JP2001225211A - ヘッド交換式切削ホルダー - Google Patents
ヘッド交換式切削ホルダーInfo
- Publication number
- JP2001225211A JP2001225211A JP2000035633A JP2000035633A JP2001225211A JP 2001225211 A JP2001225211 A JP 2001225211A JP 2000035633 A JP2000035633 A JP 2000035633A JP 2000035633 A JP2000035633 A JP 2000035633A JP 2001225211 A JP2001225211 A JP 2001225211A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shank
- holder
- head
- holder head
- mounting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ホルダーヘッドの締付け、密着結合を増進
し、二重にクランプして強度を高め、給油を可能とし、
かつシャンクの両端を無駄なく利用でき高価なシャンク
の経済性を高めること。 【解決手段】 チップを着脱可能に取付けたホルダーヘ
ッドと、ホルダーヘッドの接続端に突設した円錐形取付
部に密嵌する嵌合凹部を備えたシャンクとから構成さ
れ、シャンクの外端から嵌合凹部に給油穴を貫通し、前
記円錐形取付部の側面に形成したねじ穴に合致するボル
ト穴をシャンクの周面に開設し、ボルト穴からねじ穴に
クランプねじをねじ込んでシャンクとホルダーヘッドと
を一体的に固定し、更に超硬シャンクの円錐形嵌合凹部
に形成した回転止め凹部を設け、鋼材ホルダーヘッドの
円錐形取付部の中央部に前記回転止め凹部に嵌まるキー
を突設したこと。
し、二重にクランプして強度を高め、給油を可能とし、
かつシャンクの両端を無駄なく利用でき高価なシャンク
の経済性を高めること。 【解決手段】 チップを着脱可能に取付けたホルダーヘ
ッドと、ホルダーヘッドの接続端に突設した円錐形取付
部に密嵌する嵌合凹部を備えたシャンクとから構成さ
れ、シャンクの外端から嵌合凹部に給油穴を貫通し、前
記円錐形取付部の側面に形成したねじ穴に合致するボル
ト穴をシャンクの周面に開設し、ボルト穴からねじ穴に
クランプねじをねじ込んでシャンクとホルダーヘッドと
を一体的に固定し、更に超硬シャンクの円錐形嵌合凹部
に形成した回転止め凹部を設け、鋼材ホルダーヘッドの
円錐形取付部の中央部に前記回転止め凹部に嵌まるキー
を突設したこと。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】チップを備えたホルダーヘッ
ドとシャンクとを分離し、種々なヘッドをシャンクに対
し、交換可能に接続する型式のヘッド交換式切削ホルダ
ーの改良に関するものである。
ドとシャンクとを分離し、種々なヘッドをシャンクに対
し、交換可能に接続する型式のヘッド交換式切削ホルダ
ーの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ヘッド交換式切削ホルダーとして本発明
者が創案した特許第2714334号が存在するが、従
来のこの切削ホルダーは、切削ヘッドに錐状の取付部を
設け、超硬シャンクの嵌合凹部に噛み合わせて回転止め
手段を施し、超硬シャンクの外端から貫通孔を通して挿
入した引張りボルトの先端を切削ホルダーヘッドのねじ
穴に螺合締付け、互いに錐面を圧接固定していたが、切
削ホルダーヘッドと超硬シャンクの嵌合凹部の回転止め
部に強い衝撃を加えると、破損の危険があるほか、超硬
シャンクの端部から引張りボルトを挿入しているため、
内部に給油することはできない等の欠点がある。
者が創案した特許第2714334号が存在するが、従
来のこの切削ホルダーは、切削ヘッドに錐状の取付部を
設け、超硬シャンクの嵌合凹部に噛み合わせて回転止め
手段を施し、超硬シャンクの外端から貫通孔を通して挿
入した引張りボルトの先端を切削ホルダーヘッドのねじ
穴に螺合締付け、互いに錐面を圧接固定していたが、切
削ホルダーヘッドと超硬シャンクの嵌合凹部の回転止め
部に強い衝撃を加えると、破損の危険があるほか、超硬
シャンクの端部から引張りボルトを挿入しているため、
内部に給油することはできない等の欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前記
従来技術の欠陥を解消し、ホルダーヘッドの締付け、密
着結合を増進し、二重にクランプして強度を高め、しか
も給油を可能にするヘッド交換式切削ホルダーを提供す
ることにある。
従来技術の欠陥を解消し、ホルダーヘッドの締付け、密
着結合を増進し、二重にクランプして強度を高め、しか
も給油を可能にするヘッド交換式切削ホルダーを提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の手段は次のとお
りである。
りである。
【0005】(1)チップを着脱可能に取付けたホルダ
ーヘッドと、ホルダーヘッドの接続端に突設した円錐形
取付部に密嵌する嵌合凹部を備えたシャンクとから構成
され、シャンクの外端から嵌合凹部に給納穴を貫通し、
前記円錐形取付部の側面に形成したねじ穴に合致するボ
ルト穴をシャンクの周面に開設し、ボルト穴からねじ穴
にクランプねじをねじ込んでシャンクとホルダーヘッド
とを一体的に固定したヘッド交換式切削ホルダー。
ーヘッドと、ホルダーヘッドの接続端に突設した円錐形
取付部に密嵌する嵌合凹部を備えたシャンクとから構成
され、シャンクの外端から嵌合凹部に給納穴を貫通し、
前記円錐形取付部の側面に形成したねじ穴に合致するボ
ルト穴をシャンクの周面に開設し、ボルト穴からねじ穴
にクランプねじをねじ込んでシャンクとホルダーヘッド
とを一体的に固定したヘッド交換式切削ホルダー。
【0006】(2)超硬シャンクの両端に円錐形嵌合凹
部を形成し、その各々に回転止め凹部を設け、鋼材ホル
ダーヘッドの円錐形取付部の中央部に前記回転止め凹部
に嵌まるキーを突設した請求項1記載のヘッド交換式切
削ホルダー。
部を形成し、その各々に回転止め凹部を設け、鋼材ホル
ダーヘッドの円錐形取付部の中央部に前記回転止め凹部
に嵌まるキーを突設した請求項1記載のヘッド交換式切
削ホルダー。
【0007】
【発明の実施の形態】図面について本発明に係る切削ホ
ルダーの具体例を説明する。1は切削チップ2を着脱で
きるように取付けた鋼材のホルダーヘッド、3は超硬材
のシャンクである。
ルダーの具体例を説明する。1は切削チップ2を着脱で
きるように取付けた鋼材のホルダーヘッド、3は超硬材
のシャンクである。
【0008】ホルダーヘッド1に円錐形の取付部5を突
設しシャンク3の中心部に空けた給油穴4の一端を前記
取付部5が密嵌する嵌合凹部6に連絡させ、他端はシャ
ンク3の開口部7に連通させる。又、本発明において
は、円錐形取付部5の側面にねじ穴8をあけ、シャンク
3の周面に前記ねじ穴8と合致する位置にボルト穴9を
形成し、ボルト穴9からねじ穴8にクランプねじ10を
ねじ込んでヘッド1とシャンク3とを一体的に結合する
ものである。
設しシャンク3の中心部に空けた給油穴4の一端を前記
取付部5が密嵌する嵌合凹部6に連絡させ、他端はシャ
ンク3の開口部7に連通させる。又、本発明において
は、円錐形取付部5の側面にねじ穴8をあけ、シャンク
3の周面に前記ねじ穴8と合致する位置にボルト穴9を
形成し、ボルト穴9からねじ穴8にクランプねじ10を
ねじ込んでヘッド1とシャンク3とを一体的に結合する
ものである。
【0009】次に図4乃至図6に示す実施態様を説明す
ると、超硬シャンク3の円錐形嵌合凹部6に回転止め凹
部20を設け、鋼材ホルダーヘッド1の円錐形取付部中
央部に前記回転止め凹部20に嵌まるキー21を突設し
て双方の錐状テーパー内部において位置決めできるよう
にしたものである。
ると、超硬シャンク3の円錐形嵌合凹部6に回転止め凹
部20を設け、鋼材ホルダーヘッド1の円錐形取付部中
央部に前記回転止め凹部20に嵌まるキー21を突設し
て双方の錐状テーパー内部において位置決めできるよう
にしたものである。
【0010】
【発明の効果】本発明は上述のように、ホルダーヘッド
1はシャンク3の円錐嵌合凹部に密嵌すると共にシャン
クの周側にクランプねじをねじ込んで固定してあるた
め、即ち二重にクランプしてあるので、ヘッドとシャン
クの結合は強固となり、強い衝撃力に良く耐える。また
給油穴も設けてあるため、特に内部からの給油が可能と
なりホルダーヘッドとシャンクとの交換も容易にできる
等の実益がある。またシャンクの凹部6に設けた回転止
め凹部20の左右両端に形成してあるため、鋼材ホルダ
ーヘッド1の両端の円錐形取付部中央部の何れかにキー
21が嵌まり、位置決めでき、かくしてシャンクを無駄
なく利用でき端面を有効に利用でき、更に後方から挿入
していた引張りボルトは不要となり、高価なシャンクの
経済的効果を高めることができる。
1はシャンク3の円錐嵌合凹部に密嵌すると共にシャン
クの周側にクランプねじをねじ込んで固定してあるた
め、即ち二重にクランプしてあるので、ヘッドとシャン
クの結合は強固となり、強い衝撃力に良く耐える。また
給油穴も設けてあるため、特に内部からの給油が可能と
なりホルダーヘッドとシャンクとの交換も容易にできる
等の実益がある。またシャンクの凹部6に設けた回転止
め凹部20の左右両端に形成してあるため、鋼材ホルダ
ーヘッド1の両端の円錐形取付部中央部の何れかにキー
21が嵌まり、位置決めでき、かくしてシャンクを無駄
なく利用でき端面を有効に利用でき、更に後方から挿入
していた引張りボルトは不要となり、高価なシャンクの
経済的効果を高めることができる。
【図1】組付時の縦断側面図。
【図2】ホルダーヘッドとシャンクを分離した状態の平
面図。
面図。
【図3】ホルダーヘッドをシャンクに嵌合し、クランク
ねじをねじ込む前の状態を示す側面図。
ねじをねじ込む前の状態を示す側面図。
【図4】異なる実施態様を示すシャンク部の縦断側面
図。
図。
【図5】シャンク部の正面図。
【図6】ホルダーヘッドにシャンク部を係合した断面
図。
図。
【符号の説明】 1 ホルダーヘッド 2 チップ 3 シャンク 4 給油穴 5 取付部 6 嵌合凹部 7 シャンク開口部 8 ねじ穴 9 ボルト穴 10 クランプねじ 20 回転止め凹部 21 キー
Claims (2)
- 【請求項1】 チップを着脱可能に取付けたホルダーヘ
ッドと、ホルダーヘッドの接続端に突設した円錐形取付
部に密嵌する嵌合凹部を備えたシャンクとから構成さ
れ、シャンクの外端から嵌合凹部に給油穴を貫通し、前
記円錐形取付部の側面に形成したねじ穴に合致するボル
ト穴をシャンクの周面に開設し、ボルト穴からねじ穴に
クランプねじをねじ込んでシャンクとホルダーヘッドと
を一体的に固定したヘッド交換式切削ホルダー。 - 【請求項2】 超硬シャンクの円錐形嵌合凹部に形成し
その各々に回転止め凹部を設け、鋼材ホルダーヘッドの
円錐形取付部の中央部に前記回転止め凹部に嵌まるキー
を突設した請求項1記載のヘッド交換式切削ホルダー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000035633A JP2001225211A (ja) | 1999-12-09 | 2000-02-08 | ヘッド交換式切削ホルダー |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-350437 | 1999-12-09 | ||
JP35043799 | 1999-12-09 | ||
JP2000035633A JP2001225211A (ja) | 1999-12-09 | 2000-02-08 | ヘッド交換式切削ホルダー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001225211A true JP2001225211A (ja) | 2001-08-21 |
Family
ID=26579195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000035633A Pending JP2001225211A (ja) | 1999-12-09 | 2000-02-08 | ヘッド交換式切削ホルダー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001225211A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113727797A (zh) * | 2019-04-26 | 2021-11-30 | 株式会社牧野铣床制作所 | T形刀具以及t形刀具的制作方法 |
-
2000
- 2000-02-08 JP JP2000035633A patent/JP2001225211A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113727797A (zh) * | 2019-04-26 | 2021-11-30 | 株式会社牧野铣床制作所 | T形刀具以及t形刀具的制作方法 |
EP3960344A4 (en) * | 2019-04-26 | 2023-01-11 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | T-SHAPED TOOL AND METHOD OF MAKING A T-SHAPED TOOL |
US11872643B2 (en) | 2019-04-26 | 2024-01-16 | Makino Milling Machine Co., Ltd. | T-shaped tool, and method for manufacturing T-shaped tool |
CN113727797B (zh) * | 2019-04-26 | 2024-05-14 | 株式会社牧野铣床制作所 | T形刀具以及t形刀具的制作方法 |
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