JP2001228707A - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP2001228707A
JP2001228707A JP2000042677A JP2000042677A JP2001228707A JP 2001228707 A JP2001228707 A JP 2001228707A JP 2000042677 A JP2000042677 A JP 2000042677A JP 2000042677 A JP2000042677 A JP 2000042677A JP 2001228707 A JP2001228707 A JP 2001228707A
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圭二 加藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現像装置の切替時に現像剤を速やかに除去し
て、混色のない現像装置を提供する。 【解決手段】現像剤を吸着・搬送する現像ローラ2と、
現像ローラ2が搬送する現像剤の層厚を規制する第1の
現像剤規制部材3と、現像剤を現像ローラ2に搬送する
撹拌搬送ローラ6a・6bと、第1の現像剤規制部材3
より現像ローラ2の回転方向上流側で円筒状スリーブ2
aの表面へ離接可能に円筒状スリーブaの表面上の現像
剤を除去する第2の現像剤規制部材4と、を備えた現像
装置1において、第2の現像剤規制部材4が円筒状スリ
ーブ2aの表面に当接した際にケース8にも当接するよ
うに構成する。これにより、第2の現像剤規制部材4の
上流から下流側に現像剤が流れ込むことを防ぎ、現像装
置1の切替時に、次の現像装置から感光体に現像剤がす
ぐに供給されても混色することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電式複写装置や
プリンタなどの画像形成装置における現像装置に関し、
より詳細には、複数の現像装置切替時における現像ロー
ラの現像剤除去に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から3原色や黒色などの異なった色
の現像剤を収容した複数の現像装置を感光体の周囲に配
置して、用紙などの転写材にカラー画像を形成する画像
形成装置がある。例えば、イエロー、マゼンダ、シア
ン、ブラックの4種類の色の現像剤を使用するカラー複
写機やカラープリンタなどの画像形成装置が、最近一般
的に使用されるようになっている。
【0003】この種の画像形成装置では、上記のように
複数の現像装置を備えているため、画像形成の際に各現
像装置を動作状態と非動作状態とに切り替えて、感光体
に現像剤を供給する。現像装置の非動作状態への切替方
法としては、現像ローラの表面に形成された現像スリー
ブ上の磁気ブラシを感光体から退避させる方法、現像ス
リーブ上に磁気ブラシを形成させないようにする方法、
現像スリーブに印加する現像バイアス電圧を可変する方
法、及び現像装置全体を非現像状態になるまで退避させ
る方法などがある。
【0004】小型の画像形成装置では、装置内には小型
ゆえにほとんど空間的な余裕がない。そのため、現像装
置内にシャッタ部材を設けて、非動作時にはシャッタ部
材で現像スリーブへの現像剤の供給を遮断して、現像ス
リーブ上に磁気ブラシを形成させない方法が採用されて
いる。
【0005】この方法が採用された現像装置は以下のよ
うな構成である。図10は、従来の現像装置を備えた画
像装置であるプリンタ81の概略の構成を示す図であ
る。また、図11は、プリンタ81の現像装置の部位を
拡大した断面図である。現像装置51は、イエローの現
像剤を収容する。現像装置61は、マゼンダの現像剤を
収容する。現像装置71は、シアンの現像剤を収容す
る。各現像装置51〜71は同様の構成であるため、現
像装置51について詳細に説明する。なお、現像装置5
1〜71における同一部分には、下1桁に同一符号を付
している。
【0006】現像装置51は感光体ドラム87に近接し
て配置され、複数の磁極を形成された固定磁石体を内包
する円筒状スリーブを備えた矢印A方向に回転自在な現
像ローラ52と、この円筒状スリーブと所定の間隔をあ
けて対向する層厚規制部材53と、円筒状スリーブへト
ナーと磁性キャリアとからなる現像剤を混合撹拌しつ
つ、循環・搬送して供給する撹拌搬送ローラ56a・5
6bとを、現像ケース58内に収容した構成である。
【0007】また、現像ローラ52の回転軸と平行で、
且つ現像ローラ52の円筒状スリーブ面に沿って、層厚
規制部材53よりも現像剤搬送方向の上流側となる領域
に、シャッタ部材54が現像ローラ52の現像スリーブ
面に、近接して撹拌搬送ローラ56bから現像ローラ5
2の現像スリーブへの現像剤の供給を阻止する遮断位置
と、離間して現像剤の供給を開始する退避位置とに、図
外のソレノイドなどによって位置切替可能に配置されて
いる。
【0008】この構成においては、シャッタ部材54が
遮断位置にある場合も、現像ローラ52の現像スリーブ
面と完全に当接しておらず、非接触状態で現像スリーブ
への現像剤供給を遮断するように作用する。そのため、
ある程度の隙間があくため、この隙間を通して現像剤の
擦り抜けや端部での回り込みが発生する。
【0009】この問題に対して、特開平2−23027
3号公報には、現像装置のシャッタ部材として金属薄板
や合成樹脂シートなどのような薄手の可撓性部材を取り
付け、この部材を現像スリーブに対して当接させるとと
もに、現像スリーブ側でも可撓性部材との当接面を表面
仕上げとして密着性を上げることにより、現像剤の擦り
抜けを防止する現像装置に関する技術が開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−230273号公報に開示された現像装置において
は、現像スリーブ側の当接面が良好な表面状態に保持さ
れることが必須であるが、長期間の使用では摩擦の影響
で現像スリーブの表面状態が悪化し、当初の性能を維持
できなくなる場合がある。
【0011】また、現像剤の遮断を行い、現像剤の擦り
抜けを有効に防止するためには、シャッタ部材に取り付
ける可撓性部材の現像スリーブへの当接状態を微妙に調
節する必要がある。しかし、可撓性部材は、金属薄板、
合成樹脂シートなどの薄手の材料で形成されており、現
像剤流れや装置の振動などの影響を受けて変形しやす
い。そのため、適正な当接状態を得ることが難しい。
【0012】特に、現像スリーブの両端部では、磁力線
が回り込んで磁力が強くなり、両端部に現像剤が多く引
きつけられる。よって、現像剤の量が中央部よりも多く
なり、周囲が盛り上がる傾向がある。このような状態に
なると、可撓性部材の現像スリーブへの適切な当接状態
を得難くなる。そのため、現像剤の擦り抜けが発生した
り、このままの状態で現像領域に搬送されることによ
り、感光体と現像スリーブとの間で現像剤づまりや感光
体へのキャリア付着、付着キャリアによる感光体の損傷
などが発生する。
【0013】本発明はこのような問題を考慮してなされ
たものである。そして、その目的は現像装置の切替時に
現像剤を除去し、混色のない現像装置を提供することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0015】(1) 複数の磁石を円筒状スリーブで内包
し、該円筒状スリーブの表面に現像剤を吸着・搬送する
現像ローラと、該円筒状スリーブの表面と一定の間隔を
保持して該現像ローラの回転軸方向に略平行に配置され
て、該現像ローラが搬送する現像剤の層厚を規制する第
1の現像剤規制部材と、該現像ローラの回転軸と略平行
に配置され、現像剤を混合・撹拌しながら、該現像ロー
ラに搬送する撹拌搬送ローラと、該第1の現像剤規制部
材より該現像ローラ回転方向上流側で該現像ローラの回
転軸方向に略平行に配置され、該円筒状スリーブの表面
へ離接可能に該円筒状スリーブ面上の現像剤を除去する
第2の現像剤規制部材と、をケース内に備えた現像装置
において、該第2の現像剤規制部材は、該円筒状スリー
ブの表面に当接した際に該ケースにも当接することを特
徴とする。
【0016】この構成においては、現像装置は複数の磁
石を円筒状スリーブで内包し、円筒状スリーブの表面に
現像剤を吸着・搬送する現像ローラと、現像ローラが搬
送する現像剤の層厚を規制する第1の現像剤規制部材
と、現像剤を混合・撹拌しながら現像ローラに搬送する
撹拌搬送ローラと第1の現像剤規制部材より現像ローラ
回転方向上流側で円筒状スリーブの表面へ離接可能に円
筒状スリーブ面上の現像剤を除去する第2の現像剤規制
部材と、を備え、第2の現像剤規制部材は円筒状スリー
ブの表面に当接した際にケースにも当接する。したがっ
て、第2現像剤規制部材の上流から下流側に現像剤が流
れ込むことを防ぎ、現像装置の切替時に、次の現像装置
から感光体にトナーがすぐに供給されても混色すること
がなく良好な画質を得ることができる。
【0017】(2) 前記第2の現像剤規制部材は、前記円
筒状スリーブから離間した際に、前記第2の現像剤規制
部材の上面に付着した現像剤が滑落する摩擦抵抗を有す
る低摩擦部材を備えたことを特徴とする。
【0018】この構成においては、現像装置内に設けた
第2の現像剤規制部材は、上面に低摩擦部材を備え、低
摩擦部材は、円筒状スリーブから離間した際に前記第2
の現像剤規制部材の上面に付着した現像剤が滑落する摩
擦抵抗を有する。したがって、第2の現像剤規制部材の
上面に付着した現像剤を、第2の現像剤規制部材の円筒
状スリーブ離間時に速やかに滑落させることができ、第
2の現像剤規制部材の円筒状スリーブ当接時には、第2
の現像剤規制部材の上面には現像剤が付着していないた
め、第2の現像剤規制部材当接後は短時間で現像剤を除
去でき、現像装置切替時の動作時間を短縮することがで
きる。
【0019】(3) 前記低摩擦部材は、前記円筒状スリー
ブに当接する部位とは別部材であることを特徴とする。
【0020】この構成においては、第2の現像剤規制部
材の上面に設けた低摩擦部材は、円筒状スリーブに当接
する部位とは別部材である。したがって、低摩擦部材
は、劣化した際に容易に交換可能である。
【0021】(4) (3) の構成において前記低摩擦部材
は、フッ素樹脂テープとすることができる。
【0022】この構成においては、第2の現像剤規制部
材の上面に設けた低摩擦部材は、フッ素樹脂テープであ
る。したがって、第2の現像剤規制部材の上面に付着し
た現像剤を、円筒状スリーブから離間した際に、容易に
滑落させることができる。 (5) 前記低摩擦部材は、前記第2の現像剤規制部材と一
体的に構成されたことを特徴とする。
【0023】この構成においては、第2の現像剤規制部
材の上面に設けた低摩擦部材は、第2の現像剤規制部材
と一体的に構成されている。したがって、現像装置の組
立時に、第2の現像剤規制部材に新たに低摩擦部材を取
り付けなくてよいため、現像装置の組立時間を短縮する
ことができる。
【0024】(6) (5) の構成において、前記低摩擦部材
はフッ素樹脂コートであるとすることができる。
【0025】この構成においては、第2の現像剤規制部
材はフッ素樹脂コートを低摩擦部材として一体的に備え
ている。したがって、現像装置の組み立て時に低摩擦部
材を第2の現像剤規制部材に取り付けなくてよく、第2
の現像剤規制部材の円筒状スリーブに離間した際に、第
2の現像剤規制部材の上面に付着した現像剤が容易に滑
落する。
【0026】(7) 前記第2の現像剤規制部材は、前記円
筒状スリーブに当接する部位の形状が先細であることを
特徴とする。
【0027】この構成においては、現像装置に設けた第
2の現像剤規制部材の円筒状スリーブに当接する部位の
形状は先細である。したがって、第2の現像剤規制部材
の円筒状スリーブに当接する部位が、容易に変形するこ
となく、現像剤を確実に除去することができる。
【0028】(8) 前記第2の現像剤規制部材における円
筒状スリーブへの当接部の厚みを、離接動作の駆動側か
ら回転軸方向に徐々に厚くしたことを特徴とする。
【0029】この構成においては、第2の現像剤規制部
材の円筒状スリーブへの当接部の厚みは回転軸方向に離
接動作の駆動側から徐々に厚くなっている。したがっ
て、第2の現像剤規制部材を現像ローラの円筒状スリー
ブに当接する際に、回転軸の片側から駆動すると回転軸
の反対側の従動側では当接部における圧力が弱くなるた
め、上記のように構成することにより、当接部での圧力
を均等に設定することができ、長手方向の現像剤の除去
力を略一定に設定することができる。
【0030】(9) 前記第2の現像剤規制部材を前記円筒
状スリーブに当接する際の前記第2の現像剤規制部材の
当接部における圧力を、端部より中央部を大きくしたこ
とを特徴とする。
【0031】この構成においては、第2の現像剤規制部
材が円筒状スリーブに当接する際に当接部における圧力
は端部より中央部の方が大きい。したがって、第2の現
像剤規制部の剛性が低いと動作時中央部が撓んで現像剤
が均等に除去できないが、中央部の断面積を増やして剛
性を高めることによって、撓みを防止して現像剤を均等
に除去することができる。
【0032】(10)前記第2の現像剤規制部材の上面に磁
性体を備えたことを特徴とする。
【0033】この構成においては、現像装置に備えた第
2の現像剤規制部材の上面に、磁性体が設けられてい
る。したがって、第2の現像剤規制部材の上流に付着し
た現像剤を現像剤規制部材の上面に設けた磁性体の磁気
力で引き付けるため、第2の現像剤規制部材が現像ロー
ラの円筒状スリーブに当接した際に、振動などによって
第2の現像剤規制部材の上面に付着した現像剤が流出す
るのを防ぎ、より良好な画像が得られる。
【0034】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係る現像装置
について、図1乃至図9に基づいて説明する。図1は、
本発明の実施形態に係る現像装置の概略の構成を示す断
面図である。図2(A)は、シャッタ部材及び現像ロー
ラの斜視図であり、同図(B)は、シャッタ部材の側面
図である。図3(A)は、図2とは別の構成のシャッタ
部材及び現像ローラの斜視図であり、同図(B)は、シ
ャッタ部材の側面図である。
【0035】現像装置1の構成は、図11に示した従来
の現像装置51〜71と略同様の構成であり、現像装置
51〜71と同一部分には、下1桁に同一符号を付して
いる。現像装置1は、感光体ドラム87に近接して配置
され、複数の磁極を形成された固定磁石体2bを内包す
る円筒状スリーブ2aを備えた矢印A方向に回転自在な
現像ローラ2と、この円筒状スリーブ2aと所定の間隔
をあけて対向する層厚規制部材3と、トナーと磁性キャ
リアとからなる現像剤を混合・撹拌しつつ、循環・搬送
して円筒状スリーブ2aの表面へ供給する撹拌搬送ロー
ラ6a・6bとを、現像ケース8内に収容する。
【0036】また、現像ローラ2の回転軸と平行で、且
つ現像ローラ2の円筒状スリーブ2aの表面に沿って、
層厚規制部材3よりも現像剤搬送方向の上流側となる領
域に、現像ローラ52の円筒状スリーブ2aの表面に近
接して、シャッタ部材4が配置されている。シャッタ部
材4は、図2に示す現像ローラ2に平行に設けた回転軸
8にそって、ローラ2の回転軸方向の全体に亘って当接
するように設けている。図1(B)に示すように、撹拌
搬送ローラ6bから現像ローラ2の円筒状スリーブ2a
の表面への現像剤の供給を阻止する遮断位置と、図1
(A)に示すように離間して現像剤の供給を開始する退
避位置とに、図外のソレノイドなどによって位置切替可
能である。また、シャッタ部材4の両端部における回転
軸8の周囲には、現像ローラ2の現像剤を排除する層排
除部材5a・5bを設けている。
【0037】シャッタ部材4は、現像剤流路において現
像剤層厚規制部材3よりも上流側に配置されている。そ
して、色替えなどに伴う現像装置の作動状態切替時に、
回転軸7を中心に回転して現像ローラ2の現像スリーブ
2aへ当接し、現像スリーブ2aの現像剤の供給を遮断
する。このとき、本発明においては図1(B)に示すよ
うに、シャッタ部材4は、現像ケース8にも当接するよ
うにしている。
【0038】このように構成することで、シャッタ部材
4により円筒状スリーブ2aの表面の現像剤は除去され
る際に、シャッタ部材4を越えて現像剤が、現像ローラ
2と現像ケース8とシャッタ部材4と現像剤層厚規制部
材3とによって囲まれたスペースPに流れ込むことがな
い。そのため、シャッタ部材4により現像ローラ2の表
面の現像剤を速やかに除去することが可能である。よっ
て、短時間で確実に現像剤を除去でき、次の現像装置が
現像開始した時に、感光体ドラム87上のトナーが混色
することがなく、良好な画像が得られる。
【0039】なお、シャッタ部材4が円筒状スリーブ2
aに当接した際に、層排除部材5a・5bの上部から現
像剤が回り込まないように、シャッタ部材4は層排除部
材5a・5bの回転軸7方向の端部まで延出した形状と
する。
【0040】次に、シャッタ部材上に付着する現像剤を
速やかに除去して、この現像剤が現像時に悪影響を及ぼ
さないようにした構成を、図2及び図3を用いて説明す
る。図2に示すように、シャッタ部材4の現像ケース8
に対向する上面に摩擦抵抗の低い部材であるフッ素樹脂
テープ9aをシャッタ部材4の全体に亘って貼り付け
る。このとき、シャッタ部材4が現像ローラ2に当接し
た際に、フッ素樹脂テープ9aの延出部が現像ケース8
に当接するように貼り付ける。また、シャッタ部材4が
現像ローラ2の円筒状スリーブ2aから離間した際に、
シャッタ部材4の上面が現像ケース8に当たらずに所定
の角度で傾斜するように回転軸7を回転させる。
【0041】このように構成することで、シャッタ部材
4が現像ローラ2から離間している際には、シャッタ部
材4の上面に貼り付けたフッ素樹脂テープ9aの表面に
付着した現像剤は滑落する。そのため、回転軸8が回転
して、シャッタ部材4が現像ローラ2に当接した際に、
シャッタ部材4の上面には現像剤が付着していないの
で、シャッタ部材4の上面に付着した現像剤が振動など
で円筒状スリーブ2aの表面に滑落することがない。し
たがって、より速く確実に円筒状スリーブ2aの表面の
現像剤を除去することができる。また、フッ素樹脂テー
プ9aが劣化したり変形した際に、交換が容易である。
【0042】なお、図2では、フッ素樹脂テープ9aを
貼り付ける構成を示したが、PET(ポリエチレンテレ
フタレート)のようなコストが安く摩擦抵抗の低い材質
を貼り付けても良好な結果が得られる。
【0043】また、シャッタ部材の上面に摩擦抵抗の低
いフッ素樹脂をコーティングしても、同様の効果が得ら
れる。即ち、図3に示すように、シャッタ部材4aが現
像ローラ2に当接する際に、現像ケース8にも当接する
ように、延出部を設けた形状とする。そして、シャッタ
部材4aの上面に、摩擦抵抗の低いフッ素樹脂9bをコ
ーティングする。そして、シャッタ部材4と同様に、シ
ャッタ部材4aが現像ローラ2の円筒状スリーブ2aか
ら離間した際には、シャッタ部材4aが現像ケース8に
当たらずに所定の角度で傾斜するようにする。
【0044】このようにすることで、組立時に別部材を
取り付ける必要がないため、組立時間を短縮することが
できるという効果も得られる。
【0045】次に、シャッタ部材の別の形状を図4・図
5に基づいて説明する。図4(A)は、シャッタ部材の
現像ローラへの当接部が先細の形状であるシャッタ部材
4bの構成を示す斜視図であり、同図(B)は、シャッ
タ部材の側面図である。また、図5は、当接時における
シャッタ部材の当接部の状態を示す上面図であり、同図
(A)は本発明の実施形態を示す図であり、図(B)は
従来の実施形態を示す図である。図4に示すように、回
転軸7が回転して、シャッタ部材4bが円筒状スリーブ
2aに当接した際に、現像ケース8に当接するように延
出部を設ける。また、現像ローラ2と当接する部位を先
細の形状とする。
【0046】従来の構成である金属薄板や合成樹脂シー
トなどのような薄手の可撓性部材を用いた場合、図5
(B)に示すように、現像ローラ2に当接した際に当接
圧によって当接部においてシャッタ部材54(図5にお
いては、稜線と称する。)が撓み、波打った形状にな
る。しかし、シャッタ部材4bのように、先細の形状と
することで、図5(A)に示すように、現像ローラ2に
当接した際に当接圧によって当接部が容易に撓むことが
ない。そのため、シャッタ部材4bによって、確実に現
像剤を除去することができる。
【0047】次に、シャッタ部材のさらに別の形状を説
明する。図6は、シャッタ部材4cの構成を示す斜視図
である。また、図7は、シャッタ部材を動作させるため
に回転軸を回転させるためのシャッタ動作レバーの構成
を示す組立図である。図7に示したように、シャッタ部
材4cの回転軸7を片側から駆動してシャッタ部材を動
作させた場合、駆動部から反対側の従動部に進むにつれ
て、現像ローラ2への当接圧が弱くなっていく。そのた
め図6に示すように、シャッタ部材4cの現像ローラに
当接部を駆動側から従動側にかけて、徐々に厚くする形
状とする。
【0048】このようにすることにより、シャッタ部材
4cの剛性は、厚みが厚い従動側が強くなる。よって、
シャッタ部材4cが現像ローラに当接する力は略均一に
なり、現像ローラ2の円筒状スリーブ2aの表面の現像
剤を、より確実にまた均一に除去することができる。
【0049】なお、図7に示した構成では、シャッタ部
材4cの回転軸7はシャッタ動作レバー21が動作する
ことによって回転する。シャッタ動作レバー21はスプ
リング22によって牽引されているため、常にシャッタ
部材4cは現像ローラに当接している。また、図外のカ
ムによってシャッタ動作レバー21を下げることによ
り、回転軸7が回転してシャッタ部材4cが現像ローラ
から離間する。
【0050】次に、シャッタ部材のさらに別の構成を図
8を用いて説明する。図8は、シャッタ部材4dの構成
を示す斜視図である。シャッタ部材を回転させるための
回転軸として、アルミのように剛性が低い部材を使用す
ると、シャッタ部材を現像ローラ2に当接した際に、当
接圧により回転軸の中央部が撓む。そのため、シャッタ
部材の中央部における当接圧が低下し、現像剤の除去力
が低下する。
【0051】そこで、シャッタ部材の中央部の剛性をあ
げるために、シャッタ部材4dの現像ローラ2との当接
部において、シャッタ部材4dの両端部から中央部にか
けて徐々に厚みを厚くする構成とする。これにより、シ
ャッタ部材4dの剛性を上げて、円筒状スリーブ2aの
表面の現像剤を確実に除去することが可能となる。
【0052】なお、上記の構成において、回転軸の材質
としてステンレスを使用することにより回転軸7の剛性
が上がり、シャッタ部材の現像剤除去力が向上する。
【0053】次にシャッタ部材のさらに別の構成を図9
に示す。図9は、シャッタ部材4eの構成を示す現像装
置の断面図である。図9に示すように、シャッタ部材4
eの上面において、現像ローラ2に当接する側から、所
定の幅で回転軸8方向の全体に亘って磁性体10を貼り
付けるか、または埋め込むことにようにする。これによ
り、シャッタ部材4eの表面に付着する現像剤を磁性体
10によって引きつけることができる。そのため、シャ
ッタ部材4eが、現像ローラ2に当接した際に、シャッ
タ部材4eの上面に付着した現像剤が、振動などによっ
て層厚規制部材3の方へ滑落して流出することが無くな
る。よって、この構成によって、確実に混色のない画像
を提供することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0055】(1) 現像装置は複数の磁石を円筒状スリー
ブで内包し、円筒状スリーブの表面に現像剤を吸着・搬
送する現像ローラと、現像ローラが搬送する現像剤の層
厚を規制する第1の現像剤規制部材と、現像剤を混合・
撹拌しながら現像ローラに搬送する撹拌搬送ローラと第
1の現像剤規制部材より現像ローラ回転方向上流側で円
筒状スリーブの表面へ離接可能に円筒状スリーブ面上の
現像剤を除去する第2の現像剤規制部材と、を備え、第
2の現像剤規制部材は円筒状スリーブの表面に当接した
際にケースにも当接するので、第2現像剤規制部材の上
流から下流側に現像剤が流れ込むことを防ぎ、現像装置
の切替時に、次の現像装置から感光体にトナーがすぐに
供給されても混色することがなく良好な画質を得ること
ができる。
【0056】(2) 現像装置内に設けた第2の現像剤規制
部材は、上面に低摩擦部材を備え、低摩擦部材は、円筒
状スリーブから離間した際に前記第2の現像剤規制部材
の上面に付着した現像剤が滑落する摩擦抵抗を有するた
め、第2の現像剤規制部材の上面に付着した現像剤を、
第2の現像剤規制部材の円筒状スリーブ離間時に速やか
に滑落させることができ、第2の現像剤規制部材の円筒
状スリーブ当接時には、第2の現像剤規制部材の上面に
は現像剤が付着していないため、第2の現像剤規制部材
当接後は短時間で現像剤を除去でき、現像装置切替時の
動作時間を短縮することができる。
【0057】(3) 第2の現像剤規制部材の上面に設けた
低摩擦部材を、円筒状スリーブに当接する部位とは別部
材とすることにより、低摩擦部材を劣化した際に容易に
交換可能することができる。
【0058】(4) 第2の現像剤規制部材の上面に設けた
低摩擦部材を、第2の現像剤規制部材と一体的に構成す
ることにより、現像装置の組立時に、第2の現像剤規制
部材に新たに低摩擦部材を取り付けなくてよいため、現
像装置の組立時間を短縮することができる。
【0059】(5) 現像装置に設けた第2の現像剤規制部
材の円筒状スリーブに当接する部位の形状を先細にする
ことによって、第2の現像剤規制部材の円筒状スリーブ
に当接する部位が、容易に変形することなく、現像剤を
確実に除去することができる。
【0060】(6) 第2の現像剤規制部材の円筒状スリー
ブへの当接部の厚みは回転軸方向に離接動作の駆動側か
ら徐々に厚くなっているため、第2の現像剤規制部材を
現像ローラの円筒状スリーブに当接する際に、回転軸の
片側から駆動すると回転軸の反対側の従動側では当接部
における圧力が弱くなるため、上記のように構成するこ
とにより、当接部での圧力を均等に設定することがで
き、長手方向の現像剤の除去力を略一定に設定すること
ができる。
【0061】(7) 第2の現像剤規制部材が円筒状スリー
ブに当接する際に当接部における圧力は端部より中央部
の方が大きいので、第2の現像剤規制部の剛性が低いと
動作時中央部が撓んで現像剤が均等に除去できないが、
中央部の断面積を増やして剛性を高めることによって、
撓みを防止して現像剤を均等に除去することができる。
【0062】(8) 現像装置に備えた第2の現像剤規制部
材の上面に、磁性体が設けられている。したがって、第
2の現像剤規制部材の上流に付着した現像剤を現像剤規
制部材の上面に設けた磁性体の磁気力で引き付けるた
め、第2の現像剤規制部材が現像ローラの円筒状スリー
ブに当接した際に、振動などによって第2の現像剤規制
部材の上面に付着した現像剤が流出するのを防ぎ、より
良好な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る現像装置の概略の構成
を示す断面図である。
【図2】(A)は、シャッタ部材及び現像ローラの斜視
図であり、(B)は、シャッタ部材の側面図である。
【図3】(A)は、図2とは別の構成のシャッタ部材及
び現像ローラの斜視図であり、(B)は、シャッタ部材
の側面図である。
【図4】(A)は、シャッタ部材の現像ローラへの当接
部が先細の形状であるシャッタ部材4bの構成を示す斜
視図であり、(B)は、シャッタ部材の側面図である。
【図5】当接時におけるシャッタ部材の当接部の状態を
示す上面図であり、(A)は本発明の実施形態を示し、
(B)は従来の実施形態を示す。
【図6】シャッタ部材4cの構成を示す斜視図である。
【図7】シャッタ部材を動作させるために回転軸を回転
させるためのシャッタ動作レバーの構成を示す組立図で
ある。
【図8】シャッタ部材4dの構成を示す斜視図である。
【図9】シャッタ部材4eの構成を示す現像装置の断面
図である。
【図10】従来の現像装置を備えた画像装置であるプリ
ンタ81の概略の構成を示す図である。
【図11】プリンタ81の現像装置の部位を拡大した断
面図である。
【符号の説明】
1−現像装置 2−現像ローラ 2a−円筒状スリーブ 3−現像剤規制部材(第1の現像剤規制部材) 4−シャッタ部材(第2の現像剤規制部材) 6a・6b−撹拌搬送ローラ 8−現像ケース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁石を円筒状スリーブで内包し、
    該円筒状スリーブの表面に現像剤を吸着・搬送する現像
    ローラと、 該円筒状スリーブの表面と一定の間隔を保持して該現像
    ローラの回転軸方向に略平行に配置されて、該現像ロー
    ラが搬送する現像剤の層厚を規制する第1の現像剤規制
    部材と、 該現像ローラの回転軸と略平行に配置され、現像剤を混
    合・撹拌しながら、該現像ローラに搬送する撹拌搬送ロ
    ーラと、 該第1の現像剤規制部材より該現像ローラ回転方向上流
    側で該現像ローラの回転軸方向に略平行に配置され、該
    円筒状スリーブの表面へ離接可能に該円筒状スリーブ面
    上の現像剤を除去する第2の現像剤規制部材と、をケー
    ス内に備えた現像装置において、 該第2の現像剤規制部材は、該円筒状スリーブの表面に
    当接した際に該ケースにも当接することを特徴とする現
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の現像剤規制部材は、前記円筒
    状スリーブから離間した際に、前記第2の現像剤規制部
    材の上面に付着した現像剤が滑落する摩擦抵抗を有する
    低摩擦部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載の
    現像装置。
  3. 【請求項3】 前記低摩擦部材は、前記円筒状スリーブ
    に当接する部位とは別部材であることを特徴とする請求
    項1または2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記低摩擦部材は、前記円筒状スリーブ
    に当接する部位と一体的に構成されたことを特徴とする
    請求項1または2に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の現像剤規制部材は、前記円筒
    状スリーブに当接する部位の形状が先細であることを特
    徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の現像剤規制部材における現像
    ローラへの当接部の厚みを、離接動作の駆動側から回転
    軸方向に徐々に厚くしたことを特徴とする請求項1乃至
    5のいずれかに記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の現像剤規制部材を前記円筒状
    スリーブに当接する際の前記第2の現像剤規制部材の当
    接部における圧力を、端部より中央部を大きくしたこと
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の現像装
    置。
  8. 【請求項8】 前記第2の現像剤規制部材の上面に磁性
    体を備えたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    に記載の現像装置。
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