JP2001218769A - 超音波嚥下物性評価システム - Google Patents
超音波嚥下物性評価システムInfo
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Abstract
を、超音波を用いたドプラ法にて測定し評価するシステ
ムを提供すること。 【解決手段】人体咽頭部に当てられ、超音波を送波する
と共に反射超音波を受波する超音波プローブ10と、こ
の超音波プローブ10を送受波駆動すると共に反射波を
信号処理して人体咽頭部を通過する前記食品の運動情報
をドプラ法により測定する本体100とを具備する。
Description
わしい食品か否かの判断の指標を与える嚥下物性評価シ
ステムに係り、特に、超音波を利用して食品の嚥下物性
を評価する超音波嚥下物性評価システムに関する。
評価法、レオメーターを用いた評価法等が知られてい
る。
は、食品物性評価項目に「硬さ」を利用した例が記載さ
れている。
での物性評価にすぎず、人が食べているときの物性評価
を行っているわけではない。すなわち、このような評価
方法は、食品を口腔外で測定しているため、食品単体の
物性を評価しているにすぎず、嚥下時の物性評価を行な
っているわけではない。
性評価法として、そしゃく筋などの筋電位の測定による
評価法が一般的に知られている。
特開平1−270865号公報には、人が実際に食べて
いるときの食品物性を評価する方法が記載されている。
を測定することにより、そしゃく時の食品物性を評価す
ることが主目的であり、嚥下時の物性評価をしているわ
けではない。すなわち、上述した例では、口腔内の食
感、付着性、弾力性などのそしゃく時の評価が主目的で
あり、人が飲み下すときの食品物性の評価が加わってい
ないものである。
評価法として、食品の嚥下の様子をX線透視し、該透視
映像をビデオカメラで収録し、嚥下機能の観察を行う評
価も行なわれている。
ともに、負担が多く、手軽には行なえない難しい技術で
ある。またこの方法では食品の嚥下時の速度などの測定
は難しい。すなわち、嚥下障害が起こっている個所の特
定等を行うための観察にすぎないからである。
おいては、人が嚥下する時の咽頭部における食品物性そ
のものを評価する手法は存在しないが、今後、嚥下困難
者等にふさわしい安全な嚥下障害対応食品の開発を進展
させる上で、かかる評価システムの出現が望まれるとこ
ろである。
における食品物性を、超音波を利用して評価する超音波
嚥下物性評価システムを提供するものである。
めに本発明は、人体咽頭部を通過する食品の運動情報を
超音波によって体外より測定し当該食品の嚥下物性を評
価するシステムであって、前記人体咽頭部に当てられ、
超音波を送波すると共に反射超音波を受波する超音波プ
ローブと、この超音波プローブを送受波駆動すると共に
反射波を信号処理して前記人体咽頭部を通過する前記食
品の運動情報をドプラ法により測定する本体とを具備す
る。
情報として前記食品の最高流速比、平均流速比及びドプ
ラ流速スペクトル面積比のうち少なくとも一つを測定す
る手段を具備することができる。
として前記食品の最高流速比、平均流速比及びドプラ流
速スペクトル面積比のうち少なくとも一つを測定すると
共に該測定データと予め保持した基準データとを比較す
ることにより前記食品の嚥下物性を評価する手段を具備
することができる。
波プローブをBモードにて送受波駆動すると共に該Bモ
ードによる断層像情報を生成する手段を具備することが
できる。
て、食品を飲み込むことができる姿勢に保ち、超音波プ
ローブを、人体咽頭部つまり喉の筋肉など食品以外の動
きの影響を受け難い場所に当てることが望ましい。また
食品物性の評価のためのパラメータとして、食品が人体
咽頭部を嚥下する際の最高流速比、平均流速比及びドプ
ラ流速スペクトル面積比のうち少なくとも一つを測定す
る。
性を生体外で機器分析するのと比べて、実際に食品を飲
み下した時の当該食品の平均流速比、最高流速比、ドプ
ラ流速スペクトル面積比の測定を行なうので、嚥下障害
者向け食品の物性評価をより正確な指標として得ること
ができるものであり、また、個々の食品について、嚥下
時の物性特性を評価することができる。さらに、嚥下困
難者にふさわしい食品か否かの判断の指標となる。
評価システムの一実施形態を図面を参照して説明する。
システムを用いて、人体咽頭部を通過する食品の運動情
報を超音波ドプラ法により測定し且つ評価する実施状況
を示すものである。
られ、超音波を送波すると共に反射超音波を受波する超
音波プローブ10と、この超音波プローブ10を送受波
駆動すると共に反射波を信号処理して前記咽頭部を通過
する前記食品の運動情報をドプラ法により測定する超音
波嚥下物性評価システム本体(以下本体という)100
とからなる。また、本体100には、必要に応じてVT
R200及びプリンタ300が接続されている。さら
に、本体100には、超音波プローブ10から導出され
たケーブル100Aがコネクタ等を介して接続されてい
る。
は、椅子500に背筋を伸ばし、つまり背中、頸部、頭
部を垂直に保って座っている。椅子500の近傍には、
三脚400A及び延長ロッド400Bからなるプローブ
支持機構400が置かれる。三脚400Aの頂部に、取
付角度が任意に設定可能にして延長ロッド400Bの一
端部が支持され、その他端部には、本体100から導出
されたケーブル100Aの先端の超音波プローブ10が
取り付けられる。
子を配列したものであり、本実施形態では、医用超音波
システムで用いられる、いわゆるリニアスキャンプロー
ブを使用する。この超音波プローブ10は、その超音波
送受波面が人体Pの人体咽頭部NEに当てられる。一般
に、超音波減衰を少なくするために超音波プローブ10
の超音波送受波面と人体咽頭部の皮膚との間にはゼリー
10Aが塗られる。
す。図2において、例えば、食道GU内を食品である移
動体MTが速度vで移動する。この食道GUに角度θ
で、周波数foの超音波ビームを送受すると、移動体MT
の移動に基づくドプラ効果を受けて反射波は周波数fo+
fdとなる。 このときのfdはドプラ偏位周波数と称さ
れ、ドプラ情報とされる。ドプラ計測装置は、ドプラ情
報に基づき移動体MT等の運動情報を計算し、表示する
ようにしている。
が存在するが、本発明にあって超音波プローブ10で測
定するドプラ情報は、専ら食道を嚥下する食品からのも
のを取得するものなので、超音波プローブ10からの送
受波ビームと食道とが適格に位置決めされる必要があ
る。このため、食道と他の器官との峻別を行うために断
層像の視野が広くとれるリニアスキャンプローブは好適
である。発明者らは、超音波プローブ10の振動子配列
方向(プローブの長手方向)が、食道の伸長方向に直交
し且つビーム送受波方向が食道の伸長方向に対して20
度傾くように、プローブ支持機構400を調整して超音
波プローブ10を人体咽頭部NEに当てている。
音波ビームが送受されると大きいドプラ効果が現れるこ
とから、前述したビーム送受波方向の角度(20度)に
とらわれることなく、適宜変更し得るものである。ま
た、発明者らは、パルスドプラ法を採用し且つ断層像の
視野を広くとるためにリニアスキャンプローブを用いた
が、他の形式のプローブとして例えばセクタスキャンプ
ローブや頸部形状に合致した送受波面を有するプローブ
又は連続波ドプラ法が適用されるプローブを用いること
ができる。
り、断層像を得るべくBモード動作させつつ超音波プロ
ーブ10を人体咽頭部NEに当てて、画面の右に頸動
脈、中央に食道及び左に気管が現れるように超音波プロ
ーブ10と咽頭部NEとの位置決めを行う。
波プローブ10と咽頭部NEとの位置関係を模式的に示
している。
ム角との関係を示している。
10を一端に接続したケーブル100Aの他端が接続さ
れた本体100は、超音波プローブ10をドプラ駆動の
一例としてパルスドプラ駆動する送信部110と、超音
波プローブ10からの受信信号を受信処理する受信部1
20とを有する。
信信号に断層像を得るための処理を施すBモード処理部
130と、受信部120からの受信信号に信号処理を施
してドプラ評価情報を演算するドプラ評価演算部140
とを有する。
0からの断層像情報とドプラ評価演算部140からのド
プラ評価情報とを取り込み、標準TVスキャンに変換す
るDSC(デジタル・スキャン・コンバータ)150
と、このDSC150の出力を表示するモニタ160と
からなる。
算部140は、ドプラ計算部141、パラメータ計算部
142、基準データ保持部143、比較部144からな
る。
の受信信号に高速フーリエ変換処理、自己相関処理又は
相互関処理等の信号処理を施してドプラ偏位周波数をは
じめとしたドプラ情報を得る。
141で計算したドプラ情報に基づき人体咽頭部を通過
する食品の運動情報を示すパラメータとして、食品の最
高流速比と、平均流速比と、ドプラ流速スペクトル面積
比と、最高流速比と平均流速比の対比とを計算する。
述する食品の運動情報を示すパラメータの基準データと
して最高流速比の基準データ、平均流速比の基準デー
タ、ドプラ流速スペクトル面積比の基準データ、最高流
速比と平均流速比との対比の基準データを保持してい
る。
持される基準データを次のようにして取得した。この基
準データは、食品が嚥下する際に実際に測定された運動
情報と比較されて食品の嚥下物性を評価するためのデー
タである。発明者らは、既に医療機関等で適不適の評価
が定まっている複数の食品の嚥下時の運動情報を測定
し、適とされている食品と不適とされている食品との峻
別を、測定した運動情報の値で境界付けすることを試み
たものである。
料としては、水やウーロン茶等の無調整液体と、砕0.
8%寒天(砕0.8%の茶寒天をスプーンでクラッシュ
したもの)とを使用した。
としては、砕2.0%ゼラチンゼリー(砕2.0%の茶
ゼラチンゼリーをスプーンでクラッシュしたもの)と、
ヨーグルトと、そしゃく5分粥(そしゃく回数10)
と、プリン(市販のカッププリンを舌で5回押し潰した
もの)と、そしゃく全粥(そしゃく回数10)と、トロ
ミ付き液体(カスタードクリーム状にしたウーロン茶)
とを使用した。
してもらい且つ本システムにより食品の運動情報を示す
パラメータである最高流速比と、平均流速比と、ドプラ
流速スペクトル面積比とを計算した。
一回に飲み下す量を一定量にして飲み下すものとする。
測定場所(超音波プローブの当て位置)は下咽頭部(喉
頭蓋から食道部)が喉の筋肉など他の動きの影響を受け
難く、測定が至便である。超音波プローブの当て方は、
水平に対する角度を固定して、鎖骨のすぐ上部分が望ま
しい。
中央に食道、左に気管がくるように、超音波プローブの
向き及び位置を調整することが望ましい(図3〜図5を
参照)。さらに空嚥下(何も口にしない状態での嚥下)
において測定の妨害になるドプラ流速スペクトルが無い
ことを測定毎に確認することが望ましい。
速スペクトルを示しており、縦軸が速度、横軸が時間で
ある。またスペクトルには、各速度の食品粒子数を明る
さで示している。従って、図9に示すように、ドプラ情
報は輝度と速度とで規定される図形でも示される。
の嚥下における最高流速又はその指標となる速度を求
め、水の値との比で表している。図10によると、医療
機関等で不適と評価されている無調整液体は1.0、砕
0.8%寒天は0.75であり、医療機関等で適と評価
されている砕2.0%ゼラチンゼリー、ヨーグルト、そ
しゃく5分粥、プリン、そしゃく全粥及びトロミ付き液
体は、いずれも0.75を超えない値であり、しかも
0.75の食品を境に各食品の値には顕著な差があると
認められた。よって、発明者らは、最高流速比が0.7
5を超える値の食品は、嚥下に好ましくない物性を有す
るものと判断した。
の嚥下における平均流速又はその指標となる速度を求
め、水の値との比で表している。図11によると、医療
機関等で不適と評価されている無調整液体は1.0、砕
0.8%寒天は0.75であり、医療機関等で適と評価
されている砕2.0%ゼラチンゼリー、ヨーグルト、そ
しゃく5分粥、プリン、そしゃく全粥及びトロミ付き液
体は、いずれも0.75を超えない値であり、しかも
0.75の食品を境に各食品の値には顕著な差があると
認められた。
5を超える値の食品は、嚥下に好ましくない物性を有す
るものと判断した。
ル面積比は、得られたドプラ流速スペクトルの面積をピ
クセル数をカウントすること等により求め、水との比で
表している。図12によると、医療機関等で不適と評価
されている無調整液体は1.0、砕0.8%寒天は0.
95であり、医療機関等で適と評価されている砕2.0
%ゼラチンゼリー、ヨーグルト、そしゃく5分粥、プリ
ン、そしゃく全粥及びトロミ付き液体は、いずれも0.
95を超えない値であり、しかも0.95の食品を境に
各食品の値には顕著な差があると認められた。
ル面積比が0.95を超える値の食品は、嚥下に好まし
くない物性を有するものと判断した。
頭部をゆっくりまとまって通過することであり、本発明
により測定されるパラメーターが、前述した値を超える
値であると、嚥下に好ましくない物性を有する食品であ
ることがわかった。
を検討した。
の対比を検討した。図13に示すように、医療機関等で
不適と評価されている無調整液体及び砕0.8%寒天
と、医療機関等で適と評価されている砕2.0%ゼラチ
ンゼリー、ヨーグルト、そしゃく5分粥、プリン、そし
ゃく全粥及びトロミ付き液体とは、分布領域が異なると
判断することができる。図示の斜線部領域に位置する食
品は、嚥下物性が好ましくないと判断できる。
ペクトル面積比との対比を検討した。図14に示すよう
に、医療機関等で不適と評価されている無調整液体及び
砕0.8%寒天と、医療機関等で適と評価されている砕
2.0%ゼラチンゼリー、ヨーグルト、そしゃく5分
粥、プリン、そしゃく全粥及びトロミ付き液体とは、分
布領域が異なると判断することができる。図示の斜線部
領域に位置する食品は、嚥下物性が好ましくないと判断
できる。
ペクトル面積比との対比を検討した。図15に示すよう
に、医療機関等で不適と評価されている無調整液体及び
砕0.8%寒天と、医療機関等で適と評価されている砕
2.0%ゼラチンゼリー、ヨーグルト、そしゃく5分
粥、プリン、そしゃく全粥及びトロミ付き液体とは、分
布領域が異なると判断することができる。図示の斜線部
領域に位置する食品は、嚥下物性が好ましくないと判断
できる。
性の判断基準であるデータが、図7に示す基準データ保
持部143に予め保持されている。なお、図13〜図1
5に示した各パラメータの対比のうちで、基準データ保
持部143には、図13に示す最高流速比と平均流速比
との対比だけを基準データとして保持したが、多くの比
較を行う場合には、図14及び図15に示すパラメータ
の対比を保持することもできる。
システムの動作を図16を参照して説明する。図16に
示すように、ステップS1として、プローブの位置決め
を行う。すなわち、先に図示し且つ述べたように、超音
波プローブ10と咽頭部NEとの位置関係をBモードに
よる断層像にて確認しながら、移動体である食品の運動
情報を的確に捉えるように超音波プローブ10を咽頭部
NEに当てる。
に供試食品を嚥下をしてもらう。
よりドプラ情報の演算をし、ステップS4として、最高
流速比、平均流速比、ドプラ流速スペクトル面積比、最
高流速比と平均流速比との対比に関するパラメータを計
算する。
示を行う。
ある画面表示160Aの一例を示しており、供試食品F
1〜F5につき、最高流速比と、平均流速比と、ドプラ
流速スペクトル面積比と、最高流速比と平均流速比との
対比とを測定している。
超える値、平均流速比についは0.75を超える値及び
ドプラ流速スペクトル面積比については0.95を超え
る値は嚥下に適していないとして例えば×で表示が行わ
れる。○表示は嚥下に適していると判断された場合を示
している。
と平均流速比との対比も行われ、上述と同様に、嚥下に
適しているか否かを例えば○×で表示が行われる。
ラ流速スペクトル等が表示される。なお、斜線部は、測
定データが基準データに適さないことを示している。
流れる食品を超音波パルスドプラ法により直接咽頭部を
流れる食品の最高流速比、平均流速比、ドプラ流速スペ
クトル面積比及び最高流速比と平均流速比との対比等の
パラメータを測定し、これらと基準データとを比較する
ことにより、従来の食品を直接測定することによって判
断していた嚥下物性評価に比べて、生体内での食品の物
性を安全且つ正確に評価することができる。
様々な食品が持つ物性について嚥下障害に適しているか
の判断ができ、さらに嚥下障害者に安全な物性を持つ食
品を提供することができ、もって、嚥下障害者が口から
食べる喜びを与え、QOL(Quality Of Life:生活の
質)の向上に貢献するものである。
では、パラメータとして、最高流速比、平均流速比、ド
プラ流速スペクトル面積比、最高流速比と平均流速比と
の対比の4つを用いたが、これに限ることなくドプラ流
速スペクトル面積比と平均流速比との対比及びドプラ流
速スペクトル面積比と最高流速比との対比を用いること
もできる。また、これ以外の一つ又は2以上のパラメー
タの組合せを用いることができる。
とができると判断した6つのパラメータのうち、特に最
高流速比、平均流速比、ドプラ流速スペクトル面積比に
ついては高い評価精度を得られるものと考える。
頭部に当てられ、超音波を送波すると共に反射超音波を
受波する超音波プローブと、この超音波プローブを送受
波駆動すると共に反射波を信号処理して前記人体咽頭部
を通過する前記食品の運動情報をドプラ法により測定す
る本体とを具備したことにより、食品が嚥下する際の咽
頭部における食品物性を、超音波を利用して評価する超
音波嚥下物性評価システムを提供できるものである。
実施形態を示す概略図。
の関係を示す模式図。
示す図。
細なブロック図。
ブロック図。
す図。
を示す図。
ル面積比との対比を示す図。
ル面積比との対比を示す図。
波嚥下物性評価システム本体、100A…ケーブル、1
10…送信部、120…受信部、130…Bモード処理
部、140…ドプラ評価演算部、141…ドプラ計算
部、142…パラメータ計算部、143…基準データ保
持部、144…比較部、150…DSC、160…モニ
タ、160A…表示画面、200…VTR、300…プ
リンタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 人体咽頭部を通過する食品の運動情報を
超音波によって体外より測定し当該食品の嚥下物性を評
価するシステムであって、 前記人体咽頭部に当てられ、超音波を送波すると共に反
射超音波を受波する超音波プローブと、 この超音波プローブを送受波駆動すると共に反射波を信
号処理して前記人体咽頭部を通過する前記食品の運動情
報をドプラ法により測定する本体とを具備する超音波嚥
下物性評価システム。 - 【請求項2】 前記本体は、前記運動情報として前記食
品の最高流速比、平均流速比及びドプラ流速スペクトル
面積比のうち少なくとも一つを測定する手段を具備する
請求項1記載の超音波嚥下物性評価システム。 - 【請求項3】 前記本体は、前記運動情報として前記食
品の最高流速比、平均流速比及びドプラ流速スペクトル
面積比のうち少なくとも一つを測定すると共に該測定デ
ータと予め保持した基準データとを比較することにより
前記食品の嚥下物性を評価する手段を具備する請求項1
記載の超音波嚥下物性評価システム。 - 【請求項4】 前記本体は、前記超音波プローブをBモ
ードにて送受波駆動すると共に該Bモードによる断層像
情報を生成する手段を具備する請求項1乃至3のいずれ
か一項記載の超音波嚥下物性評価システム。
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WO2022113527A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 富士フイルム株式会社 | 嚥下ゼリーの品質判定システムおよび嚥下ゼリーの品質判定方法 |
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