JP2001229346A - リーダライタ - Google Patents

リーダライタ

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JP2001229346A
JP2001229346A JP2000035403A JP2000035403A JP2001229346A JP 2001229346 A JP2001229346 A JP 2001229346A JP 2000035403 A JP2000035403 A JP 2000035403A JP 2000035403 A JP2000035403 A JP 2000035403A JP 2001229346 A JP2001229346 A JP 2001229346A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信を行なう電磁波が微弱であっても、
周囲の金属の影響を受け難いリーダライタを提供するこ
とであり、さらには、上記リーダライタを組み込んだ自
動販売機を提供することである。 【解決手段】 送信機能および/または受信機能を有す
る非接触型データキャリアとの間で無線通信を行なうた
めの送受信アンテナ91と、外部に接続されたメインコ
ンピュータからの指示に基づいて、上記送受信アンテナ
91を介して上記非接触型データキャリアとの間で無線
通信を行ない、上記非接触型データキャリアに対してデ
ータの読み出しおよび/または書き込みの制御を行なう
送受信制御部とを備え、上記送受信アンテナ91は、挿
入される紙幣の受け入れ選別処理を行なう紙幣選別機8
3の紙幣挿入部80を覆う開閉カバー82に配設され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信機能および/
または受信機能を有する非接触型データキャリアとの間
で電磁波を用いて無線通信を行ない、メインコンピュー
タからの指示に基づいて、非接触型データキャリアに対
してデータの読み出しおよび/または書き込みを行なう
リーダライタおよび上記リーダライタを組み込んだ自動
販売機に関し、特に、清涼飲料水やたばこ等の商品、乗
車券、入場券等を非接触型データキャリアの使用によっ
て自動販売する自動販売機に組み込まれたリーダライタ
および上記リーダライタを組み込んだ自動販売機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動販売機は、投入された硬貨の
受け入れ選別処理を行なう硬貨選別機(コインメック)
と、挿入された紙幣の受け入れ選別処理を行なう紙幣選
別機(ビルバリ)と、データキャリアに記録されている
データを読み/書き処理するリーダライタとのうち、少
なくとも1つを備え、清涼飲料水やたばこ等の商品を販
売する。
【0003】一方、ICカードやICタグ等の非接触型
データキャリアは、記録されているデータのセキュリテ
ィ性能が高いこと、データの読み出し時や書き込み時に
カードをリーダライタに挿入する必要がないこと等、磁
気ストライプカード等の接触型データキャリアに比べて
優れた点が多い。このため、非接触型データキャリア
は、商品の自動販売機、遊園地や劇場等の入退場管理シ
ステム、バスや電車等の運賃支払機等に用いられること
が多くなってきている。
【0004】例えば、特開平10−283534号公報
には、非接触データキャリアのデータ読み出し/データ
書き込みを行うアンテナが装着された箱体と、利用者に
よる非接触データキャリアからの押圧力を受ける押圧部
を有するカバー部と、押圧力を受けたときに箱体の移動
を許容する移動許容手段と、押圧力が除去されたときに
箱体を復元するように付勢する付勢手段と、押圧部への
押圧力の印加を検出する押圧検出手段とを備え、自動販
売機や支払装置等を利用する際の操作の煩雑さを解消す
るようにし、一度だけ非接触データキャリアをリーダラ
イタにかざすことにより、確実な動作を行い得るように
した非接触データキャリア用リーダライタが開示されて
いる。
【0005】また、特開平10−293867号公報に
は、定期券とストアード・フェア券を複合化した機能を
もたせたICカードと無線通信可能にした自動改札機に
おいて、ICカードのかざし部を示すためのかざし部表
示灯が点灯しているとき、ICカードとの無線通信を可
能にし、ICカードから読み取ったデータ処理が不正常
終了であることを条件に、かざし部表示灯を点滅させ、
ICカードのかざし直しを促すようにし、また、定期券
有効区間外の運賃をストアード・フェア券により精算す
るようにしたことを特徴とする自動改札システムが開示
されている。
【0006】また、特開平11−203422号公報に
は、非接触ICカードがかざされるカードタッチ部のカ
ード対向面が設置面に対して所定の高さの位置にあり、
かつ、カードタッチ部の周囲に所定の角度の傾斜面を設
けることにより、非接触ICカードを人間工学上持ち易
い持ち方で持った状態でカードタッチ部にかざした場合
でも誤読率が低いICカード読取装置が開示されてい
る。
【0007】自動販売機においても、上記のような非接
触型データキャリア用のリーダライタを備えるものが提
案されている。非接触型データキャリア用のリーダライ
タの特徴は、非接触型データキャリアとの通信を司る送
受信アンテナがリーダライタの筐体前面に配置されてお
り、操作者が非接触型データキャリアをリーダライタの
筐体前面の送受信アンテナにかざすことで通信が可能で
あることから、データキャリアの挿入等の操作が必要な
く、操作性が良い。また、データキャリアをリーダライ
タに挿入する挿入型と異なり、データキャリアを挿入す
るためのメカニズムが不要となるため、コンパクト化、
コストダウンが可能となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】非接触型データキャリ
ア用のリーダライタは、基本的には、前面に取り付けら
れた送受信アンテナと、内部に設けられた無線通信用の
高周波回路や制御回路等で構成される。このような構成
において、非接触型データキャリアとリーダライタとの
通信性能(通信距離、通信成功率等)を向上させるため
には、上記送受信アンテナを大きくすることで可能とな
る。
【0009】しかしながら、実際には、送受信アンテナ
の形状、大きさには制限がある。また、自動販売機等に
備え付けられる(組み込む)従来の非接触型のリーダラ
イタは、電磁波を使用するため、出力する電磁波の電界
強度は各国の電波法によって規制される。例えば、日本
国内では、「微弱無線局」として位置づけられ一律に規
制されている。
【0010】さらに、リーダライタを自動販売機等に備
え付ける場合、備え付けられたリーダライタは、自動販
売機等の金属筐体に囲まれることになり、リーダライタ
と非接触型データキャリアとの間で通信される電磁波
は、自動販売機等の金属筐体の影響を受けることにな
る。
【0011】本発明の目的は、無線通信を行なう電磁波
が微弱であっても、周囲の金属の影響を受け難く、か
つ、通信性能が良いリーダライタを提供することであ
る。また、本発明の他の目的は、無線通信を行なう電磁
波が微弱であっても、周囲の金属の影響を受け難く、か
つ、通信性能が良いリーダライタを組み込んだ自動販売
機を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、下記のような構成を採用した。すなわち、
本発明の一態様によれば、本発明のリーダライタは、送
信機能および/または受信機能を有する非接触型データ
キャリアとの間で無線通信を行なうための送受信アンテ
ナと、外部に接続されたメインコンピュータからの指示
に基づいて、上記送受信アンテナを介して上記非接触型
データキャリアとの間で無線通信を行ない、上記非接触
型データキャリアに対してデータの読み出しおよび/ま
たは書き込みの制御を行なう送受信制御部と、上記非接
触型データキャリアがかざされる位置に対し、上記送受
信アンテナを相対的に稼動する稼動部とを備える。
【0013】これにより、送受信アンテナが、リーダラ
イタを組み込む自動販売機等から遠ざかることになり、
自動販売機等の金属筐体の影響を受け難く、かつ、通信
性能を良くすることができる。
【0014】また、好適には、本発明のリーダライタ
は、さらに、上記非接触型データキャリアが上記送受信
アンテナに接近したことを検出するキャリア検出部をさ
らに備え、上記キャリア検出部が、上記非接触型データ
キャリアの上記送受信アンテナへの接近を検出すること
により、上記稼動部が、上記非接触型データキャリアの
かざされる位置方向に上記送受信アンテナを稼動するこ
とが望ましい。
【0015】また、好適には、本発明のリーダライタ
は、さらに、操作者が上記送受信アンテナに接近したこ
とを検出する操作者検出部をさらに備え、上記操作者検
出部が、上記操作者の上記送受信アンテナへの接近を検
出することにより、上記稼動部が、上記非接触型データ
キャリアのかざされる位置方向に上記送受信アンテナを
稼動することが望ましい。
【0016】また、本発明の一態様によれば、本発明の
リーダライタは、送信機能および/または受信機能を有
する非接触型データキャリアとの間で無線通信を行なう
ための送受信アンテナと、外部に接続されたメインコン
ピュータからの指示に基づいて、上記送受信アンテナを
介して上記非接触型データキャリアとの間で無線通信を
行ない、上記非接触型データキャリアに対してデータの
読み出しおよび/または書き込みの制御を行なう送受信
制御部とを備え、上記送受信アンテナは、挿入される紙
幣の受け入れ選別処理を行なう紙幣選別機の紙幣挿入部
を覆う開閉カバーに配設される。
【0017】これにより、送受信アンテナが、リーダラ
イタを組み込む自動販売機等から遠ざかった位置に設置
されることになり、自動販売機等の金属筐体の影響を受
け難く、かつ、通信性能を良くすることができる。
【0018】また、好適には、本発明のリーダライタ
は、上記送受信アンテナが、上記開閉カバーの周縁部に
ループ状に配設されることが望ましい。また、好適に
は、本発明の自動販売機は、上述の各リーダライタの何
れかを備えることが望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一
の要素には同一の符号を用いる。
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態におけ
るリーダライタを備える自動販売機の構成図である。図
1において、代金と引き換えに商品を自動販売する自動
販売機1は、前面に外扉2を備えている。上記外扉2
は、商品の見本を陳列する商品見本陳列室3と、商品を
取り出す商品取出口4と、選別に失敗した投入硬貨や釣
銭硬貨が返却される硬貨返却口5と、操作パネル6とを
備えている。上記操作パネル6は、外扉2の裏面側に設
置された硬貨選別機に通じる硬貨投入部7と、投入した
硬貨等を返却させるための硬貨返却レバー8と、外扉2
の裏面側に設置された紙幣選別機に通じる紙幣挿入部9
と、投入した金額等を表示する表示パネル10と、送信
機能および/または受信機能を有する非接触型データキ
ャリアとの間で電磁波を用いて無線通信を行ない、非接
触型データキャリアに対してデータの読み出しおよび/
または書き込みを行なうリーダライタ11とを備える。
【0021】図2は、本発明の第1の実施の形態におけ
る非接触型データキャリアおよびリーダライタの機能ブ
ロック図である。図2において、非接触型データキャリ
ア20は、送信機能および/または受信機能を有するリ
ーダライタ30との間で無線通信を行なうための送受信
アンテナ21と、送受信アンテナ21を介してリーダラ
イタ30との間で行われる無線通信の制御を行なう送受
信制御部22と、金銭データ等が格納されているメモリ
23と、リーダライタ30との間で無線通信の制御を行
ないデータの読み出しおよび/または書き込みの制御を
行なう主制御部24とを備える。
【0022】また、リーダライタ30は、送信機能およ
び/または受信機能を有する非接触型データキャリア2
0との間で無線通信を行なうための送受信アンテナ31
と、送受信アンテナ31を介して非接触型データキャリ
ア20との間で行われる無線通信の制御を行なう送受信
制御部32と、非接触型データキャリア20との間で無
線通信の制御を行なう主制御部33とを備える。
【0023】このような構成において、リーダライタ3
0は、外部に接続されたメインコンピュータ40からの
指示に基づいて、非接触型データキャリア20との間で
無線通信を行ない、非接触型データキャリア20の金銭
データ等の読み出しおよび/または書き込みを行なう。
【0024】図3は、図1を用いて説明した自動販売機
におけるリーダライタの配置図である。図3において、
リーダライタ11は、送信機能および/または受信機能
を有する非接触型データキャリアとの間で無線通信を行
なうための送受信アンテナ51と、送受信アンテナ51
の近傍に配置され、非接触型データキャリアあるいは非
接触型データキャリアを操作する操作者が送受信アンテ
ナ51に接近したことを検出する検出部52と、非接触
型データキャリアがかざされる位置に対して送受信アン
テナ51を相対的に稼動する移動部53とを備える。
【0025】送受信アンテナ51は、例えば、非接触型
データキャリアがかざされる側のリーダライタ11の面
において、大きく周回したループ状である。このように
送受信アンテナ51がループ状に配設されることによ
り、アンテナ面積を大きくとることが可能となる。検出
部52は、例えば、赤外線センサーであり、非接触型デ
ータキャリアあるいは非接触型データキャリアを操作す
る操作者が引き起こす赤外線の変化を検知する。従っ
て、非接触で検出が行われるため操作者に違和感を与え
ることがない。また、移動部53は、例えば、モータを
備え、非接触型データキャリアあるいは非接触型データ
キャリアを操作する操作者が送受信アンテナ51に接近
したことが検出されると、非接触型データキャリアがか
ざされる位置に対して送受信アンテナ51を相対的に稼
動する。
【0026】図4は、図3を用いて説明したリーダライ
タの配置図の断面である。図4において、検出部52
が、非接触型データキャリアあるいは非接触型データキ
ャリアを操作する操作者が送受信アンテナ51に接近し
たことを検出すると、移動部53は、送受信アンテナ5
1を非接触型データキャリアがかざされる位置に対し
て、図中の実線の位置から図中の点線の位置へ相対的に
稼動する。
【0027】図5は、リーダライタの位置の相違による
電磁波の様子を説明するための図であり、(a)は、リ
ーダライタが非稼動の状態における電磁波の様子を示し
ており、(b)は、リーダライタが稼動した状態におけ
る電磁波の様子を示している。
【0028】図5において、非接触型データキャリア6
0は、送信機能および/または受信機能を有するリーダ
ライタ11との間で無線通信を行なうための送受信アン
テナ61を備えている。送受信アンテナ61は、例え
ば、リーダライタ11に対してかざす側の非接触型デー
タキャリア60の面において、大きく周回したループ状
である。
【0029】図5から明らかなように、リーダライタ1
1が稼動せず、非接触型データキャリア60がかざされ
る側のリーダライタ11の面と、自動販売機の操作パネ
ル6の面とが略同一面上に存在するような状態、すなわ
ち、従来のリーダライタのような状態においては、リー
ダライタ11と非接触型データキャリア60との間で有
効に発生する電磁波の電界強度(図中のループ状の矢
印)は、操作パネル6に遮蔽され弱くなる(図5の
(a))。しかしながら、非接触型データキャリア60
の送受信アンテナ51への接近が検出され、リーダライ
タ11が非接触型データキャリア60側に相対的に稼動
した状態においては、リーダライタ11と非接触型デー
タキャリア60との間で有効に発生する電磁波の電界強
度は、操作パネル6に遮蔽されることもなく、比較的強
くなる(図5の(b))。
【0030】また、リーダライタ11の送受信アンテナ
51は、リーダライタ11を組み込む自動販売機の操作
パネル6から遠ざかることになり、操作パネル6の金属
筐体の影響を受け難く、かつ、通信性能を良くすること
ができる。
【0031】図6は、本発明の第2の実施の形態におけ
るリーダライタを備える自動販売機の構成図である。図
6において、代金と引き換えに商品を自動販売する自動
販売機70は、前面に外扉2を備えている。上記外扉2
は、商品の見本を陳列する商品見本陳列室3と、商品を
取り出す商品取出口4と、選別に失敗した投入硬貨や釣
銭硬貨が返却される硬貨返却口5と、操作パネル6とを
備えている。上記操作パネル6は、外扉2の裏面側に設
置された硬貨選別機に通じる硬貨投入部7と、投入した
硬貨等を返却させるための硬貨返却レバー8と、外扉2
の裏面側に設置された紙幣選別機に通じる紙幣挿入部8
0と、投入した金額等を表示する表示パネル10とを備
える。また、自動販売機70は、内部に、送信機能およ
び/または受信機能を有する非接触型データキャリアと
の間で電磁波を用いて無線通信を行ない、非接触型デー
タキャリアに対してデータの読み出しおよび/または書
き込みを行なうリーダライタ(不図示)を備える。
【0032】図7は、図6を用いて説明した自動販売機
におけるリーダライタおよび紙幣選別機周辺の配置図の
断面である。図7において、操作パネル6の裏面側に設
置された紙幣選別機83に通じる紙幣挿入部80は、開
口している紙幣挿入口81を備えている。そして、操作
パネル6の前面側には、紙幣挿入口81に対向して、塵
埃や雨水の侵入を防ぐフラッパ形状の開閉カバー82が
設けられている。開閉カバー82は、その上端が操作パ
ネル6にヒンジ結合されており、紙幣を投入する際に
は、開閉カバー82を手動で上方に引き上げて開き(図
示の点線で表す位置)、この開放状態を保ったまま紙幣
の先端を紙幣選別機83の紙幣挿入口81に差し込むこ
とにより、紙幣が紙幣選別機83に取り込まれる。
【0033】また、図7において、リーダライタ90
は、送受信アンテナ91を備え、送信機能および/また
は受信機能を有する非接触型データキャリアとの間で電
磁波を用いて無線通信を行ない、非接触型データキャリ
アに対してデータの読み出しおよび/または書き込みを
行なう。上記送受信アンテナ91は、挿入される紙幣の
受け入れ選別処理を行なう紙幣選別機83の紙幣挿入部
80を覆う開閉カバー82に配設されている。
【0034】このように、リーダライタ90の送受信ア
ンテナ91は、リーダライタ90を組み込む自動販売機
の操作パネル6から遠ざかった位置に配置されることに
なり、操作パネル6の金属筐体の影響を受け難く、か
つ、通信性能を良くすることができる。
【0035】また、上記送受信アンテナ91が、紙幣選
別機83の開閉カバー82に配設されていることによ
り、これらを一体化されたシステムとして捉えた場合、
コンパクト化が可能となる。
【0036】図8は、送受信アンテナを組み込んだ開閉
カバーを示す図である。図8において、送受信アンテナ
91は、開閉カバー82の周縁部にループ状に配設され
ている。
【0037】送受信アンテナ91がループ状に配設され
ることにより、アンテナ面積を大きくとることが可能と
なる。図9は、送受信アンテナを組み込んだ開閉カバー
が開口部を有する場合を示す図である。
【0038】図9において、送受信アンテナ91は、図
8と同様に開閉カバー82の周縁部にループ状に配設さ
れており、さらに、開閉カバー82は、開口部100を
有している。リーダライタの送受信アンテナ91を配設
した開閉カバー82が開口部100を有することによ
り、開閉カバー82を閉じた状態でリーダライタへの指
示等を行なうための選択デバイス等の選択/指示等が行
なえる。
【0039】また、上記送受信アンテナ91が、紙幣選
別機の開閉カバー82に配設されていることにより、一
体化されたシステムとしてコンパクト化が可能となるこ
とに加え、上記選択デバイスを設けたことにより、紙幣
選別機に挿入された紙幣の価値情報を電子マネー情報と
して非接触型データキャリアに書き込む積み増し機能を
上記システムで実現することが可能となる。積み増し機
能とは、例えば、商品を購入した後の釣銭が釣銭不足に
より硬貨で返却できない時に、硬貨で返却できる最大額
を硬貨で返却し、残額分を非接触型データキャリアに書
き込むことである。上記積み増し機能は、上記システム
が一体化されているので、積み増し処理を上記システム
内で完結することが可能となり、例えば、自動販売機と
の通信を傍受してセキュリティを破られるような危険を
回避することが可能となる。
【0040】上述のように、本発明の実施の形態を、図
面を参照しながら説明してきたが、本発明は、以上に述
べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取るこ
とが出来る。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、リーダライタの送受信アンテナが、リーダライタを
組み込む自動販売機等から遠ざかることになり、あるい
は、リーダライタを組み込む自動販売機等から遠ざかっ
た位置に設置されることになり、自動販売機等の金属筐
体の影響を受け難く、かつ、通信性能を良くすることが
できる。
【0042】これにより、無線通信を行なう電磁波が微
弱であっても、周囲の金属の影響を受け難いリーダライ
タ、あるいは、周囲の金属の影響を受け難く、かつ、通
信性能が良いリーダライタを組み込んだ自動販売機を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態におけるリーダライ
タを備える自動販売機の構成図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態における非接触型デ
ータキャリアおよびリーダライタの機能ブロック図であ
る。
【図3】図1を用いて説明した自動販売機におけるリー
ダライタの配置図である。
【図4】図3を用いて説明したリーダライタの配置図の
断面である。
【図5】リーダライタの位置の相違による電磁波の様子
を説明するための図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるリーダライ
タを備える自動販売機の構成図である。
【図7】図6を用いて説明した自動販売機におけるリー
ダライタおよび紙幣選別機周辺の配置図の断面である。
【図8】送受信アンテナを組み込んだ開閉カバーを示す
図である。
【図9】送受信アンテナを組み込んだ開閉カバーが開口
部を有する場合を示す図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 外扉 3 商品見本陳列室 4 商品取出口 5 硬貨返却口 6 操作パネル 7 硬貨投入部 8 硬貨返却レバー 9 紙幣挿入部 10 表示パネル 11 リーダライタ 20 非接触型データキャリア 21 送受信アンテナ 22 送受信制御部 23 メモリ 24 主制御部 30 リーダライタ 31 送受信アンテナ 32 送受信制御部 33 主制御部 40 メインコンピュータ 51 送受信アンテナ 52 検出部 53 移動部 60 非接触型データキャリア 61 送受信アンテナ 70 自動販売機 80 紙幣挿入部 81 紙幣挿入口 82 開閉カバー 83 紙幣選別機 90 リーダライタ 91 送受信アンテナ 100 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堂面 俊則 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 川崎 治夫 東京都千代田区外神田六丁目15番12号 富 士電機冷機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 AA02 BA02 BA04 CA06 DC05 DC06 DE01 5B058 CA15 CA23 KA24 YA20 5J047 AA03 AB11 EF05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機能および/または受信機能を有す
    る非接触型データキャリアとの間で無線通信を行なうた
    めの送受信アンテナと、 外部に接続されたメインコンピュータからの指示に基づ
    いて、前記送受信アンテナを介して前記非接触型データ
    キャリアとの間で無線通信を行ない、前記非接触型デー
    タキャリアに対してデータの読み出しおよび/または書
    き込みの制御を行なう送受信制御部と、 前記非接触型データキャリアがかざされる位置に対し、
    前記送受信アンテナを相対的に稼動する稼動部とを備え
    ることを特徴とするリーダライタ。
  2. 【請求項2】 前記非接触型データキャリアが前記送受
    信アンテナに接近したことを検出するキャリア検出部を
    さらに備え、 前記キャリア検出部が、前記非接触型データキャリアの
    前記送受信アンテナへの接近を検出することにより、前
    記稼動部が、前記非接触型データキャリアのかざされる
    位置方向に前記送受信アンテナを稼動することを特徴と
    する請求項1に記載のリーダライタ。
  3. 【請求項3】 操作者が前記送受信アンテナに接近した
    ことを検出する操作者検出部をさらに備え、 前記操作者検出部が、前記操作者の前記送受信アンテナ
    への接近を検出することにより、前記稼動部が、前記非
    接触型データキャリアのかざされる位置方向に前記送受
    信アンテナを稼動することを特徴とする請求項1に記載
    のリーダライタ。
  4. 【請求項4】 送信機能および/または受信機能を有す
    る非接触型データキャリアとの間で無線通信を行なうた
    めの送受信アンテナと、 外部に接続されたメインコンピュータからの指示に基づ
    いて、前記送受信アンテナを介して前記非接触型データ
    キャリアとの間で無線通信を行ない、前記非接触型デー
    タキャリアに対してデータの読み出しおよび/または書
    き込みの制御を行なう送受信制御部とを備え、 前記送受信アンテナは、挿入される紙幣の受け入れ選別
    処理を行なう紙幣選別機の紙幣挿入部を覆う開閉カバー
    に配設されることを特徴とするリーダライタ。
  5. 【請求項5】 前記送受信アンテナは、前記開閉カバー
    の周縁部にループ状に配設されることを特徴とする請求
    項4に記載のリーダライタ。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れか1項に記載のリ
    ーダライタを備えることを特徴とする自動販売機。
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