JP2001217838A - ネットワーク負荷試験方法 - Google Patents

ネットワーク負荷試験方法

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JP2001217838A JP2000021144A JP2000021144A JP2001217838A JP 2001217838 A JP2001217838 A JP 2001217838A JP 2000021144 A JP2000021144 A JP 2000021144A JP 2000021144 A JP2000021144 A JP 2000021144A JP 2001217838 A JP2001217838 A JP 2001217838A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ネットワークアダプタに高い負荷を与えること
ができ、さらに、別の通信経路を必要としないネットワ
ーク負荷試験方法を提供する。 【解決手段】本発明のネットワーク負荷試験方法は、従
来の試験方法と異なり、相手装置側の受信完了に基づい
て、自装置側の送信が停止せず、自装置側自身の受信完
了に基づいて、自装置側の送信が停止する。これによ
り、装置間の同期を取るためのタスク間通信の必要がな
くなり、従来の試験方法と比較して、1テストサイクル
中のタスク間通信の時間を大幅に減少させることができ
るので、単位時間あたりのデータ転送量が増加し、ネッ
トワークに高い負荷を与えることができる。さらに、装
置間で同期を取る必要がないので、装置間のタスク間通
信を必要とせず、試験対象のネットワーク以外の別の通
信経路を必要としない。従って、試験環境、試験設備を
簡易化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ローカルエリアネ
ットワーク(LAN)などのネットワーク上でのデータ
転送により、ネットワークに負荷を与えるネットワーク
負荷試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークを構成する装置に実装され
るネットワークアダプタやネットワークの伝送路に負荷
を与え、ネットワークの性能を判定するネットワーク負
荷試験は、装置の出荷前やネットワーク構築後に行われ
る。
【0003】図5は、従来のネットワーク負荷試験方法
を説明する図である。図5において、装置A、Bは、L
ANなどのネットワークにより接続する。各装置A、B
は、通信を制御するプロセッサモジュール(CPU)10
と、データを送受信するネットワークアダプタ(インタ
ーフェースボード)20とを備える。ネットワークがL
ANの場合のネットワークアダプタ(インターフェース
ボード)は、いわゆるLANカードである。ネットワー
クアダプタ20は、送信処理部21と受信処理部22と
を備える。プロセッサモジュール10とネットワークア
ダプタ20は、LSバス20を介して接続する。このよう
な装置A、B両方に、ネットワーク負荷試験用テストプ
ログラムをロードし、そのテストプログラムを両装置で
実行することにより、ネットワーク負荷試験方法が実施
される。
【0004】データは、ネットワークを介して装置Aと
装置B間を転送する。具体的には、装置Aの送信処理部
21Aから送信されるデータは、ネットワークを介して
装置Bの受信処理部22Bにより受信され、装置Bの送
信処理部21Bから送信されるデータは、ネットワーク
を介して装置Aの受信処理部21Aにより受信される。
ネットワーク負荷試験実施中、データは装置Aと装置B
間の両方向に転送される。装置Bから装置Aへのデータ
転送と、装置Aから装置Bへのデータ転送は同じなの
で、以下、装置Aから装置Bへのデータ転送について説
明する。また、以下の説明の通信は、プロセッサモジュ
ール10とネットワークアダプタ20で実行されるプロ
グラム間の通信(タスク間通信)である。
【0005】装置Aのプロセッサモジュール10Aから
の送信開始指令に従って、装置Aの送信処理部21Aは
パケット単位のテストデータの送信を開始する。装置B
の受信処理部22Bは、受信個数(パケット数)を数え
ながら、送信処理部21Aから順次送信されるテストデ
ータを受信する。
【0006】受信処理部22Bは、所定パケット数(例
えば、128パケット)のデータを受信すると、装置B
のプロセッサモジュール10BにLSバス30Bを経由し
て、受信完了を通知する(図5の通信)。プロセッサ
モジュール10Bは、受信完了を、装置Aのプロセッサ
モジュール10Aに、試験対象のネットワークとは別の
通信経路(例えば、RS232Cなど)を利用して通知
する(図5の通信)。ネットワークは試験対象なの
で、タスク間通信には利用されない。プロセッサモジュ
ール10Aは、受信完了通知に従って、送信処理部21
Aに送信停止指令をLSバス30Aを経由して通知する
(図5の通信)。さらに、送信処理部21Aは、送信
を停止すると、受信処理部22Aに送信停止を通知す
る。
【0007】一方、装置Aの受信処理部22Aでも、装
置Bの送信処理部21Bからのテストデータを受信する
と、上記同様に、受信完了をプロセッサモジュール10
Aに通知する(図5の通信)。
【0008】受信処理部22Aは、受信完了を通知し、
且つ送信停止を受信すると、プロセッサモジュール10
Aに送信受信完了をLSバス30Aを経由して通知する
(図5の通信)。これにより、テストの1サイクルが
終了する。また、受信処理部22Aは、送信受信完了を
通知することにより、次のテストサイクルにおける受信
READY状態となる。
【0009】図6は、従来のネットワーク負荷試験方法
のタイミングチャートである。図6では、各装置A、B
における送信処理部21A、21B及び受信処理部22
A、22Bのタイミングチャートが示される。各タイミ
ングチャートにおける○数字は、各通信の通信時間を示
す。従って、例えば、装置Bの受信処理部22Bのテス
トデータの受信が終了した後も、装置Aの送信処理部2
1Aは送信し続け、送信停止通知の受信によって送信を
停止する。
【0010】図5又は図6において、プロセッサモジュ
ール10Aは、受信処理部22Aからの送信受信完了通
知を受信すると、次のテストサイクルを開始するための
受信READY状態通知を装置Bに送信する。送信処理部2
1は、相手装置の受信処理部22が受信READY状態とな
ってから送信を開始する。より詳しくは、プロセッサモ
ジュール10Aは、上記試験されているネットワークと
は別の通信経路を利用して、プロセッサモジュール10
Bに受信READY状態通知を送信する(図5の通信)。
プロセッサモジュール10Bは、送信処理部21Bに送
信開始指令を送信する(図5の通信)。
【0011】送信処理部21Bは、送信開始指令を受信
すると、テストデータの送信を再開する。このように、
従来のネットワーク負荷試験方法は、一方の装置が受信
READY状態になるのを待って、他方の装置からテストデ
ータが送信される。即ち、両装置間で同期を取りなが
ら、データの送受信が行われ、所定のテスト時間の間、
上記テストサイクルが繰り返される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来のネットワーク負荷試験方法は、次のような問題点
を有する。
【0013】第一に、テストサイクルにおけるテストデ
ータの受信と次の受信との間に、装置間の同期を取るた
めの上記タスク間通信(図5、図6の各通信→→
→→→→)が介在し、そのタスク間通信にかか
る時間が比較的長い。そのため、テストサイクル中の送
信受信期間が相対的に短くなり、また、テストサイクル
の周期も長くなってしまうので、ネットワークアダプタ
にその性能の限界を引き出すような高い負荷を与えるこ
とができない。
【0014】第二に、装置間のタスク間通信のために、
試験対象のネットワークとは別の通信経路(例えば、R
S232Cなど)を必要とするので、試験環境、試験設
備が煩雑になる。
【0015】このように、1テストサイクルごとに相手
側の受信READY状態を待って送信を開始するという従来
の同期を取る試験方法では、タスク間通信に時間を要す
るので、高い負荷をネットワーク(ネットワークアダプ
タ及び伝送路)に与えられず、さらに、別の通信経路を
用意する必要がある。
【0016】そこで、本発明の目的は、ネットワークに
高い負荷を与えることができるネットワーク負荷試験方
法を提供することにある。
【0017】さらに、本発明の目的は、試験対象のネッ
トワークとは別の通信経路を必要としないネットワーク
負荷試験方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明の目的を達成する
ための本発明のネットワーク負荷試験方法は、各装置か
ら別の少なくとも1つの装置にデータを送信するステッ
プと、各装置において、別の少なくとも1つの装置から
データを受信するステップと、各装置でのデータの受信
状態に基づいて、各装置でのデータの送信状態を制御す
るステップとを備えることを特徴とする。具体的には、
制御ステップにおいて、各装置が所定数のデータを受信
すると、各装置の送信が停止する。
【0019】このように、本発明のネットワーク負荷試
験方法は、従来の試験方法と異なり、相手装置側の受信
完了に基づいて、自装置側の送信を停止せず、自装置側
自身の受信完了に基づいて、自装置側の送信を停止す
る。これにより、装置間の同期を取るためのタスク間通
信の必要がなくなり、従来の試験方法と比較して、1テ
ストサイクル中のタスク間通信の時間を大幅に減少させ
ることができる。従って、1テストサイクルの周期を短
かくし、1テストサイクル中のテストデータ送信時間及
び受信時間を相対的に長くすることができるので、単位
時間あたりのデータ転送量が増加し、ネットワークに高
い負荷を与えることができる。
【0020】また、本発明のネットワーク負荷試験方法
は、自装置側自身の受信完了に基づいて、自装置側の送
信が停止し、装置間で同期を取る必要がないので、装置
間のタスク間通信を必要とせず、試験対象のネットワー
ク以外の別の通信経路を必要としない。従って、試験環
境、試験設備を簡易化することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。しかしながら、本発明の技術的範囲が、本
実施の形態に限定されるものではない。
【0022】図1は、本発明の実施の形態におけるネッ
トワーク負荷試験方法を説明する図である。図1におけ
る装置A、Bの構成は、図5と同様であり、各装置A、
Bは、通信を制御するプロセッサモジュール(CPU)1
0と、データを送受信するネットワークアダプタ(イン
ターフェースボード)20とを備える。装置Aのネット
ワークアダプタ20Aの送信処理部21Aから送信され
るデータは、ネットワークを介して装置Bのネットワー
クアダプタ20Bの受信処理部22Bにより受信され、
装置Bの送信処理部21Bから送信されるデータは、ネ
ットワークを介して装置Aの受信処理部21Aにより受
信される。但し、装置A、Bは、試験対象のネットワー
ク以外の通信経路で接続されない。また、ネットワーク
負荷試験実施中、データは装置Aと装置B間の両方向に
転送されるが、装置Bから装置Aへのデータ転送と、装
置Aから装置Bへのデータ転送は同じであるので、本実
施の形態では、装置Bから装置Aへのデータ転送につい
てのタスク間通信について説明する。
【0023】また、図2は、本発明の実施の形態におけ
るネットワーク負荷試験方法のタイミングチャートの第
一の例である。図2では、図6と同様に、各装置A、B
における送信処理部21A、21B及び受信処理部22
A、22Bのタイミングチャートが示される。各タイミ
ングチャートにおける○数字は、各タスク間通信の通信
時間を表す。
【0024】図1及び図2において、装置Bのプロセッ
サモジュール10Bからの指令に従って、装置Bの送信
処理部21Bはパケット単位のテストデータの送信を開
始する。装置Aの受信処理部22Aは、受信個数(パケ
ット数)を数えながら、送信処理部21Bから順次送信
されるテストデータを受信する。
【0025】受信処理部22Aは、所定パケット数(例
えば、128パケット)のデータを受信すると、装置A
の送信処理部21Aに送信停止指令を通知する(通信
)。送信処理部21Aは、送信停止指令を受信する
と、送信を停止する。さらに、送信処理部21Aは、送
信を停止すると、LS バス30Aを経由して、送信受信
完了をプロセッサモジュール10Aに通知する(通信
)。プロセッサモジュール10Aは、送信受信完了通
知の受信に基づいて、1テストサイクルの終了を認識す
る。次に、装置Aのプロセッサモジュール10Aは、次
のテストサイクルのための送信開始指令を、LSバス30
Aを経由して、送信処理部21Aに通知する(通信
)。こうして、送信処理部21Aは、次のテストサイ
クルにおけるテストデータの送信を開始する。テストサ
イクルは、所定のテスト時間の間繰り返される。なお、
受信処理部22Aは、送信処理部21Aに送信停止を通
知した後に、受信READY状態になる。
【0026】このように、本実施の形態では、各装置
A、Bの送信処理部21は、相手装置の受信処理部の受
信完了ではなく、自装置の受信処理部の受信完了に従っ
て、送信停止する。即ち、各装置A、Bは、互いに同期
を取らず、各プロセッサモジュール10は、1テストサ
イクルの終了を自装置の受信処理部22の受信完了に基
づいて互いに独立に判断する。
【0027】図2のタイミングチャートは、各装置A、
Bに実装されるネットワークアダプタ20A、Bが正常
な場合の例である。従って、テストデータは、装置A、
B間で正常に送受信されるので、装置A、Bは、互いに
同期を取っていないが、同じタイミングでテストサイク
ルが終了している。
【0028】図3は、本発明の実施の形態におけるネッ
トワーク負荷試験方法のタイミングチャートの第二の例
である。図3の第二の例では、装置Bのネットワークア
ダプタ20Bの受信処理部22Bに不良が発生した場合
を示す。図3において、装置Aの受信処理部22Aは、
1テストサイクルの間に、所定パケット数(例えば、1
28パケット)のテストデータを受信し、送信処理部2
1Aの送信を停止し、1テストサイクルを終了する。一
方、装置Bの受信処理部22Bは、その受信状態の異変
(スローダウン)により、装置Aの1テストサイクルの
間に所定パケット数のテストデータを受信しない。図3
では、例として、受信処理部22Bは、所定パケット数
(128パケット)の半分(64パケット)を受信す
る。この場合、装置Bの送信処理部21Bは、装置Aの
受信処理部22Aの受信完了とは無関係なので送信停止
しない。
【0029】また、装置Bの受信処理部22Bは、装置
Aの次回以降のテストサイクルで送信されるテストデー
タを受信し、所定パケット数のテストデータを受信する
まで、受信完了しない。例えば、受信処理部22Bの受
信パケット数が、装置Aの次のテストサイクルで64パ
ケットのテストデータを受信し、所定パケット数(12
8パケット)に達した場合は、受信処理部22Bの受信
完了に基づいて、装置Bの送信処理部21Bは、通信
により送信停止し、プロセッサモジュール10Bは、通
信により1テストサイクルの終了を認識する。
【0030】各プロセッサモジュール10A、10B
は、それぞれ送信処理部21A、21Bからの送信受信
完了通知(通信)を受信するごと(1サイクル終了す
る毎)に、サイクル数をカウントアップする。
【0031】そして、上述のように、一方のネットワー
クアダプタ20に異常がある場合、各装置A、Bにおけ
るテストサイクルの周期が異なるので、結果的に、所定
のテスト時間の間で各装置A、Bがカウントアップする
サイクル数が異なってくる。例えば、図3の場合では、
装置Bのサイクル数は、装置Aのサイクル数のほぼ半分
程度となる。
【0032】従って、各装置A、Bそれぞれで得られた
サイクル数の比較に基づいて、各装置A、Bに実装され
るネットワークアダプタの性能を判定することができ
る。例えば、一方のサイクル数が他方より少ない場合
は、一方のネットワークアダプタになんらかの障害、異
常があるものと判定することができる。
【0033】このように、本発明のネットワーク負荷試
験方法は、従来の試験方法と異なり、相手装置の受信処
理部の受信完了に基づいて、自装置の送信処理部の送信
を停止せず、自装置の受信処理部22の受信完了に基づ
いて、自装置の送信処理部21の送信を停止する。これ
により、装置間の同期を取るためのタスク間通信の必要
がなくなり、従来の試験方法と比較して、1テストサイ
クル中のタスク間通信(→→)の時間を大幅に減
少させることができる。従って、1テストサイクルの周
期を短かくし、1テストサイクル中のテストデータ送信
時間及び受信時間を相対的に長くすることができるの
で、ネットワーク(ネットワークアダプタ及び伝送路)
に高い負荷を与えることができる。
【0034】また、本発明のネットワーク負荷試験方法
は、装置A、B間で同期を取る必要がないので、装置
A、B間のタスク間通信を必要とせず、従来の試験方法
における別の通信経路を必要としない。従って、試験環
境、試験設備を簡易化することができる。
【0035】なお、本発明のネットワーク負荷試験方法
は、ネットワークに接続する2台の装置間での適用に限
られない。本発明のネットワーク負荷試験方法は、相手
装置との同期を取る必要がないので、3台以上の装置間
にも適用することができる。3台以上の装置間でテスト
データを送受信し合うために、例えば、各装置に実装さ
れるネットワークアダプタに固有のMACアドレスが利用
される。
【0036】図4は、3台以上の装置が接続するネット
ワークの模式図である。図4では、4台の装置A、B、
C、Dがネットワークに接続する。各装置A、B、C、
Dには、それぞれネットワークアダプタ20A、20
B、20C、20Dが実装される。図4において、装置
A、B間でのネットワーク負荷試験方法は、上述の実施
の形態と同様である。このような1対1通信(ユニキャ
スト通信)の場合、装置A、Bは、それぞれ相手(送信
先)装置のMACアドレスを指定してテストデータを送信
する。
【0037】また、ネットワークに接続する全装置A、
B、C、D間で本発明のネットワーク負荷試験方法を実
行する場合、各装置A、B、C、Dそれぞれが、送信先
のMACアドレスとして、ブロードキャストアドレスを付
してテストデータを送信する。ブロードキャストアドレ
スが付されたテストデータは、送信元の自装置以外の全
装置に取り込まれる。
【0038】さらに、ネットワークに接続する装置A、
B、C、Dのうち、例えば、装置A、B、C間でネット
ワーク負荷試験方法を実行したい場合は、マルチキャス
トが利用される。具体的には、あらかじめ複数の装置
A、B、Cをグループ化し、そのグループに含まれる装
置のMACアドレスが付されたテストデータが送信され
る。グループに対応するMACアドレスが付されたテスト
データは、グループに含まれる装置により取り込まれ
る。このように、ブロードキャスト、マルチキャストを
利用することにより、多対多通信における本発明のネッ
トワーク負荷試験が可能となる。
【0039】なお、上述の実施の形態は、LANを例に
説明したが、本発明が適用されるネットワークはLAN
に限られない。例えば、本発明のネットワーク負荷試験
方法は、電話回線網、専用回線網、DDX-P網、ISDN網な
ど各種ネットワークにも同様に適用可能である。
【0040】本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に
限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均
等物に及ぶものである。
【0041】
【発明の効果】以上、本発明のネットワーク負荷試験方
法は、従来の試験方法と異なり、相手装置側の受信完了
に基づいて、自装置側の送信を停止せず、自装置側自身
の受信完了に基づいて、自装置側の送信を停止する。こ
れにより、装置間の同期を取るためのタスク間通信の必
要がなくなり、従来の試験方法と比較して、1テストサ
イクル中のタスク間通信の時間を大幅に減少させること
ができる。従って、1テストサイクルの周期を短かく
し、1テストサイクル中のテストデータ送信時間及び受
信時間を相対的に長くすることができるので、ネットワ
ークに高い負荷を与えることができる。
【0042】また、本発明のネットワーク負荷試験方法
は、装置間で同期を取る必要がないので、装置間のタス
ク間通信を必要とせず、試験対象のネットワーク以外の
別の通信経路を必要としない。従って、試験環境、試験
設備を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるネットワーク負荷
試験方法を説明する図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるネットワーク負荷
試験方法のタイミングチャートの第一の例である。
【図3】本発明の実施の形態におけるネットワーク負荷
試験方法のタイミングチャートの第二の例である。
【図4】3台以上の装置が接続するネットワークの模式
図である。
【図5】従来のネットワーク負荷試験方法を説明する図
である。
【図6】従来のネットワーク負荷試験方法のタイミング
チャートである。
【符号の説明】
A、B、C、D 装置 10 プロセッサモジュール 20 ネットワークアダプタ 21 送信処理部 22 受信処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GB02 JB19 KA12 KB11 MC11 5K030 GA03 GA05 HA08 HB29 JT03 KA01 KA13 MA01 MB01 MC01 5K033 AA02 AA04 CC01 DB14 EA02 EA03 EA07 5K035 AA01 AA04 DD03 EE21 HH07 9A001 BB02 BB04 CC08 DD10 JJ18 KK37 KK56 LL05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークに接続する複数の装置間でデ
    ータを転送することにより、前記ネットワークに負荷を
    与えるネットワーク負荷試験方法において、 各装置から別の少なくとも1つの装置にデータを送信す
    るステップと、 前記各装置において、前記別の少なくとも1つの装置か
    らデータを受信するステップと、 前記各装置でのデータの受信状態に基づいて、前記各装
    置でのデータの送信状態を制御するステップとを備える
    ことを特徴とするネットワーク負荷試験方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記制御ステップにおいて、前記各装置が所定数のデー
    タを受信すると、前記各装置のデータ送信が停止するこ
    とを特徴とするネットワーク負荷試験方法。
  3. 【請求項3】請求項2において、 前記制御ステップにおいて、前記各装置のデータ送信の
    停止後、各装置のデータ送信は再開し、 さらに、前記各装置において、所定時間内での前記所定
    数のデータ受信の回数をカウントするステップと、 前記複数の装置それぞれの前記回数を比較することによ
    り、ネットワークの異常を判定するステップとを備える
    ことを特徴とするネットワーク負荷試験方法。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、 前記ネットワークは、ローカルエリアネットワーク(L
    AN)であることを特徴とするネットワーク負荷試験方
    法。
  5. 【請求項5】ネットワークに接続する複数の装置間でデ
    ータを転送することにより、前記ネットワークに負荷を
    与えるネットワーク負荷試験のためのプログラムを格納
    する記録媒体であって、各装置で実行される前記プログ
    ラムは、 別の少なくとも1つの装置にデータを送信するステップ
    と、 前記別の少なくとも1つの装置からデータを受信するス
    テップと、 データの受信状態に基づいて、データの送信状態を制御
    するステップとを備えることを特徴とする記録媒体。
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