JP2001225910A - 移動棚装置 - Google Patents

移動棚装置

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JP2001225910A
JP2001225910A JP2000035401A JP2000035401A JP2001225910A JP 2001225910 A JP2001225910 A JP 2001225910A JP 2000035401 A JP2000035401 A JP 2000035401A JP 2000035401 A JP2000035401 A JP 2000035401A JP 2001225910 A JP2001225910 A JP 2001225910A
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久二夫 岩崎
Hirokatsu Ishigaki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業者が物品の出し入れすべき棚4の箇所を
発見し易いようにする。 【解決手段】 メイン通路3の側方に沿って並列配置さ
れた複数の棚4を、棚駆動手段の駆動により配列方向に
沿って移動させて、各棚4の間の所望位置に、メイン通
路3に連通する作業用通路5を形成するようにした移動
棚装置において、メイン通路3の路面には、棚4の配列
方向に沿って適宜間隔で、表示装置10を配置し、棚4
の所定位置に対する物品の出し入れの情報に基づいて、
該当する棚に対応して表示装置10を点灯させると共
に、その該当作業通路5を形成すべく前記棚駆動手段を
制御する制御手段を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メイン通路の側方
に沿って平行配列された複数の棚を、前記配列方向に沿
って相互に移動可能とし、任意の棚の間に作業通路を形
成できるようにした移動棚装置の構成に係り、より詳し
くは、物品を出し入れする所定の棚の箇所に、迅速且つ
正確に到達できるように案内するための表示装置を備え
た移動棚装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の移動棚装置におい
て、例えば、実開昭47−9727号公報には、多数の
棚を並列させた棚列を複数列に配してある物品収納庫に
おいて、この物品収納庫の出入り口に面した最前列の棚
の上面に電球等の第1の表示灯をそれぞれ取付け、各棚
列の各棚群の側面(メイン通路に面した側面)には、そ
れぞれ第2の表示灯を取付け、さらに、各棚における各
棚段には第3の表示灯をそれぞれ取り付け、物品の出し
入れに際して、所定棚列の第の1表示灯及び所定棚の側
面の第2の表示灯、並びに所定棚段の第3の表示灯を共
に点灯するように構成したことが開示されている。
【0003】この構成によれば、作業者は点灯している
表示灯を探し、点灯している第1の表示灯から第3の表
示灯までを順に辿れば、物品を出し入れすべき箇所に確
実に辿り着くことができるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の棚列においては、収容効率を高めるため、通常1つの
棚列における多数の棚群をレールに沿って棚列に沿う方
向に移動自在とし、且つ隣接する棚同士の間の隙間の無
いように詰めておき、必要に応じて、作業する棚の間に
作業通路を形成するように棚を移動させるのであるか
ら、前記従来の構成では、第2の表示灯が点灯している
棚箇所まで、作業者が到達しても、ここで、隣接する棚
の間に作業通路を形成するための棚移動の駆動スイッチ
を押さなければならず、その間は作業者の待ち時間とな
り、迅速に所定場所に到達できず、作業効率が悪いとい
う問題があった。
【0005】また、通常、作業者は、物品を入れる台車
を牽引もしくは押しながら通路を巡っているので、当該
作業者の目線は、その身長より低い側にいくことが自然
であるのに対して、第1の表示灯や第2の表示灯が棚の
天板上や側面上部に取付けられていると、作業者が顔を
上げて見なければらず、確認(視認)し難く且つ疲れ易
いという問題があった。
【0006】本発明は、これら従来の問題点を解決すべ
くなされたものであって、物品を出し入れすべき所定の
箇所に迅速かつ容易に到達できるようにした移動棚装置
を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の移動棚装置は、メイン通路
の側方に沿って並列配置された複数の棚を、棚駆動手段
の駆動により配列方向に沿って移動させて、前記各棚の
間の所望位置に、前記メイン通路に連通する作業用通路
を形成するようにした移動棚装置において、前記メイン
通路の路面には、その通路方向に沿って適宜間隔毎に表
示装置を配置し、前記棚の所定位置に対する物品の出し
入れの情報に基づいて、該当する棚に対応して前記表示
装置を点灯させると共に、その該当作業通路を形成すべ
く前記棚駆動手段を制御する制御手段を備えたものであ
る。
【0008】他方、請求項2に記載の発明の移動棚装置
は、メイン通路の側方に沿って並列配置された複数の棚
を、棚駆動手段の駆動により配列方向に沿って移動させ
て、前記各棚の間の所望位置に、前記メイン通路に連通
する作業用通路を形成するようにした移動棚装置におい
て、前記メイン通路の路面には、その通路方向に沿って
適宜間隔毎に表示装置を配置し、前記棚の所定位置に対
する物品の出し入れの情報に基づいて、該当する棚に誘
導するように前記複数の表示装置を列状に点灯させると
共に、その該当作業通路を形成すべく前記棚駆動手段を
制御する制御手段を備えたことを特徴とする移動棚装
置。
【0009】また、請求項3に記載の発明の移動棚装置
は、メイン通路の側方に沿って並列配置された複数の棚
を、棚駆動手段の駆動により配列方向に沿って移動させ
て、前記各棚の間の所望位置に、前記メイン通路に連通
する作業用通路を形成するようにした移動棚装置におい
て、前記各棚における前記メイン通路側に対面する側面
のうち下部寄り部位には表示装置を配置し、前記棚の所
定位置に対する物品の出し入れの情報に基づいて、該当
する棚における前記表示装置を点灯させると共に、その
該当作業通路を形成すべく前記棚駆動手段を制御する制
御手段を備えたものである。
【0010】
【発明の効果】上記の請求項1の発明の構成によれば、
物品の出し入れの際にメイン通路上を移動する作業者の
斜め下向きの目線にて表示装置の点灯、消灯の区別が付
き易く、作業者の疲労が少なく、また、作業者がいちい
ち該当する棚箇所で作業通路形成の指令を出さなくて
も、作業通路も自動的に形成されるので至極迅速に作業
できるという効果を奏する。
【0011】請求項2の発明の構成によれば、メイン通
路に適宜間隔で配置された表示装置の複数のものを、作
業者が該当する棚箇所に誘導されるように列状に点灯さ
せるから、その点灯した表示装置に沿って移動すれば、
迅速に作業すべき棚箇所に近づくことができ、且つ、メ
イン通路が複数あったり、平面視で曲がり角が多数ある
なとして、作業者が迷い易い場合でも、確実に作業者を
該当する棚箇所に誘導することができるという効果を奏
する。
【0012】請求項3の発明の構成によっても、物品の
出し入れの際にメイン通路上を移動する作業者の斜め下
向きの目線にて、各棚の側面の表示装置の点灯、消灯の
区別が付き易く、作業者の疲労が少なく、また、作業者
がいちいち該当する棚箇所で作業通路形成の指令を出さ
なくても、作業通路も自動的に形成されるので至極迅速
に作業できるという効果を奏するのである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は移動棚装置の第1実施形態
の平面図、図2は斜視図、図3は表示装置の断面図であ
る。図2に示すように、収納庫の床構造は、コンクリー
ト等の基礎床1Aの上面に平面視正方形状等のブロック
状の床体(ベースユニット)1(所望により、床体1の
上面に表層パネル6を敷いても良い)を敷きつめた、二
重床にて構成され、その一部を図1及び図2に示すよう
に、X方向に伸びる平面視直線状のメイン通路3、3と
なし、これらメイン通路3、3の側方に複数本(実施形
態では3本)で1組のレール2を平行状に敷設し、実施
形態では、図1に示すように、これらの3本1組のレー
ル2に対して平面視で直交する方向(Y方向)に伸びる
ように各ユニットにおける所定数の棚4を並列配置す
る。各棚4の下面側には、図示しないがレール2に載置
して転がる従動車輪及び駆動車輪とを備え、各棚4の下
部に搭載した正逆回転可能な駆動モータM(図4参照)
により、各棚4は各々単独でレール2に沿って移動可能
に構成されている(但し、1つのユニットにおける最前
列の棚のみ位置固定としても良い)。
【0014】従って、任意の数の棚4を束にして一斉に
所定方向に移動させることにより、その移動した棚4の
束と他の棚4との間に、前記メイン通路3に連通し、Y
方向に伸びる作業通路5を形成することができるように
構成されている。
【0015】各棚4には、そのY方向に複数の棚連が設
けられ、さらに各連に上下方向(Z方向)に複数段の棚
部が形成されており、従って、各棚4には正面で左右上
下のマトリックス状に物品収納部が形成されることにな
る。なお、各棚4の奥行き方向(X方向)の寸法X1を
大きくして、棚4の正面及び裏面から物品(例えばビデ
オテープカセット)を出し入れできるように、物品収納
部を棚の奥行き方向に2つ形成しても良い。なお、前記
作業通路5の幅寸法X2は、後述の表示装置10の配置
間隔との関係から、棚4の奥行き寸法X1の整数倍とす
るすることが好ましい。
【0016】そして、前記メイン通路3の路面には、適
宜間隔にて表示装置10を配置する。前記棚4の奥行き
寸法X1と同じ間隔で表示装置10を配置した場合に
は、開いた作業通路5の幅のほぼ真ん中に表示装置10
位置することができる。
【0017】表示装置10の第1実施形態は、図3に示
すように、前記ブロック状の床体1と同じ大きさのブロ
ック体11の上面側に透光板12を水漏れしないように
配置し、透光板12の下方(ブロック体11)側には、
LEDや面発光(エレクトロルミネセンス板(EL
板))、MIM型液晶パネル、TFT型液晶パネル等の
発光体13と駆動回路14等を配置する。
【0018】さらに、各棚4の側面パネル体15には、
前記メイン通路3に面する側に、非常時に使用する棚駆
動スイッチや停止スイッチ、電源スイッチ等を備えた操
作パネル16が配置され、また、各棚4の前記複数の棚
連及び段毎に、作業通路5に面する側にも、物品の収納
箇所を限定的に表示するために点灯する連段表示装置1
9を設けてある。なお、図示しないが、側面パネル体1
5における作業通路と面する側には、作業者等の出入り
を感知し、またはその出入りの別並びに数を検知するた
めの遮光式等の出入り検出センサを備えている。
【0019】図1に示す符号17は、棚4に対する物品
の出し入れに使用するため、物品等を入れるワゴン車で
あり、作業者が手で押し(または引き)ながらメイン通
路3及び作業通路5を通ることができるものである。
【0020】次に、物品、例えば前記ビデオテープカセ
ットの出し入れ作業のための制御装置について、図4の
制御ブロック図を参照しながら説明する。なお、収納庫
における全ての棚4には、その列・連・段の棚番を持
つ。また、棚4を複数列を一まとめにした単位をブロッ
クといい、複数ブロックを一まとめにした単位をユニッ
トと称して、作業者が収納庫における現在位置を把握し
やすいようにしている。図4において、メインコントロ
ーラであるホストコンピュータ20に接続されたデータ
蓄積装置(データ記憶手段)21には、前記棚4のユニ
ット、ブロック、列、連、段の棚番の位置データと、そ
の位置(収納位置)に収納された物品(ビデオテープカ
セット)毎の個別識別データ(IDデータ)とを記憶し
ておく。また、前記ホストコンピュータ20には、前記
入庫すべき物品を読取り、出庫すべき物品を指示する等
の入出庫作業を管理するための管理用コントローラ22
と、前記入出庫すべき棚4を駆動するための棚移動管理
コントローラ23と、前記各表示装置10及び各連段表
示装置19をそれぞれ点灯させるための表示コントロー
ラ24と、入出庫の作業者に携帯させたハンディ端末機
25に入出庫情報を伝送するための通信コントローラ2
6等とが接続されている。
【0021】前記各物品の表面等に貼付されまたは取付
けられたバーコードラベルやICメモリには、当該物品
毎の個別識別データ(IDデータ)が付され(記憶)さ
れている。
【0022】前記管理用コントローラ22のコンピュー
タの本体には、CRTディスプレイ又は液晶ディスプレ
イ等の表示装置(モニタ)と、キーボード及びバーコー
ド読取機等の入力装置とその他の入出力装置が接続され
ている。
【0023】また、マイクロコンピュータ等からなるハ
ンディ端末機25には、入力キー等の操作パネルと、液
晶ディスプレイ(モニタ)等が備えられ、前記物品に貼
付されたバーコード読取機及び/又は物品に取付けられ
たICメモリ等のデータ読取り装置が一体的もしくは赤
外線通信等により接続されており、前記通信コントロー
ラ26により制御される無線ユニット27を収納庫内の
適宜箇所に設置することにより、前記ハンディ端末機2
5とホストコンピュータ20との間で、無線ユニット2
7及び通信コントローラ26を介して入出庫の情報を伝
送するように構成されている。
【0024】例えば、放送局等において、適宜の番組の
ために録画した複数のビデオテープカセットは、予め定
められた棚4の予め定められた連・段の収納位置にまと
めて収納されているものとし、この出庫及び入庫の作業
について以下に説明する。
【0025】例えば、異なる棚列4に収納された複数の
ビデオテープカセット(以下、VTRCという)を取り
出す(出庫)する場合、前記管理用コントローラ22か
ら出庫すべきVTRCのリストデータがハンディ端末機
25に伝送され、そのディスプレイには、前記VTRC
の題名や収納されている棚4の番号、連・段の番号、ブ
ロック番号、ユニット番号等の情報が表示される。ワゴ
ン車17が収納庫の入り口に近い箇所から順次移動し
て、出庫作業を実行する場合、ホストコンピュータ20
は、前記入り口に近い棚4から出庫すべきVTRCを取
り出す順番で前記床面の表示装置10を点灯させる。
【0026】即ち、収納庫の入り口で作業者がハンディ
端末機25における出庫作業実行のスイッチを押すと、
ホストコンピュータ20は表示管理コントローラ24及
び棚移動管理コントローラ23に指令を出し、最初出庫
すべきVTRCが収納された棚4の側方のメイン通路面
の表示装置10が点灯し、且つその棚4における該当す
る収納箇所近傍の連段表示装置19も点灯する。さら
に、作業面にワゴン車17が入れる幅の作業通路5が形
成されるように棚4列が移動する。
【0027】従って、作業者は、収納庫の入り口からワ
ゴン車17を押しながら、メイン通路3を前進し、前記
表示装置10の点灯しているを探し、その箇所に到達す
れば、作業通路5に入り、該当する棚4の所定の連・段
の箇所を前記点灯している連段表示装置19で探し出
し、その箇所で目的のVTRCを取り出し、バーコード
読取機等でVTRCの個別識別データ(IDデータ)を
読取ると、ホストコンピュータ20は、前記表示装置1
0を消灯させる。なお、同じ棚4に複数の取り出すべき
VTRCがある場合のため、ハンディ端末機25の表示
部(モニタ)には、該当する棚4に存在するVTRCの
数等が表示されるものとする。従って、VTRCを1つ
取り出す毎に、前記表示数が1ずつ減算される。そし
て、同じ棚4で、複数の取り出すべきものをすべて取り
出し作業(VTRCの個別識別データ(IDデータ)の
読取り作業)が終了しないと、前記表示装置10及び連
段表示装置19は消灯しない。これにより、作業者の誤
り(思い違い)を確実に無くすることができる。
【0028】ワゴン車17が所定の作業通路5から出た
ことを、前記出入り検出センサにて検出するとホストコ
ンピュータ20は次に出庫すべきVTRCの存在する箇
所まで作業者を誘導すべく、次の箇所の表示装置10及
び連段表示装置19を点灯させ、その棚4の作業通路5
を開くように、表示管理コントローラ24及び棚移動管
理コントローラ23に指令を出すのである。このように
して、表示装置10の順次点灯・消灯制御を実行するの
で、作業者は、表示装置10の点灯箇所を探して移動す
るだけで良く、また、表示装置10はメイン通路3の路
面にあるので、作業者の目線を斜め下向きの状態にした
まま探すことができ、作業者の疲労が少ないという効果
を奏する。
【0029】出庫順序は、メイン通路と作業通路とのワ
ゴン車の移動を一筆書きの順路で行うようにして作業効
率を向上させても良い。
【0030】VTRCの入庫(収納庫への返却)作業に
際しては、ワゴン車17に搭載したVTRCの個別識別
データ(IDデータ)をハンディ端末機25に連結した
バーコード読取機で読取ると、ハンディ端末機25にお
ける表示装置に、返却すべき棚4の番号、連・段番号、
ブロック番号、ユニット番号等の情報が表示される。こ
の情報は通信ユニット27、通信コントローラ26を介
してホストコンピュータ20に送られ、データ蓄積装置
21に記憶された収納データから、本来収納すべき棚4
の連・段等の収納場所を検索し、所定の棚4に対応する
箇所のメイン通路3面の表示装置10及び連段表示装置
19がそれぞれ点灯し、且つ作業通路5を形成すべく棚
4列が移動するのである。所定の位置に所定のVTRC
が収納されたことを確認するため、再度VTRCの個別
識別データ(IDデータ)をハンディ端末機25に連結
したバーコード読取機で読取り、収納完了スイッチを押
すことが好ましい。このような作業を順次繰り返して返
却作業を続行する。
【0031】同じ1つの棚4箇所に複数の返却すべきV
TRCがある場合も前記出庫時の作業と同様に、すべて
の物品を返却するまで、表示装置10及び連段表示装置
19が消灯しないようにすることが好ましい。これによ
り、作業者の誤り(思い違い)を確実に無くすることが
できる。
【0032】なお、別の箇所で予め管理用コントローラ
22に接続したバーコード読取機等で、返却すべきVT
RCの個別識別データ(IDデータ)を読取り、または
キー入力しておき、返却の作業者は収納庫の入り口に入
った箇所等で、ハンディ端末機25の入庫作業実行スイ
ッチを押すと、前記出庫作業と同様な表示装置10及び
連段表示装置19の点灯・消灯制御と棚4列の移動制御
とが実行されるようにしても良い。
【0033】1列の棚4の両側にメイン通路3,3が存
在する場合にはその各メイン通路3の路面に前記表示装
置10及び連段表示装置19を設けることが好ましい。
【0034】図5は、作業者が認識し易いようにする表
示装置の他の実施形態を示し、各棚4の側面パネル15
のうちメイン通路3に面した側の下部側に、LEDや面
発光(エレクトロルミネセンス板(EL板))、MIM
型液晶パネル、TFT型液晶パネル等の発光体等からな
る表示装置18を配置するのである。なお、1つの棚4
の前後面に物品取り出し面がある場合には図5に示す如
く、両側に表紙装置18、18を設ける。このように構
成すれば、物品の入出庫の際にワゴン車を押す(引っ張
る)作業者の斜め下向きの目線にて表示装置18の点
灯、消灯の区別が付き易く、作業者の疲労が少ないとい
う効果を奏する。
【0035】なお、入出庫のための物品は、前記ビデオ
テープカセットに限らず、各種の販売用商品や、製造部
品等でも良いことはいうまでもない。
【0036】図6及び図7は、さらに他の実施形態を示
す。この実施形態では、メイン通路3の路面に配置する
表示装置30は、平面視で矩形もしくは正方形であっ
て、対角線をメイン通路3の進行方向に沿うように配置
する(図6参照)。
【0037】そして、該表示装置30の表示面31を、
図7に示すごとく、両対角線で4つに分割して形成し、
各表示面31毎にその下面側に前記第1実施形態と同様
な照明具(図示せず)を設け、複数の表示装置30の点
灯及び消灯を、後述のように制御する。その場合、ハン
ディ端末機25の操作と上記各実施形態と同じであり、
例えば、物品の入出庫の際にワゴン車を収納庫の入り口
に配置した状態から作業者を、該当する棚4の箇所まで
確実に(迷うことなく)誘導するように、前記メイン通
路3に沿って複数(多数)の表示装置30を列状にて点
灯するように、表示管理コントローラ24が制御する。
その場合、進行方向を明確にするため、進行方向に沿う
対角線を挟んでの左右2つであり、且つ進行方向に対し
て直角の対角線より前側の2つの表示面31の箇所のみ
を点灯させることにより、平面視三角形状の2つの表示
面31で矢印と同じ認識を作業者に与えて、進行方向を
示すように制御するのである(図6に示すように各表示
装置30の4つの表示面31のうちハッチングしていな
い部分を点灯したものとする)。
【0038】そして、メイン通路3が枝分かれしている
箇所(十字路、T字路等)では、その交差点に配置され
ている表示装置30は、2つの表示面31、31にて進
行方向に向かうような矢印型に点灯する。また、前記交
叉点で誤ったメイン通路方向に進行しないようにするた
め、正規の進行方向と逆方向に矢印が向かうように、2
つの表示面31、31を点灯させる。例えば、図6にお
いて、紙面の下方から上向きのメイン通路3において、
T字路交差点より上側のメイン通路3における表示装置
30では下向きの矢印となるように点灯させるのであ
る。所定のメイン通路3から所定の作業通路5への入り
口箇所に近い表示装置30では、その作業通路5の方向
に向かう矢印となるように2つの表示面31、31を点
灯させるのである。
【0039】前記各表示面31に対する色彩が2〜3種
類異なる照明具を表示装置30内に内蔵しておき、前記
交差点を超えて前進方向とは違う進路の部分では前進経
路における表示面31、31と異なる色彩で点灯させる
ことにより、作業者に進路が誤っていることを確実に認
識させることができる。また、前記交差点及び/又は作
業通路5への入り口の表示装置30では、前記矢印形状
の点灯に代えて点滅させる。この場合、交叉点では4つ
の表示面31をすべて点滅させ、作業通路5への入り口
では矢印形状で点滅させるというように区別しても良
い。
【0040】さらに、作業通路5への入り口の表示装置
30では、作業通路5を挟む2つの棚4のいずれが物品
の出し入れに該当するかを認識するため、前記矢印形状
の一方(1つ)の表示面31のみを点灯もしくは点滅さ
せるように構成してもよい。なお、メイン通路3におけ
る表示装置30の配置間隔は、前記第1実施形態と同様
に、棚4の奥行き寸法X1と同じ間隔で表示装置30を
配置した場合には、開いた作業通路5の幅のほぼ真ん中
に表示装置30位置することができる。
【0041】1箇所の棚4での物品の出庫(入庫)作業
が完了したときには、次の作業すべき棚4へ誘導するた
め、作業完了した棚4をスタート点としてメイン通路3
における前記複数の表示装置30の列状の点灯が実行さ
れるのである。
【0042】本実施形態によれば、メイン通路が複数あ
ったり、交叉等にて入り組んでいても、作業者を作業す
べき棚4箇所へと確実に誘導することができるという顕
著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】収納庫の部分平面図である。
【図2】収納庫の部分斜視図である。
【図3】表示装置の断面図である。
【図4】制御装置の機能ブロック図である。
【図5】表示装置の他の実施形態を示す斜視図である。
【図6】第3実施形態の表示装置の配置状態及び点灯状
態を示す平面図である。
【図7】第3実施形態の表示装置の4つの表示面の平面
視形状を示す拡大平面図である。
【符号の説明】
3 メイン通路 4 棚 10、18、30 表示装置 19 連段表示装置 20 ホストコンピュータ 21 データ蓄積装置 23 棚移動管理コントローラ 24 表示管理コントローラ 25 ハンディ端末機 26 通信コントローラ 27 通信(無線)ユニット 31 表示面
フロントページの続き (72)発明者 岩崎 久二夫 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式 会社イトーキ内 (72)発明者 石垣 博克 大阪市中央区淡路町1丁目6番11号 株式 会社イトーキ内 Fターム(参考) 3F022 FF24 LL02 MM08 MM11 MM22 MM35 NN02 NN52 PP04 QQ12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン通路の側方に沿って並列配置され
    た複数の棚を、棚駆動手段の駆動により配列方向に沿っ
    て移動させて、前記各棚の間の所望位置に、前記メイン
    通路に連通する作業用通路を形成するようにした移動棚
    装置において、 前記メイン通路の路面には、その通路方向に沿って適宜
    間隔毎に表示装置を配置し、前記棚の所定位置に対する
    物品の出し入れの情報に基づいて、該当する棚に対応し
    て前記表示装置を点灯させると共に、その該当作業通路
    を形成すべく前記棚駆動手段を制御する制御手段を備え
    たことを特徴とする移動棚装置。
  2. 【請求項2】 メイン通路の側方に沿って並列配置され
    た複数の棚を、棚駆動手段の駆動により配列方向に沿っ
    て移動させて、前記各棚の間の所望位置に、前記メイン
    通路に連通する作業用通路を形成するようにした移動棚
    装置において、 前記メイン通路の路面には、その通路方向に沿って適宜
    間隔毎に表示装置を配置し、前記棚の所定位置に対する
    物品の出し入れの情報に基づいて、該当する棚に誘導す
    るように前記複数の表示装置を列状に点灯させると共
    に、その該当作業通路を形成すべく前記棚駆動手段を制
    御する制御手段を備えたことを特徴とする移動棚装置。
  3. 【請求項3】 メイン通路の側方に沿って並列配置され
    た複数の棚を、棚駆動手段の駆動により配列方向に沿っ
    て移動させて、前記各棚の間の所望位置に、前記メイン
    通路に連通する作業用通路を形成するようにした移動棚
    装置において、 前記各棚における前記メイン通路側に対面する側面のう
    ち下部寄り部位には表示装置を配置し、前記棚の所定位
    置に対する物品の出し入れの情報に基づいて、該当する
    棚における前記表示装置を点灯させると共に、その該当
    作業通路を形成すべく前記棚駆動手段を制御する制御手
    段を備えたことを特徴とする移動棚装置。
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