JP4493859B2 - 回路遮断器用の極 - Google Patents

回路遮断器用の極 Download PDF

Info

Publication number
JP4493859B2
JP4493859B2 JP2001001874A JP2001001874A JP4493859B2 JP 4493859 B2 JP4493859 B2 JP 4493859B2 JP 2001001874 A JP2001001874 A JP 2001001874A JP 2001001874 A JP2001001874 A JP 2001001874A JP 4493859 B2 JP4493859 B2 JP 4493859B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arc
extinguishing chamber
contact means
contact
separator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001001874A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001216881A (ja
Inventor
マルク、リバル
ジェレミー、ドルン
リュカ、ペルグラン
ローラン、オレイル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Schneider Electric Industries SAS
Original Assignee
Schneider Electric Industries SAS
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Schneider Electric Industries SAS filed Critical Schneider Electric Industries SAS
Publication of JP2001216881A publication Critical patent/JP2001216881A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4493859B2 publication Critical patent/JP4493859B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/34Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/30Means for extinguishing or preventing arc between current-carrying parts
    • H01H9/34Stationary parts for restricting or subdividing the arc, e.g. barrier plate
    • H01H9/342Venting arrangements for arc chutes

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、低電圧・大電流の回路遮断器における消弧室に関連し、特に多極式の回路遮断器においてはその各極の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
EP0,306,382明細書に記載された多極式の回路遮断器は、作動機構を収納した成型品の絶縁ケースを有し、その作動機構が、遮断器の全ての極の開閉をなす事のできるようスイッチバーに対して連結されている。その各極は、固定接点手段と、可動接点手段と、消弧室とを備えている。
【0003】
固定接点手段は、ケースの背面板で支持された固定式の導電電流入力ストリップ、固定主接点および固定アーク接点を有している。固定接点ストリップは、前面接続形に配置されている。換言すれば、それは比較的真っ直ぐな金属棒によって形成され、この金属棒は、自身を通る電流に対して湾曲した経路を強要することが無く、開放時に発生するアークに対しての如何なる電磁ループ効果(electromagnetic loop effect)も防止するようになっている。
【0004】
可動接点手段は、同様にケースの背面板で支持された固定式の導電入力ストリップと、複数の同形の主接点を含む接点システムとを有している。それらの主接点は、極の中心軸に沿って縦方向に延びる可動アーク接点の両側に同数ずつ2つの列に配置されている。アーク接点は、消弧室内に向かって突出し、アークが消弧室へ入れるようにしている。
【0005】
消弧室は、最初のストリップの上方に配置され、セパレータの積層体を支持する側面フランジを有している。各セパレータは、金属製のアーク消イオン板によって形成され、V字形の切欠を有している。下部アークホーンおよび上部アークホーンは、消弧室における積層体の両側に配置されている。上部アークホーンは2つの側方垂下部を有し、これらの垂下部は、固定接点手段の方へ折り返されると共に、消弧室の入口上部を部分的に閉塞している。
【0006】
消弧室の2つの側面フランジのそれぞれからの延長部分における接点分離領域内に、横方向アーク案内側面が配設されている。2つの案内側面は、対応するフランジから相互に向かい合う方向へ斜めに突出している。これらの案内側面は、明確な台形状をなすと共に、固定接点手段近傍の消弧室底部に配置されている。それらは、下部アークホーン近傍の消弧室底部へのアクセスを制限している。案内側面は、接点の開放時に、アークの根本を下部アークホーンに沿うように中心決めすることができる。
【0007】
そのような消弧室は特に、600V程度の比較的高い電圧において、回路遮断器の定格電流の5〜10倍程度の相当低い電流による単相遮断試験の要求を満たす必要があるような、3000A程度の高い定格電流の回路遮断器に最適である。その消弧室は、一方では、480Vの適度に高い電圧において100kA程度の非常に大きな障害電流を遮断するのには全く適していない。
【0008】
遮断電流強度が非常に大きい場合、アークの断面直径も事実上大きくなり、これによりアークが、全ての接点指部上に殆ど瞬時にして形成され、即座に消弧室の利用可能な容積全体を占めてしまう。案内側面のガス排出も圧力上昇を助長する。しかし、案内側面および上部アークホーンの配置は、消弧室への入口開口を狭め、これによりケース内圧力の均衡を遅延させる原因となる。そのような圧力均衡の遅延は、消弧室を破裂を生じさせることもありうる。
【0009】
さらに公知の米国特許US4,650,938記載の回路遮断器は、接点近傍に配置されたセパレータと、これらのセパレータを支持するために消弧室の縦方向中心面の両側に配置された1対の側面フランジとを備えている。各フランジは、反対側のフランジに向かって突出した延長リブを有している。これら2つのリブは、セパレータに対して直交し、且つ互いに向かい合うようにして、消弧室の全高に渡って延びている。それらのリブは、消弧室の全高に渡って一様に、消弧室の入口幅を制限するよう、セパレータと接点との間に配置されている。
【0010】
これらのリブは、接点の開放時に、消弧室内のガス流を緩和し、セパレータを支持するフランジの部分を加熱ガス流から保護する。そのような構造は、低性能で最低域の回路遮断器にとっては、アーク・ガスの熱によるフランジの損傷を防止するために有用である。一方では、それは、消弧室の容積全体がガス冷却のために使用されるようにすることができない。従って、与えられた電力のアークエネルギを放散させるのに要する消弧室の寸法が非常に大きくなってしまう。また、この形式の回路遮断器は、消弧室内へのアークの進入を確保するための手段を要し、特に、消弧室内へのアークの進入を促進する電磁ループ効果を生じさせるために、消弧室の底面下で固定接点がU字形にされることを要する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、アークホーンを装備した高定格の多極式低電圧回路遮断器の性能を改善することである。その目的は、特に、消弧室破裂の危険性を回避しつつ、中電圧における大きな故障電流によって生ずる大径のアークの遮断を可能とすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、ケースと、閉鎖位置から開放位置へ移行可能な作動機構とを備えた回路遮断器用の極であって、接触領域を有する固定接点手段と、前記作動機構に対して連結され、前記固定接点手段の接触領域と接触した閉鎖位置から、前記固定接点手段と離間した開放位置へ移行可能な可動接点手段と、消弧室とを備え、この消弧室が、当該消弧室の縦方向中心面から等距離に配置された2つの絶縁材料製の平行な側面フランジと、これらの側面フランジの一方から他方へ、前記縦方向中心面に対して略直交して延びるセパレータと、前記固定接点手段の接触領域に対して近接配置された前部開口と、前記固定接点手段に対して電気的に連結された、導電材料製の下部アークホーンと、この下部アークホーンとの間で前記セパレータを挟むように配置された、導電材料製の上部アークホーンと、前記中心面に向かって突出し、前記前部開口を横方向に制限する、1組の電気絶縁材料製の側部誘電シールドとを有する極において、各側部誘電シールドは、前記セパレータと、開放位置にある前記可動接点手段との間に横方向に差し挟まれるよう配置されると共に、前記1組の誘電シールドは、前記中心面に対して直交する方向で計った前記消弧室の前部開口幅が、前記上部アークホーンに近い側において、前記下部アークホーンに近い側よりも明らかに小さくなるように設けられている、ことを特徴とする回路遮断器用の極である。
【0013】
この第1の発明によれば、両アークホーンは、(たとえ接点ストリップが前面接続形のものであっても)アークへの電磁ループ効果を何ら伴うことなく、主アーク(main electric arc)の頭部が上部アークホーンへ移行するとすぐにアークを消弧室内へ入らせる要因となる。誘電シールドは、その一部によって、開放位置にある可動接点手段とセパレータとの間でアークが延長しつつ湾曲するようにし、これにより上部アークホーンへのアークの移行を促進させることができる。消弧室底部の固定接点手段近傍で誘電シールドの幅が狭まることで、消弧室内に入るための広い開口を得ることができ、これにより、消弧室と極の前部容積(front volume)との間の圧力の均衡が促進される。消弧室内圧力の迅速な上昇は、事実上、消弧室へ入ってそこに止まろうとするアークに対して逆らうことになるであろう。そのことは更に、消弧室の破裂を引き起こすことにもなりがちである。特定形状の誘電シールドおよびアークホーンの組み合わせは、消弧室内の圧力を制御しつつ消弧室内へアークを延ばすのに有利である。
【0014】
第2の発明は、第1の発明において、前記上部アークホーンは、開放位置にある前記可動接点手段に対して近接配置されて前記セパレータと当該可動接点手段との間に挟まれる自由端部を有し、各側部誘電シールドの上部が、前記セパレータと前記上部アークホーンの自由端部との間に挟まれているものである。
【0015】
この第2の発明によれば、上部アークホーンのそのよう配置により、アークの上部アークホーンへの最適な移行を達成することが可能となる。誘電シールドは、アークに対する障害物を形成する。アークはセパレータに到達するのにシールドを迂回する必要があり、これによりアークが延長される。
【0016】
第3の発明は、第1の発明において、前記誘電シールドは、殆どないしは全くガスを発生しない材料、特にポリテトラフルオロエチレン又は強充填(strongly charged)の6-6ないし4-6ポリアミドで作られているものである。
この第3の発明によれば、遮蔽物が消弧室内の圧力を上昇させる要因とはならない。
【0017】
第4の発明は、第1の発明において、各誘電シールドは、上部と、この上部よりも明らかに狭い下部とを有しているものである。これに代えて、下部全体を除去するようにしてもよい。
【0018】
第5の発明は、第1の発明において、各誘電シールドは前部を有し、2つの前記誘電シールドの前部が、前記接触領域を横方向に少なくとも部分的に境界付けているものである。
【0019】
この第5の発明によれば、シールドの前部が極の側壁に対して保護遮蔽物として作用する。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1ないし図3に示すように、低電圧多極式電力回路遮断器10は、公知の作動機構14を収納した絶縁ケース12を備えている。その作動機構14は、ケース12に設けられた軸受内で回動する、全ての極に共通の横方向スイッチバー16を装備している。各極は、固定接点手段20と、可動接点手段22と、固定接点手段20の近傍に配置された消弧室24とを備えている。
【0021】
固定接点手段20は、部分的に消弧室24の下に位置してケース12の背面に取り付けられた電流入力ストリップ26を有している。固定接点手段20は又、2つの主接点ブロック28(図2)および中央アーク接点30を有している。中央アーク接点30は、接点ブロック28に対して突出した金属板32上に配置されている。金属板32は、接点ブロック28と消弧室24との間の中間領域において、電流入力ストリップ26に対して固定されている。それは、導電下部アークホーン34によって、消弧室24内に向かって延長されている。電流入力ストリップ26、ブロック28、アーク接点30およびアークホーン34は、種々の金属系導電材料で作られ、同一の電位を有している。アーク接点30およびブロック28は一緒に、可動接点手段22との電気的接触を達成するように構成された接触領域36を形成している。
【0022】
可動接点手段22は、その一部として、固定式の導電電流入力ストリップ40、支持ケージ42および複数の主接点指部46(図3)を有している。支持ケージ42は、ケース12に対して固定された軸44の回りに揺動自在に取り付けられている。複数の主接点指部46は、中央アーク接点指部48の両側に配置されている。両接点指部46,48は、共通の幾何学的軸線50回りに揺動すると共に、接触圧力ばね52によって固定接点手段20に向かって付勢されている。連接棒54が、可動接点手段22のケージ42と、機構14におけるスイッチバー16のクランク56との結合をなしている。
【0023】
各主接点指部46は、接点パッド58とスピゴット(spigot)60とを有している。その接点パッド58は、遮断器が図1に(実線で)示す閉鎖位置にあるときに、固定接点手段20の対応する接点ブロック28との接触をなすように構成されている。またスピゴット60は、接点パッド58を超えて消弧室24の方向へ突出している。アーク接点指部48は、その一部として、可動アーク接点62とスピゴット64とを有している。その可動アーク接点62は、遮断器が図1に(実線で)示す閉鎖位置にあるときに、固定接点手段20の固定アーク接点30との接触をなすように構成されている。またスピゴット64は、スピゴット60と同じ形状で、接点パッド58を超えて消弧室24の方向へ突出している。接点指部46,48は、編組49によって電流入力ストリップ40に電気的に接続されている。
【0024】
消弧室24は、2つの絶縁材料製の側面フランジ68を有している。これらの側面フランジ68は、図1の断面に対して平行であり、且つ当該断面の両側に等距離で配置されている。この場合、当該断面は、消弧室24および極の幾何学的な縦方向中心面70を構成している。消弧室24の後部には、ガス排出用の後部壁72が側面フランジ68に対して直交するように設けられている。この後部壁72は、遮断ガスの排気用に1ないし2以上のオリフィス74を有している。後部壁72の反対側の接触領域36近傍に、前部開口76が設けられている。
【0025】
平坦な金属板によって形成された複数のセパレータ78が、縦方向中心面70に直交して、前部開口76から後部壁72まで延びている。セパレータ78は、前部開口76と後部壁72との間でのガス流通を確保できるように、互いに間隔を置いて配置されている。これらのセパレータ78は、側面フランジ68によって横方向に支持されている。各セパレータ(プレート)78は、前方アーク捕集縁部80を有している。そのアーク捕集縁部80は、ほぼセパレータの板面上においてU字形ないしV字形の湾曲した凹部を呈し、それより狭い左右対称の切欠部82を伴っている。複数のセパレータ78は、それらの切欠部82が消弧室24の一側面側と他側面側とに交互に位置するようにして積層されている。
【0026】
下部アークホーン34は、固定アーク接点30から消弧室24内へアークが延長する際に、そのアークの根本を受けるように構成されている。このアークホーン34は、消弧室24内に配置された後部84と、この後部を固定アーク接点30に対して連結する中間部85とを有している。後部84の幅、すなわち消弧室24の縦方向中心面70に直交する軸線に沿って計ったその最大寸法は、中間部85がより狭い部分を構成しているのに対して、大きくなっている。後部84は、消弧室24内で発達するアークの根本のための受け止め領域86を構成する2つの側面部を呈している。
【0027】
下部アークホーン34は、絶縁材料(この場合はガラス繊維30%充填6-6ポリアミド)製の背面板90に対して固定されている。背面板90のアークホーン34で覆われていない部分は、フランジ68および後部壁72まで延びている。この背面板90は、アークホーン後部84の縁部と面一になった肩部を形成するような、消弧室24内に向かって突出した周縁部92を有している。
【0028】
上部アークホーン96は、アークがアーク接点指部48から離れる際に、そのアークの頭部を受けるように構成されている。このアークホーン96は、側面フランジ68によって支持されて縦方向中心面70に直交する金属板によって形成されている。上部アークホーン96は、その後部においてセパレータ78と略平行であり、その前部において垂下部98を有している。この垂下部98は、消弧室24の上部を部分的に閉塞すると共に、消弧室24の上部に位置するセパレータ78の前縁部と、消弧室24の外側との間に差し挟まれている。垂下部98は、可動接点手段22が(図1に破線で示す)開放位置にあるときに、接点指部48,48におけるスピゴット60,64の直近に位置するようになっている。
【0029】
2つの側部誘電シールド100が、縦方向中心面70に対して対称に配置され、これにより消弧室の入口開口76が制限されている。誘電シールド100は、ガスを殆どないし全く発生させないような絶縁材料、好ましくはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、強充填6-6ないし4-6ポリアミド、熱硬化性材料またはポリエステル製の板から形成される。各誘電シールド100は、消弧室24の外側において当該消弧室の側壁の延長上に位置する平坦な前部と、消弧室24側および中心面70側へ湾曲してセパレータ78の外縁に正確に沿うような後部とを有している。2つの誘電シールド100の前部は、固定接点(側の電流入力)ストリップ26の両側に位置した側壁を形成すると共に、回路遮断器の開放時に接点パッド58が当該側壁同士の間に位置するような十分な高さまで延びている。
【0030】
各誘電シールド100の後部は、それ自体、消弧室24内へ多少深く延びた上部と、それより小さい下部とを有している。消弧室24に面した誘電シールド100の縁部102は、消弧室の入口開口76における傾斜した切欠部を形成している。換言すれば、誘電シールド100は単に、消弧室の入口開口76を、固定接点手段20近傍の底部において僅かに狭めると共に、上部アークホーン96近傍の上部においてより多く狭めている。誘電シールド100の後部における上部は、上部アークホーン96の垂下部98と、消弧室24上部に位置するセパレータ78との間に挿入されている。
【0031】
本遮断器の動作は以下の通りである。
閉鎖位置において、スイッチバー16は機構14によってロックされ、ケージ42を図1に示す位置に保持している。ばね52は、主接点指部46のパッド58と接点ブロック28との間、およびアーク接点指部48の接点62と固定(中央)アーク接点30の間に接触圧力を加えている。
【0032】
ピークで100kA以上の非常に大きな障害電流が発生すると、(遮断器を)開放するよう、トリップ遮断器が機構14を解除する。スイッチバー16の回動によって、ケージ42がその揺動軸44回りに揺動する。接触圧力ばね52の効果によって、主接点指部46が、ブロック28との接触を保ちながら、揺動軸50回りに図1の反時計方向へ、ごく僅かに揺動する。そして、主接点指部46は、ケージ42のストッパまで上昇し、揺動軸44回りにケージ42と一体で時計方向に揺動し、これによりブロック28から離れる。
【0033】
アーク接点指部48の動きも原理的には同様であるが、ブロック28と固定アーク接点30との間の段差のために時間差がある。それゆえ、主接点指部46の離間が生じたとき、アーク接点指部48は未だ固定アーク接点30と接触している。そして、ストリップ26,40間に流れる全電流が、アーク接点30,62を通じて流れることになる。
【0034】
第2段階では、続いてアーク接点指部48がケージ42のストッパまで上昇し、このストッパが当該指部48を揺動軸44回りにケージ42と一体で時計方向に揺動させ、アーク接点指部48と固定アーク接点30との離間を生じさせる。そして、アーク接点30の表面ではアークを受けるのに不十分な程度の電流強度のために、アーク接点30間だけでなく接点指部46とストリップ28との間にもアークが形成される。単に示度を目的として、自由アーク(free arc)がアーク断面積1平方センチ当たりピーク電流強度10の4乗アンペアを有していることを心に留めておくべきである。
【0035】
機構14が開放位置に到達した時点で、接点指部46,48が上部アークホーン96の垂下部98近傍(図1に破線で示す位置)に配置される。そして、アーク頭部が上部アークホーン96上へ移行する。これにより、2次アークが主アークと直列に垂下部98の面99と接点指部46,48のスピゴット60,64との間に形成されるのに対して、主アークは上部および下部アークホーン96,34間に引かれるようにすることができる。誘電シールド100の上部がアークに迂回することを強制し、これにより主アークの頭部が、消弧室24の背面に向かって上部アークホーン96上へ漸進的に移行する。
【0036】
消弧室24へ入る際に、アークは、セパレータ78と接触して、おおむね複数の成分アーク(elemental arcs)へ分割される。各成分アークは、隣接した2つのセパレータ78同士の間や、各アークホーン34,96とこれに面したセパレータ78との間に形成される。
【0037】
特に消弧室24の底部における大きな幅によって極全体の圧力均衡を達成できることで、消弧室24内の圧力上昇が過大になることはない。誘電シールド100の構成材料としてガスを殆どないし全く発生させないも材料を選択することも、消弧室24内の圧力を上昇させないことの一因となる。
【0038】
ここで、アークホーンを備えるが誘電シールドは備えていない前面接続形の回路遮断器(添字aの曲線)、アークホーンおよび誘電シールドを備えた回路遮断器(添字bの曲線)および本発明による回路遮断器(添字cの曲線)について比較試験を行った。図4および図5は、それぞれ、非常に大きな障害電流による開放時の、時間に対する電圧および圧力の変化を示している。曲線Urは、電力システム電圧を示している。
【0039】
誘電シールドが無い場合(添字aの曲線)、上部アークホーンと下部アークホーンとの間において、消弧室の入口に対してアークが傾斜したままである。消弧室の上部に位置するセパレータは、全く利用されない。消弧室内の圧力Pa は低い。アーク電圧Ua は、電流がゼロを通過した後のアークの打ち直し(restriking)を防止できるほど十分には高くない。遮断は十分に達成されてはいない。
【0040】
誘電シールドが消弧室入口の側面を一様に塞いでいる場合(添字bの曲線)、消弧室内の圧力Pb は、製品UIに関連した極大値(extreme value)に達するまで非常に素早く上昇する。この非常に高い圧力値は、特に消弧室の底部領域における材料のアブレーション(融除)によって説明される。電圧Ub は、消弧室内でかなり早期に増大し、高い値に維持される。電流がゼロを通過する際に、アーク電圧Ub は、その再生を防止するのに十分なほど高い。電流は中断される。しかし、消弧室内で到達する最大圧力は、遮断器の破裂を防止するために消弧室の壁の相当な補強を要するものである。また、アーク電圧Ub の早期増大は、電流がゼロを通過する時点で十分高いアーク電圧を有することが本質的な問題であるため、緩和制限遮断器を必要としないものである。
【0041】
本発明による回路遮断器を用いる場合(添字cの曲線)、圧力Pc は迅速に上昇するが、以前より低い値でもっと早期に安定する。アーク電圧Uc は、よりゆっくり上昇し、制限電流(limited current)が既に減少し始めた時点で最大値に達する。しかし、その最大値は、先の試験におけるものと同等であり、電流がゼロを通過するまでその水準を維持することで、その瞬間にアークが完全に消散される。
【0042】
当然に、本発明の範囲から逸脱することなく種々の改変が可能である。上述した実施形態においては、消弧室内で上昇する圧力を制御できるように誘電シールドが殆どないし全くガスを発生しないようになっている。しかし、ある形態においては、ガスを発生させる材料で作られた誘電シールドを備えることが有用である。この点において、回路遮断器の最終的な遮断容量と、他の遮断試験、特に高電圧・小電流における試験における性能との間での折衷案が存在しうる。
【0043】
アークの移行を促進する上部アークホーンの垂下部98は、開放終了時点での可動接点指部の到達位置が上部アークホーンへ移行させるのに有利である場合には、省略可能である。
【0044】
上述した実施形態においては、シールドが、アークの発生する接触領域と、この接触領域の両側に位置する極の側壁との間の遮蔽として作用する前部を有している。この前部は、接触領域の両側に位置する極の側壁がアークに対して十分な耐性を有する場合には、必要に応じて省略可能である。
【0045】
低電圧において非常に大きな電流を遮断する際に求められる効果を得るためには、主接点よりも消弧室内へ深く貫通するような特定のアーク接点の存在は必要とされない。この構造は、特に高電圧・小電流での試験が課される場合のような、遮断器の他の性能を達成するために選択される。本発明は、更に又、可動接点手段が接点指部のみを有するような遮断器に対しても適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回路遮断器用の極の一実施形態を、消弧室の縦方向中心面に沿った断面で示す図。
【図2】図1に示す極の特に消弧室を示す破断斜視図。
【図3】図1に示す極の(上部構造を省略した)平面図。
【図4】本発明による回路遮断器と他の2つの回路遮断器との比較において、時間に対する電流強度およびアーク電圧の変化曲線を示す図。
【図5】本発明による回路遮断器と他の2つの回路遮断器との比較において、時間に対する圧力の変化曲線を示す図。
【符号の説明】
10 回路遮断器
12 ケース
14 作動機構
20 固定接点手段
22 可動接点手段
24 消弧室
34 下部アークホーン
36 接触領域
68 側面フランジ
70 縦方向中心面
76 前部開口
78 セパレータ
96 上部アークホーン
98 自由端部
100 誘電シールド

Claims (5)

  1. ケース(12)と、閉鎖位置から開放位置へ移行可能な作動機構(14)とを備えた回路遮断器(10)用の極であって、
    接触領域(36)を有する固定接点手段(20)と、
    前記作動機構に対して連結され、前記固定接点手段の接触領域と接触した閉鎖位置から、前記固定接点手段と離間した開放位置へ移行可能な可動接点手段(22)と、
    消弧室(24)とを備え、
    この消弧室が、
    当該消弧室の縦方向中心面(70)から等距離に配置された2つの絶縁材料製の平行な側面フランジ(68)と、
    これらの側面フランジの一方から他方へ、前記縦方向中心面に対して略直交して延びるセパレータ(78)と、
    前記固定接点手段の接触領域に対して近接配置された前部開口(76)と、
    前記固定接点手段に対して電気的に連結された、導電材料製の下部アークホーン(34)と、
    この下部アークホーンとの間で前記セパレータを挟むように配置された、導電材料製の上部アークホーン(96)と、
    前記中心面に向かって突出し、前記前部開口を横方向に制限する、1対の電気絶縁材料製の側部誘電シールド(100)と
    を有する極において、
    各側部誘電シールド(100)は、前記セパレータと、開放位置にある前記可動接点手段との間に横方向に差し挟まれるよう配置されると共に、
    前記1対の誘電シールド(100)は、前記中心面に対して直交する方向で計った前記消弧室の前部開口幅が、前記上部アークホーンに近い側において、前記下部アークホーンに近い側よりも明らかに小さくなるように設けられている、ことを特徴とする回路遮断器用の極。
  2. 前記上部アークホーン(96)は、開放位置にある前記可動接点手段に対して近接配置されて前記セパレータと当該可動接点手段との間に挟まれる自由端部(98)を有し、
    各側部誘電シールドの上部が、前記セパレータ(78)と前記上部アークホーン(96)の自由端部(98)との間に挟まれている、ことを特徴とする請求項1記載の極。
  3. 前記誘電シールド(100)は、殆どないしは全くガスを発生しない材料、特にポリテトラフルオロエチレン又は強充填の6-6ないし4-6ポリアミドで作られている、ことを特徴とする請求項1記載の極。
  4. 各誘電シールド(100)は、上部と、この上部よりも明らかに狭い下部とを有している、ことを特徴とする請求項1記載の極。
  5. 各誘電シールドは前部を有し、2つの前記誘電シールドの前部が、前記接触領域(36)を横方向に少なくとも部分的に境界付けている、ことを特徴とする請求項1記載の極。
JP2001001874A 2000-01-07 2001-01-09 回路遮断器用の極 Expired - Lifetime JP4493859B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0000199 2000-01-07
FR0000199A FR2803686B1 (fr) 2000-01-07 2000-01-07 Pole pour disjoncteur electrique, muni d'une chambre d'extinction d'arc a ecrans dielectriques

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001216881A JP2001216881A (ja) 2001-08-10
JP4493859B2 true JP4493859B2 (ja) 2010-06-30

Family

ID=8845710

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001001874A Expired - Lifetime JP4493859B2 (ja) 2000-01-07 2001-01-09 回路遮断器用の極

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6348666B2 (ja)
EP (1) EP1115132B1 (ja)
JP (1) JP4493859B2 (ja)
CN (1) CN1187774C (ja)
DE (1) DE60029919T2 (ja)
ES (1) ES2267482T3 (ja)
FR (1) FR2803686B1 (ja)

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7598828B1 (en) 2004-07-28 2009-10-06 Pass & Seymour, Inc. Protection device with a sandwiched cantilever breaker mechanism
US9362077B2 (en) 2000-02-17 2016-06-07 Pass & Seymour, Inc. Electrical device with miswire protection and automated testing
US8299799B2 (en) * 2000-02-17 2012-10-30 Pass & Seymour, Inc. Electrical device with miswire protection and automated testing
JP2004273235A (ja) * 2003-03-07 2004-09-30 Mitsubishi Electric Corp 回路遮断器
US6977354B1 (en) * 2004-11-03 2005-12-20 Eaton Corporation Arc hood and power distribution system including the same
FR2877763B1 (fr) 2004-11-08 2007-03-16 Schneider Electric Ind Sas Pastille de contact destinee a un contact electrique mobile de disjoncteur, contact electrique mobile possedant une telle pastille et disjoncteur comportant un tel contact
FR2891082B1 (fr) * 2005-09-16 2007-10-19 Schneider Electric Ind Sas Dispositif de coupure comportant une chambre d'extinction d'arc de taille reduite
JP4957072B2 (ja) * 2006-05-11 2012-06-20 富士電機機器制御株式会社 回路遮断器
KR101386582B1 (ko) * 2010-06-04 2014-04-18 엘에스산전 주식회사 배선용 차단기
KR200460487Y1 (ko) * 2011-02-22 2012-05-24 엘에스산전 주식회사 소호부를 갖는 배선용 차단기
CN102810418B (zh) * 2012-07-03 2016-06-08 无锡新宏泰电器科技股份有限公司 一种动触头系统的触头片
US8809722B2 (en) * 2012-10-11 2014-08-19 Siemens Industry, Inc. Circuit breaker with translating electrical contact, circuit breaker electrical contact assemblies, and operational methods
FR3013241B1 (fr) * 2013-11-19 2015-12-04 Schneider Electric Ind Sas Procede de traitement de la surface d'une paroi dans un appareil de protection electrique et appareil comportant au moins une paroi traitee selon ce procede
US9530592B1 (en) * 2015-09-16 2016-12-27 Siemens Aktiengesellschaft Arc extinguishing assemblies and methods
EP3151261B1 (fr) * 2015-10-02 2019-06-12 Siemens Aktiengesellschaft Disjoncteur à came pour moyennes et hautes tensions
CN106783423B (zh) * 2017-01-13 2018-08-07 乐清市也为电气有限公司 一种电气开关的操作机构
CN106783426B (zh) * 2017-01-13 2018-08-07 乐清市也为电气有限公司 一种电气开关
US10650993B1 (en) * 2019-03-19 2020-05-12 Siemens Industry, Inc. Circuit breaker with enhanced arc extinguishing chamber
CN114203492A (zh) * 2021-12-23 2022-03-18 江苏其厚智能电气设备有限公司 一种具有弧触头的塑料外壳式断路器触头系统

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633043U (ja) * 1986-06-25 1988-01-09
JPH01157025A (ja) * 1987-08-31 1989-06-20 Merlin Gerin 多極遮断器の遮断装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2468422A (en) * 1945-06-20 1949-04-26 Ite Circuit Breaker Ltd Arc chute
US3441697A (en) * 1966-04-05 1969-04-29 Federal Pacific Electric Co Circuit interrupters with improved arc chutes
FR93908E (fr) * 1967-02-08 1969-06-06 Karel Kesl Perfectionnements aux chambers de soufflage destinées aux disjoncteurs ou contacteurs a pouvoir de coupure élevé.
AU563774B2 (en) * 1985-03-26 1987-07-23 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Arc chute for circuit breaker
US6248970B1 (en) * 1999-11-05 2001-06-19 Siemens Energy & Automation, Inc. ARC chute for a molded case circuit breaker

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS633043U (ja) * 1986-06-25 1988-01-09
JPH01157025A (ja) * 1987-08-31 1989-06-20 Merlin Gerin 多極遮断器の遮断装置

Also Published As

Publication number Publication date
FR2803686A1 (fr) 2001-07-13
US20010007318A1 (en) 2001-07-12
CN1304149A (zh) 2001-07-18
EP1115132A1 (fr) 2001-07-11
EP1115132B1 (fr) 2006-08-09
FR2803686B1 (fr) 2002-02-22
DE60029919T2 (de) 2007-04-05
ES2267482T3 (es) 2007-03-16
CN1187774C (zh) 2005-02-02
JP2001216881A (ja) 2001-08-10
US6348666B2 (en) 2002-02-19
DE60029919D1 (de) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4493859B2 (ja) 回路遮断器用の極
RU2479060C2 (ru) Дугогасительное устройство и прерыватель, оснащенный одним таким дугогасительным устройством
US6248971B1 (en) Circuit breaker with parallel connected pole compartments
US7812276B2 (en) Electrical switching apparatus, and arc chute and arc member therefor
JP5449416B2 (ja) 消弧部を有する配線用遮断器
EP2064719B1 (en) Arc plate, and arc chute assembly and electrical switching apparatus employing the same
EP2980821A1 (en) Switchgear
US2590543A (en) Spaced plate circuit interrupter
US7459652B2 (en) Switchgear device comprising an arc chute of reduced size
JP6160106B2 (ja) 回路遮断器
AU2015356244A1 (en) DC high-speed circuit breaker
EP2823499B1 (en) Arc-jump circuit breaker and method of circuit breaking
US9805887B2 (en) Slot motor configuration for high amperage multi-finger circuit breaker
JP4637722B2 (ja) 回路遮断器
US2724754A (en) Perforated arc chute barrier with arc constricting slot
KR20210133637A (ko) 아크 소호용 그리드 및 이를 포함하는 아크 소호용 그리드 어셈블리
WO2017141197A1 (en) Electrical switch incorporating an arc splitter arrangement
JPH1125836A (ja) 回路遮断器
JP2015032376A (ja) 回路遮断器
KR100926646B1 (ko) 분전반용 과전류 차단기
US4757167A (en) Trident arc horn for circuit breaker
JP2006012540A (ja) 回路遮断器
JPS60133623A (ja) 回路しや断器
CZ20002482A3 (cs) Elektrické spínací zařízení mající kontakt vybavený lapačem jisker
JPH09231854A (ja) 開閉器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100312

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4493859

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130416

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140416

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term