JP2001214987A - 真空排気弁 - Google Patents

真空排気弁

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JP2001214987A
JP2001214987A JP2000025775A JP2000025775A JP2001214987A JP 2001214987 A JP2001214987 A JP 2001214987A JP 2000025775 A JP2000025775 A JP 2000025775A JP 2000025775 A JP2000025775 A JP 2000025775A JP 2001214987 A JP2001214987 A JP 2001214987A
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insulating material
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接ガス面を効果的に加熱することができて排
ガスから副生成物が発生して付着するのを防止すること
ができ、また、加熱手段の損傷を防止することができて
耐久性の向上、信頼性の向上等を図ることができるよう
にした真空排気弁を提供する。 【解決手段】 内部加熱手段68と外部加熱手段81を
備える。内部加熱手段68は、ベローズ38の内方で定
位置に設けられたヒータスリーブ69、絶縁材にヒータ
線を埋設し、ヒータスリーブ69の外面を被覆するよう
に設けられた面状ヒータ73、弁体15の背面側に端部
において接触し、ヒータスリーブ69の内側に筒状部7
2において伸縮可能に設けられ、面状ヒータ73からの
発熱に伴い、ヒータスリーブ69を介して輻射熱で弁体
15を加熱するヒータベース30を有する。外部加熱手
段81は、絶縁材にヒータ線を埋設し、弁箱1の外面を
被覆するように設けられた面状ヒータ82を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メタルCVD、シ
リコンナイトライドプロセス等のように、塩化アンモニ
ウム、塩化アルミニウム等の副生成物を発生する半導体
製造装置のプロセスチャンバーの排気系において使用す
るのに適する真空排気弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の真空排気弁は、エアシリ
ンダにより弁棒および弁体を駆動し、弁体により弁箱に
おける弁座の穴を開放し、若しくは遮断させ、弁体の駆
動に際し、シール用のベローズを伸縮させるように構成
されている。
【0003】ところで、排ガス温度が130℃以下にな
ると、弁箱、弁座、弁体のシール材およびベローズに上
記のような副生成物が発生して付着する。この副生成物
が弁座、弁体のシール材等に付着すると、弁体を弁座に
シール状態で当接させて流路を完全に遮断することがで
きないため、ガスがリークする。また、上記副生成物が
ベローズに付着すると、ベローズの伸縮に際し、副生成
物が脱落して流路中に混入し、また、副生成物が弁箱内
面に付着すると、この副生成物が脱落して流路中に混入
し、製造装置を汚損する。
【0004】このような副生成物の発生、付着を防止す
るため、上記従来例の真空排気弁においては、弁箱の外
面を面状のシリコンゴムヒータにより被覆し、ベローズ
の内方で弁棒の外周にシースヒータをコイル状に巻き、
シースヒータの端部を弁体の背面において、弁体を弁棒
を連結するコネクタに対して接触させた構成が知られて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなシリコン
ゴムヒータやシースヒータを用いることにより、一応、
弁箱、ベローズおよび弁体の接ガス面を130℃以上に
加熱し、排ガスから副生成物が発生して付着するのを防
止することができる。しかしながら、シースヒータを用
いると、弁体作動部材および弁体の駆動に際し、シース
ヒータが伸縮するため、繰り返し使用すると、材料の疲
労等により損傷するおそれがあり、信頼性に乏しい。ま
た、シースヒータを用いた場合、ヒータ線を酸化マグネ
シウム等の絶縁材を介してステンレス製のシース管によ
り被覆しているが、シース管の外径に制約があるため、
絶縁距離が短く、破壊されるおそれがあるため、信頼性
に乏しい。
【0006】本発明の目的は、上記のような従来の問題
を解決しようとするものであって、接ガス面を効果的に
加熱することができて排ガスから副生成物が発生して付
着するのを防止することができ、したがって、流路を確
実に遮断することができ、しかも、製造装置の汚損を防
止することができ、また、加熱手段の損傷を防止するこ
とができ、したがって、耐久性の向上、信頼性の向上等
を図ることができるようにした真空排気弁を提供するに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の真空排気弁は、流路、この流路の途中に弁座
を有する弁箱と、上記弁座の穴を開放し、若しくは遮断
する弁体と、この弁体を作動させる弁体作動部材と、上
記弁体の背方において、上記弁体作動部材の外周部に設
けられたシール用のベローズと、上記弁体作動部材およ
び上記弁体を駆動し得るアクチュエータと、上記ベロー
ズの内方で定位置に設けられたヒータスリーブ、絶縁材
にヒータ線を埋設し、上記ヒータスリーブの外面を被覆
するように設けられた面状ヒータ、上記弁体の背面側に
端部において接触し、上記ヒータスリーブの内側に筒状
部において伸縮可能に設けられ、上記面状ヒータからの
発熱に伴い、上記ヒータスリーブを介して輻射熱で上記
弁体を加熱するヒータベースを有する内部加熱手段と、
絶縁材にヒータ線を埋設し、上記弁箱の外面を被覆する
ように設けられた面状ヒータを有する外部加熱手段とを
備えたものである。
【0008】そして、上記構成において、ヒータベース
の端板を弁体の背面に接触状態で連結するとともに、弁
体作動部材を上記端板に連結することができ、この場
合、ヒータベースの端板と弁体作動部材とを断熱材を介
在して連結することができる。
【0009】また、内部加熱手段の面状ヒータの絶縁材
にゴムを用いることができ、また、外部加熱手段の面状
ヒータの絶縁材にゴムを用い、この外部加熱手段の面状
ヒータを保温カバーにより被覆することができる。面状
ヒータの温度検出手段として熱電対を用いるのが好まし
く、この場合、熱電対の測温接点部を絶縁材に埋設する
ことができる。
【0010】また、アクチュエータが、弁体を正弦曲線
運動させるクロススライダクランク機構と、このクロス
スライダクランク機構の駆動源とを備えることができ
る。
【0011】上記のように構成された本発明によれば、
内部加熱手段と外部加熱手段とによりベローズ、弁体、
弁箱等の接ガス面を効果的に加熱することができて排ガ
スから副生成物が発生して付着するのを防止することが
でき、また、加熱手段は面状ヒータが弁体作動部材、弁
体の移動に伴って移動しないようにして配線の可動部分
がなく、しかも、ヒータ線を絶縁材に埋設した面状ヒー
タを用いて絶縁材層を肉厚に形成することができるよう
にしているので、その損傷を防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1ないし図4は本発
明の一実施形態に係る真空排気弁を示し、図1は流路を
開放した状態の中央部縦断面図、図2は図1と同様の状
態にあって、図1におけるII−II矢視断面図、図3は流
路を遮断した状態であって、図1と同様の断面図、図4
は図3と同様の状態であって、図2と同様の断面図、図
5は同真空排気弁に用いる内部加熱手段の一部を示す縦
断面図、図6は図5のVI−VI矢視断面図、図7は同内部
加熱手段に用いる面状ヒータの展開図である。
【0013】図1ないし図4に示すように、弁箱1の頂
部開放側の外周部にリング状の断熱材2を介してボンネ
ット3の底板4のフランジ部5がボルト6により取付け
られ、ボンネット3の頂部開放部にアクチュエータベー
ス7がボルト8により取付けられている。弁箱1に一対
の流路ポート9、10が形成され、第1の流路ポート9
は弁座11の穴12と連続して形成され、第1の流路ポ
ート9、穴12、弁室13および第2の流路ポート10
と連通する流路14が形成されている。
【0014】弁室13内には弁体15が設けられる。こ
の弁体15は、本実施形態においては、開閉部16とニ
ードル部17とを備えている。開閉部16は円盤状に形
成され、前面側の外周縁部にシール部18が設けられて
いる。開閉部16の背面側外周部には筒体19が一体に
設けられ、筒体19の基端部にはフランジ部20が一体
に設けられている。開閉部16の背面側には筒体19の
内側に凹入されたねじ穴21が形成されている。ニード
ル部17はシール部18よりも小径で短い筒状に形成さ
れ、開閉部16の前面側にシール部18の内方において
ボルト22により周上複数箇所(例えば、120度ごと
の均等割り位置の計3箇所)で固定され、ボルト22の
頭部はニードル部17の前面から突出しないように埋設
されている。シール部18の内周とニードル部17基部
外周とに奥側から開放側に至るに従い、次第に幅狭とな
る環状溝23が形成されている。この環状溝23にフッ
素ゴム等から成るシールリング(Oリング)24がその
外周頂部を突出させた状態で離脱防止されるように保持
されている。ニードル部17は基部寄り位置から先端に
至るに従い、次第に縮小するテーパ状の流量調整面を有
している。
【0015】ボンネット3の底板4の中央部に形成され
た穴25とアクチュエータベース7の中央部に形成され
た穴26にブッシュ27とブッシュ28を介して弁体作
動部材である弁棒29の中間部と上部が軸方向に移動可
能に挿通されている。弁棒29の先端にはヒータベース
30の底板31が断熱材32を介してボルト33により
固定され、底板31のの外周に形成されたねじ34と弁
体15のねじ穴21とが螺合されて弁体15と弁棒29
とがヒータベース30を介して固定状態に接続されてい
る。そして、弁棒29と弁体15とが一体的に軸方向に
沿って前進(下降)されることにより、弁体15のニー
ドル部17が弁座11の穴12に挿入されるとともに、
開閉部16のシールリング24が弁座11に穴12の外
周部において圧接されて穴12、すなわち、流路14が
遮断状態で閉塞される。これとは逆に、弁棒29と弁体
15とが一体的に軸方向に沿って後退(上昇)されるこ
とにより、弁体15の開閉部16のシールリング24が
弁座11から離隔されるとともに、ニードル部17が弁
座11の穴12から離脱され、穴12が開放されて流路
14が連通される。
【0016】断熱材2の下側の突出部35と弁箱1の頂
部側開放部との間に支持部材36がシールリング37を
介して取付けられ、この支持部材36と弁体15側のフ
ランジ部20とにベローズ38の両端部が溶接されてシ
ールされ、ベローズ38は弁棒29、弁体15の移動に
伴って伸縮されるようになっている。ステム29の中間
部上にはスイベルストッパ39の基部が固定され、スイ
ベルストッパ39の先端二股状部にはアクチュエータベ
ース7に弁棒29の軸方向と平行に取付けられたピラー
39が挿通され、これらスイベルストッパ39とピラー
40とで弁棒29、弁体15等が回転阻止され、軸方向
にのみ移動可能となっている。
【0017】弁棒29および弁体15はアクチュエータ
41により駆動される。本実施形態におけるアクチュエ
ータ41にはクロススライダクランク機構を採用してお
り、その一例について説明すると、アクチュエータベー
ス7上にはモータベース42、コラム43の基部が固定
され、モータベース42、コラム43の先端部間には支
持板44が固定されている。アクチュエータベース7と
支持板44との間には一対の案内軸45が取付けられて
いる。これらの案内軸45にスライダ46が摺動可能に
支持され、スライダ46の前側部に前方と側方が開放さ
れた凹所47が形成され、スライダ46の背部側中央部
に軸方向に沿う長穴48が形成されている。偏心カム4
9は円板50の外周にニードルベアリング51が嵌合さ
れている。この偏心カム49はスライダ46の凹所47
に収められ、偏心回転されるようになっている。そし
て、偏心カム49の偏心往復回転によりスライダ46が
軸方向に前進(下降)、若しくは後退(上昇)するよう
に移動されるようになっている。
【0018】本実施形態においてはスライダ46と弁体
作動部材との間に定圧機構が組み込まれている。弁棒2
9の基端に凹入穴52が形成され、凹入穴52に接続筒
53の下部が螺着されている。接続筒53はスライダ4
6の軸部54に摺動可能に嵌合されている。スライダ4
6の底面と接続筒53の頂面との間には軸部54の外周
において弁座締切り用の皿ばね55が複数枚介在され、
この皿ばね55の反撥力により接続筒53、弁棒29、
弁体15が前進方向に付勢されるようになっている。軸
部54の底部には弁棒29の凹入穴52内で接続筒53
の端面に対向するように、ストッパ56がボルト57に
より取付けられ、このストッパ56により接続筒53が
スライダ46の軸部54から離脱防止されている。そし
て、上記のように偏心カム49の偏心往復回転によりス
ライダ46が軸方向に前進され、若しくは後退されるこ
とにより、皿ばね55を介して接続筒53、弁棒29お
よび弁体15が前進され、若しくは後退され、上記のよ
うに弁座11の穴12が遮断され、若しくは開放される
ようになっている。そして、皿ばね65の反撥力により
弁体15が弁座11に対して加圧され、弁座11の穴1
2を確実に遮断することができるようになっている。ま
た、この弁体15による弁座11の穴12の遮断状態で
は偏心カム49が下死点となるように設定されている
(図3、図4参照)。
【0019】モータベース42の前面にはステッピング
モータ58が取付けられ、ステッピングモータ58の出
力軸59が偏心カム49に一体的に回転し得るように挿
通されている。したがって、ステッピングモータ58の
出力軸59がいずれかの方向に回転されることにより、
上記のように偏心カム49が回転されるようになってい
る。コラム43にベアリング60を介してシャフト61
が回転可能に支持され、シャフト61の前側が上記出力
軸59に連結されている。コラム43に取付けられたフ
ォトセンサ62とシャフト61の後側部上に取付けられ
たセンサドッグ63とにより偏心カム49の回転角度、
すなわち、弁体15による弁座11の穴12の遮断と開
放を検出するようになっている。コラム43にはポテン
ショメータ64が取付けられている。シャフト61とポ
テンショメータ64の回転軸とは回転伝達機構65によ
り連係されている。
【0020】そして、上記のようにステッピングモータ
58の駆動により偏心カム49が回転される際にシャフ
ト61が回転され、回転伝達機構65を介してポテンシ
ョメータ64の回転軸が回転されることにより、偏心カ
ム49の回転角度、すなわち、弁体15による弁座11
の穴12の遮断状態が検出され、ステッピングモータ5
8の駆動にフィードバックされるようになっている。上
記構成のアクチュエータ41はステッピングモータ58
の一部が突出する状態でコネクタベース66、カバー6
7により覆われている。
【0021】弁棒29の先端側の外方で、ベローズ38
の内方に内部加熱手段68が設けられる。本実施形態に
おいては、弁箱1内で断熱材2の下面にヒータスリーブ
69のフランジ部70がねじ71により固定され、ヒー
タスリーブ69の内側にヒータベース30における底板
31の背方の筒状部72がヒータスリーブ69の内周面
とに隙間を有するようにヒータスリーブ69に対して伸
縮可能に嵌合されている。ヒータスリーブ69と筒状部
72とは、弁棒29、弁体15等を後退させた開弁状態
では筒状部72がヒータスリーブ69内に収められ、弁
棒29、弁体15等を前進させた閉弁状態でも筒状部7
2の端部側がヒータスリーブ69内に収められた状態と
なるように設定されている。ヒータスリーブ69におけ
る筒状部の外周面には面状ヒータ(シリコンゴムヒー
タ)73が設けられる。
【0022】この面状ヒータ73は、特に、図5ないし
図7から明らかなように、面状で可撓性を有するように
形成されたシリコンゴムから成る絶縁材74の内側にヒ
ータ線75がジグザグ状等の所望のパターンでほぼ全体
に均一に埋設され(図5、図6においては図示省略)、
ヒータ電線76に接続具77を介して接続され、若しく
は溶接により接続されている。この接続部はシリコンゴ
ムから成る絶縁材78により補強されている。この面状
ヒータ73はヒータスリーブ69の筒状部外周面に接着
等により装着されている。ヒータ電線76の途中には保
護回路としての温度ヒューズ(図示省略)が挿入され、
ヒータ電線76がヒータスリーブ69のフランジ部70
に形成された穴79、断熱材2に半径方向に形成された
溝80を通って外部に導かれ、電源(図示省略)に接続
されている。面状ヒータ73の温度検出手段として、テ
フロン、ガラスウール等により被覆された熱電対86が
用いられ、この被覆熱電対86の測温接点部87が絶縁
材74内における中央部等、所望箇所に埋設されてい
る。被覆熱電対86は上記穴79、溝80を通って外部
に導かれ、温度コントローラおよび電源(共に図示省
略)に接続されている。
【0023】弁箱1におけるほぼ全体の外面を被覆する
ように外部加熱手段81が設けられる。この外部加熱手
段81には上記内部加熱手段68に用いた面状ヒータ7
3と同様の構成の面状ヒータ(シリコンゴムヒータ)8
2が用いられ、この面状ヒータ82は弁箱1の外面に接
着等により装着され、その外側がシリコンスポンジ等か
ら成る保温カバー83により被覆されている。面状ヒー
タ82のヒータ線に接続されたヒータ電線84が電源
(図示省略)に接続され、ヒータ電線84の途中には弁
箱1外に設けられた保護回路としてのサーモスタット8
5が挿入されている。
【0024】そして、電源から各面状ヒータ73、82
のヒータ電線76、84を介してヒータ線75に通電す
ることにより発熱させることができる。このときの発熱
温度に対応した熱電対86からの信号に基づき温度コン
トローラにより電源を制御することにより、各面状ヒー
タ73、82の発熱温度を制御することができる。ま
た、ヒータ線75による発熱温度が高くなり過ぎないよ
うに温度ヒューズとサーモスタット85により保護する
ことができる。
【0025】以上の構成において、以下、その動作につ
いて説明する。今、図1および図2に示すように、偏心
カム49の偏心回転によりスライダ46、接続筒53、
弁棒29、ヒータベース30および弁体15等が軸方向
に沿って後退(上昇)され、弁体15の開閉部16にお
けるシールリング24が弁座11から離隔されるととも
に、ニードル部17が弁座11の穴12から離脱され、
流路14が開放されてガスが流れているものとする。
【0026】この状態で、上記のようにステッピングモ
ータ58を駆動してその出力軸59を回転させ、偏心カ
ム49を時計方向に約140度の角度で偏心回転させる
ことにより、図3および図4に示すように、スライダ4
6、接続筒53、弁棒29、ヒータベース30および弁
体15等を軸方向に沿って前進(下降)させるととも
に、ベローズ38を伸長させる。これに伴い、弁体15
のニードル部17の先端側の流量調整面を弁座11の穴
12に徐々に挿入してガスの流量を順次制御することが
できる。更に、スライダ46、弁棒29、ヒータベース
30、弁体15等を前進させることにより、皿ばね55
の加圧力によりニードル部17の流量調整面の基部まで
弁座11の穴12にこれを閉じるように挿入するととも
に、開閉部16のシールリング24を弁座11に穴12
の外周部において圧縮状態で押圧させ、穴12、すなわ
ち、流路14を遮断し、ガスの流れを遮断することがで
きる。このとき、上記のように本実施形態においては、
弁体15のシールリング24を弁座11に押圧するよう
にしているので、皿ばね55を有する定圧機構を用いな
くても弁座11を確実に締め切ることができるが、上記
定圧機構を用いることにより、シールリング24の圧縮
量を容易に設定することができ、しかも、仮にシールリ
ング24が変形しても弁推力を保持して弁座11を確実
に締め切ることができる。
【0027】また、ステッピングモータ58を駆動して
その出力軸59を逆回転させ、偏心カム49を逆方向に
約140度の角度で偏心回転させることにより、図1お
よび図2に示すように、スライダ46、接続筒53、弁
棒29、ヒータベース30および弁体15等を軸方向に
沿って後退させるとともに、ベローズ38を圧縮させ
る。これに伴い、弁体15の開閉部16におけるシール
リング24を弁座11から離隔させ、ニードル部17の
流量調整面を弁座11の穴12内で徐々に後退させてガ
スの流量を順序制御することができる。更に、スライダ
46、弁棒29、ヒータベース30、弁体15等を後退
させることにより、ニードル部17を弁座11の穴12
から離脱させ、穴12、すなわち、流路14を開放する
ことができる。
【0028】上記のように弁体15による弁座11の穴
12の開閉についてはステッピングモータ58の出力軸
59と連結されたシャフト61の回転角度をセンサドッ
グ63とフォトセンサ62とで検出するとともに、回転
伝達機構65を介してポテンショメータ64で検出して
ステッピングモータ58をフィードバック制御すること
ができるので、弁体15の開度設定を確実に行うことが
できる。
【0029】そして、内部加熱手段68において、面状
ヒータ73によりヒータスリーブ69が加熱される。こ
のとき、上記のようにヒータスリーブ69とヒータベー
ス30の筒状部72とは、開弁状態では筒状部72のほ
ぼ全体がヒータスリーブ69内に収められ、閉弁状態で
も筒状部72の端部側がヒータスリーブ69内に収めら
れるように設定されているので、ヒータスリーブ69の
加熱に伴い、ヒータベース30筒状部72、底板31が
輻射熱で加熱され、底板31に接触されている。弁体1
5が加熱される。特に、開弁状態では上記のようにヒー
タベース30の筒状部72のほぼ全体がヒータスリーブ
69内に挿入されるので、弁体15の昇温特性に優れ
る。また、面状ヒータ73によりベローズ38も内方か
ら加熱される。また、外部加熱手段81の面状ヒータ8
2により弁箱1のほぼ全体を加熱することができる。
【0030】ここで、各面状ヒータ73、82の温度検
出手段として、サーモスタットを用いると、ON、OF
F時の応答温度差が大きく、制御性に劣り、しかも、オ
ーバーシュートのおそれがあるため、制御温度を高温に
設定することができず、150℃程度が加熱温度の限界
となり、使用対象に制約を受ける。しかしながら、本実
施形態のように、上記各面状ヒータ73、82の温度制
御手段として熱電対86を用いることにより制御性に優
れ、この熱電対86からの信号に基づく温度コントロー
ラによる電源の制御により各面状ヒータ73、82によ
る加熱温度を約約100℃〜約200℃の間で安定制御
することができる。したがって、排ガス中に含まれる副
生成物が発生して弁箱1、弁体15およびベローズ38
の接ガス面に付着するのを防止することができ、弁体1
5およびベローズ38等を円滑に、かつ確実に作動させ
ることができ、また、パーティクルが流路14に混入す
るのを抑制することができてメンテナンス費を低減する
ことができる。また、上記のように各面状ヒータ73、
82による加熱温度領域を拡げることができるので、適
用できる排ガスの種類を拡げることができて使用対象を
拡げることができる。また、外部加熱手段81の面状ヒ
ータ82は勿論のこと、内部加熱手段68の面状ヒータ
73も弁棒29、弁体15等の移動に際して定位置にあ
るので、電線等に歪力が加わるおそれはなく、しかも、
面状ヒータ73、82は絶縁材74にヒータ線75を埋
設しているので、絶縁材74を絶縁のために十分な厚み
に設定することができて破壊を防止することができ、し
たがって、耐久性、信頼性を向上させることができる。
【0031】上記のように弁体15のアクチュエータ4
1として偏心カム49、スライダ46等から成り、弁体
15を正弦曲線運動させるクロススライダクランク機構
を用いることにより、弁体15の制御においてはイコー
ルパーセント特性になり、中間部では弁体15を高速で
作動させることができ、流量のミニマム領域では弁体1
5を正弦曲線の頂点付近で作動させて分解能を高めるこ
とができ、バイパスバルブ機構と同じソフト排気を行う
できる。そして、弁体15がニードル部17を有するこ
とにより、更に一層、分解能を高めることができる。し
かも、弁体15を弁座11に対してソフトランディング
させることができるので、振動やパーティクルの発生を
少なく抑制することができる。また、上記のように弁体
15がニードル部16と開閉部16とを備え、1台で流
量制御と遮断機能とを有するので、レンジアビリティが
大きく、コントロールレンジが広くなるので、半導体製
造装置の排気系におけるプロセス圧力とクリーニング圧
力の制御のように広範囲な圧力制御を行うことができ
る。更に、偏心カム49の下死点で弁体15を弁座11
に押圧して弁座締め付け反力が偏心カム49の回転に変
換され難くなるように構成している。したがって、停電
時において電磁ブレーキがなくても弁座締切り推力を保
持することができてガスのリークを防止することができ
るので、信頼性を向上させることができ、しかも、駆動
用の電気回路をバタフライバルブの駆動部と同一にする
ことができるので、コントロールも同様の回路機構で共
通化することができる。
【0032】なお、弁体15の形状は上記実施形態に限
定されるものではない。また、アクチュエータ41もク
ロススライダクランク機構に限定されるものではなく、
エアシリンダにより弁棒29、弁体15を駆動し、若し
くはモータによりねじを介して弁棒29、弁体15を駆
動するなど、種々の構成を採用することができる。更
に、アクチュエータ41と弁棒29等の弁体作動部材と
を切り離し可能に連係し、電源異常による電源供給停止
時に弁体作動部材および弁体15をアクチュエータ41
から瞬時に切り離して駆動し、弁体15により弁座11
の穴12を遮断させる緊急遮断機構を備えたタイプの真
空排気弁にも適用することができる。また、内部加熱手
段68、外部加熱手段81の面状ヒータ73、82も上
記実施例に限定されるものではなく、特に、外部加熱手
段81の面状ヒータ82はガラスウールから成る絶縁材
にヒータ線を埋設するようにしてもよく、この場合、可
撓性に乏しいので、あらかじめ、弁箱1の形状に沿う形
状に形成すればよく、また、肉厚であるので、シリコン
ゴムヒータの場合のように保温カバーで被覆する必要は
なくなる。また、シールリング24は弁座11側に設け
ることができる。また、弁体15側、弁座11側のいず
れにもシールリングを用いなくてもよく、この場合には
特に、ばねを有する定圧機構を用いることにより、弁推
力を保持して弁座11を確実に締め切ることができる。
このほか、本発明は、その基本的技術思想を逸脱しない
範囲で種々設計変更することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
部加熱手段と外部加熱手段とによりベローズ、弁体、弁
箱等の接ガス面を効果的に加熱することができて排ガス
から副生成物が発生して付着するのを防止することがで
き、したがって、流路を確実に遮断することができ、し
かも、製造装置の汚損を防止してメンテナンス費を低減
することができる。また、加熱手段は面状ヒータが弁体
作動部材、弁体の移動に伴って移動しないようにして配
線の可動部分がなく、しかも、ヒータ線を絶縁材に埋設
した面状ヒータを用いて絶縁材層を肉厚に形成すること
ができるようにしているので、その損傷を防止すること
ができ、したがって、耐久性の向上、信頼性の向上等を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る真空排気弁を示し、
流路を開放した状態の中央部縦断面図である。
【図2】同真空排気弁を示し、図1と同様の状態であっ
て、図1におけるII−II矢視断面図である。
【図3】同真空排気弁を示し、流路を遮断した状態であ
って、図1と同様の断面図である。
【図4】同真空排気弁を示し、図3と同様の状態であっ
て、図2と同様の断面図である。
【図5】同真空排気弁に用いる内部加熱手段の一部を示
す縦断断面図である。
【図6】同内部加熱手段の一部を示し、図5のVI−VI矢
視断面図である。
【図7】同内部加熱手段に用いる面状ヒータの展開図で
ある。
【符号の説明】
1 弁箱 3 ボンネット 11 弁座 12 穴 14 流路 15 弁体 16 開閉部 17 ニードル部 29 弁棒 30 ヒータベース 41 アクチュエータ 46 スライダ 49 偏心カム 58 ステッピングモータ 64 ポテンショメータ 68 内部加熱手段 69 ヒータスリーブ 73 面状ヒータ 74 絶縁材 75 ヒータ線 76 ヒータ電線 81 外部加熱手段 82 面状ヒータ 83 保温カバー 84 ヒータ電線 86 熱電対

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路、この流路の途中に弁座を有する弁
    箱と、上記弁座の穴を開放し、若しくは遮断する弁体
    と、この弁体を作動させる弁体作動部材と、上記弁体の
    背方において、上記弁体作動部材の外周部に設けられた
    シール用のベローズと、上記弁体作動部材および上記弁
    体を駆動し得るアクチュエータと、上記ベローズの内方
    で定位置に設けられたヒータスリーブ、絶縁材にヒータ
    線を埋設し、上記ヒータスリーブの外面を被覆するよう
    に設けられた面状ヒータ、上記弁体の背面側に端部にお
    いて接触し、上記ヒータスリーブの内側に筒状部におい
    て伸縮可能に設けられ、上記面状ヒータからの発熱に伴
    い、上記ヒータスリーブを介して輻射熱で上記弁体を加
    熱するヒータベースを有する内部加熱手段と、絶縁材に
    ヒータ線を埋設し、上記弁箱の外面を被覆するように設
    けられた面状ヒータを有する外部加熱手段とを備えた真
    空排気弁。
  2. 【請求項2】 ヒータベースの端板が弁体の背面に接触
    状態で連結されるとともに、弁体作動部材が上記端板に
    連結された請求項1記載の真空排気弁。
  3. 【請求項3】 ヒータベースの端板と弁体作動部材とが
    断熱材を介在して連結された請求項2記載の真空排気
    弁。
  4. 【請求項4】 内部加熱手段の面状ヒータの絶縁材がゴ
    ムである請求項1ないし3のいずれかに記載の真空排気
    弁。
  5. 【請求項5】 外部加熱手段の面状ヒータの絶縁材がゴ
    ムであり、上記面状ヒータが保温カバーにより被覆され
    た請求項1ないし4のいずれかに記載の真空排気弁。
  6. 【請求項6】 面状ヒータの温度検出手段が熱電対であ
    り、この熱電対の測温接点部が絶縁材に埋設された請求
    項4または5記載の真空排気弁。
  7. 【請求項7】 アクチュエータが、弁体を正弦曲線運動
    させるクロススライダクランク機構と、このクロススラ
    イダクランク機構の駆動源とを備えた請求項1ないし6
    のいずれかに記載の真空排気弁。
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