JP2001223379A - 光起電力装置の製造方法 - Google Patents

光起電力装置の製造方法

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    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板表面に、酸化亜鉛からなる第1電極と、
光電変換層と、第2電極とからなる複数の単位セルを備
える光起電力装置において、光電変換特性の向上が図れ
る製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 基板1表面に酸化亜鉛膜21を形成する
工程と、該酸化亜鉛膜21の所定部をエネルギービーム
の照射により除去し、該酸化亜鉛膜21を複数の第1電
極2…に分割する工程と、複数に分割された前記第1電
極2…を備える前記基板1表面にエッチング処理を施す
工程と、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集積型の光起電力
装置に関し、特に酸化亜鉛からなる透明電極を備えた光
起電力装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽電池に代表される光起電力装置は、
太陽光を直接電気に変換することができることから、新
しいエネルギー源として実用化が進められている。斯か
る光起電力装置を構成する材料としては、従来単結晶シ
リコンや多結晶シリコン等の結晶系半導体材料や、Ga
As、InP等の化合物半導体材料、或いは非晶質シリ
コンや非晶質シリコンゲルマニウム等の非晶質半導体材
料が知られている。このうち非晶質半導体材料を用いた
光起電力装置は、他の材料を用いた光起電力装置に比べ
て製造温度が低く、且つ容易に大面積化を図ることがで
き、1枚の基板上で容易に集積化が図れるという特徴を
有している。
【0003】図1は、斯かる非晶質半導体材料を用いた
集積型の光起電力装置の構成を示す断面構造図である。
同図を参照して、集積型の光起電力装置につき説明す
る。基板1はガラス或いはプラスチック等の透光性且つ
絶縁性を有する材料からなり、該基板1表面に複数の第
1電極2…が分割配置されている。該第1電極2は通常
酸化錫(SnO2)膜から構成されており、その表面に
は基板1側から入射した入射光を散乱させるための粗面
が設けられている。この粗面は通常テクスチャ面と呼ば
れている。
【0004】光電変換層3は非晶質半導体材料からな
り、通常は第1電極2側から順に、厚さ約100Å程度
のp型非晶質シリコンカーバイド膜、厚さ4000Å程
度の真性非晶質シリコン膜、及び厚さ200Å程度のn
型非晶質シリコン膜が積層されて構成される。また、第
2電極4は、AgやAl等の高反射性の金属膜から構成
される。
【0005】そして、上記第1電極2、光電変換層3及
び第2電極4の積層体から単位セル10が構成され、相
隣接する単位セル10同士は、一方の単位セル10の第
1電極2と他方の単位セル10の第2電極4とが電気的
に結合されることにより、互いに電気的に直列接続され
ている。
【0006】図2は、斯かる従来の光起電力装置の製造
工程を説明するための工程別断面構造図である。まず、
図2(A)に示す如く、基板1表面にテクスチャ面を有
する酸化錫(SnO2)膜からなる透明電極膜21が形
成される。図2(B)に示す如く、透明電極膜21の所
定部がレーザ光の照射により除去され、複数の第1電極
2…に分割される。
【0007】次いで、図2(C)に示す如く、第1電極
2…上を含んで基板1上に、内部にpin接合を有する
非晶質半導体膜31が形成される。
【0008】そして、図2(D)に示す如く、非晶質半
導体膜31の所定部がレーザ光の照射により除去され
て、複数の光電変換層3…に分割される。
【0009】さらに、図2(E)に示す如く、光電変換
層3…上を含んで基板1上に金属膜4が形成される。そ
して、この金属膜41の所定部がレーザ光の照射により
除去されて複数の第2電極4に分割されることで、図1
に示した光起電力装置が製造される。
【0010】ところで、従来透明電極としての第1電極
を構成する材料としては上述したように、SnO2が用
いられている。然し乍ら、SnO2の形成には500℃
程度以上の高温を必要とするために製造コストの増大を
招くと共に、プラスチック基板等の耐熱性の低い基板を
用いることができず、基板選択の自由度も小さかった。
【0011】そこで、近年第1電極を酸化亜鉛から構成
することが検討されている。即ち、酸化亜鉛はスパッタ
法を用いて200℃程度以下の低温で作製できるため
に、製造コストの低減を図ることができ、且つ基板温度
選択の自由度も大きくなると言った利点を有する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、本出願人ら
が鋭意検討したところ、第1電極として酸化亜鉛を用い
た場合、酸化亜鉛膜の所定部をレーザ光の照射により除
去して複数の第1電極に分割する際に、相隣接する第1
電極間の電気的な分離がSnO2膜を用いた場合に比べ
て困難であるという課題を見出した。このために、第1
電極を酸化亜鉛から構成した光起電力装置においては隣
接する単位セル間での漏れ電流が発生しやすく、光電変
換特性の低下を招いていた。
【0013】まず、本願発明者等は、上述の課題が生じ
る原因について鋭意検討した。その結果推察された原因
について、図3に示す概念的な断面図を参照して説明す
る。尚、同図において図1と同様の機能を呈する部分に
は同一の符号を付している。
【0014】まず、酸化亜鉛膜に照射するレーザ光の強
度が大きい場合、酸化亜鉛膜の温度上昇により、当該酸
化亜鉛膜中に含まれる抵抗値を下げるためのAl或いは
Mg若しくはGa等のドーピング材が基板1中に拡散
し、図3(A)に示す如く基板1表面に拡散領域1Aが
形成される。そして、斯かる拡散領域1Aを介して相隣
接する第1電極2、2間での漏れ電流が発生するものと
考えられる。
【0015】一方、斯かる拡散領域1Aの形成を抑制せ
んとしてレーザ光の強度を小さくすると、図3(B)に
示すが如く酸化亜鉛膜21の残留物21Aが発生し、こ
の残留物21Aを介して相隣接する第1電極2間での漏
れ電流が発生するものと考えられる。
【0016】以上のように、第1電極を酸化亜鉛から構
成した場合、照射するレーザ光の強度が大きいと酸化亜
鉛中に含まれるAl、MgやGa等のドーピング材の拡
散により基板表面に拡散領域が形成され、レーザ光の強
度が小さいと酸化亜鉛の残留物が生じる。そして、これ
ら拡散領域或いは残留物を介して相隣接する第1電極間
での漏れ電流が生じるために、光電変換特性が低下して
いたものと推察される。
【0017】また、近年、ガラス基板を用いた薄膜半導
体装置は、大型化する傾向にあり、特に屋外で使用され
ることが多い太陽電池装置等は、機械的強度が要求され
ている。しかしながら、その対策としては、プロセスが
煩雑で低コスト化が難しい強化ガラスとの貼り合わせ
や、十分な強度や膜特性を持たせることが難しい透明電
極付きガラス基板を後から強化処理する方法が検討され
ているにすぎなかった。ここで、強化処理したガラスは
強化処理後にガラス溶融点に近い500℃程度以上に温
度を上げてしまうと、強化処理の効果がなくなって、強
度が低下してしまう問題がある。上記したSnO2膜は
一般に用いられている材料であるにも関わらず、通常、
この500℃以上の温度で形成しなければ十分な特性が
得られないことから強化ガラスを基板として利用するこ
とができない。このため、透明電極を付けた後でガラス
基板を強化処理する方法が検討されている。
【0018】さらに、透明電極をエネルギービームを用
いて加工する際には、瞬間的に融点である2000℃程
度までその部分が温度上昇するように、エネルギーを加
えなければならない。そのため、500℃以下の温度で
良好な特性の透明電極が形成できたとしてもその透明電
極を複数の領域に分割するためにエネルギービームを照
射した場合には、ガラス側にもその照射エネルギーによ
る熱が伝わる。この結果、温度が局所的には500度以
上まで上昇してしまい、ガラスのその部分が微小なクラ
ックの発生や強度の不均一低下により、かえって全体と
して強度が不十分なものになってしまう。
【0019】従って、本発明は斯かる従来の課題を解決
し、酸化亜鉛からなる第1電極を備えた光起電力装置に
おいて、光電変換特性の向上が図れる製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0020】また、本発明は、基板として強化ガラスを
用いることができ、機械的強度が十分で且つ光電変換特
性の向上が図れる製造方法を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本発明は、基板表面に、酸化亜鉛からなる第
1電極と、光電変換層と、第2電極とからなる複数の単
位セルを備える光起電力装置の製造方法であって、基板
表面に酸化亜鉛膜を形成する工程と、該酸化亜鉛膜の所
定部をエネルギービームの照射により除去し、該酸化亜
鉛膜を複数の第1電極に分割する工程と、複数に分割さ
れた前記第1電極を備える前記基板表面にエッチング処
理を施す工程と、を備えることを特徴とする。
【0022】また、前記エッチング処理より、前記第1
電極の表面にテクスチャ面を形成することを特徴とす
る。
【0023】上記したように、本発明にあっては酸化亜
鉛膜の所定部をエネルギービームの照射により除去し、
複数の第1電極に分割した後に、エッチング処理を施す
ことによって、基板表面に形成された拡散領域或いは酸
化亜鉛の残留物できる。従って、本発明によれば相隣接
する第1電極間の漏れ電流を従来に比べ大幅に低減する
ことが可能となり、優れた光電変換特性を有する光起電
力装置を製造することが可能となる。
【0024】また、この発明は、透明基板表面に、酸化
亜鉛からなる第1電極と、光電変換層と、第2電極とか
らなる複数の単位セルを備える光起電力装置の製造方法
であって、基板表面に酸化亜鉛膜を形成する工程と、該
酸化亜鉛膜の所定部をエネルギービームの照射により前
記透明基板側に所定の膜厚以上残した状態で除去して、
該酸化亜鉛膜を複数の第1電極に予備的に分割する工程
と、予備的に複数に分割された前記第1電極を備える前
記基板表面にエッチング処理を施し、隣り合う分割領域
の電気的分離を行う工程と、を備えることを特徴とす
る。
【0025】前記透明基板として、強化ガラスを用いる
ことができる。
【0026】上記したように、エネルギービームにより
複数の領域に分割する工程において、意図的に透明電極
のガラス基板側に所定の膜厚以上の透明電極を残し、エ
ッチング工程により、隣り合う分割領域電気的分離を行
うことにより、エネルギービームによる透明電極加工時
にガラス側にもその照射エネルギーにより熱が伝わるこ
とによる微小なクラックの発生や強度の不均一低下によ
り基板強度が低下するといった問題点を解決できる。
【0027】更に、エネルギービームによる透明電極の
加工時に発生する飛散物の付着により完全に分離できな
い場合のエッチングの適用の際に問題となっていた基板
と透明電極間のエッチングが進行し易い部分のオーバー
エッチング現象を防止でき、加工部近傍の透明導電膜の
剥離防止によるデバイスの信頼性及び特性向上が可能と
なる。
【0028】なお、上記した第2の構成によれば、ガラ
ス融点にまで温度が上昇することがなくなり、強化処理
の効果を維持することができるので、強化ガラスを用い
る場合に特に有効である。
【0029】
【発明の実施の形態】以上の知見をもとに得られた本発
明の実施の形態に係る光起電力装置の製造方法につい
て、以下に説明する。尚、本実施形態に係る製造方法の
大部分の工程は従来の工程と同一であるので、前述の図
2並びに本発明の特徴を示す図4を参照して説明する。
【0030】まず、図2(A)に示す如く、基板1上に
スパッタ法を用いて酸化亜鉛膜21を形成する。
【0031】次に、図2(B)に示す如く、酸化亜鉛膜
21の所定部をレーザ光の照射により除去して複数の第
1電極2…に分割する。この段階で、前述の図3に示し
た如く基板1中の拡散領域1A又は酸化亜鉛膜の残留物
21Aが生成されているものと考えられる。
【0032】次いで、この複数に分割された前記第1電
極2を備える基板1表面にエッチング処理を施す。そし
て、本発明においては斯かるエッチング処理を施すこと
により、上記拡散領域1A又は酸化亜鉛の残留物21A
を除去する。従って、エッチング処理としてはドライエ
ッチングを用いても良いし、或いはウェットエッチング
を用いても良いが、拡散領域1Aが形成された基板1を
除去できる方法、或いは酸化亜鉛の残留物21Aを除去
できる方法で行う必要がある。このためにはエッチング
に用いるエッチングガス或いはエッチング溶液の選定が
重要であり、基板1の構成材料又は酸化亜鉛をエッチン
グすることができるエッチングガス或いはエッチング溶
液を選択して用いる必要がある。例えば、ウェットエッ
チングを用いてエッチング処理を行う場合には塩酸溶液
や酢酸溶液を用いることが好ましい。また、これに限ら
ず、基板1を構成する材料或いは酸化亜鉛をエッチング
できるものであれば、他のエッチングガス或いはエッチ
ング溶液を用いることができることは言うまでもない。
【0033】次いで、図2(C)に示す如く、エッチン
グ処理の施された第1電極2上を含んで基板1上に、プ
ラズマCVD法を用いて厚さ約100Åのp型非晶質シ
リコンカーバイド膜、膜厚約4000Åの真性非晶質シ
リコン膜及び膜厚約200Åのn型非晶質シリコン膜を
この順に積層することにより非晶質半導体膜31を形成
する。
【0034】そして、図2(D)に示す如く、非晶質半
導体膜31の所定部をレーザ光の照射により除去し、複
数個の光電変換層3に分割する。
【0035】さらに、図2(E)に示す如く、光電変換
層3上を含んで基板1上にスパッタ法を用いて銀からな
る金属膜41を形成する。そして、この金属膜41の所
定部をレーザ光の照射により除去して複数の第2電極4
に分割することで、集積型の光起電力装置が製造され
る。
【0036】以上のように、本発明にあっては酸化亜鉛
膜をレーザ光の照射により除去した後に、エッチング処
理を施すことによって、基板1表面に形成された拡散領
域1A或いは酸化亜鉛の残留物21Aを除去している。
従って、本発明によれば相隣接する第1電極間の漏れ電
流を従来に比べ大幅に低減することが可能となり、優れ
た光電変換特性を有する光起電力装置を製造することが
可能となる。
【0037】以下に、本発明の第1実施例について、図
4を参照してさらに説明する。
【0038】この第1実施例にあっては、図4(A)に
示す如く、基板1としてガラス基板を用意する。基板サ
イズは、30×40cm、厚み5mmである。
【0039】図4(B)に示す如く、この基板1表面の
略全面にスパッタ法を用いて厚さ約1μmの酸化亜鉛膜
21を形成した。酸化亜鉛膜の形成条件は表1の通りで
ある。
【0040】
【表1】
【0041】次に、図4(C)に示す如く、この酸化亜
鉛膜21の所定部を、波長1.06μm、パルス周波数
3kHz、強度4.0×107W/cm2のYAGレーザ
の照射により除去して複数の第1電極2…に分割した。
尚、この条件のYAGレーザ照射によれば酸化亜鉛膜2
1を完全に除去することができず、基板1表面に酸化亜
鉛の残留物21Aが観察された。
【0042】次いで、図4(D)に示す如く、複数の第
1電極2…が形成された基板1を0.5wt.%の塩酸
溶液中に30秒間程度浸漬することによりエッチング処
理を施し、その後に基板1を純水により洗浄した。加え
て、斯かる条件のエッチング処理によれば、第1電極2
の表面にテクスチャ面が形成された。
【0043】そして、上記した図2に示す如く、第1電
極2上を含んで基板1上に、プラズマCVD法を用いて
厚さ約100Åのp型非晶質シリコンカーバイド層、厚
さ約1500Åの真性非晶質シリコン層、厚さ約200
Åのn型微結晶シリコン層、厚さ約100Åのp型非晶
質シリコン層、厚さ約1000Åの真性非晶質シリコン
ゲルマニウム層、厚さ約200Åのn型非晶質シリコン
層をこの順で積層することにより、非晶質半導体膜31
を形成した。各層の形成条件は表2に示す通りである。
また、反応圧力は50Paに制御した。
【0044】
【表2】
【0045】そして、この非晶質半導体膜31の所定部
分を、波長1.06μm、パルス周波数3kHz、強度
1.3×108W/cm2のYAGレーザの照射により除
去し、複数の光電変換層3…に分割した。
【0046】さらに、この光電変換層3上を含んで基板
1上にスパッタ法を用いて厚さ約1μmの銀からなる金
属膜41を形成し、この金属膜の所定部分を波長0.5
1μm、強度2×103W/cm2のArレーザの照射に
より除去して複数の第2電極4に分割することにより、
実施例の光起電力装置を製造した。
【0047】また、比較のために、第1電極2を分割し
た後にエッチング処理を施さない以外は第1実施例と同
一の方法で、比較例の光起電力装置を製造した。
【0048】まず、実施例の光起電力装置と比較例の光
起電力装置のそれぞれについて、隣接する第1電極2間
の抵抗値を測定した結果を表3に示す。また、実施例の
光起電力装置と比較例の光起電力装置のそれぞれに対し
てAM1.5、100mW/cm2の光を照射し、光電
変換特性を測定した結果を表4に示す。
【0049】
【表3】
【0050】
【表4】
【0051】表3から明らかなように、本第1実施例装
置の方が隣接する第1電極2の絶縁抵抗が向上してい
る。また、これに伴い、表4に示すが如く、本第1実施
例の装置の方が曲線因子が向上することにより、高い光
電変換率を得ることができた。
【0052】以上説明した如く、本発明によれば酸化亜
鉛を第1電極として用いたときにあっても、従来に比べ
て優れた光電変換特性を有する光起電力装置を製造する
ことができる。
【0053】加えて、第1電極分割後に施すエッチング
処理を、該第1電極表面にテクスチャ面を形成できる方
法で行うと、該テクスチャ面により入射光が散乱される
ことにより光電変換特性が向上するので、更に好まし
い。
【0054】ところで、透明電極をエネルギービームを
用いて加工する際には、瞬間的に融点である2000℃
程度までその部分が温度上昇するように、エネルギーを
加えなければならない。そのため、透明電極を複数の領
域に分割するためにエネルギービームを照射した場合に
は、ガラス側にもその照射エネルギーによる熱が伝わ
る。この結果、温度が局所的には500℃以上まで上昇
してしまい、ガラスのその部分が微小なクラックの発生
や強度の不均一低下が生じることがある。
【0055】また、上記したように、エネルギービーム
による透明電極の分離加工時に発生する飛散物の付着に
より完全に電気的に分離できない場合には、エッチング
等のプロセスにより分離を図ることが有効である。その
際、図5に示すように、基板1と透明電極2間のエッチ
ングが進行し易い部分21Bのオーバーエッチング現象
により、加工部近傍の透明電極2の剥離等によりデバイ
スの信頼性及び特性低下が生じる虞がある。
【0056】そこで、以下に示す第2の実施例において
は、強化ガラスの利用を容易にし、且つオーバーエッチ
ング現象の発生しない方法を提供する。
【0057】以下に、本発明の第2の実施例について、
図6を参照して説明する。この第2の実施例にあって
は、図6(A)に示す如く、基板1として強化ガラス基
板を用いた。基板サイズは、30×40cm、厚み5m
mである。そして、図6(B)に示す如く、この基板1
表面の略全面にスパッタ法を用いて厚さ8000Åの酸
化亜鉛膜21を形成した。酸化亜鉛膜の形成条件は上述
した表1の通りである。
【0058】次に、図6(C)に示す如く、酸化亜鉛膜
21の所定部を、波長1.06μm、パルス周波数3k
HzのNd:YAGレーザを用いて、この実施例では、
2.0×106W/cm2のレーザパワー密度、10mm
/秒の加工速度で、光起電力装置が35段集積接続とな
るように分割加工した。このYAGレーザの照射による
分割加工は、分割部分に意図的に酸化亜鉛膜21Cを残
す。上記条件のYAGレーザの照射により、加工後に膜
厚約2000Åの酸化亜鉛膜21が意図的に残した。
【0059】次いで、図6(D)に示す如く、上記レー
ザ加工を施した基板1を1.0wt.%の塩酸溶液中に
20秒間程度浸漬することによりエッチング処理を施し
て分割部分に残存した酸化亜鉛膜の除去を行い、その後
に基板1を純水により洗浄した。この条件におけるエッ
チングによる酸化亜鉛膜のエッチング膜厚は約2500
Åであり、残存した酸化亜鉛膜が除去され、複数の第1
電極2が形成される。そして、斯かる条件のエッチング
処理によれば、第1電極2の表面にテクスチャ面が形成
された。このエッチング処理の後、エネルギービームの
加工断面を1万倍のSEMにより観察した。この観察の
結果、加工部には、酸化亜鉛膜の残留物はなかった。更
に、テスターにより隣接する第1電極2間の抵抗値を測
定したところ、1MΩ以上と電気的に分離されているこ
とを確認した。
【0060】そして、第1電極2上を含んで基板1上
に、プラズマCVD法を用いて厚さ約100Åのp型非
晶質シリコンカーバイド層、厚さ約1500Åの真性非
晶質シリコン層、厚さ約200Åのn型微結晶シリコン
層、厚さ約100Åのp型非晶質シリコン層、厚さ約1
000Åの真性非晶質シリコンゲルマニウム層、厚さ約
200Åのn型非晶質シリコン層をこの順で積層するこ
とにより、非晶質半導体膜31を形成した。各層の形成
条件は前述した表2に示す条件と同じ条件で形成した。
【0061】その後、この非晶質半導体膜31の所定部
分を、波長0.53μm、パルス周波数3kHz、YA
Gレーザ第2高調波を用いて、良好な加工性が得られる
強度2×107W/cm2のレーザパワー密度、10mm
/秒の加工速度で照射して、複数の光電変換層3に分割
した。
【0062】さらに、この光電変換層3上を含んで基板
1上にDCスパッタ法を用いて厚さ約4000Åのアル
ミニウムからなる金属膜41を形成した。この膜の形成
は、Ar400sccmの1Paの雰囲気下で大きさ3
00cm2のAlターゲーットに、0.1kWの電力を
印加して行った。この金属膜の所定部分を波長0.53
μm、パルス周波数3kHz、YAGレーザ第2高調波
を用いて、良好な加工性が得られる強度2×107W/
cm2のレーザパワー密度、10mm/秒の加工速度で
除去して複数の第2電極に分割することにより、第2の
実施例の光起電力装置を製造した。
【0063】また、比較のために、上記した第1の実施
例に示すように、厚さ8000Åの酸化亜鉛膜21の所
定部を、波長1.06μm、パルス周波数3kHzのN
d:YAGレーザを用いて、2.0×107W/cm2
レーザパワー密度、10mm/秒の加工速度で、光起電
力装置が35段集積接続となるように分割加工した。上
記レーザ加工を施した基板1を1.0wt.%の塩酸溶
液中に20秒間程度浸漬することにより、エッチング処
理を施して酸化亜鉛の残留物の除去を行い、その後に基
板1を純水により洗浄した。その後、第2の実施例2と
同じ方法で第1の実施例の光起電力装置を製造した。第
2の実施例の光起電力装置と第1の実施例の光起電力装
置のそれぞれに対してAM1.5、100mW/cm2
の光を照射し、25℃の条件下で光電変換特性を測定し
た結果を表5に示す。
【0064】
【表5】
【0065】表5より、第2の実施例の方が、第1の実
施例に比べて、F.Fが向上している。
【0066】段面SEMにより、素子断面を観察したと
ころ、第1の実施例においては、エッチング後に、ガラ
ス基板と酸化亜鉛膜の界面部分でオーバーエッチング現
象による酸化亜鉛膜の剥離が見られ、これによるリーク
成分の増加がF.Fが低下した原因であると考えられ
る。これに対して、第2の実施例では、オーバーエッチ
ング現象は全く見られなかった。
【0067】また、第1の実施例、第2の実施例の青板
ガラス、強化ガラスそれぞれ用いた場合の母数50の場
合での平均破壊加重の比較を第6表に示す。
【0068】
【表6】
【0069】第6表から明らかなように、強化ガラスを
用いた第2の実施例においては強化ガラスとしての強度
が十分維持できている。これに対して、第1の実施例に
おいては、強化ガラスを基板として用いているにもかか
わらず、強化処理を行っていない青板ガラスを用いた場
合より強度が低下している。また、同じ青板ガラス基板
同士でも、第2の実施例を適用した場合の方が強度が若
干優れていることが確認された。
【0070】これは、レーザによる透明電極の分離加工
を行った際に、下地のガラス側にもその照射エネルギー
による熱が伝わることで、強化ガラスであっても温度が
局所的には500℃以上まで上昇してしまい、その部分
の強度が不均一に低下してしまいかえって全体としても
強度が不十分なものになってしまったためと考えられ
る。また、SEM断面による加工部のガラス表面を観察
したところ、第1の実施例では一部に微小なクラックが
見られるのに対して、第2の実施例では、全くクラック
の発生がなく、第2の実施例により機械的強度の向上が
可能であることが分かった。
【0071】次に、本発明の第2の実施例において、エ
ネルギービームにより複数の領域に分割する工程におい
て、意図的に透明電極のガラス基板に残す膜の膜厚を変
化させた。即ち、エネルギービームにより複数の領域に
分割する工程において、レーザパワー及び/又は加工速
度を調整して、意図的に残す透明電極の膜厚を変化させ
た。そして、これらの基板を用いて太陽電池の出力の相
対比較を行った。表7においては、レーザパワーを変化
させ、加工速度は10mm/秒で一定にした。規格化
は、残存させた膜厚2000Åの場合にて行った。エッ
チングは1wt.%の塩酸により20秒行った。この場
合のエッチングの膜厚は2500Åであった。
【0072】
【表7】
【0073】表7より、エッチングの膜厚に比べて10
%以下の膜厚を意図的に残しても、オーバーエッチング
の抑制には十分ではなく、出力の低下を招いた。今回の
実験では、エッチング膜厚に比べて20%以上の膜厚手
は、第1の実施例よりは出力の改善が見られ、エッチン
グ膜厚まではその優位性が確認できた。また、エッチン
グ膜厚以上の膜厚では、効果がないのは明らかであり、
望ましくはエッチング膜厚の80%以下20%以上であ
る。
【0074】上記した第2の実施例においては、エネル
ギービームにより複数の領域に分割する工程において、
意図的に透明電極のガラス基板側に所定の膜厚以上の透
明電極を残し、エッチング工程により、隣り合う分割領
域電気的分離を行うことにより、従来問題となっていた
エネルギービームによる透明電極加工時にガラス側にも
その照射エネルギーにより熱が伝わることによる微小な
クラックの発生や強度の不均一低下により基板強度が低
下するといった問題点を解決できる。
【0075】更には、エネルギービームによる透明電極
の加工時に発生する飛散物の付着(数10Å以下の膜
厚)により完全に分離できない場合のエッチングの適用
の際に問題となっていた基板と透明電極間のエッチング
が進行し易い部分のオーバーエッチング現象を防止で
き、加工部近傍の透明導電膜の剥離防止によるデバイス
の信頼性及び特性向上が可能となる。
【0076】なお、本発明の第2の実施例は、強化ガラ
スを用いた場合に更に効果的であり、強化処理したガラ
スはガラス融点に近い500℃程度以上に温度を上げて
しまうと、強化処理の効果がなくなってしまう。そこ
で、上記絶縁膜及び透明導電膜は基本的にこの500℃
以下で形成されることになる。酸化錫に比べて、特に酸
化亜鉛を用いた場合には、500℃以下でも比較的良好
な光透過率や導電率が得られるため好適である。
【0077】また、本実施例においては、透明電極とし
て、DCスパッタによる酸化亜鉛を用いたが、これは3
00℃という比較的低い基板温度でも良好な膜特性が得
られるためであり、500℃程度以下で十分な導電特性
が得られるのであれば、酸化錫などの別材料、MOCV
Dなどの別の形成方法でも適用可能である。
【0078】また、本実施例では、ガラス基板表面に絶
縁無機材料の被覆は施していないが、絶縁膜材料の被覆
を施したガラス基板でも効果があることが確認されてい
る。
【0079】また、上記実施例においては、積層型の太
陽電池装置にこの発明を適用した例につき説明したが、
pinの単層の太陽電池装置にこの発明は勿論適用する
ことができる。
【0080】また、上記実施例においては、非晶質シリ
コン及び非晶質炭化シリコン及び微結晶シリコンを構成
要素とする光起電力装置への適用について述べたが、他
の構成要素を含む薄膜半導体を用いた他の構造の半導体
素子でも同様の効果が得られるのはもちろんである。
【0081】尚、本発明は太陽電池に限らず、光センサ
等他の光起電力装置についても適用できることは言うま
でもない。
【0082】また、上記実施例においては、透明電極の
分離加工用のエネルギービームとしてYAGレーザ光を
用いたが、エキシマレーザのラインビームによる分離加
工を適用してもよいことはもちろんである。
【0083】
【発明の効果】以上のように、本発明にあっては、酸化
亜鉛膜の所定部をエネルギービームの照射により除去
し、複数の第1電極に分割した後に、エッチング処理を
施すことによって、基板表面に形成された拡散領域或い
は酸化亜鉛の残留物を除去する。従って、本発明によれ
ば、相隣接する第1電極間の漏れ電流を従来に比べ大幅
に低減することが可能となり、優れた光電変換特性を有
する光起電力装置を製造することができる。
【0084】また、エネルギービームにより複数の領域
に分割する工程において、意図的に透明電極のガラス基
板側に所定の膜厚以上の透明電極を残し、エッチング工
程により、隣り合う分割領域電気的分離を行うことによ
り、エネルギービームによる透明電極加工時にガラス側
にもその照射エネルギーにより熱が伝わることによる微
小なクラックの発生や強度の不均一低下により基板強度
が低下するといった問題点を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】光起電力装置の断面構造図である。
【図2】光起電力装置の製造工程を説明するための工程
別構造断面図である。
【図3】従来の課題が生じる原因を説明するための概念
的な断面図である。
【図4】本発明の第1の実施例にかかる光起電力装置の
製造工程の要部を説明するための工程別構造断面図であ
る。
【図5】本発明の第1の実施例にかかる光起電力装置の
課題部分を示す断面構造図である。
【図6】本発明の第2の実施例にかかる光起電力装置の
製造工程の要部を説明するための工程別構造断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基板 2 第1電極 3 光電変換層 4 第2電極 1A 拡散領域 21A 残留物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐山 勝信 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5F051 AA05 BA11 CB21 DA03 DA04 EA09 EA16 FA02 GA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透明基板表面に、酸化亜鉛からなる第1
    電極と、光電変換層と、第2電極とからなる複数の単位
    セルを備える光起電力装置の製造方法であって、 基板表面に酸化亜鉛膜を形成する工程と、 該酸化亜鉛膜の所定部をエネルギービームの照射により
    除去し、該酸化亜鉛膜を複数の第1電極に分割する工程
    と、 複数に分割された前記第1電極を備える前記基板表面に
    エッチング処理を施す工程と、 を備えることを特徴とする光起電力装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 透明基板表面に、酸化亜鉛からなる第1
    電極と、光電変換層と、第2電極とからなる複数の単位
    セルを備える光起電力装置の製造方法であって、 基板表面に酸化亜鉛膜を形成する工程と、 該酸化亜鉛膜の所定部をエネルギービームの照射により
    前記透明基板側に所定の膜厚以上残した状態で除去し
    て、該酸化亜鉛膜を複数の第1電極に予備的に分割する
    工程と、 予備的に複数に分割された前記第1電極を備える前記基
    板表面にエッチング処理を施し、隣り合う分割領域の電
    気的分離を行う工程と、 を備えることを特徴とする光起電力装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記透明基板は強化ガラスであることを
    特徴とする請求項2に記載の光起電力装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記透明基板側に残す膜厚は、エッチン
    グ処理で除去するエッチング膜厚の20%以上80%以
    下であることを特徴とする請求項2又は3に記載の光起
    電力装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記エネルギービームは、YAGレーザ
    の固体レーザビーム若しくはエキシマレーザのラインビ
    ームであることを特徴とする請求項1又は2に記載の光
    起電力装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記エッチング処理により、前記第1電
    極の表面にテクスチャ面を形成することを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の光起電力装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】 前記エッチング処理は、酸を用いたウェ
    ットエッチング或いはハロゲン系ガスを用いたドライエ
    ッチングにより行われることを特徴とする請求項1乃至
    6のいずれかに記載の光起電力装置の製造方法。
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