JP2001223560A - 可変アッテネータ回路およびこれを用いた高周波半導体装置 - Google Patents
可変アッテネータ回路およびこれを用いた高周波半導体装置Info
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- JP2001223560A JP2001223560A JP2000032391A JP2000032391A JP2001223560A JP 2001223560 A JP2001223560 A JP 2001223560A JP 2000032391 A JP2000032391 A JP 2000032391A JP 2000032391 A JP2000032391 A JP 2000032391A JP 2001223560 A JP2001223560 A JP 2001223560A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回路構成が単純で、チップサイズの小さなI
Cからなる可変アッテネータ回路を提供する。 【解決手段】 切替手段により切り替え可能な入力イン
ピーダンスを設定するための入力インピーダンス設定手
段と、切替手段により切り替え可能な出力インピーダン
スを設定するための出力インピーダンス設定手段(N型
MOSFET14)と、切替手段により切り替え可能な
通過信号の減衰量を変更するための信号減衰回路(P型
MOSFET13)とを含くんで可変アッテネータ回路
を構成する。入力インピーダンス設定手段は、N型MO
S容量素子6と、回路の特性インピーダンスに設定され
た抵抗7とを直列に接続して構成する。
Cからなる可変アッテネータ回路を提供する。 【解決手段】 切替手段により切り替え可能な入力イン
ピーダンスを設定するための入力インピーダンス設定手
段と、切替手段により切り替え可能な出力インピーダン
スを設定するための出力インピーダンス設定手段(N型
MOSFET14)と、切替手段により切り替え可能な
通過信号の減衰量を変更するための信号減衰回路(P型
MOSFET13)とを含くんで可変アッテネータ回路
を構成する。入力インピーダンス設定手段は、N型MO
S容量素子6と、回路の特性インピーダンスに設定され
た抵抗7とを直列に接続して構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変アッテネータ
回路およびこれを用いた高周波半導体装置に関し、特
に、ギガヘルツ帯域で動作する高周波半導体装置におい
て、出力部の特性インピーダンスを変化させることなく
減衰量を変更することが可能なアッテネータ回路および
これを用いた高周波半導体装置に関する。
回路およびこれを用いた高周波半導体装置に関し、特
に、ギガヘルツ帯域で動作する高周波半導体装置におい
て、出力部の特性インピーダンスを変化させることなく
減衰量を変更することが可能なアッテネータ回路および
これを用いた高周波半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、SiやGaAsを材料に用いた高
周波トランジスタの開発が進み、これらの高周波トラン
ジスタを使用したパワーアンプ、ミキサ(以下、混合回
路と称す)、ローノイズアンプ(以下、高周波増幅回路
と称す)等に代表される集積度の高いMMIC(Mon
olithic Microwave Integra
ted Circuit)が開発されている。これに伴
い、マイクロ波やミリ波を扱う携帯用無線電話、PHS
(Personal Handy Phone Sys
tem)、PDC(PersonalDigital
Cellular Phone)等の移動体通信装置が
普及している。
周波トランジスタの開発が進み、これらの高周波トラン
ジスタを使用したパワーアンプ、ミキサ(以下、混合回
路と称す)、ローノイズアンプ(以下、高周波増幅回路
と称す)等に代表される集積度の高いMMIC(Mon
olithic Microwave Integra
ted Circuit)が開発されている。これに伴
い、マイクロ波やミリ波を扱う携帯用無線電話、PHS
(Personal Handy Phone Sys
tem)、PDC(PersonalDigital
Cellular Phone)等の移動体通信装置が
普及している。
【0003】以下、代表的な移動体通信装置として、携
帯用無線電話を例にとって説明を行う。携帯用無線電話
の受信機では、受信アンテナからの微小な高周波入力信
号を高周波増幅回路により増幅し、増幅された高周波信
号を混合回路等に出力する。この過程において、高周波
入力信号として大きな信号が入力された場合には、高周
波増幅回路により増幅された信号をそのまま後段の混合
回路等に出力すると、後段の回路で信号が飽和して波形
歪が発生する等、回路の線形性が失なわれるという問題
がある。
帯用無線電話を例にとって説明を行う。携帯用無線電話
の受信機では、受信アンテナからの微小な高周波入力信
号を高周波増幅回路により増幅し、増幅された高周波信
号を混合回路等に出力する。この過程において、高周波
入力信号として大きな信号が入力された場合には、高周
波増幅回路により増幅された信号をそのまま後段の混合
回路等に出力すると、後段の回路で信号が飽和して波形
歪が発生する等、回路の線形性が失なわれるという問題
がある。
【0004】従来より、上述した問題を回避するため、
高周波増幅回路と後段の混合回路等との間に入力される
高周波信号の電力レベルに基づいて、伝播する信号の減
衰量を切り替えるための可変アッテネータ回路を挿入す
ることが一般的に行われている。このような回路構成と
することにより、過大な高周波信号が入力された場合に
は、アッテネータ回路の減衰量を大きくすることによ
り、後段の回路内で処理される波形の飽和を防止してい
る。
高周波増幅回路と後段の混合回路等との間に入力される
高周波信号の電力レベルに基づいて、伝播する信号の減
衰量を切り替えるための可変アッテネータ回路を挿入す
ることが一般的に行われている。このような回路構成と
することにより、過大な高周波信号が入力された場合に
は、アッテネータ回路の減衰量を大きくすることによ
り、後段の回路内で処理される波形の飽和を防止してい
る。
【0005】以下、図面に基づいて、従来の可変アッテ
ネータ回路を具体的に説明する。図4は、従来例1に係
る可変アッテネータ回路のブロック図である。図4に示
すように、従来例1に係る可変アッテネータ回路では、
入力端子1から入力された信号は、デカップリング用コ
ンデンサ5を介してN型電解効果トランジスタ(以下、
FETと称す)25に入力された後、デカップリング用
コンデンサ9を介して出力端子4から出力される。
ネータ回路を具体的に説明する。図4は、従来例1に係
る可変アッテネータ回路のブロック図である。図4に示
すように、従来例1に係る可変アッテネータ回路では、
入力端子1から入力された信号は、デカップリング用コ
ンデンサ5を介してN型電解効果トランジスタ(以下、
FETと称す)25に入力された後、デカップリング用
コンデンサ9を介して出力端子4から出力される。
【0006】この可変アッテネータ回路では、入力電圧
が小さく、信号出力端子4から出力される信号が後段の
回路を飽和させない場合には、制御電圧端子21を介し
てFET25をONさせる電圧(Highレベル)が与
えられるとともに、制御電圧端子22を介して信号ライ
ンに並列に接続されたFET23,24をOFFさせる
電圧(Lowレベル)が与えられる。なお、抵抗15,
17,19,20は、いずれも回路特性インピーダンス
に影響を与えないような十分大きい抵抗値(一般的に、
数Ω〜数十kΩ)に設定されている。また、抵抗16,
18は、回路の特性インピーダンスに近い抵抗値(一般
的に、数十Ω)に設定されている。
が小さく、信号出力端子4から出力される信号が後段の
回路を飽和させない場合には、制御電圧端子21を介し
てFET25をONさせる電圧(Highレベル)が与
えられるとともに、制御電圧端子22を介して信号ライ
ンに並列に接続されたFET23,24をOFFさせる
電圧(Lowレベル)が与えられる。なお、抵抗15,
17,19,20は、いずれも回路特性インピーダンス
に影響を与えないような十分大きい抵抗値(一般的に、
数Ω〜数十kΩ)に設定されている。また、抵抗16,
18は、回路の特性インピーダンスに近い抵抗値(一般
的に、数十Ω)に設定されている。
【0007】このように入力電圧が小さい場合には、F
ET25がONとなっているため、信号入力端子1から
入力された信号は、FET25を通してほとんど減衰す
ることなく信号出力端子4から出力される。
ET25がONとなっているため、信号入力端子1から
入力された信号は、FET25を通してほとんど減衰す
ることなく信号出力端子4から出力される。
【0008】一方、入力電圧が大きく、出力端子4から
出力される信号が後段の回路を飽和させる場合には、制
御電圧端子21を介してFET25をOFFさせる電圧
(Lowレベル)が与えられるとともに、制御電圧端子
22を介して信号ラインに並列に接続されたFET2
3,24をONさせる電圧(Highレベル)が与えら
れる。
出力される信号が後段の回路を飽和させる場合には、制
御電圧端子21を介してFET25をOFFさせる電圧
(Lowレベル)が与えられるとともに、制御電圧端子
22を介して信号ラインに並列に接続されたFET2
3,24をONさせる電圧(Highレベル)が与えら
れる。
【0009】このように入力電圧が大きい場合には、F
ET25がOFFとなっているため、抵抗20により大
きく減衰した信号が信号出力端子4から出力される。ま
た、抵抗16,18が適切な特性インピーダンスとなる
ような抵抗値に設定されている場合には、FET23,
24がONとなっているため、信号入力端子1および信
号出力端子4から見たインピーダンスは、アッテネータ
回路の減衰量が切り替えられたか否かにかかわらず一定
の回路の特性インピーダンスとなる。
ET25がOFFとなっているため、抵抗20により大
きく減衰した信号が信号出力端子4から出力される。ま
た、抵抗16,18が適切な特性インピーダンスとなる
ような抵抗値に設定されている場合には、FET23,
24がONとなっているため、信号入力端子1および信
号出力端子4から見たインピーダンスは、アッテネータ
回路の減衰量が切り替えられたか否かにかかわらず一定
の回路の特性インピーダンスとなる。
【0010】図5は、従来例2に係る可変アッテネータ
回路のブロック図である。なお、図5において、上述し
た従来例1に係る可変アッテネータ回路と同様の機能を
有する部材には、同一の符号を付して説明を省略する。
回路のブロック図である。なお、図5において、上述し
た従来例1に係る可変アッテネータ回路と同様の機能を
有する部材には、同一の符号を付して説明を省略する。
【0011】上述した従来例1に係る可変アッテネータ
回路では、アッテネータ回路の減衰量を切り替えるため
に、HighレベルまたはLowレベルの制御信号を、
コンプリメンタルに2つの制御電圧端子21,22に印
加する必要があった。
回路では、アッテネータ回路の減衰量を切り替えるため
に、HighレベルまたはLowレベルの制御信号を、
コンプリメンタルに2つの制御電圧端子21,22に印
加する必要があった。
【0012】これに対して、従来例2に係る可変アッテ
ネータ回路では、図5に示すように、P型MOSFET
26,N型MOSFET27を組み合わせてインバータ
回路を構成し、制御電圧端子3からのHighレベルま
たはLowレベルの制御信号により、アッテネータ回路
の減衰量の切り替えを行うような構成となっている。
ネータ回路では、図5に示すように、P型MOSFET
26,N型MOSFET27を組み合わせてインバータ
回路を構成し、制御電圧端子3からのHighレベルま
たはLowレベルの制御信号により、アッテネータ回路
の減衰量の切り替えを行うような構成となっている。
【0013】従来例2に係る可変アッテネータ回路で
は、制御電圧端子3を介してHighレベルの電圧を与
えることにより、ほとんど減衰のない信号が信号出力端
子4から出力される。一方、制御電圧端子3を介してL
owレベルの電圧を与えることにより、大きく減衰した
信号が信号出力端子4から出力される。
は、制御電圧端子3を介してHighレベルの電圧を与
えることにより、ほとんど減衰のない信号が信号出力端
子4から出力される。一方、制御電圧端子3を介してL
owレベルの電圧を与えることにより、大きく減衰した
信号が信号出力端子4から出力される。
【0014】なお、図5において、端子2は、正の電源
端子であり、抵抗11,12は、いずれも回路インピー
ダンスに影響を与えないような十分大きい抵抗値(一般
的に、数Ω〜数十kΩ)に設定されている。
端子であり、抵抗11,12は、いずれも回路インピー
ダンスに影響を与えないような十分大きい抵抗値(一般
的に、数Ω〜数十kΩ)に設定されている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来例1に係る可変アッテネータ回路を有する高周波
利得増幅回路において、受信機への入力電圧の大小に応
じて、可変アッテネータ回路の減衰量を切り替えるため
には、2つの制御信号をコンプリメンタルに2つの制御
電圧端子21,22に印加する必要があり、制御が煩雑
となるという問題があった。また、上述した従来例2に
係る可変アッテネータ回路では、1つの制御信号を制御
電圧端子3に印加すればよいという利点はあるものの、
MOSFETが5石(23〜27)必要であるため、回
路構成が複雑となり、ICチップサイズの増加を招くと
いう問題があった。
た従来例1に係る可変アッテネータ回路を有する高周波
利得増幅回路において、受信機への入力電圧の大小に応
じて、可変アッテネータ回路の減衰量を切り替えるため
には、2つの制御信号をコンプリメンタルに2つの制御
電圧端子21,22に印加する必要があり、制御が煩雑
となるという問題があった。また、上述した従来例2に
係る可変アッテネータ回路では、1つの制御信号を制御
電圧端子3に印加すればよいという利点はあるものの、
MOSFETが5石(23〜27)必要であるため、回
路構成が複雑となり、ICチップサイズの増加を招くと
いう問題があった。
【0016】本発明は、上述した問題点に鑑み提案され
たもので、回路構成が単純で、チップサイズの小さなI
Cからなる可変アッテネータ回路およびこれを用いた高
周波半導体装置を提供することを目的とする。
たもので、回路構成が単純で、チップサイズの小さなI
Cからなる可変アッテネータ回路およびこれを用いた高
周波半導体装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る可変アッテ
ネータ回路は、上述した目的を達成するために、以下の
特徴点を備えている。
ネータ回路は、上述した目的を達成するために、以下の
特徴点を備えている。
【0018】すなわち、本発明に係る可変アッテネータ
回路は、切替手段により切り替え可能な入力インピーダ
ンスを設定するための入力インピーダンス設定手段と、
前記切替手段により切り替え可能な出力インピーダンス
を設定するための出力インピーダンス設定手段と、前記
切替手段により切り替え可能な通過信号の減衰量を変更
するための信号減衰回路とを含む可変アッテネータ回路
において、前記入力インピーダンス設定手段は、MOS
容量素子と、回路の特性インピーダンスに設定された抵
抗とを直列に接続して構成されていることを特徴とする
ものである。
回路は、切替手段により切り替え可能な入力インピーダ
ンスを設定するための入力インピーダンス設定手段と、
前記切替手段により切り替え可能な出力インピーダンス
を設定するための出力インピーダンス設定手段と、前記
切替手段により切り替え可能な通過信号の減衰量を変更
するための信号減衰回路とを含む可変アッテネータ回路
において、前記入力インピーダンス設定手段は、MOS
容量素子と、回路の特性インピーダンスに設定された抵
抗とを直列に接続して構成されていることを特徴とする
ものである。
【0019】また、前記出力インピーダンス設定手段
は、ON抵抗を回路の特性インピーダンスに設定したM
OSトランジスタにより構成されていることが好まし
い。
は、ON抵抗を回路の特性インピーダンスに設定したM
OSトランジスタにより構成されていることが好まし
い。
【0020】また、前記MOSトランジスタのON抵抗
は、前記切替手段により回路の特性インピーダンスに設
定されていることが好ましい。
は、前記切替手段により回路の特性インピーダンスに設
定されていることが好ましい。
【0021】また、本発明に係る高周波半導体装置は、
上述した可変アッテネータ回路を一部に含んで構成され
たことを特徴とするものである。
上述した可変アッテネータ回路を一部に含んで構成され
たことを特徴とするものである。
【0022】このような構成とすることにより、可変ア
ッテネータ回路において必要な制御電圧は1系統とな
り、回路構成が単純となる。また、制御電圧によって容
量値を変化させる素子と、回路インピーダンス値を持つ
抵抗を用いることにより、可変アッテネータ回路の減衰
量を切り替えた際に生じるインピーダンスの変化をなく
すことができる。
ッテネータ回路において必要な制御電圧は1系統とな
り、回路構成が単純となる。また、制御電圧によって容
量値を変化させる素子と、回路インピーダンス値を持つ
抵抗を用いることにより、可変アッテネータ回路の減衰
量を切り替えた際に生じるインピーダンスの変化をなく
すことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】<可変アッテネータ回路>以下、
図面に基づいて、本発明に係る可変アッテネータ回路の
実施形態を説明する。図1は、本発明に係る可変アッテ
ネータ回路の一実施形態を示すブロック図である。本発
明に係る可変アッテネータ回路は、図1に示すように、
P型MOSFET13とN型MOSFET14を備えて
いる。この可変アッテネータ回路では、信号入力端子1
の後段に設けられた一対のDCカップリング用コンデン
サ5,8の間に、入力インピーダンス設定回路が信号ラ
インに対して並列に接続されている。
図面に基づいて、本発明に係る可変アッテネータ回路の
実施形態を説明する。図1は、本発明に係る可変アッテ
ネータ回路の一実施形態を示すブロック図である。本発
明に係る可変アッテネータ回路は、図1に示すように、
P型MOSFET13とN型MOSFET14を備えて
いる。この可変アッテネータ回路では、信号入力端子1
の後段に設けられた一対のDCカップリング用コンデン
サ5,8の間に、入力インピーダンス設定回路が信号ラ
インに対して並列に接続されている。
【0024】この入力インピーダンス設定回路は、N型
MOS容量素子6と、回路の特性インピーダンス値に設
定された抵抗7を直列接続することにより構成されてお
り、抵抗7の一端は接地されている。なお、本実施形態
において、N型MOS容量素子6とは、メタルゲートと
半導体基板の間に酸化膜を有した構造の素子のことであ
る。
MOS容量素子6と、回路の特性インピーダンス値に設
定された抵抗7を直列接続することにより構成されてお
り、抵抗7の一端は接地されている。なお、本実施形態
において、N型MOS容量素子6とは、メタルゲートと
半導体基板の間に酸化膜を有した構造の素子のことであ
る。
【0025】N型MOS容量素子6は、そのゲートメタ
ル側が信号ラインに接続され、基板側が抵抗7に接続さ
れている。また、N型MOS容量素子6のメタルゲート
側には、制御電圧端子3より、抵抗12,10を介し
て、電圧が印加される構成となっている。なお、抵抗1
0,12は、それぞれ回路インピーダンスに影響を与え
ないような大きな抵抗値(一般的に、数k〜数10k
Ω)に設定されている。電源電圧端子2には、例えば3
Vが印加される。
ル側が信号ラインに接続され、基板側が抵抗7に接続さ
れている。また、N型MOS容量素子6のメタルゲート
側には、制御電圧端子3より、抵抗12,10を介し
て、電圧が印加される構成となっている。なお、抵抗1
0,12は、それぞれ回路インピーダンスに影響を与え
ないような大きな抵抗値(一般的に、数k〜数10k
Ω)に設定されている。電源電圧端子2には、例えば3
Vが印加される。
【0026】P型MOSFET13とN型MOSFET
14は、各々のドレインと、各々のゲート同士が接続さ
れている。また、N型MOSFET14のソースは、接
地されており、P型MOSFETのソースは、抵抗11
を介して電源電圧端子2に接続されている。上述したP
型MOSFET13とN型MOSFET14とにより、
インバータ回路を構成している。また、P型MOSFE
T13が、信号減衰回路として機能し、N型MOSFE
T14が出力インピーダンス設定回路として機能する。
14は、各々のドレインと、各々のゲート同士が接続さ
れている。また、N型MOSFET14のソースは、接
地されており、P型MOSFETのソースは、抵抗11
を介して電源電圧端子2に接続されている。上述したP
型MOSFET13とN型MOSFET14とにより、
インバータ回路を構成している。また、P型MOSFE
T13が、信号減衰回路として機能し、N型MOSFE
T14が出力インピーダンス設定回路として機能する。
【0027】<動作原理>上述した可変アッテネータ回
路の動作原理を説明する。信号入力端子1に入力された
信号の電圧が小さく、信号出力端子4から出力される信
号が後段の回路を飽和させない場合には、当該信号を可
変アッテネータ回路により減衰することなく、ほぼその
ままのレベルで信号出力端子4に出力させる必要があ
る。このような場合には、制御電圧端子3に対して、L
owレベル(例えば、0V)を印加する。この電圧は、
抵抗10を介してN型MOS容量素子6のメタルゲート
に印加される。一方、N型MOS容量素子6の基板側
は、抵抗7を介して接地されている。
路の動作原理を説明する。信号入力端子1に入力された
信号の電圧が小さく、信号出力端子4から出力される信
号が後段の回路を飽和させない場合には、当該信号を可
変アッテネータ回路により減衰することなく、ほぼその
ままのレベルで信号出力端子4に出力させる必要があ
る。このような場合には、制御電圧端子3に対して、L
owレベル(例えば、0V)を印加する。この電圧は、
抵抗10を介してN型MOS容量素子6のメタルゲート
に印加される。一方、N型MOS容量素子6の基板側
は、抵抗7を介して接地されている。
【0028】これにより、N型MOS容量素子6には、
酸化膜による容量値に対して、メタルゲートと基板との
仕事関数の違いから誘起される空乏領域による容量値が
直列に入ることから、その容量値が非常に小さくなる。
したがって、信号ライン(ノードA)から見た入力イン
ピーダンス設定回路(N型MOS容量素子6および抵抗
7)のインピーダンスは、ほぼ無限大となる。このた
め、信号入力端子1に入力された信号は、DCデカップ
リング用コンデンサ5,8を介して、ほぼ減衰すること
なくP型MOSFET13のソースに供給される。
酸化膜による容量値に対して、メタルゲートと基板との
仕事関数の違いから誘起される空乏領域による容量値が
直列に入ることから、その容量値が非常に小さくなる。
したがって、信号ライン(ノードA)から見た入力イン
ピーダンス設定回路(N型MOS容量素子6および抵抗
7)のインピーダンスは、ほぼ無限大となる。このた
め、信号入力端子1に入力された信号は、DCデカップ
リング用コンデンサ5,8を介して、ほぼ減衰すること
なくP型MOSFET13のソースに供給される。
【0029】また、インバータ回路を構成しているP型
MOSFET13およびN型MOSFET14では、制
御電圧端子3に対してLOWレベルが印加されているた
め、P型MOSFET13がON状態となるとともに、
N型MOSFET14がOFF状態となっている。した
がって、P型MOSFET13のソースに供給された信
号は、DCデカップリング用コンデンサ9を介して信号
出力端子4から出力される。このため、信号入力端子1
に入力された信号は、ほとんど減衰されることなく可変
アッテネータ回路を通過する。
MOSFET13およびN型MOSFET14では、制
御電圧端子3に対してLOWレベルが印加されているた
め、P型MOSFET13がON状態となるとともに、
N型MOSFET14がOFF状態となっている。した
がって、P型MOSFET13のソースに供給された信
号は、DCデカップリング用コンデンサ9を介して信号
出力端子4から出力される。このため、信号入力端子1
に入力された信号は、ほとんど減衰されることなく可変
アッテネータ回路を通過する。
【0030】また、信号ラインに並列に接続されている
N型MOS容量素子6と、抵抗10および11と、OF
F状態となっているN型MOSFET14は、信号ライ
ンに対して十分インピーダンスが高くなっているととも
に、信号ラインは、十分にインピーダンスが低くなって
いる。したがって、上述した可変アッテネータ回路を介
しても、回路の特性インピーダンスはほとんど変化しな
い。
N型MOS容量素子6と、抵抗10および11と、OF
F状態となっているN型MOSFET14は、信号ライ
ンに対して十分インピーダンスが高くなっているととも
に、信号ラインは、十分にインピーダンスが低くなって
いる。したがって、上述した可変アッテネータ回路を介
しても、回路の特性インピーダンスはほとんど変化しな
い。
【0031】次に、上述した可変アッテネータ回路で減
衰する必要があるような過大信号が入力された場合を説
明する。
衰する必要があるような過大信号が入力された場合を説
明する。
【0032】入力電圧が大きく、信号出力端子4から出
力される信号が後段の回路を飽和させる場合には、制御
電圧端子3を介して、Highレベル(例えば、2.5
V)を印加する。この電圧は、抵抗10を介して、N型
MOS容量素子6のメタルゲートに、正の電圧として印
加される。これにより、チャネル領域の空乏領域はなく
なり、酸化膜のみにより形成される容量値となることか
ら、N型MOS容量素子6の容量値は大きくなる。した
がって、N型MOS容量素子6のインピーダンスが小さ
くなり、N型MOS容量素子6と抵抗7とが直列に接続
されて構成されている入力インピーダンス回路のインピ
ーダンスは、抵抗7により決定されることとなる。この
ため、抵抗7の抵抗値を適切に設定することにより、可
変アッテネータ回路の入力側を適切な特性インピーダン
ス(例えば、50Ω)とすることができる。
力される信号が後段の回路を飽和させる場合には、制御
電圧端子3を介して、Highレベル(例えば、2.5
V)を印加する。この電圧は、抵抗10を介して、N型
MOS容量素子6のメタルゲートに、正の電圧として印
加される。これにより、チャネル領域の空乏領域はなく
なり、酸化膜のみにより形成される容量値となることか
ら、N型MOS容量素子6の容量値は大きくなる。した
がって、N型MOS容量素子6のインピーダンスが小さ
くなり、N型MOS容量素子6と抵抗7とが直列に接続
されて構成されている入力インピーダンス回路のインピ
ーダンスは、抵抗7により決定されることとなる。この
ため、抵抗7の抵抗値を適切に設定することにより、可
変アッテネータ回路の入力側を適切な特性インピーダン
ス(例えば、50Ω)とすることができる。
【0033】また、ゲートにHighレベル(例えば、
2.5V)を印加されたP型MOSFET13では、O
N抵抗が高くなっている。したがって、信号入力端子1
からDCデカップリング用コンデンサ5,8を介して、
P型MOSFET13のソースに供給された信号は、大
きく減衰され、DCデカップリング用コンデンサ9を介
して、信号出力端子4から出力される。
2.5V)を印加されたP型MOSFET13では、O
N抵抗が高くなっている。したがって、信号入力端子1
からDCデカップリング用コンデンサ5,8を介して、
P型MOSFET13のソースに供給された信号は、大
きく減衰され、DCデカップリング用コンデンサ9を介
して、信号出力端子4から出力される。
【0034】一方、N型MOSFET14は、ゲートに
Highレベル(例えば、2.5V)が印加されている
ため、ON抵抗が低くなっている。このため、信号出力
端子4から見た回路のインピーダンスは、このN型MO
SFET14のON抵抗によりほぼ決定されることとな
る。したがって、出力インピーダンス設定回路であるN
型MOSFET14のゲート幅を適切に選択して、ON
抵抗を決定することにより、可変アッテネータ回路の出
力側を適切な特性インピーダンス(例えば、50Ω)と
することができる。
Highレベル(例えば、2.5V)が印加されている
ため、ON抵抗が低くなっている。このため、信号出力
端子4から見た回路のインピーダンスは、このN型MO
SFET14のON抵抗によりほぼ決定されることとな
る。したがって、出力インピーダンス設定回路であるN
型MOSFET14のゲート幅を適切に選択して、ON
抵抗を決定することにより、可変アッテネータ回路の出
力側を適切な特性インピーダンス(例えば、50Ω)と
することができる。
【0035】上述した可変アッテネータ回路は、パワー
アンプ、ミキサ、ローノイズアンプ等の高周波半導体装
置の一部として利用することができる。
アンプ、ミキサ、ローノイズアンプ等の高周波半導体装
置の一部として利用することができる。
【0036】<回路動作のシミュレーション>上述した
可変アッテネータ回路の動作をシミュレートした結果を
説明する。図2は、シミュレーションに用いた可変アッ
テネータ回路のブロック図であり、図3は、そのシミュ
レーション結果を示す説明図である。
可変アッテネータ回路の動作をシミュレートした結果を
説明する。図2は、シミュレーションに用いた可変アッ
テネータ回路のブロック図であり、図3は、そのシミュ
レーション結果を示す説明図である。
【0037】シミュレーションに用いた可変アッテネー
タ回路は、図2に示すように、N型MOSFET13お
よびP型MOSFET14のモデルと、電圧依存性を持
つN型MOS容量素子6のモデルが使用されている。こ
のシミュレーションに用いた可変アッテネータ回路は、
図1に示す可変アッテネータ回路とほぼ同様の構成から
なり、各素子には、図2に示すように、具体的な値が設
定されている。
タ回路は、図2に示すように、N型MOSFET13お
よびP型MOSFET14のモデルと、電圧依存性を持
つN型MOS容量素子6のモデルが使用されている。こ
のシミュレーションに用いた可変アッテネータ回路は、
図1に示す可変アッテネータ回路とほぼ同様の構成から
なり、各素子には、図2に示すように、具体的な値が設
定されている。
【0038】このアッテネータ回路は、周波数を2GH
zとし、回路特性インピーダンスを50Ωとしてあり、
電源電圧端子2に対して3Vの電源電圧が印加されると
ともに、制御電圧端子3に対する制御電圧としてHig
hレベル2.5V、Lowレベル0.0Vが印加され
る。
zとし、回路特性インピーダンスを50Ωとしてあり、
電源電圧端子2に対して3Vの電源電圧が印加されると
ともに、制御電圧端子3に対する制御電圧としてHig
hレベル2.5V、Lowレベル0.0Vが印加され
る。
【0039】図3(A)〜(F)に、上述した可変アッ
テネータ回路を用いた線形シミュレーション結果を示
す。なお、周波数範囲は、0.1〜5.0GHzとなっ
ている。また、図中のマーカー(▽)は、2.0GHz
のポイントを示している。
テネータ回路を用いた線形シミュレーション結果を示
す。なお、周波数範囲は、0.1〜5.0GHzとなっ
ている。また、図中のマーカー(▽)は、2.0GHz
のポイントを示している。
【0040】図3(A)は、アッテネータがOFFとな
っている場合(信号の減衰がない場合、以下同様)の信
号入力端子1から見た回路インピーダンスを示し、図3
(B)は、アッテネータがONとなっている場合(信号
を減衰させる場合、以下同様)の信号入力端子1から見
た回路インピーダンスを示し、図3(C)は、アッテネ
ータがOFFとなっている場合の信号出力端子4から見
た回路インピーダンスを示し、図3(D)は、アッテネ
ータがONとなっている場合の信号出力端子4から見た
回路インピーダンスを示している。いずれの場合も、回
路インピーダンスは、回路の特性インピーダンスの値で
ある50Ω付近となっており、アッテネータの減衰量の
切り替えによる回路インピーダンスの変化が無いことが
わかる。
っている場合(信号の減衰がない場合、以下同様)の信
号入力端子1から見た回路インピーダンスを示し、図3
(B)は、アッテネータがONとなっている場合(信号
を減衰させる場合、以下同様)の信号入力端子1から見
た回路インピーダンスを示し、図3(C)は、アッテネ
ータがOFFとなっている場合の信号出力端子4から見
た回路インピーダンスを示し、図3(D)は、アッテネ
ータがONとなっている場合の信号出力端子4から見た
回路インピーダンスを示している。いずれの場合も、回
路インピーダンスは、回路の特性インピーダンスの値で
ある50Ω付近となっており、アッテネータの減衰量の
切り替えによる回路インピーダンスの変化が無いことが
わかる。
【0041】また、図3(E)は、アッテネータがOF
Fとなっている場合の信号入力端子1から信号出力端子
4への通過特性を示すもので、2GHzにおける挿入損
失は1.15dBとなっている。また、図3(F)は、
アッテネータがONとなっている場合の信号入力端子1
から信号出力端子4への通過特性を示すもので、2GH
zにおける減衰量は29dBとなっている。
Fとなっている場合の信号入力端子1から信号出力端子
4への通過特性を示すもので、2GHzにおける挿入損
失は1.15dBとなっている。また、図3(F)は、
アッテネータがONとなっている場合の信号入力端子1
から信号出力端子4への通過特性を示すもので、2GH
zにおける減衰量は29dBとなっている。
【0042】上述したシミュレーション結果から明らか
なように、本発明に係る可変アッテネータ回路は、可変
アッテネータ回路に要求される特性を十分に満たしてい
る。
なように、本発明に係る可変アッテネータ回路は、可変
アッテネータ回路に要求される特性を十分に満たしてい
る。
【0043】
【発明の効果】本発明に係る可変アッテネータ回路は、
上述した構成からなるので、以下に説明する効果を奏す
ることができる。すなわち、本発明に係る可変アッテネ
ータ回路は、2個のMOSFETと1個のMOS容量素
子との組み合わせを基本構成としているため、非常に簡
単な回路構成とすることができる。また、制御用電圧も
1系統でよいため、非常にシンプルな回路構成となる。
したがって、チップサイズの小さいICを用いて可変ア
ッテネータ回路を構成することができるので、低コスト
化を図ることが可能となる。
上述した構成からなるので、以下に説明する効果を奏す
ることができる。すなわち、本発明に係る可変アッテネ
ータ回路は、2個のMOSFETと1個のMOS容量素
子との組み合わせを基本構成としているため、非常に簡
単な回路構成とすることができる。また、制御用電圧も
1系統でよいため、非常にシンプルな回路構成となる。
したがって、チップサイズの小さいICを用いて可変ア
ッテネータ回路を構成することができるので、低コスト
化を図ることが可能となる。
【0044】また、シンプルな回路構成であるため、高
周波増幅回路や混合回路等との1チップ化も容易とな
り、1チップ化による小型化はもちろんのこと、配線や
トランジスタの浮遊容量を低減することができるととも
に、小型化による高周波特性の向上も図ることが可能と
なる。
周波増幅回路や混合回路等との1チップ化も容易とな
り、1チップ化による小型化はもちろんのこと、配線や
トランジスタの浮遊容量を低減することができるととも
に、小型化による高周波特性の向上も図ることが可能と
なる。
【0045】また、入力インピーダンスと出力インピー
ダンスは、アッテネータの減衰量の切替に影響を受ける
ことがなく、変化しない。
ダンスは、アッテネータの減衰量の切替に影響を受ける
ことがなく、変化しない。
【0046】また、入力インピーダンスと出力インピー
ダンスは、それぞれ入力インピーダンス設定回路と出力
インピーダンス設定回路により自由に設定できるととも
に、周辺回路の入出力インピーダンスに合わせて設定可
能であるため、整合の自由度を広げることができる。さ
らに、制御用電圧を変化させることにより、減衰量を変
更することができる。
ダンスは、それぞれ入力インピーダンス設定回路と出力
インピーダンス設定回路により自由に設定できるととも
に、周辺回路の入出力インピーダンスに合わせて設定可
能であるため、整合の自由度を広げることができる。さ
らに、制御用電圧を変化させることにより、減衰量を変
更することができる。
【0047】また、本発明に係る可変アッテネータ装置
を一部に含んで構成された高周波半導体装置では、上述
した種々の効果を発揮することができる。
を一部に含んで構成された高周波半導体装置では、上述
した種々の効果を発揮することができる。
【図1】本発明の一実施形態に係る可変アッテネータ回
路のブロック図である。
路のブロック図である。
【図2】シミュレーションに用いた可変アッテネータ回
路のブロック図である。
路のブロック図である。
【図3】シミュレーション結果を示す説明図である。
【図4】従来例1に係る可変アッテネータ回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】従来例2に係る可変アッテネータ回路のブロッ
ク図である。
ク図である。
1 信号入力端子 2 電源電圧端子 3 制御電圧端子 4 信号出力端子 5 DCデカップリング用コンデンサ 6 N端MOS容量素子 7 抵抗(回路特性インピーダンス値) 8 DCデカップリング用コンデンサ 9 DCデカップリング用コンデンサ 10 抵抗(高抵抗) 11 抵抗(高抵抗) 12 抵抗(高抵抗) 13 P型MOSFET 14 N型MOSFET 15 抵抗(高抵抗) 16 抵抗(回路特性インピーダンス値) 17 抵抗(高抵抗) 18 抵抗(回路特性インピーダンス値) 19 抵抗(高抵抗) 20 抵抗(高抵抗) 21 制御電圧端子 22 制御電圧端子 23 N型MOSFET 24 N型MOSFET 25 N型MOSFET 26 P型MOSFET 27 N型MOSFET
Claims (4)
- 【請求項1】 切替手段により切り替え可能な入力イン
ピーダンスを設定するための入力インピーダンス設定手
段と、 前記切替手段により切り替え可能な出力インピーダンス
を設定するための出力インピーダンス設定手段と、 前記切替手段により切り替え可能な通過信号の減衰量を
変更するための信号減衰回路とを含む可変アッテネータ
回路において、 前記入力インピーダンス設定手段は、MOS容量素子
と、回路の特性インピーダンスに設定された抵抗とを直
列に接続して構成されていることを特徴とする可変アッ
テネータ回路。 - 【請求項2】 前記出力インピーダンス設定手段は、O
N抵抗を回路の特性インピーダンスに設定したMOSト
ランジスタにより構成されていることを特徴とする請求
項1記載の可変アッテネータ回路。 - 【請求項3】 前記MOSトランジスタのON抵抗は、
前記切替手段により回路の特性インピーダンスに設定さ
れていることを特徴とする請求項2記載の可変アッテネ
ータ回路。 - 【請求項4】 請求項1〜3のうちいずれか1項記載の
可変アッテネータ回路を一部に含んで構成されているこ
とを特徴とする高周波半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032391A JP2001223560A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 可変アッテネータ回路およびこれを用いた高周波半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000032391A JP2001223560A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 可変アッテネータ回路およびこれを用いた高周波半導体装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001223560A true JP2001223560A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18557000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000032391A Pending JP2001223560A (ja) | 2000-02-09 | 2000-02-09 | 可変アッテネータ回路およびこれを用いた高周波半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001223560A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103973261A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-08-06 | 西安电子科技大学 | 一种高频宽衰减范围有源可变衰减器电路 |
CN113794464A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-12-14 | 芯灵通(天津)科技有限公司 | 一种高线性度宽带射频衰减器 |
-
2000
- 2000-02-09 JP JP2000032391A patent/JP2001223560A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103973261A (zh) * | 2014-05-06 | 2014-08-06 | 西安电子科技大学 | 一种高频宽衰减范围有源可变衰减器电路 |
CN113794464A (zh) * | 2021-09-16 | 2021-12-14 | 芯灵通(天津)科技有限公司 | 一种高线性度宽带射频衰减器 |
CN113794464B (zh) * | 2021-09-16 | 2024-01-02 | 芯灵通(天津)科技有限公司 | 一种高线性度宽带射频衰减器 |
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