JP2001225407A - 多層成形品 - Google Patents

多層成形品

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Yoshitaka Kobayashi
由卓 小林
Nobuhiro Usui
信裕 臼井
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    • B32B27/00Layered products comprising a layer of synthetic resin
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熱可塑性樹脂基材の表面に少なくとも2種類以
上の表皮材が互いに合縁部を接して貼合一体化された多
層成形品において、表皮材が確実に基材に接着し、しか
も表皮材裏面の基材同士が強固に接合されて成形品とし
ての強度も高く、外観も良好な多層成形品を提供する。 【解決手段】熱可塑性樹脂からなる基材の表面に、少な
くとも2種類の表皮材が互いに合縁部を接して貼合一体
化された多層成形品であって、隣接する2種の表皮材合
縁部の少なくとも一つにおいて、一方の表皮材裏面の熱
可塑性樹脂基材と他方の表皮材裏面の熱可塑性樹脂基材
同士が、それぞれの基材裏面の表皮材合縁部に設けられ
た複数のリブを介して、表皮材合縁部の基材側に折り曲
げられた表皮材端部を包み込むように一体的に融着接合
されてなる多層成形品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は熱可塑性樹脂からな
る基材表面に少なくとも2種類の表皮材が互いに合縁部
を接して貼合されてなる多層成形品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、熱可塑性樹脂からなる基材の
表面に表皮材が貼合された多層成形品は自動車内装部品
(例えばドアトリムやインストルメントパネル)、家電
製品の内外装部品その他の広い分野で多く使用されてい
る。
【0003】このような多層成形品において、近年、ニ
ーズの多様化に伴って熱可塑性樹脂からなる基材の表面
に2種類の表皮材が互いに合縁部を接して貼合されてな
る多層成形品が要求されている。
【0004】このような多層成形品を得る方法として
は、射出成形や圧縮成形などの一般的な方法により、熱
可塑性樹脂基材の表面に単一の表皮材を貼合した部品を
2種類別々に製造し、両部品の基材端部を図12で示す
ような嵌合手段やビス止めなどによって接合したり、場
合によっては更に当該部分について熱融着したり、射出
成形や圧縮成形により熱可塑性樹脂の表面に一種の表皮
材を貼合し、その上に他の表皮材を部分的に重ね合わせ
て接着剤等により貼り合わせる(図13)ことにより製
造されている。
【0005】しかし、前者の方法により得られる多層成
形品は、2種類の基材同士の接合が緊密でないために接
合強度が不十分であったり、熱融着を行なう場合でも成
形後の部品に直接熱が加わるために、基材そのものが変
形したり、基材に加えた熱によって表皮材に変形が生じ
て外観が悪くなり、また、後者の場合には表皮材の剥が
れ等の問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明者らは熱可塑性樹脂基材の表面に、少なくとも2
種類の表皮材が互いに合縁部を接して貼合されてなる多
層成形品において、表皮材が確実に基材に接着し、しか
も表皮材裏面の基材同士が強固に接合されて強度も高
く、外観も良好な多層成形品を開発すべく検討の結果、
本発明に至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、熱可塑性樹脂
からなる基材の表面に、少なくとも2種類の表皮材が互
いに合縁部を接して貼合一体化された多層成形品であっ
て、隣接する2種の表皮材の合縁部の少なくとも一つに
おいて、一方の表皮材裏面の熱可塑性樹脂基材と他方の
表皮材裏面の熱可塑性樹脂基材同士が、それぞれの基材
裏面の表皮材合縁部に設けられた複数のリブを介して、
表皮材合縁部の基材側に折り曲げられた表皮材端部を包
み込むように一体的に融着接合されてなる多層成形品を
提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明を詳
細に説明する。尚、この説明は本発明の一例であり、本
発明がこれに限定されるものでないことは言うまでもな
い。
【0009】図1は2種類の表皮材が互いに合縁部を接
して貼合された本発明の多層成形品(1)の例を平面図
で示したものであり、この多層成形品は一方の熱可塑性
樹脂基材の表面に第一の表皮材(2)が、他方の熱可塑
性樹脂基材の表面に第2の表皮材(3)がそれぞれ貼合
されており、両者が両表皮材の合縁部(8)を接して接
着剤を介することなく基材と一体的に貼合されている。
図2はこの多層成形品(1)を裏面から見た状態を示し
たものである。第一の表皮材(2)裏面の熱可塑性樹脂
基材(4)と第二の表皮材(3)裏面の熱可塑性樹脂基
材(5)には、それぞれの基材裏面の表皮材の合縁部
(8)に複数のリブ(6)が設けられており、両基材は
該リブを介して、表皮材合縁部の基材側に折り曲げられ
た表皮材端部(10)を包み込むようにして一体的に融
着接合されている。
【0010】尚、図2を含めて、各図ではわかりやすい
ようにリブ(6)に網掛けをして基材部と区別して表示
しているが、実際は、各リブは基材と融和して完全に一
体化されている。
【0011】図3、図4及び図5はこの状態を詳細に示
すものである。図3は、図2に示す多層成形品の第一の
表皮材(2)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材
(4)と第二の表皮材(3)の裏面に形成された熱可塑
性樹脂基材(5)がリブ(6)を介して接続されていな
い部分の断面(図2においてA−Aで切断した時の断
面)を示したものであり、この部分においてはそれぞれ
の熱可塑性樹脂基材の間に第一の表皮材(2)および第
二の表皮材(3)が存在し、基材同士が分離した状態と
なる。
【0012】図4は図2に示す多層成形品の第一の表皮
材(2)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材(4)と
第二の表皮材(3)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基
材(5)とがリブ(6)を介して接続されている部分の
断面(図2においてB−Bで切断した時の断面)を示し
たものである。リブ(6)は、図に示されるように第一
の表皮材と第二の表皮材の合縁部における表皮材端部
(10)をリブ幅tで包むように設けられており、これ
によりそれぞれの基材はリブを介して一体となってい
る。
【0013】図5は図2に示す多層成形品の第二の表皮
材(3)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材(5)側
から見たリブによる接続部を示す断面図(図2において
C−Cで切断した時の断面図)であり、両方の基材と一
体となったリブ(6)が適度な間隔で配置されている。
【0014】この基材同士を接合するリブ(6)の形状
は例えば図6に示すように幅の広いものであってもよい
し、図7に示すように幅が一定でないものであってもよ
く、基材同士がリブ(6)を介して一体的に接続される
形態であれば特に制限はなく、異なった形状のリブを組
み合わせた形態であってもよい。また、リブ(6)の間
隔は製品の強度が低下しない程度の間隔に配置されてい
ればよく、製品形状やリブの幅、形状に応じて適宜決定
すればよい。このため、リブ(6)の間隔は一定であっ
てもよいし、異なった間隔となっても構わないが、リブ
幅(t)が広すぎる場合には成形時に製品表面にひけが
生じたり、2種類の表皮材の合縁部の位置ずれが生じ、
合縁部が蛇行し易くなり、また、幅が狭すぎると製品強
度が不足し易くなる。このため、リブの幅は製品表面に
ひけや表皮材合縁部に蛇行が生じない程度で、できるだ
け広くする方が外観品質、強度ともに好ましい。
【0015】図8は図1に示す多層成形品(1)の第一
の表皮材(2)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材
(4)と第二の表皮材(3)の裏面に形成された熱可塑
性樹脂基材(5)を別の方法で接合した例を示すもので
ある。図8に示した形態においては、第一の表皮材
(2)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材(4)と第
二の表皮材(3)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材
(5)がリブ(6)を介して接続されており、かつ、リ
ブ同士がリブ先端部に設けた樹脂溜り(7)で連続的に
融着接合されているため、製品全体の強度がリブ(6)
のみによる接続に比べて、より強固となり好ましい形態
となる。
【0016】図9は、図8に示す多層成形品の第一の表
皮材(2)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材(4)
と第二の表皮材(3)の裏面に形成された熱可塑性樹脂
基材(5)がリブ(6)を介して接続されていない部分
(図8においてD−Dで切断した時の断面)の断面図で
あり、この部分においては基材4と基材5の基材同士は
完全に分離した状態となっているが、2種類の表皮材の
合縁部の表皮材端部(10)付近に樹脂溜り(7)が独
立した状態で存在している。
【0017】図10は図8に示す多層成形品の第一の表
皮材(2)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材(4)
と第二の表皮材(3)の裏面に形成された熱可塑性樹脂
基材(5)とがリブ(6)を介して接続されている部分
の断面(図8においてE−Eで切断した時の断面)を示
したものであり、それぞれの基材はリブを介して一体と
なると同時に各リブ(6)は樹脂溜り(7)により連接
され、より強固に接合されている。
【0018】図11は図8に示す多層成形品の第二の表
皮材(3)の裏面に形成された熱可塑性樹脂基材(5)
側から見たリブ(6)による接続部を示す断面図(図8
においてF−Fで切断した時の断面図)であり、リブが
適度な間隔に配置され、基材同士を接続しているととも
にリブ同士が樹脂溜りで連続的に接続され、更にその端
縁が多層成形品(1)の縦壁部に接続され製品強度がよ
り強固になっている。尚、上記した図8〜図11におい
ても、リブ(6)と樹脂溜り(7)との関係をわかりや
すくするために、両者を明確に区別し、リブに網掛けを
して表示しているが、実際は各リブ、基材および樹脂溜
りは融和して完全に一体化されている。
【0019】この時の樹脂溜り(7)の大きさは製品重
量やコストの増加につながるため、製品強度を保持でき
る程度の大きさで十分であって、できるだけ小さい方が
好ましい。また、この樹脂溜りは2種類の表皮材端部と
完全に分離していてもよいし、表皮材端部の一部分が樹
脂溜りに埋没していてもよい。
【0020】以上、2種類の表皮材が貼合された多層成
形品を例にとって説明したが、本発明においては表皮材
は2種類に限定されず、異なる表皮材が互いに合縁部を
接して貼合一体化され、当該合縁部が上記したような構
造であれば、例えば図14に例示されるように3種類の
表皮材が貼合されていてよく、もちろん、それ以上の多
数の表皮材が複数の表皮材合縁部を有しながら貼合され
ていても何ら差し支えない。
【0021】本発明の多層成形品において、3種類以上
の表皮材が互いに合縁部を接して貼合されている場合に
は、複数の合縁部のうちの少なくともその一つは上記し
たようなリブ構造で基材同士が融着接合されている必要
があるが、多層成形品の使用目的等によっては残余の合
縁部は必ずしも上記したようなリブで基材同士が融着接
合されている必要はなく、従来より公知の適宜の接合手
段で接合されていてもよい。例えば、図14で示される
ような3種類の表皮材が貼合された多層成形品の例にお
いては、表皮材(2)と表皮材(3)、及び表皮材
(3)と表皮材(9)の二つの表皮材合縁部があるが、
二つの合縁部のうちのいずれか一方が通常の接合手段で
接合されていてもよい。
【0022】このような本発明の多層成形品に適用され
る表皮材としては、モケットやトリコット等の織物や編
み物、ニードルパンチカーペット等の不織布、金属フォ
イルや熱可塑性樹脂及び熱可塑性エラストマーのシート
またはフィルムがあげられる。
【0023】これらの表皮材は必要に応じて発泡層や裏
打ち層が適宜積層された2層あるいは3層以上とした積
層表皮材であってもよいが、熱可塑性樹脂と熱融着可能
なもの、あるいは表皮材裏面に溶融状態の熱可塑性樹脂
が含浸して基材樹脂部分と一体的に接着可能なものであ
ることが必要である。
【0024】この場合の発泡層としては、ポリプロピレ
ンやポリエチレンなどのポリオレフィンの発泡体や、ポ
リ塩化ビニル発泡体、軟質あるいは半硬質のポリウレタ
ン発泡体が用いらる。
【0025】また、裏打ち層としては、不織布や合成樹
脂シートやフィルムなどが用いられる。不織布を構成す
る繊維としては、綿、毛、絹、麻等の天然繊維あるいは
ポリアミド、ポリエステル、ナイロン等の合成繊維が使
用でき、これらを単独であるいは混紡して種々の方法に
より不織布としたものが用いられる。例えばニードルパ
ンチ式、サーマルボンド式、スパンボンド式、メルトブ
ロー式、スパンレース式等の不織布があげられる。合成
樹脂からなるシートやフィルムとしては、ポリプロピレ
ンやポリエチレン等の熱可塑性樹脂やポリオレフィン系
熱可塑性エラストマーのシートやフィルムがあげられ、
基材樹脂として使用される熱可塑性樹脂と融着性のある
ものが用いられる。
【0026】尚、本発明において、2種類以上の表皮材
とは表皮材の基質が異なる場合のみならず、同一の基質
から構成されるものであっても、色、柄あるいは織り方
などが異なっているような場合においても、異種の表皮
材と認識する。
【0027】また、本発明に適用される熱可塑性樹脂と
しては圧縮成形、射出成形、押出成形などで通常使用さ
れる樹脂であり、たとえばポリプロピレン、ポリエチレ
ン、アクリロニトリルースチレンーブタジエンブロック
共重合体、ポリスチレン、ナイロンなどのポリアミド、
ポリ塩化ビニル、ポリカーボネート、アクリル樹脂、ス
チレンーブタジエンブロック共重合体などの一般的な熱
可塑性樹脂、EPMやEPDMなどの熱可塑性エラスト
マー、これらの混合物、あるいはこれらを用いたポリマ
ーアロイ等があげられ、これらは非発泡性であっても発
泡性であってもよい。また、これらの熱可塑性樹脂には
必要に応じて通常使用されるガラス繊維、各種の無機も
しくは有機フィラーなどの充填材が含有されていてもよ
く、もちろん通常使用される各種の顔料、滑材、帯電防
止剤、安定剤などの各種添加材が配合されていてもよ
い。
【0028】本発明の多層成形品は、所定の製品形状と
なる金型キャビティを有する雌雄一対からなり、表皮材
同士の合縁部が位置する個所に2種類の表皮材を重ね合
わせてその端縁を挟着できる挟着部を有し、かつリブに
相当する部分に凹部を有する金型を使用し、射出成形、
射出プレス、圧縮成形などの通常の成形方法を適用する
ことにより容易に製造することができるが、射出成形の
場合には樹脂供給時に表皮材に溶融樹脂の温度や圧力が
直接かかり、表皮材へのダメージが大きくなる。このた
め、溶融樹脂供給後に型締めを行うことにより、表皮材
へのダメージを小さくできる射出プレス成形又は圧縮成
形がより好ましく適用できる。
【0029】
【発明の効果】本発明の多層成形品は、熱可塑性樹脂基
材の表面に少なくとも2種類の表皮材が互いに合縁部を
接して貼合されてなるが、表皮材が確実に基材に接着
し、しかもそれぞれの表皮材裏面に形成された基材同士
が強固に接合されているため成形品としての強度も高
く、外観も良好であるため、自動車内装部品を始め、各
種の用途に幅広く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多層成形品の一例を表皮材側から見た
平面図で示したものである。
【図2】図1に示される多層成形品をその裏面から見た
状態を示した図である。
【図3】図2に示される多層成形品のA−A断面図を示
したものである。
【図4】図2に示される多層成形品のB−B断面図を示
したものである。
【図5】図2に示される多層成形品のC−C断面図を示
したものである。
【図6】図1に示される多層成形品の裏面から見た他の
一例を示す図である。
【図7】図1に示される多層成形品の裏面から見た他の
一例を示す図である。
【図8】図1に示される多層成形品の裏面から見た他の
一例を示す図である。
【図9】図8に示される多層成形品のD−D断面図を示
したものである。
【図10】図8に示される多層成形品のE−E断面図を
示したものである。
【図11】図8に示される多層成形品のF−F断面図を
示したものである。
【図12】従来技術による多層成形品の部分断面の一例
を示したものである。
【図13】従来技術による多層成形品の部分断面の他の
一例を示したものである。
【図14】表皮材を三種貼合した本発明の多層成形品の
一例を表皮材側から見た平面図で示したものである。
【記号の説明】
1:多層成形品 2:第一の表皮材 3:第二の表皮材 4:熱可塑性樹脂 5:熱可塑性樹脂 6:リブ 7:樹脂溜り 8:合縁部 9:第三の表皮材 10:表皮材端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK01A AK04 AK07 AK15 AK41 AK46 AK48 AL09B AS00B BA02 DB05A DB05B DB07A DB07B DB16B DB20A DC22B DD31B DG12B DG13B DG15B EC03A EC03B GB33 GB48 JB16A JK01 JL11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱可塑性樹脂からなる基材の表面に、少な
    くとも2種類の表皮材が互いに合縁部を接して貼合一体
    化された多層成形品であって、隣接する2種の表皮材の
    合縁部の少なくとも一つにおいて、一方の表皮材裏面の
    熱可塑性樹脂基材と他方の表皮材裏面の熱可塑性樹脂基
    材同士が、それぞれの基材裏面の表皮材合縁部に設けら
    れた複数のリブを介して、表皮材合縁部の基材側に折り
    曲げられた表皮材端部を包み込むように一体的に融着接
    合されてなることを特徴とする多層成形品。
  2. 【請求項2】リブ同士がリブ先端で連続的に融着接合さ
    れてなる請求項1に記載の多層成形品。
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