JP2001222410A - 除算器 - Google Patents
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Abstract
余に冗長二進表現を用いる高基数減算シフト方式の除算
器において、商生成の高速化を図る。 【解決手段】 kを正整数として、1/2k以上1/2
k+1未満に正規化された除数及び被除数と、部分剰余の
全ビットの内演算の基数及び最大デジット数により定め
られるビット長を参照して商を定める高基数型除算器に
おいて、除数を所定の範囲内にスケーリングする乗算係
数を発生するスケーリングファクタ生成部と、乗算係数
を除数及び被除数のそれぞれに乗算する乗算部と、乗算
係数が乗算された除数の3倍数を生成する除数3倍数生
成部と、部分剰余の任意長の上位ビット数を参照し二補
数化された4ビットの部分剰余の上位ビットを生成し該
部分剰余の上位4ビットを参照して商を生成する繰り返
し演算部を備える。
Description
のであり、特に高基数型のデジタル型の除算器に関する
ものである。
98年電子情報通信学会総合大会講演論文集エレクトロ
ニクス[2]」に掲載された「商選択テーブルを用いな
い基数4除算器の構成、三浦他」にあるように、高基数
型の除算器をLSIに実装する手段として用いられてい
る。
ムとして減算シフト法、あるいは減算引き離し法等を用
いたものが、ハードウェア量と性能のバランスが良いこ
とから一般的に用いられている。この除算アルゴリズム
は我々が通常筆算で除算を行うのと同様に、商の決定
と、余り(部分剰余)のシフトと余りからの分母(除
数)の倍数の減算により除算を行う手法である。このよ
うな除算アルゴリズムについて述べたものとして、「コ
ンピュータの高速演算方式、1980、近代科学社、p
p.214−249」には回復型除算、非回復型除算、
SRT除算、拡張SRT除算といった各種の除算手法に
ついて述べられている。
の手順について簡単に説明する。演算のビット長をn
(任意の正整数)、演算の基数をr、除数をD、被除数
をR(0)、jを0以上の整数としてj回目の部分剰余
をR(j)、j回目の商をq(j)とする。また、ここ
では除数D、被除数R(0)は正規化されているとす
る。ここでは正規化浮動小数点フォーマットとして、
「1.xxxx」を用いるものとし、除数、被除数共に
正規化されているとする。本フォーマットに合致しない
データ形式を扱う場合でも、演算前後に適当なシフト処
理を実行することで本浮動小数点フォーマットについて
の処理を適用可能である。
冗長二進表現により表される。すなわち、二補数表現で
あれば各ビットが{0,1}で表されるところを、{−
1,0,1}の3値を採ることを許し、負の値を可能と
している。
るとの条件の下で、次の(1)式に示される漸化式を用
いて順次商及び部分剰余を求めることができる。 R(j+1)=r×R(j)−q(j+1)×D・・・(1) このとき商q(j+1)は、基数rにより定められるデ
ジット集合の中から以下の(2)式を満たすように選択
される。 0≦|R(j+1)|<k×D・・・(2) ここでkは(3)式を満たす定数である。 k=m/(r−1)・・・(3) ここでmは、基数rの数系におけるデジット集合の内、
最大の絶対値を持つデジットである。この場合、mの最
小値は1/2×rであり、最大値はr−1なのでkの範
囲は、(4)式のようになる。 1/2≦k<1・・・(4)
ト集合は、{−3,−2,−1,0,1,2,3}と
{−2,−1,0,1,2}の二つが考えられる。前者
についてはk=1であり、後者についてはk=2/3と
なる。kの値が小さくなるということは、(2)式より
演算途中の部分剰余の値域がより狭められるということ
である。すなわち、後者の場合は除数の倍数として3倍
数を選択することができないために、演算途中の部分剰
余の値域に対して制限を加え、除数の2倍数までで除算
を行えるようにしている。また、基数2の数系の場合は
デジット集合が{−1,0,1}のみであり、これはk
=1の場合に相当する。(1)式によりにより商を求め
る場合、一回の除算により求められる商のビット数はl
og2rであるので、n/log2r回除算を繰り返すこ
とにより所望のビット数の商を求めることができる。
プロットと呼ばれるグラフに要約することができる。図
6に、上記に挙げた除算アルゴリズムのP−Dプロット
を示す。横軸に除数、縦軸に基数倍した部分剰余(以後
シフト後の部分剰余)を示す。ただしP−Dプロットは
x軸対象なので、y軸について正の範囲のみ示した。こ
のP−Dプロットで表される除算アルゴリズムを実装し
た場合、除数DのMSBを除く上位2ビットと、シフト
後の部分剰余の上位5ビットを参照することにより商を
決定することができる。ここでシフト後の部分剰余の参
照ビットは二補数化されているものと仮定する。除数の
MSBは、正規化により1であることが保証されている
ため、参照の必要はない。除数の参照ビットが2ビット
であるので、除数の範囲に従ってP−Dプロット全体を
4つの区間に区分することができ、各々の区分内では、
シフト後の部分剰余の補数表現での上位5ビットの値に
対してひとつの商の値を関連付けることができる。
MSBを除く)、シフト後の部分剰余の二補数化された
上位5ビットは、P−Dプロット上である一定の範囲の
値を代表する。除数の上位2ビット(ただし、MSBを
除く)をDtとすると、真の除数Dは、下記の範囲に存
在する。 1+Dt≦D<1+Dt+1/4・・・(5) また、シフト後の部分剰余の二補数化された上位5ビッ
トをRt(j)とすると、真のシフト後の部分上の値r
R(j)は、下記の(6)式の範囲に存在する。 Rt(j)−1/2<rR(j)<Rt(j)+1/2・・・(6) 部分剰余は冗長二進表現を取るため、Rt(j)に対し
て負の方向の領域にも真の値が存在する可能性がある。
(5)、(6)式で表されるP−Dプロット上の矩形領
域が、真の除数、部分剰余の存在する範囲であり、以下
不確定領域と呼ぶ。除数、部分剰余の上位ビットのみを
参照して商を決定すると言うことは、この不確定領域内
の全ての値において、(2)式が満たされるように商を
決定することと同義である。例えば商として3を選択す
る場合、(1)、(2)式より、rR(j)=4Dで表
される直線からrR(j)=2Dで表される直線が、商
として3を選択できる領域であり、不確定領域がこの範
囲内に全て収まっている場合のみに、3を選択すること
ができる。不確定領域を大きくとるということ、参照す
る除数と部分剰余のビット数を減らすことであり、商を
決定する論理を簡単にできる。従って、(1)、(2)
式を満たしつつ最大の不確定領域を選択することが重要
である。また、商の決定に先立ち、シフト後の部分剰余
は、商決定に必要な参照ビットは冗長二進数から二補数
表現へ変換しておく必要がある。
除数DのMSBの次の2ビットと、シフト後の部分剰余
の上位5ビットを参照して不確定領域を定める必要があ
る。この時除数が、除数の参照2ビットにより決定され
るP−Dプロット上の4つの領域のどれかに収まるよう
に乗算係数を選択し、演算前に除数と被除数に該係数を
乗じれば、商を決定する際に除数の2ビットを参照する
必要がなくなる。また除算の性質上、演算前に除数と部
分剰余に同じ係数を乗じても得られる商に変化のないこ
とは自明であろう。
た係数(以後乗算係数とする)を乗じることで除算を高
速化する手法をスケーリングと呼ぶ。例えば、除数を
1.50≦除数<1.75の範囲にスケーリングし、更
にシフト後の部分剰余の上位5ビットを非冗長化(二補
数化)することで、シフト後の部分剰余の上位4ビット
の参照で商決定を可能としている。スケーリングは下記
に示すように、「除数の範囲」毎に、「乗算係数」を予
め決めておき、除数に対してこの乗算係数を乗算するこ
とによって、除数を1.50≦除数<1.75の範囲に
収まるようにするものである。 除数の範囲 乗算係数 倍数の組み合わせ 1.000≦除数<1.125 1.500 1+1/2 1.125≦除数<1.250 1.375 1+1/4+1/8 1.250≦除数<1.375 1.250 1+1/4 1.375≦除数<1.500 1.125 1+1/8 1.500≦除数<1.625 1.000 1 1.625≦除数<1.750 1.000 1 1.750≦除数<1.875 0.875 1−1/8 1.875≦除数<2.000 0.875 1−1/8 また、この「乗算係数」は上記の「倍数の組み合わせ」
に示すように、±1/2n倍(ただし、nは0を含む自
然数)の組合せで実現できるため、シフトと加算のみに
よって生成することが可能である。上記の除数の範囲を
同定するには、MSBを除いた除数の上位3ビットを参
照すればよい。除数は正規化されているため、MSBは
必ず1となることが保証されているので参照する必要は
ない。上記の乗算の結果、除数は1.50≦除数<1.
75の範囲にスケーリングされる。この場合のP−Dプ
ロットを図7に示す。除数を参照する必要がないのみな
らず、不確定領域をスケーリングを行わない場合に比べ
て、y方向に1.5倍に拡大することができ、シフト後
の部分剰余の参照ビットを二補数化された上位4ビット
にすることができる。
を参照して説明する。図4は、除算器の一例を示すブロ
ック図である。ここでは、演算の基数が4、デジット集
合が{−3,−2,−1,0,1,2,3}、除数、被
除数がnビット長小数で、演算アルゴリズムに拡張SR
T除算アルゴリズムを用いた除算の場合について説明す
る。ここでは、除数及び被除数は、53ビットで入力さ
れるものとする。
用いる乗算係数を生成するスケーリングファクタ生成部
である。符号21は、53ビット×4ビット乗算器であ
り、入力された53ビットの除数とスケーリングファク
タ生成部11の出力とを乗算して出力する。符号31
は、53ビット×4ビット乗算器であり、入力された5
3ビット被除数とスケーリングファクタ生成部11の出
力とを乗算して出力する。符号41は、53ビット×4
ビット乗算器21の出力を3倍して出力する除数3倍数
生成部である。符号51は、53ビット×4ビット乗算
器21の出力である除数(56ビット)、除数3倍数生
成部41の出力である除数3倍数(57ビット)、及び
53ビット×4ビット乗算器31の出力である被除数
(56ビット)を繰り返し演算することによって商を求
める繰り返し演算部である。符号61は、繰り返し演算
部51の出力を保存する商レジスタであり、符号71は
商の二補数化を行う加算器である。図5に、図4に示す
繰り返し演算部51の詳細な構成の一例を示す。
明する。除数のMSBを除く上位3ビット([2:
4])はスケーリングファクタ生成部11へ入力され、
生成された乗算係数は53ビット×4ビット乗算器21
及び53ビット×4ビット乗算器31へ入力される。こ
こで入力される乗算係数は4ビットで表現された値であ
る。そして、53ビット×4ビット乗算器21及び53
ビット×4ビット乗算器31において、除数及び被除数
に対してそれぞれ乗算係数の乗算が行われ、除数及び被
除数は、56ビット表現の値となって出力される。さら
にこの56ビットの除数は、除数3倍数生成部41によ
って57ビットの除数3倍数が生成される。
表現の除数3倍数、及び56ビット表現の被除数は繰り
返し演算部51へそれぞれ入力される。そして、繰り返
し演算部51において、入力された3つの値を用いて除
算処理が繰り返しで行われ、商が求められる。
は、商レジスタ61に保存され、最終的に、必要なビッ
ト数だけ商がそろった後に、加算器71により、商の二
補数化行われて通常数へと変換され、出力されることに
よって除算が終了する。
示すスケーリングを伴う除算器においては、シフト後の
部分剰余の上位4ビット(二補数表現)を参照すること
で商選択を行えるようにするために、シフト後の部分剰
余の上位5ビットを二補数化する必要があった。このた
め、繰り返し演算部内の二補数変換回路において、回路
の遅延、面積が悪化するという問題がある。特に、繰り
返し演算部51においては、繰り返し除算処理が行われ
るため、繰り返し演算部51内の回路構成が大きいと除
算処理の速度を悪化させてしまうという問題がある。
たもので、入力された除数、被除数を予め5/3≦除数
<1.75の範囲にスケーリングすることで、シフト後
の部分剰余の上位4ビットのみを二補数化することで商
を決定でき、さらに除算処理の高速化を図ることができ
る除算器を提供することを目的とする。
は、kを正整数として、1/2k以上1/2k+1未満に正
規化された除数及び被除数と、部分剰余の全ビットの内
演算の基数及び最大デジット数により定められるビット
長を参照して商を定める高基数型除算器であって、前記
除算器は、除数を所定の範囲内にスケーリングする乗算
係数を発生するスケーリングファクタ生成部と、前記乗
算係数を前記除数及び前記被除数のそれぞれに乗算する
乗算部と、前記乗算係数が乗算された前記除数の3倍数
を生成する除数3倍数生成部と、前記乗算係数が乗算さ
れた除数と被除数、及び前記除数の3倍数により除算を
繰り返し行う繰り返し演算部とを備え、前記繰り返し演
算部は、部分剰余の任意長の上位ビット数を参照し二補
数化された4ビットの部分剰余の上位ビットを生成し該
部分剰余の上位4ビットを参照して商を生成することを
特徴とする。
グファクタ生成部は、前記除数が5/3×1/2k以上
3/4×1/2k未満の範囲に収まるように乗算係数を
発生することを特徴とする。
除算器を図面を参照して説明する。図1は同実施形態の
構成を示すブロック図である。本実施形態においては、
演算の基数が4、デジット集合が{−3,−2,−1,
0,1,2,3}、除数、被除数がnビット長の小数
で、演算アルゴリズムに拡張SRT除算アルゴリズムを
用いた器であるものとする。
いる乗算係数を生成するスケーリングファクタ生成部で
ある。符号2は、53ビット×6ビット乗算器であり、
入力された53ビットの除数とスケーリングファクタ生
成部1の出力とを乗算して出力する。符号3は、53ビ
ット×6ビット乗算器であり、入力された53ビット被
除数とスケーリングファクタ生成部1の出力とを乗算し
て出力する。符号4は、53ビット×6ビット乗算器2
の出力を3倍して出力する除数3倍数生成部である。符
号5は、53ビット×6ビット乗算器2の出力である除
数(58ビット)、除数3倍数生成部4の出力である除
数3倍数(59ビット)、及び53ビット×4ビット乗
算器3の出力である被除数(58ビット)を繰り返し演
算することによって商を求める繰り返し演算部である。
符号6は、繰り返し演算部5の出力を保存する商レジス
タであり、符号7は商の二補数化を行う加算器である。
図2に、図1に示す繰り返し演算部5の詳細な構成の一
例を示す。
プロットを用いて説明する。図3に本実施形態に対応す
るP−Dプロットを示す。本実施形態では、下記に示す
乗算係数を用いて、除数を5/3≦除数<1.75の範
囲にスケーリングを行う。 除数の範囲 乗算係数 倍数の組み合わせ 1.00000≦除数<1.03125 1.68750 1+1/2+1/8+1/16 1.03125≦除数<1.06250 1.62500 1+1/2+1/8 1.06250≦除数<1.09375 1.59375 1+1/2+1/16+1/32 1.09375≦除数<1.12500 1.53125 1+1/2+1/32 1.12500≦除数<1.15625 1.50000 1+1/2 1.15625≦除数<1.18750 1.46875 1+1/2−1/32 1.18750≦除数<1.21875 1.40625 1+1/4+1/8+1/32 1.21875≦除数<1.25000 1.37500 1+1/4+1/8 1.25000≦除数<1.28125 1.34375 1+1/4+1/16+1/32 1.28125≦除数<1.31250 1.31250 1+1/4+1/16 1.31250≦除数<1.34375 1.28125 1+1/4+1/32 1.34375≦除数<1.37500 1.25000 1+1/4 1.37500≦除数<1.40625 1.21875 1+1/4−1/32 1.40625≦除数<1.43750 1.18750 1+1/8+1/16 1.43750≦除数<1.46875 1.18750 1+1/8+1/16 1.46875≦除数<1.50000 1.15625 1+1/8+1/32 1.50000≦除数<1.53125 1.12500 1+1/8 1.53125≦除数<1.56250 1.09375 1+1/16+1/32 1.56250≦除数<1.59375 1.09375 1+1/16+1/32 1.59375≦除数<1.62500 1.06250 1+1/16 1.62500≦除数<1.65625 1.03125 1+1/32 1.65625≦除数<1.68750 1.03125 1+1/32 1.68750≦除数<1.71875 1.00000 1 1.71875≦除数<1.75000 1.00000 1 1.75000≦除数<1.78125 0.96875 1−1/32 1.78125≦除数<1.81250 0.93750 1−1/16 1.81250≦除数<1.84375 0.93750 1−1/16 1.84375≦除数<1.87500 0.90625 1−1/8+1/32 1.87500≦除数<1.90625 0.90625 1−1/8+1/32 1.90625≦除数<1.93750 0.87500 1−1/8 1.93750≦除数<1.96875 0.87500 1−1/8 1.96875≦除数<2.00000 0.87500 1−1/8 また、この「乗算係数」は上記の「倍数の組み合わせ」
に示すように、±1/2n倍(ただし、nは0を含む自
然数)の組合せで実現できるため、シフトと加減算のみ
によって生成することが可能である。除数の範囲の同定
は、MSBを除く除数の上位5ビットの参照により決定
される。
明する。除数のMSBを除く上位5ビット([2:
6])はスケーリングファクタ生成部1へ入力され、生
成された乗算係数は53ビット×6ビット乗算器2及び
53ビット×6ビット乗算器3へ入力される。ここで入
力される乗算係数は6ビットで表現された値である。そ
して、53ビット×6ビット乗算器2及び53ビット×
6ビット乗算器3において、除数及び被除数に対してそ
れぞれ乗算係数の乗算が行われ、除数及び被除数は、5
8ビット表現の値となって出力される。さらにこの58
ビットの除数は、除数3倍数生成部4によって59ビッ
トの除数3倍数が生成される。
表現の除数3倍数、及び58ビット表現の被除数は繰り
返し演算部5へそれぞれ入力される。そして、繰り返し
演算部5において、入力された3つの値を用いて除算処
理が繰り返しで行われ、商が求められる。
は、商レジスタ6に保存され、最終的に、必要なビット
数だけ商がそろった後に、加算器7により、商の二補数
化行われて通常数へと変換され、出力されることによっ
て除算が終了する。
は、上位4ビットのみの二補数化では商生成に必要な精
度が確保できなかったが、本実施形態では5/3≦除数
<1.75へのスケーリングによりP−Dプロット上で
の不確定領域の範囲を従来例に比べて広く設定すること
ができ、十分な精度で商を選択することが出来る。
じく二補数化ビットを4ビットとした場合、上位ビット
が二進数で0100(10進数で4.0)の場合におい
て、制限範囲を超えてしまう。この場合のシフト後の部
分剰余rR(j)の値域は、 3.0<rR(j)<5.0・・・(7) であり、1.5≦除数<1.75の領域においては、商
が1もしくは2の領域、2もしくは3の領域、3の領域
を共に含むことになり、前述の(1)、(2)式を満足
できない。
囲を更に限定することにより、この問題を解消してい
る。本発明の特長であるスケーリング範囲では(7)式
で示される不確定領域は、商が3に限定される領域を含
まず、商が1もしくは2の領域、2もしくは3の領域の
みに限定される。従って、商として2を選択することに
より(1)、(2)式を満足することが出来る。
は、図5に示す繰り返し演算部51の回路構成と比べ
て、規模を小さくすることができるために、繰り返し行
われる除算処理を高速にすることができる。本実施形態
においては、除数及び被除数に対して、乗算係数を乗算
する処理のビット数を増やしたが、商を求める処理にお
いてこの乗算処理は1度のみ実行されるのみである。こ
れに対し、繰り返し演算部5における除算処理は繰り返
し行われるために、この繰り返し演算処理を高速にする
ことによって、除算全体の処理時間を短縮することがで
きる。なお、図5に示す符号A1、A2は、図2に示す
回路において、削減できる部分を示している。
ば、除数を5/3≦除数<1.75の範囲にスケーリン
グを行うことにより、部分剰余の上位4ビットの正規化
及びその4ビットの参照により商を決定することができ
るという効果が得られる。また、除算処理を繰り返し行
う繰り返し演算部の回路構成の規模を小さくすることが
できるために、商生成に要する処理時間を短縮すること
ができるという効果も得られる。
である。
示す回路図である。
である。
ック図である。
を示す回路図である。
である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 kを正整数として、1/2k以上1/2
k+1未満に正規化された除数及び被除数と、部分剰余の
全ビットの内演算の基数及び最大デジット数により定め
られるビット長を参照して商を定める高基数型除算器で
あって、 前記除算器は、 除数を所定の範囲内にスケーリングする乗算係数を発生
するスケーリングファクタ生成部と、 前記乗算係数を前記除数及び前記被除数のそれぞれに乗
算する乗算部と、 前記乗算係数が乗算された前記除数の3倍数を生成する
除数3倍数生成部と、 前記乗算係数が乗算された除数と被除数、及び前記除数
の3倍数により除算を繰り返し行う繰り返し演算部と、 を備え、 前記繰り返し演算部は、部分剰余の任意長の上位ビット
数を参照し二補数化された4ビットの部分剰余の上位ビ
ットを生成し該部分剰余の上位4ビットを参照して商を
生成することを特徴とする除算器。 - 【請求項2】 前記スケーリングファクタ生成部は、 前記除数が5/3×1/2k以上3/4×1/2k未満の
範囲に収まるように乗算係数を発生することを特徴とす
る請求項1に記載の除算器。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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