッファ回路の反転電位と同じ電位に
よりバイアスする。そして、上記各CMOSインバータ
回路の出力を結合してノードMとし、ノードMをCMO
S出力バッファ回路のゲートと接続し、出力バッファ回
路の出力において多数決の判定を得るものである。
【0023】本発明に係る多数決回路は、標準的な製造
方法を用いて形成されるCMOS回路素子を用いて実現
でき、入力数が増加した場合でも論理の段数を増加する
必要がない。このため並列演算が行われている多数決回
路の各遅延時間は一定である。そして、使用されるp及
びnMOSトランジスタ間のパラメータのずれを自動調
整するため、nMOSトランジスタとpMOSトランジ
スタのコンダクタンスの不一致から生ずるノードMの電
位のオフセットはキャンセルされる。さらに、MOSト
ランジスタを飽和領域で動作させるため動作マージンを
大きく保つことができる。
【0024】本発明の実施の形態を以下に図面を参照し
て説明する。以下の説明および図面の記載において、同
様の要素は同様の参照番号により表される。
【0025】図1に本発明の多数決回路の回路構成を示
す。回路素子はすべてMOSトランジスタにより構成す
ることができる。
【0026】図1において、A部13はC部15のCM
OSインバータの反転閾値電圧と同じ電圧を発生するバ
イアス回路である。第1および第2のpMOSトランジス
タ1、2と第1および第2のnMOSトランジスタ3、4
とが直列接続されている。第1のpMOSトランジスタ
1のソースと第2のnMOSトランジスタ4のゲートは
ddに接続され、第1のpMOSトランジスタ1のゲ
ートと第2のnMOSトランジスタ4のソースは接地さ
れている。第2のpMOSトランジスタ2のゲートおよ
びドレインと第1のnMOSトランジスタ3のゲートお
よびドレインはV refに接続されている。
【0027】A部13を構成するトランジスタは対応す
るC部15を構成する各トランジスタと実質的に同じ形
状および不純物濃度分布を有し、Vrefに発生する電
圧がC部インバータの反転閾値電圧と同じ電圧となるよ
うにする。
【0028】B部14はN個の信号(“1”または
“0”)のCMOS入力部である。N個の信号の組み合
わせによってノードMの電位Vが変化する。各入力部
は並列回路を構成し、それぞれ第3および第4のpMO
Sトランジスタ5、6と第3および第4のnMOSトラ
ンジスタ7、8とが直列接続されている。スイッチ用の
トランジスタである第3のpMOSトランジスタ5のソ
ースはVddに接続され、同じくスイッチ用のトランジ
スタである第4のnMOSトランジスタ8のソースは接
地されている。そして、第3のpMOSトランジスタ5
のゲートおよび第4のnMOSトランジスタ8のゲート
には各入力信号(x,x・・・xN)が入力され
る。x,x・・・xNは2値入力である。電流制御
トランジスタである第4のpMOSトランジスタ6のゲ
ートおよび同じく電流制御トランジスタである第3のn
MOSトランジスタ7のゲートはそれぞれVrefと接
続されている。第4のpMOSトランジスタ6のドレイ
ンと第3のnMOSトランジスタ7のドレインの結合点
はノードMに接続されている。
【0029】B部14において“1”の入力数をmとし
た場合に、m=N/2(Nは入力の総数)の時のノード
Mの電位(V)は、A部と組み合わされることによ
り、A部において生成された電圧Vrefに等しくな
る。
【0030】電流制御トランジスタである第4のpMO
Sトランジスタ6、同じく電流制御トランジスタである
第3のnMOSトランジスタ7はそれぞれ能動負荷とし
て働き、“1”(もしくは“0”)の入力数の変化に対
してN/2近傍における変化を急峻にするよう作用す
る。つまり、“1”と“0”の数があまり違わない場合
における|V−Vref|を大きくする。
【0031】C部15は電位VMに応じて多数決出力を
発生するインバータ回路である。第5および第6のpM
OSトランジスタ9、10と第5および第6のnMOS
トランジスタ11、12とが直列接続されている。第5
のpMOSトランジスタ1のソースと第6のnMOSト
ランジスタ12のゲートはVddに接続され、第5のp
MOSトランジスタ1のゲートと第6のnMOSトラン
ジスタ4のソースは接地されている。第6のpMOSト
ランジスタ10のゲートと第5のnMOSトランジスタ
11のゲートはノードMに接続されている。そして第6
のpMOSトランジスタ10のドレインと第5のnMO
Sトランジスタ11のドレインの結合点は出力Vout
に接続され多数決の結果を2値信号により出力する。
【0032】入力信号をx,x・・・xNとし、そ
れぞれに“1”=Vddまたは“0”=接地(0)の信
号を入力する。“1”入力の数が“0”入力の数よりも
多い場合C部15のインバータは“1”を出力する。逆
に“0”入力の数の方が多い場合には“0”を出力す
る。即ち、Nを総入力数、mを“1”の入力数をする
と、m>N/2(N:奇数)のときのみVout
“1”を出力する。
【0033】図1の実施の態様において、各pMOS
(1,2;5,6;9,10)とnMOS(4,3;
8,7;12,11)はノードMに対して対称に配置さ
れており、それぞれ電流制御MOSトランジスタ(ノー
ドMの側)とスイッチ用MOSトランジスタ(Vdd
よび接地側)の縦列接続となっている。そして、V
refはノードMの次段のバッファ(C部のインバー
タ)の反転閾値電圧と同じ電圧であり、“1”の入力数
m=N/2のときのMの電位(V)はVrefに一致
する。このとき、B部14の“1”が入力されたpMO
Sと、“0”が入力されたnMOSを流れる電流は等し
くなり、この回路の分解能が最大となる。
【0034】総入力数をN、“1”の入力数をm、nM
OSとpMOSの特性が一致しているとして、N=2n
−1とした場合の動作マージンを求める。
【0035】総入力数Nが比較的小さい場合、各cMO
Sインバータの出力Vは理想的なMOS特性を示すも
のとする。m≧nのときの電流制御MOSトランジスタ
のV −I特性を図2に示す。ここで、IDp、I
DnをそれぞれpMOS、nMOSを流れる電流の総和
とし、VTp、VTnをそれぞれ電流制御pMOSトラ
ンジスタおよびnMOSトランジスタの閾値電圧とす
る。この場合、スイッチ用nおよびpMOSトランジス
タは、電流制御n及びpMOSトランジスタとの比較に
おいて、オン時にはその抵抗は0でありオフ時には無限
大と仮定することができる。
【0036】図2から明らかなように、pMOSは定電
流領域、nMOSは抵抗性領域で動作する。この場合次
に式が成り立つ。
【0037】
【数1】
【0038】(1)、(2)、(3)式からVを求め
る。
【0039】
【数2】
【0040】簡単化するために、K=K、VTn
Tp=V、Vref=VDD/2とすると、
【0041】
【数3】
【0042】となる。“1”の入力数と“0”の入力数
の差が1のとき、つまりm=nのとき、
【0043】
【数4】
【0044】となる。一方総入力数Nが比較的大きい場
合は、チャンネル長変調効果、基板バイアス効果を考慮
して、V−Vrefは次式で近似できる。
【0045】
【数5】
【0046】ここで、IΔn、IΔp、(Iは定
数)は、それぞれnMOS及びpMOSを流れる電流の
ノード電圧Vに対する変化量に対応する。またΔnは
【0047】
【数6】
【0048】で示され、λとδはそれぞれ電流制御
nMOSのチャンネル変調係数と基板バイアス効果によ
る閾値の増加量、Vnは電流制御nMOSとスイッチn
MOS間のノードの電位である。なお、基板バイアス効
果が動作マージンを上げる方向に働く。Δn=−Δp
(=Δ)と仮定すると、マージンは次式で近似できる。
【0049】
【数7】
【0050】ΔはMOSのチャネル長変調効果や基板バ
イアス効果から決まる値で、VDD=5[V]、V
ref=VDD/2、VTn=0.9[V]、λ=0.
06[V −1]と仮定したとき、特定の制作条件におい
てΔは10−3〜10−2[V ]程度である。この
ことから非常に大きいNに対しても十分なマージンを保
つことがわかる。
【0051】図1のB部を通常のCMOSで構成した場
合、通常nMOSとpMOSのコンダクタンスは一致せ
ず、入力信号の“1”及び“0”の数の組み合わせによ
りコンダクタンスは大きく変化する。このことが図1に
示す従来例のCMOS構成の選択回路の動作マージンを
低下させる原因の1つである。
【0052】選択回路の動作マージンは“1”信号と
“0”信号の数の差が1の時に、ノードMの電位
(VM )がインバータ15の反転閾値(Vref )からど
の程度離れているかによって決まる。本発明の回路では
上記のような構成をとることにより、B部14の各直列
接続されたnMOSとpMOSの全体のコンダクタンス
は等しくなり、動作マージンは最大となる。この構成に
よれば、熱雑音を考慮しても1000程度の入力数が可
能であることがわかった。
【0053】また演算速度に関しては10ns以下の動
作が可能であることがわかった。入出力は2値のディジ
タル信号であるが、回路内部の処理はむしろアナログ的
動作であるため、高速動作と大きなファンインが可能と
なる。
【0054】消費電力に関しては、本発明による多数決
回路は常に貫通電流を流しているため、ワーストケース
での消費電力は動作周波数に関係しない。このため速度
が速くなり高周波になればなるほど多数決回路の周波数
に対する消費電力は減少する。
【0055】図3に本発明による多数決回路を用いた多
数決論理演算回路を示す。入力層16と多数決回路を用
いた中間層17、出力層18からなる3層構成の回路よ
りなる。それぞれの多数決回路の入力数はN個(奇数)
である。入力信号は入力層16を介してそれぞれ中間層
16の多数決回路に入り、その中間層16の多数決回路
の出力が出力層18の多数決回路の入力に入る。出力層
18からの出力が最終的な結果となる。このときそれぞ
れの多数決回路の結合荷重値を変更することによって、
様々な演算を行うことができる。EXOR回路を使用す
る多数決回路においては入力数NのときlogN段の計算
が必要となるようなパリティ演算でも、本発明に係る上
記多数決論理演算回路では入力数に関係なく3段で計算
を実行することができる。
【0056】以上本発明に係る実施の態様について説明
したが、ここに記載した多数決回路および多数決論理演
算回路の実施の形態は単なる一例であり、本回路の実施
の形態は本発明の技術的範囲を逸脱せずに多様に変形す
ることが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来の多数決回路と比較しアナログCMOS回路を用い
ることで小面積、高速性及び大きなファンインを実現す
ることが可能となった。CMOS回路に電流制御MOS
トランジスタを組み込んだ多数決回路を形成することに
より、自動的に入力部のコンダクタンスのバランスをと
ることが可能となり、大きな動作マージンが実現でき
る。理論的には電源電圧の3%程度のマージンが必要な
場合でも、1000程度の入力数が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多数決回路を示す図である。
【図2】本発明のインバータを用いた多数決回路のV
−I特性を示す図である。
【図3】本発明の多数決論理演算回路を示す図である。
【図4】従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1、2,5,6,9,10…pMOSトランジスタ 3、4,7,8,11,12…nMOSトランジスタ 13…バイアス回路 14…2値信号検出部 15…出力回路 16…入力層 17…中間層 18…出力層 21、25…pMOSトランジスタ 22、26…nMOSトランジスタ 23、24…ゲート 27、28…CMOSインバータ 29…入力 30…出力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J042 AA10 BA16 CA08 CA27 DA01 DA03 5J056 AA03 BB02 BB38 BB57 CC00 DD13 DD29 DD43 EE12 FF10 GG14

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の2値信号に対する入力部となるゲ
    ートをそれぞれ有する複数の並列接続された第1のCM
    OS回路を有し、前記第1のCMOS回路を構成する各
    第1ゲート導電型および第2ゲート導電型のトランジス
    タはそれぞれ対応する同一導電型の電流制御MOSトラ
    ンジスタと直列接続されており、前記第1のCMOS回
    路の出力部がそれぞれ接続されたノードの電位が前記複
    数の2値信号の“1”および“0”の組み合わせによっ
    て変化する2値信号検出部と、 前記2値信号検出部の前記ノードの電位の変化に応じ
    て、前記複数の2値信号の多数決出力である2値出力を生
    成する出力回路と、 前記各電流制御MOSトランジスタのゲートを制御する
    バイアス回路とを有することを特徴とする多数決回路。
  2. 【請求項2】 前記出力回路は第2のCMOS回路を含
    み、前記第2のCMOS回路を構成する各第1ゲート導
    電型および第2ゲート導電型のトランジスタはそれぞれ
    対応する同一導電型のMOSトランジスタと直列接続さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の多数決回路。
  3. 【請求項3】 前記バイアス回路は第3のCMOS回路
    を含み、前記第3のCMOS回路を構成する第1ゲート
    導電型および第2ゲート導電型のトランジスタはそれぞ
    れ対応する同一導電型のMOSトランジスタと直列接続
    されていることを特徴とする請求項1記載の多数決回
    路。
  4. 【請求項4】 前記第3のCMOS回路およびその第1
    ゲート導電型および第2ゲート導電型のトランジスタと
    直列接続されたそれぞれ対応する同一導電型のMOSト
    ランジスタとにより構成されるインバータ回路の反転閾
    値電圧が前記出力回路の反転閾値電圧に等しいことを特
    徴とする請求項3記載の多数決回路。
  5. 【請求項5】 第1および第2の第1ゲート導電型MOS
    トランジスタと第1および第2の第2ゲート導電型MOS
    トランジスタとが直列に接続されており、第1の第1ゲ
    ート導電型MOSトランジスタのソースと第2の第2ゲ
    ート導電型MOSトランジスタのゲートが電源電圧に接
    続され、第1の第1ゲート導電型MOSトランジスタの
    ゲートと第2の第2ゲート導電型MOSトランジスタの
    ソースが接地されており、第2の第1ゲート導電型MO
    Sトランジスタのゲートおよびドレインと第1の第2ゲ
    ート導電型MOSトランジスタのゲートおよびドレイン
    が所定のバイアス電圧に接続されているバイアス回路
    と、 複数の並列回路を構成する、それぞれ第3および第4の
    第1ゲート導電型MOSトランジスタと第3および第4
    の第2ゲート導電型MOSトランジスタとが直列接続さ
    れており、第3の第1ゲート導電型MOSトランジスタ
    のソースが電源電圧に接続され、第4の第2ゲート導電
    型MOSトランジスタのソースが接地されており、そし
    て、第3の第1ゲート導電型MOSトランジスタのゲー
    トおよび第4の第2ゲート導電型MOSトランジスタの
    ゲートが接続された各入力部にはそれぞれ複数の2値入
    力信号が入力され、第4の第1ゲート導電型MOSトラ
    ンジスタのゲートおよび第3の第2ゲート導電型MOS
    トランジスタのゲートはそれぞれ前記バイアス電圧と接
    続されており、第4の第1ゲート導電型MOSトランジ
    スタのドレインと第3の第2ゲート導電型MOSトラン
    ジスタのドレインの結合点がノードに接続されている複
    数の検出回路を有する2値信号検出部と、 第5および第6の第1ゲート導電型MOSトランジスタ
    と第5および第6の第2ゲート導電型MOSトランジス
    タとが直列接続されており、第5の第1ゲート導電型M
    OSトランジスタのソースと第6の第2ゲート導電型M
    OSトランジスタのゲートは電源電圧に接続され、第5
    の第1ゲート導電型MOSトランジスタのゲートと第6
    のMOSトランジスタのソースは接地されており、第6
    の第1ゲート導電型MOSトランジスタのゲートと第5
    の第2ゲート導電型MOSトランジスタのゲートは前記
    ノードに接続されており、そして、第6の第1ゲート導
    電型MOSトランジスタのドレインと第5の第2ゲート
    導電型MOSトランジスタのドレインの結合点が出力部
    に接続され多数決の結果を2値信号により出力するイン
    バータ回路とを有することを特徴とする多数決回路。
  6. 【請求項6】 前記バイアス電圧は前記インバータ回路
    の反転閾値電圧であることを特徴とする請求項5記載の
    多数決回路。
  7. 【請求項7】 複数の2値信号が入力する入力層と、 前記入力層からの所定の複数の出力信号が入力する請求
    項1または請求項5に記載の多数決回路を含む中間層
    と、 前記中間層からの所定の複数の出力信号が入力する請求
    項1または請求項5に記載の多数決回路を含む出力層と
    を有する3層構成の論理演算回路。
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