JP2001221065A - ガスタービンシュラウドのインピンジメント冷却 - Google Patents

ガスタービンシュラウドのインピンジメント冷却

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JP2001221065A
JP2001221065A JP2000032592A JP2000032592A JP2001221065A JP 2001221065 A JP2001221065 A JP 2001221065A JP 2000032592 A JP2000032592 A JP 2000032592A JP 2000032592 A JP2000032592 A JP 2000032592A JP 2001221065 A JP2001221065 A JP 2001221065A
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inner shroud
shroud
wall
segment
cooling air
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Application number
JP2000032592A
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English (en)
Inventor
Sebastian Burdick Steven
スティーブン・セバスチャン・バーディック
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内側シュラウドセグメント入口へ流れる冷却
流に対する漏洩路を排除しそしてそらせ板開口と冷却さ
れる壁表面との間の衝突流の距離を最小とすることによ
りインピンジメント冷却効率を最大にする。 【解決手段】 内側シュラウド22が外側シュラウド2
0に結合され、外側シュラウド20は内側シュラウドに
流すために入口54を通して冷却空気を受ける。内側シ
ュラウドは一部熱ガス路16を定める壁42と、この壁
の熱ガス路と反対側に複数の空洞44とを有する。内側
シュラウドはカバー40を含み、このカバーから区分室
52が垂れ下がり、区分室の床を通して開口56が開け
られている。カバーが内側シュラウド本体の上にかぶせ
られると、区分室は空洞内に収容され、前記入口からの
冷却空気は区分室内に流れ前記開口を通り抜けて内部シ
ュラウドの壁がインピンジメント冷却される。使用済み
の冷却空気は内側シュラウドの円周方向および/または
軸方向に面した側壁並びに/または熱ガス路を定める内
側シュラウドの壁を貫通する通路45を通り内側シュラ
ウドを出ていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はガスタービンの熱ガス路内の回転
部品を包囲しているシュラウド装置に対するインピンジ
メント冷却装置に係わり、特に熱ガス路を包囲する壁表
面と対向する側の内側シュラウド壁表面のインピンジメ
ント冷却を行うために冷却空気を直接内側シュラウド本
体内に供給して使用する内側および外側シュラウドセグ
メントに係わる。
【0002】
【発明の背景】ガスタービンに使用されるシュラウドは
タービン内を通る熱ガス路を包囲して一部これを定めて
いる。シュラウド、特にガスタービンの熱ガス路内の例
えばガスタービンバケット又は動翼のような回転部品を
直接包囲しているシュラウドの冷却装置は包囲シュラウ
ドの温度を低下するためにガスタービンにおいてしばし
ば必要とされている。シュラウドは代表的には熱ガス路
の回りに配列された円周方向に延びる複数のシュラウド
セグメントに特徴があり、各セグメントには個々に内側
および外側シュラウド本体が含まれている。従来から、
各外側シュラウド本体に対して2つまたは3つの内側シ
ュラウド本体があり、外側シュラウドはあり溝型の接続
によってタービンのフレームに固定され、内側シュラウ
ド本体は同様のあり溝接続によって外側シュラウド本体
に固定されている。
【0003】内側シュラウド本体は一部熱ガス路を定め
る壁を含んでおり、この壁は例えばタービンの圧縮機か
ら吐き出される冷却空気によって冷却されねばならな
い。従来の設計では、内側シュラウド本体の壁をインピ
ンジメント冷却するために、そらせ板を外側シュラウド
本体に設けて冷却空気を受容しこの冷却空気をこの板の
開口を通して差し向けていた。この配備は効率的な冷却
の観点からは最適とはいかず可成りの冷却流を必要とす
る。更に詳しく言うと、この従来の設計で外側シュラウ
ド本体上に装着されるそらせ板はこの板の開口を通して
流れる衝突空気によって冷却される壁から相当な距離を
おいて隔たっている。内側シュラウド本体は冷却される
壁から半径方向外側に突き出た軸方向に伸びる強化また
は構造用リブを有しており、従来このために外側シュラ
ウドに装着されるそらせ板の位置をこの壁から可成りの
距離離す必要があったと考えられている。この配列構造
だと、インピンジメント冷却空気は内側シュラウド壁に
衝突して冷却する前にこの相当な距離にわたって流れる
ので、冷却効果が失われる。更に、外側シュラウド本体
にそらせ板を置くと、インピンジメント冷却空気はそら
せ板開口を通る前に二次的な漏洩路を見つけ、これによ
り冷却に更なる非効率が生じ追加の冷却流が必要とな
る。従って、こうした冷却の非効率を実質的に減少し、
漏洩路を排除し、そしてインピンジメント冷却空気流に
よって冷却される内側シュラウド本体とそらせ板との間
の衝突流の距離を実質的に減少するようなインピンジメ
ント冷却装置が必要とされている。
【0004】
【発明の簡単な要約】本発明によれば、タービンの熱ガ
ス路内の回転部品を包囲しているシュラウド装置に対す
るインピンジメント冷却装置が提供され、このシュラウ
ド装置は複数のシュラウドセグメントを使用し、各セグ
メントには外側シュラウドセグメントとこの外側セグメ
ントに固定された1つまたはそれ以上の内側シュラウド
セグメントを含んでいる。内側シュラウドセグメントは
外側シュラウドセグメントとそらせ板との間の漏洩路を
排除しそしてそらせ板を衝突空気流によって冷却される
内側シュラウドセグメントの壁に直接隣接させて置くよ
うな方法でそらせ板を装着し、これにより効率的なイン
ピンジメント冷却を提供する。特に、内側シュラウドセ
グメントは底部壁を有する内側シュラウドセグメント本
体を含み、この底部壁の半径方向最も内側の表面がター
ビンを通る熱ガス路を一部定めている。内側シュラウド
本体の熱ガス路を定める壁表面から遠い側に1つまたは
それ以上の空洞が設けられる。内側シュラウドセグメン
トは又内側シュラウド本体を覆うカバーも含む。カバー
はそらせ板のそれぞれの空洞内に収容するために1つ又
はそれ以上の垂れ下がり密閉された区分室を有する。カ
バーは溶接、ろう付などによって内側シュラウド本体に
固定され、それぞれの空洞に1つまたはそれ以上の区分
室が置かれる。区分室に冷却空気を供給するために外側
シュラウドセグメントの本体を貫通する空気入口通路と
連通してカバーに空気入口が開けられる。各区分室の底
部壁は、区分室に受容された冷却空気を熱ガス路を一部
定める空洞の底部壁または床の上に直接流してインピン
ジメント冷却するために複数の開口を有する。使用済み
の冷却流を熱ガス流中に排出するために内側シュラウド
本体を通して開けた通路は区分室と空洞の間の空間と連
通している。
【0005】内側シュラウド本体が2つまたはそれ以上
の空洞を有する場合には、これらの空洞はカバーの区分
室間に伸びる半径方向外側に突出した構造用リブによっ
て定められ、これによって内側シュラウド本体の構造的
一体性を維持する。少なくとも1つのまたはそれ以上の
区分室とこれに対応したこれに整合する空洞とが好まし
く、2つまたは4つの区分室とこれに対応する空洞とが
最も好ましい。剛直性のために円周方向リブが必要なら
ば、4つの空洞が使用される。後者の好ましい実施態様
における内側シュラウド本体のリブは軸方向、半径方向
および円周方向に延び、これによりそらせ板の構造的一
体性を維持する。冷却用区分室を空洞内に位置づけそし
てカバーを内側シュラウド本体に固定することによっ
て、外側シュラウド本体とカバーとの間の漏洩路が排除
されるだけでなく、開口と冷却される壁との間の距離が
最小とされ、これによって効率的なインピンジメント冷
却が提供される。
【0006】内側シュラウドセグメントのカバーの区分
室への空気入口通路にスプーリー(spoolie)を
設けるのが好ましく、このスプーリーを外側シュラウド
本体を貫通して形成されている流路内に配置することが
出来る。内側シュラウドセグメントカバーに対する空気
入口を形成しているニップルにスプーリーの内側端を結
合する。例えば停止中に現場でタービンのレトロフィッ
トを行うときに、スプーリーの寸法あるいはスプーリー
に代えて使用されるパイプの寸法を変えることによっ
て、インピンジメント冷却の目的で内側シュラウド本体
中に流される空気流の大きさを制御できることが認識さ
れよう。
【0007】本発明の好適な実施の態様においては、タ
ービンの熱ガス路内の軸の回りに回転可能な部品を包囲
しているシュラウド装置に対するインピンジメント冷却
装置が提供され、この装置は、タービンの回転部品を包
囲するシュラウドの部分を形成しているシュラウドセグ
メントを含み、このシュラウドセグメントが、熱ガス路
を一部定める円周方向に伸びる壁を有するシュラウドセ
グメント本体と、セグメント本体の熱ガス路から遠い側
にある複数の空洞と、並びに冷却空気入口およびこの空
気入口と連通していてそれぞれ空洞内に収容されている
半径方向内側に突出した複数の区分室を有するシュラウ
ドセグメント本体に対するカバーとを含んでおり、各区
分室はセグメント本体の壁と間隔をおいて整合された底
部壁と、およびセグメント本体の壁を冷却するためイン
ピンジメント冷却空気を区分室から当該開口を通してセ
グメント本体の壁に向けて流すために貫通して開けられ
た複数の入射開口とを有しており、そしてセグメント本
体から使用済みの冷却空気を流すためにセグメント本体
の壁と底部壁との間の空間に連通してセグメント本体を
通り抜ける少なくとも1つの通路を含む、構成になって
いる。
【0008】本発明の更に好適な実施の態様において
は、タービンの熱ガス路内の軸の回りに回転可能な部品
を包囲しているシュラウド装置に対するインピンジメン
ト冷却装置が提供され、この装置は、タービンの回転部
品を包囲するシュラウド装置の部分を形成している内側
シュラウドセグメントを含み、この内側シュラウドセグ
メントが、熱ガス路を一部定める円周方向並びに軸方向
に伸びる壁を有する内側シュラウド本体と、内側シュラ
ウド本体の熱ガス路から遠い側に形成された少なくとも
4つの空洞(空洞の半径方向最も内側の部分は内側シュ
ラウド本体の壁の部分によって形成されている)と、冷
却空気入口および冷却空気を受容するためにこの入口と
連通している半径方向内側に突出した複数の密閉された
区分室を有するカバーとを含んでおり、区分室は空洞内
にそれぞれ収容されており、区分室は内側シュラウド本
体の壁の部分と間隔をおいて整合された底部壁と、およ
びシュラウド本体の壁を冷却するためインピンジメント
冷却空気を区分室から内側シュラウド本体の壁の部分に
向けて流すために底部壁の各々を貫通して開けられた複
数の入射開口とを有しており、そして空洞から使用済み
の冷却空気を流すために空洞の各々と連通しそして内側
シュラウド本体の外部に開口している少なくとも1つの
通路を含む、構成になっている。
【0009】本発明のより更に好適な実施の態様におい
ては、タービンの熱ガス路内の軸の回りに回転可能な部
品を包囲しているシュラウド装置に対するインピンジメ
ント冷却装置が提供され、この装置は、タービンの回転
部品を包囲するシュラウド装置の部分を形成している内
側シュラウドセグメントを含み、この内側シュラウドセ
グメントが、熱ガス路を一部定める円周方向並びに軸方
向に伸びる壁を有する内側シュラウド本体と、内側シュ
ラウド本体の熱ガス路から遠い側に形成され半径方向外
側に開口している少なくとも1つの空洞(1つの空洞の
半径方向最も内側の部分は内側シュラウド本体の壁の部
分によって形成されている)と、冷却空気入口および冷
却空気を受容するためにこの入口と連通している半径方
向内側に突出した少なくとも1つの密閉された区分室を
有するカバーとを含んでおり、1つの区分室が1つの空
洞内に収容されており、1つの区分室は内側シュラウド
本体の壁の部分と間隔をおいて整合された底部壁と、お
よびシュラウド本体の壁を冷却するためインピンジメン
ト冷却空気を1つの区分室から内側シュラウド本体の壁
の部分に向けて流すために底部壁を貫通して開けられた
複数の入射開口とを有しており、そして空洞から使用済
みの冷却空気を流すために空洞と連通しそして内側シュ
ラウド本体の外部に開口している少なくとも1つの通路
を含む、構成になっている。
【0010】従って、本発明の主たる目的は内側シュラ
ウドセグメント入口へ流れる冷却流に対する漏洩路を排
除しそしてそらせ板開口と冷却される壁表面との間の衝
突流の距離を最小とすることによりインピンジメント冷
却効率を最大にされたガスタービンのシュラウドに対す
る新規の改善されたインピンジメント冷却装置を提供す
ることである。
【0011】
【発明の詳細な記述】ここで図1を参照すると、タービ
ンの熱ガス路内の回転部品を包囲しているシュラウド装
置が例示されており、このシュラウド装置が総体的に1
0で示されている。シュラウド装置10はタービンハウ
ジングの静止フレーム12に固定されていてタービンの
熱ガス路16内に配置された回転バケットまたは翼14
を包囲しており、ここではタービンの第1段に対するシ
ュラウド装置10が例示されている。熱ガスの流れの方
向は矢印18で示されている。シュラウド装置10はそ
れぞれ総じて20および22で示される外側および内側
シュラウドセグメントを含む。シュラウド装置はこのよ
うなセグメントを互いに円周方向に配列して複数含んで
おり、外側シュラウドセグメントそれぞれに対して2つ
または3つの内側シュラウドセグメントが接続されてい
ることが理解されよう。例えば、42個程度の外側シュ
ラウドセグメントが円周方向に互いに隣接して存在し、
そして84個程度の内側シュラウドセグメントが円周方
向に互いに隣接して存在することができ、内側シュラウ
ドセグメントの各対が1つの外側シュラウドセグメント
に固定されている。
【0012】各外側シュラウドセグメント20は一対の
軸方向に伸びるフランジ24および軸方向に窪んだ首部
26を含んでいて、静止フレーム12上に形成された位
置決めフランジまたはフック28とあり溝接続を形成し
ているのが好ましい。こうして、外側シュラウドセグメ
ント20はフレーム12に固定するために円周方向に向
けてフレーム12に取り付けることができる。外側シュ
ラウドセグメント20の半径方向内側部分は軸方向に互
いに向かい合う方向に伸びる位置決めフック30を定め
ている。内側シュラウドセグメント22は軸方向に突き
出たフランジ32を持ち、このフランジ32がフック3
0と協同して内側シュラウドセグメント22を外側シュ
ラウドセグメント20に固定している。
【0013】外側シュラウドセグメント20は又冷却空
気、例えば圧縮機吐き出し空気を受容するための流路3
4を含んでいる。後述するように内側シュラウドセグメ
ントの区分室内に冷却空気を送り込むために流路34内
にスプーリーを配置する。
【0014】図3および4を参照すると、内側シュラウ
ドセグメント22は内側シュラウドセグメント本体38
およびカバー40を含む。内側シュラウドセグメント本
体38は軸方向および円周方向に延びており、そして回
転部品即ちバケット14を通り越して流れる熱ガスの流
路16を一部定める円周方向および軸方向に伸びる半径
方向内側の壁42を含んでいる。本体38は又本体38
の半径方向最も外側の壁表面に形成された複数の空洞4
4を含む。空洞44は半径方向外側に突出する構造用リ
ブ46および48によって定められ、リブ46が軸方向
に伸びそしてリブ48が円周方向に延びる。図4に例示
されているように、使用済みの冷却空気を本体38の外
側の壁を貫通して開けられた通路45を通して熱ガス路
16中に出すために空洞44はその側部壁部分に沿った
複数の出口開口を有する。空洞の側部壁を貫通している
開口50は従って内側シュラウド本体間および内側シュ
ラウド本体と外側シュラウド本体との間にある図示され
ていないシールの半径方向内側にあり円周方向および軸
方向に伸びる内側シュラウド本体38の面に開けられた
開口と連通している。
【0015】内側シュラウド本体のカバー40は垂れ下
がった区分室52を複数担持している。区分室はカバー
40の半径方向最も外側の表面に沿って置かれたプレナ
ム54と連通して置かれ、このプレナムは冷却空気を受
容するためにプレナム入口55を介してスプーリー36
の内方端と連通して位置づけられる。プレナム54は又
カバー内の開口を介して区分室52の各々とも連通する
位置にある。区分室52の各々はその底部壁60を貫通
した複数の開口56を有し、区分室52はプレナム入口
55および開口56を除いては他は閉じられている。カ
バー40が内側シュラウド本体38の上を覆うときにリ
ブ46および48を収容するために区分室52を互いに
隔ててその間にくぼみ57を定める。区分室52の角の
部分を通して追加の開口58を設ける。こうして、カバ
ー40を本体38の上に被せると、区分室52は空洞4
4内に収まり、リブ46および48はそれぞれの区分室
間のくぼみ57の中に伸びる。区分室の深さを底部壁6
0従ってこれを貫通する開口56が空洞44の壁部分ま
たは床64に対して近い間隔にあるようにする。
【0016】動作中は、冷却空気がスプーリー36へ供
給され、スプーリーはこの空気を入口55を介してプレ
ナム54へそして更にカバーを貫通して区分室52内に
開いた開口を介して区分室52へ送る。冷却空気は区分
室52の入射開口56を通って流れ、内側シュラウド本
体の熱ガス路16と反対側にある空洞の床64をインピ
ンジメント冷却し、その結果内側シュラウドセグメント
の半径方向最も内側の壁42を冷却する。追加のインピ
ンジメント冷却空気流が区分室52の角の開口58を通
って空洞44の側壁(角部)に向かって流れる。使用済
みの冷却空気は開口50および通路45を通って空洞4
4を出、内側シュラウド本体の軸方向側部、円周方向側
部または床に開けられた開口を介して熱ガス流16内に
流れる。上記の配列構成によって、区分室52内の入射
開口56は内側シュラウド本体の壁42と近接した間隔
で存在し、効率よいインピンジメント空気冷却を与える
ことが認められよう。即ち、区分室52の底部壁60と
床64との間の距離はインピンジメント空気流の冷却効
果を最大にするために最小とされる。内側シュラウド本
体はリブ46および48の配備によって構造的にも維持
されている。
【0017】図2には特にタービンの第2段に使用する
ためのシュラウドインピンジメント冷却の本発明の更に
別の実施の態様を例示しており、同じ部品には同じ参照
数字をあてがって、数字の後にaを付した。この態様の
発明では、しかし、内側シュラウド本体38aは互いに
円周方向に隔離された2つの区分室52aを含んでお
り、これらの区分室を軸方向に伸びるリブ46aが分け
ている。内側シュラウドの壁に対するインピンジメント
冷却は記述したと同様に達成される。例えば、インピン
ジメント冷却流はスプーリー36aに供給され、スプー
リーから空気は入口55aを介してプレナム54aへ、
そして更に区分室52aに供給される。冷却空気は区分
室52aの入射開口56aを通って流れて空洞44aの
床をインピンジメント冷却し、その結果内側シュラウド
本体38aの半径方向最も内側の壁を冷却する。使用済
みの冷却空気は前方および後方の通路45aを通って空
洞44aから外に流れる。
【0018】内側シュラウド本体はその半径方向最も外
側の壁に形成された空洞44を1つだけ含み、前方およ
び後方の壁および/または側部の壁に沿って出口開口を
設け、使用済みの冷却空気をこれらの出口開口を通して
熱ガス路中に流し出すことができることを認識されよ
う。この場合には、内側シュラウド本体カバーは単一の
垂れ下がり区分室を担持し、この区分室はスプーリーの
内側端でプレナムと連通されている。既述の実施の態様
におけるごとく、この区分室は内側シュラウド本体の半
径方向外側の壁に近接して隔てられた底部壁に開けられ
た複数の開口を有し、この半径方向外側の壁に向けてイ
ンピンジメント冷却空気が流される。次いで、使用済み
の冷却空気は前方および後方並びに/または側部の通路
を通って流れて熱ガス流中に出ていく。また、使用済み
の冷却用インピンジメント空気は開口、例えば、空洞4
4の半径方向最も内側の床、即ち熱ガス路を定める壁を
貫通する図4に例示されている開口64を通って熱ガス
流中に流れ込むことができることも認識されよう。
【0019】スプーリー36を使用することにより、シ
ュラウドへの冷却空気の流れは例えばエンジンのレトロ
フィットの間に変更することができる。例えば、エンジ
ンが熱すぎるなら追加の冷却空気を入れ又冷却効果がか
なり行き過ぎていたら冷却空気の流れを制限するように
スプーリーの大きさを変更することができる。
【0020】本発明を現在最も実際的でかつ好ましい実
施の態様と考えられる態様に関連して記載したが、本発
明は開示された実施の態様に限定されるべきでなく、む
しろ特許請求の範囲の精神と範囲に包含される種種の改
変および均等な構造を包含するものであることを理解さ
れたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】タービンの熱ガス路内の回転部品を包囲してい
る第1段シュラウド装置を例示しているガスタービンの
一部の破断断面図。
【図2】タービンの第2段に使用するための本発明のシ
ュラウド装置を例示する図1に類似した図。
【図3】内側シュラウド本体とカバーの細部を例示する
内側シュラウドセグメントの破断展開斜視図。
【図4】内側シュラウド本体とそのカバーの展開斜視
図。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービンの熱ガス路内の軸の回りに回転
    可能な部品を包囲しているシュラウド装置に対するイン
    ピンジメント冷却装置にして、 前記タービンの回転部品を包囲するシュラウドの部分を
    形成しているシュラウドセグメントを含み、該シュラウ
    ドセグメントは、前記熱ガス路を一部定める円周方向に
    伸びる壁を有するシュラウドセグメント本体と、前記セ
    グメント本体の前記熱ガス路から遠い側にある複数の空
    洞と、並びに冷却空気入口および該空気入口と連通して
    いてそれぞれ前記空洞内に収容されている半径方向内側
    に突出した複数の区分室を有する前記シュラウドセグメ
    ント本体に対するカバーとを含んでおり、 前記区分室の各々は前記セグメント本体の壁と間隔をお
    いて整合された底部壁と、および前記セグメント本体の
    壁を冷却するためインピンジメント冷却空気を前記区分
    室から当該開口を通して前記セグメント本体の壁に向け
    て流すために貫通して開けられた複数の入射開口とを有
    しており、そして前記セグメント本体から使用済みの冷
    却空気を流すために前記セグメント本体の壁と前記底部
    壁との間の空間に連通して前記セグメント本体を通り抜
    ける少なくとも1つの通路を含んでいる、前記インピン
    ジメント冷却装置。
  2. 【請求項2】 タービンの熱ガス路内の軸の回りに回転
    可能な部品を包囲しているシュラウド装置に対するイン
    ピンジメント冷却装置にして、前記タービンの回転部品
    を包囲するシュラウド装置の部分を形成している内側シ
    ュラウドセグメントを含み、該内側シュラウドセグメン
    トは、前記熱ガス路を一部定める円周方向並びに軸方向
    に伸びる壁を有する内側シュラウド本体と、前記内側シ
    ュラウド本体の前記熱ガス路から遠い側に形成された少
    なくとも4つの空洞(該空洞の半径方向最も内側の部分
    は前記内側シュラウド本体の壁の部分によって形成され
    ている)と、冷却空気入口および冷却空気を受容するた
    めに前記入口と連通している半径方向内側に突出した複
    数の密閉された区分室を有するカバーとを含んでおり、
    前記区分室は前記空洞内にそれぞれ収容されており、前
    記区分室は前記内側シュラウド本体の壁の部分と間隔を
    おいて整合された底部壁と、および前記シュラウド本体
    の壁を冷却するためインピンジメント冷却空気を前記区
    分室から前記内側シュラウド本体の壁の部分に向けて流
    すために前記底部壁の各々を貫通して開けられた複数の
    入射開口とを有しており、そして前記空洞から使用済み
    の冷却空気を流すために前記空洞の各々と連通しそして
    前記内側シュラウド本体の外部に開口している少なくと
    も1つの通路を含んでいる、前記インピンジメント冷却
    装置。
  3. 【請求項3】 タービンの熱ガス路内の軸の回りに回転
    可能な部品を包囲しているシュラウド装置に対するイン
    ピンジメント冷却装置にして、前記タービンの回転部品
    を包囲するシュラウド装置の部分を形成している内側シ
    ュラウドセグメントを含み、該内側シュラウドセグメン
    トは、前記熱ガス路を一部定める円周方向並びに軸方向
    に伸びる壁を有する内側シュラウド本体と、前記内側シ
    ュラウド本体の前記熱ガス路から遠い側に形成され半径
    方向外側に開口している少なくとも1つの空洞(該1つ
    の空洞の半径方向最も内側の部分は前記内側シュラウド
    本体の壁の部分によって形成されている)と、冷却空気
    入口および冷却空気を受容するために前記入口と連通し
    ている半径方向内側に突出した少なくとも1つの密閉さ
    れた区分室を有するカバーとを含んでおり、前記1つの
    区分室が前記1つの空洞内に収容されており、前記1つ
    の区分室は前記内側シュラウド本体の壁の部分と間隔を
    おいて整合された底部壁と、および前記シュラウド本体
    の壁を冷却するためインピンジメント冷却空気を前記1
    つの区分室から前記内側シュラウド本体の壁の部分に向
    けて流すために前記底部壁を貫通して開けられた複数の
    入射開口とを有しており、そして前記空洞から使用済み
    の冷却空気を流すために前記空洞と連通しそして前記内
    側シュラウド本体の外部に開口している少なくとも1つ
    の通路を含んでいる、前記インピンジメント冷却装置。
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