JP2001215266A - 全地球測位システムの受信装置及び復調処理制御方法 - Google Patents
全地球測位システムの受信装置及び復調処理制御方法Info
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Abstract
S受信装置を提案するようにする。 【解決手段】本発明は、GPSシステムにおける複数の
GPS衛星からそれぞれ送信される衛星信号S1〜S4
を受信し、当該受信したそれぞれの衛星信号S1〜S4
に対する復調タイミングを基に復調器32による衛星信
号の復調処理を制御回路31によって時分割制御するこ
とにより、各GPS衛星にそれぞれ対応した復調器を設
けることなく復調処理を実行することができる。
Description
の受信装置及び復調処理制御方法に関し、例えば移動体
の位置測定を行うGPS(Global Positioning System)
の受信装置に適用して好適なものである。
る複数個のGPS衛星からそれぞれ送信される衛星信号
をGPS受信装置によって受信し、当該受信した衛星信
号を解析することにより、当該GPS受信装置と各GP
S衛星との距離をそれぞれ取得し、これらを基に移動体
の現在位置を算出するようになされている。
は、各GPS衛星毎に異なる種類の符号系列でなるPN
(Pseudo noise)コードすなわち疑似雑音符号によってス
ペクトラム拡散された信号である。
S衛星毎にそれぞれ応じた局部PNコードを発生し得る
ようになされており、発生した局部PNコードの位相を
衛星信号のPNコードの位相に合わせることにより同期
獲得し、衛星信号に対してトラッキングをかけることに
より同期補足した後、スペクトラム逆拡散処理を施すこ
とによりGPS衛星からの航法メッセージ(測位計算の
ための軌道情報等)を復調する。
1は、受信可能な圏内に存在する複数の第1GPS衛星
2〜第4GPS衛星5から送信される衛星信号S1〜S
4をGPSアンテナ6及び受信回路7を介して受信し、
衛星信号S1を第1復調器8に、衛星信号S2を第2復
調器9に、衛星信号S3を第3復調器10に、衛星信号
S4を第4復調器11にそれぞれ供給する。
号S1〜S4に対してそれぞれ同期獲得及び同期補足し
た後、スペクトラム逆拡散処理を施すことにより衛星信
号S1〜S4を復調し、その復調結果データS5〜S8
を後段の回路(図示せず)に出力すると共に、制御回路
12に送出する。
器11から供給された復調結果データS5〜S8を基
に、第1復調器8〜第4復調器11の復調状態を推測
し、当該復調状態に応じた復調制御信号S11〜S14
を第1復調器8〜第4復調器11に供給することによ
り、当該第1復調器8〜第4復調器11おける復調状態
を制御するようになされている。
器8〜第4復調器11で第1GPS衛星2〜第4GPS
衛星5からの衛星信号S1〜S4をそれぞれ並列的に復
調することにより、複数のGPS衛星との距離を算出
し、これらの距離関係を基に現在位置を測位するように
なされている。
GPS受信装置1においては、第1GPS衛星2〜第4
GPS衛星5からの衛星信号S1〜S4に対してそれぞ
れ同期獲得を行うために、受信可能な圏内に存在するG
PS衛星の数かそれ以上の数の復調器(第1復調器8〜
第4復調器11)を有しており、このため回路構成が大
型化するという問題があった。
すように第1復調器8〜第4復調器11を同時に並列的
に動作させているので消費電力が増大してしまうという
問題があった。
で、小型で電力消費の少ない全地球測位システムの受信
装置及び復調処理制御方法を提案しようとするものであ
る。
め本発明においては、全地球測位システムにおける複数
の衛星からそれぞれ送信される衛星信号を受信し、当該
受信したそれぞれの衛星信号に対する復調タイミングを
基に復調手段による衛星信号の復調処理を時分割制御す
ることにより、各衛星にそれぞれ対応した復調器を設け
ることなく復調処理を実行することができる。
施の形態を詳述する。
図1において、20は全体として本発明における全地球
測位システムの受信装置としてのGPS受信装置を示
し、大きく分けて例えば4種類の第1GPS衛星2〜第
4GPS衛星5から送信される衛星信号S1〜S4を受
信するためのGPS受信部21と、IS95規格に対応
したDS(Direct Sequence :直接拡散) 方式によるCD
MA(Code Division Multiple Access) セルラーシステ
ムの基地局から送信されるスペクトラム拡散信号S22
を受信するためのCDMA受信部22とによって構成さ
れている。
23及び受信回路24を介して受信したスペクトラム拡
散信号S22を相関回路25に入力する。相関回路25
は、シフトレジスタ及び乗算器によって構成され、PN
コード発生回路26から供給される局部PNコードC1
1とスペクトラム拡散信号S22とを乗算することによ
り相関値S23を算出し、これを制御回路27に送出す
る。
値を越えていない低レベルのとき、スペクトラム拡散信
号S22のPNコードとPNコード発生回路26で発生
した局部PNコードC11とが同期していないと判定
し、PNコード発生回路26に対して位相制御信号CT
L11を供給することにより局部PNコードC11の位
相をオフセット制御する。
CTL11に基づいて局部PNコードC11の位相をオ
フセットし、その結果得られる位相オフセットされた局
部PNコードC11を相関回路25に送出すると共に、
局部PNコードC11の位相状態を示す位相結果情報S
24を制御回路27に送り返す。
の相関値S23に基づいて同期獲得できていないと判断
した場合、位相結果情報S24に応じて位相制御信号C
TL11を生成し、これをPNコード発生回路26に送
出することにより、当該PNコード発生回路26による
局部PNコードC11の位相を順次オフセットして出力
させるようになされている。
の閾値を越えた高レベルのとき、スペクトラム拡散信号
S22のPNコードとPNコード発生回路26で発生し
た局部PNコードC11とが同期していると判定して同
期補足を行う。
とを位相制御信号CTL11によってPNコード発生回
路26に通知すると共に、データ復調時におけるスペク
トラム拡散信号S22のPNコードの周期の先頭タイミ
ングを示す復調制御信号S25を生成し、これを相関回
路25に対して送出する。
器に加えて内部に復調器(図示せず)を有しており、当
該復調器で復調制御信号S25に基づいてスペクトラム
拡散信号S22をスペクトラム逆拡散処理することによ
り、基地局から送られてくる送信データを復調するよう
になされている。
獲得したことを制御回路27からの位相制御信号CTL
11によって認識すると、同期獲得したタイミングすな
わちスペクトラム拡散信号S22のPNコードにおける
周期の先頭タイミングを示すコードタイミング信号S2
6をカウンタ構成でなるシステムタイム回路28に供給
する。
からのシステムタイム制御信号S27に応じてPNコー
ド発生回路26から供給されたコードタイミング信号S
26に同期したタイミングでカウンタをリセットするこ
とによりシステムタイム信号S28を生成し、これをG
PS受信部21の制御回路31に送出する。
局は第1GPS衛星2〜第4GPS衛星5のいずれかに
より送信される衛星信号を受信し、当該衛星信号を解析
することにより求めたGPS時刻を基にスペクトラム拡
散信号S10を生成する際の基準となるCDMA時刻を
設定しているので、GPS時刻とCDMA時刻とは所定
タイミング毎に同期した状態である。
U(Centaral Processing Unit)でなり、システムタイム
信号S28を入力することにより、当該システムタイム
信号S28に基づいて例えば第1GPS衛星2から送信
されて最初に到達する衛星信号S1のPNコードにおけ
る周期の先頭タイミングを大まかに認識し得るようにな
されている。
復調器32に対して復調制御信号S31で第1GPS衛
星2に対応した局部PNコードを与える。ここで復調器
32は、内部に相関回路(図示せず)を有し、相関回路
を介して衛星信号S1のPNコードにおける周期の先頭
タイミングを中心とした前後数チップ(もしくは数十チ
ップ)分のサーチ幅の範囲内で相関値を算出することに
より、短時間で同期獲得を行って衛星信号S1を復調す
ることができる。
たときの同期獲得タイミングを得、これを同期獲得タイ
ミング信号S32としてタイミングカウント回路33に
送出する。タイミングカウント回路33は、第1GPS
衛星2の衛星信号S1を同期獲得したときのチップ単位
の復調タイミングでカウンタ値を例えば「0」にセット
して内部メモリに記憶する。
は、復調器32に対して復調制御信号S31で第2GP
S衛星3、第3GPS衛星4及び第4GPS衛星5にそ
れぞれ対応した局部PNコードを順次与え、当該復調器
32を介して同期獲得を行ったときの同期獲得タイミン
グを順次得、これらを同期獲得タイミング信号S32と
してそれぞれタイミングカウント回路33に送出する。
2から第2GPS衛星3〜第4GPS衛星5の衛星信号
S2〜S4を同期獲得したときのチップ単位の同期獲得
タイミングをそれぞれカウンタ値としてカウントし、衛
星信号S1に対するカウンタ値「0」との時間的な差分
値を復調タイミングとして内部メモリにそれぞれ記憶
し、これらの復調タイミングを衛星信号S2〜S4の同
期獲得に用いることにより、次回から第2GPS衛星3
〜第4GPS衛星5の衛星信号S2〜S4に対して短時
間で同期獲得を行い得るようになされている。
調することにより第1GPS衛星2〜第4GPS衛星5
に共通な絶対時刻情報を復調結果データS33として制
御回路31に送出する。
33から常時1[msec]単位の基準タイミング信号S35
が供給されており、当該基準タイミング信号S35及び
復調結果データS33の絶対時刻情報に基づいて、次の
衛星信号S2に復調処理を切り換えるために予め設定さ
れた1[msec]単位の切換タイミングを切換制御信号S3
4としてタイミングカウント回路33に出力する。
信号S31で次に第2GPS衛星3から到達する衛星信
号S2に対応した局部PNコードと、復調処理の切換命
令とを復調器32に出力する。
31から切換制御信号S34が供給されると、衛星信号
S2に対する復調タイミングを内部メモリから読み出
し、当該復調タイミングに対応したチップ単位の時分割
切換タイミング信号S36を復調器32に対して出力す
る。
S衛星3に対応した局部PNコードを用いて衛星信号S
2の同期獲得を行い、復調結果を得る。
S1〜S4は50[bps] の伝送速度で送信されており、
それぞれ衛星信号S1〜S4における各PNコード(1
周期は1[msec])の20倍の20[msec]で繰り返し同一
内容の1ビットが送信されている。
に示すように20[msec]の間に繰り返し送信されている
例えば1ビットのデータ(A1)を1[msec]分だけ復調
すれば復調結果を得られるので、復調器32で衛星信号
S1〜S4に対する復調処理を1[msec]分ずつ時分割で
行うようになされている。
PS衛星2〜第4GPS衛星5にそれぞれ対応した数又
はそれ以上の復調器を必要とせず、復調器32により2
0[msec]のうち1[msec]分ずつ衛星信号S1〜S4を時
分割復調処理するだけで済むため、回路構成を簡素化し
得ると共に消費電力を一段と低減し得るようになされて
いる。
実際上、衛星信号S1〜衛星信号S4の到達時刻の時間
差がチップ単位のオフセット(すなわち時間的なずれ)
として発生している。
号S1の復調処理から衛星信号S2の復調処理に切り換
えるときや、衛星信号S2の復調処理から衛星信号S3
の復調処理に切り換えるときに、図2(C)に示すよう
にデータ(A1)を復調するタイミングと、データ(A
2)を復調するタイミングと、データ(A3)を復調す
るタイミングとの間隔を1[msec]毎に設定したとして
も、チップ単位のずれが生じることになる。
は、タイミングカウント回路33の内部メモリに記憶し
た衛星信号S2〜S4それぞれに対する復調タイミング
に応じて、復調処理を切り換えるときのチップ単位のオ
フセットを最も少なくなるように制御している。
1は、最も近くに存在する第1GPS衛星2から次第に
遠くに存在する第4GPS衛星5の順番で復調処理を時
分割制御するようになされており、これにより衛星信号
S1〜S4の復調処理を切り換えるタイミングの時間的
間隔を極力1[msec]近くに短くし得、20[msec]の中で
復調処理を効率良く実行することが可能となる。
理の切換制御処理手順について説明する。GPS受信装
置20の制御回路31は、ルーチンRT1の開始ステッ
プから入ってステップSP1に移る。
CDMA受信部22から供給されたシステムタイム信号
S28を基に第1GPS衛星2の衛星信号S1の同期獲
得を行った後、衛星信号S2〜S4の同期獲得を順次行
って同期獲得タイミングを得、これを復調タイミングと
してタイミングカウント回路33の内部メモリに記憶
し、次のステップSP2に移る。
タイミングカウント回路33の内部メモリに記憶した衛
星信号S1〜S4に対する復調タイミングに基づいて、
第1GPS衛星2の衛星信号S1を同期獲得して復調結
果の絶対時刻情報を得、次のステップSP3に移る。
絶対時刻情報及びタイミングカウント回路33から供給
される1[msec]単位の基準タイミング信号S35に基づ
いて、予め設定しておいた復調処理の切換タイミングに
なったか否かを判定する。
予め設定しておいた復調処理の切換タイミングになって
いないことを表しており、このとき制御回路31はステ
ップSP3に戻って復調処理の切換タイミングになるま
で待ち続ける。
得られると、このことは予め設定しておいた復調処理の
切換タイミングになったことを表しており、このとき制
御回路31は次のステップSP4に移る。
復調処理の切換タイミングである切換制御信号S34を
タイミングカウント回路33に出力すると共に、次に復
調制御信号S31で第2GPS衛星3から到達する衛星
信号S2に対応した局部PNコードと、復調処理の切換
命令とを復調器32に出力し、次のステップSP5に移
る。
タイミングカウント回路33の内部メモリに記憶した復
調タイミングに基づいて、当該タイミングカウント回路
33から時分割切換タイミング信号S36を復調器32
に供給して復調処理を切り換え、ステップSP3に戻っ
て再度上述の処理を繰り返す。
は第1GPS衛星2〜第4GPS衛星5の衛星信号S1
〜S4を受信手段としてのGPSアンテナ6及び受信回
路7によって受信し、制御手段としての制御回路31の
制御により、予めタイミングカウント回路33の内部メ
モリに記憶した衛星信号S1〜S4の復調タイミングに
基づいて、復調手段としての復調器32で20[msec]の
うち1[msec]分ずつ衛星信号S1〜S4を時分割復調処
理するようにしたことにより、回路構成を簡素化して一
段と小型化し得ると共に、時分割復調処理によって消費
電力を一段と低減することができる。
ウント回路33の内部メモリに記憶した衛星信号S1〜
S4の復調タイミングに応じて、最も近くに存在する第
1GPS衛星2から次第に遠くに存在する第4GPS衛
星5の順番で復調処理を時分割制御することにより、衛
星信号S1〜S4の復調処理を順次切り換えるときの時
間的間隔を極力短くして、20[msec]の中で復調処理を
効率良く実行することができる。
は予めタイミングカウント回路33の内部メモリに記憶
した衛星信号S1〜S4の復調タイミングに基づいて、
20[msec]のうち1[msec]分ずつ衛星信号S1〜S4を
時分割復調処理することにより、回路構成を簡素化して
一段と小型化し得ると共に、時分割復調処理によって消
費電力を一段と低減することができる。
の第1GPS衛星2〜第4GPS衛星5からの衛星信号
S1〜S4を受信し、当該衛星信号S1〜S4の復調処
理を復調器32だけで時分割で行うようにした場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、6種類又は8種
類のGPS衛星からの衛星信号の復調処理を復調器32
だけで時分割で行ったり、もしくは復調器32を複数設
けることにより8種類、12種類のGPS衛星からの衛
星信号の復調処理をそれぞれ時分割で行うようにしても
良い。この場合にも、上述の実施の形態と同様の効果を
得ることができる。
受信装置20に搭載されたCDMA受信部22により検
出されたシステムタイム信号S28に基づいて第1GP
S衛星2から受信した衛星信号S1のPNコードにおけ
る周期の先頭タイミングを大まかに認識し、短時間で同
期獲得を行うようにした場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、CDMA受信部22からシステムタイ
ム信号S28の供給を受けることなく、第1GPS衛星
2から受信した衛星信号S1を同期獲得するようにして
も良い。この場合、同期獲得に時間を要する可能性が高
いがCDMA受信部22を必要としないことにより、回
路構成を簡素化することができる。
信号S1〜S4を1[msec]分ずつ時分割復調処理するよ
うにした場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、2[msec]分ずつ、又は3[msec]分ずつ時分割復調処
理するようにしても良く、さらに衛星信号S1を1[mse
c]分だけ復調処理し、衛星信号S2を2[msec]分だけ復
調処理し、衛星信号S3を4[msec]分だけ復調処理し、
衛星信号S4を6[msec]分だけ復調処理する等のように
復調処理時間を任意に可変するようにしても良い。
理時間を任意に可変することにより、衛星信号S1〜S
4それぞれの復調結果の正確性を高めて誤り率を低減さ
せることができ、かくして受信特性の向上を図ることが
できる。
S受信装置20にCDMA受信部22を搭載するように
した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、C
DMA方式の携帯電話機にGPS受信部21を搭載する
ようにしても良い。
位システムにおける複数の衛星からそれぞれ送信される
衛星信号を受信し、当該受信したそれぞれの衛星信号に
対する復調タイミングを基に復調手段による衛星信号の
復調処理を時分割制御することにより、各衛星にそれぞ
れ対応した復調器を設けることなく復調処理を実行する
ことができ、かくして小型で電力消費の少ない全地球測
位システムの受信装置及び復調処理制御方法を実現でき
る。
ロツク図である。
る。
ートである。
である。
3……第2GPS衛星、4……第3GPS衛星、5……
第4GPS衛星、6……GPSアンテナ、7……受信回
路、21……GPS受信部、22……CDMA受信部、
31……制御回路、32……復調器、33……タイミン
グカウント回路。
Claims (8)
- 【請求項1】全地球測位システムにおける複数の衛星か
らそれぞれ送信される衛星信号を受信する受信手段と、 上記受信手段によって受信された上記衛星信号に対して
復調処理を行う復調手段と、 それぞれの上記衛星信号に対する復調タイミングを基に
上記復調手段による上記復調処理を時分割制御する制御
手段とを具えることを特徴とする全地球測位システムの
受信装置。 - 【請求項2】上記制御手段は、上記衛星信号と同期した
通信システムの基地局からの送信信号に基づいて生成さ
れたタイミング信号に基づいて上記衛星信号に対する同
期獲得を行って上記復調タイミングを得ることを特徴と
する請求項1に記載の全地球測位システムの受信装置。 - 【請求項3】上記制御手段は、上記時分割制御における
上記復調処理の処理時間を可変することにより、それぞ
れの衛星信号に対する受信特性を制御することを特徴と
する請求項1に記載の全地球測位システムの受信装置。 - 【請求項4】上記制御手段は、上記復調タイミングに基
づいて最も近距離に位置する上記衛星の上記衛星信号か
ら次第に距離の離れた上記衛星の上記衛星信号の順番に
上記復調処理を切り換えることにより上記時分割制御す
ることを特徴とする請求項1に記載の全地球測位システ
ムの受信装置。 - 【請求項5】全地球測位システムにおける複数の衛星か
らそれぞれ送信される衛星信号を受信する受信ステップ
と、 上記受信ステップで受信されたそれぞれの上記衛星信号
に対する復調タイミングを基に復調手段による上記衛星
信号の復調処理を時分割制御する制御ステップとを具え
ることを特徴とする復調処理制御方法。 - 【請求項6】上記制御ステップは、上記衛星信号と同期
した通信システムの基地局からの送信信号に基づいて生
成されたタイミング信号に基づいて上記衛星信号に対す
る同期獲得を行って上記復調タイミングを得ることを特
徴とする請求項5に記載の復調処理制御方法。 - 【請求項7】上記制御ステップは、上記時分割制御にお
ける上記復調処理の処理時間を可変することにより、そ
れぞれの衛星信号に対する受信特性を制御することを特
徴とする請求項5に記載の復調処理制御方法。 - 【請求項8】上記制御ステップは、上記復調タイミング
に基づいて最も近距離に位置する上記衛星の上記衛星信
号から次第に距離の離れた上記衛星の上記衛星信号の順
番に上記復調処理を切り換えることにより上記時分割制
御することを特徴とする請求項5に記載の復調処理制御
方法。
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