JP2001222857A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP2001222857A
JP2001222857A JP2000032662A JP2000032662A JP2001222857A JP 2001222857 A JP2001222857 A JP 2001222857A JP 2000032662 A JP2000032662 A JP 2000032662A JP 2000032662 A JP2000032662 A JP 2000032662A JP 2001222857 A JP2001222857 A JP 2001222857A
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JP
Japan
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motor
spindle motor
spindle
drive circuit
signal
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JP2000032662A
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English (en)
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Akio Fujikawa
昭夫 藤川
Ryosuke Kumagai
亮介 熊谷
Yuichi Aoki
雄一 青木
Shinichi Hirano
信一 平野
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Rohm Co Ltd
Original Assignee
Rohm Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のディスク装置ではスピンドルモータを制
御するモータ駆動回路部に対し、制御回路部からモータ
オン信号、モータクロック信号、及び回転数制御信号を
個別に出力するので信号線は3本必要であり製造コスト
等に課題がある。 【解決手段】本発明に係るディスク装置においては、ス
ピンドルモータ4の回転動作を制御するために必要な3
信号を統合して出力Eとすることにより、1本の信号線
のみで制御回路部10とモータ駆動回路部20との接続
を実現している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムの外部記憶装置として使用されるフロッピーディス
クドライブ等のディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスク装置について、ここでは
フロッピーディスクドライブ装置(以下、FDD装置と
呼ぶ)を例に挙げて説明を行う。FDD装置は同心円状
に複数のトラックを有するフロッピーディスク(以下、
ディスクと呼ぶ)に対して、情報の読み取り及び書き込
みといったリード/ライト動作を行う装置である。ここ
で、前記ディスクにおけるトラック数は81であり、最
外トラックから最内トラックまで順に、1トラック〜8
1トラックといった具合に番号を付すことにより各トラ
ックの区別を行う。
【0003】前記ディスクに対するリード/ライト動作
を行う際には、磁気ヘッドをディスクの半径方向にステ
ップ駆動させて目的のトラックに位置決めを行うととも
に、前記ディスクを一定の周速度で回転させることで、
前記磁気ヘッドをトラックに沿って走査する必要があ
る。前記磁気ヘッドをディスクの半径方向にステップ駆
動させる手段としてはステッピングモータを使用してお
り、その動作はホスト(CPU)側からディレクション
信号及びステップパルスを供給することによって制御し
ている。すなわち、前記ステッピングモータは、前記デ
ィレクション信号の指示する方向に前記ステップパルス
の数だけ、前記磁気ヘッドをステップ駆動させる。
【0004】一方、前記ディスクを一定の周速度で回転
させる手段としてはスピンドルモータを使用しており、
その動作を制御するためのスピンドルICにはモータオ
ン信号、モータクロック信号、及び回転数制御信号とい
った信号が入力される。ここで、モータオン信号とは前
記スピンドルモータの始動/停止を制御するものであ
り、前記スピンドルモータの停止状態ではオフ(Hレベ
ル)、動作状態ではオン(Lレベル)となる信号であ
る。モータクロック信号とは前記スピンドルモータを実
際に回転させるために必要な信号であり、前記スピンド
ルモータはこのモータクロック信号に基づいて回転動作
を行う。
【0005】また、回転数制御信号とは各記録モードの
フォーマットに合わせた周速度で前記スピンドルモータ
を回転させるための信号であり、2Mモード及び1Mモ
ードでは300rpm、1.6Mモードでは360rp
mの各モードに合わせた回転速度で前記スピンドルモー
タを回転させるものである。これにより、1.6M機に
も2M機にも対応することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10は従来のFDD
装置におけるスピンドルモータの制御回路を示すブロッ
ク図である。FDDコントロールIC100はホスト側
からの命令信号に基づいてFDD装置全体を制御するも
のであり、一般に5Vの駆動電圧で動作する。また、ス
ピンドルIC200はFDDコントロールIC100か
らの出力に基づいて、スピンドルモータ300を実際に
回転駆動させる機能を有している。
【0007】ここで、前記モータオン信号及び前記回転
数制御信号は、ホスト側及びドライブのセンサ等からF
DDコントロールIC100を介してスピンドルIC2
00に出力されるものである。また、前記モータクロッ
ク信号は1MHzの周波数を持つクロック信号であり、
基準周波数(一般的には4MHz)を持つ基準クロック
パルスをFDDコントロールIC100に内蔵した分周
回路101で分周することで生成する。
【0008】一方、スピンドルIC200には2系統の
分周回路201を設けており、FDDコントロールIC
100から入力される前記モータクロック信号を分周す
ることで、5Hzもしくは6Hzの周波数を持つ駆動信
号を生成してセレクタ202に送出する。セレクタ20
2は前記回転数制御信号に基づいて、前記駆動信号のい
ずれか一方のみをパワー回路203に出力する。すなわ
ち、セレクタ202はスピンドルモータ300を300
rpmで回転させる場合には5Hzの駆動信号を出力
し、360rpmで回転させる場合には6Hzの駆動信
号を出力する。パワー回路203はセレクタ202から
入力される前記駆動信号をスピンドルモータ300に送
出することで実際に回転駆動を制御するものであり、前
記駆動信号の送出動作は前記モータオン信号によって制
御している。
【0009】スピンドルモータ300の回転動作を制御
するために必要な上記3信号のインターフェースは、図
中に示すようにFDDコントロールIC100とスピン
ドルIC200で構成された間に位置しており、各信号
に1対1で対応したケーブルによって外部接続を行って
いる。そのため、従来のFDD装置においては3本のイ
ンターフェースを個別に接続する必要があり、製造工程
数が増大して部品コストや作業コストが高騰するという
課題を有する。また、FDDコントロールIC100及
びスピンドルIC200のチップ面積は、いずれもピン
数の増大に伴って大きいものとなり、実装基盤上の配線
に際しても広い設置スペースが必要となるため、装置本
体の大型化も問題である。
【0010】ここで、前記モータオン信号、モータクロ
ック信号、及び回転数制御信号を1本の信号に統合する
ものとして特開平8−340688が提案されている。
図11は従来のモータ制御回路を示すブロック図であ
る。この従来技術では前記基準クロックパルスと前記回
転数制御信号をともに制御部110に設けた分周回路1
11に入力し、前記回転数制御信号に基づいて予め1M
Hzと1.2MHzの周波数を持つ2種類のモータクロ
ック信号を生成している。
【0011】制御部110に設けたゲート回路112に
は分周回路111からのモータクロック信号以外に前記
モータオン信号が入力されており、前記モータオン信号
がオンの時にはモータ駆動部210に対して前記モータ
クロック信号を出力し、前記モータオン信号がオフの時
には前記モータクロック信号の代わりにLレベルを出力
する。一方、ゲート回路112からの出力を受けるモー
タ駆動部210は、前記モータクロック信号に基づいて
モータ310を目的回転数で駆動するとともに、入力電
圧の電圧値がLレベルを維持したまま所定時間を経過し
た場合には、前記モータオン信号がオフであると判断し
てモータ310を停止させる。
【0012】たしかに上記した従来技術を用いれば、モ
ータ310の駆動制御に必要な上記3信号を1本の信号
に統合することができるので、制御部110とモータ駆
動部210とのインターフェース接続を1本のケーブル
のみで実現することができる。しかしながら、前記回転
数制御信号に応じて前記モータクロック信号の周波数自
体を変化させる構成では制御部110側の分周回路11
1の回路規模が大きくなってゲート数が増大してしま
い、回路のトータル的なパフォーマンスが低下するとい
う課題を有する。また、ノイズ的な影響を受けやすいと
いう問題もある。
【0013】本発明は、上記の問題点を鑑みつつ、スピ
ンドルモータを制御する複数の信号を統合することで装
置の構造を簡略なものとし、少ない工程数で低コストな
製造が可能なディスク装置を提供することを目的とす
る。また、ノイズ的に有利なディスク装置を提供するこ
とを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係るディスク装置においては、ディスクを
回転させるスピンドルモータと、前記スピンドルモータ
の駆動を行うモータ駆動回路部と、前記モータ駆動回路
部の制御を行う制御回路部とを有するディスク装置にお
いて、前記制御回路部は前記スピンドルモータを回転さ
せるために前記モータ駆動回路に対して出力するモータ
クロック信号に前記スピンドルモータの目的回転数に応
じたオフセット電圧を加える手段を有し、前記モータ駆
動回路部は前記モータクロック信号と前記オフセット電
圧との合成信号に対して複数の閾値レベルを有してお
り、その閾値レベルに応じて前記スピンドルモータの回
転数を変化させる手段を有する構成としている。
【0015】また、前記制御回路部は前記モータクロッ
ク信号の波高値を前記スピンドルモータの目的回転数に
応じて変化させる手段を有し、前記モータ駆動回路部は
前記モータクロック信号の波高値に応じて前記スピンド
ルモータの回転数を変化させる手段を有する構成として
もよい。もしくは、前記制御回路部は前記スピンドルモ
ータの停止が指示されている時は前記スピンドルモータ
を回転させるためのモータクロック信号に代えて所定電
圧を前記モータ駆動回路部に対して出力するとともに、
前記所定電圧の電圧値を前記スピンドルモータの目的回
転数に応じて変化させる手段を有し、前記モータ駆動回
路部は前記所定電圧の電圧値に応じて前記スピンドルモ
ータの回転数を変化させる手段を有する構成としてもよ
い。
【0016】もしくは、前記制御回路部は前記スピンド
ルモータを回転させるために前記モータ駆動回路部に対
して出力するモータクロック信号の単位時間当たりのパ
ルス数を前記スピンドルモータの目的回転数に応じて変
化させることで、前記モータクロック信号における実効
的な周波数を変化させる手段を有する構成としてもよ
い。
【0017】なお、前記制御回路部は前記スピンドルモ
ータの駆動が指示されている時にのみ、前記モータクロ
ック信号を前記モータ駆動回路部に対して出力する手段
を有し、前記モータ駆動回路部は前記モータクロック信
号の有無に応じて前記スピンドルモータの駆動/停止を
制御する手段を有する構成とするとよい。もしくは、前
記制御回路部は前記スピンドルモータの停止が指示され
ている時、前記スピンドルモータを回転させるためのモ
ータクロック信号に代えて前記モータクロック信号の波
高値より高い所定電圧を前記モータ駆動回路部に対して
出力する手段を有し、前記モータ駆動回路部は入力され
る電圧が所定の閾値より高いか否かに応じて前記スピン
ドルモータの駆動/停止を制御する手段を有する構成と
してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明に係るディスク装置につい
て、ここではFDD装置を例に挙げて説明を行う。図1
は本発明に係るFDD装置を示す概略構成図である。こ
こで、フロッピーディスクドライブ装置1(以下、FD
D装置1と呼ぶ)とはフロッピーディスク2(以下、デ
ィスク2と呼ぶ)に対して、情報の読み取り及び書き込
みといったリード/ライト動作を行う装置である。
【0019】ディスク2に対するリード/ライト動作を
行う際には、磁気ヘッド3をディスク2の半径方向にス
テップ駆動させてディスク2上の目的トラックに位置決
めを行うとともに、ディスク2を一定の周速度で回転さ
せることで、磁気ヘッド3をトラックに沿って走査する
必要がある。そのため、FDD装置1には磁気ヘッド3
をディスク2の半径方向にステップ駆動させる手段とし
てステッピングモータ(図示せず)と、ディスク2を一
定の周速度で回転させる手段としてスピンドルモータ4
を設けている。
【0020】また、FDD装置1はFDDコントロール
IC10とスピンドルIC20を有している。FDDコ
ントロールIC10はホスト側からの命令信号に基づい
てFDD装置1全体の制御を行う制御回路部であり、内
部にはリード回路10a、ライト回路10b、及び制御
回路10cといった回路を有する。ディスク2に対する
リード/ライト動作を行う際、磁気ヘッド3によってデ
ィスク2から読み出した情報はリード回路10aを介し
てホスト側へ出力され、逆にディスク2に書き込む情報
はライト回路10bを介してホスト側から磁気ヘッド3
に出力される。
【0021】ホスト側からの各種命令信号が入力される
制御回路10cはリード回路10aやライト回路10b
の制御を行うだけでなく、磁気ヘッド3をステップ駆動
させるための前記ステッピングモータや、ディスク2を
回転させるためのスピンドルモータ4の動作制御を行う
ものである。なお、このFDDコントロールIC10の
駆動電圧値Vccは5Vである。
【0022】一方、スピンドルIC20はFDDコント
ロールIC10からの入力に基づいて、スピンドルモー
タ4を実際に回転駆動させるモータ駆動回路部である。
ここで、本発明に係るFDD装置1においては、スピン
ドルモータ4の回転動作を制御するために必要な3信号
(モータオン信号、モータクロック信号、回転数制御信
号)を1本に統合することで、従来のように各信号に対
して1対1に対応したケーブルを用いるのではなく、1
本のケーブルのみでFDDコントロールIC10とスピ
ンドルIC20とのインターフェース接続を実現する構
成としている。
【0023】まず、本発明に係るFDD装置の第1実施
形態について説明を行う。図2は第1実施形態における
FDD装置の要部構成を示すブロック図である。また、
図3は図2中にA〜Eで示した各信号のタイミングチャ
ートの一例である。図中に示すように、FDDコントロ
ールIC10には従来と同じく基準周波数(一般的には
4MHz)を持つ基準クロックパルス、回転数制御信号
B、及びモータオン信号Dといった信号が入力される。
なお、前記基準クロックパルスはFDD装置1に内蔵し
た発振回路(図示せず)から入力されるものであり、回
転数制御信号B及びモータオン信号Dはホスト側から入
力されるものである。
【0024】前記基準クロックパルスについては分周回
路11によって1MHzの周波数を持つモータクロック
信号(以下、出力Aと呼ぶ)としてからレベル調整回路
12へ送出している。レベル調整回路12はホスト側か
ら入力される回転数制御信号Bに基づいて出力Aの電圧
レベルを変化させるものである。本実施形態におけるレ
ベル調整回路12では出力Aの波高値を駆動電圧Vcc
ら所定量だけ下げるとともに、ホスト側から入力される
回転数制御信号Bに基づいて出力Aに加えるオフセット
電圧の量を変化させており、こうして生成した出力Aと
前記オフセット電圧との合成信号(以下、出力Cと呼
ぶ)をゲート回路13に対して送出する構成としてい
る。例えば、スピンドルモータ4を300rpmで回転
させる場合には出力Aに対して所定量のオフセット電圧
を加え、360rpmで回転させる場合には出力Aに対
してオフセット電圧を加えないように動作する。
【0025】これにより、ゲート回路13から出力され
る信号(以下、出力E)の電圧レベルは回転数制御信号
Bに応じて変化することになる。よって、スピンドルI
C20側で出力Eを受ける際、複数の閾値レベルを持た
せて入力電圧レベルの変化を検出することにより、目的
の回転数が300rpmであるか360rpmであるか
を判別することが可能となる。この判別動作については
後段でさらに詳しく説明する。なお、本実施形態のよう
にモータクロック信号の波高値を下げる構成とすれば、
ノイズに対してデリケートなアナログ回路等への影響を
低減できるという付随的な効果も期待できる。
【0026】また、ゲート回路13から出力される出力
Eの送出動作は、ホスト側から入力されるモータオン信
号Dによって制御している。すなわち、ゲート回路13
はスピンドルモータ4の駆動時にのみレベル調整回路1
2の出力Cを出力EとしてスピンドルIC20に出力
し、スピンドルモータ4の非駆動時には出力Cに代えて
Lレベル(もしくはHレベル)の所定電圧を一定して出
力するように動作する。これにより、モータオン信号D
がオンの時にのみ出力Eは所定の波高値で振れるモータ
クロック信号となるため、スピンドルIC20側ではそ
のモータクロック信号の有無に応じてスピンドルモータ
4の駆動/停止を判断することができる。
【0027】上記のようにゲート回路13から送出され
る出力Eは、スピンドルIC20に内蔵した分周回路2
1、セレクタ22、及びモータオン/オフ判別回路23
にそれぞれ入力される。分周回路21は出力Eについて
2系統の分周を行うことで5Hzもしくは6Hzの周波
数を持つ駆動信号を生成してセレクタ22に送出する。
セレクタ22はゲート回路13から送出される出力Eの
電圧レベルに基づいて、前記駆動信号のいずれか一方の
みをパワー回路29に出力するものである。すなわち、
セレクタ22はスピンドルモータ4を300rpmで回
転させる場合には5Hzの駆動信号を出力し、360r
pmで回転させる場合には6Hzの駆動信号を出力す
る。パワー回路29とはセレクタ22から入力される前
記駆動信号に基づいてスピンドルモータ4を実際に駆動
させるものである。
【0028】ここで、セレクタ22における回転数制御
信号Bの判別動作について図4を用いて説明する。図4
はゲート回路13から出力される出力Eを詳細に示す波
形図である。本実施形態における出力Eの波形は、図中
(a)に示すようにスピンドルモータ4を300rpm
で回転させる場合にはa〜b[V]の間で振れ、360
rpmで回転させる場合には0〜c[V]で振れるよう
に設定している。
【0029】また、図中に示すように本実施形態におけ
るセレクタ22には第1スレッショルド電圧Vth1及び
第2スレッショルド電圧Vth2といった2つの閾値レベ
ルを持たせており、各スレッショルド電圧Vth1、Vth2
の値はそれぞれa〜b[V]、0〜c[V]の間に設定
している。こうした構成とすることにより、出力Eの電
圧レベルがVth1を跨ぐ場合には300rpm、Vth2
跨ぐ場合には360rpmといった具合に判別すること
で、目的の回転数が300rpmであるか360rpm
であるかを判別することが可能となる。
【0030】なお、本実施形態ではスピンドルモータ4
の目的回転数に応じて出力Eにオフセット電圧b[V]
を加えることで、出力Eの電圧レベルを変化させる構成
を例に挙げたが、図中(b)に示すように出力Eの波高
値自体を変化させる構成としても同様の効果を得ること
ができる。また、図4(a)ではa〜b[V]、0〜c
[V]の両電圧範囲が互いに交わらない場合を示してい
るが、a〜b[V]が第2スレッショルド電圧V
th2に、0〜c[V]が第1スレッショルド電圧Vth1
それぞれ掛からなければ、両電圧範囲が交わっていても
構わない。
【0031】次に、モータオン/オフ判別回路23にお
けるモータオン信号Dの判別動作について説明する。本
実施形態においてはモータオン信号Dのオン/オフをス
ピンドルIC20に対するモータクロック信号の有無に
より判別しているが、モータオン/オフ判別回路23で
はこうした判別動作を時間的に行っている。すなわち、
モータオン/オフ判別回路23において検出される出力
Eの電圧値がLレベル(もしくはHレベル)を維持した
まま所定時間を経過した場合には、モータオン信号Dは
オフであるとしてパワー回路29の動作を停止させるよ
うに動作する。
【0032】上記した構成とすることにより、スピンド
ルモータ4の駆動制御に必要な前記モータオン信号、モ
ータクロック信号、及び回転数制御信号の3信号を統合
することができるので、FDDコントロールIC10か
らスピンドルIC20へのインターフェース接続を1本
のケーブルのみで実現することができる。
【0033】なお、スピンドルIC20側における回転
数制御信号Bの判別動作については、図5に示すように
スピンドルモータ4の非駆動時における論理によって判
別する構成としてもよい。図5はゲート回路13から出
力される出力Eの他例を示す波形図である。ここでは、
回転数制御信号Bに基づいてスピンドルモータ4の非駆
動時における出力Eの電圧レベルをHレベルもしくはL
レベルに切り替えている。すなわち、前記モータオン信
号Dがオフの時に出力Eの電圧値が図中(a)のように
Lレベルであればスピンドルモータ4は300rpmで
回転を始め、図中(b)のようにHレベルであれば36
0rpmで回転を始める構成である。
【0034】次に、本発明に係るFDD装置の第2実施
形態について説明を行う。図6は第2実施形態における
FDD装置の要部構成を示すブロック図である。また、
図7は図6中にF〜Jで示した各信号のタイミングチャ
ートの一例である。図中に示すように、FDDコントロ
ールIC10には第1実施形態と同じく基準周波数を持
つ基準クロックパルス、回転数制御信号G、及びモータ
オン信号Iといった信号が入力される。
【0035】FDDコントロールIC10に内蔵したパ
ルス生成回路14では、入力される前記基準クロックパ
ルスから図中a、bに示す2系統のモータクロック信号
(以下、それぞれを出力Fa、出力Fbと呼ぶ)を生成し
てパルス制御回路15へ送出している。ここで、出力F
aの周波数は1MHzであり、一方の出力Fbの周波数は
200kHzである。また、各信号同士が重ならないよ
うに出力Faと出力Fbとは互いに位相をずらしている。
【0036】パルス制御回路15はホスト側から入力さ
れる回転数制御信号Gに基づいて、パルス生成回路14
からの出力Fa、出力Fbを合成するものである。すなわ
ち、スピンドルモータ4を300rpmで回転させる場
合には出力Faのみをレベルセパレータ16に送出し、
360rpmで回転させる場合には出力Faと出力Fb
の合成信号をレベルセパレータ16に送出するように動
作する。
【0037】これにより、パルス制御回路15から送出
するモータクロック信号(以下、出力Hと呼ぶ)におけ
る単位時間当たりのパルス数、すなわち実効的な周波数
は目的の回転数が300rpmであれば1MHzとな
り、360rpmであれば1.2MHzとなる。よっ
て、その周波数比は既に10:12となっているので、
スピンドルIC20側には分周回路を1系統設けるだけ
でスピンドルモータ4を回転するために必要な5Hzも
しくは6Hzの駆動信号を生成することができる。
【0038】つまり本実施形態においては、図10で示
すスピンドルIC200側に設けていた回転数制御信号
の判別手段(2系統の分周回路201とセレクタ20
2)をFDDコントロールIC100側に移したことに
なる。ここでFDDコントロールIC10はスピンドル
IC20に比べてプロセスが微細であるため、FDDコ
ントロールIC10側に回転数制御信号Gの判別手段を
移した方が、トータル的にはチップ面積のパフォーマン
ス向上につながる。
【0039】また、本実施形態におけるFDDコントロ
ールIC10の構成は、図11に示した従来技術のよう
に基準周波数を持つ基準クロックパルスから2系統の分
周回路を用いて直接1MHz及び1.2MHzのモータ
クロック信号を生成するものではなく、あくまで単位時
間当たりのパルス数を変化させることでスピンドルIC
20側に送出する出力Hの実効的な周波数の比をスピン
ドルモータの目的回転数に応じて10:12に調整する
ものである。そのため、FDDコントロールIC10に
設ける分周回路の回路規模が大きくなってゲート数が増
大してしまうといった問題を回避することができ、回路
を構成する上で非常に合理的かつ現実的である。
【0040】なお、本実施形態におけるパルス制御回路
15の出力Hはデューティ比50とはならないが、スピ
ンドルIC20側ではMHzオーダーの周波数を持つ電
圧レベルの立ち上がり変化を捕まえてHzオーダーの駆
動信号を作成するので、デューティーが50でなく多少
歯抜けが生じていても精度的には何ら問題がないレベル
である。
【0041】次に、レベルセパレータ16の動作につい
て説明する。レベルセパレータ16から送出される信号
(以下、出力Jと呼ぶ)については、その電圧レベルを
ホスト側から入力されるモータオン信号Iに基づいて制
御している。例えば、本実施形態におけるレベルセパレ
ータ16ではスピンドルモータ4の駆動時にのみ、出力
Hの波高値を駆動電圧Vccから所定量だけ下げたモータ
クロック信号を出力JとしてスピンドルIC20に送出
し、スピンドルモータ4の非駆動時にはモータクロック
信号の代わりにFDDコントロールIC10の駆動電圧
cc(Hレベル)を出力するように動作する。
【0042】これにより、スピンドルIC20側では出
力Jの電圧値が前記モータクロック信号の波高値として
設定された電圧より高いか否かによってスピンドルモー
タ4の駆動/停止を判断することができる。この判別動
作については後段でさらに詳しく説明する。なお、本実
施形態のようにモータクロック信号の波高値を下げる構
成とすれば、ノイズに対してデリケートなアナログ回路
等への影響を低減できるという付随的な効果も期待でき
る。
【0043】上記のようにレベルセパレータ16から送
出される出力Jは、スピンドルIC20に内蔵した分周
回路24及び電圧コンパレータ25にそれぞれ入力され
る。分周回路24は出力Jを分周することで5Hzもし
くは6Hzの周波数を持つ駆動信号を生成してパワー回
路29に送出する。パワー回路29は前記駆動信号に基
づいて、スピンドルモータ4を実際に300rpmもし
くは360rpmの回転速度で駆動させる。
【0044】次に、電圧コンパレータ25におけるモー
タオン信号Iの判別動作について図8を用いて説明す
る。図8はレベルセパレータ16から出力される出力J
を詳細に示す波形図である。本実施形態における出力J
の電圧値は、スピンドルモータ4の非駆動時には駆動電
圧Vccに固定されており、駆動時にはVccより小さいa
[V]の波高値を持って振れるものである。ここで、本
実施形態では電圧コンパレータ25の閾値であるスレッ
ショルド電圧Vthをa〜Vcc[V]の間に設定してお
り、出力Jの電圧とスレッショルド電圧Vthとの大小関
係を比較し、出力Jの電圧がVthより大きければモータ
オン信号Iはオフ、小さければモータオン信号Iはオン
といった判別動作を行っている。
【0045】上記の判別動作においては、従来構成のよ
うに出力Jについて時間的な判別を行なう必要はなく、
電圧値について判別すればよいだけなのでスピンドルモ
ータ4の始動/停止を非常に迅速に行うことができる。
また、スピンドルIC20側にキャパシタ等から成る時
間的な判別を行うためのモータオン/オフ判別回路を設
ける必要がないので、大幅にスピンドルIC20のチッ
プ面積を縮小することができる。
【0046】さらに、モータオン信号Iの判別動作を電
圧コンパレータ25で行う構成とすることは、出力Jの
波形が次の図9に示すような場合に有利である。図9は
レベルセパレータ16から出力される出力Jの他例を示
す波形図である。ここでは、スピンドルモータ4の目的
回転数が300rpmである場合、図中(a)のように
所定時間tの前半に5発のクロック信号を集中して出力
し、スピンドルモータ4の目的回転数が360rpmで
ある場合には、図中(b)のように前記所定時間tの前
半に6発のクロック信号を集中して出力することで、実
効的な周波数比を10:12とした構成を示している。
【0047】このような場合にモータオン信号Iの判別
動作を従来の時間判別によって行う構成とすると、前記
クロック信号が途切れた時点でモータオン信号Iがオフ
であると判断して、スピンドルモータ4の駆動を停止し
てしまう誤動作を生じる恐れがある。それに対して、本
実施形態のようにモータオン信号Iの判別動作を電圧コ
ンパレータ25によってアナログ的に行う構成であれ
ば、そのような誤動作を生じる恐れはない。
【0048】なお、上記した実施形態においては本発明
をFDD装置に適用した例を挙げて説明を行ったが、本
発明はFDD装置に限るものではなくディスクをスピン
ドルモータによって回転駆動することで情報の授受を行
うディスク装置について広く適用することができる。
【0049】
【発明の効果】本発明に係るディスク装置において、ス
ピンドルモータ駆動用のモータ駆動回路部を制御する制
御回路部は、前記スピンドルモータを回転させるために
前記モータ駆動回路に出力するモータクロック信号に前
記スピンドルモータの目的回転数に応じたオフセット電
圧を加える手段を有し、前記モータ駆動回路部は前記モ
ータクロック信号と前記オフセット電圧との合成信号に
対して複数の閾値レベルを有しており、その閾値レベル
に応じて前記スピンドルモータの回転数を変化させる手
段を有する構成としている。または、前記制御回路部は
前記モータクロック信号の波高値を前記スピンドルモー
タの目的回転数に応じて変化させる手段を有し、前記モ
ータ駆動回路部は前記モータクロック信号の波高値に応
じて前記スピンドルモータの回転数を変化させる手段を
有する構成としてもよい。
【0050】こうした構成とすることにより、前記スピ
ンドルモータを回転させる前記モータクロック信号と前
記スピンドルモータの目的回転数を制御する回転数制御
信号とを統合することができるので、前記制御回路部か
ら前記モータ駆動回路部へのインターフェース接続数を
削減することができる。よって、製造工程数を減らして
部品コストや作業コストを下げることができる。また、
前記制御回路部及びモータ駆動回路部のチップ面積は、
いずれもピン数の削減に伴って小さいものとなり、実装
基盤上の配線に際しても設置スペースを縮小できるの
で、装置本体の小型化が図れる。
【0051】または、前記制御回路部は前記スピンドル
モータの停止が指示されている時は前記モータクロック
信号に代えて所定電圧を前記モータ駆動回路部に対して
出力するとともに、前記所定電圧の電圧値を前記スピン
ドルモータの目的回転数に応じて変化させる手段を有
し、前記モータ駆動回路部は前記所定電圧の電圧値に応
じて前記スピンドルモータの回転数を変化させる手段を
有する構成としてもよい。こうした構成としても前記モ
ータクロック信号と前記回転数制御信号とを統合するこ
とができるので、前記制御回路部から前記モータ駆動回
路部へのインターフェース接続数を削減することがで
き、前述と同様の効果を得ることができる。
【0052】一方、前記制御回路部は前記モータクロッ
ク信号の単位時間当たりのパルス数を前記スピンドルモ
ータの目的回転数に応じて変化させることで、前記モー
タクロック信号における実効的な周波数を変化させる手
段を有する構成としてもよい。こうした構成とすれば前
記モータクロック信号と前記回転数制御信号とを統合で
き、前記制御回路部から前記モータ駆動回路部へのイン
ターフェース接続数を削減することができる。そうした
効果に加えて、本構成によれば従来では前記モータ駆動
回路部側に設けていた前記回転数制御信号の判別手段を
前記制御回路部側に移すことができるので、トータル的
にはチップ面積のパフォーマンス向上を図ることができ
る。
【0053】また、従来のように基準周波数を持つ基準
クロックパルスから2系統の分周回路を用いて異なる周
波数のモータクロック信号を生成し、各々のモータクロ
ック信号を切り替えて前記モータ駆動回路部側へ送出す
るものではなく、あくまで前記モータクロック信号の単
位時間当たりのパルス数を変化させることで実効的な周
波数の比を前記スピンドルモータの目的回転数に応じて
調整するものであるため、前記制御回路部に設ける分周
回路の回路規模が大きくなってゲート数が増大してしま
うといった問題を回避することができ、回路を構成する
上で非常に合理的かつ現実的である。
【0054】なお、前述の構成に加えて、前記制御回路
部は前記スピンドルモータの駆動が指示されている時に
のみ、前記モータクロック信号を前記モータ駆動回路部
に対して出力する手段を有し、前記モータ駆動回路部は
前記モータクロック信号の有無に応じて前記スピンドル
モータの駆動/停止を制御する手段を有する構成とする
とよい。こうした構成とすることにより、前記モータク
ロック信号、前記回転数制御信号に加えて前記スピンド
ルモータの駆動/停止を制御するモータオン信号を統合
することができるので、前記制御回路部から前記モータ
駆動回路部へのインターフェース接続数を1本にするこ
とができる。よって、製造工程数をさらに減らすことが
できるので、より一層の製造コスト低減を図ることがで
きる。また、前記制御回路部及びモータ駆動回路部のチ
ップ面積もさらに小さいものとなり、装置本体のさらな
る小型化が図れる。
【0055】もしくは、前記制御回路部は前記スピンド
ルモータの停止が指示されている時、前記モータクロッ
ク信号に代えて前記モータクロック信号の波高値より高
い所定電圧を前記モータ駆動回路部に対して出力する手
段を有し、前記モータ駆動回路部は入力される電圧が所
定の閾値より高いか否かに応じて前記スピンドルモータ
の駆動/停止を制御する手段を有する構成としてもよ
い。こうした構成とすることにより、前記モータクロッ
ク信号と前記モータオン信号とを統合することができる
ので、前述と同様に前記制御回路部から前記モータ駆動
回路部へのインターフェース接続数を削減することがで
きる。よって、製造工程数を減らして部品コストや作業
コストを下げることができる。また、前記制御回路部及
びモータ駆動回路部のチップ面積は、いずれもピン数の
削減に伴って小さいものとなり、実装基盤上の配線に際
しても設置スペースを縮小できるので、装置本体の小型
化が図れる。
【0056】また、本構成においては従来のように前記
モータオン信号の判別動作に時間的な要素をほとんど含
まないので、前記スピンドルモータの始動/停止を非常
に迅速に行うことができる。また、前記モータ駆動回路
部側にキャパシタ等から成る時間的な判別を行うための
モータオン/オフ判別回路を設ける必要がないので、大
幅に前記モータ駆動回路部のチップ面積を縮小すること
ができる。
【0057】さらに、本構成は前記スピンドルモータの
目的回転数に応じて前記モータクロック信号の単位時間
当たりのパルス数を変える構成のディスク装置に適用す
る際に有利である。単位時間当たりのパルス数を変える
ことによって不規則に前記モータクロック信号が入力さ
れる場合、従来のように前記モータオン信号を時間判別
する構成では、前記モータクロック信号が途切れた時点
で前記モータオン信号がオフであると判断して、前記ス
ピンドルモータを停止してしまう誤動作を生じる恐れが
ある。それに対して、本構成を採用すれば前記モータオ
ン信号の判別動作を電圧コンパレータによってアナログ
的に行うので、そのような誤動作を生じる恐れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るFDD装置を示す概略構成図で
ある。
【図2】 第1実施形態におけるFDD装置の要部構成
を示すブロック図である。
【図3】 図2中にA〜Eで示した各信号のタイミング
チャートの一例である。
【図4】 ゲート回路13から出力される出力Eを詳細
に示す波形図である。
【図5】 ゲート回路13から出力される出力Eの他例
を示す波形図である。
【図6】 第2実施形態におけるFDD装置の要部構成
を示すブロック図である。
【図7】 図6中にF〜Jで示した各信号のタイミン
グチャートの一例である。
【図8】 レベルセパレータ16から出力される出力J
を詳細に示す波形図である。
【図9】 レベルセパレータ16から出力される出力J
の他例を示す波形図である。
【図10】従来のFDD装置におけるスピンドルモータ
の制御回路を示すブロック図である。
【図11】従来のモータ制御回路を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 フロッピーディスクドライブ装置 2 フロッピーディスク 3 磁気ヘッド 4 スピンドルモータ 10 FDDコントロールIC 20 スピンドルIC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 雄一 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 (72)発明者 平野 信一 京都市右京区西院溝崎町21番地 ローム株 式会社内 Fターム(参考) 5D109 KB03 KB33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクを回転させるスピンドルモータ
    と、前記スピンドルモータの駆動を行うモータ駆動回路
    部と、前記モータ駆動回路部の制御を行う制御回路部と
    を有するディスク装置において、 前記制御回路部は前記スピンドルモータを回転させるた
    めに前記モータ駆動回路部に対して出力するモータクロ
    ック信号に前記スピンドルモータの目的回転数に応じた
    オフセット電圧を加える手段を有し、前記モータ駆動回
    路部は前記モータクロック信号と前記オフセット電圧と
    の合成信号に対して複数の閾値レベルを有しており、そ
    の閾値レベルに応じて前記スピンドルモータの回転数を
    変化させる手段を有することを特徴とするディスク装
    置。
  2. 【請求項2】ディスクを回転させるスピンドルモータ
    と、前記スピンドルモータの駆動を行うモータ駆動回路
    部と、前記モータ駆動回路部の制御を行う制御回路部と
    を有するディスク装置において、 前記制御回路部は前記スピンドルモータを回転させるた
    めに前記モータ駆動回路部に対して出力するモータクロ
    ック信号の波高値を前記スピンドルモータの目的回転数
    に応じて変化させる手段を有し、前記モータ駆動回路部
    は前記モータクロック信号の波高値に応じて前記スピン
    ドルモータの回転数を変化させる手段を有することを特
    徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】ディスクを回転させるスピンドルモータ
    と、前記スピンドルモータの駆動を行うモータ駆動回路
    部と、前記モータ駆動回路部の制御を行う制御回路部と
    を有するディスク装置において、 前記制御回路部は前記スピンドルモータの停止が指示さ
    れている時は前記スピンドルモータを回転させるための
    モータクロック信号に代えて所定電圧を前記モータ駆動
    回路部に対して出力するとともに、前記所定電圧の電圧
    値を前記スピンドルモータの目的回転数に応じて変化さ
    せる手段を有し、前記モータ駆動回路部は前記所定電圧
    の電圧値に応じて前記スピンドルモータの回転数を変化
    させる手段を有することを特徴とするディスク装置。
  4. 【請求項4】ディスクを回転させるスピンドルモータ
    と、前記スピンドルモータの駆動を行うモータ駆動回路
    部と、前記モータ駆動回路部の制御を行う制御回路部と
    を有するディスク装置において、 前記制御回路部は前記スピンドルモータを回転させるた
    めに前記モータ駆動回路部に対して出力するモータクロ
    ック信号の単位時間当たりのパルス数を前記スピンドル
    モータの目的回転数に応じて変化させることで、前記モ
    ータクロック信号における実効的な周波数を変化させる
    手段を有することを特徴とするディスク装置。
  5. 【請求項5】前記制御回路部は前記スピンドルモータの
    駆動が指示されている時にのみ、前記モータクロック信
    号を前記モータ駆動回路部に対して出力する手段を有
    し、前記モータ駆動回路部は前記モータクロック信号の
    有無に応じて前記スピンドルモータの駆動/停止を制御
    する手段を有することを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】ディスクを回転させるスピンドルモータ
    と、前記スピンドルモータの駆動を行うモータ駆動回路
    部と、前記モータ駆動回路部の制御を行う制御回路部と
    を有するディスク装置において、 前記制御回路部は前記スピンドルモータの停止が指示さ
    れている時、前記スピンドルモータを回転させるための
    モータクロック信号に代えて前記モータクロック信号の
    波高値より高い所定電圧を前記モータ駆動回路部に対し
    て出力する手段を有し、前記モータ駆動回路部は入力さ
    れる電圧が所定の閾値より高いか否かに応じて前記スピ
    ンドルモータの駆動/停止を制御する手段を有すること
    を特徴とするディスク装置。
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