JP2001217951A - 通信アダプタ - Google Patents

通信アダプタ

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JP2001217951A
JP2001217951A JP2000026549A JP2000026549A JP2001217951A JP 2001217951 A JP2001217951 A JP 2001217951A JP 2000026549 A JP2000026549 A JP 2000026549A JP 2000026549 A JP2000026549 A JP 2000026549A JP 2001217951 A JP2001217951 A JP 2001217951A
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JP2000026549A
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Kazuhisa Kobayashi
和久 小林
Yasuaki Takahara
保明 高原
Toru Nakamura
徹 仲村
Yukio Takeuchi
幸男 竹内
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Hitachi Ltd
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
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Hitachi Ltd
Xanavi Informatics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なるインタフェースの通信ターミナルを同
一通信アダプタで使用可能とする。 【解決手段】第1通信ターミナルのインタフェースを有
する通信アダプタにおいて、第2通信ターミナルのイン
タフェースと、第1と第2の通信ターミナルのインタフェ
ース処理を切り替える手段を設け、切り替えることで、
いずれの通信ターミナルでも使用可能な通信アダプタが
提供される。また、通信ターミナルのインタフェース処
理手段と通信アダプタのインタフェース処理手段を設
け、通信ターミナルと通信アダプタ間のインタフェース
処理の仲介を行うインタフェースアダプタを構成し、イ
ンタフェースアダプタを変えることで同一通信アダプタ
で異なるインタフェースの通信ターミナルを接続可能と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、公衆回線等の通信
手段を介して、自局の通信ターミナルと、通信相手の通
信ターミナルとでデータ通信を可能とする通信アダプタ
に関し、特に通信ターミナルとのインタフェースの構成
方法とこれを使った通信アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インタネット等によるデータ通信
サービスの普及により、携帯電話等の通信手段を使って
データ通信を利用する機会が増えてきている。
【0003】データ通信は、通信ターミナルとしてパー
ソナルコンピュータ(以下、パソコンと記す)を使用する
のが一般的であるが、通信サービスも多岐にわたってき
ており、パソコン以外のものを通信ターミナルとして使
用することがある。たとえば、車内において、カーナビ
ゲーションを通信ターミナルとして使用し、データ通信
を行うものがある。
【0004】データ通信は、例えば、通信ターミナルA
と通信ターミナルBとを公衆回線を介して回線接続し、
双方のユーザがユーザインタフェースとなる通信ターミ
ナルを操作して、所望のデータの送受信を行う。
【0005】図2に、携帯電話を使ったデータ通信のシ
ステム構成例を示す。
【0006】図2において、パソコンA201は、ユーザA
が使用する通信ターミナルである。通信アダプタ203
は、携帯電話202を介してデータ通信処理を行う。通信
アダプタ203には、パソコンA201と携帯電話202とを接続
させる。携帯電話の基地局204は、公衆回線網205に接続
される。モデム装置206は、有線回線でデータ通信する
為に変復調処理を行う。パソコンB207は、ユーザBが使
用する通信ターミナルである。
【0007】通信アダプタ203は、パソコンA201からの
規定の制御コマンドに基づき、携帯電話202を制御し、
発呼処理あるいは着呼処理を行い、データ通信を行う。
【0008】以下、パソコンA201を使って、ユーザAが
ユーザB側へ発呼してデータ通信する場合の動作シーケ
ンスを説明する。
【0009】まず、ユーザAは、パソコンA201から通信
アダプタ203へ発呼の指示を出す。発呼指示は、通信ア
ダプタの制御コマンドを用いる。通信アダプタ203は、
発呼指示を受信すると、携帯電話202に制御コマンドを
送信し、応答処理を行うことで、携帯電話202を発呼さ
せる。携帯電話202は、制御コマンドを受信したとき
に、通信相手に電話をかける処理を行い、基地局204と
無線回線が確立すると、通信アダプタ203は、基地局204
にある通信アダプタとの間で、各種通信パラメータのネ
ゴシエーションを行い、その後、公衆回線網205を介し
て、通信相手側のモデム装置206と回線接続される。一
方、通信相手側では、着信があると、公衆回線網205と
接続されるモデム装置206に、パソコンB207を使って着
呼指示を出す。モデム装置206も、着呼処理を行うこと
で、公衆回線205と回線接続し、通信パラメータのネゴ
シエーションを行う。本ネゴシエーションが終了すると
データ通信確立となり、パソコンA201とパソコンB207と
の間で、ユーザデータの通信が可能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術に記し
たように、データ通信を行うにあたり、発呼若しくは着
呼指示や、通信ユーザデータの送受信を行う為には、通
信ターミナルとなるパソコンA201およびパソコンB202が
必要である。
【0011】また、通信サービスの利用形態によって
は、通信ターミナルはパソコンではなく、上述のように
カーナビゲーション等を使用する場合もある。しかし、
通信アダプタは、パソコンを通信ターミナルとして使用
できるものが市販されているが、このような市販品は、
カーナビゲーションのようなパソコン以外の通信ターミ
ナルを接続させる為の通信ターミナルインタフェースは
もっていない。このため、市販の通信アダプタは、通信
ターミナルとのインタフェースは1つしかないので、イ
ンタフェースが異なる場合は、使用することができな
い。したがって、使用する通信ターミナルのインタフェ
ースにあわせて、複数の通信アダプタをもたなければな
らないといった課題が生じる。
【0012】本発明は、上記の課題をかえりみてなされ
たものであり、カーナビゲーションとパソコンのよう
に、インタフェースの異なる通信ターミナルでも、1つ
の通信アダプタで対応可能とした通信アダプタを提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明は、第1ターミナルインタフェース処理手段
が、前記第1通信ターミナルとデータを送受信するため
のインタフェース処理を行う。また、第2ターミナルイ
ンタフェース処理手段は、前記第2通信ターミナルとデ
ータを送受信するためのインタフェース処理を行う。タ
ーミナル選択手段は、前記第1ターミナルインタフェー
ス処理手段と前記第2ターミナルインタフェース処理手
段とのうち一方を選択する。データ通信処理手段は、前
記ターミナル選択手段により選択されたインタフェース
処理手段を介してデータ通信処理を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0015】図3は、本発明の実施の形態における通信
アダプタの構成例を示している。図3において、301は
通信アダプタ本体であり、携帯電話202を使ったデータ
通信を行うものである。
【0016】302は第1通信ターミナルを示しており、例
えばパーソナルコンピュータを使うものとする。そし
て、303は第2通信ターミナルを示しており、例えばカー
ナビゲーションを使うものとする。304は通信アダプタ3
01への電源供給手段である。305は通信アダプタ全体の
制御を行う通信アダプタ全体制御部であり、306は通信
アダプタ全体制御部305の制御プログラム等のデータを
格納するROM(Read Only Memory)、307は、プログラム処
理のワーク用等で使用するRAM(Random Access Memory)
である。308は電話I/F部であり、通信アダプタ301と携
帯電話202間のインタフェース処理を行い、物理的に制
御コマンドおよび通信データの送受信を可能とする。
【0017】309は第1通信ターミナルI/F部であり、信
号レベル変換を行い、通信アダプタ301と第1通信ターミ
ナル302間で物理的に制御コマンドおよび通信用ユーザ
データの送受信を可能とする。そして、310は第2通信タ
ーミナルI/F部であり、通信アダプタ301と第2通信ター
ミナル302間で所定の仕様を満足するハードウェア処理
およびプロトコル処理等の指示があれば処理を行い、制
御コマンド及び通信ユーザデータの送受信を可能とする
ものである。また、電源端子311は、電源供給手段3
04が接続され、電源の供給を受ける。電源供給手段3
04としては、例えば、DC3Vの電源を供給するACアダプ
タや、DC12Vを供給するカーバッテリーなどがある。電
源端子311は、電源レベルが異なる2つの電源供給器
が接続可能であり、これら双方の電源供給手段に接続さ
せることができる。
【0018】電源端子311から供給された電力は、電
源回路(図示せず)を介して、通信アダプタ内の各部に
供給される。電源回路は、定電圧回路を備えて一定電圧
を通信アダプタ内の各部に供給するものでもよく、ま
た、ACアダプタ用の端子とカーバッテリー用の端子を
備えてカーバッテリー用端子側のみに抵抗器あるいは定
電圧回路等電圧を12Vから3Vに下げるものを設けたもの
であってもよい。
【0019】図4は、第1通信ターミナルI/F部309のみ
を持つ場合の通信アダプタ203の内部処理構成例を示し
た図であり、通信アダプタ全体制御部305による処理構
成例を示している。
【0020】図4において、401は第1通信ターミナル用
ユーザデータ抽出処理部である。本処理部401は、例え
ば、第1通信ターミナル302がRS232C規格のシリアル通信
を使うとすれば、第1通信ターミナル302と通信アダプ
タ301間は、ユーザデータにスタートビット、ストップ
ビット、パリティビットが付加された調歩同期形式で通
信される。したがって、この場合であれば、第1通信タ
ーミナル用ユーザデータ抽出処理部401は、第1通信ター
ミナルI/F部309から受信されるデータからスタートビッ
トを検出し、パリティチェック後、エラーでなければユ
ーザデータのみを抽出する処理を行う。
【0021】402は第1通信ターミナル用送信データ生成
処理であり、前記のように第1通信ターミナル302が調歩
同期形式で通信するのあれば、データ通信主処理部403
より入力されるデータにスタート、ストップ、パリティ
ビットを付加したデータを生成し、第1通信ターミナル
I/F部309を介して第1通信ターミナル302へ送出する処
理を行う。
【0022】403は、データ通信主処理部であり、第1
通信ターミナル302からの入力コマンドにしたがって、
携帯電話202を制御し、基地局204、公衆回線を介したデ
ータ通信を実現する為の処理を行うものである。データ
通信主処理部403において、404は通信状態判定部、405
は処理選択部である。
【0023】通信状態判定部404は、後述する通信状態
(コマンド受付け状態/データ通信状態/エスケープ状
態)をチェックし、各状態に応じて、処理選択部405を制
御する。そして、処理選択部405は、第1通信ターミナル
302から入力があると、通信状態判定部404の制御にした
がって、ユーザデータの送出先を切り替える。406はア
ダプタコマンド処理部、407は通信データエラー処理部
であり、処理選択部405は、通信ターミナルから入力さ
れるユーザデータをアダプタコマンド処理部406か通信
データエラー処理部407へ送出する。
【0024】通信状態には、一般的にコマンド受付け状
態、データ通信状態、エスケープ状態があり、これらの
状態遷移は後述する電話制御処理部408からの応答、エ
スケープの場合は、通信ターミナルからの入力によって
決定する。以下、各状態の概要を説明する。
【0025】コマンド受付け状態は、携帯電話202が待
受け状態でオフラインの状態である。したがって、デー
タ通信処理を行わない為、処理選択部405は、第1通信
ターミナル302から入力されるユーザデータを、すべて
アダプタコマンド処理部406へ送出する。
【0026】データ通信状態は、通信相手と電話回線が
確立し、データ通信可能な状態であり、第1通信ターミ
ナル302から入力されるユーザデータはすべて、電話回
線を介して通信相手に送信する。したがって、処理選択
部405は、第1通信ターミナル302から入力されるユーザ
データはすべて通信データエラー処理部407へ送出す
る。
【0027】そして、エスケープ状態は、データ通信中
にコマンド処理が可能な状態であり、データ通信状態に
おいて、通信ターミナルからエスケープ要求の特定コマ
ンドが検出された場合に、回線断等のコマンド処理を可
能とするために本状態に遷移する。したがって、エスケ
ープ状態に遷移すると、処理選択部405は、第1通信ター
ミナル302からの入力データをアダプタコマンド処理部4
06へ送出する。通信状態判定部404は上記のように各状
態をチェックし、処理選択部405の制御を行う。
【0028】アダプタコマンド処理部406は、入力デー
タからアダプタ制御コマンドを検出し、通信アダプタ内
部の動作設定、携帯電話202の発着呼制御等を行う。ア
ダプタ制御コマンドは、例えば、ヘッダとなる文字列と
コマンド入力終了時に入れるキャリッジリターンとの間
の文字列が制御コマンドとなる。したがって、アダプタ
コマンド処理部406は、“ヘッダ文字列xxリターン”
の文字列が入力されたときに、入力文字列から“xx”
を抽出し、処理対象のコマンドであるか否かを判別し
て、所定の処理を実行する。アダプタ制御コマンドとし
ては、ATコマンドが一般的に用いられる。そして、コマ
ンド処理後は、処理結果を返す。処理結果は、アダプタ
コマンド処理部406から第1通信ターミナル用送信デー
タ生成部402へ送出し、ここで、第1通信ターミナル302
とのデータフォーマットにあわせた処理を行って、第1
通信ターミナルI/F部309を介して、第1通信ターミナル
302へ送出する。
【0029】アダプタコマンド処理部406は、携帯電話2
02を制御するコマンドを受信した場合には、対応する携
帯電話制御用コマンドを電話制御処理部410へ送出す
る。携帯電話制御用コマンドは、規定のコマンドがあ
り、これを規定のシーケンスで使用することで、携帯電
話202の操作制御が可能である。電話制御処理部410は、
この携帯電話制御用コマンドの処理を行うものであり、
オンフック、オフフック、データ通信用の発着呼の規定
シーケンス処理等を行い、携帯電話202からの応答を見
て、データ通信確立や回線断といった状態をコマンド応
答結果として返す。
【0030】通信データエラー処理部409は、携帯電話2
02を使って、基地局204を介してのデータ通信するに当
たって、回線確立のネゴシエーションおよび無線区間の
エラー訂正処理を行うものである。通信データエラー処
理部409は、送信時は、ユーザデータにヘッダー及びエ
ラー検出符号を付加したパケットを生成し、電話通信デ
ータ送受信部408に生成データを送出する。受信時は、
電話通信データ送受信部409から受信したデータのエラ
ーチェックを行い、エラー無く受信できていれば、ユー
ザデータを抽出し、第1通信ターミナル用送信データ生
成部402へ送出する。エラーがある場合は再送要求を行
うなどして、エラー無くデータが受信されるように処理
を行う。
【0031】電話通信データ送受信部409は、携帯電話2
02との間で通信データの送受信を行うが、PDC(Personal
Digital Cellular Telecommunication System)の場合
であれば、クロック同期方式で通信データの送受信する
ように規定されており、例えば、これにしたがった送受
信処理を行う。
【0032】以上説明したように、図4に示す各処理を
行うことにより、第1通信ターミナル302を使って、通
信アダプタ301を制御し、携帯電話202によるデータ通信
が可能となる。
【0033】図1に、第1通信ターミナル用インタフェ
ース処理に加え、第2通信ターミナル用インタフェース
処理を設けた、本実施の形態における通信アダプタ301
の処理構成を示す。図1は、全体制御部305による処理
構成例を示しており、図4と同一構成要素には同一符号
を付している。
【0034】101は第2通信ターミナル用ユーザデータ
抽出処理部、102は第2通信ターミナル用ユーザデータ
生成処理部である。これらは、それぞれ、前述した第1
通信ターミナル用ユーザデータ抽出処理部401、第1受信
ユーザデータ生成処理部402と同様のインタフェース処
理を行うものであるが、第2通信ターミナル用ユーザデ
ータ抽出処理部101と第2通信ターミナル用送信データ
生成処理部102に関しては、第2通信ターミナル303およ
び第2通信ターミナルI/F部310で決められる通信データ
フォーマットにあわせたインタフェース処理を行い、ユ
ーザデータの送受信を行う。
【0035】図5に、第2通信ターミナル303用の通信
データフォーマット例を示す。データフォーマットは、
第1通信ターミナル302が調歩同期形式で1バイト(キャ
ラクタ)単位で通信するのに対し、第2通信ターミナル3
03は、例えば図示するようなパケット単位で通信するも
のとする。図5において、ヘッダーはパケットの先頭を
示す符号、データ長はユーザデータの長さ、エラーチェ
ック符号は、パケットのエラーを検出する為の符号であ
る。
【0036】第2通信ターミナル用ユーザデータ抽出部
101は、図5に示すようなパケットが通信ターミナル間
で使われるとすると、まず、入力データからヘッダーを
検出し、パケットを認識する。ユーザデータ長は、ユー
ザデータのデータサイズであり、nバイトならば、nが
入る。そして、ユーザデータの次バイト目となるエラー
チェック符号のチェックを行い、エラーが無ければデー
タ長分のユーザデータを抽出する処理を行う。そして、
エラー時は例えば再送等のエラー処理を行う。
【0037】第2通信ターミナル用送信データ生成処理
部102では、次に述べるターミナル処理選択部104より入
力されるコマンド応答データあるいは、通信相手からの
受信データをユーザデータとして、図5に示したデータ
フォーマットにしたがってデータ長、エラーチェック符
号、ヘッダーを付加する処理を行う。そして、第2通信
ターミナルI/F部310を介して、第2通信ターミナル303
へ生成データを送出する。
【0038】103は第2ターミナル切替えコマンド検出処
理部であり、第2通信ターミナル303から通信アダプタ3
01を使用可能なようにインタフェース処理を切替える為
のコマンドを検出し、切替要求を出力する。本実施の形
態のいては、あらかじめ使用する通信ターミナルを切り
替える為のコマンドを決めておき、コマンド検出を行
う。
【0039】一般的に通信ターミナルを接続して、デー
タ通信を行う前に、通信アダプタ301の内部機能を使用
形態にあわせるために初期化する。この初期化は、初期
化用のATコマンドを入力して行う。そこで、本実施の形
態では、例としてこの初期化用ATコマンドを通信ターミ
ナル切り替え用コマンドとして使用することとする。
【0040】ターミナル切り替えコマンド検出部103
は、第2通信ターミナル302から入力されるデータから、
初期化コマンドを検出する処理を行う。104はターミナ
ル処理選択部であり、電源ON時のデフォルト状態では、
第1通信ターミナル302を使用可能としておき、第1通信
ターミナル302から入力があった場合は、第1通信ター
ミナル用ユーザデータ抽出処理部401を介したデータを
データ通信主処理部403へ送出し、データ通信主処理部4
03で処理したコマンド応答データ及び受信データは第1
通信ターミナル用送信データ生成処理部102へ送出する
よう第1通信ターミナル302用のインタフェース処理を
行うようにする。そして、第2ターミナル切替えコマン
ド検出処理部103が通信アダプタ301の初期化コマンドを
検出した場合は、ターミナル処理選択部104に検出結果
を出力し、これに応じて、ターミナル処理選択部104
は、第2通信ターミナル用のインタフェース処理が行わ
れるように制御する。したがって、この場合、第2通信
ターミナル用ユーザデータ抽出部101と、第2通信ターミ
ナル用送信データ生成処理部102と、データ通信主処理
部403とがデータのやりとりを行うようにする。このと
き、第2通信ターミナル303から受信された初期化コマ
ンドはそのままデータ通信主処理部403に送出すれば、
図4に示したように、アダプタコマンド処理部406でコ
マンド処理がなされるので、使用通信ターミナルの切り
替えと同時に通信アダプタ301の初期化が可能となる。
また、一度、第2通信ターミナル303を使用するようにイ
ンタフェース処理を切り替えた後は、第1通信ターミナ
ル302をに戻す場合は、通信アダプタ301を例えば再起動
してデフォルト状態にする。
【0041】以上説明したように、本実施の形態による
通信アダプタ303は、デフォルトでは第1通信ターミナ
ル302を使用することができ、第2通信ターミナル303を
使う場合は、第2通信ターミナルI/F部310に接続し、従
来と同様、通信アダプタ301を初期化する時に使用する
初期化コマンドを入力するだけで使用可能となる。した
がって、使用形態からみれば、通信アダプタ301の通信
ターミナルをパーソナルコンピュータとする時は、第1
通信ターミナルI/F部309に接続するだけで使用でき、一
方、通信アダプタ301を車内に持ち込んで、カーナビゲ
ーションを通信ターミナルとする場合は、第2通信ター
ミナルI/F部310に接続し、カーナビゲーションが電源ON
で通信アダプタ301を初期化するコマンドを送出すれ
ば、そのままカーナビゲーションを使ったデータ通信サ
ービスを受けることが可能となる。
【0042】図1に示した例では、第2通信ターミナル
303側のみにターミナル切替えコマンド検出手段を設け
たが、第1通信ターミナル302側にも同様のターミナル切
替えコマンド検出手段を設けても良い。図6は、第1通
信ターミナル302も通信アダプタ301の初期化コマンドを
使って、切り替えられるようにしたものであり、601が
第1ターミナル切替えコマンド検出処理部である。第1
ターミナル切替えコマンド検出処理部601は、前記第2タ
ーミナル切替えコマンド検出処理部103と同じであり、
第1通信ターミナル302から入力されるデータから切り替
え用コマンドを検出するものである。図1に示した例で
は一度第2通信ターミナル303を使用するようにインタフ
ェース処理を切り替えた後、第1通信ターミナル302をに
戻す場合は、通信アダプタ301を例えば再起動してデフ
ォルト状態にする必要があるが、図6に示すように、第
1通信ターミナル302側にも、切り替えコマンド検出部6
01をもうければ、再起動すること無く、通信アダプタ30
1の初期化コマンドを送出するだけで、第1通信ターミナ
ル302と第2通信ターミナル303の切替えが可能となる。
【0043】次に、本発明の第2の実施の形態を示す。
第2の実施の形態は、第1通信ターミナル302の接続検出
を行うことによって、通信アダプタ301内部の通信ター
ミナルのインタフェース処理の切替えを行うものであ
る。
【0044】図7に、第2の実施の形態の通信アダプタ
の構成例を示す。図7において、前述と同一構成要素に
は同一符号を付してあり、701は第1通信ターミナル接続
検出部である。
【0045】第1通信ターミナル302のインタフェースが
RS232C規格に準拠していれば、第1通信ターミナル302か
ら端末レディ信号が出力される。端末レディ信号は、第
1通信ターミナル302側から通信アダプタ301に対して出
力される信号であり、第1通信ターミナル302内部におい
て、通信準備ができると信号レベルをLowからHighにす
る制御信号である。したがって、この端末レディ信号を
通信アダプタ301がチェックすることにより、第1通信タ
ーミナル302を使用することがわかり、接続状態を判別
することができる。第1通信ターミナル接続検出部701
は、例えば入力ポートであり、端末レディ信号を入力し
て、信号レベルのHigh、Lowの状態を読み出すようにす
る。第1通信ターミナルI/F部309で、信号極性が変わら
ないとすると、通信ターミナル接続検出部701の読み出
し結果がHighならば、ターミナル処理選択部104は、第1
通信ターミナル用ユーザデータ抽出部401と第1通信ター
ミナル用送信データ生成処理部402とデータ通信主処理
部403とが処理データのやり取りを行うよう、ターミナ
ルインタフェース処理を選択し、それ以外の場合は、第
2通信ターミナル用ユーザデータ抽出部101及び第2通信
ターミナル用送信データ生成処理部102とデータ通信主
処理部が処理データのやり取りを行うようにターミナル
インタフェース処理を選択する。
【0046】以上のように、第1通信ターミナル302から
の端末レディ信号をチェックすれば、第1通信ターミナ
ル302を使用することがわかるので、通信アダプタ301内
部で通信ターミナルインタフェース処理を切り替えるこ
とが可能である。したがって、本実施の形態によれば、
デフォルトでは第2通信ターミナル303が使用可能であ
り、第1通信ターミナル302を接続して、端末レディ信号
をHighにすれば、通信アダプタ301内部のターミナルイ
ンタフェース処理が切り替り、第1通信ターミナル303が
使用可能となる。
【0047】また、図7では、第1通信ターミナル302の
接続チェックのみを行う構成としたが第2通信ターミナ
ル側も端末レディ信号同様の制御信号を出力するように
しておいて、第2通信ターミナル側にも前記同様通信タ
ーミナル接続検出部を設けておいても良い。この場合、
ターミナル処理選択部104は、第1通信ターミナル302の
端末レディ信号がHighの時は第1通信ターミナル302用の
ターミナルインタフェース処理を行い、第2通信ターミ
ナル303の端末レディ信号がHighの時は第2通信ターミナ
ル303用のターミナルインタフェース処理が行われるよ
うに処理すればよい。
【0048】次に、図8に本発明の第3の実施の形態を
示す。本実施の形態は、通信アダプタ301へ供給する電
源電圧に応じて内部の通信ターミナルインタフェース処
理を切り替え制御するものである。
【0049】図8において、前述と同一構成要素には同
一符号を付しており、801が電源電圧レベル測定部であ
る。電源電圧レベル測定部801は、例えばA/D変換等によ
って、電源供給手段304の電源電圧を測定するものであ
る。
【0050】通信アダプタ301は、当然のことながら電
源供給手段304を接続して、電源を供給するが、例え
ば、屋内と車内とで使う場合は、それぞれ、使用できる
電源が異なる為、使用場所に応じて電源供給手段を変え
る必要がある。屋内で使うのであれば、AC100Vの電源を
使用し、ACアダプタで例えばDC3Vに変換した電圧を供給
する必要があり、一方、車内であれば、カーバッテリー
から供給される例えばDC12Vを使用する必要がある。そ
こで、この使用電源電圧の違いを前記電源電圧レベル測
定部801を使って判別して、ターミナル処理選択部104を
制御し、通信アダプタ301内部のターミナルインタフェ
ース処理を切り替える。したがって、処理としては、電
源電圧レベル測定部801が、電源ON直後に電源供給手段3
04からの電圧レベルを測定するようにしておく。上記の
例であれば、3Vか12Vかを判別する処理を行うが、これ
は、例えば中間電位となる7.5Vをスレッショルドとして
電圧測定結果と比較を行い、7.5V以下ならば、3Vなの
で、屋内での使用と判断して、第1通信ターミナル302用
のインタフェース処理を行う。そして、7.5V以上であれ
ば、12Vなので、車内での使用と判断して第2通信ターミ
ナル303用インタフェース処理を行う。
【0051】以上のように通信アダプタ301に電源電圧
レベル測定部801を設け、処理することで、使用する場
所から使用する通信ターミナルを判断して、通信アダプ
タ301内部のターミナルインタフェース処理を切り替え
ることが可能となる。
【0052】次に本発明の第4の実施の形態を示す。第
4の実施の形態は、通信アダプタ301の通信ターミナル
インタフェース部分を外付けとして、通信ターミナルと
通信アダプタとのインタフェースをあわせるアダプタを
設けたものである。以下、本アダプタをインタフェース
アダプタと呼ぶ。
【0053】図9に、インタフェースアダプタを使用し
た場合のシステム構成を示す。図9において、前述と同
一構成要素には、同一符号を付している。図9におい
て、901がインタフェースアダプタであり、904は通信ア
ダプタである。通信アダプタ904は、前述の通信アダプ
タ301において通信ターミナルI/F部を外付けにするの
で、本インタフェース部分を変えた構成のものである。
通信アダプタ904については後述する。
【0054】図9は、第2通信ターミナル303用のインタ
フェースアダプタ901を使用した例を示したものであ
り、図示したように後述する通信アダプタ904と第2通信
ターミナル303の間に接続して使用する。インタフェー
スアダプタ901は、第2通信ターミナルI/F部310、イン
タフェースアダプタ全体制御部902及びアダプタI/F部90
3で構成する。インタフェースアダプタ全体制御部902
は、例えば1チップマイコンであり、図10に示すように
ターミナルインタフェース処理を行う。アダプタI/F部9
03は、通信アダプタ904との間の物理的なインタフェー
スをとるものであり、通信信号のレベル変換を行う。
【0055】図10は、インタフェースアダプタ全体制御
部902の処理構成を示した図であり、前述と同一構成要
素には同一符号を付している。図示したように、第2通
信ターミナル303とのインタフェース処理は、前述と同
様で、第2通信ターミナル用ユーザデータ抽出部401は、
図5に示したデータパケットを第2通信ターミナル303か
ら受信し、ユーザデータ部を抽出する。そして、1001は
通信アダプタ用送信データ生成処理部であり、抽出した
ユーザデータを通信アダプタ904との通信データフォー
マットにあわせる処理を行う。通信アダプタ904の通信
ターミナル側のインタフェースは、調歩同期形式で通信
するものとすると、通信アダプタ用送信データ生成処理
部1001では、ユーザデータを例えば1バイト単位に区切
って、スタートビット、ストップビット、パリティビッ
トを付加して送出する。そして、1002が、通信アダプタ
用ユーザデータ抽出処理部であり、通信アダプタ904か
らコマンド応答および通信データを受信し、ユーザデー
タ部を抽出する。調歩同期形式で受信される場合であれ
ば、スタートビットを検出して、ユーザデータを抜き出
し、パリティチェックを行った後、正常受信データを第
2通信ターミナル用ユーザデータ生成処理部402へ送出す
る。第2通信ターミナル用ユーザデータ生成処理部402
は前述と同様で、入力されるユーザデータを図5に示す
データパケットフォーマットにあわせて、ヘッダー、デ
ータ長、エラーチェック符号を付加して、第2通信ター
ミナル303へ送出する処理を行う。このように、インタ
フェースアダプタ全体制御部902では、第2通信ターミ
ナル303と通信アダプタ904との間のインタフェース変換
を行う変換手段となる。
【0056】以上、第2通信ターミナル303のインタフェ
ースアダプタ901について説明したが、第1通信ターミナ
ル302が接続された場合は、第1通信ターミナル301側の
通信データフォーマットも、通信アダプタ904の通信タ
ーミナル側インタフェースの通信データフォーマットも
同じ調歩同期式となるので、インタフェースアダプタ全
体制御部902で述べたような処理は必要ない。したがっ
て、第1通信ターミナル302を使う場合のインタフェース
アダプタ901は、物理的に信号のレベル変換のみを行っ
て、データを通すのみの処理を行えば良い。
【0057】その他の通信ターミナルを使用する場合
は、そのターミナルの通信データフォーマットにあわせ
て、インタフェース処理を行うインタフェースアダプタ
901を用いれば対応できるので、携帯電話を使ったデー
タ通信処理を行う通信アダプタ904は、何も変更するこ
と無しに使用することが可能となる。
【0058】904は第4の実施の形態の場合の通信アダプ
タの構成を示したものであり、前述の通信アダプタ301
の構成とは通信ターミナル側インタフェース部分が異な
る。903はアダプタI/F部であり、図3に示す第1通信タ
ーミナルI/F部309あるいは第2通信ターミナルI/F部310
に置き換わるものである。
【0059】第4の実施の形態では、前述のように通信
ターミナル側インタフェース処理は、インタフェースア
ダプタ901が行うので、通信アダプタ904の内部処理とし
ては、従来の通信アダプタのままで良く、図4に示すよ
うに処理を行えば良い。そして、通信ターミナルとの信
号レベル変換等、物理的なインタフェース処理もインタ
フェースアダプタ901が対応するため、通信アダプタ904
は、インタフェースアダプタ901と整合がとれるよう
に、インタフェースアダプタ901と同じアダプタI/F部90
3を通信ターミナルI/F部309、310の代りに設ける。アダ
プタI/F部903は従来と同じままでもよいが、インタフェ
ースアダプタ901とともに独自にI/F部品を使っても良
い。例えば、標準のロジックLSIで使われるCMOSあるい
はTTLといったレベルのインタフェースICを使用するだ
けでよいので、特定通信ターミナル用のインタフェース
部品を使うより、より安価な部品で対応することが可能
となる。したがって、第4の実施の形態で述べたインタ
フェースアダプタ901によれば、通信アダプタ904を変更
すること無く、様々な通信ターミナルを使用することが
可能となり、さらにインタフェース部分の簡略化によ
り、通信アダプタ904の低価格化も図ることが可能とな
る。
【0060】上記各実施の形態によれば、携帯電話等を
使ったデータ通信を可能とする通信アダプタにおいて、
通信ターミナル用インタフェース手段を複数有するの
で、パソコンとカーナビゲーションなどのようにインタ
フェース仕様が異なっても、同一通信アダプタを使うこ
とが可能となり、使用する通信ターミナル毎に通信アダ
プタを用意する必要がなくなる。
【0061】そして、通信アダプタ内部の通信ターミナ
ルのインタフェース処理は、第1の実施の形態によれ
ば、通信アダプタの初期化コマンドの検出、第2の実施
の形態によれば、既存の端末レディ信号による通信ター
ミナル接続有無の検出、そして、第3の実施の形態によ
れば、通信アダプタへの供給電源電圧レベルの検出によ
って自動的に切り替わるので、通信ターミナルは、実施
の形態における通信アダプタの所定のインタフェース部
に接続するだけでよく、内部処理を変更したり、新たに
通信アダプタ用のインタフェース手段を設ける必要がな
いので、利便性を損なうことが無い。
【0062】また、本発明の第4の実施の形態によれ
ば、通信アダプタに内蔵される特定通信ターミナル用の
インタフェース部を、インタフェースアダプタとして外
付けとし、通信ターミナルと通信アダプタ間のインタフ
ェース処理を仲介するようにするので、通信アダプタの
通信ターミナル側のインタフェースは従来同様1つのみ
でよく、インタフェースアダプタにおけるインタフェー
ス処理を、使用する通信ターミナルのインタフェース仕
様にあわせば、どのような通信ターミナルも1つの通信
アダプタで使用可能となる。
【0063】さらに、第4の実施の形態によれば、通信
アダプタの通信ターミナル側インタフェース部は、イン
タフェースアダプタと整合がとれるだけで良い為、特定
用途用のインタフェース部品を使う必要がなく、標準の
ロジックIC等のより安価なインタフェース部品を使うこ
とができるので、通信アダプタの低価格化も図れる。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、インタフェースの異な
る通信ターミナルでも、1つの通信アダプタで対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態における通信アダプタ全体制
御部の内部処理構成図
【図2】携帯電話を使ったデータ通信システム構成図
【図3】第1の実施の形態における通信アダプタハード
ウェア構成図
【図4】第1通信ターミナルのみの場合の通信アダプタ
全体制御部の内部処理構成図
【図5】第2通信ターミナルのターミナルI/Fにおけるデ
ータフォーマット例
【図6】第1の実施の形態における通信アダプタ全体制
御部の他の内部処理構成図
【図7】第2の実施の形態における通信アダプタ全体制
御部の内部処理構成図
【図8】第3の実施の形態における通信アダプタ全体制
御部の内部処理構成図
【図9】インタフェースアダプタを使ったシステム構成
【図10】インタフェースアダプタ全体制御部の処理構
成図
【図11】第4の実施の形態における通信アダプタ構成
【符号の説明】
101・・・第2通信ターミナル用ユーザデータ抽出処理部 102・・・第2通信ターミナル用送信データ生成部 103・・・第2ターミナル切替えコマンド検出処理部 104・・・ターミナル処理選択部 201・・・パソコンA 202・・・携帯電話 203・・・従来の通信アダプタ 204・・・基地局 205・・・公衆回線網 206・・・モデム装置 207・・・パソコンB 301・・・第1の実施の形態における通信アダプタ 302・・・第1通信ターミナル 303・・・第2通信ターミナル 304・・・電源供給手段 305・・・通信アダプタ全体制御部 306・・・ROM 307・・・RAM 308・・・電話I/F部 401・・・第1通信ターミナル用ユーザデータ抽出処理部 402・・・第1通信ターミナル用送信データ生成処理部 403・・・データ通信主処理部 404・・・通信状態判定部 405・・・処理選択部 406・・・アダプタコマンド処理部 407・・・通信データエラー処理部 408・・・電話制御処理部 409・・・電話通信データ送受信部 601・・・第1ターミナル切替えコマンド検出処理部 701・・・第1ターミナル接続検出部 801・・・電源電圧レベル測定部 901・・・インタフェースアダプタ 902・・・インタフェースアダプタ全体制御部 903・・・アダプタI/F部 904・・・第4の実施の形態における通信アダプタ 1001・・・通信アダプタ用送信データ生成処理部 1002・・・通信アダプタ用ユーザデータ抽出部。
フロントページの続き (72)発明者 高原 保明 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所デジタルメディア開発本 部内 (72)発明者 仲村 徹 神奈川県座間市広野台二丁目6番35号 株 式会社ザナヴィ・インフォマティクス内 (72)発明者 竹内 幸男 神奈川県座間市広野台二丁目6番35号 株 式会社ザナヴィ・インフォマティクス内 Fターム(参考) 5K030 GA04 HA08 HC01 JA03 JL01 JT02 JT09 KA13 KA23 5K067 AA34 BB21 EE04 GG01 5K101 KK02 LL12 MM06 NN21 NN41 PP03 QQ07 TT06 UU16 9A001 CC02 JJ18

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インタフェースの異なる第1通信ターミナ
    ルと第2通信ターミナルとが接続可能で、他の通信ター
    ミナルとのデータ通信を行わせる通信アダプタであっ
    て、 前記第1通信ターミナルとデータを送受信するためのイ
    ンタフェース処理を行う第1ターミナルインタフェース
    処理手段と、 前記第2通信ターミナルとデータを送受信するためのイ
    ンタフェース処理を行う第2ターミナルインタフェース
    処理手段と、 前記第1ターミナルインタフェース処理手段と前記第2
    ターミナルインタフェース処理手段とのうち一方を選択
    するターミナル選択手段と、 前記ターミナル選択手段により選択されたインタフェー
    ス処理手段を介してデータ通信処理を行うデータ通信処
    理手段とを有することを特徴とする通信アダプタ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の通信アダプタにおいて、
    前記ターミナル選択手段は、前記第1ターミナルインタ
    フェース処理手段と前記第2ターミナルインタフェース
    処理手段とのうちいずれかへの切替要求を出力する切替
    え要求出力手段を備えることを特徴とする通信アダプ
    タ。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の通信アダプタにおいて、 前記切替え要求出力手段は、前記第1通信ターミナルと
    前記第2通信ターミナルとのうち少なくとも一方から送
    出される、あらかじめ定められた初期化コマンドを検出
    したときに、前記切替え要求の出力を行うことを特徴と
    する通信アダプタ。
  4. 【請求項4】請求項2に記載の通信アダプタにおいて、
    前記切替え要求出力手段は、前記第1通信ターミナルも
    しくは前記第2通信ターミナルが予め定めた信号を出力
    したときに、前記切替え要求を出力することを特徴とす
    る通信アダプタ。
  5. 【請求項5】請求項2に記載の通信アダプタにおいて、
    電源レベルが異なる2つの電源供給器が接続可能な電源
    端子を備え、前記切替え要求出力手段は、前記電源端子
    に供給される電源レベルを測定し、当該測定された電源
    レベルに応じてあらかじめ定めた通信ターミナルへの切
    替え要求を出力することを特徴とする通信アダプタ。
  6. 【請求項6】データ通信を行う第1通信ターミナルに接
    続される第1通信アダプタに接続される第2通信アダプ
    タであって、 前記第1通信アダプタに接続され、当該第1通信アダプ
    タとデータを送受信するためのインタフェース処理を行
    うアダプタインタフェース処理手段と、 前記第1通信ターミナルとインタフェースが異なる第2
    通信ターミナルに接続され、前記第2通信ターミナルと
    データを送受信するためのインタフェース処理を行うタ
    ーミナルインタフェース処理手段と、 前記第2通信ターミナルと前記第1通信アダプタとの間
    のインタフェース変換を行う変換手段とを備える通信ア
    ダプタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006229764A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ伝送システムおよび受信装置
JP2006245956A (ja) * 2005-03-02 2006-09-14 Sanden Corp 通信機器用の接続装置
JP2009081773A (ja) * 2007-09-27 2009-04-16 Willcom Inc ナビゲーション装置用通信アダプタ

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