JP2001228711A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2001228711A
JP2001228711A JP2000034756A JP2000034756A JP2001228711A JP 2001228711 A JP2001228711 A JP 2001228711A JP 2000034756 A JP2000034756 A JP 2000034756A JP 2000034756 A JP2000034756 A JP 2000034756A JP 2001228711 A JP2001228711 A JP 2001228711A
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Japan
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developing device
toner
carrier
stirring
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JP2000034756A
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English (en)
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Hiroyuki Tokimatsu
宏行 時松
Seiko Itagaki
板垣  整子
Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像器内の現像剤にトナーやキャリアを補給
するのと併行して既存の劣化した現像剤を効率良く回収
して現像剤の界面を一定に保つようにする。 【解決手段】 現像剤撹拌部に設けられる撹拌スクリュ
ー146と147の端部に、複数のバケット202を備
える回転部材204を現像剤回収管200の内蔵する搬
送スクリュー201と同軸一体に設け、トナーやキャリ
アの各補給口300T、300Cの最も下流側に位置す
る現像剤の滞留部の界面に前記のバケット202を界面
に作用させて順次現像剤をすくい上げて回収管200の
樋部200Aに落下し搬送スクリュー201によって回
収容器に回収するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、像形成体上の潜像
をキャリアとトナーとから成る二成分現像剤によって現
像してトナー像とする現像装置に関し、詳しくはトナー
及びキャリアの供給が行われると共に、現像剤の量を一
定に保つべく現像剤の排出手段を備える現像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式による画像形成装置では、
一様に帯電した像形成体に像露光を行って潜像を形成
し、潜像を現像してトナー像としたのちトナー像を記録
紙等の転写材に転写することが行われる。トナー像を担
持した転写材が定着装置を通過することによりトナーは
転写材上に定着する。
【0003】潜像を現像するに当たっては、現像性に優
れていることからトナーとキャリアとから成る二成分現
像剤が多く用いられる。トナーとキャリアとは現像器内
で撹拌されてトナーはキャリア外面に静電的に付着した
状態となり、現像領域へと搬送され現像バイアスが印加
された条件下でトナーはキャリアから離れて像形成体の
潜像部分に静電的に付着する。現像器内では現像によっ
てトナーが消費されるので、現像器内にはインダクタン
ス等を用いて現像剤中でのトナー量を検知するトナー濃
度検知手段が設けられていて、トナーが所定比率より低
下するとトナーホッパ等のトナー供給部からトナーを現
像器内に補充することがなされている。
【0004】各現像器内のトナーは消費された新たなト
ナーによって不足した分の補充が行われるが、キャリア
は持続して使用される。キャリアは長期に亘って使用さ
れると、個々のキャリアの外周には1μmに満たない微
小なトナーが付着し、これが原因となって現像性能が次
第に低下して来て良好なトナー像が得られないようにな
る。このために所定枚数の画像形成がなされた時点で像
形成体の周囲に近接配置した各々の現像器を取外して内
部の現像剤を交換し新規なキャリアと交換することによ
って再び良好な現像が行われるようなサービス業務がな
されていた。
【0005】このようなところから、補給するトナーと
共に新しいキャリアを一定比率で加えて補給し、現像性
能の低下したキャリアを序々に新しいキャリアと交換し
て行くことによってサービス業務としての現像剤の交換
を必要としなくする提案、即ちトリクル現像と呼ばれる
提案が特公平2−21591号公報によってなされてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、キャリアは長
期の使用により性能は劣化するものの容積が減少しない
ので、新たなキャリアの供給によって現像装置内の現像
剤の量は適量状態よりも過剰となり、そのため循環手段
による撹拌作用が不充分となってトナーの分布が不均等
となり良好な現像は行われなくなる。また現像剤中に混
入するトナー塊や紙粉の量も多くなって画質が劣化し低
下すると言う問題も生じて来る。
【0007】本発明はこの点を解決して改良した結果、
二成分現像剤を構成するトナーとキャリアが常に適正比
率かつ適量に保たれ、それによって高品質のトナー像を
現像することの出来る現像装置の提供を目的としたもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トナーとキ
ャリアとから成る二成分現像剤を用いる現像装置におい
て、前記現像装置は循環撹拌手段と該循環撹拌手段の端
部に現像剤界面に作用するバケットを有する回転部材を
内蔵していて、前記回転部材の回動により界面上の現像
剤をすくい上げて回収することを特徴とする現像装置
(請求項1に係わる発明)、およびトナーとキャリアと
から成る二成分現像剤を用いる現像装置において、前記
現像装置は循環撹拌手段と該循環撹拌手段の上部に現像
剤搬送手段を内蔵していて、前記現像剤搬送手段の作動
により界面上の現像剤をすくい上げて前記循環撹拌手段
の軸方向に移送して回収することを特徴とする現像装置
(請求項5に係わる発明)、およびトナーとキャリアと
から成る二成分現像剤を用いる現像装置において、前記
現像装置は循環撹拌手段と該循環撹拌手段の側部に現像
剤搬送手段を内蔵していて、前記現像剤搬送手段の作動
により循環撹拌部より現像剤搬送部に落下した現像剤を
前記循環撹拌手段の軸方向に移送して回収することを特
徴とする現像装置(請求項8に係わる発明)によって達
成される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明はモノクロあるいはカラー
の各画像形成装置に使用される現像装置に対してそれぞ
れ適用されるもので、各実施形態の記述に先立ってその
共通とする一般的な現像装置の構成と機能を図1によっ
て説明する。
【0010】現像器14はそれぞれ所定の単色の二成分
現像剤を収容し、内蔵する現像スリーブ141が像形成
体たる感光体ドラム10の周面に対向して配置され、以
下の如く構成される。現像器14において、140はト
ナーとキャリアとから成る二成分現像剤を収容する現像
剤収容部である現像器ハウジング、142は固定の磁極
を有する磁界発生手段であるマグネットロール、141
は内部にマグネットロール142を有する現像剤搬送体
である現像スリーブ、143は現像スリーブ141上の
現像剤層厚を所定量に規制する磁性材から成る層厚規制
手段である層厚規制部材、144は非磁性材から成る現
像剤の受け部材、148は背面に磁石板148aを有す
る現像剤の除去板、145は搬送供給ローラ、146,
147は一対の撹拌スクリューである。
【0011】現像剤搬送体である現像スリーブ141
は、例えばステンレス材を用いた外形8mm〜60mm
の非磁性の円筒状の部材からなり、感光体ドラム10の
周面に対し、現像スリーブ141の両端に設けられた不
図示の突当コロにより所定の間隙を保って感光体ドラム
10の回転(図1の時計方向回転)に対し逆方向に回転
される(図1の時計方向回転)。外径が8mm以下であ
ると、画像形成に必要な磁極N1,S1,N2,S2,
N3から成る少なくとも5極の磁極を有するマグネット
ロール142を形成することが不可能であり、また現像
スリーブ141の外径が60mmを越えると、現像器1
4が大型化する。特に、複数組の現像器14を有するカ
ラープリンタにおいては、現像装置の占める容積が大き
くなり、感光体ドラム10の外径が増大化したり、感光
体ドラム10の大型化により画像形成装置が大型化にな
ってしまう。
【0012】マグネットロール142は、現像スリーブ
141に内包され、複数個の磁極N1,N2,N3,S
1,S2を交互に配し、現像スリーブ141と同心に固
定されていて、非磁性のスリーブ周面に磁力を作用させ
る。
【0013】層厚規制手段である層厚規制部材143
は、マグネットロール142の磁極N3と対向し、現像
スリーブ141と所定の間隙で配置される例えば棒状或
いは板状の磁性ステンレス材よりなり、現像スリーブ1
41の周面上の二成分現像剤の層厚を規制する。
【0014】受け部材144は、例えばABS樹脂等の
樹脂部材を用いた非磁性部材から成り、現像スリーブ1
41の回転方向下流側に現像スリーブ141と所定の間
隙で配置され、層厚規制部材143の端面に隣接し、例
えば層厚規制部材143に接着剤により固着されて一体
となって形成されており、層厚規制部材143により規
制される現像剤層よりのトナーがこぼれるを防止し、二
成分現像剤の現像剤層を安定して現像スリーブ141の
周面上に保つ。受け部材144は現像器ハウジング14
0により形成され、層厚規制部材143の端面に隣接し
て設けられてもよい。
【0015】現像剤の除去板148は、マグネットロー
ル142の磁極N2と対向して設けられ、磁極N2、N
3の反撥磁界と除去板148の背面に設けられる磁石板
148aとの作用により現像スリーブ141上の現像剤
を剥ぎ取る。
【0016】搬送供給ローラ145は、除去板148に
より剥ぎ取られた現像剤を撹拌スクリュー146に搬送
すると共に、撹拌スクリュー146によりの撹拌された
現像剤を層厚規制部材143へと供給する。145Aは
搬送供給ローラ145に設けられ、現像剤を搬送するた
めの羽根部である。
【0017】図2は現像器14の現像剤撹拌部を示した
平面図であって、前記の撹拌スクリュー146および1
47は現像器ハウジング140より突出する軸上に固定
した共通の歯車G146とG147が直接噛合されてい
て、撹拌スクリュー146の一体とする歯車Gを駆動す
ることにより撹拌スクリュー146と147は相反する
方向に等速で回転して現像剤が仕切板182に沿って矢
示方向に循環して搬送され、その過程でトナーとキャリ
アが混合されトナー成分の均等な二成分現像剤が形成さ
れる。
【0018】二成分現像剤のトナー比率はトナー濃度検
知センサ149によって検出され、トナー成分が不足し
ていると自動的にトナーが補給されて常に一定のトナー
比率が維持される。
【0019】現像器14内の現像剤は回転する搬送供給
ローラ145により層厚規制部材143に搬送され、層
厚規制部材143により所定の層厚とされ、受け部材1
44により二成分現像剤の現像剤層が安定して現像スリ
ーブ141の外周面上に供給される。感光体ドラム10
上の潜像を現像した現像剤は磁極N2、N3の反撥磁界
と除去板148の背面に設けられる磁石板148aとの
作用により剥ぎ取られ、搬送供給ローラ145により再
度撹拌スクリュー146へと搬送される。感光体ドラム
10上の静電潜像が直流(DC)バイアスE1に必要に
より交流(AC)バイアスAC1が重畳される現像バイ
アス電圧の印加による接触もしくは非接触の状態で反転
現像される。
【0020】(実施の形態1)請求項1に係わる発明の
実施例を図3および図4によって説明する。
【0021】図3は図2に示した現像剤撹拌部の一方の
端部Aの要部とそのAA断面を示したもので、循環撹拌
手段として設けられる前記の撹拌スクリュー146と1
47の中間上部には現像剤の回収管200が現像器ハウ
ジング140の側壁に挿通して固定されている。
【0022】前記の回収管200は、現像器ハウジング
140内部において上方の半周面を開放した樋部200
Aとし、その端面に内蔵する搬送スクリュー201が軸
部を挿通して軸受支持されている。
【0023】前記の搬送スクリュー201は回収管20
0の端面より突出する軸端に、複数のバケット202を
円盤203の周縁上に放射状に取り付けた水車形式の回
転部材204を一体としている。
【0024】前記の各バケット202は、図3(c)に
示す如く内周側の底面202Aが2方向に傾斜した傾面
とされ、また回収管200側の側面202Bはその一部
が切欠部202Cとされている。
【0025】前記の現像器14は撹拌スクリュー147
の搬送上流側の端部Aにトナーおよびキャリアの各補給
口300Tおよび300Cを備えていて、トナー濃度検
知センサ149によりトナー成分の不足が検出されると
前記の補給口300Tを経てトナーが供給され、また例
えばコピー枚数が所定数に達すると前記の補給口300
Cを経てキャリアが供給される。
【0026】供給されたトナーやキャリアは、撹拌スク
リュー147と146の回転に伴う推進力により循環搬
送される間に既存の現像剤中に均等に混合して現像スリ
ーブ141に均質な成分の現像剤として供給され、さら
に搬送されて循環を反復される。
【0027】これに併行して回収管200内の搬送スク
リュー201が回転され、前記の回転部材204が時計
方向に回動されて各バケット202が現像剤界面上の現
像剤を順次すくい上げて現像剤を回収管200の樋部2
00Aに落下する。落下した現像剤は搬送スクリュー2
01により矢示方向に移送されて図示しない現像剤回収
容器に収容される。これにより現像器14内の現像剤界
面は常に適正なレベルに維持される。
【0028】前記の各バケット202は現像剤の流れ方
向の変わる現像剤の滞留部に位置されるので抵抗が小さ
くまたその移動方向に逆らって現像剤をすくい上げるの
で回収効率が良く、さらにすくい上げられた現像剤が前
述したバケット202の傾斜した底面202Aを滑落す
ることにより回収管200の樋部200Aに集中して落
下される。
【0029】前記の各バケット202は現像剤の設定界
面に対応して取り付けられて、その界面上をすくい上げ
るよう設定されるので、現像剤の表層に浮上する紙粉や
トナー塊等の異物も過剰となった現像剤と共に除去され
ることとなる。
【0030】また図4に示す実施例の如く回転部材20
4Aのバケット202を現像剤の移動方向に対し直交す
るよう作動させて現像剤をすくい上げるように構成する
ことも出来る。
【0031】前記の回転部材204Aは複数の角形のバ
ケット202とそれ等を挟持する一対の円盤203Aと
回転軸とから成っていて、バケット202が前述した仕
切板182と現像剤の回収管200の間を環流する現像
剤の流れを横切って作動するよう支持台205により回
動自在に支持されている。
【0032】前記の回転部材204Aは、回転軸の現像
器ハウジング140外部の軸端に備える歯車G204A
が、駆動用として設けられた歯車Gの動力により、BB
断面を示す図4(b)において時計方向に回動され、そ
れにより前記の各バケット202が現像剤界面上の現像
剤を順次すくい上げて回収管200内に落下し搬送スク
リュー201により現像剤回収容器へと回収する。
【0033】(実施の形態2)請求項5に係わる発明の
実施例を図5によって説明する。
【0034】図5(a)は現像剤撹拌部の平面図、図5
(b)はその端部Bの側面を、また図5(c)はCC断
面を示したもので、現像剤撹拌手段として設けられる前
記の撹拌スクリュー147の上部には、搬送スクリュー
211を現像剤の搬送手段として内蔵する回収管220
が現像剤撹拌部の端部B近く迄延長して設置されてい
る。
【0035】前記の回収管200は、現像器ハウジング
140の内部において上方の半周面を開放した樋部21
0Aとしていて、その下部に位置する撹拌スクリュー1
47の回転軸に対し平行となるよう爪部210Bを介し
て保持されている。
【0036】前記の回収管210の内蔵する搬送スクリ
ュー211は、現像器ハウジング140の端部B側の側
壁を挿通する迄延長され、側壁外部の軸端の歯車G21
1が撹拌スクリュー147の備える歯車G147と噛合
していて撹拌スクリュー147の駆動によりその反対方
向に回転される。
【0037】また前記の回収管210の樋部210A
は、その底面が現像剤撹拌部における現像剤界面の適正
レベルLに相当する高さの位置に保持されている。
【0038】前記の現像器14は撹拌スクリュー146
の搬送下流側の端部にトナーおよびキャリアの各補給口
300Tおよび300Cを備えていて、トナー濃度検知
センサ149によりトナー成分の不足が検出されると前
記の補給口300Tを経てトナーが供給され、また例え
ばコピー枚数が所定数に達すると前記の補給口300C
を経てキャリアが供給される。
【0039】供給されたトナーとキャリアは撹拌スクリ
ュー147の回転に伴う推進力により現像剤撹拌部の端
部B側に搬送される間に既存の現像剤中に均等に混合さ
れる。一方トナーとキャリアの供給によって現像剤の界
面が前述した適正レベルLを越えて堆積すると前記の搬
送スクリュー211の作動により逆送され前記の回収管
210の樋部210Aに移送される。移送された現像剤
が樋部210A内で充満すると現像剤はその多くが樋部
210A内に設けた仕切壁210Cを乗り越えて回収管
210内に収容され、またその一部が樋部210Aより
直接溢れ出て再び現像剤撹拌部に環流され、それによっ
て既存の現像剤との入れ替え回収が行われると同時に適
正な高さの現像剤界面が維持される。
【0040】(実施の形態3)請求項8に係わる発明の
実施例を図6によって説明する。
【0041】図6(a)は現像剤撹拌部の平面図、図6
(b)はそのDD断面また図6(c)はEE断面を示し
たもので、現像剤撹拌手段として設けられる前記の撹拌
スクリュー147の側部には、現像剤の回収部220A
が現像剤界面の適正レベルLに相当する高さの仕切壁1
83を距てて一体に形成されている。
【0042】前記の回収部220Aは断面形状をU字状
とされていて、現像剤撹拌部より前記の仕切壁183を
オーバーフローして落下するであろうところの現像剤の
量に対応して端部A側において浅く、端部B側において
深くなるよう底面が傾斜されている。
【0043】前記の回収部220Aは端部A側に現像剤
の回収管220を接続し、現像剤の搬送手段として備え
る搬送スクリュー211Aが回収管220の内蔵する搬
送部材と一体とされていて、撹拌スクリュー146の駆
動により軸端の歯車G211Aを介してその反対方向に
回転されるようになっている。
【0044】前記の現像器14は撹拌スクリュー146
の搬送下流側の端部にトナーおよびキャリアの各補給口
300Tおよび300Cを備えていて、トナー濃度セン
サ149によりトナー成分の不足が検知されると前記の
補給口300Tを経てトナーが供給され、また例えばコ
ピー枚数が所定数に達すると前記の補給口300Cを経
てキャリアが供給される。
【0045】供給されたトナーとキャリアとは撹拌スク
リュー147の回転に伴う推進力により現像剤撹拌部の
端部B側に搬送される間に既存の現像剤中に均等に混合
される。一方トナーとキャリアの供給によって前記の適
正レベルLを越える現像剤は前記の仕切壁183をオー
バーフローして隣接する回収部220Aに落下し搬送ス
クリュー211Aの推進力により回収部220Aの傾斜
に逆らって回収管220に移送される。
【0046】回収部220A内の現像剤は回収管220
への移送の間にその一部が仕切壁183を乗り越えて再
び現像剤撹拌部に環流され、それによって既存の現像剤
との入れ替え、回収が行われ、さらに現像剤界面の適正
レベルLも維持される。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1,5および8により、
現像器内の現像剤は新鮮なトナーとキャリアが常に適正
に配分され、かつ撹拌混合ならびに搬送にも適した適量
とする現像剤量を維持されることなって、その結果長期
に亘って常に潜像を高品質のトナー像として顕像化する
ことの出来る高性能の現像装置が提供されることとなっ
た。
【0048】さらに請求項2および3により現像剤の入
れ替え、回収は効率的に行われるが、請求項4,7およ
び10により新鮮なトナーやキャリアが回収されること
は回避され、また請求項6および9により回収と平行し
て現像剤の循環撹拌効果も向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】現像器の断面構成図。
【図2】現像器の要部平面図。
【図3】回転部材(その一)の構成と作用を示す要部
図。
【図4】回転部材(その二)の構成と作用を示す要部
図。
【図5】現像剤搬送手段(その一)の構成と作用を示す
要部図。
【図6】現像剤搬送手段(その二)の構成と作用を示す
要部図。
【符号の説明】
10 感光体ドラム 14 現像器 140 現像器ハウジング 141 現像スリーブ 145 搬送供給ローラ 146,147 撹拌スクリュー 149 トナー濃度検知センサ 182 仕切板 183 仕切壁 200,210,220 回収管 210A 樋部 211,211A 搬送スクリュー 220A 回収部 300T トナー補給口 300C キャリア補給口 G 駆動用歯車
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AA15 AA20 AA37 AB02 AB14 AB15 AB18 AC02 AC03 AC16 AD06 BA02 BA03 BA08 CA02 CA19 EA01 GA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーとキャリアとから成る二成分現像
    剤を用いる現像装置において、 前記現像装置は循環撹拌手段と該循環撹拌手段の端部に
    現像剤界面に作用するバケットを有する回転部材を内蔵
    していて、 前記回転部材の回動により界面上の現像剤をすくい上げ
    て回収することを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 前記回転部材が循環撹拌手段端部の現像
    剤滞留部に設けられることを特徴とする請求項1に記載
    の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記回転部材が現像剤の移動の反対方向
    に回動されることを特徴とする請求項1又は2に記載の
    現像装置。
  4. 【請求項4】 トナーおよびキャリアの供給が前記回転
    部材と同一側の循環撹拌手段の端部より行われることを
    特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載の現像
    装置。
  5. 【請求項5】 トナーとキャリアとから成る二成分現像
    剤を用いる現像装置において、 前記現像装置は循環撹拌手段と該循環撹拌手段の上部に
    現像剤搬送手段を内蔵していて、 前記現像剤搬送手段の作動により界面上の現像剤をすく
    い上げて前記循環撹拌手段の軸方向に移送して回収する
    ことを特徴とする現像装置。
  6. 【請求項6】 前記現像剤搬送手段により移送される現
    像剤の一部が現像装置内に環流されることを特徴とする
    請求項5に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 トナーおよびキャリアの供給が現像剤回
    収と同一側の循環撹拌手段の端部より行われることを特
    徴とする請求項5又は6に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 トナーとキャリアとから成る二成分現像
    剤を用いる現像装置において、 前記現像装置は循環撹拌手段と該循環撹拌手段の側部に
    現像剤搬送手段を内蔵していて、 前記現像剤搬送手段の作動により循環撹拌部より現像剤
    搬送部に落下した現像剤を前記循環撹拌手段の軸方向に
    移送して回収することを特徴とする現像装置。
  9. 【請求項9】 前記現像剤搬送手段により移送される現
    像剤の一部が現像装置内に環流されることを特徴とする
    請求項8に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 トナーおよびキャリアの供給が現像剤
    回収と同一側の循環撹拌手段の端部より行われることを
    特徴とする請求項8又は9に記載の現像装置。
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