JP2001216113A

JP2001216113A - 情報処理装置

Info

Publication number: JP2001216113A
Application number: JP2000028409A
Authority: JP
Inventors: Shinichiro Hara; 伸一郎原; Yuji Nakane; 祐二中根; Tomoe Yamakawa; 智絵山川; Taro Seki; 太郎関; Kazunori Ozeki; 一徳大関; Koichi Sato; 弘一佐藤; Koichiro Mino; 浩一朗三野
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 2000-02-04
Filing date: 2000-02-04
Publication date: 2001-08-10

Abstract

(57)【要約】【課題】印刷作業が容易な情報処理装置を提供するこ
と。【解決手段】プリンタ２０に対して印刷指示を可能な
情報処理装置１２において、印刷ファイル名の拡張子に
対応する少なくとも１つの拡張子対応印刷情報が記憶さ
れた印刷情報記憶手段５４と、印刷の対象である印刷フ
ァイル名の拡張子の種類を識別する拡張子識別手段５２
と、印刷情報記憶手段５４から拡張子識別手段５２によ
って識別された拡張子に対応する拡張子対応印刷情報を
読み出す印刷情報読出手段５２と、印刷情報読出手段５
２によって読み出された拡張子対応印刷情報に基づい
て、プリンタ２０に印刷指示を行う印刷指示手段５２
と、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタに対して
印刷指示を可能な情報処理装置に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ等の情報
処理装置に備えられたプリンタドライバは、高性能、多
機能となり、用紙サイズ、画質、レイアウト等の多くの
設定項目が設けられている。そして、ユーザーはこれら
の各設定項目の内容を定めて印刷情報を決定し、この印
刷情報に基づいて情報処理装置がプリンタに印刷指令を
送信することで印刷が実行されていた。ところが、印刷
のたびに印刷情報をユーザーが決定することは面倒であ
ることから、予め複数の印刷情報を印刷目的別に記憶さ
せておき、この中からユーザーが選択できる機能をもっ
た情報処理装置や、一度利用した印刷情報を保存してお
き、その後の印刷の際に保存した印刷情報を呼び出せる
機能をもった情報処理装置等が市場に普及し始めた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報処理装置には、次のような問題があった。すな
わち、前者の複数の印刷情報を印刷目的別に記憶させて
おくタイプの情報処理装置を利用するにあたっては、印
刷を実行するたびに印刷設定画面を開いて、複数の印刷
情報の中から適切なものを選択するという作業を行わな
ければならなかった。特に、この作業は、プリンタに詳
しくないユーザーにとっては決して容易ではなかった。

【０００４】また、後者の一度利用した印刷情報を再び
呼び出すタイプの情報処理装置を利用するにあたって
も、保存された印刷情報の中から適切なものを選択する
という作業を必ず行わなければならなかった。さらに、
それまでに如何なる印刷情報が保存されているかを判断
する作業も必要であり、ユーザーにとって印刷作業が容
易になったとは言い難かった。

【０００５】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、印刷作業が容易な情報処理装置を提供するこ
とを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、プリンタに対して印刷指示を可能な情報
処理装置において、印刷ファイル名の拡張子に対応する
少なくとも１つの拡張子対応印刷情報が記憶された印刷
情報記憶手段と、印刷の対象である印刷ファイル名の拡
張子の種類を識別する拡張子識別手段と、印刷情報記憶
手段から拡張子識別手段によって識別された拡張子に対
応する拡張子対応印刷情報を読み出す印刷情報読出手段
と、印刷情報読出手段によって読み出された拡張子対応
印刷情報に基づいて、プリンタに印刷指示を行う印刷指
示手段と、を備えることを特徴とする。

【０００７】本発明に係る情報処理装置によれば、ユー
ザーにより印刷指令がなされると、拡張子識別手段は、
印刷の対象である印刷ファイル名の拡張子の種類を識別
する。そして、印刷情報読出手段は、この拡張子に応じ
た拡張子対応印刷情報を印刷情報記憶手段から読み出
し、印刷指示手段は、読み出された拡張子対応印刷情報
に基づいてプリンタに印刷指示を行う。このように、本
発明においては、印刷ファイル名の拡張子に応じて自動
的に印刷情報が決定されるため、印刷作業が容易にな
る。

【０００８】また、本発明に係る情報処理装置におい
て、印刷情報記憶手段に記憶された拡張子対応印刷情報
の内容を変更可能であることが好ましい。このような構
成を採用した場合、より適切な印刷情報によって印刷を
実行することができる。

【０００９】また、本発明に係る情報処理装置におい
て、印刷情報記憶手段に、新たな拡張子対応印刷情報を
追加可能であることが好ましい。このような構成を採用
した場合、ユーザーが使用するアプリケーションソフト
を変更する等して、この新たなソフトの拡張子に対応す
る拡張子対応印刷情報が印刷情報記憶手段に記憶されて
いない場合でも、当該拡張子に対応した拡張子対応印刷
情報を新たに記憶させることができる。

【００１０】さらに、本発明に係る情報処理装置におい
て、印刷情報を入力するための印刷設定画面を表示可能
であり、印刷指示手段は、印刷設定画面によって印刷情
報が入力された場合は、拡張子対応印刷情報に代えて当
該印刷情報に基づいてプリンタに印刷指示を行うことが
好ましい。

【００１１】このような構成を採用した場合、印刷情報
記憶手段に記憶された拡張子対応印刷情報よりも更に適
切な印刷情報によって印刷を実行することができる。

【００１２】また、本発明は、プリンタに対して印刷指
示を可能な情報処理装置において、印刷の対象である印
刷ファイル名の拡張子の種類を識別する拡張子識別手段
を備え、拡張子識別手段によって識別された拡張子に対
応する拡張子対応印刷情報に基づいて、プリンタに印刷
指示を行うことを特徴とする。

【００１３】本発明に係る情報処理装置によれば、ユー
ザーにより印刷指令がなされると、拡張子識別手段は、
印刷の対象である印刷ファイル名の拡張子の種類を識別
する。そして、情報処理装置は、この拡張子に対応する
拡張子対応印刷情報に基づいてプリンタに印刷指示を行
う。このように、本発明においては、印刷ファイル名の
拡張子に応じて自動的に印刷情報が決定されるため、印
刷作業が容易になる。

【００１４】

【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に係る情報処理装置の好適な実施形態について詳細に
説明する。尚、同一要素には同一符号を用いるものと
し、重複する説明は省略する。

【００１５】図１は、本実施形態の情報処理装置１２を
備えた画像出力システム１０を示すブロック図である。
同図に示すように、情報処理装置１２においては、各種
演算処理を行うＣＰＵ２０、ＲＯＭ２２、ＲＡＭ２４、
ハードディスクドライブ２６、ディスプレイインターフ
ェース２８、キーボードインターフェース３０、マウス
インターフェース３２、及びパラレルインターフェース
３４がバス４２を介して相互に接続されている。また、
ディスプレイインターフェース２８にはディスプレイ１
４が接続され、キーボードインターフェース３０にはキ
ーボード１６が接続され、マウスインターフェース３２
にはマウス１８が接続され、パラレルインターフェース
３４にはプリンタ２０が接続されている。

【００１６】ハードディスクドライブ２６には、所定の
オペレーションシステム及びこのオペレーションシステ
ムを介して実行される各種のアプリケーションプログラ
ムが記憶されている。さらに、ハードディスクドライブ
２６には、プリンタ２０に対応するプリンタドライバ５
０が記憶されている。このプリンタドライバ５０は、オ
ペレーションシステムの制御下において、所定のタイミ
ングでＲＡＭ２４に読み込まれる制御ソフトウェアであ
る。また、プリンタドライバ５０は、ディスプレイ１
４、キーボード１６、及びマウス１８を介してユーザー
が設定する印刷情報又は後述の拡張子対応印刷情報と、
アプリケーションが与える画像データとに基づいて、プ
リンタ２０へ印刷実行指令を送信する。

【００１７】図２は、プリンタドライバ５０の概念図で
ある。同図に示すように、プリンタドライバ５０には、
制御部５２、印刷情報格納部（印刷情報記憶手段）５
４、及びデータ通信部５６が備えられている。印刷情報
格納部５４には、印刷の対象である印刷ファイル名の拡
張子に対応した拡張子対応印刷情報、及び、印刷ファイ
ル名に対応する拡張子対応印刷情報が記憶されていない
場合に用いられる基本印刷情報が記憶されている。拡張
子対応印刷情報及び基本印刷情報には、用紙サイズやレ
イアウト等の印刷に関与する種々の設定項目が含まれて
いる。

【００１８】アプリケーションソフトウェア等で作成さ
れた画像データの印刷実行をキーボード１６やマウス１
８を介してユーザーが指示すると、印刷ファイル名の拡
張子に対応した拡張子対応印刷情報が印刷情報格納部５
４に記憶されている場合は、制御部５２はその拡張子対
応印刷情報の一部をアプリケーションに送信すると共
に、アプリケーションから与えられる画像データと印刷
情報格納部５４から読み出した拡張子対応印刷情報とに
基づいてプリンタ２０に対応した印刷データを作成す
る。この印刷データは、データ通信部５６を介してプリ
ンタ２０に送信され、プリンタ２０は印刷データに基づ
いて印刷を実行する。尚、印刷ファイル名の拡張子に対
応する拡張子対応印刷情報が印刷情報格納部５４に記憶
されてない場合は、制御部５２は、基本印刷情報に基づ
いて印刷データを作成する。

【００１９】また、制御部５２は、印刷情報格納部５４
に格納された情報に基づいてディスプレイ１４上に印刷
設定画面５５を表示する。図３に、印刷設定画面５５を
示す。印刷設定画面５５は、ユーザーがキーボード１６
やマウス１８を操作して拡張子対応印刷情報又は基本印
刷情報の各種設定項目の内容を変更するための画面であ
る。同図に示すように、設定項目は、用紙設定、画質、
レイアウト、オプションの４つのグループに分けられて
いる。そして、例えば用紙設定のグループには、用紙サ
イズ、印刷部数、ソートの有無、給紙方法の４つの設定
項目が設けられている。各設定項目の内容は、キーボー
ド１６又はマウス１８を操作して変更することができ
る。また、印刷設定画面５５の右下隅には、表示されて
いる印刷設定画面の設定内容を有効にして表示画面を閉
じるためのＯＫボタン５７及び設定内容を無効にして表
示画面を閉じるためのキャンセルボタン５９が表示され
ている。また、制御部５２は、印刷設定画面５５上でユ
ーザーが印刷情報の内容を変更した場合に印刷情報格納
部５４に格納された印刷情報を更新し、さらに更新した
情報に基づいて印刷設定画面５５の表示を変更する。

【００２０】次に、図４を参照して、印刷情報格納部５
４について詳説する。印刷情報格納部５４には、印刷設
定画面５５によってユーザーが印刷情報を設定したか否
かを示す設定済フラグを保持するフラグ記憶領域６０
と、設定項目の名称及びその初期内容を含んだ５つのパ
ラメータセットを記憶するパラメータ記憶領域６２，６
４，６６，６８，７０とが設けられている。フラグ記憶
領域６０の設定済フラグは、ユーザーが印刷設定画面５
５によって印刷情報を設定した場合は”ＴＲＵＥ”とな
り、ユーザーが印刷情報を設定していない場合は”ＦＡ
ＬＳＥ”となる。また、各パラメータ記憶領域６２〜７
０の各パラメータセットには、それぞれ「基本」、「Ｔ
ＸＴ」、「ＢＭＰ」、「ＰＲＳ」、「ＬＢＬ」といった
名称が付けられている。

【００２１】「ＴＸＴ」、「ＢＭＰ」、「ＰＲＳ」、
「ＬＢＬ」という名称が付けられたパラメータセットに
は、それぞれ印刷ファイルの拡張子が「ＴＸＴ」、「Ｂ
ＭＰ」、「ＰＲＳ」、「ＬＢＬ」である場合に用いられ
る拡張子対応印刷情報が含まれている。例えば、ＴＸＴ
パラメータセットには、カラーモードという設定項目の
内容を白黒にし、解像度を３００ｄｐｉにするといった
拡張子対応印刷情報が含まれている。一方、「基本」と
いう名称が付けられたパラメータセットには、印刷ファ
イル名の拡張子が「ＴＸＴ」、「ＢＭＰ」、「ＰＲ
Ｓ」、「ＬＢＬ」の何れでもない場合に用いられる基本
印刷情報が含まれている。

【００２２】ＴＸＴという拡張子を持つ印刷ファイル
は、テキストエディタで作製されたテキスト文書である
可能性が高いため、パラメータ記憶領域６４のパラメー
タセットの各設定項目はテキスト文書の印刷に対して最
適なものに設定されている。同様に、パラメータ記憶領
域６６のパラメータセットは、印刷ファイル名の拡張子
がＢＭＰである場合に用いられるものであり、各設定項
目はビットマップの印刷に適したものに設定されてい
る。また、パラメータ記憶領域６８のパラメータセット
は、印刷ファイル名の拡張子がＰＲＳであるプレゼンテ
ーション資料を印刷する場合に用いられるものであり、
このパラメータセットの拡張子対応印刷情報に基づいて
印刷する場合、自動的に手差しトレイ（図示省略）から
ＯＨＰシートが給紙される。さらに、パラメータ記憶領
域７０のパラメータセットは、印刷ファイル名の拡張子
がＬＢＬである場合に用いられるものであり、このパラ
メータセットの拡張子対応印刷情報に基づいて印刷する
場合、自動的にラベル紙が給紙される。

【００２３】また、印刷情報格納部５４に記憶された拡
張子対応印刷情報の内容は、キーボード１６又はマウス
１８を操作して変更することができる。例えば、ＴＸＴ
パラメータセットにおいて解像度を６００ｄｐｉ等にす
ることができる。このため、ユーザーは、必要に応じて
より適切な印刷情報に基づいて印刷を実行することがで
きる。さらに、印刷情報格納部５４には、キーボード１
６又はマウス１８を操作して新たな拡張子対応印刷情報
を追加することができる。このため、ユーザーが使用す
るアプリケーションソフトを変更する等して、この新た
なソフトの拡張子に対応する拡張子対応印刷情報が印刷
情報格納部５４に記憶されていない場合でも、当該拡張
子に対応した拡張子対応印刷情報を新たに記憶させるこ
とができる。

【００２４】以上が、情報処理装置１２を備えた画像出
力システム１０の構成である。続いて、図５及び図６の
フローチャートを参照して、画像出力システム１０の動
作を説明する。本実施形態では、プリンタドライバがプ
リンタへ印刷を指示する前にユーザーが印刷情報を設定
することができるが、まず、図５を参照してこの過程を
説明し、次に、図６を参照してプリンタドライバによる
プリンタへの印刷指示過程を説明する。

【００２５】ユーザーがキーボード１６やマウス１８を
介して印刷設定を指示すると、プリンタドライバ５０が
起動され、制御部５２は、ステップ１０１（以下、ステ
ップを「Ｓ」と略す）においてフラグ記憶領域６０の設
定済フラグを”ＦＡＬＳＥ”にセットする。次に、制御
部５２は、Ｓ１０２においてユーザーが自ら印刷情報を
設定すると指示した場合は、パラメータ記憶領域６２に
記憶された基本パラメータセットをバックアップし（Ｓ
１０３）、さらに、図３に示した印刷設定画面５５をデ
ィスプレイ１４に表示させる（Ｓ１０４）。

【００２６】そして、印刷設定画面５５によってユーザ
ーが実際に設定項目をディスプレイ上で変更した場合
（Ｓ１０５）は、制御部５２は、基本パラメータセット
の基本印刷情報を書き換えた後（Ｓ１０６）、Ｓ１０７
に進む。一方、ユーザーが設定項目を変更していない場
合は、基本印刷情報を書き換えることなくＳ１０７に進
む。そして、図３のＯＫボタン５７が押された場合は、
制御部５２は、まず基本印刷情報が書き換えられたか否
かを判断し（Ｓ１１０）、基本印刷情報が書き換えられ
ている場合は、Ｓ１１１において設定済フラグを”ＴＲ
ＵＥ”にした後、印刷設定画面５５を閉じる（Ｓ１１
２）。一方、Ｓ１１０において基本印刷情報が書き換え
られていないと判断した場合は、設定済フラグを書き換
えることなく印刷設定画面５５を閉じる（Ｓ１１２）。

【００２７】また、Ｓ１０７においてＯＫボタン５７が
押されず、Ｓ１０８においてキャンセルボタン５９が押
された場合は、制御部５２は、基本パラメータセットの
基本印刷情報をＳ１０３でバックアップした内容に戻し
た後（Ｓ１０９）、印刷設定画面５５を閉じる（Ｓ１１
２）。一方、Ｓ１０８においてキャンセルボタン５９が
押されない場合は、制御部５２はＳ１０５に戻り、再び
ユーザーが設定項目を変更するのを待つ。

【００２８】尚、Ｓ１０２においてユーザーが印刷情報
を設定しないと指示した場合は、制御部５２は、印刷設
定画面５５をディスプレイに表示させることなく、制御
動作を終了する。

【００２９】以上が、印刷を実行する前にユーザーが印
刷情報を設定する過程である。次に、図６を参照してプ
リンタドライバによるプリンタへの印刷指示過程を説明
する。

【００３０】ユーザーによって印刷実行が指示される
と、制御部５２は、印刷ファイルを受信した後（Ｓ２０
１）、設定済フラグが”ＦＡＬＳＥ”であるか、即ちユ
ーザー自らが印刷情報を設定していないか否かを判断す
る（Ｓ２０２）。設定済フラグがＦＡＬＳＥとなってい
る場合、即ちユーザーが印刷設定を行っていない場合は
Ｓ２０３に進み、拡張子識別手段として印刷ファイル名
の拡張子を識別し、さらに、Ｓ２０４において当該拡張
子に対応するパラメータセットが印刷情報格納部５４に
記憶されているか否かを判断する。そして、印刷ファイ
ル名の拡張子に対応するパラメータセットが記憶されて
いると判断した場合は、制御部５２はＳ２０５に進み、
印刷情報読出手段として印刷情報格納部５４から対応す
るパラメータセットの拡張子対応印刷情報を読み出し、
さらにこの印刷情報とアプリケーションから与えられる
画像データとに基づいて印刷データを作成する。そし
て、制御部５２がこの印刷データをデータ通信部５６を
介してプリンタ２０に送信することでプリンタ２０への
印刷指示が完了し、印刷が実行される。このように、本
実施形態では印刷ファイル名の拡張子に応じて自動的に
印刷情報が決定されるため、印刷作業が容易になる。

【００３１】一方、Ｓ２０４において印刷ファイル名の
拡張子に対応するパラメータセットが記憶されていない
と判断した場合は、制御部５２はＳ２０６に進み、基本
パラメータセットに含まれる基本印刷情報に基づいてプ
リンタ２０へ印刷指示を行う。

【００３２】また、Ｓ２０２において設定済フラグがＴ
ＲＵＥとなっていると判断した場合、即ちユーザー自ら
が印刷情報を設定した場合は、制御部５２はＳ２０７に
進み、Ｓ１０６で書き換えられた印刷情報によって印刷
指示を行う。この場合は、印刷情報格納部５４に記憶さ
れた拡張子対応印刷情報よりも更に適切な印刷情報によ
って印刷を実行することができる。

【００３３】以上、本発明者によってなされた発明を実
施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施
形態に限定されるものではない。例えば、拡張子対応印
刷情報を含むパラメータセットは４つに限られず、３つ
以下でもよいし５つ以上でもよい。

【００３４】

【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
処理装置では、ユーザーにより印刷指令がなされると、
拡張子識別手段は、印刷の対象である印刷ファイル名の
拡張子の種類を識別する。そして、印刷情報読出手段
は、この拡張子に応じた拡張子対応印刷情報を印刷情報
記憶手段から読み出し、印刷指示手段は、読み出された
拡張子対応印刷情報に基づいてプリンタに印刷指示を行
う。このように、本発明においては印刷ファイル名の拡
張子に応じて自動的に印刷情報が決定されるため、印刷
作業が容易になる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の情報処理装置を備えた画像出力システ
ムを示すブロック図である。

【図２】情報処理装置内のプリンタドライバの概念図で
ある。

【図３】印刷設定画面を示す図である。

【図４】印刷情報格納部を示す図である。

【図５】プリンタドライバによるプリンタへの印刷指示
前に印刷情報を設定する過程を示すフローチャートであ
る。

【図６】プリンタへの印刷指示過程を示すフローチャー
トである。

【符号の説明】

１０…画像出力システム、１２…情報処理装置、１４…
ディスプレイ、１６…キーボード、１８…マウス、２０
…プリンタ、５０…プリンタドライバ、５２…制御部
（拡張子識別手段、印刷情報読出手段、印刷指示手
段）、５４…印刷情報格納部（印刷情報記憶手段）、５
５…印刷設定画面、５６…データ通信部、６０…フラグ
記憶領域、６２，６４，６６，６８，７０…パラメータ
記憶領域。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者山川智絵埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者関太郎埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者大関一徳埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者佐藤弘一埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社内 (72)発明者三野浩一朗埼玉県岩槻市府内３丁目７番１号富士ゼロックス株式会社内Ｆターム(参考） 2C061 HN05 HN19 5B021 AA01 AA02 BB08

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】プリンタに対して印刷指示を可能な情報
処理装置において、印刷ファイル名の拡張子に対応する少なくとも１つの拡
張子対応印刷情報が記憶された印刷情報記憶手段と、印刷の対象である印刷ファイル名の拡張子の種類を識別
する拡張子識別手段と、前記印刷情報記憶手段から前記拡張子識別手段によって
識別された拡張子に対応する前記拡張子対応印刷情報を
読み出す印刷情報読出手段と、前記印刷情報読出手段によって読み出された前記拡張子
対応印刷情報に基づいて、前記プリンタに印刷指示を行
う印刷指示手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項２】前記印刷情報記憶手段に記憶された前記
拡張子対応印刷情報の内容を変更可能であることを特徴
とする請求項１記載の情報処理装置。
【請求項３】前記印刷情報記憶手段に、新たな前記拡
張子対応印刷情報を追加可能であることを特徴とする請
求項１又は請求項２記載の情報処理装置。
【請求項４】印刷情報を入力するための印刷設定画面
を表示可能であり、前記印刷指示手段は、前記印刷設定画面によって前記印
刷情報が入力された場合は、前記拡張子対応印刷情報に
代えて当該印刷情報に基づいて前記プリンタに印刷指示
を行うことを特徴とする請求項１〜請求項３のうち何れ
か一項記載の情報処理装置。
【請求項５】プリンタに対して印刷指示を可能な情報
処理装置において、印刷の対象である印刷ファイル名の拡張子の種類を識別
する拡張子識別手段を備え、前記拡張子識別手段によって識別された拡張子に対応す
る拡張子対応印刷情報に基づいて、前記プリンタに印刷
指示を行うことを特徴とする情報処理装置。