JP2001227757A - 床暖房パネル - Google Patents
床暖房パネルInfo
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- JP2001227757A JP2001227757A JP2000038719A JP2000038719A JP2001227757A JP 2001227757 A JP2001227757 A JP 2001227757A JP 2000038719 A JP2000038719 A JP 2000038719A JP 2000038719 A JP2000038719 A JP 2000038719A JP 2001227757 A JP2001227757 A JP 2001227757A
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- Japan
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- heat
- heating panel
- floor heating
- foamed resin
- floor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】床暖房パネルのエネルギー効率及び遮音性を向
上する。 【解決手段】床下面に設置したパイプ内に熱媒体を循環
させる床暖房パネルにおいて、下面に発泡樹脂、上面に
炭素材料を含む発泡樹脂、炭素材料及び無機材料を含む
発泡樹脂、フェルト及び遮音シートからなる群から選ば
れる少なくとも1種の層を積層して配置したことを特徴
とする、床暖房パネル。
上する。 【解決手段】床下面に設置したパイプ内に熱媒体を循環
させる床暖房パネルにおいて、下面に発泡樹脂、上面に
炭素材料を含む発泡樹脂、炭素材料及び無機材料を含む
発泡樹脂、フェルト及び遮音シートからなる群から選ば
れる少なくとも1種の層を積層して配置したことを特徴
とする、床暖房パネル。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、戸建て住宅、集合
住宅、ホテル、オフィス、店舗等屋内に使用される床暖
房パネルに関する。
住宅、ホテル、オフィス、店舗等屋内に使用される床暖
房パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】温水配管、熱媒体配管による床暖房は、
電気ヒーターによる床暖房と同様に、床面より室内を暖
房するものである。発熱体から移動する熱量は、床から
上面(室内)に移動する熱量と、床から下面(室外)に
移動する熱量があり、後者はロスとなる。上面に移動す
る熱量と下面に移動する熱量は、上面、下面の熱伝導率
によって決まる。したがって、床暖房下面にポリスチレ
ンフォーム、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォ
ーム等の断熱材を設置しロスを低下するよう設計してい
るが(特開昭59-86835号公報、特開昭57-41530号公報、
特開昭55-137434号公報、特開昭60-235926号公報、特開
平01-139935号公報、特開平01-57026号公報、特開平03-
152313号公報)、上面の空気の熱伝導率が低いため、ロ
スとなる熱量が大きい。また、遮音性の面でも、遮音等
級LL45以上の性能、好ましくはLL40を満たす、遮音性能
の高い床暖房パネルが求められている。
電気ヒーターによる床暖房と同様に、床面より室内を暖
房するものである。発熱体から移動する熱量は、床から
上面(室内)に移動する熱量と、床から下面(室外)に
移動する熱量があり、後者はロスとなる。上面に移動す
る熱量と下面に移動する熱量は、上面、下面の熱伝導率
によって決まる。したがって、床暖房下面にポリスチレ
ンフォーム、ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォ
ーム等の断熱材を設置しロスを低下するよう設計してい
るが(特開昭59-86835号公報、特開昭57-41530号公報、
特開昭55-137434号公報、特開昭60-235926号公報、特開
平01-139935号公報、特開平01-57026号公報、特開平03-
152313号公報)、上面の空気の熱伝導率が低いため、ロ
スとなる熱量が大きい。また、遮音性の面でも、遮音等
級LL45以上の性能、好ましくはLL40を満たす、遮音性能
の高い床暖房パネルが求められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】床暖房の構造にもよる
が、床から下面に移動する熱量、すなわち、暖房ロスは
発熱量の50%を越えるものがあり、エネルギー効率から
見れば十分ではない。本発明は、床から下面に移動する
熱量を低下させ、同時に、床から上面に移動する熱量を
増加させて、暖房のエネルギー効率を増加させるととも
に、エネルギー効率、遮音性能の両方の面から優れた床
暖房パネルを提供することを目的とする。
が、床から下面に移動する熱量、すなわち、暖房ロスは
発熱量の50%を越えるものがあり、エネルギー効率から
見れば十分ではない。本発明は、床から下面に移動する
熱量を低下させ、同時に、床から上面に移動する熱量を
増加させて、暖房のエネルギー効率を増加させるととも
に、エネルギー効率、遮音性能の両方の面から優れた床
暖房パネルを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下の床暖房
パネルに関する。 項1. 床下面に設置したパイプ内に熱媒体を循環させ
る床暖房パネルにおいて、下面に発泡樹脂、上面に炭素
材料を含む発泡樹脂、あるいは炭素材料及び無機材料を
含む発泡樹脂を含むことを特徴とする、床暖房パネル。 項2. 上面あるいは下面に、フェルト及び遮音シート
からなる群から選ばれる少なくとも1種の層を積層する
ことを特徴とする、項1に記載の床暖房パネル。 項3. 下面の発泡樹脂が超微粒子粉体を含む発泡樹脂
である項1または2に記載の床暖房パネル。 項4. 炭素材料が炭素粉末、炭素繊維または黒鉛であ
る項1〜3のいずれかに記載の床暖房パネル。 項5. 超微粒子粉体がSiO2、Al2O3、TiO2及びFe2O3か
らなる群から選ばれる少なくとも1種である項3に記載
の床暖房パネル。 項6. 下面の超微粒子粉体を含む発泡樹脂(断熱材)
と、上面の炭素材料を含む発泡樹脂(伝熱材)を同時発
泡により一体形成してなる項3に記載の床暖房パネル。 項7. 下面の超微粒子粉体を含む発泡樹脂(断熱材)
と、上面の炭素材料及び無機材料を含む発泡樹脂(伝熱
・遮音材)を同時発泡により一体形成してなる項3に記
載の床暖房パネル。
パネルに関する。 項1. 床下面に設置したパイプ内に熱媒体を循環させ
る床暖房パネルにおいて、下面に発泡樹脂、上面に炭素
材料を含む発泡樹脂、あるいは炭素材料及び無機材料を
含む発泡樹脂を含むことを特徴とする、床暖房パネル。 項2. 上面あるいは下面に、フェルト及び遮音シート
からなる群から選ばれる少なくとも1種の層を積層する
ことを特徴とする、項1に記載の床暖房パネル。 項3. 下面の発泡樹脂が超微粒子粉体を含む発泡樹脂
である項1または2に記載の床暖房パネル。 項4. 炭素材料が炭素粉末、炭素繊維または黒鉛であ
る項1〜3のいずれかに記載の床暖房パネル。 項5. 超微粒子粉体がSiO2、Al2O3、TiO2及びFe2O3か
らなる群から選ばれる少なくとも1種である項3に記載
の床暖房パネル。 項6. 下面の超微粒子粉体を含む発泡樹脂(断熱材)
と、上面の炭素材料を含む発泡樹脂(伝熱材)を同時発
泡により一体形成してなる項3に記載の床暖房パネル。 項7. 下面の超微粒子粉体を含む発泡樹脂(断熱材)
と、上面の炭素材料及び無機材料を含む発泡樹脂(伝熱
・遮音材)を同時発泡により一体形成してなる項3に記
載の床暖房パネル。
【0005】
【発明の実施の形態】床暖房パネルにおいて、床から上
面に移動する熱量が十分でない理由は、床暖房全体の構
造にもよるが、主に空気の熱伝導率(0.0256W/mK)が低
いことによる。従来広く使われている断熱材であるポリ
スチレンフォームは熱伝導率が空気より高い(0.038W/m
K)。このため発熱体からの熱は、熱伝導率の高い方に
移動する方が大きくなる。
面に移動する熱量が十分でない理由は、床暖房全体の構
造にもよるが、主に空気の熱伝導率(0.0256W/mK)が低
いことによる。従来広く使われている断熱材であるポリ
スチレンフォームは熱伝導率が空気より高い(0.038W/m
K)。このため発熱体からの熱は、熱伝導率の高い方に
移動する方が大きくなる。
【0006】本発明の好ましい実施態様では、ポリスチ
レンフォームに代えて、空気より熱伝導率の低い超微粒
子粉体を含む発泡樹脂を断熱層(下層)として用いるこ
とにより、熱の移動方向を上面へと制御し、更に、固体
中の熱伝導率が大きい炭素材料を含む発泡樹脂を伝熱層
(上層)として用いることによって床から上面に移動す
る熱量を増加させ、更に、その炭素材料を含む発泡樹脂
に比重の大きい無機材料、すなわちBaSO4、Fe2O3などを
加え、遮音性能にも優れた床暖房パネルを提供する。
レンフォームに代えて、空気より熱伝導率の低い超微粒
子粉体を含む発泡樹脂を断熱層(下層)として用いるこ
とにより、熱の移動方向を上面へと制御し、更に、固体
中の熱伝導率が大きい炭素材料を含む発泡樹脂を伝熱層
(上層)として用いることによって床から上面に移動す
る熱量を増加させ、更に、その炭素材料を含む発泡樹脂
に比重の大きい無機材料、すなわちBaSO4、Fe2O3などを
加え、遮音性能にも優れた床暖房パネルを提供する。
【0007】断熱層(下面)については、これまで発泡
質断熱材として用いられてきた各種樹脂、例えばウレタ
ンフォーム、ポリスチレンフォーム、高発泡ポリエチレ
ン、フェノールフォーム、EVA(Ethylene Vinylacetate)
などに熱伝導率の低い超微粒子粉体が分散した、断熱性
能に優れる発泡質断熱材を使用する。この粉末は1次粒
子の最大粒径が30nm以下の超微粒子粉末で、通常は1次
粒子が凝集した2次粒子(凝集粉体)を形成している。
無機超微粒子粉体としては特に限定されないが各種無機
粉体、特にSiO2、Al2O3、TiO2、Fe2O3を使用することが
できる。好ましい断熱層(下層)は、樹脂材料に超微粒
子粉体を0.1〜30重量%、望ましくは1〜20重量%添加し、
発泡剤、架橋剤などとともに十分に混合させて発泡させ
て製造された成形体である。
質断熱材として用いられてきた各種樹脂、例えばウレタ
ンフォーム、ポリスチレンフォーム、高発泡ポリエチレ
ン、フェノールフォーム、EVA(Ethylene Vinylacetate)
などに熱伝導率の低い超微粒子粉体が分散した、断熱性
能に優れる発泡質断熱材を使用する。この粉末は1次粒
子の最大粒径が30nm以下の超微粒子粉末で、通常は1次
粒子が凝集した2次粒子(凝集粉体)を形成している。
無機超微粒子粉体としては特に限定されないが各種無機
粉体、特にSiO2、Al2O3、TiO2、Fe2O3を使用することが
できる。好ましい断熱層(下層)は、樹脂材料に超微粒
子粉体を0.1〜30重量%、望ましくは1〜20重量%添加し、
発泡剤、架橋剤などとともに十分に混合させて発泡させ
て製造された成形体である。
【0008】発泡剤としては、特に限定されないが、AD
CA(Azodicarbonamide), AIBN(Azobisisobutyronitril
e), DPT(N,N'-Dinitrosopentamethylenetetramine), TS
H(p-Toluenesulfonylhydrazide), OBSH(p,p'-Oxybis(be
nzenesulfonylhydrazide)などが挙げられ、架橋剤とし
ては、特に限定されないがDCP(Dicumyl peroxide)など
が挙げられる。
CA(Azodicarbonamide), AIBN(Azobisisobutyronitril
e), DPT(N,N'-Dinitrosopentamethylenetetramine), TS
H(p-Toluenesulfonylhydrazide), OBSH(p,p'-Oxybis(be
nzenesulfonylhydrazide)などが挙げられ、架橋剤とし
ては、特に限定されないがDCP(Dicumyl peroxide)など
が挙げられる。
【0009】発泡剤の添加量は、樹脂材料に対し通常1
〜50重量%程度、好ましくは10〜20重量%程度、
架橋剤の添加量は、樹脂材料に対し通常0.01〜10
重量%程度、好ましくは0.1〜2重量%程度である。
〜50重量%程度、好ましくは10〜20重量%程度、
架橋剤の添加量は、樹脂材料に対し通常0.01〜10
重量%程度、好ましくは0.1〜2重量%程度である。
【0010】伝熱層(上面)については、同様に、各種
有機質発泡樹脂(ウレタンフォーム、ポリスチレンフォ
ーム、高発泡ポリエチレン、フェノールフォーム、EVA
など)に炭素粉末、炭素繊維、黒鉛などの熱伝導率の高
い炭素材料を分散した伝熱・遮音性能の優れる発泡質材
料を使用する。分散させる材料としては、特に限定され
ないが、炭素繊維として各種炭素繊維、カーボンナノチ
ューブ、極細炭素繊維などを含み、炭素粉末として炭素
微粉末、メソカーボンマイクロビーズ、カーボンブラッ
ク、カーボンナノパーティクル、オニオンライクカーボ
ンなどを含み、黒鉛としては人造黒鉛、天然黒鉛などを
含む。炭素材料は熱伝導率が大きいので、これを利用す
ることにより熱伝導率の大きい伝熱層を提供することが
できる。
有機質発泡樹脂(ウレタンフォーム、ポリスチレンフォ
ーム、高発泡ポリエチレン、フェノールフォーム、EVA
など)に炭素粉末、炭素繊維、黒鉛などの熱伝導率の高
い炭素材料を分散した伝熱・遮音性能の優れる発泡質材
料を使用する。分散させる材料としては、特に限定され
ないが、炭素繊維として各種炭素繊維、カーボンナノチ
ューブ、極細炭素繊維などを含み、炭素粉末として炭素
微粉末、メソカーボンマイクロビーズ、カーボンブラッ
ク、カーボンナノパーティクル、オニオンライクカーボ
ンなどを含み、黒鉛としては人造黒鉛、天然黒鉛などを
含む。炭素材料は熱伝導率が大きいので、これを利用す
ることにより熱伝導率の大きい伝熱層を提供することが
できる。
【0011】伝熱層は、樹脂材料に炭素材料を1〜60
重量%、望ましくは5〜30重量%添加し、発泡剤、架橋
剤などとともに十分に混合させて発泡させて製造された
成形体である。発泡剤、架橋剤は、上記の断熱発泡樹脂
の場合と同様である。
重量%、望ましくは5〜30重量%添加し、発泡剤、架橋
剤などとともに十分に混合させて発泡させて製造された
成形体である。発泡剤、架橋剤は、上記の断熱発泡樹脂
の場合と同様である。
【0012】伝熱・遮音層(上面)については、同様に
各種有機質発泡樹脂に炭素粉末、炭素繊維、黒鉛などの
熱伝導率の高い炭素材料を分散し、更にBaSO4(比重3.
5)、Fe2O3(比重5.14)などの比重の大きい無機材料を
加えた伝熱・遮音性能の優れる発泡質材料を使用する。
各種有機質発泡樹脂に炭素粉末、炭素繊維、黒鉛などの
熱伝導率の高い炭素材料を分散し、更にBaSO4(比重3.
5)、Fe2O3(比重5.14)などの比重の大きい無機材料を
加えた伝熱・遮音性能の優れる発泡質材料を使用する。
【0013】伝熱・遮音層は、樹脂材料に炭素材料を1
〜60重量%、望ましくは5〜30重量%、比重の大きい
無機材料を1〜60重量%、望ましくは10〜50重量
%、添加し、発泡剤、架橋剤などとともに十分に混合さ
せて発泡させて製造された成形体である。発泡剤、架橋
剤は、上記の断熱発泡樹脂の場合と同様である。
〜60重量%、望ましくは5〜30重量%、比重の大きい
無機材料を1〜60重量%、望ましくは10〜50重量
%、添加し、発泡剤、架橋剤などとともに十分に混合さ
せて発泡させて製造された成形体である。発泡剤、架橋
剤は、上記の断熱発泡樹脂の場合と同様である。
【0014】本発明の1つの実施態様では、熱媒体を循
環させるパイプは、伝熱・遮音発泡樹脂層と断熱発泡樹
脂層の両方に接するように配置される。熱媒体として
は、加熱した水またはオイルが例示される。
環させるパイプは、伝熱・遮音発泡樹脂層と断熱発泡樹
脂層の両方に接するように配置される。熱媒体として
は、加熱した水またはオイルが例示される。
【0015】また、各種遮音材とは、特に限定されない
が、一般的にフェルト、遮音シート(ゴムシート、ビニ
ールシート、布、紙)などが挙げられる。
が、一般的にフェルト、遮音シート(ゴムシート、ビニ
ールシート、布、紙)などが挙げられる。
【0016】本発明では、上記の断熱層と、伝熱層また
は伝熱・遮音層と、遮音材を組み合わせて使用すること
ができる。熱媒体循環パイプと炭素材料を有する伝熱材
を接触させることで、上方放熱を向上させることがで
き、下層に超微粒子粉体を有する断熱材を配置すること
で、床下への放熱を制御し上方放熱を向上させることが
できる。伝熱層または伝熱・遮音層の厚さは熱媒体循環
パイプの外径を考慮して、熱媒体循環パイプの外径以下
の厚みが望ましく、遮音材、断熱材の厚さは特に限定は
なく暖房用パネルの用途(設置場所等)を考慮して調節
することができる。
は伝熱・遮音層と、遮音材を組み合わせて使用すること
ができる。熱媒体循環パイプと炭素材料を有する伝熱材
を接触させることで、上方放熱を向上させることがで
き、下層に超微粒子粉体を有する断熱材を配置すること
で、床下への放熱を制御し上方放熱を向上させることが
できる。伝熱層または伝熱・遮音層の厚さは熱媒体循環
パイプの外径を考慮して、熱媒体循環パイプの外径以下
の厚みが望ましく、遮音材、断熱材の厚さは特に限定は
なく暖房用パネルの用途(設置場所等)を考慮して調節
することができる。
【0017】伝熱・遮音層の上には、通常表面化粧材が
配置され、伝熱・遮音発泡樹脂層と表面化粧材の間に
は、均熱板を配置しても良い。均熱板としては、アルミ
シート、銅板、ステンレス鋼板などが用いられるが、特
に限定されない。表面化粧材としては、木質化粧板など
が用いられるが、特に限定されない。
配置され、伝熱・遮音発泡樹脂層と表面化粧材の間に
は、均熱板を配置しても良い。均熱板としては、アルミ
シート、銅板、ステンレス鋼板などが用いられるが、特
に限定されない。表面化粧材としては、木質化粧板など
が用いられるが、特に限定されない。
【0018】伝熱・遮音層と断熱発泡樹脂層の同時一体
化は、伝熱・遮音材のシートと断熱材のシートを積層
し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発泡させ
る。
化は、伝熱・遮音材のシートと断熱材のシートを積層
し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発泡させ
る。
【0019】
【発明の効果】下面に移動する熱量(エネルギーロス)
を低下させ、上面に移動する熱量(暖房に有効に使われ
るエネルギー)を増加させ、床暖房のエネルギー効率を
増大する。これにより、有効に使われるエネルギー効率
(床から上面に移動する熱量/トータルの放熱熱量)
を、従来技術の46%から56%以上まで改善する。また、伝
熱・遮音層と遮音材の積層などにより遮音等級LL45以上
を満たすことができる。
を低下させ、上面に移動する熱量(暖房に有効に使われ
るエネルギー)を増加させ、床暖房のエネルギー効率を
増大する。これにより、有効に使われるエネルギー効率
(床から上面に移動する熱量/トータルの放熱熱量)
を、従来技術の46%から56%以上まで改善する。また、伝
熱・遮音層と遮音材の積層などにより遮音等級LL45以上
を満たすことができる。
【0020】
【実施例】(暖房パネルの構造)本実施例の床暖房パネ
ル1を使用した床の断面図を図1に示す。
ル1を使用した床の断面図を図1に示す。
【0021】本実施例の床暖房パネル1は、表面化粧材
2、均熱板(アルミシート)3、均熱板の裏に炭素材料
及び比重の大きい無機材料を有した伝熱・遮音層4、更
に伝熱・遮音層4の下に超微粒子粉体を有した断熱層5
により構成され、伝熱・遮音層4、断熱層5には温水配
管パイプ6を有する。
2、均熱板(アルミシート)3、均熱板の裏に炭素材料
及び比重の大きい無機材料を有した伝熱・遮音層4、更
に伝熱・遮音層4の下に超微粒子粉体を有した断熱層5
により構成され、伝熱・遮音層4、断熱層5には温水配
管パイプ6を有する。
【0022】本実施例の伝熱・遮音発泡樹脂層4は、伝
熱性能の他、遮音性能も有するため通常は表面化粧材の
下に敷く防音フェルトを省略できる。また、上方以外に
水平方向の伝熱性も良好なため、均熱板を省略すること
もできる。 実施例1及び2 (1)炭素材料、BaSO4を有する伝熱・遮音層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、BaS
O4(配合量30重量部)、更に炭素粉末(実施例1、人
造黒鉛KS−25(LONZA社製)、配合量20重量部)、又
は炭素繊維(実施例2、ドナカーボM(大阪ガスケミカ
ル製)、配合量30重量部)を添加して分散するように練
り込み、シート化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm
2)で発泡させ、成形体とした。 (2)超微粒子粉体を有する断熱層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、更
に1次粒子の最大粒子径が30nmで平均粒子径が7nmのSiO2
(65.0wt%)、TiO2(31.5wt%)、Al2O3(2.5wt%)及びF
e2O3(1.0wt%)からなる超微粒子粉体(マイクロサーム
株式会社製)を添加して分散するように練り込み、シー
ト化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発泡さ
せ、成形体とした。 (3)伝熱材と断熱材の組み立て 化粧材、均熱板の裏に温水配管を埋設した伝熱・遮音層
と、更に、その伝熱・遮音層側に断熱層を埋設する。 実施例3及び4 (1)炭素材料、BaSO4を有する伝熱・遮音層と超微粒
子粉体を有する断熱層の一体成形体の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、BaS
O4(配合量30重量部)、更に炭素粉末(実施例3、人
造黒鉛KS−25(LONZA社製)、配合量20重量部)、又
は炭素繊維(実施例4、ドナカーボM(大阪ガスケミカ
ル製)、配合量30重量部)を添加して分散するように練
り込み、シート化し、更に、有機発泡樹脂(EVA、配合
量100重量部)を100〜110℃に保持したロールで練り込
み、発泡剤と架橋剤、更に1次粒子の最大粒子径が30nm
で平均粒子径が7nmのSiO2(65.0wt%)、TiO2(31.5wt
%)、Al2O3(2.5wt%)及びFe 2O3(1.0wt%)からなる超
微粒子粉体(マイクロサーム株式会社製)を添加して分
散するように練り込み、シート化し、各々のシートを重
ね合わせて、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発
泡させ、成形体とした。 (2)伝熱層と断熱・遮音層の一体形成体の組み立て 化粧材、均熱板の裏に伝熱・遮音層と断熱層の一体成形
体を設置する。 実施例5 化粧剤の裏に20wt%の炭素粉末及び30wt%のBaSO4を含む
独立気泡発泡樹脂からなる伝熱層を設置し、その裏に連
続気泡発泡樹脂からなる断熱層、次いで独立気泡発泡樹
脂からなる断熱材を設置する。化粧剤の裏とパネル最底
面には遮音シートAを、各伝熱層及び断熱層の裏には遮
音シートBをそれぞれ設置する。得られた床暖房パネル
を図2に示す。 実施例6 化粧剤の裏にフェルトを、次いで20wt%の炭素粉末及び3
0wt%のBaSO4を含む独立気泡発泡樹脂からなる伝熱層を
設置し、その裏に連続気泡発泡樹脂からなる断熱層、次
いで独立気泡発泡樹脂からなる断熱材を設置する。フェ
ルトの裏とパネル最底面には遮音シートAを、各伝熱層
及び断熱層の裏には遮音シートBをそれぞれ設置する。
得られた床暖房パネルを図3に示す。 実施例7及び8 (1)炭素材料、Fe2O3を有する伝熱・遮音層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、Fe2
O3(配合量30重量部)、更に炭素粉末(実施例7、人
造黒鉛KS−25(LONZA社製)、配合量20重量部)、又
は炭素繊維(実施例8、ドナカーボM(大阪ガスケミカ
ル製)、配合量30重量部)を添加して分散するように練
り込み、シート化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm
2)で発泡させ、成形体とした。 (2)超微粒子粉体を有する断熱層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、更
に1次粒子の最大粒子径が30nmで平均粒子径が7nmのSiO2
(65.0wt%)、TiO2(31.5wt%)、Al2O3(2.5wt%)及びF
e2O3(1.0wt%)からなる超微粒子粉体(マイクロサーム
株式会社製)を添加して分散するように練り込み、シー
ト化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発泡さ
せ、成形体とした。 (3)伝熱材と断熱材の組み立て 化粧材、均熱板の裏に温水配管を埋設した伝熱・遮音層
と、更に、その伝熱・遮音層側に断熱層を埋設する。 比較例1 化粧材、フェルト、均熱板の裏に有機発泡樹脂(EVA)
をそのまま設置する。ただし、有機発泡樹脂の上層には
あらかじめ温水配管を埋設しておく。
熱性能の他、遮音性能も有するため通常は表面化粧材の
下に敷く防音フェルトを省略できる。また、上方以外に
水平方向の伝熱性も良好なため、均熱板を省略すること
もできる。 実施例1及び2 (1)炭素材料、BaSO4を有する伝熱・遮音層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、BaS
O4(配合量30重量部)、更に炭素粉末(実施例1、人
造黒鉛KS−25(LONZA社製)、配合量20重量部)、又
は炭素繊維(実施例2、ドナカーボM(大阪ガスケミカ
ル製)、配合量30重量部)を添加して分散するように練
り込み、シート化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm
2)で発泡させ、成形体とした。 (2)超微粒子粉体を有する断熱層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、更
に1次粒子の最大粒子径が30nmで平均粒子径が7nmのSiO2
(65.0wt%)、TiO2(31.5wt%)、Al2O3(2.5wt%)及びF
e2O3(1.0wt%)からなる超微粒子粉体(マイクロサーム
株式会社製)を添加して分散するように練り込み、シー
ト化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発泡さ
せ、成形体とした。 (3)伝熱材と断熱材の組み立て 化粧材、均熱板の裏に温水配管を埋設した伝熱・遮音層
と、更に、その伝熱・遮音層側に断熱層を埋設する。 実施例3及び4 (1)炭素材料、BaSO4を有する伝熱・遮音層と超微粒
子粉体を有する断熱層の一体成形体の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、BaS
O4(配合量30重量部)、更に炭素粉末(実施例3、人
造黒鉛KS−25(LONZA社製)、配合量20重量部)、又
は炭素繊維(実施例4、ドナカーボM(大阪ガスケミカ
ル製)、配合量30重量部)を添加して分散するように練
り込み、シート化し、更に、有機発泡樹脂(EVA、配合
量100重量部)を100〜110℃に保持したロールで練り込
み、発泡剤と架橋剤、更に1次粒子の最大粒子径が30nm
で平均粒子径が7nmのSiO2(65.0wt%)、TiO2(31.5wt
%)、Al2O3(2.5wt%)及びFe 2O3(1.0wt%)からなる超
微粒子粉体(マイクロサーム株式会社製)を添加して分
散するように練り込み、シート化し、各々のシートを重
ね合わせて、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発
泡させ、成形体とした。 (2)伝熱層と断熱・遮音層の一体形成体の組み立て 化粧材、均熱板の裏に伝熱・遮音層と断熱層の一体成形
体を設置する。 実施例5 化粧剤の裏に20wt%の炭素粉末及び30wt%のBaSO4を含む
独立気泡発泡樹脂からなる伝熱層を設置し、その裏に連
続気泡発泡樹脂からなる断熱層、次いで独立気泡発泡樹
脂からなる断熱材を設置する。化粧剤の裏とパネル最底
面には遮音シートAを、各伝熱層及び断熱層の裏には遮
音シートBをそれぞれ設置する。得られた床暖房パネル
を図2に示す。 実施例6 化粧剤の裏にフェルトを、次いで20wt%の炭素粉末及び3
0wt%のBaSO4を含む独立気泡発泡樹脂からなる伝熱層を
設置し、その裏に連続気泡発泡樹脂からなる断熱層、次
いで独立気泡発泡樹脂からなる断熱材を設置する。フェ
ルトの裏とパネル最底面には遮音シートAを、各伝熱層
及び断熱層の裏には遮音シートBをそれぞれ設置する。
得られた床暖房パネルを図3に示す。 実施例7及び8 (1)炭素材料、Fe2O3を有する伝熱・遮音層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、Fe2
O3(配合量30重量部)、更に炭素粉末(実施例7、人
造黒鉛KS−25(LONZA社製)、配合量20重量部)、又
は炭素繊維(実施例8、ドナカーボM(大阪ガスケミカ
ル製)、配合量30重量部)を添加して分散するように練
り込み、シート化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm
2)で発泡させ、成形体とした。 (2)超微粒子粉体を有する断熱層の作製 有機発泡樹脂(EVA、配合量100重量部)を100〜110℃に
保持したロールで練り込み、発泡剤(ADCA、配合量
10重量部)と架橋剤(DCP、配合量0.8重量部)、更
に1次粒子の最大粒子径が30nmで平均粒子径が7nmのSiO2
(65.0wt%)、TiO2(31.5wt%)、Al2O3(2.5wt%)及びF
e2O3(1.0wt%)からなる超微粒子粉体(マイクロサーム
株式会社製)を添加して分散するように練り込み、シー
ト化し、温度(160℃)と圧力(150kgf/cm2)で発泡さ
せ、成形体とした。 (3)伝熱材と断熱材の組み立て 化粧材、均熱板の裏に温水配管を埋設した伝熱・遮音層
と、更に、その伝熱・遮音層側に断熱層を埋設する。 比較例1 化粧材、フェルト、均熱板の裏に有機発泡樹脂(EVA)
をそのまま設置する。ただし、有機発泡樹脂の上層には
あらかじめ温水配管を埋設しておく。
【0023】比較例1の床暖房パネルを図4に示す。
【0024】以上に示した実施例、比較例の上方放熱
量、下方放熱量、遮音性能を測定した。上方放熱量、下
方放熱量はそれぞれ作製した床暖房パネルの表面化粧材
上面、断熱層下面、温水パイプ上面に熱電対を取り付
け、温水パイプに60℃の湯を流して、各熱電対による測
定温度が平衡に達してから、その温度を読みとった。カ
タログ値および実測により得られている床暖房パネル各
部材(表面化粧材、均熱板、伝熱層あるいは伝熱・遮音
層、断熱層)の熱伝導率と、本測定温度を用い、積層モ
デルを仮定して上方放熱量、下方放熱量を計算した。ま
た遮音性能は、試験体(1×1m)をRC床板上に施工
した後、軽衝撃源(タッピングマシーン)により床表面
を打撃し、階下の残響室で受音して測定する方法を用い
て行った。その比率及び性能を表1にまとめる。
量、下方放熱量、遮音性能を測定した。上方放熱量、下
方放熱量はそれぞれ作製した床暖房パネルの表面化粧材
上面、断熱層下面、温水パイプ上面に熱電対を取り付
け、温水パイプに60℃の湯を流して、各熱電対による測
定温度が平衡に達してから、その温度を読みとった。カ
タログ値および実測により得られている床暖房パネル各
部材(表面化粧材、均熱板、伝熱層あるいは伝熱・遮音
層、断熱層)の熱伝導率と、本測定温度を用い、積層モ
デルを仮定して上方放熱量、下方放熱量を計算した。ま
た遮音性能は、試験体(1×1m)をRC床板上に施工
した後、軽衝撃源(タッピングマシーン)により床表面
を打撃し、階下の残響室で受音して測定する方法を用い
て行った。その比率及び性能を表1にまとめる。
【0025】
【表1】
【0026】表に見られるように、本発明の伝熱・遮音
層および断熱層を応用した床暖房パネルは、比較例に比
べて、上方放熱量の比率で10%以上の改善が見られた。
また、遮音性能LL44以上の改善が見られた。また、上記
実施例の床暖房パネルは表面温度分布、耐荷重について
も比較例の床暖房パネルと比較して遜色ないことを確認
した。
層および断熱層を応用した床暖房パネルは、比較例に比
べて、上方放熱量の比率で10%以上の改善が見られた。
また、遮音性能LL44以上の改善が見られた。また、上記
実施例の床暖房パネルは表面温度分布、耐荷重について
も比較例の床暖房パネルと比較して遜色ないことを確認
した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の床暖房パネルを使用した床の断面図を
示す。
示す。
【図2】本発明の床暖房パネルを使用した床の断面図を
示す。
示す。
【図3】本発明の床暖房パネルを使用した床の断面図を
示す。
示す。
【図4】従来の床暖房パネルを使用した床の断面図を示
す。
す。
フロントページの続き (72)発明者 山本 佳子 京都府京都市上京区今出川通烏丸東入相国 寺門前町670−10サンベール相国寺C−3 Fターム(参考) 3L070 BD02 BD03 DD02
Claims (7)
- 【請求項1】床下面に設置したパイプ内に熱媒体を循環
させる床暖房パネルにおいて、下面に発泡樹脂、上面に
炭素材料を含む発泡樹脂、あるいは炭素材料及び無機材
料を含む発泡樹脂を含むことを特徴とする、床暖房パネ
ル。 - 【請求項2】上面あるいは下面に、フェルト及び遮音シ
ートからなる群から選ばれる少なくとも1種の層を積層
することを特徴とする、請求項1に記載の床暖房パネ
ル。 - 【請求項3】下面の発泡樹脂が超微粒子粉体を含む発泡
樹脂である請求項1または2に記載の床暖房パネル。 - 【請求項4】炭素材料が炭素粉末、炭素繊維または黒鉛
である請求項1〜3のいずれかに記載の床暖房パネル。 - 【請求項5】超微粒子粉体がSiO2、Al2O3、TiO2及びFe2
O3からなる群から選ばれる少なくとも1種である請求項
3に記載の床暖房パネル。 - 【請求項6】下面の超微粒子粉体を含む発泡樹脂(断熱
材)と、上面の炭素材料を含む発泡樹脂(伝熱材)を同
時発泡により一体形成してなる請求項3に記載の床暖房
パネル。 - 【請求項7】下面の超微粒子粉体を含む発泡樹脂(断熱
材)と、上面の炭素材料及び無機材料を含む発泡樹脂
(伝熱・遮音材)を同時発泡により一体形成してなる請
求項3に記載の床暖房パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000038719A JP2001227757A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 床暖房パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000038719A JP2001227757A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 床暖房パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001227757A true JP2001227757A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18562414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000038719A Pending JP2001227757A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 床暖房パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001227757A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040036051A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 이용일 | 난방관 배관용 단열보드 |
KR101009500B1 (ko) * | 2005-09-06 | 2011-01-18 | 그라프텍 인터내셔널 홀딩스 인코포레이티드 | 가요성 그래파이트 바닥설비용 열 확산기 |
JP2014534365A (ja) * | 2011-10-17 | 2014-12-18 | オンユウ カンパニー リミテッド | フロアパネルシステム |
-
2000
- 2000-02-16 JP JP2000038719A patent/JP2001227757A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040036051A (ko) * | 2002-10-23 | 2004-04-30 | 이용일 | 난방관 배관용 단열보드 |
KR101009500B1 (ko) * | 2005-09-06 | 2011-01-18 | 그라프텍 인터내셔널 홀딩스 인코포레이티드 | 가요성 그래파이트 바닥설비용 열 확산기 |
JP2014534365A (ja) * | 2011-10-17 | 2014-12-18 | オンユウ カンパニー リミテッド | フロアパネルシステム |
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