JP2001230568A - 電子機器の棚板上への固定装置 - Google Patents

電子機器の棚板上への固定装置

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JP2001230568A
JP2001230568A JP2000035353A JP2000035353A JP2001230568A JP 2001230568 A JP2001230568 A JP 2001230568A JP 2000035353 A JP2000035353 A JP 2000035353A JP 2000035353 A JP2000035353 A JP 2000035353A JP 2001230568 A JP2001230568 A JP 2001230568A
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JP2000035353A
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Kazuo Takahashi
和男 高橋
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器を棚板に載置固定した場合に、この
電子機器の側面形状やこの部位に設置された換気装置の
空気流通口等を係止部材によって塞ぐことがないように
した。 【解決手段】 2つの固定型の押さえ部材22,32と
2つの可動型の押さえ部材40,50により、電子機器
5の4つのコーナー部をそれぞれ係止すると共に、ベル
ト60にて電子機器5を縛り付けることによって、電子
機器5を棚板10に載置固定した。固定型の押さえ部材
22,32および可動型の押さえ部材40,50は共に
電子機器5のコーナー部を係止するのみであることか
ら、換気装置の空気流通口等を塞ぐことなく、また、電子
機器の側面が凹凸形状になっていても、押さえ部材2
2,32,40,50が電子機器5を押さえられないこ
とはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器筐体に組
込まれる矩形状の棚板上に箱型の電子機器を載置固定す
る装置に関する。
【0002】近年の電子機器筐体は、基板を収容装備す
る他、ネットワーク機器等の内部実装機器として機能毎
に独立した電子機器を収容装備する傾向になっている。
【0003】そして前記電子機器は、通常、前記電子機
器筐体に装着した棚板上に載置固定することによって、
前記電子機器筐体内に装備されている。
【0004】
【従来の技術】このような電子機器を電子機器筐体の棚
板上に載置固定する装置として、従来たとえば、特開平
2‐181999号公報に記載されたものが知られてい
る。
【0005】図9は上記従来の電子機器の棚板上への固
定装置を示す平面図であり、図9によれば、矩形状の棚板
a上に2つの電子機器b,cを載置固定する場合、棚板
aの互いに対向する2つの側辺端部a1,a2(電子機器
b,cにおける正面部bf,c fと背面部br,crとこれ
らを挟む二辺のうち棚板aの外側面とが形成する角部)
に、一対のL字状のレールd,eをそれぞれ固着し、レー
ルd,eには、電子機器b、cにおける2つの基準コーナ
ー部b1,b2及びc1,c2を押える押え部材h1,h2
びj1、j2が設けられている。
【0006】押え部材h1,h2は、レールd,eに固定
的に設けられているに対し、押え部材j1、j2は、レール
d,eにそって異なる位置に固定可能に構成されてお
り、電子機器b,cは、その前面側が押え部材h1,h2
より押さえられ,電子機器b,cの後面側がレールd,
e上を移動することによって位置選択された、押さえ部
材j1,j2により押さえられて、棚板a上に載置されて
いる。
【0007】更に、電気機器b,cにおける正面部bf
fと背面部br,crとを挟む二辺のうち棚板aの中央
側内側面bc,ccを押さえ部材h1,h2及びj1、j2
に押付けるために、棚板aに長孔kを形成し、長孔kに沿
って棚板aの図中左右方向に移動可能に側面押さえ部材
m,mを設け、側面押さえ部材m,mを中央側内側面
c,ccに宛がって、ボルトn,nを棚板aに螺合する
ことによって固定し、これによって、棚板aに対して、電
気機器b,cを位置決めしている。
【0008】更にまた、側面押さえ部材m,mをベルト
p,pにより棚板aに対して縛り付けることによって、
電気機器b,cを棚板aに載置固定している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の装置においては、上記のように側面押さえ部材m,
mが電気機器b,cの中央側内側面bc,ccを押さえる
ことによって電気機器b,cを棚板aに位置決めして固
定載置するように構成しているが、電気機器b,cの中
央側内側面bc,ccは、電気機器b、c内の換気を行うべ
く、換気装置の空気流通口が設けられるのが通常であり、
このような場合、側面押さえ部材m,mが空気流通口を
塞ぐことになってしまう。
【0010】また、電気機器b,cの中央側内側面bc
cは、平面になっていればよいが、小部品などによって
凹凸形状になる場合があり、このような場合、側面押さえ
部材m,mによって押さえることが困難となってしま
う。
【0011】本発明は、かかる点に鑑み、棚板に電子機
器を固定載置する場合に、前記電子機器の側面形状やこ
の部位に設置された換気装置の空気流通口等を塞ぐこと
がないように意図した電子機器の棚板上への固定装置を
提案するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子機器筐体
に組込まれる矩形状の棚板上に箱型の電子機器を固定す
る装置であって、前記電子機器の4つのコーナー部をそ
れぞれ係止する4つの係止部材を設けて構成したことを
特徴としている。
【0013】このように構成することから、4つの係止
部材が電子機器の4つのコーナー部におけるコーナー部
をそれぞれ係止することから、電子機器の側面部に設け
られた換気装置の空気流通口を係止部材が塞ぐことな
く、また、電気機器の側面部がたとえ凹凸に形成されたと
しても、係止部材が電子機器を押さえられないというこ
とは起きないことになる。
【0014】本発明は、前記4つの係止部材が前記棚板
上に直接又は前記棚板上に装着したレールを介在させて
固定的に装着した固定型の押え部材により構成したこと
を特徴としている。
【0015】このように構成することにより、所定の形
状の電子機器を棚板に設置した電気筐体を大量生産する
場合に、係止部材の位置調整を行う必要がなく、生産効率
を上げることができる。
【0016】本発明は、前記4つの係止部材のうち、前記
電子機器の正面側又は背面側の一方における2つのコー
ナー部を係止する係止部材を前記棚板上に直接又は前記
棚板上に装着したレールを介在させて固定的に装着した
固定型の押え部材により構成し、前記電子機器の正面側
又は背面部側の他方における2つのコーナー部を係止す
る係止部材を前記棚板上を直接又は前記棚板上に装着し
たレール上の異なる位置に固定可能とする可動型押さえ
部材から構成したことを特徴としている。
【0017】このように構成することにより、可動型押
さえ部材の棚板上における位置を調整することにより、
互いに異なる形状を有する多種の電子機器を一定の形状
に製作された棚板上に載置することができ、電子機器筐
体の標準化やコストダウンが期待できる。
【0018】本発明は、前記4つの係止部材を前記棚板
上を直接又は前記棚板上に装着したレール上の異なる位
置に装着可能とする可動型押さえ部材から構成したこと
を特徴としている。
【0019】このように構成することにより、4つの可
動型押さえ部材をそれぞれ棚板上における設置位置を選
択することにより、電子機器を棚板上の例えば中央部位
に載置する等、棚板上における電子機器の載置位置を選
択拡大できる。
【0020】本発明は、前記棚板又はレールに複数個の
第1の係合孔を設けると共に、前記可動型押さえ部材に
ねじ部材を設けて、前記ねじ部材が前記第1の係合孔に
選択的に装着されることによって、前記可動型押さえ部
材を前記棚板上又は前記棚板に装着したレール上の異な
る位置に選択的に装着可能となるよう構成したことを特
徴としている。
【0021】このように構成することにより、ねじ部材
をレールの長孔内を適宜移動させながら装着することに
よって、可動押さえ部材の棚板上の位置を更に細かく選
択することができる。
【0022】本発明は、前記棚板又はレールに長孔を設
けると共に、前記可動型押さえ部材にねじ部材を設けて、
前記ねじ部材が前記長孔の適宜位置に選択的に装着され
ることによって、前記可動型押さえ部材を前記棚板上又
は前記棚板に装着したレール上の異なる位置に選択的に
装着可能となるよう構成したことを特徴としている。
【0023】このように構成することにより、可動押さ
え部材の棚板上の位置を更に細かく選択することができ
る。
【0024】本発明は、前記レールが、前記棚板上の異な
る位置に選択的に装着できるように構成したことを特徴
としている。
【0025】このように構成することにより、レールの
棚状における位置を選択することにより、延いては係止
部材の棚板上における位置を選択して、各種形状の電子
機器を棚状に載置固定することができる。
【0026】本発明は、前記棚板に複数個の第2の係合
孔を設けると共に、前記レールにねじ部材を設けて、前記
ねじ部材が前記第2の係合孔に選択的に装着されること
によって、前記レールを異なる位置に選択的に装着可能
となるよう構成したことを特徴としている。
【0027】このように構成することにより、ねじ部材
を複数個の第2の係合孔の中から選択して装着すること
によって、係止部材の棚板上における位置を選択して、各
種形状の電子機器を棚状に載置固定することができる。
【0028】本発明は、前記棚板に長孔を設けると共に、
前記レールにねじ部材を設けて、前記ねじ部材が前記長
孔の適宜位置に選択的に装着されることによって、前記
レールを異なる位置に選択的に装着可能となるよう構成
したことを特徴としている。
【0029】このように構成することにより、ねじ部材
をレールの長孔内を適宜移動させながら装着することに
よって、レールの移動を介して可動押さえ部材の棚板上
の位置を更に細かく選択することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】図1は電子機器が装備された電子
機器筐体の分解斜視図である。
【0031】図1によれば、電子機器筐体1の上部側に
は、複数個の基板2が棚板3を介して載置固定されてい
る。
【0032】また、電子機器筐体1における基板2を載
置固定する棚板3より下側には、複数個の電子機器載架
枠体4が電子機器筐体1の側壁に設けた載架レール8に
出し入れ可能に載架されている。
【0033】電子機器載架枠体4には、電子機器5,5を
載置固定する棚板10,10が出し入れ可能に装着され
ている。そして、電子機器載架枠体4は最終的にはビス
7により電子機器筐体1に固着されることになる。
【0034】次に、本発明における第1の実施の形態で
ある棚板10上に電子機器5を載置固定する装置につい
て、図2及び図3を用いて説明する。
【0035】棚板10は矩形状を呈して構成しており、
その長辺方向に交叉する方向に延在するように、一対の
短辺側端部11a,11bのうち一方の短辺側端部11
aには、L字状のレール20がビス7により固着されて
おり、また棚板10の中央部には、レール20に離間し
て、やはりL字状のレール30がビス7を用いて固設し
ている。
【0036】ただ、レール30は、ビス7の取付け孔14
が棚板10の長辺方向に多数穿設されていて、ビス7を
実際に挿着する取付け孔14を選択することによって、
棚板10の長辺方向における装着位置を可動選択できる
ように構成している。また、レール30におけるビス7
の挿通孔は長孔31となって、レール30の取付け位置
を無段階に調整可能に構成している。
【0037】レール20及び30における棚板10の一
方の長辺側端部12a側には、固定型の押さえ部材2
2,32が一体的に形成されており、押さえ部材22,3
2は、長辺側端部12aに面した押さえ面部22a,32
aを有している構成している。
【0038】レール20及び30における棚板10の他
方の長辺側端部12b側から押さえ部材22,32に向
かって、ガイド面部23,33が棚状に形成されてい
る。
【0039】ガイド面部23,33には、複数個の係合孔
24,34が互いの等間隙に離間して穿設されている。
複数個の係合孔24,34のうち互いに隣り合う2つ係
合孔24,34を選択して、それぞれ一対のねじ部材2
5,35を挿着することによって、ガイド面部23,3
3には、可動型の押さえ部材40,50が装着されてい
る。
【0040】即ち、可動型の押さえ部材40,50には、
棚板10の短辺側端部11a,11bに沿って延在する
ように、ねじ部材25,35が挿入される長孔41,51
がそれぞれ形成されていて、可動型の押さえ部材40,
50が無段階に調整可能に構成しており、ねじ部材25,
35を長孔41,51に挿通させた後、係合孔24,34
に装着することにより、可動型の押さえ部材40,50
をレール20,30に固定するように構成している。
【0041】かくして、固定型の押さえ部材22,32
と可動型の押さえ部材40,50とは、棚板10上に、互
いに四角形を描画するように配置されて、電子機器5を
棚板5上に載置固定するための4つの係止部材を構成し
ていることになる。
【0042】棚板10には、ベルト60を挿通させる複
数個のベルト孔61が穿設されている。
【0043】上記の構成において、棚板10上に電子機
器5を載置固定するには、図3に示すように、先ず、固定
型の押さえ部材22、32の押さえ面部22a、32a
に、電気機器5の例えば正面部5aの下端コーナー部5
1を当接させて、棚板10上の電気機器筐体10の正面
部5aの位置を特定する。
【0044】次に、可動型の押さえ部材40,50をレー
ル20、30のガイド面部23,33上を移動させること
によって位置調整をして、電子機器5の背面部5bの下
端コーナー部5a2に当接させた後、ねじ部材25,35
を係合孔24,34に装着することによって、棚板10
上における電子機器5を位置決めする。
【0045】次に、複数個のベルト孔61に挿通したベ
ルト60を電子機器5の左右方向に掛け渡すことによ
り、電子機器5を棚板10に縛り付けることによって、載
置固定する。
【0046】以上の第1の実施の形態においては、固定
型の押さえ部材22,32及び可動型の押さえ部材40,
50が協働して電子機器5の4つのコーナー部における
コーナー部5a1,5a2をそれぞれ係止することから、
電子機器5の左右の側面部5c或いは5dに設けられた
換気装置の空気流通口(図示せず)を固定型の押さえ部材
22,32及び可動型の押さえ部材40,50が塞ぐこと
なく、また、電気機器5の側面部5c,5dがたとえ凹凸
に形成されたとしても、固定型の押さえ部材22,32及
び可動型の押さえ部材40,50が電子機器5を押さえ
られないということは起きないことになる。
【0047】また、可動型の押さえ部材40,50は、複
数個の係合孔24,34のうち適宜隣り合う2つの係合
孔24,34を選択してねじ部材25,35を挿着するこ
とによって、棚板10上における位置を調整できること
になって、互いに異なる形状を有する多種の電子機器5
を一定の形状に製作された棚板10上に載置することが
でき、電子機器筐体1の標準化やコストダウンが期待で
きる。
【0048】なお、棚板10における長辺側端部12a,
12には、ボルト7を装着する取付け孔13,14がそ
れぞれ複数個同じ間隙で形成されており、複数個の取付
け孔13,14のうちボルト7を挿着する取付け孔を選
択することによって、レール20或いはレール30の棚
板10上における設置位置を変更できることになる。
【0049】又、上記第1の実施の形態においては、電気
機器5の正面部5aの下端コーナー部5a1に固定型の
押さえ部材22,32を当接させ、背面部5bの下端コ
ーナー部5b1に可動型の押さえ部材40,50を当接
するように構成しているが、これに限定されるものでな
く、例えば、固定型の押さえ部材22,32を背面部5b
側の下端コーナー部b1に当接させ、可動型の押さえ部材
40,50を正面部5A側の下端コーナー部a1に当接
させるように構成してもよい。
【0050】このような取付け孔13,14を複数形成
したことにより、図4に示すような本発明における第2
の実施の形態が考えられる。即ち、図4によれば、前記第
1の実施の形態のレール20に加えて、レール70を、棚
板10における他方の短辺側側端部11b側に設けてお
り、また、レール30のレール70側に離間してレール8
0を棚板10における中央部に設けた点が異なり、この
ように構成することによって、2つの電子機器5が一つ
の棚板10上に載置固定できるように構成したものであ
る。
【0051】ただ、レール70側は、前記第1の実施の形
態と同様の固定型の押さえ部材22及び32を有して構
成しており、レール80側は、可動型の押さえ部材40及
び50を有して構成している点等同じであるから、該当
部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0052】また、図5に示す本発明における第3の実
施の形態においては、レール20及びレール30に形成
した固定型の押さえ部材22,32に代えて、可動型の押
さえ部材40,50を設置したものであり、これにより、
一方の一対の可動型の押さえ部材40と他方の一対の可
動型の押さえ部材50によって、互いに四角形を描画す
るように配置されているも、各押さえ部材40,50はそ
れぞれ可動型の係止部材を構成することになる。
【0053】上記第3の実施の形態によれば、4つの可
動型押さえ部材40,50の棚板10上における設置位
置をそれぞれ選択することにより、色々な大きさの電子
機器5を棚板10上に載置固定することができる。
【0054】また、レール20,30は、ビス7を挿着す
る取付け孔13,14を適宜選択することにより、棚板
10上の位置を変更することができ、図5に示すように、
棚板10の中央よりに離間して装着することができ、こ
のような場合、電子機器5は棚板10の中央部に載置固
定することができる。
【0055】図6は本発明における第4の実施の形態を
示すもので、前記第3の実施の形態における可動型の押
さえ部材40,40を、レール20を用いずに、直接棚板
10に設置するように構成した点が異なっている。
【0056】従って、棚板10に、ねじ部材25,25が
装着される係合孔24を複数個形成して、可動型押さえ
部材40,40を棚板10上に直接移動できるようにな
っている。
【0057】このように構成する結果、可動型の押さえ
部材40,40が押さえる電子機器5の下端コーナー部
5a1をレール20の高さ分だけ更に下部(即ち棚板1
0方向)に移動することができ、電気機器5の側面部に設
けられた換気装置の空気流通口を常に完全に開口してお
くことができ、また、電気機器5の側面部がたとえ凹凸に
形成されていたとしても、可動型の押さえ部材40,40
はこれを完全に避けることができる。
【0058】なお、可動型の押さえ部材50,50側も、
レール30を使用せず、可動型の押さえ部材40のよう
に直接棚板10に設けることも考えられ、この場合には、
可動型の押さえ部材40と同様に、可動型の押さえ部材
50も棚板10上を位置調整できることになる。
【0059】また、図5に示す第3の実施の形態及び図
6に示す第4の実施の形態においては、4つの係止部材
を共に可動型の押さえ部材40,50により構成したが、
これとは逆に、すべて固定型の押さえ部材22,32に
代えるという変形例も考えられる。
【0060】この場合、所定の形状の電子機器5を棚板
10に設置した電気筐体1を大量生産するような場合
に、固定型の押さえ部材22,32の位置調整を行う必要
がなく、生産効率を上げることができる。
【0061】図7は本発明における第5の実施の形態を
示すもので、図6に示す第4の実施形態における係合孔
24を長孔24aに代えたもので、可動型の押さえ部材4
0が棚板10上を無段階に移動できるように構成したも
のである。他方、可動型の押さえ部材50,50側も、
レール30を使用せず、可動型の押さえ部材40のよう
に直接棚板10に設けることも考えられ、この場合には、
係合孔34に代えて、長孔にすることにより、可動型の押
さえ部材40と同様に、可動型の押さえ部材50も棚板
10上を無段階に位置調整できることになり、ますます
色々な大きさの電子機器5を載置固定可能となる。
【0062】図8は本発明の第6の実施の形態を示して
おり、図6に示す第4の実施の形態の変形例として、棚板
10の略全域に係合孔24を多数個形成したものであ
り、このような構成により、可動型の押さえ部材40を、
棚板10の右側に描画するように傾斜させて設置する等
が考えられ、多種形状の電子機器5を載置固定すること
ができるようになる。
【0063】なお、上記本発明の実施の形態のいずれも、
ねじ部材25やビス7は、いずれも同一方向即ち電子機
器5の垂直方向から締め付け作業ができるようになって
おり、この点従来の装置が、ボルトqが電気機器b,cの
水平方向からの締付け作業になるのに対し側面押さえ部
材m,mの固定を電気機器b,cの垂直方向から行う場
合に比して、作業者の締付け作業性を考慮している。
【0064】上記いずれの実施の形態においては、可動
型の押さえ部材40,50は、ねじ部材25を用いて、
レール30,70或いは80又は棚板10に設置するよ
うに構成したが、これに限定されるのでなく、たとえば
可動型の押さえ部材40,50に下方に延在する係合爪
部を形成しておき、この係合爪部をレール30,70或
いは80又は棚板10に形成した係合孔に挿着すること
が考えられ、この場合、前記係合孔を複数形成しておけ
ば、可動型の押さえ部材40,50の位置変更が可能で
ある。
【0065】又、上記いずれの実施の形態においては、ベ
ルト60を用いて電子機器5を棚板10に固定している
が、これに限定されるものではなく、例えばベルト60に
買えて、棚板10に設置したフック状の金具を電子機器
5の上面に引掛けることによって、電子機器5を棚板1
0に固定する等が考えられる。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、4つの係止部材が電子
機器の4つのコーナー部におけるコーナー部をそれぞれ
係止することから、電子機器の側面部に設けられた換気
装置の空気流通口を係止部材が塞ぐことなく、また、電気
機器の側面部がたとえ凹凸に形成されたとしても、係止
部材が電子機器を押さえられないということは起きない
ことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子機器が装備された電子機器筐体の分解斜視
【図2】本発明における第1の実施の形態を示す斜視図
【図3】図2において電子機器を載置固定した状態を示
す斜視図
【図4】本発明における第2の実施の形態を示す斜視図
【図5】本発明における第3の実施の形態を示す斜視図
【図6】本発明における第4の実施の形態を示す斜視図
【図7】本発明における第5の実施の形態を示す斜視図
【図8】本発明における第6の実施の形態を示す斜視図
【図9】従来における電子機器の棚板上への固定装置の
平面図
【符号の説明】
1 電子機器筐体 5 電子機器 5a 正面部 5b 背面部 10 棚板 11a,11b 短辺側端部 12a,12b 長辺側端部 13,14 取付け孔 13a 長孔 20 レール 22 固定型の押さえ部材 22a 押さえ面部 23 ガイド面部 24 係合孔 24a 長孔 25 ねじ部材 30 レール 31 長孔 32 固定型押さえ部材 32a 押さえ面部 34 係合孔 35 ねじ部材 40 可動型の押さえ部材 41 長孔 42 押さえ面部 50 可動型の押さえ部材 51 長孔 52 押さえ面部 60 ベルト 70、80 レール

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器筐体に組込まれる矩形状の棚板
    上に箱型の電子機器を固定する装置であって、前記電子
    機器の4つのコーナー部をそれぞれ係止する4つの係止
    部材を設けて構成したことを特徴とする電子機器の棚板
    上への固定装置。
  2. 【請求項2】 前記4つの係止部材は、前記棚板上に直
    接又は前記棚板上に装着したレールを介在させて固定的
    に装着した固定型の押え部材により構成したことを特徴
    とする請求項1記載の電子機器の棚板上への固定装置。
  3. 【請求項3】 前記4つの係止部材のうち、前記電子機
    器の正面側又は背面側の一方における2つのコーナー部
    を係止する係止部材は、前記棚板上に直接又は前記棚板
    上に装着したレールを介在させて固定的に装着した固定
    型の押さえ部材により構成し、前記電子機器の正面側又
    は背面部側の他方における2つのコーナー部を係止する
    係止部材は、前記棚板上を直接又は前記棚板上に装着し
    たレール上の異なる位置に装着可能とする可動型の押さ
    え部材から構成したことを特徴とする請求項1記載の電
    子機器の棚板上への固定装置。
  4. 【請求項4】 前記4つの係止部材は、前記棚板上を直
    接又は前記棚板上に装着したレール上の異なる位置に装
    着可能とする可動型の押さえ部材から構成したことを特
    徴とする請求項1記載の電子機器の棚板上への固定装
    置。
  5. 【請求項5】 前記棚板に複数個の第1の係合孔を設け
    ると共に、前記可動型の押さえ部材にねじ部材を設けて、
    前記ねじ部材が前記第1の係合孔に選択的に装着される
    ことによって、前記可動型の押さえ部材を前記棚板上又
    は前記棚板に装着したレール上の異なる位置に選択的に
    装着可能となるよう構成したことを特徴とする一請求項
    3又は4記載の電子機器の棚板上への固定装置。
  6. 【請求項6】 前記棚板に長孔を設けると共に、前記可
    動型の押さえ部材にねじ部材を設けて、前記ねじ部材が
    前記長孔の適宜位置に選択的に装着されることによっ
    て、前記可動型の押さえ部材を前記棚板上又は前記棚板
    に装着したレール上の異なる位置に選択的に装着可能と
    なるよう構成したことを特徴とする請求項3又は4記載
    の電子機器の棚板上への固定装置。
  7. 【請求項7】 前記レールが、前記棚板上の異なる位置
    に選択的に装着できるように構成したことを特徴とする
    請求項3乃至6のいずれか一に記載の電子機器の棚板上
    への固定装置。
  8. 【請求項8】 前記棚板又はレールに複数個の第2の係
    合孔を設けると共に、前記レールにねじ部材を設けて、前
    記ねじ部材が前記第2の係合孔に選択的に装着されるこ
    とによって、前記レールを異なる位置に選択的に装着可
    能となるよう構成したことを特徴とする請求項7記載の
    電子機器の棚板上への固定装置。
  9. 【請求項9】 前記棚板又はレールに長孔を設けると共
    に、前記レールにねじ部材を設けて、前記ねじ部材が前記
    長孔の適宜位置に選択的に装着されることによって、前
    記レールを異なる位置に選択的に装着可能となるよう構
    成したことを特徴とする請求7記載の電子機器の棚板上
    への固定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008251943A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Hoshino Shoji Kk プルアウトシェルフ
JP2009094092A (ja) * 2007-10-03 2009-04-30 Nitto Electric Works Ltd 電気電子機器収納用キャビネット
KR100976057B1 (ko) * 2008-09-03 2010-08-17 엘지엔시스(주) 물품의 위치 고정 장치

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