JP2001229115A - Atapiコマンド処理方式 - Google Patents

Atapiコマンド処理方式

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JP2001229115A
JP2001229115A JP2000040067A JP2000040067A JP2001229115A JP 2001229115 A JP2001229115 A JP 2001229115A JP 2000040067 A JP2000040067 A JP 2000040067A JP 2000040067 A JP2000040067 A JP 2000040067A JP 2001229115 A JP2001229115 A JP 2001229115A
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command
register
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data
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JP2000040067A
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Yoko Kimura
容子 木村
Yasushi Ueda
泰志 上田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ATAPIプロトコルを制御する装置におい
て,CPUの割り込み処理の短縮を図り,システムの安
定度が増した装置を提供する。 【解決手段】 ホストコンピュータからATAバス2を
介して受信する共有レジスタ格納領域(コマンドパケッ
トを保持するデータFIFO712を含む)と,CPU
72のRAMとして使用可能なバッファメモリ712を
具備するLSI712のコマンド受信時において,CP
U72から指定されたバッファメモリ712の格納先ア
ドレスに,CPU72からデータの格納許可を与えられ
ている場合に,共有レジスタ値(コマンドパケット値を
含む)を格納する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,ATAPI(AT A
ttachment Packet Interface)プロトコルを制御するL
SIのコマンド受信方式に関し,特に,CPUの処理時
間を短縮するATAPIコマンド処理方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】ATAPIは,ホストコンピュータと内
蔵用ハードディスクとのインタフェースのATA規格を
マルチメディア装置用に拡張した規格であり,その詳細
については,X3T13委員会で決められている。
【0003】まず、構成について説明する。図5は,A
TAバスによって接続された装置のシステムを示してい
る。1台のホストコンピュータ1に対して,装置3〜6
の計4台がATAバス2を介して接続可能である。
【0004】前記装置3〜6は,ATA規格をサポート
する装置,あるいは,ATAPI規格をサポートする装
置であり,内部に,ATA或いはATAPIプロトコル
を制御するためのLSIと,ホストコンピュータ1から
受信したコマンドを解読して,それに応じた処理を実行
するCPUとを具備している。
【0005】図6には,ATAバス2を介してアクセス
する従来の装置3の構成とコマンドデータの流れを示し
ている。図6において,装置3は,ATAバス2を介し
てATAPIプロトコルを制御するLSI31と,装置
3の制御を行うCPU32と,CPU32がアクセスす
るRAM33を具備している。
【0006】ATAPIプロトコル制御LSI31は,
ホストコンピュータ1とアクセスするための共有レジス
タ格納領域311と,CPU32のRAMとして使用可
能なバッファメモリ312とを具備する。
【0007】共有レジスタ格納領域311には,ATA
PI規定のコマンドレジスタ3111,ホストコンピュ
ータから共有レジスタのデータレジスタに発行されたコ
マンドパケットやアクセスデータを一時格納するデータ
FIFO(First in First out)3112,その他の共
有レジスタ3113,を格納している。
【0008】以下、動作について説明する。ホストコン
ピュータ1は,セレクトした装置3に対して,ATAバ
ス2を通じて,共有レジスタのコマンドレジスタにアク
セスし,コマンドを発行する。
【0009】前記共有レジスタは,ATA或いはATA
PI規格に規定されているATAバス2を介してホスト
コンピュータ1がアクセスするレジスタである。
【0010】更に,ATAPI規格をサポートする装置
3の場合には,ホストコンピュータ1は,セレクトした
装置3に対して,ATAバス2を通じて,共有レジスタ
のコマンドレジスタとデータレジスタにアクセスし,1
バイトのコマンドとコマンドの束(以下コマンドパケッ
ト)を送信する。前記コマンドパケットは,ATA規格
からの拡張機能であり,ホストコンピュータ1を起動す
る際に,装置3とのコマンド(IDENTIFY PACKET DEVICE
コマンド)のやり取りで設定された複数バイトのコマ
ンドデータである。
【0011】ATAバス2を介してホストコンピュータ
1からコマンドが発行される場合,ATAPIプロトコ
ル制御LSI31は,ホストコンピュータ1がアクセス
した共有レジスタのコマンドレジスタの値を共有レジス
タ格納領域311のコマンドレジスタ3111へ,ホス
トコンピュータ1がアクセスしたコマンドパケットを共
有レジスタ格納領域311のデータFIFO3112
へ,ホストコンピュータ1がアクセスしたその他の共有
レジスタの値を共有レジスタ格納領域311のその他の
共有レジスタ3113に格納し,CPU32に対して割
り込みを出す。
【0012】CPU32は,割り込み処理ルーチンの中
でLSI31のコマンドレジスタ3111やデータFI
FO3112やその他の共有レジスタ3113にアクセ
スし,RAM33に格納する。CPU32は,割り込み
処理ルーチンを抜けてコマンド処理ルーチンの中でRA
M33から前記格納した共有レジスタの値を取り出し,
コマンド処理を実行する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このように,従来の装
置3においては,コマンド受信時に,CPU32は,L
SI31からの割り込みを認識し,CPU32の割り込
み処理ルーチンの中でLSI31の共有レジスタ格納領
域311にアクセスし,RAM33に共有レジスタの値
を格納していた。
【0014】しかしながら,上記の従来の構成では,C
PU32の割り込み処理ルーチンにおいて,ATAPI
プロトコル制御LSI31が保持している共有レジスタ
の値やコマンドパケットの値をCPU32が取り込むこ
とに時間が費やされ,CPU32の他処理への対応が遅
れるという問題点を有していた。
【0015】また,CPU32が取り込んでいる最中
に,ホストコンピュータ1からの次のコマンドやコマン
ドパケットをLSI31が受信した場合,前の共有レジ
スタの値やコマンドパケットの値が壊される可能性が有
った。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に,本発明の請求項1に係るATAPIコマンド処理方
式は、ホストコンピュータからATAバスを介してAT
API規定の共有レジスタのデータレジスタに書き込ま
れるコマンドパケットを保持するためのデータFIFO
と,装置内の制御を行うCPUのRAMとして使用可能
なバッファメモリを具備するATAPIコマンド処理方
式において,前記CPUからデータの格納許可を与えら
れている場合に,前記CPUから指定された前記バッフ
ァメモリの格納先アドレスに,前記共有レジスタの値を
格納するようにしたものである。
【0017】また、本発明の請求項2に係るATAPI
コマンド処理方式は、ホストコンピュータからATAバ
スを介してATAPI規定の共有レジスタのデータレジ
スタに書き込まれるコマンドパケットを保持するための
データFIFOと,装置内の制御を行うCPUのRAM
として使用可能なバッファメモリを具備するATAPI
コマンド処理方式において,前記CPUから設定される
データの格納許可の有無によって,前記CPUから指定
された前記バッファメモリの格納先アドレスを変更し,
前記共有レジスタの値を格納するようにしたものであ
る。
【0018】また、本発明の請求項3に係るATAPI
コマンド処理方式は、ホストコンピュータからATAバ
スを介してATAPI規定の共有レジスタのデータレジ
スタに書き込まれるコマンドパケットを保持するための
データFIFOと,装置内の制御を行うCPUのRAM
として使用可能なバッファメモリを具備するATAPI
コマンド処理方式において,前記CPUからデータの格
納許可を与えられている場合に,前記CPUから偶数値
に指定された前記バッファメモリの格納先アドレスに,
前記共有レジスタのコマンドレジスタ値,前記コマンド
パケットの値,その他の前記共有レジスタの値を,これ
らの順に格納するようにしたものである。
【0019】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下に,本発明
の請求項1に記載された発明の実施の形態について,図
1及び図2を用いて説明する。まず、構成について説明
する。図1は,コマンド処理方式において使用する装置
の構成とコマンドの流れを示すものである。図1におい
て,ATAバス2を介してATAPIプロトコルを制御
するLSI71と,装置7の制御を行うCPU72と,
CPU72がアクセスするRAM73を具備している。
【0020】ATAPIプロトコル制御LSI71は,
ホストコンピュータ1とアクセスするための共有レジス
タ格納領域711と,CPU72のRAMとして使用可
能なバッファメモリ712を具備する。
【0021】共有レジスタ格納領域711には,共有レ
ジスタのコマンドレジスタを格納するコマンドレジスタ
7111,ホストコンピュータ1から発行されたコマン
ドパケットを格納するデータFIFO7112,その他
の共有レジスタを格納するその他の共有レジスタ711
3が存在する。
【0022】図2は,本発明の実施の形態1におけるL
SI71内部のバッファメモリ712内の共有レジスタ
やコマンドパケットの格納構成を示すものである。図2
において,CPU72が指定した格納先アドレスAに
は,共有レジスタ値(コマンドパケット値を含む)を格
納している。
【0023】次に、動作について説明する。ATAバス
2を介してホストコンピュータ1から送信されたコマン
ドを受信した場合,ATAPIプロトコル制御LSI7
1は,ホストコンピュータ1が送信したコマンドレジス
タ値を共有レジスタ格納領域711のコマンドレジスタ
7111へ,ホストコンピュータ1が送信したコマンド
パケット値を共有レジスタ格納領域711のデータFI
FO7112へ,ホストコンピュータ1が送信したその
他の共有レジスタ値を共有レジスタ格納領域711のそ
の他の共有レジスタ7113へ格納する。
【0024】更に,CPU72からデータの格納許可を
与えられている場合は,ATAPIプロトコル制御LS
I71は,バッファメモリ712のCPU72が指定し
た格納先アドレスAに共有レジスタの値(コマンドパケ
ット値を含む)を格納し,CPU72に対し割り込みを
出し,データの格納許可を取り消す。
【0025】CPU72は,割り込み処理ルーチンから
コマンド処理ルーチンへ移行する。コマンド処理ルーチ
ンの中でバッファメモリ712のアドレスAから共有レ
ジスタの値(コマンドパケット値を含む)を取り出した
後,コマンド処理を実行する。
【0026】前述のデータの格納許可を与えられていな
い場合に,ホストコンピュータ1からコマンドが発行さ
れると,ATAPIプロトコル制御LSI71は,ホス
トコンピュータ1が送信したコマンドレジスタ値を共有
レジスタ格納領域711のコマンドレジスタ7111
へ,ホストコンピュータ1が送信したコマンドパケット
値を共有レジスタ格納領域711のデータFIFO71
12へ,ホストコンピュータ1が送信したその他の共有
レジスタ値を共有レジスタ格納領域711のその他の共
有レジスタ7113へ格納し,CPU72に対し割り込
みを出す。
【0027】このように,本実施の形態1によるATA
PIコマンド処理方式によれば,CPUからデータの格
納許可を与えられている場合に,CPUから指定された
バッファメモリの格納先アドレスに,共有レジスタの値
を格納するようにしたものである。
【0028】即ち,LSI71が1度共有レジスタの値
(コマンドパケット値を含む)をバッファメモリ712
に取り込んでから,CPU72がコマンド処理を行って
いる間は,データの格納許可は取り消されている状態に
あり,この間に,ホストコンピュータ1からコマンドが
発行された場合には,LSI71の共有レジスタ格納領
域711内のコマンドレジスタ7111やデータFIF
O7112,その他の共有レジスタ7113に値を一時
格納する事となる。
【0029】ホストコンピュータ1から発行されたコマ
ンドにおいて,最初のコマンドはバッファメモリ712
に格納され,ホストコンピュータ1によって上書きされ
た最後のコマンドは,LSI71の共有レジスタ格納領
域711に格納されていることになる。
【0030】従って,最初のコマンドに対し,CPU7
2の割り込み処理ルーチンにおける共有レジスタの値
(コマンドパケットの値を含む)の取り込み時間が省か
れ,CPU72全体の処理時間の短縮につながる。ま
た,CPU72の介在無しに,LSI71がホストコン
ピュータ1によって上書きされたコマンドを保持するこ
とができる。更に,コマンドを格納するバッファメモリ
712のアドレスを1つとする事から,格納アドレスの
管理を省き,格納サイズを最小限に抑えることができ
る。
【0031】(実施の形態2)次に,本発明の請求項2
に記載された発明の実施の形態について,図1,図3を
用いて説明する。なお,前述した実施の形態と同じ構成
については同じ符号を用い,説明を省略する。
【0032】本実施の形態2によるATAPIプロトコ
ル制御用LSIのコマンド処理方式は,CPUから設定
されるデータの格納許可の有無によって,CPUから指
定されたバッファメモリの格納先アドレスを変更し,共
有レジスタの値(コマンドパケットの値も含む)を格納
するようにしたものである。
【0033】まず、構成について説明する。図3は,本
実施の形態2におけるLSI71内部のバッファメモリ
712内の共有レジスタやコマンドパケットの格納構成
を示すものである。CPU72が指定した格納先アドレ
スB,Cには,共有レジスタ値(コマンドパケットの値
を含む)を格納している。
【0034】次に、動作について説明する。ATAバス
2を介してホストコンピュータ1から送信されたコマン
ドを受信した場合,ATAPIプロトコル制御LSI7
1は,ホストコンピュータ1が送信したコマンドレジス
タ値を共有レジスタ格納領域711のコマンドレジスタ
7111へ,ホストコンピュータ1が送信したコマンド
パケット値を共有レジスタ格納領域711のデータFI
FO7112へ,ホストコンピュータ1が送信したその
他の共有レジスタ値を共有レジスタ格納領域711のそ
の他の共有レジスタ7113へ格納する。
【0035】更に,CPU72からデータの格納許可を
与えられている場合は,ATAPIプロトコル制御LS
I71は,バッファメモリ712のCPU72が指定し
た格納先アドレスBに共有レジスタの値(コマンドパケ
ット値を含む)を格納し,CPU72に対し割り込みを
出し,データの格納許可を取り消す。
【0036】CPU72は,割り込み処理ルーチンから
コマンド処理ルーチンへ移行する。コマンド処理ルーチ
ンの中でバッファメモリ712のアドレスBから共有レ
ジスタの値(コマンドパケット値を含む)を取り出した
後,コマンド処理を実行する。
【0037】前述のデータの格納許可を与えられていな
い場合に,ホストコンピュータ1からコマンドが発行さ
れると,ATAPIプロトコル制御LSI71は,バッ
ファメモリ712のCPU72が指定した格納先アドレ
スCに共有レジスタの値(コマンドパケット値を含む)
を格納し,CPU72に対し割り込みを出す。
【0038】このように、本実施の形態2によるATA
PIコマンド処理方式によれば,CPUから設定される
データの格納許可の有無によって,CPUから指定され
たバッファメモリの格納先アドレスを変更し,共有レジ
スタの値を格納するようにしたものである。
【0039】即ち,LSI71が1度共有レジスタの値
(コマンドパケット値を含む)をバッファメモリ712
に取り込んでから,CPU72がコマンド処理を行って
いる間は,データの格納許可は取り消されている状態に
あり,この間に,ホストコンピュータ1からコマンドが
発行された場合には,バッファメモリ712のCPU7
2が指定した格納先アドレスCに共有レジスタの値(コ
マンドパケット値を含む)を格納する事となる。ホスト
コンピュータ1から発行されたコマンドにおいて,最初
のコマンドは,バッファメモリ712のアドレスBに格
納され,ホストコンピュータ1によって上書きされた最
後のコマンドは,バッファメモリ712のアドレスCに
格納されていることになる。
【0040】従って,任意のコマンドに対し,CPU7
2の割り込み処理ルーチンにおける共有レジスタの値
(コマンドパケットの値を含む)の取り込み時間が省か
れ,CPU72全体の処理時間の短縮につながる。ま
た,CPU72の介在無しに,LSI71がホストコン
ピュータ1によって上書きされたコマンドを保持するこ
とができる。
【0041】(実施の形態3)次に,本発明の請求項3
に記載された発明の実施の形態について,図1,図4を
用いて説明する。なお,前述した実施の形態と同じ構成
については同じ符号を用い,説明を省略する。本実施の
形態3に係るATAPIプロトコル制御用LSIのコマ
ンド処理方式は,CPUからデータの格納許可を与えら
れている場合に,CPUから偶数値に指定されたバッフ
ァメモリの格納先アドレスに,共有レジスタのコマンド
レジスタ値,コマンドパケットの値,その他の共有レジ
スタの値,の順に格納するようにしたものである。
【0042】まず、構成について説明する。図4は,本
実施の形態3におけるLSI71内部のバッファメモリ
712内の共有レジスタやコマンドパケットの格納構成
を示すものである。CPU72が指定した格納先アドレ
スDには,共有レジスタ値(コマンドパケットの値を含
む)を格納している。
【0043】次に、動作について説明する。ATAバス
2を介してホストコンピュータ1から送信されたコマン
ドを受信した場合,ATAPIプロトコル制御LSI7
1は,ホストコンピュータ1が送信したコマンドレジス
タ値を共有レジスタ格納領域711のコマンドレジスタ
7111へ,ホストコンピュータ1が送信したコマンド
パケット値を共有レジスタ格納領域711のデータFI
FO7112へ,ホストコンピュータ1が送信したその
他の共有レジスタ値を共有レジスタ格納領域711のそ
の他の共有レジスタ7113へ格納する。
【0044】更に,CPU72からデータの格納許可を
与えられている場合は,ATAPIプロトコル制御LS
I71は,バッファメモリ712のCPU72が指定し
た格納先アドレスDから,コマンドレジスタ値,コマン
ドパケット値,その他の共有レジスタの値を順に格納
し,CPU72に対し割り込みを出し,データの格納許
可を取り消す。
【0045】CPU72は,割り込み処理ルーチンから
コマンド処理ルーチンへ移行する。コマンド処理ルーチ
ンの中でバッファメモリ712のアドレスDからコマン
ドレジスタ値とコマンドパケットの0バイト目の値を取
り込み,この2つの値からデータ転送の有無を判断し,
コマンド処理を実行する。
【0046】前記のデータの格納許可を与えられていな
い場合に,ホストコンピュータ1からコマンドが発行さ
れると,ATAPIプロトコル制御LSI71は,ホス
トコンピュータ1が送信したコマンドレジスタ値を共有
レジスタ格納領域711のコマンドレジスタ7111
へ,ホストコンピュータ1が送信したコマンドパケット
値を共有レジスタ格納領域711のデータFIFO71
12へ,ホストコンピュータ1が送信したその他の共有
レジスタ値を共有レジスタ格納領域711のその他の共
有レジスタ7113へ格納し,CPU72に対し割り込
みを出す。
【0047】このように、本実施の形態3によるATA
PIコマンド処理方式によれば,CPUからデータの格
納許可を与えられている場合に,CPUから偶数値に指
定された前記バッファメモリの格納先アドレスに,共有
レジスタのコマンドレジスタ値,コマンドパケットの
値,その他の前記共有レジスタの値,の順に格納するよ
うにしたものである。
【0048】即ち,CPU72がバッファメモリ712
のアドレスDから取り込んだ2バイトがデータ転送の有
無を判断できる値であることから,その後CPU72が
取り込むべき残りのコマンドパケットの値やその他の共
有レジスタの値を削除することが可能となり,メモリア
クセス数の削減が図れる。
【0049】また,CPU72が,格納先アドレスDを
偶数値に設定し,更に,ワードアクセスが可能なCPU
であれば,更なるメモリアクセス数の削減につながる。
従って,CPUのコマンド処理における共有レジスタ値
の取り込み時間が省かれ,CPU72全体の処理時間の
短縮につながる。
【0050】
【発明の効果】以上のように,本発明の請求項1に係る
ATAPIコマンド処理方式は、ホストコンピュータか
らATAバスを介してATAPI規定の共有レジスタの
データレジスタに書き込まれるコマンドパケットを保持
するためのデータFIFOと,装置内の制御を行うCP
UのRAMとして使用可能なバッファメモリを具備する
ATAPIコマンド処理方式において,前記CPUから
データの格納許可を与えられている場合に,前記CPU
から指定された前記バッファメモリの格納先アドレス
に,前記共有レジスタの値を格納するようにしたもので
ある。これにより,CPUの割り込み処理時における共
有レジスタ値の取り込みを無くしたことによる処理時間
の短縮とシステムの安定度の増加を図るものである。ま
た,前記LSIは,前記CPUの介在無しに,前記ホス
トコンピュータによって上書きされたコマンドを保持す
ることができ,CPUがバッファメモリに格納するアド
レス指定することが可能であるため,複数組のコマンド
に対し任意の場所に格納することが可能となる。そのた
め,ATAPI規格のオーバーラップ機能に容易に対応
できる。
【0051】また、本発明の請求項2に係るATAPI
コマンド処理方式は、ホストコンピュータからATAバ
スを介してATAPI規定の共有レジスタのデータレジ
スタに書き込まれるコマンドパケットを保持するための
データFIFOと,装置内の制御を行うCPUのRAM
として使用可能なバッファメモリを具備するATAPI
コマンド処理方式において,前記CPUから設定される
データの格納許可の有無によって,前記CPUから指定
された前記バッファメモリの格納先アドレスを変更し,
前記共有レジスタの値を格納するようにしたものであ
る。これにより,CPUの割り込み処理時における共有
レジスタ値の取り込みを無くしたことによる処理時間の
短縮とシステムの安定度の増加を図るものである。
【0052】また、本発明の請求項3に係るATAPI
コマンド処理方式は、ホストコンピュータからATAバ
スを介してATAPI規定の共有レジスタのデータレジ
スタに書き込まれるコマンドパケットを保持するための
データFIFOと,装置内の制御を行うCPUのRAM
として使用可能なバッファメモリを具備するATAPI
コマンド処理方式において,前記CPUからデータの格
納許可を与えられている場合に,前記CPUから偶数値
に指定された前記バッファメモリの格納先アドレスに,
前記共有レジスタのコマンドレジスタ値,前記コマンド
パケットの値,その他の前記共有レジスタの値を,これ
らの順に格納するようにしたものである。これにより,
ワードアクセスが可能なCPUに対しては,前記バッフ
ァメモリから前記共有レジスタ値を取り込む際のアクセ
ス回数を減らすことが可能となり,前記CPUの処理時
間の短縮につながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のコマンド処理方式における実施の形態
1〜3において使用する装置の構成とコマンドの流れを
示す図
【図2】本発明の実施の形態1におけるLSIのバッフ
ァメモリでのデータ保持構成を示す図
【図3】本発明の実施の形態2におけるLSIのバッフ
ァメモリでのデータ保持構成を示す図
【図4】本発明の実施の形態3におけるLSIのバッフ
ァメモリでのデータ保持構成を示す図
【図5】ATAバスで接続されたシステム構成を示す図
【図6】従来のコマンド処理方式に使用するLSIの構
成とコマンドの流れを示す図
【符号の説明】
1:ホストコンピュータ 2:ATAバス 3〜7:装置 32,72:CPU 33,73:RAM 31,71:ATAPIプロトコル制御LSI 311,711:共有レジスタ格納領域 3111,7111:コマンドレジスタ 3112,7112:データFIFO 3113,7113:その他の共有レジスタ 312,712:バッファメモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータからATAバスを介
    してATAPI規定の有レジスタのデータレジスタに書
    き込まれるコマンドパケットを保持するためのデータF
    IFOと,装置内の制御を行うCPUのRAMとして使
    用可能なバッファメモリを具備するATAPIコマンド
    処理方式において,前記CPUからデータの格納許可を
    与えられている場合に,前記CPUから指定された前記
    バッファメモリの格納先アドレスに,前記共有レジスタ
    の値を格納する,ことを特徴とするATAPIコマンド
    処理方式。
  2. 【請求項2】 ホストコンピュータからATAバスを介
    してATAPI規定の共有レジスタのデータレジスタに
    書き込まれるコマンドパケットを保持するためのデータ
    FIFOと,装置内の制御を行うCPUのRAMとして
    使用可能なバッファメモリを具備するATAPIコマン
    ド処理方式において,前記CPUから設定されるデータ
    の格納許可の有無によって,前記CPUから指定された
    前記バッファメモリの格納先アドレスを変更し,前記共
    有レジスタの値を格納する,ことを特徴とするATAP
    Iコマンド処理方式。
  3. 【請求項3】 ホストコンピュータからATAバスを介
    してATAPI規定の共有レジスタのデータレジスタに
    書き込まれるコマンドパケットを保持するためのデータ
    FIFOと,装置内の制御を行うCPUのRAMとして
    使用可能なバッファメモリを具備するATAPIコマン
    ド処理方式において,前記CPUからデータの格納許可
    を与えられている場合に,前記CPUから偶数値に指定
    された前記バッファメモリの格納先アドレスに,前記共
    有レジスタのコマンドレジスタ値,前記コマンドパケッ
    トの値,その他の前記共有レジスタの値を,これらの順
    に格納する,ことを特徴とするATAPIコマンド処理
    方式。
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