JP2001220742A - 水上において排出管を接続する装置 - Google Patents

水上において排出管を接続する装置

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JP2001220742A
JP2001220742A JP2000030429A JP2000030429A JP2001220742A JP 2001220742 A JP2001220742 A JP 2001220742A JP 2000030429 A JP2000030429 A JP 2000030429A JP 2000030429 A JP2000030429 A JP 2000030429A JP 2001220742 A JP2001220742 A JP 2001220742A
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JP
Japan
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discharge pipe
water
traveling rail
gantry
discharge
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Pending
Application number
JP2000030429A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiichi Omura
啓一 大村
Shinichi Matsumoto
伸一 松本
Yasushi Takei
裕史 武居
Kiyotaka Arikawa
清隆 有川
Masaji Eguchi
正司 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TONE GEO TECH CO Ltd
Taisei Corp
Original Assignee
TONE GEO TECH CO Ltd
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排出管を横置きする広いスペースを必要とせ
ず、波浪の影響を受ける水上での作業においても、迅
速、安全に排出管を継ぎ足すことができる、水上におい
て排出管を接続する装置を提供することを目的とする。 【解決手段】水上の台船7と、台船7から張り出した架
台と、この架台に敷設した走行レールと、この走行レー
ルに搭載して移動可能な台車と、台車に設置して鉛直軸
を中心に回転自在であり、かつ鉛直方向の貫通孔を開設
した保持筒と、台車を吊り上げて前記の走行レール外に
移動させる移動装置とによって構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水上において、鋼管
杭の内部のずりを排出する排出管を接続する装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】水上の杭打ち船から岩盤に鋼管杭を打設
する場合に、鋼管杭の内部のずりを排出管によって吸引
して排除する。この排出管は、鋼管杭の打設深さが深く
なるにしたがって、継ぎ足して延長してゆかなければな
らない。排出管を継ぎ足す場合には、鋼管杭の内部から
排出管の全長を引き出し、その最下端に新たな排出管を
接続する必要がある。
【0003】
【本発明が解決しようとする課題】新たに接続する排出
管は、台船の上に寝かしておき、接続のたびに引き起こ
し、鋼管から引き抜いた排出管群の最下端の排出管に、
ボルト穴の位置を合わせて接続する作業を行う。そのた
めに台船には排出管を横置きしておく広いスペースが必
要となるという問題があった。また、地上での作業と異
なり波浪の影響で常に杭打ち船が揺れ動いており、迅速
で安全な排出管の接続が困難であった。
【0004】
【本発明の目的】本発明は上記したような従来の問題を
解決するためになされたもので、排出管を横置きする広
いスペースを必要とせず、波浪の影響を受ける水上での
作業においても、迅速、安全に排出管を継ぎ足すことが
できる、水上において排出管を接続する装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記のような目的を達成
するために、本発明の水上において排出管を接続する装
置は、水上の台船と、台船から張り出した架台と、この
架台に敷設した走行レールと、この走行レールに搭載し
て移動可能な台車と、台車に設置して鉛直軸を中心に回
転自在であり、かつ鉛直方向の貫通孔を開設した保持筒
と、台車を吊り上げて前記の走行レール外に移動させる
移動装置とによって構成した、水上において排出管を接
続する装置を特徴としたものである。
【0006】
【本発明の実施の態様】以下図面を参照しながら本発明
の水上において排出管を接続する装置の実施例について
説明する。
【0007】<イ>架台。 架台1は鋼材で組み立てた枠体である。その架台1の半
分近くを、台船7から水上に張り出した状態で台船7に
固定する。
【0008】<ロ>走行レール2。 架台1において、台船7から張り出した部分に走行レー
ル2を敷設する。この走行レール2には、後述する台車
3を複数台搭載するが、複数台の台車3のいずれもが自
由に中央位置まで移動できるだけの長さに設定する。
【0009】<ハ>台車3。 この走行レール2に車輪を設けた台車3を、移動可能に
搭載する。台車3は走行レール2に搭載して移動可能で
あるが、さらに後述する移動装置6によって吊り上げて
走行レール2外へ移動することも可能である。この台車
3は、走行レール2の長さに応じて複数台を使用する。
【0010】<ニ>保持筒4。 この台車3には保持筒4を設ける。この保持筒4は台車
3に固定して設置してあるのではなく、鉛直軸を中心に
回転自在である。そして保持筒4の中央には鉛直方向に
貫通孔を開設する。この貫通孔の直径は、打設する対象
の排出管5の外径よりも大きく形成する。保持筒4で排
出管5を保持するために、例えば保持筒4の内部にピン
やボルトを出入り自在に設置し、このピンなどによって
排出管5を保持する。
【0011】<ホ>移動装置6。 台車3を吊り上げて前記の走行レール2外に移動させる
ための移動装置6を設ける。この移動装置6は、例えば
架台1の上部の梁に、水平方向に移動可能にチェーンブ
ロックを設置し、このチェーンブロックによって台車3
を吊り上げて走行レール2外の待避場所につりおろして
移動させる。
【0012】<ヘ>排出管5の保持。 排出管5の接続に際してはまず各台車3の保持筒4ごと
に排出管5を保持させる。架台1は水上に張り出してい
るから、台車3の台数に応じた排出管5は、その下部を
水中に沈めた状態で上部を保持筒4によって保持され
る。
【0013】<ト>排出管5の接続。 すでに接続してある排出管5群をクレーンによって吊り
上げて、掘削鋼管の内部から引き抜く。そして排出管5
群を架台1の中央付近に吊り下げ、その下に新たに接続
すべき排出管5を保持した台車3を移動する。そして新
たな排出管5の上から排出管5群を徐々に吊り下して合
体させる。その場合に排出管5は相互に鉛直方向のボル
トの締結によって接続する。そのために保持筒4を台車
3の上で回転させ、排出管5群のボルト穴と、新たに接
続する排出管5のボルト穴を一致させてボルトを貫通し
て締結作業を行う。新たな排出管5を接続した排出管5
群は、クレーンによって引き上げ、再び掘削中の鋼管の
内部に吊りおろす。
【0014】<チ>台車3の待避。 排出管5を引き抜いた台車3は、走行レール2から待避
させる。そのためにチェーンブロックなどの移動装置6
によって吊り上げて走行レール2外に運びだす。
【0015】<リ>新たな台車3の移動。 排出管5を引き抜いた台車3の撤去跡に、次の台車3を
移動し、上記と同様に作業によって新たな排出管5を排
出管5群の最下端に接続する。排出管5を引き抜いた台
車3は、移動装置6で走行レール2外に運び出すか、あ
るいは走行レール2に余裕の長さを持たせておき、順次
位置を詰め合わせることによって次の台車3を接続位置
に移動させる。
【0016】
【本発明の効果】本発明の水上において排出管5を接続
する装置は以上説明したようになるから次のような効果
を得ることができる。<イ>接続予定の排出管5は多数
本を吊り下げた状態で待機させ、排出管5群の最下端に
接続することができる。したがって台船7上に排出管5
を寝かしておくような広いスペースを必要としない。<
ロ>新たに接続する排出管は鉛直の状態で保持してあ
り、その上から排出管群を吊りおろす方法であるから、
正確で安全な接続を行うことができる。<ハ>排出管5
の最上部に掘削機やずり吸引装置を取り付けたままの状
態でも、最下端に新たな排出管5を接続することができ
る。したがって接続のたびに排出管上端のずり吸引装置
などを取り外す必要がなく、迅速で安全な作業を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法によって、水上において排出管を
接続している状態の説明図。
【図2】本発明の方法に使用する装置の実施例の説明
図。
【図3】図2の装置の平面図。
【図4】図2の装置の側面図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 伸一 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 武居 裕史 東京都新宿区西新宿一丁目25番1号 大成 建設株式会社内 (72)発明者 有川 清隆 兵庫県宝塚市高司1丁目8―34 (72)発明者 江口 正司 大阪府大阪市淀川区東三国2―12―46 Fターム(参考) 2D050 AA06 EE02 EE15 EE28

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水上の台船と、 台船から張り出した架台と、 この架台に敷設した走行レールと、 この走行レールに搭載して移動可能な台車と、 台車に設置して鉛直軸を中心に回転自在であり、かつ鉛
    直方向の貫通孔を開設した保持筒と、 台車を吊り上げて前記の走行レール外に移動させる移動
    装置とによって構成した、 水上において排出管を接続する装置。
JP2000030429A 2000-02-08 2000-02-08 水上において排出管を接続する装置 Pending JP2001220742A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100758200B1 (ko) 2006-11-28 2007-09-17 유창건설(주) 강관파일 항타용 바지선 및 그를 이용한 강관파일의항타방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100758200B1 (ko) 2006-11-28 2007-09-17 유창건설(주) 강관파일 항타용 바지선 및 그를 이용한 강관파일의항타방법

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