JP2001225264A - サンドブラスト用壜保持装置 - Google Patents

サンドブラスト用壜保持装置

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JP2001225264A
JP2001225264A JP2000033681A JP2000033681A JP2001225264A JP 2001225264 A JP2001225264 A JP 2001225264A JP 2000033681 A JP2000033681 A JP 2000033681A JP 2000033681 A JP2000033681 A JP 2000033681A JP 2001225264 A JP2001225264 A JP 2001225264A
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JP
Japan
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bottle
cylindrical body
bottle holding
outer diameter
holding device
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Withdrawn
Application number
JP2000033681A
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English (en)
Inventor
Yasutaka Shibata
康孝 柴田
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Ishizuka Glass Co Ltd
Original Assignee
Ishizuka Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホールド性に優れかつ着脱も容易で、しかも
壜内へ研磨剤が混入することも確実に防止するサンドブ
ラスト用壜保持装置を提供すること。 【解決手段】 保持具本体1の先端に棒状の壜保持部2
を設け、この壜保持部2に壜口を挿入・固定するように
したサンドブラスト用壜保持装置において、前記壜保持
部2を弾性材からなる円筒体2aとその中心部を貫通す
る軸部2bで形成し、該軸部2bの昇降動により円筒体
2aを伸縮させて外径を変化させることにより、該円筒
体2aの外径が大きくなって壜口内面に密着し壜を固定
する状態と、円筒体2aの外径が小さくなって壜を離脱
可能とする状態の2態様をとるものとし、また前記保持
具本体1の下方部には研磨材の堆積を防止するピット3
を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホールド性に優れ
かつ着脱も容易で、しかも壜内へ研磨剤が混入すること
も確実に防止するサンドブラスト用壜保持装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばブランデー用容器とし
て使用されるガラス壜等の装飾を目的として、表面にサ
ンドブラスト処理を施すことが知られている。この場
合、サンドブラスト処理に際し、ガラス壜の保持治具と
して合成樹脂製、金属製、木製等の棒形状からなるもの
を用い、これを壜口に差し込んで壜の保持を行っている
のが普通であった。
【0003】しかし、このような従来例においては、壜
口と保持治具との密着性が低いためブラストエア吹き付
け時にガラス壜がぐらつき、一定品質のサンドブラスト
処理を行うことができないという問題点があった。ま
た、壜口の隙間から研磨材が侵入して異物混入不良にな
るという問題点や、口部におけるサンドブラスト処理の
見切り位置を正確に行うことができないという問題点が
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
従来の問題点を解決して、ホールド性に優れてサンドブ
ラスト処理中にガラス壜がぐらつくことがなく、また壜
の着脱も簡単に行うことができ、しかも壜口と保持治具
との密着性が高く壜内へ研磨剤が混入することも確実に
防止することができ、更にはサンドブラスト処理の見切
り位置も正確なものとすることができるサンドブラスト
用壜保持装置を提供することを目的として完成されたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のサンドブラスト用壜保持装置は、
保持具本体の先端に棒状の壜保持部を設け、この壜保持
部に壜口を挿入・固定するようにしたサンドブラスト用
壜保持装置において、前記壜保持部を弾性材からなる円
筒体とその中心部を貫通する軸部で形成し、該軸部の昇
降動により円筒体を伸縮させて外径を変化させることに
より、該円筒体の外径が大きくなって壜口内面に密着し
壜を固定する状態と、円筒体の外径が小さくなって壜を
離脱可能とする状態の2態様をとるものとし、また前記
保持具本体の下方部には研磨材の堆積を防止するピット
を設けたことを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照しつつ本発明
の好ましい実施の形態を示す。図中1は保持具本体、2
はその先端に設けられた棒状の壜保持部であり、この壜
保持部2に被処理物であるガラス壜30の壜口を挿入し
固定したうえでサンドブラスト処理を行うものである。
【0007】そして本発明では、前記壜保持部2を弾性
材からなる円筒体2aとその中心部を貫通する軸部2b
で形成し、該軸部2bの昇降動により円筒体2aを伸縮
させて外径を変化させることにより、該円筒体2aの外
径が大きくなって壜口内面に密着し壜を固定する状態
と、円筒体2aの外径が小さくなって壜を離脱可能とす
る状態の2態様をとるものとし、また前記保持具本体1
の下方部には研磨材の堆積を防止するピット3を設けた
ものとなっている。
【0008】前記円筒体2aを形成する弾性材として
は、例えばゴムやウレタン樹脂等が用いられており、こ
の円筒体2aの外径は自然状態で壜口の内径と略等しい
ものとされている。この円筒体2aの中心部には軸部2
bが貫通しており、該軸部2bの先端部には円錐状の樹
脂材からなる壜導入部材2cが装着され、一方、軸部2
b下端部は保持具本体1内まで延設されている。そし
て、該円筒体2aは保持具本体1の上端に設けた壜載置
板4上にセットされており、前記軸部2bの昇降動に伴
い軸方向に伸縮して胴部の外径が若干大きくなったり小
さくなったりするよう構成されている。
【0009】軸部2bを昇降動させる機構としては、図
示のものでは、軸部2bの下端が保持具本体1内を昇降
動する摺動部材5に連結され、更にこの摺動部材5には
ロッド6が垂設されていて、該ロッド6の下端が下方部
に設けたシリンダ7の作動に対応して昇降動するものと
なっている。なお、シリンダ7は前記ピット3の下部に
設けられており、該シリンダ7の先端に取り付けた防塵
シャフト8がピット3内で昇降動することで、落下した
研磨材の影響を受けてシリンダ7の作動が悪化しないよ
う構成されている。
【0010】前記壜保持部2の外周縁には、壜口を外側
から保持してサンドブラスト処理の見切りをするための
見切りキャップ9が取り付けられている。この見切りキ
ャップ9により、壜口外周部は常に一定の高さまで覆わ
れた状態でサンドブラスト処理が施されるため、確実に
一定位置の見切り線が得られることとなる。なお、見切
りキャップ9の内側にはゴムやウレタン樹脂等の弾性材
からなる帯体9aが装着されており、より確実な見切り
を可能としているとともに、壜口を外側から支持してガ
ラス壜の保持をより安定したものとし、また研磨材の壜
内への侵入を防止している。
【0011】また前記軸部2bの下端には、常に円筒体
2aの外径を大きくする方向に弾発力を付与するバネ1
0が装着されている。即ち、バネ10を前記壜載置板4
と摺動部材5の間に装着することで摺動部材5を常時下
方側へ弾発しており、これにより軸部2bが下降して円
筒体2aを縮ませ、円筒体2aの外径を大きくした状態
とするよう構成されている。
【0012】また、前記ピット3には研磨材のリターン
シュート11が設けられていて、回収した研磨材を再利
用するようになっており、経済的なサンドブラスト処理
が行われるよう構成されている。
【0013】このように構成したものは、壜保持部2に
被処理物であるガラス壜30の壜口を挿入・固定し、駆
動源(図示せず)でプーリー12を回転させることによ
り保持具本体1を回転させ、ガラス壜30を回転させつ
つ研磨材を吹き付けてサンドブラスト処理を行うもので
ある。この場合、壜保持部2は弾性材からなる円筒体2
aとその中心部を貫通する軸部2bで形成され、該軸部
2bの昇降動により円筒体2aを伸縮させて外径を変化
させるように構成したので、ガラス壜30の着脱を確実
かつ簡単に行えることとなる。即ち、ガラス壜30を挿
入あるいは離脱する場合は、図2に示されるように、シ
リンダ7を作動させて防塵シャフト8を上昇させれば、
軸部2bの上昇により円筒体2aが軸方向に伸ばされて
外径が小さくなるので、壜口内面と円筒体2a外面との
間に僅かな隙間が形成されることとなり、ガラス壜30
を挿入あるいは離脱は極めて円滑に行えることとなる。
一方、ガラス壜30を固定する場合は、図3に示される
ように、シリンダ7を作動させて防塵シャフト8を下降
させれば、軸部2bの下降により円筒体2aが軸方向に
縮んで外径が大きくなるので、円筒体2a外面は壜口内
面に完全に密着した状態となり、ガラス壜30を確実に
保持できることとなる。また、前記保持具本体1の下方
部には研磨材の堆積を防止するピット3を設けてあるの
で、サンドブラスト処理中に落下した研磨材はピット3
に集められ床等を汚すこともなく、更に、ピット3に集
合した研磨材はリターンシュート11より排出されて再
利用に供せられるため経済的である。
【0014】更には、前記壜保持部2の外周縁に、壜口
を外側から保持してサンドブラスト処理の見切りをする
ための見切りキャップ9を取り付けておけば、確実に一
定位置の見切り線が得られることとなり好ましい。ま
た、見切りキャップ9の内側にはゴムやウレタン樹脂等
の弾性材からなる帯体9aが装着されているので、壜口
を外側から支持してガラス壜の保持をより安定したもの
とするとともに、研磨材の壜内への侵入を防止すること
となる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明はホールド性に優れてサンドブラスト処理中にガラス
壜がぐらつくことがなく、また壜の着脱も簡単に行うこ
とができ、しかも壜口と保持治具との密着性が高く壜内
へ研磨剤が混入することも確実に防止することができ、
更にはサンドブラスト処理の見切り位置も正確なものと
することができるものである。よって本発明は従来の問
題点を一掃したサンドブラスト用壜保持装置として、産
業の発展に寄与するところは極めて大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】壜を固定する場合を示す要部の断面図である。
【図3】壜を離脱する場合を示す要部の断面図である。
【符号の説明】
1 保持具本体 2 壜保持部 2a 円筒体 2b 軸部 3 ピット 7 シリンダ 8 防塵シャフト 9 見切りキャップ 10 バネ 11 リターンシュート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保持具本体の先端に棒状の壜保持部を設
    け、この壜保持部に壜口を挿入・固定するようにしたサ
    ンドブラスト用壜保持装置において、前記壜保持部を弾
    性材からなる円筒体とその中心部を貫通する軸部で形成
    し、該軸部の昇降動により円筒体を伸縮させて外径を変
    化させることにより、該円筒体の外径が大きくなって壜
    口内面に密着し壜を固定する状態と、円筒体の外径が小
    さくなって壜を離脱可能とする状態の2態様をとるもの
    とし、また前記保持具本体の下方部には研磨材の堆積を
    防止するピットを設けたことを特徴とするサンドブラス
    ト用壜保持装置。
  2. 【請求項2】 壜保持部の外周縁には、壜口を外側から
    保持してサンドブラスト処理の見切りをするための見切
    りキャップが取り付けられている請求項1に記載のサン
    ドブラスト用壜保持装置。
  3. 【請求項3】 軸部の下端には、常に円筒体の外径を大
    きくする方向に弾発力を付与するバネが装着されて請求
    項1〜2のいずれかに記載のサンドブラスト用壜保持装
    置。
  4. 【請求項4】 軸部の昇降動はシリンダで行われ、該シ
    リンダの先端に取り付けた防塵シャフトがピット内で昇
    降動する請求項1〜3のいずれかに記載のサンドブラス
    ト用壜保持装置。
  5. 【請求項5】 ピットには研磨材のリターンシュートが
    設けられている請求項1〜4のいずれかに記載のサンド
    ブラスト用壜保持装置。
JP2000033681A 2000-02-10 2000-02-10 サンドブラスト用壜保持装置 Withdrawn JP2001225264A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007290116A (ja) * 2006-03-27 2007-11-08 Gimatic Spa 伸張可能指形捕捉具
CN102211314A (zh) * 2010-04-01 2011-10-12 石塚硝子株式会社 电刷研磨装置
CN102601741A (zh) * 2012-03-02 2012-07-25 重庆昊晟玻璃股份有限公司 一种玻璃瓶专用局部喷砂机

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