JP2001215658A - 写真用フィルムコンテナー、フィルムアッセンブリとフィルム装填方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 １対のフィルムコンテナーを包含したアッセ
ンブリの装着方法を提供する。 【解決手段】 第１のフィルムコンテナー（１３）と一
方のコンテナーに巻かれかつ他方のコンテナー（１５）
へと延びる一定長さのフィルムを有する追加のコンテナ
ーとを包含したアッセンブリの装填方法であって：
（ａ）大ロール（１５２）の形に巻かれた所定長さのフ
ィルムを用意しかつ自由端をフィルム巻上げ器具（５
４）に取り付け；（ｂ）フィルム巻上げ器具（５４）を
回して器具（５４）の周りにフィルムをコイル状に巻
き；（ｃ）工程（ｂ）の前又は後で、追加のコンテナー
（１５）内にコイルを入れてスロットを通し、フィルム
巻上げ器具（５４）を取り除く。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【従来の技術】本発明は、簡単なカメラに使用するフィ
ルムアッセンブリ、フィルムアッセンブリの装填方法を
提供するためにフィルムカセットと組み合わせて使用
し、ひいてはカメラに装填するフィルムコンテナーに関
するものである。

【０００２】近年、様々な使い捨てカメラもしくは単焦
点カメラが知られ、あるいは写真用フィルムパッケージ
にレンズを一部実装したカメラがますます普及してい
る。これらは、通常、製造者によってフィルムを予め装
填された簡単な構成でかつ低価格のカメラである。標準
的なフィルムカセットもしくはパトローネから巻かれて
いないフィルムが、通常、カメラのアッセンブリ上に配
置され、写真が連続して撮影されるようにフィルムがカ
セット内に巻き戻される。ユーザが、一旦フィルムを終
了すると、ユーザはフィルムを現像するために現像所へ
カメラごと返却する。製造者はそのとき、カメラを完全
に廃棄するか、もしくはカメラがさらに機能するか否か
を適切に検査し、カメラに再装填する。もう一つの方法
として、製造者は、カメラの特定の構成要素を再利用し
てもよい。

【０００３】製造者は、フィルムの装填が容易であるそ
のようなカメラに配慮し、特に、フィルムが使用前のフ
ィルムカセットから予め巻かれなければならないという
必要条件を生じさせる。カメラの低価格の視点から、製
造と組み立てのコストが重要であり、又、これは工場に
おいてカメラの中にフィルムを装填するコストを包含す
る。簡単で安く、又、さらに信頼できる方法を利用する
ために非常に価値がある。

【０００４】環境汚染が進むという問題の認識のよう
に、経済的理由と同様に、消費者は使い捨て製品の許容
意欲が少ない。一般に類似した構成の非常に簡単で安価
なカメラであり、さらに少なくともユーザにより数回再
利用することができることを包含するカメラが本出願人
により以前から提案されている。

【０００５】本発明は、上述したような簡単なカメラに
利用するために、１対のフィルムコンテナーを構成する
フィルムアッセンブリを装填する方法、フィルムコンテ
ナーとフィルム装填方法を提供することを試みている。

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明によるフィルムコ
ンテナーを構成するフィルムアッセンブリを装填する提
供された方法と、コンテナーのうちの一つに巻かれ他方
へ延びるフィルムの長さを有する提供された追加のフィ
ルムコンテナーが次の工程により構成されている。 （ａ）フィルム巻上げ器具にフィルムの全長を供給し、
自由端を取り付け； （ｂ）暗い環境においてツールを支持してコイルの中に
フィルムを巻くためにフィルム巻上げ器具を回転させ； （ｃ）工程（ｂ）と前後して、フィルムがフィルムスロ
ットを介して広がるような追加のフィルムコンテナー内
にコイルを取り囲み、かつフィルム巻上げ器具を移動さ
せる。

【０００７】ある実施例において、工程（ａ）で、フィ
ルムの全長が第１フィルムコンテナー内に巻上げられ、
フィルムスロットを介して伸び、フィルムがフィルム巻
上げ器具上に巻上げられていたように、フィルムが第１
フィルムコンテナーから巻き戻される。第１フィルムコ
ンテナーは、フィルムが中央スプールに固定されるとと
もに従来のフィルムパトローネになる。

【０００８】エンドキャップにより閉じられるハウジン
グを構成する追加のコンテナーを利用している実施例に
おいて、その手段が関連し、工程（ｃ）でフィルム巻上
げ器具上にフィルムを巻上げ、追加のフィルムコンテナ
ーの中にツール終端に対して巻いたフィルムを備えてい
るツールの挿入により追従する。フィルム巻上げ器具の
移動後、エンドキャップはハウジングに固定される。フ
ィルムの先端を備えたツール端部は、その上、追加のフ
ィルムコンテナーの中へ挿入され、ツールはそのとき、
追加コンテナーの中へフィルムを巻くために回転する。

【０００９】もう一つの方法としてフィルムの先端を備
えたツール端部は、フィルムスロットから延びるフィル
ムと共に追加のフィルムコンテナーの中へ挿入してもよ
く、ツールはそのとき、エンドキャップと共にコンテナ
ーが閉じることにより追従するコンテナーの中にフィル
ムを巻くために回転する。

【００１０】別の実施例において、フィルムの全長がフ
ィルムの大きなロールから供給され、フィルムが追加の
フィルムコンテナーの中に巻上げられた後に、フィルム
はロールから切り取られ、前記自由端に対向するフィル
ム端部は、第１フィルムコンテナーに固定される。第１
フィルムコンテナーが従来のフィルムパトローネの場所
で切り取られたフィルム端部はフィルムパトローネの中
央スプールに固定される。

【００１１】フィルムスロットとフィルム巻上げ器具の
開口の間に限定するために相互に作用する２つの半体で
形成したハウジングを構成する追加のフィルムコンテナ
ーを利用したさらに別の実施例において、その方法は、
フィルム巻上げ装置内において、フィルム巻上げ器具の
片側上に第１半体を供給する工程（ｂ）の前に、フィル
ムスロットを介して延びるフィルムと共に第１半体に対
して第２半体を固定することにより追従させ、そしてそ
のとき、追加のフィルムコンテナーの中にフィルムを巻
くためにフィルム巻上げ器具を回転させるという工程を
必要とする。その方法は、さらにフィルムコンテナーか
らツールを回収し、プラグと共にツール巻上げ開口を閉
じる工程からなる。フィルムがフィルムの大きなロール
から巻きが解かれた場所で、その方法は追加コンテナー
の中へ巻いた後に大きなロールからフィルムを取り去る
工程を包含する。第１コンテナーが中央スプールを有す
る従来のフィルムパトローネがある場所で大きなロール
から取り去ったフィルムの自由端が中央スプールに固定
される。

【００１２】フィルムスロットで限定するために相互に
作用する２つの半体に形成したハウジングを構成するさ
らにまた別の追加のフィルムコンテナーの利用におい
て、任意の巻上げ器具装置なしで、その方法は、フィル
ム巻上げ装置において、工程（ｂ）の後にフィルム巻上
げ器具を移動させ、フィルムスロットから伸ばしたフィ
ルムと共に２つの半体の間で巻いたコイルを囲むことに
より追従させる工程を必要とする。フィルムがフィルム
の大きなロールから巻きが解かれない場所で、その方法
は追加のコンテナーの中にフィルムを巻いた後に大きな
ロールからフィルムを取り去る工程を包含する。第１コ
ンテナーが中央スプールを備えた従来のフィルムパトロ
ーネの場所にあり、フィルムの自由端は中央スプールに
固定された大きなロールから取り去る。

【００１３】次にフィルムを装填するために、アッセン
ブリは、互いのコンテナーで固定するために取り外し可
能なクリップで取り付けることにより固定される。又、
アッセンブリはユーザに販売するために保護パッケージ
内に密封してもよい。又、本発明は、上述した方法によ
り装填したとき、及びカメラにそこで装填されたそのよ
うなフィルムアッセンブリを備えるときのフィルムアッ
センブリに属する。

【００１４】その上、露出開口の対向側に配置した１対
のフィルム室と工程からなるフィルム室を閉じるカメラ
背面とを有するカメラの中にフィルムアッセンブリを装
填する方法に属する本発明の外観は、 （ａ）第１フィルムコンテナーを供給し； （ｂ）フィルムの全長を供給し、フィルム巻上げ器具に
自由端を取り付け； （ｃ）暗い環境においてツールを支持してコイルの中に
フィルムを巻くためにフィルム巻上げ器具を回転させ； （ｄ）工程（ｃ）の前後に、フィルムスロットを介して
フィルムが延びるように追加のフィルムコンテナー内に
コイルを入れ； （ｅ）フィルム巻上げ器具を移動させ；そして （ｆ）それぞれの室にコンテナーと共にカメラにフィル
ムアッセンブリを配置し、カメラ背面を閉じるという工
程からなる。

【００１５】フィルムは、従来のカラーもしくは黒と白
のフィルムであるが、又、ユーザ露光画像と前露光画像
の位置合わせを確実に補正するために、カメラ上に位置
合わせマークと共に一直線上に配置されるフィルムに位
置合わせマークを確実にする付加工程である工程（ｆ）
を包含する方法により、そこに潜像を前露光を伝えても
よい。

【００１６】本発明は、又、フィルムの端部が取り付け
られるスプールを有する第１フィルムコンテナーからな
るフィルムアッセンブリに属し、そこにフィルムが巻か
れるスプールなしの第２軽締結フィルムコンテナーは、
可動エンドキャップを有し、フィルムは第２フィルムコ
ンテナーにおいてコイルに巻かれ、第１コンテナーに向
かって延びる。

【００１７】さらに本発明は、使用中にフィルムが延び
るところにフィルムスロットで互いに限定される１対の
半体からなるハウジングを有する写真用フィルムコンテ
ナーに属する。コンテナーは、さらにフィルム巻上げ器
具の挿入用装置を限定するハウジングを備えてもよい。
各半体は、フィルムスロットの間で限定される他の半体
の端面領域である端部領域に供給してもよく、各端部領
域は、そこにひときれの柔らかい繊維もしくは繊維状の
材料が供給される。固定手段は、２つの半割の間でスナ
ップはめ結合を供給するようにしてもよい。

【００１８】フィルムスロットで限定される端部領域
は、出口面で限定し、ハウジングの半体は、前記出口面
に向かって実質的に平行な平面に沿って結合されてい
る。又、半体は、それに対して実質的に直立した面に沿
って結合してもよい。

【００１９】さらにフィルム巻上げ方法に属する本発明
の外観は、 （ａ）第１フィルムカセットからフィルムの自由端を引
き出し、そこにフィルム巻上げ器具を取り付け； （ｂ）暗い環境下において、第１フィルムコンテナーに
よりフィルム巻上げ器具の周囲にフィルムを巻くために
フィルム巻上げ器具を回転させ； （ｃ）工程（ｂ）の前後に、開いたスプールなし第２フ
ィルムコンテナーの中に固定したフィルムを有するフィ
ルム巻上げ器具の端部を挿入し； （ｄ）フィルム巻上げ器具を引き出し；そして （ｅ）この軽締結を付与するために第２フィルムコンテ
ナーの開口端に向かってエンドキャップを取り付けると
いう工程からなる。

【００２０】フィルムは、フィルム巻上げ器具の上に第
１フィルムコンテナーによって巻いてもよく、第２フィ
ルムコンテナーの中にツールを支持して巻いたフィルム
を有するツールの挿入で追従させる。さらに、そこに固
定したフィルムの先端を備えたツール端部は、第２フィ
ルムコンテナーの中に挿入され、そのときツールは第２
コンテナーの中にフィルムを巻くために回転する。

【００２１】さらに露出開口の反対側に配置した１対の
フィルム室を有するカメラの中にフィルムを装填する方
法に属する本発明の外観は、室を閉じるカメラ背面は、 （ａ）第１フィルムカセットからフィルムの自由端を引
き出し、そこにフィルム巻上げ器具を取り付け； （ｂ）暗い環境下において、ツールの周囲にフィルムを
巻くために第１フィルムコンテナーによりフィルム巻上
げ器具を回転させ； （ｃ）工程（ｂ）の前後に、開いたスプールなし第２フ
ィルムコンテナーの中に固定したフィルムを有するフィ
ルム巻上げ器具の端部を挿入し； （ｄ）この軽締結を付与するために第２フィルムコンテ
ナーの開口端に向かってエンドキャップを取り付け； （ｅ）背面を開き、それぞれの室の中にそれらの間に延
びるフィルムと共に第１、第２コンテナーを挿入し；そ
して （ｆ）カメラの背面を閉じる。という工程からなる。

【００２２】さらに本発明の外観は、フィルムの端部が
取り付けられ、フィルムが巻上げられるために、そこに
スプールを備えている第１フィルムコンテナーと、可動
エンドキャップを有しフィルムを内側に巻上げるスプー
ルなしの第２軽締結フィルムコンテナーと、第１、第２
コンテナーの間に延びるフィルムとから構成したフィル
ムアッセンブリに属し、前記コンテナーの一方もしくは
他方の内側に巻上げ、そこに固定手段が互いに相対位置
を固定した第１、第２コンテナーを保持するために提供
される。ところで、本発明の実施例は実例により説明
し、以下に図面について言及する。

【００２３】

【発明の実施の形態】図面を見てみると、図１は、カメ
ラ２にフィルムアッセンブリを装填する工程を示す。該
カメラは、写真が撮られるときに、フィルムがフィルム
アッセンブリに巻き戻される単純な型である。図１に示
されるように、上記カメラは、該カメラ２の操作上構成
要素の大部分を備える主要本体部分４、主要本体を共に
囲む前方カバー部分６及び後方カバー部分８を含む。主
要本体４は、レンズアッセンブリ（見えず）、前方カバ
ー部分６の開口を介して延びる前方部分、及びその背後
に、完全に従来型であると同時に、当業者によく理解さ
れるシャッターアッセンブリが設けられる。主要本体部
分４は、フィルムを包含するカセット又はパトローネ１
３を収容する第１フィルムカセット収容室１２の一部を
画定し、該パトローネは、好ましくは、フィルムが巻き
上げられる中央回転可能スプールを備える従来型３５ｍ
ｍパトローネである。他の標準フィルムフォーマット
は、同様に、適切な変更を伴って適応可能である。第２
フィルム収容室１４は、カメラの反対側に設けられる。
フィルム室１２とフィルム室１４の間に、上方フィルム
ガイド２０と下方フィルムガイド２２の間に位置する露
光窓１８が設けられ、該２つのガイドは、フィルム室の
間に延びるとき、その端部でフィルムを支持する。フィ
ルムがフィルム室１２及びフィルム室１４の間を移動す
るフィルム通路は、後方カバー８と、主要本体４の反対
領域と、フィルムガイド２０、２２の間に画定される。
主要本体４及び前方及び後方カバー部分６、８は、フィ
ルムカセット室１２の下端部で開口を画定し、該開口は
取り外し可能カバー板２４を用いて閉じられ、フィルム
が一度露光されると、フィルムカセット１３の取り外し
が可能になる。当業者に知られるように、カバー板２４
及び主要本体４の周辺部分は、カバー板２４及び開口の
遮光締切りを確実にする主要本体４のフランジ上の、協
働する溝の形態に、適切に順応するように備えられる。

【００２４】後方カバー部分８は、主要本体４に取り外
し可能に装着される。これによって、反対端部に主要本
体４上の１対の突起部２５が設けられ、該突起部２５
は、後方カバー８上の開口２７にカチっと嵌合する。後
方カバー８は又、解除可能な固定手段又は、後方カバー
８上の内側方向に移動可能なピンを備える１対の指スラ
イド２６を包含するラッチを備えており、該指スライド
は、該後方カバー８が、主要本体上で形成される凹部に
延びるピンで、主要本体４の後ろに簡単にプッシュ適合
されることが可能な、図１に示される開放位置と、該ピ
ンが主要本体上に成形される突出部の下に係合する固定
位置の間を移動可能である。図７は、錠をあけるための
スライド２６の移動方向を示す。上記配置によって、使
用者は、フィルムを再装填するために、カメラを即座に
開閉することが可能になる。

【００２５】従来のように、カメラは、回転可能フィル
ム進行ホイール又は第１指ホイール３０を含む巻き上げ
機構部を備え、該ホイールは、複数の歯及び従来型フィ
ルムパトローネ１３の中央スプールに延び、係合する下
方形状の駆動軸３２を備える板３１の下で主要本体の頂
部上に固定される。該機構部は、フィルム露光窓１８及
びフィルムカウンターの真上に配置されるフィルムスプ
ロケットホイール３４を含む。フィルムスプロケットホ
イール３４は、シャッターのリコック機構部（recockin
g mechanism）に連結され、その結果、フィルムが利用
者によって、１フレーム上に巻き上げられる度に（フィ
ルム進行ホイールを回すことで）、フィルムスプロケッ
トホイールが１周回転し、それによりシャッターのレバ
ーを初期位置に戻し、更に、従来のように、フィルム進
行ホイール３０を更に回転することを妨げる。

【００２６】フィルムが第２フィルム収容室１４内に配
置された回転可能なスプール上に予め巻き上げられる、
従来型単一使用カメラに対して、本発明によると、フィ
ルムは、第２フィルムコンテナー１５内に巻き上げられ
る。図３に最もよく示されるように、第２フィルムコン
テナー１５は、従来型フィルムカセットと概ね類似した
形を成しているが、スプールを備えず、１端部で密閉さ
れているが、もう１端部で、取り外し可能なキャップ４
０を包含する。コンテナー１５の端部は、縮小された直
径４２の短い領域を含むことにで、キャップが遮光状態
で、コンテナー１５の頂部上でプッシュ適合される。コ
ンテナー１５は、フィルムスロット４４を含み、該スロ
ットを通ってフィルムが延び、好ましくは、該スロット
は、従来のフィルムカセットに用いられるようなベルベ
ット、又は同様の柔らかい素材から成る対向ストリップ
のような遮光手段を備える。フィルムコンテナー１５は
又、コンテナー１５上にキャップ４０を保持するのを助
けるために、対応する溝又は凹部４８内に収容される１
又は２以上の突出部又はピン４６を備える。

【００２７】又好ましくは、フィルムコンテナー１５
が、従来のフィルムカセットと同一の大きさ又は形でな
く、利用者がカメラ内の間違ったフィルム室にカセット
１３及びコンテナー１５を適合しようとしないように、
例えば、従来型カセットより小さくてもよいように配置
される。

【００２８】単一使用カメラで、カメラの使用前に、従
来型フィルムカセットから、カメラの反対側にフィルム
収容室１４に予めフィルムを巻き上げ、その結果、使用
者が写真を連続的に撮ると、フィルムがフィルムカセッ
ト１３に巻き戻される。その後、すべてのフィルムがフ
ィルムカセット１３に巻き戻されると、カメラは、光の
下で開けられるか或いは、フィルムカセット１３が現像
のために取り外される。本発明の実施例によれば、第２
フィルムコンテナー１５を備えることで、フィルムがカ
セット１３からコンテナー１５に予め巻き上げられる。
図２に示されるように、該フィルムは、前縁５０をフィ
ルム巻き上げ器具５４の端部５２に取り付けることによ
り、フィルムカセット１３から巻き上げられる。上記器
具は、当業者には、よく知られており、基部の端部を回
転するモーターを備え、ラチェット配置で備えられ、そ
れによって、張力がある量を超えると、駆動の接続が切
れ、フィルムの最後に達したとき、フィルムを損傷する
ことを防ぐ。周囲が暗いとき、フィルム巻き上げ器具５
４は、フィルムカセット１３からフィルムを引き出すた
めに回転し、巻き上げられたフィルムを備えるフィルム
巻き上げ器具の端部からフィルムが完全に解かれ、フィ
ルムコンテナー１５の開放端部に挿入され、フィルム
は、スロット４４を介してはみ出される。キャップ４０
がフィルムコンテナー１５の端部上に嵌め合わされるこ
とで、フィルムロールは遮光状態で密閉される。

【００２９】フィルムを伴うフィルムコンテナー１３及
び１５の１対を包含するフィルムアッセンブリは、光の
下で空のカメラに装填される。新しいカメラを装填する
場合、上記装填は、工場の製造業者によって行われる。

【００３０】代替方法において、フィルムは第２フィル
ムコンテナー１５に直接巻き上げられる；フィルムの前
縁５０がフィルム巻き上げ器具５４の端部５２、及びコ
ンテナー１５に挿入される器具の端部に取り付けられ、
その結果、フィルムは、スロット４４を通って延びる。
その後、暗室で、器具５４は、カセット１３からコンテ
ナー１５にフィルムを巻き上げるのに、回転される。一
度フィルムがカセット１３から十分に解かれると、器具
５４は引き出され、巻き上げられたフィルムを内側にに
保ち、キャップ４０がその上に嵌められる。

【００３１】第１及び第２フィルムコンテナー及びフィ
ルムのアッセンブリは又、末端利用者に供給され、該利
用者がカメラに再装填することが可能になる。この場
合、曲げ弾力のある、又は弾性のあるプラスチック、或
いは夫々のフィルムコンテナー１３及び１５よりわずか
に小さな直径を有する２つの部分円形断面に形成される
金属の形状を有するクリップ５６で、アッセンブリを備
えることが優れおり、その結果、上記アッセンブリは、
しっかりと嵌め合わされる。クリップ５６によって、コ
ンテナーは、互いに対して固定位置で、比較的確実に保
持されることが可能である。上記アッセンブリは、遮光
及び気密パッケージ５８に置かれ、該パッケージは、利
用者に販売される前に、フィルムの品質を下げる原因と
なり得る損傷、埃、泥、光、及び湿気から該アッセンブ
リを保護する役割を果たす。上記パッケージは、通常、
プラスチック材料から構成され、金属被覆層も含む多層
材料からも構成される。クリップ５６は又、もしパッケ
ージの取扱誤りが生じれば、フィルムを引き裂くか又
は、損傷する可能性のあるコンテナーの相対的移動によ
って、フィルム上にかけられる圧力が存在しないフィル
ム及び手段を保護する役割を果たす。

【００３２】クリップ及び密閉パッケージを用いる変形
例として、外側ハウジング又はキャニスター７０が、図
１３及び図１４に示されるように備えられ、該キャニス
ターは、カセット１３及びコンテナー１５を比較的確実
に、且つ固定された相対的位置で保持するように、適合
される。キャニスター７０は、上方部分７２及び下方部
分７４を有し、該部分は共にプッシュ嵌合され、カセッ
ト１３及びコンテナー１５を収容すると同時に保持する
ために室を画定する。

【００３３】図７〜図１１は、使用者によって従われる
べき、新しいフィルムをカメラに再装填する過程順序を
示している。第１過程は、ラッチ２６を右側に滑らせ、
後方カバー８の対向端部をレバーで動かすことで、カメ
ラの後方を開け、開口２７が突起部２５を離す。

【００３４】図８に示されるように、パッケージ５８
は、引き裂けられ、切り開き、フィルムコンテナー１
３、１５及びその上に適合されたクリップ５６付のフィ
ルムが、パッケージ５８から取り除かれる。

【００３５】図９は、取り除かれる後方カバー８を示
す。板２４は又、室１２の下方端部から取り除かれる。
カメラの過去の使用から残された古いフィルムコンテナ
ー１５’は又、取り除かれ、廃棄される。その後、使用
者は、コンテナー１３、１５の対からクリップ５６を取
り除き、該コンテナーを離すことにより、図１に示され
るように、夫々の室１２、１４に適合するような適切な
空間を作る。板２４は、室１２の下方端部に適合され、
後方カバー８は、突起部２５の上に後方カバーの端部を
最左位置へ押して適合させることで、嵌め合わされる。

【００３６】使用者は又、フラッシュ電池６２を確認す
ることが可能である；もしフラッシュがまだ素早く充電
されれば、電池変更は必要であないが、もし充電が遅け
れば、利用者は、図１０に示されるように、電池６２を
取り替えることも可能である。

【００３７】図１１は、再び嵌合された電池カバー６０
を示す。

【００３８】図１２は、カメラ本体をレバーで動かすよ
うに、板２４の端部の下に係合するために、ねじまわし
６４又は類似したような、尖端部を有する道具を用い
て、フィルムが露光された後、カバー２４がカメラから
取り外される。

【００３９】上記フィルムアッセンブリ及び装填方法
は、従来型白黒又はカラーフィルムの使用に適用可能で
あるが、本出願人のアメリカ出願番号第０８／８４６９
０１号に記載されるように、露光前潜像を有するフィル
ムの使用にも適用可能である。上記フィルムは、例えば
フィルムの単一端部領域又は装飾イメージ、或いはメッ
セージのような潜像で露光された広い領域などのような
部分を有することが可能であり、該部分は仕上った写真
に現れる。上記フィルムを露光するのに用いられるのに
適切なカメラは、適切な形のマスクを備え、フィルムの
露光前領域をマスキングするため、上記領域は２重露光
を受け入れない。

【００４０】図１５は、図解で６００と示される、既露
光の広い領域を有するフィルムを備えるフィルムアッセ
ンブリ６０２を示す。カメラは適切なマスキング手段６
０１を含み、その結果、フィルムの中央長円形領域のみ
が利用者によって露光される。上記フィルムにより、既
露光イメージは、露光窓に対して適切に設置され、利用
者の露光イメージを確実に正しい照準にすることが重要
であり、上記目的のために、フィルムは、照準ノッチ６
０４又は印を備えると同時に、カメラはフィルムガイド
附近に、照準マーク６０６を備える。アッセンブリ６０
２をカメラに挿入する時、利用者又は装填者は、確実に
ノッチ６０４がマーク６０６に照準されていなければな
らない。フィルムは、異なる形を成す既露出領域を備え
ており、例えば、フレームの底部（仕上った写真の）に
沿った既露出ストリップが一般的である。上記場合に、
カメラは対応するストリップ形マスクを備えている必要
がある。

【００４１】図１９及び図２０を参照すると、上記図は
フィルムコンテナー１０２の変形形態を示しており、該
コンテナーは、従来型カセット又はパトローネ１０４を
組合せて用いられ、図２２で組立を示すように、フィル
ムアッセンブリ又はパッケージを作り出す。コンテナー
１０２は、１端部で閉じられ、反対の端部１１２で開け
られる、概ね円筒状又はスプールのないハウジング１０
８を包含する。ハウジング１０８の側壁領域において、
伸長フィルム孔１０６附近を画定する平坦部分をかく１
１４があり、該伸長フィルム孔１１６は、好ましくは、
該孔が遮光されていると同時に、フィルムの長さ通路に
柔らかく、ひっかき傷のない表面をもたらすことを確実
にするために、ベルベット又は同様の柔軟な織物状素材
によって裏をつけられる。開口端部１１２で、ハウジン
グ１０８は、端部カバーつまりキャップによって閉じら
れる。該キャップ１１８は、付随的なフランジ１２０を
伴った、概ね平らな面を包含する。開口端部において、
ハウジング１０８は、フランジ１２０が押し込んで嵌め
込む小径部の１部分１２２を備える。小径部１２２は
又、多くの突出部１２４を備え、端部キャップがハウジ
ング１０８の端部上にキャップ１１８を保持する役割を
果たす、対応開口又は凹部１２６を備える。キャップ１
１８は又、貫通する開口１３０を画定する直立環１２８
を備える。別個のプラグ部分１３２は、開口１３０を密
閉するために備えられる。

【００４２】図１６を見ると、フィルム巻上げ装置１３
３を含むフィルムを装填するための装置が示されてお
り、該フィルム巻上げ装置は、スライド１４０を介して
基部１３８上で支持される電気モーター１３６を包含
し、フィルム巻上げ器具１３４を有する。該フィルム巻
上げ器具１３４は、伸長支持スリーブ１４２を通って延
びる。その端部で、器具１３４は、軸上延長分裂領域１
４４を備える。巻き上げ装置の附近には、ジグ１４６が
あり、該ジグは、フィルムコンテナー及び切削凹部１５
０を収容する凹部領域１４８を含む。

【００４３】上記方法の第１過程は、フィルム１５２の
大きな１ロール又は“パンケーキ”の用意を伴う。大き
なフィルムロール１５２は、破線で示される遮光ハウジ
ング１５１内に収められ、該フィルムは遮光状態で、ス
ロットを通って出ていく。ハウジング５１５は、明瞭に
するために、後の図面から省略する。大きなフィルムロ
ールの前縁１５４は、器具１３４の分裂端部１４４内に
固定され、フィルムコンテナー１０２のハウジング１０
８が挿入されると、フィルムの全幅がハウジング１０８
内に収容されるまで、フィルムの前縁１５４がハウジン
グ１０８の孔１１６を通る。

【００４４】図１７に示されるように、モーター１３６
は、フィルムをハウジング１０８内に巻き上げるように
作動する。フィルムの長さは、ハウジング１０８内に含
まれる２４又は３６ ３５ｍｍ露光を十分に提供する。
その後、フィルムは、パンチ１５６によって切断され、
該パンチは、ハウジング１０８に巻き上げられたフィル
ムの後縁を、短い舌形状部分１５８に切断され、フィル
ムロールの新しい前縁を図１８に示される小幅部１６０
の１部分に切断される。器具１３４は、スリーブ１４２
からスライド１４０を移動させることで、引っ込めら
れ、図１９に示されるように、各キャップ１１８及びプ
ラグ１３２嵌め合わされ、図２０に示されるように、フ
ィルムコンテナー１０２を作る。

【００４５】図２１に示されるように、従来型パトロー
ネ１０４は、外側ハウジング１６２、スプール１６４及
び固定リング１６６を包含する。スプール１６４は、フ
ィルムの舌部１５８を収容するための軸上延長スロット
を備える。従来型のように、該スロットの附近で、舌部
１５８の２つの孔１６８を係合する１対の突出部が備え
られ、それによって、スプール１６４上にフィルムの端
部を確実に保持する。取付られたフィルムを具備したス
プール１６４は、コンテナーハウジング１６２内に挿入
されると、フィルムはフィルムスロットを通って延び、
その後リング１６４は、パトローネを閉じるために、嵌
め合わされる。

【００４６】図２２に示されるアッセンブリ１０６は、
工場で新しいカメラに設置され、利用者に販売される。
それに代わって、アッセンブリ１０６は、該アッセンブ
リ１０６を具備したカメラに再装填する利用者にパッケ
ージで販売される。カメラの装填は、図１及び図７〜図
１１に関して上記された方法と同じである。

【００４７】アッセンブリ１０６が再装填する利用者に
パッケージで販売される場合、上記のような、曲げ弾力
があり、又は弾性プラスチック或いは、２つの部分円形
断面に形成される金属の形態のクリップ５６で、アッセ
ンブリを提供することが優れており、該２つの断面は、
夫々フィルムコンテナー１０２及びパトローネ１０４の
直径よりわずかに小さく、それらはしっかりと嵌め合わ
される。クリップ５６によって、コンテナー及びパトロ
ーネは、互いに固定位置で比較的確実に保持される。ア
ッセンブリは、遮光及び気密パッケージ５８内に置か
れ、該パッケージは、使用者に販売される前にフィルム
の品質を下げる可能性のある、損傷、埃、泥、光、湿気
から該アッセンブリーを保護する役割を果たす。上記パ
ッケージは、通常プラスチック素材から形成され、金属
被覆層も含む多層材料でもよい。クリップ５６は又、フ
ィルム並びに、コンテナー及びパトローネの相対的動き
によって圧力がフィルムにかからない手段を保護する役
割を果たし、もしパッケージが誤って処理されれば、フ
ィルムが引き裂かれたり、或いは損傷したりする。

【００４８】本発明の更なる実施例は、図２４〜図３１
を関連して記載される。本実施例は、図３０に組立てら
れた形態で図示される、スプールなしフィルムコンテナ
ー２０２を用いる。フィルムコンテナー２０３は、２つ
のハウジングシェルの半体２１０及び２１２として形成
されるハウジング２０３を包含する。シェルの半体２１
０、２１２は、協働して、１端部で円形開口を画定する
囲いを形成し、２１４、２１６で示される開口を画定す
る対向した湾曲面を形成する。シェルの半体２１０、２
１２は又、対向押縁２１８及び２２０の間の伸長孔も画
定する。押縁２１８、２２０は、ベルベットのような柔
らかい織物又は織物状の素材から成るストリップ２２２
及び２２４によって覆われ、該素材は、接着剤又は両面
テープによって、固定される。片方又は両方のシェル
が、開口又は凹部を有する突出部２２６を備え、該突出
部は、対向するシェルの半体上にある対応する突出部と
嵌合されることで、シェルの半体同士が共に固定され
る。それに代わって、又は更に、接着剤又は溶接部が用
いられる。

【００４９】コンテナー２０２内にフィルム装填する方
法を記載する。図２５に示されるように、上記と同一フ
ィルム巻上げ装置が用いられので、その構造が記載され
ないが、同様の参照数字符号が同様の部分を示すのに用
いられる。暗室において、ハウジング１５１から引き出
される大きなフィルム１５２のフィルムの前縁１５４
が、フィルム巻上げ器具１３４の端部１４４に固定され
る。その後、下方シェル半体２１２は、器具端部１４４
の下でジグ１４６に嵌め合わされ、もう片方のシェル半
体２１０は、図２６に示されるように、固定される。モ
ーター１３６は、その後、十分なフィルムが巻き上げら
れ、所望な露光を与えるまで、フィルム１５２の大きな
ロールからコンテナー２０２にフィルムを巻き上げる。
図２８に示されるように、パンチ１５６は、フィルムの
長さに切断されるために用いられ、フィルム端部１５８
及び１６０各々を残す。巻上げ器具１３４は、その後、
引っ込み、嵌合されたフィルムを有するハウジング２０
８が取り除かれ、プラグ１３０が開口に嵌合される。図
３０は、従来型フィルムパトローネに固定されるフィル
ム端部１５８を示す。上記フィルムパトローネの構造
は、ハウジング２３４に嵌合する１対の固定リング１６
６、２３２を含むという点で、第１実施例に関する図解
及び記載とわずかに異なっている。ハウジング２３４
は、平坦なベルベット片を片側に有し、スロットの反対
側にＶ形断面のベルベット片２４０を有するフィルムス
ロット２３６を画定し、該ベルベットは、スロットに固
定され、ハウジングの内側周辺をわずかに延ばす。

【００５０】図３１に示されるように、できあがったア
ッセンブリ２０６は、嵌合されるクリップ５６を有し、
パッケージ５８内に固定される。

【００５１】アッセンブリ２０６は、同様に、工場で装
填されるか或いは、図１及び図７〜図１１に関して記載
されるように、使用者によってカメラに再装填される。

【００５２】コンテナーの更なる実施例及び本発明によ
る方法は、図３４及び図３５から分るように、前述の実
施例と概ね類似したフィルムコンテナー３０２を用いる
が、フィルム巻上げ器具を備えていない。コンテナー３
０２は、２つのハウジングシェル３１０、３１２から形
成されるハウジング３０８を包含し、該ハウジングは協
働し、対向する押縁３１８、３２０の間の伸長フィルム
スロットを画定する囲いを形成する。押縁３１８、３２
０は、柔らかい織物又はベルベットのような織物状素材
から成るストリップ３２２、３２４によって覆われ、該
ストリップは、接着剤又は両面テープによって固定され
る。片方又は両方のシェル半体は、開口又は凹部を有す
る１又は２以上の突出部３２６を備え、該突出部は、反
対側のシェル半体上の突起部で嵌合されることにより、
シェル半体の両方が共に固定される。それに代わって、
又は更に、接着又は溶接技術は、シェル半体を共に固定
するのに用いられる。

【００５３】装填方法は、上記とほぼ同一のフィルム巻
上げ装置を用い、その構造は、更に記載せず、同様の参
照数字符号によって同様の部分を示す。ジグ３４６がフ
ィルムコンテナーの挿入のために、切開端部領域を有す
る必要がない点で多少の相違点があり、図３２に示され
るように、該ジグは、連続側壁を有する。図３２に示さ
れるように、フィルムの前縁は、遮光ハウジング１５１
に収容される大きなフィルムロールから解かれ、フィル
ム巻上げ器具１４４の端部に取付られる。モーター１３
６は、巻上げ器具上にフィルムの長さ分巻き上げられる
ように作動する。巻き上げあれたフィルムの長さ分は、
パンチを用いて、分離され、該パンチは、巻き上げられ
たフィルム後端部の舌部１５８及び、大きなフィルムロ
ールの新たな前縁で舌部１６０を切断する。フィルム巻
上げ器具１３４は、その後、モーター１３６を引くこと
で引っ込められ、スリーブ１４２からスライド１４０を
移動させる。巻き上げられたフィルムロールは、その
後、図３５に示されるように、２つのシェル半体３１
０、３１２を具備するハウジング３０８内に配置され、
該シェル半体はフィルムを囲むために共に固定され、舌
部１５８がフィルムスロットを通って突出する。コンテ
ナー３０２は、その後、図３６に示されるような従来型
フィルムパトローネに固定される。フィルムコンテナー
を包含するアッセンブリ３０６、フィルムパトローネ及
びその間を延びるフィルムは、カメラに挿入されること
ができるか或いは、フィルムパッケージ５８を密封し、
上記のように、クリップ５６の補助を伴って固定するこ
とができる。

【００５４】フィルムコンテナー４０２の更なる代替構
造は、図３８に示される。上記構造は、ハウジングが１
対のシェル半体を包含するという点で類似しているが、
現存フィルムによって画定された面と概ね平行面周辺で
分割される代わりに、ハウジングは、垂直な板周辺でシ
ェル４０５、４０７に分割される。シェルの半体４０５
は、伸長押縁４０９を備え、該押縁は、フィルムスロッ
トを画定する押縁４１１の上に重なり、その上で固定さ
れるベルベットのストリップを有する。押縁４０９の端
部で、小厚部４１３領域を備え、該領域は、シェルの半
体４０７内の対応する溝４１５へスライドする。シェル
の半体４０７は又、対向端部で、スロット４１７を備え
るが、シェルの半体４０５は、突起部４１９を備え、そ
れによってシェル半体の両側が共に嵌合されるように、
カチっと嵌め合わされる。図３９は、クリップ５６で固
定されたアッセンブリ４０６を構成する従来型フィルム
パトローネと結合し、組立られ、装填されたフィルムコ
ンテナー４０２を示す。シェルの半体４０７は、反対側
で２つの伸長隆起部４１３を備え、該隆起部は、シェル
の半体４０５上の対応する溝又は開口４１５にカチっと
嵌合することによって、フィルムコイルの周りで２つの
シェル半体を固定する。図３２〜図３６に関して記載さ
れる方法と同一の装填方法が用いられるが、フィルムア
ッセンブリ４０６は、所望であれば、同様に、気密に密
封されることが可能である。

【００５５】フィルムコンテナーの更なる実施例は、図
４０に示されるが、図３８及び図３９と同様に、現存フ
ィルムによって画定された面に対して、概ね直角な面で
本質的に分割される２部分ハウジングを有する。ハウジ
ング５０２は、押縁５０９、５１１を有し、該押縁は、
フィルムスロットを画定する。図２４、２９及び３０の
実施例と同様に、シェル半体は、フィルム巻上げ器具の
ための開口を画定し、組立られ、装填されたコンテナー
５０２内で、プラグ５３０によって閉じられる。片方の
シェル半体上に備えられた突出部は、もう片方のシェル
半体上の開口又は凹部とカチっと嵌合連結されるように
備えられる。コンテナーは、図２５〜図２９に関する記
載と同様にフィルムを装填し、図３０に図示されるよう
に、従来型パトローネに連結され、図４０のクリップ５
６と嵌め合わされる最終フィルムアッセンブリ５０６を
もたらす。

【００５６】クリップ及び密封パッケージを用いる変形
例として、図４１に示されるように、外側ハウジング又
はキャニスター７００が備えられる。上記は、フィルム
キャニスター及びフィルムパトローネをしっかりと、且
つ固定した相対位置で保持するように適合される。キャ
ニスター７００は、カチっと嵌合されるか或いは押して
嵌合される上方部分７０２及び下方部分７０４を備え
る。

【００５７】フィルムコンテナー１５、１０２、２０
２、３０２、４０２、５０２の使用によって、末端使用
者に販売されるフィルム巻き上げが非常に簡単で、安価
に行われ、フィルムアッセンブリが提供されることで、
末端使用者自身がカメラを再装填することが可能であ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本発明の実施例によるフィルムアッセンブリ
の開いたカメラの中への挿入を示す。

【図２】 第１フィルムカセットもしくはコンテナーに
より第２フィルムコンテナーの中へのフィルムの巻上げ
を示す。

【図３】 第２フィルムコンテナー上にエンドキャップ
の取り付けを示す。

【図４】 アッセンブリ上へのクリップの取り付けを示
す。

【図５】 気密パッケージの中へのフィルムコンテナー
のアッセンブリの挿入を示す。

【図６】 密封したときのパッケージを示す。

【図７】 カメラの背面を開く第１工程を説明する。

【図８】 パッケージを開き、フィルムコンテナーのア
ッセンブリの取り出しを説明する。

【図９】 予め再装填するカメラからの古いフィルムコ
ンテナーの取り出しを説明する。

【図１０】 予め再利用するバッテリの交換を説明す
る。

【図１１】 バッテリ蓋を再取り付けしたカメラを示
す。

【図１２】 露出したフィルムを取り出すために底部プ
レートを取り外す手順を示す。

【図１３】 保護用の密閉容器の中へのフィルムアッセ
ンブリの挿入を示す。

【図１４】 閉じた密閉容器を示す。

【図１５】 予め感光させた潜像を有するフィルムの使
用を示す。

【図１６】 別の方法によるフィルムコンテナーの中へ
のフィルム装填の第１段階を示す。

【図１７】 フィルムコンテナーのハウジングの中へ巻
上げられるフィルムの長さを切り取る工程を示す。

【図１８】 切り取り後のフィルムとフィルム巻上げ器
具の引き出しを示す。

【図１９】 フィルムコンテナーのアッセンブリの最終
工程を示す。

【図２０】 組み立てたフィルムコンテナーを示す。

【図２１】 従来のフィルムカセットにフィルムの端部
を取り付ける工程を示す。

【図２２】 組み立てが完了したフィルムを示す。

【図２３】 クリップによるフィルムアッセンブリの固
定と、パッケージの中への密封を示す。

【図２４】 本発明の別の実施例によるフィルム装填方
法を利用するフィルムコンテナーを説明する。

【図２５】 図２４のコンテナー装填方法の第１工程を
説明する。

【図２６】 装填したフィルム端部についてフィルムコ
ンテナーの組み立てを説明する。

【図２７】 フィルム巻上げの工程を説明する。

【図２８】 大きなフィルムのロールからフィルムの全
長の切り取りを説明する。

【図２９】 フィルムコンテナーの組み立ての最終工程
を説明する。

【図３０】 従来のフィルムパトローネへのフィルムコ
ンテナーの装着を示す。

【図３１】 クリップで固定しフィルムパッケージの中
へ密封する完成したフィルムアッセンブリを示す。

【図３２】 本発明のさらに別の実施例による方法の第
１工程を説明する。

【図３３】 フィルム供給バルクから切り取るフィルム
の全長を示す。

【図３４】 別のフィルムコンテナーの組み立て形態を
示す。

【図３５】 フィルムコンテナーの中への巻いたフィル
ムの配置を示す。

【図３６】 従来のフィルムパトローネに固定される組
み立てたフィルムコンテナーを示す。

【図３７】 フィルムクリップにより固定されフィルム
パッケージの中に密封される完成したフィルムアッセン
ブリを示す。

【図３８】 本発明の別の実施例による組み立てる前の
フィルムコンテナーを示す。

【図３９】 図３８のフィルムコンテナーを利用するフ
ィルムアッセンブリを示す。

【図４０】 本発明のさらに別の実施例によるフィルム
コンテナーを利用するフィルムアッセンブリを示す。

【図４１】 フィルムアッセンブリを収容する密封容器
を示す。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０３Ｃ 3/00 ５４０ Ｇ０３Ｃ 3/00 ５４０Ｂ ５４０Ｃ ５４０Ｆ ５５０ ５５０Ａ ５５０Ｊ ５７５ ５７５Ｇ ５９０ ５９０Ａ ５９０Ｋ ５９９ ５９９Ｃ

Claims (49)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 従来のフィルムカセットと同じ第１のフ
   ィルムコンテナーと一方のコンテナーに巻かれかつ他方
   のコンテナーへと延びる一定長さのフィルムを有する追
   加のフィルムコンテナーとを包含したフィルムアッセン
   ブリの装填方法であって： （ａ）所定長さのフィルムを用意しかつ自由端をフィル
   ム巻上げ器具に取り付け； （ｂ）暗い環境内でフィルム巻上げ器具を回して器具の
   周りにフィルムをコイル状に巻き； （ｃ）工程（ｂ）の前又は後で、追加のフィルムコンテ
   ナー内にコイルを入れることによりフィルムはそのフィ
   ルムスロットを通して延び；かつ （ｄ）フィルム巻上げ器具を取り除く工程を包含してい
   る、方法。
2. 【請求項２】 請求項１による方法において、フィルム
   の上記自由端と反対側の端部が第１フィルムコンテナー
   に対して固着される、方法。
3. 【請求項３】 請求項２による方法において、フィルム
   の上記自由端と反対側の端部が工程（ｃ）の後で第１フ
   ィルムコンテナーに対して固着される、方法。
4. 【請求項４】 請求項３による方法において、第１フィ
   ルムコンテナーが中央スプールを持つ従来タイプのフィ
   ルムパトローネであり、フィルムの上記自由端と反対側
   の端部が中央スプールに対して固着される、方法。
5. 【請求項５】 請求項１による方法において、工程
   （ａ）では所定長さのフィルムを第１フィルムコンテナ
   ーに巻かれかつそのフィルムスロットを通して延びるよ
   うに用意し、そのフィルムがフィルム巻上げ器具上に巻
   かれる時にはフィルムは第１フィルムコンテナーから巻
   き戻される、方法。
6. 【請求項６】 端部キャップにより閉塞されるハウジン
   グを包含した追加コンテナーを使用する請求項１による
   方法において、その方法は工程（ｃ）で、フィルム巻上
   げ器具上にフィルムを巻き、引き続き器具端部の周りに
   巻かれたフィルムを有する器具を追加のフィルムコンテ
   ナー内に挿入する、方法。
7. 【請求項７】 請求項６による方法において、フィルム
   巻上げ器具を取り除いた後に端部キャップがハウジング
   に固着される、方法。
8. 【請求項８】 請求項１による方法において、フィルム
   の前縁が固着されている器具端部が追加フィルムコンテ
   ナー内に挿入され、かつ器具がそれから回されてフィル
   ムが追加コンテナー内で巻かれる、方法。
9. 【請求項９】 請求項２による方法において、工程
   （ａ）で、フィルムの長さはフィルムの大ロールであ
   り、かつフィルムがフィルム巻上げ器具上に巻かれた後
   に大ロールから巻かれたフィルムの切断工程を包含して
   いる、方法。
10. 【請求項１０】 請求項９による方法において、第１フ
    ィルムコンテナーが中央スプールを持つ従来タイプのフ
    ィルムパトローネであり、大ロールから切断されたフィ
    ルム後端は第１フィルムコンテナーのスプールに固着さ
    れた上記の自由端と反対側のフィルム端部を構成してい
    る、方法。
11. 【請求項１１】 ２個のシェル半体で形成され、両者間
    にフィルムスロットとフィルム巻上げ器具開口を形成す
    るハウジングを包含した追加のフィルムコンテナーを使
    用する請求項１による方法において、フィルム巻上げ装
    置内に、工程（ｂ）の前で、フィルム巻上げ器具の一側
    に第１のシェル半体を用意し、引き続き第２のシェル半
    体を第１のシェル半体に固着してフィルムスロットを通
    してフィルムを延ばし、それからフィルム巻上げ器具を
    回してフィルムを追加のフィルムコンテナー内に巻く、
    方法。
12. 【請求項１２】 請求項１１による方法において、更に
    器具をフィルムコンテナーから抜きかつ器具回転開口を
    プラグにより閉塞する工程を包含する、方法。
13. 【請求項１３】 請求項１２による方法において、フィ
    ルムがフィルムの大ロールから巻き戻され、かつフィル
    ムが追加コンテナー内に巻かれた後に大ロールからのフ
    ィルムを切断する工程を包含している、方法。
14. 【請求項１４】 請求項１３による方法において、大ロ
    ールから切断されたフィルムの自由端部が第１フィルム
    コンテナーに対して固着され、第１フィルムコンテナー
    がフィルム自由端部の固着される中央スプールを有する
    従来タイプのフィルムパトローネである、方法。
15. 【請求項１５】 ２個のシェル半体で形成され、両者間
    にフィルムスロットを形成するハウジングを包含した追
    加のフィルムコンテナーを使用する請求項１による方法
    において、フィルム巻上げ装置内に、工程（ｂ）の後
    で、フィルム巻上げ器具を取り除き、引き続き両シェル
    半体間に巻かれたコイルを包み、フィルムスロットを通
    してフィルムを延ばす、方法。
16. 【請求項１６】 請求項１５による方法において、フィ
    ルムがフィルムの大ロールから巻き戻され、大ロールか
    らのフィルムを、それがコイルに巻かれかつ追加コンテ
    ナーにより囲まれた後に切断する工程を包含した、方
    法。
17. 【請求項１７】 請求項１６による方法において、第１
    コンテナーは中央スプールを有する従来タイプのフィル
    ムパトローネであり、大ロールから切断されたフィルム
    の自由端はフィルムパトローネの中央スプールに固着さ
    れている、方法。
18. 【請求項１８】 請求項１による方法において、更に第
    １フィルムコンテナーと追加フィルムコンテナーを共に
    固着するための取り外し得るクリップの装着工程を包含
    している、方法。
19. 【請求項１９】 請求項１による方法において、第１フ
    ィルムコンテナーと追加フィルムコンテナーのアッセン
    ブリをコンテナーの密封保持のためのパッケージ内に挿
    入する工程を包含する、方法。
20. 【請求項２０】 請求項１の方法により装填されたフィ
    ルムアッセンブリ。
21. 【請求項２１】 請求項２０によるフィルムアッセンブ
    リが装填されたカメラ。
22. 【請求項２２】 露出開口の反対側に配置される１対の
    フィルム室およびフィルム室を閉塞するカメラ後部を有
    するカメラ内へのフィルムアッセンブリの装填方法であ
    って： （ａ） 第１フィルムコンテナーを用意し； （ｂ） 或長さのフィルムを用意しかつ自由端をフィル
    ム巻上げ器具に取り付け； （ｃ） 暗い環境内でフィルム巻上げ器具を回して器具
    の周りにフィルムをコイル状に巻き； （ｄ） 工程（ｃ）の前又は後で、コイルを追加フィル
    ムコンテナー内に包み込みそのフィルムスロットを通し
    てフィルムを延ばし； （ｅ） フィルム巻上げ器具を取り去り；かつ （ｆ） 対応する室内のコンテナーでカメラ内にフィル
    ムアッセンブリを配置しかつカメラ後部を閉塞する工程
    を包含している、装填方法。
23. 【請求項２３】 請求項２２による方法において、フィ
    ルムが既露光の隠れた像を備えており、方法が工程
    （ｆ）にフィルム上の照準マークがカメラ上の照準マー
    クに整合していることを確認する追加の工程を包含し、
    これにより使用者露光像と既露光像の整合を確保するよ
    うにした、方法。
24. 【請求項２４】 写真フィルムアッセンブリであって、
    フィルムの端部が固着されるスプールを内部に有する第
    １フィルムコンテナーと、取り外し得るキャップを持ち
    内部にフィルムが巻かれた第２のスプールレスの遮光性
    のフィルムコンテナーとを包含し、フィルムは第２フィ
    ルムコンテナー内にコイル状に巻かれておりかつ第１コ
    ンテナーへと延びている、フィルムアッセンブリ。
25. 【請求項２５】 ハウジングを持つ写真フィルム収容コ
    ンテナーであって、ハウジングは１対のシェル半体を包
    含し、両半体は協働して、使用時にフィルムが延び得る
    フィルムスロットを形成している、コンテナー。
26. 【請求項２６】 請求項２５による写真フィルム収容コ
    ンテナーであって、ハウジングが更にフィルム巻上げ器
    具挿入のための開口を備えている、コンテナー。
27. 【請求項２７】 請求項２５による写真フィルム収容コ
    ンテナーであって、各シェル半体は他方のシェル半体の
    縁領域に対向する縁領域を備えて両者間にフィルムスロ
    ットを形成し、各縁領域はその上に柔軟な織物又は織物
    状材料のストリップを備えている、コンテナー。
28. 【請求項２８】 請求項２５による写真フィルム収容コ
    ンテナーであって、２個のシェル半体を互いに固着する
    固着手段を備えている、コンテナー。
29. 【請求項２９】 請求項２５による写真フィルム収容コ
    ンテナーであって、固着手段が２個のシェル半体間のス
    ナップフィット結合体を備えている、コンテナー。
30. 【請求項３０】 請求項２７による写真フィルム収容コ
    ンテナーであって、両縁領域がフィルム排出面を形成す
    るフィルムスロットを備え、ハウジングの両シェル半体
    が上記面と実質的に平行な面に沿い結合されている、コ
    ンテナー。
31. 【請求項３１】 請求項２７による写真フィルム収容コ
    ンテナーであって、両縁領域がフィルム排出面を形成す
    るフィルムスロットを形成し、ハウジングの２個のシェ
    ル半体が上記排出面と実質的に直交する面に沿い結合さ
    れている、コンテナー。
32. 【請求項３２】 請求項２５による写真フィルム収容コ
    ンテナーを包含したフィルムアッセンブリであって、内
    部に或長さのフィルムが巻かれかつそのフィルムは内部
    にスプールを有する第１フィルムコンテナーへと延びて
    そのスプールにフィルムの端部が固着されている、フィ
    ルムアッセンブリ。
33. 【請求項３３】 フィルムを巻く方法であって： （ａ） 第１フィルムカセットからフィルムの自由端を
    引き出しかつそこにフィルム巻上げ工具を取り付け； （ｂ） 暗い環境内で、フィルム巻上げ工具を回してフ
    ィルムを第１コンテナーから出してフィルム巻上げ工具
    の周りに巻き； （ｃ） 工程（ｂ）の前又は後で、フィルムが保持され
    たフィルム巻上げ工具の端部を開放した第２スプールレ
    スフィルムコンテナー内に挿入し； （ｄ） フィルム巻上げ工具を引き抜き；かつ （ｅ） 第２フィルムコンテナーの開放端に端部キャッ
    プを装着して光タイトにする、方法。
34. 【請求項３４】 請求項３３による方法であって、フィ
    ルムが第１フィルムコンテナーからフィルム巻上げ工具
    上に巻き出され、引き続き工具の周りにフィルムの巻か
    れた工具を第２フィルムコンテナー内に挿入する、方
    法。
35. 【請求項３５】 請求項３３による方法であって、フィ
    ルムの前縁の固着されている工具の先端が第２フィルム
    コンテナー内に挿入され、かつそれから工具をフィルム
    が第２コンテナー内に巻かれるように回される、方法。
36. 【請求項３６】 請求項３３による方法であって、更に
    第１および第２のフィルムコンテナーを保持するための
    取り外し得るクリップを装着する工程を包含している、
    方法。
37. 【請求項３７】 請求項３３による方法であって、更に
    両コンテナーをパッケージ内に挿入し、パッケージが両
    フィルムコンテナーを保持するためにシールされる工程
    を包含している、方法。
38. 【請求項３８】 露出開口の反対側に配置される１対の
    フィルム室、および両フィルム室を閉塞するカメラ後部
    を有するカメラ内へのフィルム装填方法であって： （ａ） 第１フィルムカセットからフィルムの自由端を
    引き出しかつそこにフィルム巻上げ工具を取り付け； （ｂ） 暗い環境内で、フィルム巻上げ工具を回してフ
    ィルムを第１コンテナーから出してフィルム巻上げ工具
    の周りに巻き； （ｃ） 工程（ｂ）の前又は後で、フィルムが保持され
    たフィルム巻上げ工具の端部を開放した第２スプールレ
    スフィルムコンテナー内に挿入し； （ｄ） 第２フィルムコンテナーの開放端に端部キャッ
    プを装着して光タイトにし； （ｅ） 後部を開いた状態で、第１および第２コンテナ
    ーをそれらの間にフィルムを延ばして対応する室内に挿
    入し；かつ （ｆ） カメラの後部を閉じる、方法。
39. 【請求項３９】 請求項３８による方法であって、フィ
    ルムが第１フィルムコンテナーからフィルム巻上げ工具
    上に巻き出され、引き続き工具の周りにフィルムの巻か
    れた工具を第２フィルムコンテナー内に挿入する、方
    法。
40. 【請求項４０】 請求項３８による方法であって、フィ
    ルムの前縁の固着されている工具の先端が第２フィルム
    コンテナー内に挿入され、かつそれから工具をフィルム
    が第２コンテナー内に巻かれるように回される、方法。
41. 【請求項４１】 請求項３８による方法であって、カメ
    ラが第１コンテナーを支持する室の底部を閉塞する取り
    外し得るプレートを包含し、更に上記室底部を閉塞する
    プレート装着工程を包含している、方法。
42. 【請求項４２】 請求項４１による方法であって、工程
    （ｅ）の前にカメラの以前の使用による空の第２コンテ
    ナーが取り除かれる、方法。
43. 【請求項４３】 写真フィルムアッセンブリであって、
    フィルムの端部が固着されその周りにフィルムを巻き得
    るスプールを内部に有する第１フィルムコンテナーと、
    取り外し得るキャップを持ち内部にフィルムを巻き得る
    第２のスプールレスの遮光性のフィルムコンテナーとを
    包含し、フィルムは第１及び第２コンテナー間に延びか
    つ上記コンテナーの一方又は他方内に巻かれており、第
    １及び第２コンテナーを互いに或固定位置へ保持する固
    着手段を備えている、フィルムアッセンブリ。
44. 【請求項４４】 請求項４３によるフィルムアッセンブ
    リであって、固着手段が各コンテナーを強固に掴むばね
    特性の取り外し得るクリップを構成している、フィルム
    アッセンブリ。
45. 【請求項４５】 請求項４３によるフィルムアッセンブ
    リであって、固着手段が各フィルムコンテナーを互いに
    固定の位置に保持する包被を包含している、フィルムア
    ッセンブリ。
46. 【請求項４６】 請求項４３によるフィルムアッセンブ
    リであって、第２コンテナーがベルベットで内張りされ
    たフィルムスロットを備えている、フィルムアッセンブ
    リ。
47. 【請求項４７】 請求項４３によるフィルムアッセンブ
    リであって、気密パッケージ内ではシールされている、
    フィルムアッセンブリ。
48. 【請求項４８】 請求項４７によるフィルムアッセンブ
    リであって、上記パッケージが金属被覆されたプラスチ
    ック材料で形成されている、フィルムアッセンブリ。
49. 【請求項４９】 請求項４３による写真フィルムアッセ
    ンブリであって、保護容器内に収容されている、フィル
    ムアッセンブリ。