JP2001228204A - 半導体部品検査用ソケット及び半導体部品検査装置 - Google Patents

半導体部品検査用ソケット及び半導体部品検査装置

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JP2001228204A JP2000034990A JP2000034990A JP2001228204A JP 2001228204 A JP2001228204 A JP 2001228204A JP 2000034990 A JP2000034990 A JP 2000034990A JP 2000034990 A JP2000034990 A JP 2000034990A JP 2001228204 A JP2001228204 A JP 2001228204A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型軽量化、製造コスト低減、及び作業効率
の向上が可能な、半導体部品検査用ソケット及び半導体
部品検査装置を提供する。 【解決手段】 第1交差部材130−1、第2交差部材
130−2、及び交差部材移動用部材110を備え、交
差部材移動用部材が半導体部品201の厚み方向へ移動
したとき、上記第1交差部材及び第2交差部材を待機位
置136から移動終了位置137へ移動させる移動用傾
斜部1112を上記厚み方向に延在する側壁111に形
成した。よって、上記第1交差部材及び第2交差部材に
ついて、従来のような、金属製のアームを有するブラケ
ット構造は排除することができる。したがって半導体部
品検査用ソケットの小型、軽量化を図ることができると
ともに、製造コストの低減を図ることもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばボールグリ
ッドアレイ(BGA)及びピングリッドアレイ(PG
A)のような、突起電極を有する半導体部品の検査を行
うために、該半導体部品が装着され該半導体部品と検査
装置とを電気的に接続する半導体部品検査用ソケット、
及び該半導体部品検査用ソケットを備えた半導体部品検
査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体部品は、回路基板に実装する前
に、動作検査や、導通検査を行う必要があることから、
検査回路に取り付けられた検査用ソケットに装着され
て、上記検査が実行される。又、上記半導体部品が電気
的に検査されている間に、さらに、検査回路及び上記半
導体部品を組み合わせたもの全体を、温度が上昇する環
境下に設置してもよい。この手順は、検査及びバーンイ
ンと呼ばれ、上記ソケットは、検査及びバーンイン用の
ソケットと呼ばれる。一方、検査される半導体部品の一
つの形態として、半導体部品の一平面を形成する電極形
成面に、上記電極に対応して半田の小さいボールが行、
列方向に規則的に等間隔に配列された、ボールグリッド
アレイ(BGA)と呼ばれる半導体部品が存在する。こ
のようなBGA形態の半導体部品は、インタフェース回
路基板上に形成した、上記BGA半田ボールに対応して
配列されているパッドに、上記半田ボールをリフローは
んだ付けすることで、上記インタフェース回路基板に接
続される。
【0003】このようなBGA形態の半導体部品を検査
するために用いられる従来の検査用ソケットとして、本
願出願人が提案した、例えば特表平10−513307
号公報に開示され、図35及び図36に示すような検査
用ソケット10が存在する。該検査用ソケット10は、
大きく分けて、電気的な絶縁材料にてなるベース11
と、カバー12と、ベース11とカバー12との間に設
けられる動作メカニズム13と、接続端子14とを有す
る。上記動作メカニズム13は、2つのブラケット1
5、16と、該ブラケット15、16に取り付けられた
くし歯状のラック部分22、23を有する交差部材1
7、18とを有し、上記ベース11に支持されている。
ブラケット15、16のそれぞれは、一対のアーム1
9、20を有してU字形の同一形状にてなり、図示する
ように、互いのアーム19、20が交差するように互い
に向き合いそれぞれの交差部材17、18のラック部分
22、23を互いに噛み合わせて互いに向き合って配置
され、かつ互いに交差するアーム19、20のほぼ中央
部分に設けた支持ピン21にて回動自在に連結される。
このように構成されることで、上記支持ピン21を中心
としてアーム19、20が互いに反対方向に、待機位置
と挟持端子開位置との間で回動することで、噛み合って
いるラック部分22、23がそれぞれの延在方向に沿っ
て互いに逆向きに滑動する。
【0004】検査されるBGA形態の半導体部品40に
おける各半田ボール41に対応して、上記ベース11に
は、上記接続端子14が圧入されベース11を貫通して
いる。このような接続端子14の一端部分は、二股に分
かれており上記半田ボール41を挟持可能である。この
ような二股構造における一方の挟持端子24は、上記ラ
ック部分22に係合しており、他方の挟持端子25は上
記ラック部分23に係合している。したがって上述のよ
うにラック部分22、23の移動方向に応じて挟持端子
24、25は、上記半田ボール41を受け入れ可能な挟
持準備位置と、それぞれの弾性力により互いに近接した
近接位置との間で移動する。尚、挟持端子24、25
は、通常、上記弾性力により上記近接位置に位置する。
接続端子14の他端部分は、ベース11が設置される検
査装置に備わる装置側端子に電気的に接続され、接続端
子14を介して上記検査装置と上記半導体部品40とが
電気的に接続可能となる。尚、図35では、動作メカニ
ズム13を明示するためカバー12を取り外した状態を
図示しているが、実際にはカバー12はベース11部分
に組み込まれ、カバー12及びベース11部分は一体的
に形成されている。又、図36では、カバー12、及び
ブラケット17、18の図示を省略している。
【0005】このように構成される検査用ソケット10
の動作について説明する。上記検査装置に取り付けられ
た検査用ソケット10において、カバー12をベース1
1側へ押し下げる。これによりカバー12に接してお
り、上記待機位置に位置するアーム19、20が矢印4
6にて示す方向へ上記挟持端子開位置まで回動し、その
結果、図36に示すようにラック部分22、23が矢印
47、48にて示すように互いに逆方向に移動して、挟
持端子24、25は、上記近接位置から、自らの上記弾
性力に逆らって上記挟持準備位置へ移動する。このよう
にカバー12を押し下げた状態において、検査対象であ
る半導体部品40について半田ボール41が挟持端子2
4、25に対向するようにして、半導体部品40をカバ
ー12の開口26に挿入する。これにて各半田ボール4
1は、上記挟持準備位置に配置されている各接続端子1
4の挟持端子24、25間に配置される。そしてカバー
12の押下を解除すると、各接続端子14の挟持端子2
4、25は、自らの弾性力により上記近接位置へ戻ろう
とし、各半田ボール41を挟持する。尚、この挟持端子
24、25の移動により、ラック部分22、23も互い
に逆方向へ移動する。以上の動作にて半導体部品40
は、検査用ソケット10に保持されかつ上記検査装置と
電気的に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが近年、半導体
部品はますます小型化され、それに従い電極密度も向上
しており、必然的に、該半導体部品を検査するときに使
用される上述の検査用ソケットに対しても小型化が要求
される。又、コスト競争が非常に激しい半導体部品分野
では、上記検査用ソケットに対する更なる低価格化が要
求される。これに対して上述した形態にてなる検査用ソ
ケット10では、このような時代の変化に対応していく
のが困難な場合も生じている。即ち、検査用ソケット1
0では、挟持端子24、25による半田ボール41の挟
持動作のため、交差部材17、18のラック部分22、
23を移動させる構造として、アーム19、20を有す
るブラケット15、16を設けている。よって、検査用
ソケット10全体の占有面積の内、アーム19、20を
含みブラケット15、16が占める割合は50%以上と
なり、検査用ソケット10の外形寸法が大きくなってし
まう。又、アーム19、20は金属製であることから、
検査用ソケット10の全重量の内、アーム19、20が
占める割合は約25%以上であり、検査用ソケット10
の重量を大きくしている。又、各半導体部品メーカーに
よって検査対象となる半導体部品の外形寸法は異なる
が、検査用ソケット10ではカバー12と、ベース11
及び動作メカニズム13とが一体的に構成されている。
よって、検査対象となる半導体部品の外形寸法が異なれ
ば、検査用ソケット10の全体を適合する検査用ソケッ
トに取り換える必要がある。又、検査用ソケット10で
は、上述したように、上記接続端子14は上記ベース1
1に圧入しているが、該圧入動作用の治具が必要であ
る。又、接続端子数が100本前後ありさらにその配置
が高密度化してくることで、ベース11の強度や作業効
率の点から、上記圧入動作は困難になってきている。
【0007】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、小型軽量化、製造コスト低減、及び
作業効率の向上が可能な、半導体部品検査用ソケット及
び半導体部品検査装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1態様の半導体部品検査用ソケットは、
格子状に複数の突起電極を有する半導体部品が着脱自在
であり、かつ装着された上記半導体部品と検査回路とを
電気的に接続し、かつ上記複数の突起電極のそれぞれに
対応して配置され装着された上記半導体部品の上記突起
電極のそれぞれを第1挟持部材及び第2挟持部材にて挟
持して上記半導体部品と上記検査回路とを電気的に導通
させる複数の挟持部材と、上記挟持部材におけるそれぞ
れの上記第1挟持部材及び上記第2挟持部材について上
記突起電極を挟持可能な挟持準備位置に移動させる移動
部材とを備えた半導体部品検査用ソケットであって、上
記移動部材は、第1交差部材と、第2交差部材と、交差
部材移動用部材とを備え、上記第1交差部材は、くし歯
状に配列された複数の第1挟持部材用支持部材を有し、
該第1挟持部材用支持部材のそれぞれは上記挟持部材の
上記第1挟持部材に係合し、上記第2交差部材は、くし
歯状に配列されかつ上記第1挟持部材用支持部材に隣接
して配置される複数の第2挟持部材用支持部材を有し、
該第2挟持部材用支持部材のそれぞれは上記挟持部材の
上記第2挟持部材に係合し、上記交差部材移動用部材
は、上記第1挟持部材用支持部材及び上記第2挟持部材
用支持部材がそれぞれの延在方向に沿って滑動可能に交
互に係合された状態の上記第1交差部材及び第2交差部
材を取り囲み、かつ当該半導体部品検査用ソケットに装
着される上記半導体部品の厚み方向に延在する側壁を有
する枠体形状にてなり、上記厚み方向のうち挟持用方向
に移動されたとき、上記第1交差部材及び上記第2交差
部材の少なくとも一方に接触しかつ接触した上記第1交
差部材及び上記第2交差部材の少なくとも一方を上記延
在方向に沿って待機位置から移動終了位置へ移動させて
上記第1挟持部材及び上記第2挟持部材を上記挟持準備
位置に配置させる交差部材駆動部分を上記側壁に有する
ことを特徴とする。
【0009】又、上記挟持部材の上記第1挟持部材及び
上記第2挟持部材は、互いに近接し上記突起電極を挟持
不可能な近接位置に配置される弾性力を有し、上記厚み
方向の内上記挟持用方向とは逆向きの待機方向へ上記交
差部材移動用部材を移動させたとき、上記第1挟持部材
及び上記第2挟持部材は、上記弾性力により上記近接位
置の方へ移動して上記移動終了位置へ移動した上記第1
交差部材及び上記第2交差部材の少なくとも一方を上記
待機位置の方へ移動させるように構成することもでき
る。
【0010】又、上記半導体部品の上記突起電極が上記
挟持部材に対応して位置するように上記半導体部品の位
置決めを行う部材であって、上記第1挟持部材用支持部
材及び上記第2挟持部材用支持部材が交互に係合した状
態の上記第1交差部材及び上記第2交差部材上で、かつ
上記交差部材移動用部材の内側に配置されるガイド部材
をさらに備えるように構成することもできる。
【0011】又、それぞれの上記挟持部材における第1
挟持部材及び第2挟持部材が通過可能な貫通穴を有し、
かつ上記第1挟持部材用支持部材及び上記第2挟持部材
用支持部材が交互に係合した状態の上記第1交差部材及
び上記第2交差部材を支持するとともに上記交差部材移
動用部材を支持するベース部材と、上記ベース部材に取
り付けられて、上記ベース部材を貫通した上記挟持部材
が上記ベース部材から脱落するのを防止する脱落防止部
材と、をさらに備えるように構成することもできる。
【0012】又、上記ベース部材に取り付けられ、かつ
上記交差部材移動用部材が上記挟持用方向に移動され装
着可能位置に到達したとき係止解除位置に位置して当該
半導体部品検査用ソケットへの上記半導体部品の装着を
可能とし、一方、当該半導体部品検査用ソケットへ上記
半導体部品を装着した後、上記交差部材移動用部材が上
記待機方向に移動され通常位置に配置されたとき係止位
置に位置し上記第1挟持部材用支持部材及び上記第2挟
持部材用支持部材が交互に係合した状態の上記第1交差
部材及び上記第2交差部材へ上記半導体部品を保持する
保持部材をさらに備えるように構成することもできる。
【0013】又、上記交差部材移動用部材の上記側壁に
有する上記交差部材駆動部分は、上記交差部材移動用部
材が移動する上記待機方向に向かって登り傾斜となる傾
斜面であるように構成することもできる。
【0014】又、本発明の第2態様にてなる半導体部品
検査装置は、上記第1態様の半導体部品検査用ソケット
と、上記半導体部品検査用ソケットを保持し上記挟持部
材と電気的に接続される検査用基板と、上記検査用基板
と電気的に接続され上記半導体部品検査用ソケットに装
着された半導体部品の検査を行う検査回路と、を備えた
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態としての、半導
体部品検査用ソケット、及び該半導体部品検査用ソケッ
トを備えた半導体部品検査装置について、図を参照しな
がら以下に説明する。尚、各図において同じ構成部分に
ついては同じ符号を付している。又、上記半導体部品検
査用ソケットに装着され検査される半導体部品として、
本実施形態では、例えば図30に示され、又、上述した
BGA形態の半導体部品201を例に採り該半導体部品
201における突起電極として半田ボール202を例に
採るが、上記突起電極としては例えば金製のバンプ等で
あっても良い。要するに、本実施形態の半導体部品検査
用ソケットは、格子状に複数の突起電極を有する半導体
部品について適用可能である。
【0016】図1に示すように、本実施形態の半導体部
品検査用ソケット101の基本的な構成部分は、交差部
材移動用部材110、第1交差部材130−1、第2交
差部材130−2、及び挟持部材170であり、本実施
形態の半導体部品検査用ソケット101は、さらに、ベ
ース部材150と、ガイド部材120と、保持部材14
0と、脱落防止部材160とを備えている。尚、第1交
差部材130−1及び第2交差部材130−2を総称し
て交差部材130と記す。これらの各構成部分は、図2
3から図29に示す手順にて組み立てられ、半導体部品
検査用ソケット101を構成する。即ち、図23に示す
ように、それぞれがベース部材150を貫通して格子状
に形成されている貫通穴151のすべてに対して、ベー
ス部材150の裏側から挟持部材170を挿通し、その
後、図24に示すようにベース部材150の裏面150
aに脱落防止部材160を取り付ける。脱落防止部材1
60の取り付け後、ベース部材150を反転する。反転
したベース部材150を図25に示している。次に、ベ
ース部材150には、図26に示すように互いに噛み合
った第1交差部材130−1及び第2交差部材130−
2が係合され、該係合後、図27に示すように保持部材
140がベース部材150に取り付けられる。さらにベ
ース部材150には、図28に示すようにガイド部材1
20がはめ込まれ、最後に、図29に示すように交差部
材移動用部材110が取り付けられる。
【0017】又、このように構成される半導体部品検査
用ソケット101について、図34に示すように、少な
くとも一つ、実際には複数個の半導体部品検査用ソケッ
ト101が検査用基板251に取り付けられ、該検査用
基板251と電気的に接続された検査回路252にて、
半導体部品検査用ソケット101に装着された少なくと
も一つの半導体部品201について導通、動作等の検査
が行われる。図34に示すように、半導体部品検査用ソ
ケット101と、検査用基板251と、検査回路252
とを備えて半導体部品検査装置255が構成される。上
述の各構成部分110〜170について以下に詳しく説
明する。
【0018】上記挟持部材170は、上記半導体部品検
査用ソケット101に装着された検査対象である半導体
部品201と上記検査回路252とを電気的に接続させ
る導電性材料、例えば金、銅、アルミニウム等の金属製
のピン状にてなる部材であり、図2に示すように、中央
部分を構成するU字形の断面を有する連結部173と、
該連結部173の一端から延在する第1挟持部材171
及び第2挟持部材172と、連結部173の他端から延
在する検査用基板接続部174と、該検査用基板接続部
174において連結部173の他端近傍に設けられる位
置決め突起175とを有する。上記第1挟持部材171
及び第2挟持部材172は、それぞれに作用させた弾性
力にて、通常状態では図2に示すように互いに近接した
近接位置176に位置する。このような挟持部材170
は、上記半導体部品201の突起電極202を第1挟持
部材171及び第2挟持部材172にて挟持可能なよう
に、突起電極202に対応するように配置される。
【0019】上述のように構成される挟持部材170
は、図23を参照し上述したように、ベース部材150
に格子状に形成された貫通穴151に対してベース部材
150の裏面150a側から、図3に示すように第1挟
持部材171及び第2挟持部材172を先頭にして挿入
される。尚、図3において、挟持部材170はベース部
材150に比して拡大して図示している。上記貫通穴1
51の配列は、当該半導体部品検査用ソケット101に
装着される半導体部品201の突起電極202の配列に
対応しており、上記半導体部品201の場合、約100
個の突起電極202が格子状に配列されていることか
ら、貫通穴151も約100個格子状に配列されてい
る。尚、上記半導体部品201は、ほぼ4辺形でありそ
の一辺が例えば5〜15mm程度で、約1mm厚の大き
さにてなる。又、貫通穴151は、上記近接位置176
に位置する第1挟持部材171及び第2挟持部材17
2、並びに連結部173が容易に通過可能な程度の大き
さにてなり、よって挟持部材170の位置決め用突起1
75は該貫通穴151を通過できない。但し、貫通穴1
51には、図4に示すように、ベース部材150の裏面
150a側にて、上記位置決め用突起175のみを収納
可能な凹部1511が設けられている。よって、貫通穴
151に挿入された挟持部材170は、位置決め用突起
175が凹部1511に係合してそれ以後の挿入が禁止
される。この状態では、図4に示すように第1挟持部材
171及び第2挟持部材172がベース部材150の表
面150b側に突出し連結部173がベース部材150
に支持されている。
【0020】上述のようにベース部材150に挿入され
た挟持部材170がベース部材150から脱落するのを
防止する樹脂製の板材にてなる脱落防止部材160に
は、図5に示すように、、ベース部材150の貫通穴1
51に対応する位置にて、挟持部材170の検査用基板
接続部174が貫通可能でかつ上記位置決め用突起17
5が通過不可能な接続部用貫通穴161が格子状に形成
され、又、先端部分に係合部1621を形成したラッチ
アーム162が4箇所に立設されている。よって、ベー
ス部材150の裏面側に形成されているラッチアーム挿
入穴152に、脱落防止部材160のラッチアーム16
2を挿入するとともに、脱落防止部材160の接続部用
貫通穴161に上記検査用基板接続部174を貫通させ
て、脱落防止部材160をベース部材150の裏面15
0aに取り付ける。尚、脱落防止部材160と上記裏面
150aとが接した状態で上記ラッチアーム162の係
合部162がラッチアーム挿入穴152に形成されてい
る係止部に係合し、脱落防止部材160はベース部材1
50の裏面150aに固定される。脱落防止部材160
がベース部材150に固定された状態にて、図4に示す
ように挟持部材170の検査用基板接続部174が脱落
防止部材160より突出している。
【0021】上述のように挟持部材170の位置決め用
突起175は脱落防止部材160の接続部用貫通穴16
1を通過できないので、脱落防止部材160がベース部
材150に固定されることで、挟持部材170がベース
部材150から脱落するのを防止できる。又、当該半導
体部品検査用ソケット101では、従来のような圧入動
作による接続端子14の取り付けを採用せず、挟持部材
170が容易に貫通可能な貫通穴151、上記位置決め
用突起175、及び脱落防止部材160の構成を採った
ことより、従来、別途必要であった圧入用の治具は不要
となり、挟持部材170の取り付け作業が従来に比べて
容易になり作業効率の向上を図ることができる。又、圧
入動作が不要であることから、圧入動作により生じる部
材の損傷等を防止でき、さらに半導体部品201の突起
電極202の狭ピッチ化にも容易に対応することが可能
となる。
【0022】ベース部材150は、図6に示すような形
状にてなり絶縁性の樹脂にて形成される成形体であり、
上述のように挟持部材170及び脱落防止部材160が
取り付けられる他、交差部材130、保持部材140、
ガイド部材120、及び交差部材移動用部材110が取
り付けられる。ベース部材150には、上述の貫通穴1
51、ラッチアーム挿入穴152の他に、位置決め用ポ
スト153、交差部材ラッチアーム挿入穴154、保持
部材取付部155、ガイド部材ラッチアーム挿入穴15
6、移動用部材ラッチアーム挿入溝157、移動用部材
案内溝158が備わる。上記位置決め用ポスト153
は、当該ベース部材150を検査用基板251に取り付
けるための部材であり、ベース部材150の四角にて裏
面150aより突出している。符号154〜158にて
示す部分は、以下に説明する各部材をベース部材150
に取り付ける際のガイドや、支持用の係合を行う部分で
ある。
【0023】交差部材130は、絶縁性の樹脂材にて、
図1に示すように第1交差部材130−1と第2交差部
材130−2とから構成される部材であり、詳細後述す
るように挟持部材170の第1挟持部材171と第2挟
持部材172とを挟持準備位置177に押し広げる部材
である。尚、第1交差部材130−1及び第2交差部材
130−2は、互いに同形状であり同機能を有するの
で、図7を参照して主に第1交差部材130−1につい
て説明する。
【0024】第1交差部材130−1は、大きく分け
て、第1フレーム部材1311−1と第2フレーム部材
1312−1とを大略L字形に一体的に成形したフレー
ム部材131−1と、第2フレーム部材1312−1と
平行にて第1フレーム部材1311−1からくし歯状に
配列された第1挟持部材用支持部材132と、ベース部
材150の交差部材ラッチアーム挿入穴154に対応し
て配置され上記挿入穴154に挿入されるラッチアーム
133とを有し、これらの構成部分131−1、13
2、133は一体的に成形されている。第1挟持部材用
支持部材132には、図10に示すように、その延在方
向に沿った両側に、挟持部材170の配列ピッチに対応
した間隔にて、上記挟持部材170の第1挟持部材17
1を保持可能な凹部状にてなり第1挟持部材171と係
合する第1挟持部材用係合部1321が形成されてい
る。尚、上述のように挟持部材170は第1挟持部材1
71及び第2挟持部材172を有するが、図10では、
図示の混乱を避けるため、第2挟持部材172の図示を
省略している。
【0025】又、後述の動作説明でも記すが、図11及
び図12に示すように、交差部材130は、上記交差部
材移動用部材110の挟持用方向119−1への移動に
伴い矢印135−1、135−2方向へ移動する。尚、
図11及び図12では、交差部材移動用部材110及び
交差部材130について図示を簡略化し、模擬的に示し
ている。交差部材130に対して該移動を行わせるた
め、交差部材130には、交差部材移動用部材110と
の接触部分に移動用係合部1313が設けられている。
上記第1交差部材130−1では、図7に示すように、
第1フレーム部材1311−1における突出部分が上記
移動用係合部1313に相当する。尚、第1フレーム部
材1311−1における上記移動用係合部1313につ
いて「1313−1」と付番する。又、移動用係合部1
313−1では、交差部材移動用部材110との接触が
滑らかに行われるように、肩部1314は円弧状に面取
りしている。尚、移動用係合部1313−1に形成され
ている溝部1315は、フレーム部材131−1の樹脂
成形時における変形等を防止するために設けたもので、
移動用係合部1313−1を複数に分割するためのもの
ではない。よって、他の手法により上記変形等が防止で
きれば溝部1315は不要である。
【0026】第2交差部材130−2も大きく分けて、
フレーム部材131−2と、第2挟持部材用支持部材1
34と、ラッチアーム133とを有する。フレーム部材
131−2は、上記フレーム部材131−1に対応する
部材であり、上記第1フレーム部材1311−1に相当
する第1フレーム部材1311−2と、上記第2フレー
ム部材1312−1に相当する第2フレーム部材131
2−2とを一体的に形成した部材である。又、上記第1
フレーム部材1311−2にも、第1フレーム部材13
11−1の場合と同様に、円弧状に面取りされた肩部1
314を有する移動用係合部1313−2が設けられて
おり、又、溝部1315も存在する。第2挟持部材用支
持部材134は、上記第1挟持部材用支持部材132に
相当する部材であり、第2フレーム部材1312−2と
平行にて第1フレーム部材1311−2からくし歯状に
配列され、かつ上記第1挟持部材用支持部材132に隣
接して配置される。このような第2挟持部材用支持部材
134は、その延在方向に沿った両側に、挟持部材17
0の配列ピッチに対応した間隔にて、凹部状にてなり上
記挟持部材170の第2挟持部材172と係合する第2
挟持部材用係合部1341が形成されている。
【0027】このように構成される第1交差部材130
−1及び第2交差部材130−2は、図8に示すよう
に、第1挟持部材用支持部材132と第2挟持部材用支
持部材134とを交互に噛み合わして、第1挟持部材用
支持部材132及び第2挟持部材用支持部材134の延
在方向に沿って互いを近接させ、図9に示すような交差
部材130を作成する。このようにして形成される交差
部材130は、上記第1挟持部材用支持部材132及び
第2挟持部材用支持部材134の延在方向、即ち図9に
示す矢印135方向に沿って、第1挟持部材用支持部材
132と第2挟持部材用支持部材134とが互いに逆向
きに滑動可能である。
【0028】形成した交差部材130は、第1交差部材
130−1及び第2交差部材130−2を待機位置13
6に配置した状態にて、4つのラッチアーム133をそ
れぞれ対応する、ベース部材150に形成されている交
差部材ラッチアーム挿入穴154に挿入する。そして各
ラッチアーム133の先端部分に形成している係合部1
331をベース部材150に係合させて、交差部材13
0をベース部材150に取り付ける。尚、交差部材13
0がベース部材150に取り付けられた状態において
も、第1交差部材130−1及び第2交差部材130−
2は上記矢印135方向に沿って滑動可能である。
【0029】さらに、交差部材130がベース部材15
0に取り付けられることで、図10に示すように、それ
ぞれの第1挟持部材用支持部材132に形成されている
それぞれの第1挟持部材用係合部1321には、それぞ
れの挟持部材170におけるそれぞれの第1挟持部材1
71が係合し、それぞれの第2挟持部材用支持部材13
4に形成されているそれぞれの第2挟持部材用係合部1
341には、それぞれの挟持部材170におけるそれぞ
れの第2挟持部材172が係合している。上述したよう
に挟持部材170の第1挟持部材171と第2挟持部材
172とは自らの弾性力にて、通常、上記近接位置17
6に位置することから、ベース部材150に取り付けら
れた交差部材130においても、第1挟持部材171と
第2挟持部材172とが近接位置176に位置するよう
に、第1挟持部材用支持部材132を有する第1交差部
材130−1及び第2挟持部材用支持部材134を有す
る第2交差部材130−2は互いに移動する。
【0030】このようにベース部材150に取り付けら
れた交差部材130において、挟持部材170の第1挟
持部材171及び第2挟持部材172が近接位置176
に位置しているときの第1交差部材130−1及び第2
交差部材130−2の配置位置を待機位置136とす
る。又、図30は、第1挟持部材171及び第2挟持部
材172が近接位置176に位置している、即ち第1交
差部材130−1及び第2交差部材130−2が待機位
置136に位置している状態を図示している。尚、図3
0及び図31では、挟持部材170を2本のみ図示しそ
の他の図示を省略している。
【0031】又、詳細後述するが、本実施形態では、図
11及び図12に示すように交差部材移動用部材110
を矢印119−1に示すような下方への移動に伴い、第
1交差部材130−1が矢印135−1方向へ移動し、
第2交差部材130−2は矢印135−2方向へ移動
し、第1交差部材130−1及び第2交差部材130−
2はそれぞれ上記待機位置136から移動終了位置13
7まで移動する。又、逆に、交差部材移動用部材110
が上方へ移動することで、第1挟持部材171及び第2
挟持部材172の上記弾性力によって、第1交差部材1
30−1が矢印135−2方向へ移動し、第2交差部材
130−2が矢印135−1方向へ移動して、第1交差
部材130−1及び第2交差部材130−2はそれぞれ
移動終了位置137から待機位置136まで移動する。
尚、後述するが、交差部材移動用部材110の上記上方
への移動は、主として、第1挟持部材171及び第2挟
持部材172の上記弾性力により第1交差部材130−
1及び第2交差部材130−2が移動終了位置137か
ら待機位置136まで移動することによってなされる
が、補助的に、ベース部材150と交差部材移動用部材
110との間に、弾性体の一例としてコイル状のスプリ
ング116を設け該スプリング116の復元力にてなさ
れるようにしても良い。
【0032】ここで上記移動終了位置137とは、挟持
部材170の第1挟持部材171及び第2挟持部材17
2が挟持準備位置177に位置しているときにおける第
1交差部材130−1及び第2交差部材130−2の配
置位置をいう。図31は、第1挟持部材171及び第2
挟持部材172が挟持準備位置177に位置している、
即ち第1交差部材130−1及び第2交差部材130−
2が移動終了位置137に位置している状態を図示して
いる。又、上記挟持準備位置177とは、図13に示す
ように第1挟持部材171及び第2挟持部材172が突
起電極202を挟持可能な程度に開いた状態における第
1挟持部材171及び第2挟持部材172の位置であ
り、本実施形態の場合、突起電極202の直径が約0.
3〜0.7mm程度であるので、第1挟持部材171と
第2挟持部材172との隙間178において約0.5〜
1.0mm程度まで第1挟持部材171及び第2挟持部
材172が開いた状態に相当する。一方、上記近接位置
176とは、第1挟持部材171及び第2挟持部材17
2が突起電極202を挟持できない状態であって、第1
挟持部材171及び第2挟持部材172において弾性力
が作用しない状態に第1挟持部材171及び第2挟持部
材172を配置する位置である。
【0033】このように第1交差部材130−1及び第
2交差部材130−2の両者が移動可能な範囲は、図9
に符号138にて示す範囲であり、本実施形態において
その距離は約0.2〜1.0mmである。又、第1交差
部材130−1の第1フレーム部材1311−1と第2
交差部材130−2の第2フレーム部材1312−2と
が、並びに第1交差部材130−1の第2フレーム部材
1312−1と第2交差部材130−2の第1フレーム
部材1311−2とがそれぞれ接触することから、移動
可能範囲138を超えて第1交差部材130−1及び第
2交差部材130−2が移動することはできない。本実
施形態では、第1フレーム部材1311−1と第2フレ
ーム部材1312−2とが、並びに第2フレーム部材1
312−1と第1フレーム部材1311−2とがそれぞ
れ接触した状態にて、第1交差部材130−1及び第2
交差部材130−2が上記移動終了位置137に配置さ
れるように第1交差部材130−1及び第2交差部材1
30−2を設計している。したがって、第1挟持部材1
71及び第2挟持部材172が上記挟持準備位置177
を超えて開くことはない。
【0034】又、上述のように本実施形態では第1交差
部材130−1及び第2交差部材130−2の両者が移
動することから、上記待機位置136と上記移動終了位
置137との間の距離は、本実施形態では、第1交差部
材130−1及び第2交差部材130−2のそれぞれに
ついて、上記移動可能範囲138の1/2に相当し、約
0.1〜0.5mmである。
【0035】ベース部材150における2箇所の上記保
持部材取付部155には、図1及び図14に示すよう
に、押え部141とアーム部142とにより大略L字形
にて一体的に成形された樹脂製の保持部材140がピン
143を中心として回動可能にそれぞれ取り付けられ
る。該保持部材140は、当該半導体部品検査用ソケッ
ト101に半導体部品201が装着されたとき、該半導
体部品201を左右両側から上記押え部141にて押下
し上記交差部材130上へ保持する。又、上記保持部材
取付部155には、弾性体の一例として本実施形態では
コイル状のスプリング1551が設けられており、アー
ム部142のつば部1421を付勢している。よって、
通常、各保持部材140は、図14に実線にて示すよう
に係止位置144に位置する。一方、交差部材移動用部
材110が矢印119−1にて示す挟持用方向へ移動す
ることで、上記つば部1421と交差部材移動用部材1
10とが接触、押下され、保持部材140はスプリング
1551の付勢力に逆らってピン143を中心として回
動し、図14に2点鎖線にて示すように、係止解除位置
145に配置される。保持部材140が係止解除位置1
45に配置された状態にて、交差部材130上へ半導体
部品201の着脱が可能となる。又、矢印119−1と
は逆向きの矢印119−2にて示す待機方向へ交差部材
移動用部材110が移動することで、保持部材140は
スプリング1551の付勢力にてピン143を中心とし
て上記係止位置144まで回動する。
【0036】ガイド部材120は、図1、図15、及び
図16に示すように、開口124を形成する大略枠状に
てなる樹脂製の部材であり、当該半導体部品検査用ソケ
ット101に装着される半導体部品201の突起電極2
02が上記交差部材130に係合している挟持部材17
0に対応して配置可能なように、上記半導体部品201
の位置決めを行う。このようなガイド部材120は、ガ
イド部121と、ガイド部材ラッチアーム122と、取
付用ガイドピン123とを有する。該ガイド部材120
は、ガイド部材120の左右に設けた取付用ガイドピン
123をベース部材150の対応箇所における係合部分
に沿わせて、それぞれのガイド部材ラッチアーム122
をベース部材150の各ガイド部材ラッチアーム挿入穴
156に挿入することで、上記交差部材130上に位置
しかつベース部材150に固定される。尚、取り付け完
了時には、各ガイド部材ラッチアーム122の先端部に
形成されている係合部1221が上記ガイド部材ラッチ
アーム挿入穴156に形成されている係止部に係合し、
上記固定が行われる。
【0037】上記ガイド部121は、当該ガイド部材1
20の開口124に面するそれぞれの内面125−1〜
125−4に設けられ、傾斜部1211と、位置決め部
1212とを有する。傾斜部1211は、上記半導体部
品201の装着に際し、上記開口124を通して半導体
部品201が交差部材130側へ移動するに従い、半導
体部品201の側面203との隙間が徐々に小さくなる
傾斜をなして形成されている。位置決め部1212は、
上記傾斜部1211に連なって形成され、装着された半
導体部品201の厚み方向に平行な平面にてなり、該半
導体部品201の側面203との間に、隙間126を形
成する。該隙間126は、上記挟持準備位置177に配
置されている第1挟持部材171と第2挟持部材172
との間に上記突起電極202がほぼ配置可能となる隙間
であり、又、半導体部品検査用ソケット101が検査時
に振動した場合に当該半導体部品検査用ソケット101
に装着されている半導体部品201がガタつかない程度
の隙間であり、又、半導体部品検査用ソケット101及
び半導体部品201の両者の製造公差を考慮した隙間で
あり、本実施形態では例えば0.1〜0.3mm程度で
ある。
【0038】このようにガイド部材120を設けること
で、上記開口124に半導体部品201を挿入開始した
ときには、上記挟持準備位置177に配置されている第
1挟持部材171と第2挟持部材172との間に突起電
極202が配置できない位置関係に半導体部品201と
挟持部材170とが存在する場合でも、粗位置調整部と
しての上記傾斜部1211、及び位置微調整部としての
位置決め部1212によって、装着時には、挟持準備位
置177の第1挟持部材171と第2挟持部材172と
の間に突起電極202を配置することができる。又、従
来、サイズの異なる半導体部品を取り扱う場合、ソケッ
ト全体を上記サイズに適合するソケットに変更する必要
があったが、本実施形態の半導体部品検査用ソケット1
01では、ガイド部材120の外形寸法及び外形形状を
変更することなく、上記傾斜部1211及び位置決め部
1212の肉厚を変更することで対応可能となる。よっ
て、外形寸法の異なる半導体部品を取り扱う場合であっ
ても、ガイド部材120のみを変更すればよく、その他
の構成部品はそのまま使用することができる。よって、
製造コストの低減を図ることができる。
【0039】上記交差部材移動用部材110は、図1、
図11、図12、及び図17に示すように、上述したよ
うにベース部材150にセットされた交差部材130及
びガイド部材120を取り囲み、ガイド部材120の上
記開口124に連通する開口113を有する枠体形状に
てなる樹脂製の部材であり、さらに、ベース部材150
にセットされた交差部材130における2箇所の上記移
動用係合部1313に接触する、対向して配置されてい
る一対の側壁111と、4つの移動用部材ラッチアーム
112と、上記保持部材140の上記つば部1421に
接触し保持部材140を回動させる回動部117とを有
する。このような交差部材移動用部材110は、以下の
ようにしてベース部材150に取り付けられる。つま
り、上記装着状態における半導体部品201の上記厚み
方向119に沿って延在してベース部材150に形成さ
れている4つの上記移動用部材ラッチアーム挿入溝15
7に対応して、それぞれの移動用部材ラッチアーム11
2が滑動可能に係合されるとともに、上記厚み方向11
9に沿って延在してベース部材150に形成されている
それぞれの上記移動用部材案内溝158に対応して上記
側壁111が滑動可能に係合されて、さらに、ベース部
材150の四隅に弾性部材、本実施形態ではコイルスプ
リング116を設けて、交差部材移動用部材110はベ
ース部材150に取り付けられる。
【0040】このようにベース部材150に取り付けら
れた交差部材移動用部材110は、図18に示すよう
に、少なくとも通常位置114と装着可能位置115と
の間で上記厚み方向119に沿って移動可能である。交
差部材移動用部材110が通常位置114から上記挟持
用方向119−1に移動するときには、補助的な移動力
を生じるスプリング116の弾性力、及び第1挟持部材
171及び第2挟持部材172の弾性力による交差部材
130の抗力に逆らって移動し、装着可能位置115か
ら待機方向119−2への移動は、本実施形態では、上
述したように第1挟持部材171及び第2挟持部材17
2が挟持準備位置177から近接位置176へ戻ろうと
する復元力、及びスプリング116の復元力によって行
われる。但し、本実施形態では、移動用部材ラッチアー
ム112が移動用部材ラッチアーム挿入溝157に係合
した後にあっては、交差部材移動用部材110が矢印1
19−2方向へ移動するときには、移動用部材ラッチア
ーム112の先端部に形成されている係合部1121
と、移動用部材ラッチアーム挿入溝157に形成されて
いる係止部1571とが干渉するため、上記通常位置1
14を超えて交差部材移動用部材110が移動すること
はなくベース部材150から脱落することはない。又、
交差部材移動用部材110を装着可能位置115から通
常位置114まで移動させるのに十分な上記復元力を第
1挟持部材171及び第2挟持部材172が有するとき
には、スプリング116を設けない構成にすることもで
きる。尚、図18では、交差部材移動用部材110の右
半分及び交差部材130の第1交差部材130−1のみ
を示し、その他の部分については図示を省略している。
このようにベース部材150に取り付けられた交差部材
移動用部材110は、当該半導体部品検査用ソケット1
01に装着された半導体部品201の厚み方向119の
内、上記挟持用方向119−1への移動により、上記第
1交差部材130−1及び上記第2交差部材130−2
を互いに近接する方向へ移動させ、よって上記第1挟持
部材171及び第2挟持部材172をそれぞれの弾性力
に逆らって上記挟持準備位置177に配置させる。該交
差部材130の移動と挟持部材170の移動との関係に
ついて以下により詳しく説明する。
【0041】上記側壁111には、開口113に面し
て、本実施形態では、上記移動用係合部1313に接触
する平坦部1111及び移動用傾斜部1112が形成さ
れている。移動用傾斜部1112は、「交差部材駆動部
分」の機能を果たす一例に相当し、上記待機方向119
−2へ向かって登り傾斜にて形成されている。したがっ
て、交差部材130は、ベース部材150の表面150
b上に載置されており上記厚み方向119には移動でき
ないので、図18に示すように、上記挟持用方向119
−1に向かって交差部材移動用部材110が上記通常位
置114から上記装着可能位置115へ移動すること
で、上記側壁111と、第1交差部材130−1の移動
用係合部1313−1及び第2交差部材130−2の移
動用係合部1313−2との接触位置は、上記平坦部1
111から上記移動用傾斜部1112へ移動していく。
その結果、図11、図12及び図18に示すように、移
動用傾斜部1112によって、第1交差部材130−1
は矢印135−1方向へ、及び第2交差部材130−2
は矢印135−2方向へ、それぞれ待機位置136から
移動終了位置137へ移動する。よって、上記通常位置
114とは、上記第1交差部材130−1及び第2交差
部材130−2を待機位置136に配置する位置、換言
すると、上記第1挟持部材171及び第2挟持部材17
2を上記近接位置176に配置する位置である。又、上
記装着可能位置115とは、上記第1交差部材130−
1及び第2交差部材130−2を上記移動終了位置13
7に配置する位置、換言すると、上記第1挟持部材17
1及び第2挟持部材172を上記挟持準備位置177に
配置する位置である。
【0042】又、既に説明したように、第1交差部材1
30−1及び第2交差部材130−2の上記移動に伴
い、図31に示すように、第1交差部材130−1の上
記第1挟持部材用支持部材132と、第2交差部材13
0−2の上記第2挟持部材用支持部材134とが互いに
逆向きに滑動することから、第1挟持部材用支持部材1
32に係合している挟持部材170の上記第1挟持部材
171、及び第2挟持部材用支持部材134に係合して
いる上記第2挟持部材172が近接位置176から挟持
準備位置177へ移動する。このように、移動用傾斜部
1112の傾きは、第1交差部材130−1及び第2交
差部材130−2の移動量、換言すれば上記第1挟持部
材171及び第2挟持部材172の開度に関係する。
【0043】又、上記挟持用方向119−1に向かって
交差部材移動用部材110が上記通常位置114から上
記装着可能位置115へ移動するとき、上記回動部11
7は、上述のようにベース部材150の保持部材取付部
155に回動可能に取り付けられている保持部材140
のつば部1421に接触し、スプリング1551の弾性
力に逆らって、ピン143を中心として保持部材140
を上記係止位置144から係止解除位置145へ回動さ
せる。
【0044】上述したように、交差部材移動用部材11
0に移動用傾斜部1112を設け、一方、交差部材13
0には移動用係合部1313−1、1313−2を設
け、移動用傾斜部1112と移動用係合部1313−
1、1313−2との接触により、交差部材130を矢
印135方向へ移動させるように構成したことから、従
来の金属製のアーム19,20を有するブラケット1
5,16を排除することができ、半導体部品検査用ソケ
ットの小型、軽量化を図ることができた。具体的には、
半導体部品検査用ソケット101は、例えば15×30
mmの大きさ、約5〜10gの重さであり、同一の検査
対象半導体部品に対して、従来の検査用ソケットに比べ
て約1/3〜1/2の面積にてなり、かつ約1/2の重
量にてなる。
【0045】以上説明したように構成される本実施形態
の半導体部品検査用ソケット101の使用方法、及び半
導体部品検査用ソケット101を用いた半導体部品20
1の検査方法について以下に説明する。尚、半導体部品
検査用ソケット101は、図23〜図29を参照して説
明したように組み立てられているものとする。図34に
示すように、検査用基板251上には、少なくとも一つ
の、実際には多数の半導体部品検査用ソケット101が
例えば格子状に設置される。尚、検査用基板251に
は、上記ベース部材150に形成されている上記位置決
め用ポスト153が圧入可能な挿入穴が設けられてお
り、所定位置の上記挿入穴に位置決め用ポスト153を
圧入することで半導体部品検査用ソケット101の設置
が行われる。検査用基板251へ半導体部品検査用ソケ
ット101が取り付けられることで、ベース部材150
に植設されている挟持部材170の検査用基板接続部1
74と検査用基板251に形成されている電極とが電気
的に接続される。
【0046】その後、スプリング116の弾性力によっ
て通常位置114に位置する交差部材移動用部材110
を、作業者又は機械により、挟持部材170の弾性力及
び上記スプリング116の弾性力に逆らって上記挟持用
方向119−1へ押し下げ、上記装着可能位置115に
配置させる。該動作により、上述したように、交差部材
130が上記待機位置136から上記移動終了位置13
7へ移動して挟持部材170の第1挟持部材171及び
第2挟持部材172が各弾性力に逆らって近接位置17
6から挟持準備位置177へ移動し、又、保持部材14
0がスプリング1551の弾性力に逆らって上記係止位
置144から係止解除位置145へ回動する。
【0047】この状態において、次に、作業者又は機械
により、交差部材移動用部材110の開口113、及び
ガイド部材120の開口124に半導体部品201が挿
入される。このとき、ガイド部材120のガイド部12
1に半導体部品201が案内されることで、図32に示
すように、突起電極202が上記挟持準備位置177に
ある第1挟持部材171及び第2挟持部材172のほぼ
中央位置に配置されて、半導体部品201は交差部材1
30上に配置される。
【0048】次に、作業者又は機械による交差部材移動
用部材110の押下動作を解除する。よって交差部材移
動用部材110は、スプリング116の復元力により、
上記装着可能位置115から上記通常位置114へ戻
り、第1交差部材130−1の移動用係合部1313−
1及び第2交差部材130−2の移動用係合部1313
−2と、交差部材移動用部材110の移動用傾斜部11
12との接触が解除される。したがって、第1挟持部材
171及び第2挟持部材172の復元力により、第1挟
持部材171が係合している第1挟持部材用支持部材1
32を有する第1交差部材130−1、及び第2挟持部
材172が係合している第2挟持部材用支持部材134
を有する第2交差部材130−2は、待機位置136へ
戻ろうとし、図33に示すように、第1挟持部材171
及び第2挟持部材172は、突起電極202を挟持す
る。該挟持動作により、半導体部品201と検査回路2
52とが電気的に接続された状態になる。又、交差部材
移動用部材110の回動部117と保持部材140のつ
ば部1421との接触も解除されることから、上記挟持
動作とともに、スプリング1551の復元力により保持
部材140が係止解除位置145から係止位置144へ
回動し、半導体部品201を交差部材130上に保持す
る。以上の動作にて、半導体部品検査用ソケット101
への半導体部品201の取り付け動作が終了し、取り付
けられた半導体部品201に対して検査回路252によ
って所定の検査が実行される。
【0049】上記検査終了後、再び、交差部材移動用部
材110を装着可能位置115まで挟持用方向119−
1へ移動させる。該移動により、上記回動部117が上
記つば部1421に接触して保持部材140が係止解除
位置145へ回動し保持部材140による半導体部品2
01の保持が解除され、かつ交差部材130が移動終了
位置137へ配置されることから、第1挟持部材171
及び第2挟持部材172は挟持準備位置177に配置さ
れ突起電極202の挟持を解除する。よって半導体部品
201は半導体部品検査用ソケット101から取り外し
可能となり、作業者又は機械により取り出される。
【0050】上述した実施形態では、第1挟持部材17
1及び第2挟持部材172を挟持準備位置177に配置
させるため、第1交差部材130−1及び第2交差部材
130−2を移動終了位置137に移動させる交差部材
駆動部分として、交差部材移動用部材110の側壁11
1に移動用傾斜部1112を設けたが、上記交差部材駆
動部分の構造としてはこれに限定されるものではない。
例えば図19に示すように、上記交差部材130に相当
する交差部材530の第1交差部材530−1及び第2
交差部材530−2に、上記移動用係合部1313−
1、1313−2に相当し傾斜面にてなる移動用係合部
5313−1、5313−2を形成し、一方、上記交差
部材移動用部材110に相当する交差部材移動用部材5
10の一端部5112を上記移動用係合部5313−
1、5313−2に接触するように構成する。該構成に
おいて、上記一端部5112が上記交差部材駆動部分に
相当する。このような変形例においても、交差部材移動
用部材510を上記挟持用方向119−1へ移動させる
ことで、上記一端部5112が移動用係合部5313−
1、5313−2に接触し、第1交差部材530−1を
矢印135−1方向へ第2交差部材530−2を矢印1
35−2方向へそれぞれ上記移動終了位置137へ移動
させることができ、第1挟持部材171及び第2挟持部
材172を挟持準備位置177に配置させることができ
る。
【0051】さらに図19に示す構成の変形例として図
20に示す構成を採ることもできる。図20の構成で
は、交差部材移動用部材5100には、移動用係合部5
313−1、5313−2に接触可能な突起部5112
1を形成している。該構成において、上記突起部511
21が上記交差部材駆動部分に相当する。よって、交差
部材移動用部材5100を上記挟持用方向119−1へ
移動することで、突起部51121が移動用係合部53
13−1、5313−2に接触し、第1交差部材530
−1を矢印135−1方向へ第2交差部材530−2を
矢印135−2方向へそれぞれ上記移動終了位置137
へ移動させることができ、第1挟持部材171及び第2
挟持部材172を挟持準備位置177に配置させること
ができる。
【0052】又、上述した実施形態では、交差部材移動
用部材110を押し下げる方向である上記挟持用方向1
19−1へ移動させることで、第1挟持部材171及び
第2挟持部材172を挟持準備位置177に配置させた
が、該構成に限定されるものではない。例えば図21に
示すように、交差部材移動用部材110の上記移動用傾
斜部1112の傾斜方向を逆にした移動用傾斜部611
2を形成した交差部材移動用部材610を用い、該交差
部材移動用部材610を引き上げる方向に移動させるこ
とで、第1交差部材130−1を矢印135−1方向へ
第2交差部材130−2を矢印135−2方向へそれぞ
れ上記移動終了位置137へ移動させ、第1挟持部材1
71及び第2挟持部材172を挟持準備位置177に配
置させるように構成することもできる。さらに、図21
に示す構成の変形例として、上記図19及び図20に示
す構成の技術的思想を適用した構造は当業者であれば容
易に想到できるであろう。
【0053】又、上述した実施形態では、交差部材移動
用部材110の上記厚み方向119への移動により第1
交差部材130−1及び第2交差部材130−2の両者
を矢印135方向に移動させているが、該構造に限定さ
れるものではない。即ち、交差部材130の移動に基づ
き第1挟持部材171及び第2挟持部材172を挟持準
備位置177に配置させればよいことから、図22に示
すように、第1交差部材130−1又は第2交差部材1
30−2のいずれか一方のみを、上記待機位置136と
上記移動終了位置137との間で移動させるように、交
差部材移動用部材710の側壁711のいずれか一方に
上記移動用傾斜部1112に相当する移動用傾斜部71
12を形成してもよい。尚、図22では、第1交差部材
130−1が移動用傾斜部7112によって待機位置1
36と移動終了位置137との間を移動する構成を示し
ている。又、図22に示す構成の変形例として、上記図
19〜図21に示す構成の技術的思想を適用した構造は
当業者であれば容易に想到できるであろう。上記図19
〜図22では、上記第1交差部材130−1及び第2交
差部材130−2、並びに上記交差部材移動用部材11
0に相当する各部材は、図示を簡略化している。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の第1態様の
半導体部品検査用ソケットによれば、第1交差部材、第
2交差部材、及び交差部材移動用部材を備え、交差部材
移動用部材が半導体部品の厚み方向へ移動したとき、上
記第1交差部材及び第2交差部材を待機位置から移動終
了位置へ移動させる交差部材駆動部分を上記交差部材移
動用部材の側壁に形成した。よって、上記第1交差部材
及び第2交差部材について、従来のような、金属製のア
ームを有するブラケット構造は排除することができる。
したがって半導体部品検査用ソケットの小型、軽量化を
図ることができるとともに、製造コストの低減を図るこ
ともできる。
【0055】又、ベース部材を貫通して取り付けた挟持
部材に対して脱落防止部材をベース部材に取り付け挟持
部材の脱落を防止するように構成したことから、上記挟
持部材を上記ベース部材に取り付けるための治具は必要
ない。よって、製造に係る作業効率の向上を図ることが
できるとともに製造コストの低減を図ることができる。
【0056】又、本発明の第2態様の半導体部品検査装
置によれば、上記第1態様の半導体部品検査用ソケッ
ト、即ち従来のソケットよりも面積的に小さい半導体部
品検査用ソケットを備えることから、従来に比べてより
多くの半導体部品検査用ソケットを検査用基板に設置す
ることができる。このことは、例えば何万、何十万とい
うように非常に多くの数が生産される半導体部品を検査
するに当たり、一度により多くの半導体部品が検査可能
となるので、非常に有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態における半導体部品検査用
ソケットの分解図である。
【図2】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
る挟持部材の斜視図である。
【図3】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
るベース部材への挟持部材の取り付け方法を示す図であ
る。
【図4】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
るベース部材に挟持部材を取り付けた状態におけるベー
ス部材の断面図である。
【図5】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
る脱落防止部材の斜視図である。
【図6】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
るベース部材の斜視図である。
【図7】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
る第1交差部材の斜視図である。
【図8】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
る第1交差部材及び第2交差部材の係合状態を説明する
ための斜視図である。
【図9】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備わ
る第1交差部材及び第2交差部材の係合を完了した交差
部材の斜視図である。
【図10】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる第1交差部材と挟持部材との係合状態を示す斜視図
である。
【図11】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材と交差部材移動用部材との動作関係を説明
するための図である。
【図12】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材と交差部材移動用部材との動作関係を説明
するための図である。
【図13】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる挟持部材と、半導体部品の突起電極との位置関係を
示す図である。
【図14】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材移動用部材と保持部材との動作関係を説明
するための図である。
【図15】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わるガイド部材の斜視図である。
【図16】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わるガイド部材の動作を説明するための図である。
【図17】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材移動用部材の斜視図である。
【図18】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材移動用部材と交差部材との動作関係を説明
するための図である。
【図19】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材移動用部材及び交差部材の変形例を示す図
である。
【図20】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材移動用部材及び交差部材の別の変形例を示
す図である。
【図21】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材移動用部材及び交差部材のさらに別の変形
例を示す図である。
【図22】 図1に示す半導体部品検査用ソケットに備
わる交差部材移動用部材及び交差部材の他の変形例を示
す図である。
【図23】 図1に示す半導体部品検査用ソケットの組
み立て手順を説明するための斜視図である。
【図24】 図1に示す半導体部品検査用ソケットの組
み立て手順を説明するための斜視図である。
【図25】 図1に示す半導体部品検査用ソケットの組
み立て手順を説明するための斜視図である。
【図26】 図1に示す半導体部品検査用ソケットの組
み立て手順を説明するための斜視図である。
【図27】 図1に示す半導体部品検査用ソケットの組
み立て手順を説明するための斜視図である。
【図28】 図1に示す半導体部品検査用ソケットの組
み立て手順を説明するための斜視図である。
【図29】 図1に示す半導体部品検査用ソケットの組
み立て手順を説明するための斜視図である。
【図30】 図1に示す半導体部品検査用ソケットにお
いて、挟持部材が近接位置に配置されている状態を示す
斜視図である。
【図31】 図1に示す半導体部品検査用ソケットにお
いて、挟持部材が挟持準備位置に配置されている状態を
示す斜視図である。
【図32】 図1に示す半導体部品検査用ソケットにお
いて、挟持準備位置に配置されている挟持部材に対して
半導体部品の突起電極をはめ込んだ状態を示す斜視図で
ある。
【図33】 図1に示す半導体部品検査用ソケットにお
いて、突起電極を許っ時部材が挟持した状態を示す斜視
図である。
【図34】 図1に示す半導体部品検査用ソケットを用
いた半導体部品検査装置の斜視図である。
【図35】 従来の半導体部品検査用ソケットの斜視図
である。
【図36】 図35に示す半導体部品検査用ソケットに
備わるブラケット部分の斜視図である。
【符号の説明】
101…半導体部品検査用ソケット、110…交差部材
移動用部材、111…側壁、114…通常位置、115
…装着可能位置、119−1…挟持用方向、119−2
…待機方向、120…ガイド部材、130…交差部材、
130−1…第1交差部材、130−2…第2交差部
材、132…第1挟持部材用支持部材、134…第2挟
持部材用支持部材、136…待機位置、137…移動終
了位置、140…保持部材、144…係止位置、145
…係止解除位置、150…ベース部材、151…貫通
穴、160…脱落防止部材、170…挟持部材、171
…第1挟持部材、172…第2挟持部材、176…近接
位置、177…挟持準備位置、201…半導体部品、2
02…突起電極、251…検査用基板、252…検査回
路、1112…移動用傾斜部、5112…一端部、61
12、7112…移動用傾斜部、51121…突起部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AG01 AH04 AH05 5E024 CA15 CA19 CB03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 格子状に複数の突起電極(202)を有
    する半導体部品(201)が着脱自在であり、かつ装着
    された上記半導体部品と検査回路(252)とを電気的
    に接続し、かつ上記複数の突起電極のそれぞれに対応し
    て配置され装着された上記半導体部品の上記突起電極の
    それぞれを第1挟持部材(171)及び第2挟持部材
    (172)にて挟持して上記半導体部品と上記検査回路
    とを電気的に導通させる複数の挟持部材(170)と、
    上記挟持部材におけるそれぞれの上記第1挟持部材及び
    上記第2挟持部材について上記突起電極を挟持可能な挟
    持準備位置(177)に移動させる移動部材(110、
    130)とを備えた半導体部品検査用ソケットであっ
    て、 上記移動部材は、第1交差部材(130−1)と、第2
    交差部材(130−2)と、交差部材移動用部材(11
    0)とを備え、 上記第1交差部材は、くし歯状に配列された複数の第1
    挟持部材用支持部材(132)を有し、該第1挟持部材
    用支持部材のそれぞれは上記挟持部材の上記第1挟持部
    材に係合し、 上記第2交差部材は、くし歯状に配列されかつ上記第1
    挟持部材用支持部材に隣接して配置される複数の第2挟
    持部材用支持部材(134)を有し、該第2挟持部材用
    支持部材のそれぞれは上記挟持部材の上記第2挟持部材
    に係合し、 上記交差部材移動用部材は、上記第1挟持部材用支持部
    材及び上記第2挟持部材用支持部材がそれぞれの延在方
    向に沿って滑動可能に交互に係合された状態の上記第1
    交差部材及び第2交差部材を取り囲み、かつ当該半導体
    部品検査用ソケットに装着される上記半導体部品の厚み
    方向に延在する側壁(111)を有する枠体形状にてな
    り、上記厚み方向のうち挟持用方向(119−1)に移
    動されたとき、上記第1交差部材及び上記第2交差部材
    の少なくとも一方に接触しかつ接触した上記第1交差部
    材及び上記第2交差部材の少なくとも一方を上記延在方
    向に沿って待機位置(136)から移動終了位置(13
    7)へ移動させて上記第1挟持部材及び上記第2挟持部
    材を上記挟持準備位置に配置させる交差部材駆動部分
    (1112、5112、51121、6112、711
    2)を上記側壁に有する、ことを特徴とする半導体部品
    検査用ソケット。
  2. 【請求項2】 上記挟持部材の上記第1挟持部材及び上
    記第2挟持部材は、互いに近接し上記突起電極を挟持不
    可能な近接位置(176)に配置される弾性力を有し、
    上記厚み方向の内上記挟持用方向とは逆向きの待機方向
    (119−2)へ上記交差部材移動用部材を移動させた
    とき、上記第1挟持部材及び上記第2挟持部材は、上記
    弾性力により上記近接位置の方へ移動して上記移動終了
    位置へ移動した上記第1交差部材及び上記第2交差部材
    の少なくとも一方を上記待機位置の方へ移動させる、請
    求項1記載の半導体部品検査用ソケット。
  3. 【請求項3】 上記半導体部品の上記突起電極が上記挟
    持部材に対応して位置するように上記半導体部品の位置
    決めを行う部材であって、上記第1挟持部材用支持部材
    及び上記第2挟持部材用支持部材が交互に係合した状態
    の上記第1交差部材及び上記第2交差部材上で、かつ上
    記交差部材移動用部材の内側に配置されるガイド部材
    (120)をさらに備えた、請求項1又は2記載の半導
    体部品検査用ソケット。
  4. 【請求項4】 それぞれの上記挟持部材における第1挟
    持部材及び第2挟持部材が通過可能な貫通穴(151)
    を有し、かつ上記第1挟持部材用支持部材及び上記第2
    挟持部材用支持部材が交互に係合した状態の上記第1交
    差部材及び上記第2交差部材を支持するとともに上記交
    差部材移動用部材を支持するベース部材(150)と、 上記ベース部材に取り付けられて、上記ベース部材を貫
    通した上記挟持部材が上記ベース部材から脱落するのを
    防止する脱落防止部材(160)と、をさらに備えた、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体部品検査用
    ソケット。
  5. 【請求項5】 上記ベース部材に取り付けられ、かつ上
    記交差部材移動用部材が上記挟持用方向に移動され装着
    可能位置(115)に到達したとき係止解除位置(14
    5)に位置して当該半導体部品検査用ソケットへの上記
    半導体部品の装着を可能とし、一方、当該半導体部品検
    査用ソケットへ上記半導体部品を装着した後、上記交差
    部材移動用部材が上記待機方向に移動され通常位置(1
    14)に配置されたとき係止位置(144)に位置し上
    記第1挟持部材用支持部材及び上記第2挟持部材用支持
    部材が交互に係合した状態の上記第1交差部材及び上記
    第2交差部材へ上記半導体部品を保持する保持部材(1
    40)をさらに備えた、請求項1ないし4のいずれかに
    記載の半導体部品検査用ソケット。
  6. 【請求項6】 上記交差部材移動用部材の上記側壁に有
    する上記交差部材駆動部分は、上記交差部材移動用部材
    が移動する上記待機方向に向かって登り傾斜となる傾斜
    面(1112)である、請求項1ないし5のいずれかに
    記載の半導体部品検査用ソケット。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の半
    導体部品検査用ソケット(101)と、 上記半導体部品検査用ソケットを保持し上記挟持部材と
    電気的に接続される検査用基板(251)と、 上記検査用基板と電気的に接続され上記半導体部品検査
    用ソケットに装着された半導体部品の検査を行う検査回
    路(252)と、を備えたことを特徴とする半導体部品
    検査装置。
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