JP2001225911A - 物流システム - Google Patents

物流システム

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JP2001225911A
JP2001225911A JP2000033765A JP2000033765A JP2001225911A JP 2001225911 A JP2001225911 A JP 2001225911A JP 2000033765 A JP2000033765 A JP 2000033765A JP 2000033765 A JP2000033765 A JP 2000033765A JP 2001225911 A JP2001225911 A JP 2001225911A
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Akihito Tai
彰人 田井
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 自動倉庫4のチェーンや配送センター6、事
業者8,10,移動端末12,個人端末14,システム
サーバー16をインターネット2で接続して、物流シス
テムとする。各自動倉庫4は、物品の配送元と配送先、
及び物品の一時預かりの3機能を備える。物流システム
は、物流、物流のトラッキング、課金、セキュリティの
4機能で構成される。 【効果】 自宅までの配送に比べて配送距離を短縮し、
かつ拠点となる自動倉庫は、物品の配送元と配送先の2
機能の他に、物品の一時預かりを行うので、稼動効率が
高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明は、自動倉庫と情報システ
ムとを用いた物流システム関する。
【0002】
【従来技術】情報ネットワークを用いた物品の取引は種
々のものが提案されているが、物流に関する提案は少な
く、例えば宅配便での荷物の所在を情報ネットワークで
確認すること、などが提案されているに過ぎない。発明
者は、情報ネットワークと複数の自動倉庫とを組み合わ
せて、新しい物流システムを構築することを検討して、
この発明に到った。
【0003】
【発明の課題】この発明の課題は、便利でかつ物品の配
送距離が短い物流システムを提供することにある。請求
項2の発明での追加の課題は、受取人が物品の引き渡し
を容易に受けることができ、また実際の住所が分からな
い受取人にもネットワーク上のアドレスで物品を配送で
きるようにすることにある。請求項3の発明での追加の
課題は、自動倉庫の効率や自動倉庫間の物流の効率を高
めることにある。
【0004】
【発明の構成】この発明の物流システムでは、情報ネッ
トワークに接続した複数の自動倉庫と、ネットワークの
端末から物品の配送の申し込みを受け付け、少なくとも
物品を入庫する自動倉庫と受取人とに関するデータを決
定するための受付手段と、入庫する自動倉庫から物品を
引き渡す自動倉庫までの物流を管理するための物流手段
と、情報ネットワークを介して、受取人に、引き渡し用
の自動倉庫から物品を出庫することを促すと共に、出庫
用のキーを付与するための出庫管理手段とを設ける。
【0005】ここに情報ネットワークは、例えばインタ
ーネットなどの不特定多数の者に開放された情報ネット
ワークや、特定加入者間のみの情報ネットワークを意味
する。またこの発明の物流システムは、情報ネットワー
ク以外に、窓口や電話などで、物品の配送を追加的に受
け付けても良く、自動倉庫への入庫による引き受けと、
配送した自動倉庫での引き渡しの他に、自宅などでの引
き受けや、自宅への配送などを付加しても良い。出庫用
のキーはパスワードや、出庫用の暗号などである。
【0006】好ましくは、出庫管理手段を、受取人に引
き渡し用の自動倉庫を指定させるように構成する(請求
項2)。この結果、受取人の都合の良い自動倉庫へ、物
品が配送され、情報ネットワーク上のアドレスのみが知
られ、実際の住所を知らない受取人にも、物品を配送で
きる。
【0007】また好ましくは、物品の引き受けと、物品
の引き渡しと、物品の一時預かりとの3種のサービスを
行う自動倉庫を、複数の自動倉庫中に設ける(請求項
3)。ただし配送センターや工場の自動倉庫などは、物
品の一時預かりなどの機能を持たなくても良い。
【0008】
【発明の作用と効果】この発明では、情報ネットワーク
を介して物品の配送を依頼でき、かつ所望の自動倉庫へ
物品を配送用に入庫でき、引き渡し用の自動倉庫までの
物流はシステム側で管理でき、受取人に情報ネットワー
クを介して、物品が到着した、あるいは到着予定ことを
通知して、引き渡しを受けることを促し、かつ出庫用の
キーを付与できる。さらに自動倉庫から自動倉庫への配
送なので、自宅等から自宅等までの配送の場合よりも、
配送距離を短縮できる(請求項1)。
【0009】請求項2の発明では、受取人に引き渡し用
の自動倉庫を指定させるので、インターネット等の情報
ネットワーク上のアドレスしか分からない受取人にも、
物品を配送できる。また自宅の付近で受け取る、職場の
付近で受け取る、などのことを、受取人が選択できるの
で便利である。
【0010】請求項3の発明では、複数の自動倉庫中の
少なくとも一部の自動倉庫について、物品の配送の引き
受け用の保管と、物品の引き渡し用の保管と、物品の一
時預かりの3種のサービスを行うようにする(請求項
3)。このため、自動倉庫や配送作業の効率が増す。例
えば自動倉庫は、ユーザーにとって、物品を受け取るた
めの場所であるのみでなく、物品の配送を依頼し、物品
の一時預けを行う場所にもなるので、大変便利である。
また配送用のトラックのなどの場合、自動倉庫に物品を
積み下ろすだけでなく、自動倉庫から物品を積み込むこ
とになる。このため空荷で走行することが減り、運送の
効率が増す。
【0011】
【実施例】図1〜図8に、実施例を示す。図1に、実施
例の物流システムをインターネット2側から見て示す。
なお情報ネットワークの種類は、インターネット2には
限らない。図1において、4は複数の自動倉庫で、例え
ば関西一円、あるいは全国一円等のように、チェーン状
に配置され、設置場所には例えばコンビニエンスストア
の駐車場や駅の構内の空き地、等を用いる。6は物流の
拠点となる配送センターで、8は大規模事業者で、10
は小規模事業者である。大規模事業者8と小規模事業者
10との区別は、実施例の物流システムを経由して物品
を配送する量の多い/少ないによるもので、例えば配送
センター6を利用するものは大規模事業者8であり、個
々の自動倉庫4から少量ずつ物品の配送を依頼するもの
が小規模事業者10である。12は物品の配送用のトラ
ック等に設けた移動端末で、インターネット2に接続さ
れている。
【0012】14は個人端末で、家庭や事務所のパーソ
ナルコンピュータ、携帯電話等がこれに対応し、自動倉
庫の端末などではICカードを個人端末の代理に用い
て、個人端末と同一視することができる。個人端末14
は、物流システムでの一般消費者の端末である。16は
システムサーバーで、物理的には例えば配送センター6
等に設け、インターネット2を介して物流システムの各
構成要素と通信し、物品の物流を指令すると共に、配送
結果をトラッキングして管理し、物流に伴う課金等の処
理を行い、かつ自動倉庫4等にトラブルが生じた場合の
復旧を指令する。なお実施例では、システムサーバー1
6をシステム管理者と呼ぶことがあり、トラック等に積
まれた移動端末12を、トラック等の側から見て配送手
段と呼ぶことがある。
【0013】図2に、実施例の物流システムを個々の構
成要素の側から見て示す。図2の各構成要素は、前記の
自動倉庫4の場合のように、物理的にまとまった1つの
存在である場合もあれば、物流処理部20のように、イ
ンターネット2を介して相互に接続された、システムサ
ーバー16や、配送センター6、及び自動倉庫4,移動
端末12等のように、複数の要素で構成された仮想的な
存在であることもある。図2において、20は物流処理
部で、物品の物流を指令し、22はトラッキング処理部
で、物品の物流結果を監視する。24は入庫引き受け処
理部で、自動倉庫4等への物品の入庫を管理し、26は
入庫倉庫決定部で、どの自動倉庫4へ物品を入庫するの
かを決定して記憶する。28は出庫処理部で、各自動倉
庫4からの出庫を管理し、30は、どの自動倉庫4から
出庫するのかを決定する、出庫倉庫決定部である。
【0014】32は出庫キー管理部で、ここに出庫キー
は物品の出庫を可能にするためのパスワードや暗号等の
もので、パスワードのように端末からマニュアルで入力
できるものでも、暗号等のようにICカードや移動端
末、あるいは携帯電話等から入力できるものでも良い。
そして出庫キーは物品の配送や一時預かり等の物流の単
位毎のキーであり、次の物品の配送では新たなキーを付
与する、使い捨てのキーである。36はセキュリティ管
理部で、38はそのサブシステムとしての入庫時チェッ
ク部で、自動倉庫4等に持ち込まれる物品を入庫時に検
査し、物流システムで取り扱うのが不適当な物品をチェ
ックする。40は棚卸処理部で、自動倉庫4に入庫後、
長期間引き取り手が現れない物品等を自動的に棚卸して
検査するための処理部である。
【0015】42は課金処理部で、物流システムに関係
して発生する課金、例えば物品の配送手数料や一時預か
り手数料、あるいは着払いの商品代金等の処理を行う。
44は配分処理部で、前記の配送料金や一時預かり料
金、着払いの商品代金等を、システムの関係者に配分し
て割り当てると共に、得られた課金を、物流システムの
運営者と、サービスや商品の提供者等に配分する。実施
例で扱う決済の種類としては、現金や銀行振込等でも良
いが、例えば電子マネーやインターネット上のクレジッ
ト、あるいはインターネット上の仮想的な銀行の口座か
らの引き落とし(デビット)等の、インターネット2上
の仮想的な金銭の移動による決済が便利である。
【0016】14は前記の個人端末で、インターネット
2を介してシステムサーバー16等に対し、物品の配送
や物品の一時預かり等を依頼する。なお図1,図2には
示さなかったが、各自動倉庫4にはインターネット2と
接続した端末を設けてあり、この端末は自動倉庫4を制
御する倉庫端末である。従って物品の配送の依頼や、物
品の入庫や引き渡しを受ける自動倉庫の指定、あるいは
一時預かりの依頼等は、自動倉庫4に設けた倉庫端末等
からでも可能である。ユーザーの認証は、インターネッ
ト2上のパスワードや、ICカードなどで行い、自動倉
庫4の端末から配送や一時預かりを依頼する場合、その
自動倉庫が入庫する自動倉庫のデフォールト値となる。
【0017】事業者8,10や個人端末14等はインタ
ーネット2を介して、物流システムの様々なサービスを
受けることができ、例えば指定する自動倉庫4から物品
を配送することを依頼でき、この時、最低限必要なの
は、入庫する自動倉庫4を指定することと、受取人のイ
ンターネット2上のアドレス、これが不明な場合、電話
番号やファックス番号あるいは郵便上の住所等のアドレ
ス、を指定することである。なお物品の配送の依頼や一
時預かりの依頼等に当たって、自動倉庫4に設けた端末
から配送や一時預かりを依頼する場合、その自動倉庫が
入庫する自動倉庫のデフォールト値となる。また受取人
が出庫する自動倉庫(移動端末12で管理する配送手段
により配送する自動倉庫)は、受取人のアドレスに直近
のものがデフォールト値となる。
【0018】受取人として指定された個人端末14等に
対して、インターネット2を介して、物品の受取人とし
て指定されていること、着払いの場合その代金等が通知
され、個人端末14は、発注した覚えがない物品等に対
して、受け取りを拒否することができ、また引き渡しを
受ける自動倉庫やその日時の予定や保管期間等を指定す
ることができる。この場合、引き渡し用の自動倉庫のデ
フォールト値を受取人が変更して、都合の良い自動倉庫
で物品を出庫できる。受取人が引き渡しを拒否しない場
合、引き渡しが可能になる予測日時が通知され、同時に
個々の物品毎の出庫用のパスワードや暗号等のキーが通
知される。このキーは、例えばICカード等にダウンロ
ードして、自動倉庫4の端末で利用できる。
【0019】物品の配送と一時預かりとは、途中で物品
の移動が伴うか否かを除けば、類似である。また、一時
預かりの場合でも、物品を預けた依頼人と引き渡しを受
ける人とは別人でも良い。このことは、例えばクリーニ
ング店の場合、自動倉庫に衣類を一時預けし、引渡人を
クリーニング店と指定することにより、クリーニング店
の窓口まで衣類を運んだことになる。逆にクリーニング
店の側からは、引渡人を衣類の所有者と指定して、自動
倉庫に一時預けすることにより、ユーザーに衣類を引き
渡したことになる。このように、物品を入庫する人と引
き渡しを受ける人とが異なることを利用すれば、インタ
ーネット上での無店舗での物品やサービスの提供が容易
になる。
【0020】図3,図4に、自動倉庫4の配置を示す。
実施例の物流システムが円滑に運営されるためには、自
動倉庫4が利用しやすい場所に多数存在することが鍵と
なる。図3は、コンビニエンスストアの駐車場に自動倉
庫4を併設する例を示し、これは既存のコンビニエンス
ストアを用いて、店舗外のスペースである駐車場を利用
し、自動倉庫4を併設する例である。図3において、5
0は前面道路で、51は歩道であり、52はコンビニエ
ンスストアの建屋である。54は付帯駐車場で、例えば
55,56が駐車エリアであり、付帯駐車場54の奥の
業務用のエリアを自動倉庫4の設置に利用する。
【0021】図4に自動倉庫4の構成をより詳細に示す
と、自動倉庫4は例えば一対の棚60,61を有し、そ
の間に敷設したレール上をスタッカークレーン62が走
行して、ステーション64と棚60,61との間で物品
を搬送する。ステーション64は、建屋52に設けた穴
を介して、コンビニエンスストアの内部に設ける。ステ
ーション64は、コンベヤ等により棚61の一部に設け
た検査エリア65と接続されており、消費者はステーシ
ョン64で物品の入出庫を行い、物品は自動ドア68を
介して検査エリア65までコンベヤで搬送され、物品の
異常の有無を検査された後、スタッカークレーン62に
積み替えられて、棚60,61の所定の位置まで運ばれ
る。出庫時の作業はこの逆である。66は倉庫端末で、
自動倉庫4を管理すると共に、インターネット2に接続
されている。図3に戻り、70は顧客ドア、72は業務
用ドアで、建屋52内への物品の搬入搬出を行うための
業務用のドアである。
【0022】図5に倉庫端末66の構成を示すと、74
は在庫ファイルで、棚60,61の在庫を記憶し、76
は入庫記録を記憶した入庫実績ファイルで、78は出庫
実績を記憶した出庫実績ファイルである。在庫ファイル
74により、棚60,61中の在庫物品のリストが判明
し、入庫実績ファイル76や出庫実績ファイル78によ
り、入庫や出庫の実績が判明する。ファイル74〜78
は、自動倉庫4自体の管理を目的とするものである。
【0023】これ以外に、自動倉庫4を経由したサービ
スや取引の内容を記憶するためのファイルとして、配送
引き渡しファイル80と配送引き受けファイル82と一
時預かりファイル84とがあり、配送引き渡しファイル
80は、配送物品を引き渡す自動倉庫として指定された
ことやその付帯データ、実行状況を記憶する。配送引き
受けファイル82は、配送物品の入庫自動倉庫として指
定されたことやその付帯データ、配送手段への出庫まで
の実行状況を記憶する。一時預かりファイル84は、一
時預かりの依頼人と引き渡し人、料金、出庫キー、出庫
予定日時等を記憶する。ファイル80〜84には、物品
の配送や引き渡し、あるいは一時預かりの予約を受けた
時点で、その旨の記録がなされ、これらに対応する入庫
や出庫が実行される都度に、その後の進行状況が記憶さ
れる。
【0024】図5の左側には処理手段を示し、86はコ
ンベヤ制御部で、ステーション64と検査エリア65間
を接続するコンベヤを制御し、同時に自動ドア68を制
御する。88はクレーン制御部で、スタッカークレーン
62を制御し、90は入庫品チェック部で、前記の検査
エリア65に設けられ、例えば物品からの臭いを検出す
るための臭いセンサS1,物品の温度を検出するための
赤外線センサS2,物品からの煙を検出するための煙セ
ンサS3,物品の画像を撮影するためのビデオセンサS
4,物品の重量を検査するための重量センサS5等の、
センサS1〜S5を有している。
【0025】入庫品チェック部90は、センサS1〜S
5を用いて入庫品を検査し、例えば臭いセンサS1の信
号がある場合、その物品は生鮮食料品等であり、自動倉
庫4に入庫するのが不可、もしくは生鮮食料品として特
別扱いが必要とする。温度センサS2や煙センサS3等
は、火種のある物品が自動倉庫4内に持ち込まれること
を防止し、あるいは間違って子供等が自動倉庫4内に入
り込むことを防止する。またビデオセンサS4は、不審
な物品が持ち込まれることを防止し、かつ入庫物品の画
像を撮影記録して、物品の検索等を容易にする。重量セ
ンサS5は、重量オーバーの物品が、自動倉庫4内に持
ち込まれることを防止する。
【0026】92は棚卸制御部で、例えば自動倉庫4内
に入庫した後、所定期間(例えば出庫予定期間+1日
間)、出庫がされない物品を棚卸し、検査エリア65に
おいて、前記のセンサS1〜S5により再検査を行う。
棚卸処理部92での処理は、保管日数と共に強化され、
例えば出庫予定から2日経過すると、端末66にその旨
の表示がされる。94は通信処理部で、インターネット
2を介して、システムサーバー16等との通信を処理
し、96は課金処理部で、物品の入庫時や出庫時等に、
配送料金あるいは一時預かり料金や付帯する商品代金、
等を課金する。課金の媒体には、ユーザーの保持するI
Cカードの電子マネー等や、現金等を用いる。
【0027】図6に、橋上駅の1階への自動倉庫の併設
を示す。100は駅舎で、102はその1階の駐車場
で、そのスペースの一部を用いて自動倉庫104を設置
し、自動倉庫104内での検査やスタッカークレーン6
2への積み替え用のエリアは、棚内の上部等に設ける。
そしてこのエリアとステーション64との間をリフト1
06等で接続し、ステーション64を駅舎100の2階
部分に、自動倉庫104を1階部分に設ける。
【0028】図7に、物品の配送の場合の処理を示す。
個人端末14や小規模事業者10等は、インターネット
2を介してシステムサーバー16に物品の配送を依頼す
る。また個々の自動倉庫4に併設した倉庫端末66から
も物品の配送を依頼できる。このような物品の配送形態
としては、消費者間での通常の宅配便サービスの他に、
通信販売等での物品の配送等がある。配送の依頼時に
は、物品を入庫する自動倉庫を指定し、自動倉庫4の端
末66から配送を依頼する場合、入庫倉庫のデフォール
ト値はその自動倉庫4となる。入庫時にはこれ以外に、
引渡人のアドレスを指定する。このアドレスはインター
ネット上のアドレスあるいは電話やEメール、あるいは
郵便上の住所等の任意のアドレスでよいが、インターネ
ット2上のアドレスを優先する。これによって受取人が
指定され、かつ出庫する自動倉庫4として、受取人のア
ドレスに直近の自動倉庫がデフォールト値となる。また
依頼時に課金する場合、この時点で課金する。
【0029】この後、物流システムは実際の入庫を待
ち、入庫時にはICカードや携帯電話の情報通信機能等
を利用して、インターネット上で配送を予約した物品と
の同一性等を確認し、入庫が行われると、そのことを倉
庫端末66の該当ファイルに記録すると共に、システム
サーバー16のファイルにも記録する。続いてシステム
サーバー16は、インターネット2等を介して、指定さ
れた受取人に対し、物品の配送予定があることを通知す
る。この通知には例えば、依頼人や引き渡し予定の自動
倉庫のデフォールト値並びに引き渡しが可能になる予定
日時、着払いの場合の値段、等が記載される。これに対
して指定された受取人は、引き受けを拒否する場合には
その旨を回答し、引き受ける場合で、デフォールト値と
して指定された自動倉庫以外の場所で出庫したい場合、
その自動倉庫を指定する。また出庫予定日時等を遅らせ
ることもできる。
【0030】これに対して、システムサーバー16は移
動端末12を呼び出し、移動端末12を搭載したトラッ
ク等は、複数の自動倉庫4の間を周回して物品を配送し
ており、指定された物品を指定された自動倉庫から出庫
して、指定された自動倉庫まで配送して入庫する。前記
の引渡人への通知は、トラックなどで配送を開始する前
に行うのが好ましい。
【0031】受取人に通知を行った時点で、受取人には
物品の出庫用のパスワード等のキーが付与され、このキ
ーは例えば配送を単位とする使い捨て型のキーである。
そしてキーは携帯電話やICカード等にダウンロード可
能で、受取人は指定した自動倉庫まで出向いて、ICカ
ードや携帯電話等により自己のIDを認証させ、キーを
用いて物品を出庫する。続いて例えば着払いの場合、I
Cカード等で支払う。
【0032】図8に、一時預かりの場合の処理を示す。
一時預かりを希望する者は、インターネット2を介して
システムサーバー16に一時預かりを依頼し、倉庫端末
66を用いる場合、その自動倉庫が一時預かりを行う自
動倉庫のデフォールト値となる。続いてインターネット
2を介して入庫する自動倉庫を決定し、物流システムは
自動倉庫への入庫を待つことになる。物品が入庫される
と、たとえばこの時点で、受取人に対してパスワード等
が付与され、入庫人と受取人が異なる場合、インターネ
ット2を介して、受取人にパスワード等が転送され、受
取人宛の物品を保管していることが通知される。また入
庫人と受取人が同一の場合、入庫時に入庫人に対してパ
スワード等が付与される。続いて受取人は、付与された
パスワード等を用いて出庫し、依頼人あるいは受取人に
課金する。
【0033】実施例では、物流システムが有するのが好
ましい要素を示しており、これ以外の要素を物流システ
ムに加えても良い。例えば課金は、電子マネー等の他
に、現金や銀行振込等で行っても良い。また配送はトラ
ック等の他に鉄道等を利用しても良く、入庫の依頼や出
庫前の通知等は、インターネット2の他にファックスや
電話、あるいは郵便等を併用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の物流システムをインターネット側
から見た図
【図2】 実施例の物流システムを構成要素側から見
た図
【図3】 実施例での、コンビニエンスストアの駐車
場への自動倉庫の併設を示す図
【図4】 実施例での、コンビニエンスストアの建物
内と、自動倉庫の入出庫ステーションの配置とを示す図
【図5】 実施例の物流システムに用いる自動倉庫の
制御系を示す図
【図6】 実施例での橋上駅の一階への自動倉庫の併
設を示す図
【図7】 実施例での配送アルゴリズムを示すフロー
チャート
【図8】 実施例での一時預かりアルゴリズムを示す
フローチャート
【符号の説明】
2 インターネット 4 自動倉庫 6 配送センター 8 大規模事業者 10 小規模事業者 12 移動端末 14 個人端末 16 システムサーバー 20 物流処理部 22 トラッキング処理部 24 入庫引受処理部 26 入庫倉庫決定部 28 出庫処理部 30 出庫倉庫決定部 32 出庫キー管理部 34 出庫キー付与部 36 セキュリティ管理部 38 入庫時チェック部 40 棚卸処理部 42 課金処理部 44 配分処理部 50 前面道路 51 歩道 52 コンビニエンスストア建屋 54 付帯駐車場 55,56 駐車エリア 60,61 棚 62 スタッカークレーン 64 ステーション 65 検査エリア 66 倉庫端末 68 自動ドア 70 顧客ドア 72 業務用ドア 74 在庫ファイル 76 入庫実績ファイル 78 出庫実績ファイル 80 配送引き渡しファイル 82 配送引き受けファイル 84 一時預かりファイル 86 コンベヤ制御部 88 クレーン制御部 S1〜S5 センサ 94 通信処理部 96 課金処理部 100 駅舎 102 駐車場 104 自動倉庫 106 リフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報ネットワークに接続した複数の自動
    倉庫と、該ネットワークの端末から物品の配送の申し込
    みを受け付け、少なくとも物品を入庫する自動倉庫と受
    取人とに関するデータを決定するための受付手段と、入
    庫する自動倉庫から物品を引き渡す自動倉庫までの物流
    を管理するための物流手段と、前記情報ネットワークを
    介して、前記受取人に、前記引き渡し用の自動倉庫から
    前記物品を出庫することを促すと共に、出庫用のキーを
    付与するための出庫管理手段とを設けた、物流システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記出庫管理手段を、受取人に前記引き
    渡し用の自動倉庫を指定させるように構成したことを特
    徴とする、請求項1の物流システム。
  3. 【請求項3】 物品の引き受けと、物品の引き渡しと、
    物品の一時預かりとを行う自動倉庫を、前記複数の自動
    倉庫中に設けたことを特徴とする、請求項1または2の
    物流システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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