JP2001216881A - 回路遮断器用の極 - Google Patents

回路遮断器用の極

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JP2001216881A JP2001001874A JP2001001874A JP2001216881A JP 2001216881 A JP2001216881 A JP 2001216881A JP 2001001874 A JP2001001874 A JP 2001001874A JP 2001001874 A JP2001001874 A JP 2001001874A JP 2001216881 A JP2001216881 A JP 2001216881A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消弧室破裂の危険性を回避しつつ、中電圧に
おける大きな故障電流によって生ずる大径のアークの遮
断を可能とする。 【解決手段】 回路遮断器は、固定接点手段20と、可
動接点手段22と、消弧室24とを備えている。その消
弧室24は、2つの側面フランジ68と、セパレータ7
8と、固定接点手段20の接触領域に近接配置された前
部開口76と、下部アークホーン34と、上部アークホ
ーン96と、消弧室の前部開口76を横方向に制限する
1組の側部誘電シールド100とを有している。各誘電
シールド100は、セパレータ78と、開放位置にある
可動接点手段22との間に横方向に差し挟まれるよう配
置される。1組の誘電シールド100は、消弧室24の
前部開口幅が、上部アークホーン96に近い側におい
て、下部アークホーン34に近い側よりも明らかに小さ
くなるように設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低電圧・大電流の
回路遮断器における消弧室に関連し、特に多極式の回路
遮断器においてはその各極の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】EP0,306,382明細書に記載された多極式
の回路遮断器は、作動機構を収納した成型品の絶縁ケー
スを有し、その作動機構が、遮断器の全ての極の開閉を
なす事のできるようスイッチバーに対して連結されてい
る。その各極は、固定接点手段と、可動接点手段と、消
弧室とを備えている。
【0003】固定接点手段は、ケースの背面板で支持さ
れた固定式の導電電流入力ストリップ、固定主接点およ
び固定アーク接点を有している。固定接点ストリップ
は、前面接続形に配置されている。換言すれば、それは
比較的真っ直ぐな金属棒によって形成され、この金属棒
は、自身を通る電流に対して湾曲した経路を強要するこ
とが無く、開放時に発生するアークに対しての如何なる
電磁ループ効果(electromagnetic loop effect)も防
止するようになっている。
【0004】可動接点手段は、同様にケースの背面板で
支持された固定式の導電入力ストリップと、複数の同形
の主接点を含む接点システムとを有している。それらの
主接点は、極の中心軸に沿って縦方向に延びる可動アー
ク接点の両側に同数ずつ2つの列に配置されている。ア
ーク接点は、消弧室内に向かって突出し、アークが消弧
室へ入れるようにしている。
【0005】消弧室は、最初のストリップの上方に配置
され、セパレータの積層体を支持する側面フランジを有
している。各セパレータは、金属製のアーク消イオン板
によって形成され、V字形の切欠を有している。下部ア
ークホーンおよび上部アークホーンは、消弧室における
積層体の両側に配置されている。上部アークホーンは2
つの側方垂下部を有し、これらの垂下部は、固定接点手
段の方へ折り返されると共に、消弧室の入口上部を部分
的に閉塞している。
【0006】消弧室の2つの側面フランジのそれぞれか
らの延長部分における接点分離領域内に、横方向アーク
案内側面が配設されている。2つの案内側面は、対応す
るフランジから相互に向かい合う方向へ斜めに突出して
いる。これらの案内側面は、明確な台形状をなすと共
に、固定接点手段近傍の消弧室底部に配置されている。
それらは、下部アークホーン近傍の消弧室底部へのアク
セスを制限している。案内側面は、接点の開放時に、ア
ークの根本を下部アークホーンに沿うように中心決めす
ることができる。
【0007】そのような消弧室は特に、600V程度の
比較的高い電圧において、回路遮断器の定格電流の5〜
10倍程度の相当低い電流による単相遮断試験の要求を
満たす必要があるような、3000A程度の高い定格電
流の回路遮断器に最適である。その消弧室は、一方で
は、480Vの適度に高い電圧において100kA程度
の非常に大きな障害電流を遮断するのには全く適してい
ない。
【0008】遮断電流強度が非常に大きい場合、アーク
の断面直径も事実上大きくなり、これによりアークが、
全ての接点指部上に殆ど瞬時にして形成され、即座に消
弧室の利用可能な容積全体を占めてしまう。案内側面の
ガス排出も圧力上昇を助長する。しかし、案内側面およ
び上部アークホーンの配置は、消弧室への入口開口を狭
め、これによりケース内圧力の均衡を遅延させる原因と
なる。そのような圧力均衡の遅延は、消弧室を破裂を生
じさせることもありうる。
【0009】さらに公知の米国特許US4,650,938記載の
回路遮断器は、接点近傍に配置されたセパレータと、こ
れらのセパレータを支持するために消弧室の縦方向中心
面の両側に配置された1対の側面フランジとを備えてい
る。各フランジは、反対側のフランジに向かって突出し
た延長リブを有している。これら2つのリブは、セパレ
ータに対して直交し、且つ互いに向かい合うようにし
て、消弧室の全高に渡って延びている。それらのリブ
は、消弧室の全高に渡って一様に、消弧室の入口幅を制
限するよう、セパレータと接点との間に配置されてい
る。
【0010】これらのリブは、接点の開放時に、消弧室
内のガス流を緩和し、セパレータを支持するフランジの
部分を加熱ガス流から保護する。そのような構造は、低
性能で最低域の回路遮断器にとっては、アーク・ガスの
熱によるフランジの損傷を防止するために有用である。
一方では、それは、消弧室の容積全体がガス冷却のため
に使用されるようにすることができない。従って、与え
られた電力のアークエネルギを放散させるのに要する消
弧室の寸法が非常に大きくなってしまう。また、この形
式の回路遮断器は、消弧室内へのアークの進入を確保す
るための手段を要し、特に、消弧室内へのアークの進入
を促進する電磁ループ効果を生じさせるために、消弧室
の底面下で固定接点がU字形にされることを要する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、アークホーンを装備した高定格の多極式低電圧回路
遮断器の性能を改善することである。その目的は、特
に、消弧室破裂の危険性を回避しつつ、中電圧における
大きな故障電流によって生ずる大径のアークの遮断を可
能とすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、ケース
と、閉鎖位置から開放位置へ移行可能な作動機構とを備
えた回路遮断器用の極であって、接触領域を有する固定
接点手段と、前記作動機構に対して連結され、前記固定
接点手段の接触領域と接触した閉鎖位置から、前記固定
接点手段と離間した開放位置へ移行可能な可動接点手段
と、消弧室とを備え、この消弧室が、当該消弧室の縦方
向中心面から等距離に配置された2つの絶縁材料製の平
行な側面フランジと、これらの側面フランジの一方から
他方へ、前記縦方向中心面に対して略直交して延びるセ
パレータと、前記固定接点手段の接触領域に対して近接
配置された前部開口と、前記固定接点手段に対して電気
的に連結された、導電材料製の下部アークホーンと、こ
の下部アークホーンとの間で前記セパレータを挟むよう
に配置された、導電材料製の上部アークホーンと、前記
中心面に向かって突出し、前記前部開口を横方向に制限
する、1組の電気絶縁材料製の側部誘電シールドとを有
する極において、各側部誘電シールドは、前記セパレー
タと、開放位置にある前記可動接点手段との間に横方向
に差し挟まれるよう配置されると共に、前記1組の誘電
シールドは、前記中心面に対して直交する方向で計った
前記消弧室の前部開口幅が、前記上部アークホーンに近
い側において、前記下部アークホーンに近い側よりも明
らかに小さくなるように設けられている、ことを特徴と
する回路遮断器用の極である。
【0013】この第1の発明によれば、両アークホーン
は、(たとえ接点ストリップが前面接続形のものであっ
ても)アークへの電磁ループ効果を何ら伴うことなく、
主アーク(main electric arc)の頭部が上部アークホ
ーンへ移行するとすぐにアークを消弧室内へ入らせる要
因となる。誘電シールドは、その一部によって、開放位
置にある可動接点手段とセパレータとの間でアークが延
長しつつ湾曲するようにし、これにより上部アークホー
ンへのアークの移行を促進させることができる。消弧室
底部の固定接点手段近傍で誘電シールドの幅が狭まるこ
とで、消弧室内に入るための広い開口を得ることがで
き、これにより、消弧室と極の前部容積(front volum
e)との間の圧力の均衡が促進される。消弧室内圧力の
迅速な上昇は、事実上、消弧室へ入ってそこに止まろう
とするアークに対して逆らうことになるであろう。その
ことは更に、消弧室の破裂を引き起こすことにもなりが
ちである。特定形状の誘電シールドおよびアークホーン
の組み合わせは、消弧室内の圧力を制御しつつ消弧室内
へアークを延ばすのに有利である。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、前記
上部アークホーンは、開放位置にある前記可動接点手段
に対して近接配置されて前記セパレータと当該可動接点
手段との間に挟まれる自由端部を有し、各側部誘電シー
ルドの上部が、前記セパレータと前記上部アークホーン
の自由端部との間に挟まれているものである。
【0015】この第2の発明によれば、上部アークホー
ンのそのよう配置により、アークの上部アークホーンへ
の最適な移行を達成することが可能となる。誘電シール
ドは、アークに対する障害物を形成する。アークはセパ
レータに到達するのにシールドを迂回する必要があり、
これによりアークが延長される。
【0016】第3の発明は、第1の発明において、前記
誘電シールドは、殆どないしは全くガスを発生しない材
料、特にポリテトラフルオロエチレン又は強充填(stro
nglycharged)の6-6ないし4-6ポリアミドで作られ
ているものである。この第3の発明によれば、遮蔽物が
消弧室内の圧力を上昇させる要因とはならない。
【0017】第4の発明は、第1の発明において、各誘
電シールドは、上部と、この上部よりも明らかに狭い下
部とを有しているものである。これに代えて、下部全体
を除去するようにしてもよい。
【0018】第5の発明は、第1の発明において、各誘
電シールドは前部を有し、2つの前記誘電シールドの前
部が、前記接触領域を横方向に少なくとも部分的に境界
付けているものである。
【0019】この第5の発明によれば、シールドの前部
が極の側壁に対して保護遮蔽物として作用する。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1ないし図3に示すよう
に、低電圧多極式電力回路遮断器10は、公知の作動機
構14を収納した絶縁ケース12を備えている。その作
動機構14は、ケース12に設けられた軸受内で回動す
る、全ての極に共通の横方向スイッチバー16を装備し
ている。各極は、固定接点手段20と、可動接点手段2
2と、固定接点手段20の近傍に配置された消弧室24
とを備えている。
【0021】固定接点手段20は、部分的に消弧室24
の下に位置してケース12の背面に取り付けられた電流
入力ストリップ26を有している。固定接点手段20は
又、2つの主接点ブロック28(図2)および中央アー
ク接点30を有している。中央アーク接点30は、接点
ブロック28に対して突出した金属板32上に配置され
ている。金属板32は、接点ブロック28と消弧室24
との間の中間領域において、電流入力ストリップ26に
対して固定されている。それは、導電下部アークホーン
34によって、消弧室24内に向かって延長されてい
る。電流入力ストリップ26、ブロック28、アーク接
点30およびアークホーン34は、種々の金属系導電材
料で作られ、同一の電位を有している。アーク接点30
およびブロック28は一緒に、可動接点手段22との電
気的接触を達成するように構成された接触領域36を形
成している。
【0022】可動接点手段22は、その一部として、固
定式の導電電流入力ストリップ40、支持ケージ42お
よび複数の主接点指部46(図3)を有している。支持
ケージ42は、ケース12に対して固定された軸44の
回りに揺動自在に取り付けられている。複数の主接点指
部46は、中央アーク接点指部48の両側に配置されて
いる。両接点指部46,48は、共通の幾何学的軸線5
0回りに揺動すると共に、接触圧力ばね52によって固
定接点手段20に向かって付勢されている。連接棒54
が、可動接点手段22のケージ42と、機構14におけ
るスイッチバー16のクランク56との結合をなしてい
る。
【0023】各主接点指部46は、接点パッド58とス
ピゴット(spigot)60とを有している。その接点パッ
ド58は、遮断器が図1に(実線で)示す閉鎖位置にあ
るときに、固定接点手段20の対応する接点ブロック2
8との接触をなすように構成されている。またスピゴッ
ト60は、接点パッド58を超えて消弧室24の方向へ
突出している。アーク接点指部48は、その一部とし
て、可動アーク接点62とスピゴット64とを有してい
る。その可動アーク接点62は、遮断器が図1に(実線
で)示す閉鎖位置にあるときに、固定接点手段20の固
定アーク接点30との接触をなすように構成されてい
る。またスピゴット64は、スピゴット60と同じ形状
で、接点パッド58を超えて消弧室24の方向へ突出し
ている。接点指部46,48は、編組49によって電流
入力ストリップ40に電気的に接続されている。
【0024】消弧室24は、2つの絶縁材料製の側面フ
ランジ68を有している。これらの側面フランジ68
は、図1の断面に対して平行であり、且つ当該断面の両
側に等距離で配置されている。この場合、当該断面は、
消弧室24および極の幾何学的な縦方向中心面70を構
成している。消弧室24の後部には、ガス排出用の後部
壁72が側面フランジ68に対して直交するように設け
られている。この後部壁72は、遮断ガスの排気用に1
ないし2以上のオリフィス74を有している。後部壁7
2の反対側の接触領域36近傍に、前部開口76が設け
られている。
【0025】平坦な金属板によって形成された複数のセ
パレータ78が、縦方向中心面70に直交して、前部開
口76から後部壁72まで延びている。セパレータ78
は、前部開口76と後部壁72との間でのガス流通を確
保できるように、互いに間隔を置いて配置されている。
これらのセパレータ78は、側面フランジ68によって
横方向に支持されている。各セパレータ(プレート)7
8は、前方アーク捕集縁部80を有している。そのアー
ク捕集縁部80は、ほぼセパレータの板面上においてU
字形ないしV字形の湾曲した凹部を呈し、それより狭い
左右対称の切欠部82を伴っている。複数のセパレータ
78は、それらの切欠部82が消弧室24の一側面側と
他側面側とに交互に位置するようにして積層されてい
る。
【0026】下部アークホーン34は、固定アーク接点
30から消弧室24内へアークが延長する際に、そのア
ークの根本を受けるように構成されている。このアーク
ホーン34は、消弧室24内に配置された後部84と、
この後部を固定アーク接点30に対して連結する中間部
85とを有している。後部84の幅、すなわち消弧室2
4の縦方向中心面70に直交する軸線に沿って計ったそ
の最大寸法は、中間部85がより狭い部分を構成してい
るのに対して、大きくなっている。後部84は、消弧室
24内で発達するアークの根本のための受け止め領域8
6を構成する2つの側面部を呈している。
【0027】下部アークホーン34は、絶縁材料(この
場合はガラス繊維30%充填6-6ポリアミド)製の背
面板90に対して固定されている。背面板90のアーク
ホーン34で覆われていない部分は、フランジ68およ
び後部壁72まで延びている。この背面板90は、アー
クホーン後部84の縁部と面一になった肩部を形成する
ような、消弧室24内に向かって突出した周縁部92を
有している。
【0028】上部アークホーン96は、アークがアーク
接点指部48から離れる際に、そのアークの頭部を受け
るように構成されている。このアークホーン96は、側
面フランジ68によって支持されて縦方向中心面70に
直交する金属板によって形成されている。上部アークホ
ーン96は、その後部においてセパレータ78と略平行
であり、その前部において垂下部98を有している。こ
の垂下部98は、消弧室24の上部を部分的に閉塞する
と共に、消弧室24の上部に位置するセパレータ78の
前縁部と、消弧室24の外側との間に差し挟まれてい
る。垂下部98は、可動接点手段22が(図1に破線で
示す)開放位置にあるときに、接点指部48,48にお
けるスピゴット60,64の直近に位置するようになっ
ている。
【0029】2つの側部誘電シールド100が、縦方向
中心面70に対して対称に配置され、これにより消弧室
の入口開口76が制限されている。誘電シールド100
は、ガスを殆どないし全く発生させないような絶縁材
料、好ましくはポリテトラフルオロエチレン(PTF
E)、強充填6-6ないし4-6ポリアミド、熱硬化性材
料またはポリエステル製の板から形成される。各誘電シ
ールド100は、消弧室24の外側において当該消弧室
の側壁の延長上に位置する平坦な前部と、消弧室24側
および中心面70側へ湾曲してセパレータ78の外縁に
正確に沿うような後部とを有している。2つの誘電シー
ルド100の前部は、固定接点(側の電流入力)ストリ
ップ26の両側に位置した側壁を形成すると共に、回路
遮断器の開放時に接点パッド58が当該側壁同士の間に
位置するような十分な高さまで延びている。
【0030】各誘電シールド100の後部は、それ自
体、消弧室24内へ多少深く延びた上部と、それより小
さい下部とを有している。消弧室24に面した誘電シー
ルド100の縁部102は、消弧室の入口開口76にお
ける傾斜した切欠部を形成している。換言すれば、誘電
シールド100は単に、消弧室の入口開口76を、固定
接点手段20近傍の底部において僅かに狭めると共に、
上部アークホーン96近傍の上部においてより多く狭め
ている。誘電シールド100の後部における上部は、上
部アークホーン96の垂下部98と、消弧室24上部に
位置するセパレータ78との間に挿入されている。
【0031】本遮断器の動作は以下の通りである。閉鎖
位置において、スイッチバー16は機構14によってロ
ックされ、ケージ42を図1に示す位置に保持してい
る。ばね52は、主接点指部46のパッド58と接点ブ
ロック28との間、およびアーク接点指部48の接点6
2と固定(中央)アーク接点30の間に接触圧力を加え
ている。
【0032】ピークで100kA以上の非常に大きな障
害電流が発生すると、(遮断器を)開放するよう、トリ
ップ遮断器が機構14を解除する。スイッチバー16の
回動によって、ケージ42がその揺動軸44回りに揺動
する。接触圧力ばね52の効果によって、主接点指部4
6が、ブロック28との接触を保ちながら、揺動軸50
回りに図1の反時計方向へ、ごく僅かに揺動する。そし
て、主接点指部46は、ケージ42のストッパまで上昇
し、揺動軸44回りにケージ42と一体で時計方向に揺
動し、これによりブロック28から離れる。
【0033】アーク接点指部48の動きも原理的には同
様であるが、ブロック28と固定アーク接点30との間
の段差のために時間差がある。それゆえ、主接点指部4
6の離間が生じたとき、アーク接点指部48は未だ固定
アーク接点30と接触している。そして、ストリップ2
6,40間に流れる全電流が、アーク接点30,62を
通じて流れることになる。
【0034】第2段階では、続いてアーク接点指部48
がケージ42のストッパまで上昇し、このストッパが当
該指部48を揺動軸44回りにケージ42と一体で時計
方向に揺動させ、アーク接点指部48と固定アーク接点
30との離間を生じさせる。そして、アーク接点30の
表面ではアークを受けるのに不十分な程度の電流強度の
ために、アーク接点30間だけでなく接点指部46とス
トリップ28との間にもアークが形成される。単に示度
を目的として、自由アーク(free arc)がアーク断面積
1平方センチ当たりピーク電流強度10の4乗アンペア
を有していることを心に留めておくべきである。
【0035】機構14が開放位置に到達した時点で、接
点指部46,48が上部アークホーン96の垂下部98
近傍(図1に破線で示す位置)に配置される。そして、
アーク頭部が上部アークホーン96上へ移行する。これ
により、2次アークが主アークと直列に垂下部98の面
99と接点指部46,48のスピゴット60,64との
間に形成されるのに対して、主アークは上部および下部
アークホーン96,34間に引かれるようにすることが
できる。誘電シールド100の上部がアークに迂回する
ことを強制し、これにより主アークの頭部が、消弧室2
4の背面に向かって上部アークホーン96上へ漸進的に
移行する。
【0036】消弧室24へ入る際に、アークは、セパレ
ータ78と接触して、おおむね複数の成分アーク(elem
ental arcs)へ分割される。各成分アークは、隣接した
2つのセパレータ78同士の間や、各アークホーン3
4,96とこれに面したセパレータ78との間に形成さ
れる。
【0037】特に消弧室24の底部における大きな幅に
よって極全体の圧力均衡を達成できることで、消弧室2
4内の圧力上昇が過大になることはない。誘電シールド
100の構成材料としてガスを殆どないし全く発生させ
ないも材料を選択することも、消弧室24内の圧力を上
昇させないことの一因となる。
【0038】ここで、アークホーンを備えるが誘電シー
ルドは備えていない前面接続形の回路遮断器(添字aの
曲線)、アークホーンおよび誘電シールドを備えた回路
遮断器(添字bの曲線)および本発明による回路遮断器
(添字cの曲線)について比較試験を行った。図4およ
び図5は、それぞれ、非常に大きな障害電流による開放
時の、時間に対する電圧および圧力の変化を示してい
る。曲線Urは、電力システム電圧を示している。
【0039】誘電シールドが無い場合(添字aの曲
線)、上部アークホーンと下部アークホーンとの間にお
いて、消弧室の入口に対してアークが傾斜したままであ
る。消弧室の上部に位置するセパレータは、全く利用さ
れない。消弧室内の圧力Pa は低い。アーク電圧Ua
は、電流がゼロを通過した後のアークの打ち直し(rest
riking)を防止できるほど十分には高くない。遮断は十
分に達成されてはいない。
【0040】誘電シールドが消弧室入口の側面を一様に
塞いでいる場合(添字bの曲線)、消弧室内の圧力Pb
は、製品UIに関連した極大値(extreme value)に達
するまで非常に素早く上昇する。この非常に高い圧力値
は、特に消弧室の底部領域における材料のアブレーショ
ン(融除)によって説明される。電圧Ub は、消弧室内
でかなり早期に増大し、高い値に維持される。電流がゼ
ロを通過する際に、アーク電圧Ub は、その再生を防止
するのに十分なほど高い。電流は中断される。しかし、
消弧室内で到達する最大圧力は、遮断器の破裂を防止す
るために消弧室の壁の相当な補強を要するものである。
また、アーク電圧Ub の早期増大は、電流がゼロを通過
する時点で十分高いアーク電圧を有することが本質的な
問題であるため、緩和制限遮断器を必要としないもので
ある。
【0041】本発明による回路遮断器を用いる場合(添
字cの曲線)、圧力Pc は迅速に上昇するが、以前より
低い値でもっと早期に安定する。アーク電圧Uc は、よ
りゆっくり上昇し、制限電流(limited current)が既
に減少し始めた時点で最大値に達する。しかし、その最
大値は、先の試験におけるものと同等であり、電流がゼ
ロを通過するまでその水準を維持することで、その瞬間
にアークが完全に消散される。
【0042】当然に、本発明の範囲から逸脱することな
く種々の改変が可能である。上述した実施形態において
は、消弧室内で上昇する圧力を制御できるように誘電シ
ールドが殆どないし全くガスを発生しないようになって
いる。しかし、ある形態においては、ガスを発生させる
材料で作られた誘電シールドを備えることが有用であ
る。この点において、回路遮断器の最終的な遮断容量
と、他の遮断試験、特に高電圧・小電流における試験に
おける性能との間での折衷案が存在しうる。
【0043】アークの移行を促進する上部アークホーン
の垂下部98は、開放終了時点での可動接点指部の到達
位置が上部アークホーンへ移行させるのに有利である場
合には、省略可能である。
【0044】上述した実施形態においては、シールド
が、アークの発生する接触領域と、この接触領域の両側
に位置する極の側壁との間の遮蔽として作用する前部を
有している。この前部は、接触領域の両側に位置する極
の側壁がアークに対して十分な耐性を有する場合には、
必要に応じて省略可能である。
【0045】低電圧において非常に大きな電流を遮断す
る際に求められる効果を得るためには、主接点よりも消
弧室内へ深く貫通するような特定のアーク接点の存在は
必要とされない。この構造は、特に高電圧・小電流での
試験が課される場合のような、遮断器の他の性能を達成
するために選択される。本発明は、更に又、可動接点手
段が接点指部のみを有するような遮断器に対しても適用
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路遮断器用の極の一実施形態
を、消弧室の縦方向中心面に沿った断面で示す図。
【図2】図1に示す極の特に消弧室を示す破断斜視図。
【図3】図1に示す極の(上部構造を省略した)平面
図。
【図4】本発明による回路遮断器と他の2つの回路遮断
器との比較において、時間に対する電流強度およびアー
ク電圧の変化曲線を示す図。
【図5】本発明による回路遮断器と他の2つの回路遮断
器との比較において、時間に対する圧力の変化曲線を示
す図。
【符号の説明】
10 回路遮断器 12 ケース 14 作動機構 20 固定接点手段 22 可動接点手段 24 消弧室 34 下部アークホーン 36 接触領域 68 側面フランジ 70 縦方向中心面 76 前部開口 78 セパレータ 96 上部アークホーン 98 自由端部 100 誘電シールド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジェレミー、ドルン フランス国グルノーブル、リュ、カジミー ル、ブルニエ、13、ニュメロ、244 (72)発明者 リュカ、ペルグラン フランス国コラン、レ、ゼイマール、レジ ダンス、ラ、プロビダンス (72)発明者 ローラン、オレイル フランス国グルノーブル、ブールバール、 ジョセフ、バリエ、32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース(12)と、閉鎖位置から開放位置
    へ移行可能な作動機構(14)とを備えた回路遮断器
    (10)用の極であって、 接触領域(36)を有する固定接点手段(20)と、 前記作動機構に対して連結され、前記固定接点手段の接
    触領域と接触した閉鎖位置から、前記固定接点手段と離
    間した開放位置へ移行可能な可動接点手段(22)と、 消弧室(24)とを備え、 この消弧室が、 当該消弧室の縦方向中心面(70)から等距離に配置さ
    れた2つの絶縁材料製の平行な側面フランジ(68)
    と、 これらの側面フランジの一方から他方へ、前記縦方向中
    心面に対して略直交して延びるセパレータ(78)と、 前記固定接点手段の接触領域に対して近接配置された前
    部開口(76)と、 前記固定接点手段に対して電気的に連結された、導電材
    料製の下部アークホーン(34)と、 この下部アークホーンとの間で前記セパレータを挟むよ
    うに配置された、導電材料製の上部アークホーン(9
    6)と、 前記中心面に向かって突出し、前記前部開口を横方向に
    制限する、1対の電気絶縁材料製の側部誘電シールド
    (100)とを有する極において、 各側部誘電シールド(100)は、前記セパレータと、
    開放位置にある前記可動接点手段との間に横方向に差し
    挟まれるよう配置されると共に、 前記1対の誘電シールド(100)は、前記中心面に対
    して直交する方向で計った前記消弧室の前部開口幅が、
    前記上部アークホーンに近い側において、前記下部アー
    クホーンに近い側よりも明らかに小さくなるように設け
    られている、ことを特徴とする回路遮断器用の極。
  2. 【請求項2】前記上部アークホーン(96)は、開放位
    置にある前記可動接点手段に対して近接配置されて前記
    セパレータと当該可動接点手段との間に挟まれる自由端
    部(98)を有し、 各側部誘電シールドの上部が、前記セパレータ(78)
    と前記上部アークホーン(96)の自由端部(98)と
    の間に挟まれている、ことを特徴とする請求項1記載の
    極。
  3. 【請求項3】前記誘電シールド(100)は、殆どない
    しは全くガスを発生しない材料、特にポリテトラフルオ
    ロエチレン又は強充填の6-6ないし4-6ポリアミドで
    作られている、ことを特徴とする請求項1記載の極。
  4. 【請求項4】各誘電シールド(100)は、上部と、こ
    の上部よりも明らかに狭い下部とを有している、ことを
    特徴とする請求項1記載の極。
  5. 【請求項5】各誘電シールドは前部を有し、2つの前記
    誘電シールドの前部が、前記接触領域(36)を横方向
    に少なくとも部分的に境界付けている、ことを特徴とす
    る請求項1記載の極。
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