JP2001214631A - ケージ式立体駐車設備 - Google Patents

ケージ式立体駐車設備

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JP2001214631A JP2000027823A JP2000027823A JP2001214631A JP 2001214631 A JP2001214631 A JP 2001214631A JP 2000027823 A JP2000027823 A JP 2000027823A JP 2000027823 A JP2000027823 A JP 2000027823A JP 2001214631 A JP2001214631 A JP 2001214631A
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Masao Shimoda
雅夫 下田
Hiromine Iwamori
浩峰 岩森
Masatoshi Matsumoto
正敏 松本
Shunji Uryu
俊次 瓜生
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者の安全性を確保しながら、入、出庫の
時間を短縮する利便性を向上させ、加えて主要部の故障
及び保守による停止の場合等においてもその機能を確保
する事の可能な立体駐車設備を提供する。 【解決手段】 上下方向に複数階にわたって複数の駐車
床39を形成し、各々の駐車床39の中央部に、円形の
切欠き部39aを形成し、切欠き部39aに、回転可能
な回転テーブル10を配設し、複数の駐車床39を上下
に貫通してなる垂直昇降路43を2箇所設け、各々の垂
直昇降路43を昇降する車両搭載ケージ40を設け、一
方の垂直昇降路43の上端部又は下端部に一対の車両1
7の入庫床2を設けると共に、他方の垂直昇降路43の
上端部又は下端部に一対の車両17の出庫床3を設け、
各々の車両搭載ケージ40により、入庫床2と駐車床3
9との間、駐車床39と出庫床3との間で車両17を搬
送する如くなした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数の車両をコン
パクトな空間に駐車できるケージ式立体駐車設備に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ケージ式立体駐車設備として、例えば、
特開平5−71236号公報に記載のものがあり、その
概念的構成を図7に示す。図示するように、ケージ式立
体駐車設備は、地下に構築された円筒形の円筒躯体70
の内部に配置されており、鉄骨構造にて重層された複数
階の固定式の駐車床71と、地上に設けられた入庫床7
2から移載されてきた車両73を任意の階層の駐車床7
1に移送すると共に、駐車床71に駐車中の車両73を
取り出して地上に設けられた出庫床74へ移送する車両
搭載ケージ75と、車両搭載ケージ75が昇降する通路
である垂直昇降路76と、車両搭載ケージ75を昇降さ
せるケージ昇降装置77と、車両搭載ケージ75をその
軸線回りに旋回させるケージ旋回装置78とを具備す
る。また図示していないが、前記各駐車床71には、放
射状に複数の車両駐車スペースが設けられている。前記
の構成を有するケージ式立体駐車設備による入、出庫動
作について簡単に説明する。まず、入庫動作の場合、入
庫希望の車両73は、入庫床72に乗り入れ、運転者
は、退車する。その後車両搭載ケージ75内に設けられ
ている車両移載装置79によって、入庫床72より車両
73を車両搭載ケージ75内に取り込む。取り込まれた
車両73は、駐車管理を一元的に行っている図示してい
ない運行制御装置の指令に基づき、垂直昇降路76内を
下降、旋回し、所定の駐車床71のレベルへ移動後停止
する。その後車両移載装置79によって、車両73を駐
車床71の所定の車両受台80に受け渡す。その後空の
車両搭載ケージ75は、垂直昇降路76内を上昇し、も
との入庫床72のレベルに戻る。これらの動作を繰り返
すことによって、所定の在庫能力まで駐車を行うことが
できる。一方、出庫動作は、前記した入庫動作と逆の動
作を繰り返すことによって実行することができる。ま
た、入、出庫を繰り返す場合は、これらの両動作の混在
した動作となるが、この場合運行制御装置内に組み込ま
れた最適運行システム等の作用により、入庫動作完了後
の空の車両搭載ケージ75の復路途中で、出庫を希望す
る車両73をピックアップし、出庫動作へと切り替わる
パターン等の種々の応用動作を実施している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のケージ式立体駐車設備には、未だ以下の解決すべき
課題を有している。近年、土地の枯渇及び利用者の利便
性をその主な理由に、都市近傍の大型公共施設、例え
ば、市、県民会館、他大型レジャー施設等の近傍に、大
型の立体駐車設備を設けるニーズが高まってきている。
この立体駐車設備の具備機能として、例えば、利用者の
利便性が強く配慮されており、この具体例として全車入
庫に要する時間を一定の時間内(例90分)に、また全
車出庫に要する時間を一定の時間内(例90分)に、さ
らに総入れ替えに要する時間を一定の時間内(例120
分)に、且つ安全に実行できる立体駐車設備での円滑性
が強く望まれてきている。
【0004】しかしながら、前記のケージ立体駐車設備
においては、1台の車両搭載ケージ75による垂直昇降
路76内の往復動により車両73の入、出庫を繰り返す
ものであり、そのため駐車台数の多い大容量の立体駐車
設備では、利用者の安全性を確保しながら、入、出庫の
時間を短縮することは、おのずと限界があり、困難であ
った。また、入、出庫動作の核機能を有する車両搭載ケ
ージ75、ケージ昇降装置77及び垂直昇降路76等
は、1系列しか有していないため、これらの故障及び保
守による停止の場合等において、当該立体駐車設備は、
その機能を失い設備が完全に停止する。本発明はかかる
事情に鑑みてなされたものであり、利用者の安全性を確
保しながら、入、出庫の時間を短縮する利便性を向上さ
せ、加えて主要部の故障及び保守による停止の場合等に
おいてもその機能を確保する事の可能なケージ式立体駐
車設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係るケージ式立体駐車設備は、上下方向に複数階にわた
って複数の駐車床を形成し、該各々の駐車床の中央部
に、円形の切欠き部を形成し、該切欠き部に、回転可能
な回転テーブルを配設し、前記複数の駐車床を上下に貫
通してなる垂直昇降路を2箇所設け、該各々の垂直昇降
路を昇降する車両搭載ケージを設け、前記一方の垂直昇
降路の上端部又は下端部に一対の車両の入庫床を設ける
と共に、前記他方の垂直昇降路の上端部又は下端部に一
対の車両の出庫床を設け、前記各々の車両搭載ケージに
より、前記入庫床と前記駐車床との間、前記駐車床と前
記出庫床との間で車両を搬送する如くなした。ここで、
円形とは、平面視して円形の意味で、また、切欠き部
は、溝形状、孔形状のものを含む。ここで、前記入庫床
と前記車両搭載ケージとの間を移動自在な2組の櫛歯式
移動台車を設けると共に、前記出庫床と前記車両搭載ケ
ージとの間を移動自在な2組の櫛歯式移動台車を設け、
前記回転テーブルに、該回転テーブルと前記車両搭載ケ
ージとの間、該回転テーブルと前記駐車床との間で車両
を移載する車両移載装置を設けることも可能である。
【0006】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態について説明し、本
発明の理解に供する。まず、図1〜図5を参照して、本
発明の第1の実施の形態に係るケージ式立体駐車設備の
構成及びその動作について説明する。ここに、図1は、
本発明の第1の実施の形態に係るケージ式立体駐車設備
の正断面図であり、該設備全体の主要部の構成を図示し
ている。図2は、図1のA−A断面図であり、複数階の
固定式の駐車床と回転テーブルとの取り合いを図示して
いる。図3は、同ケージ式立体駐車設備の入庫床及び出
庫床レベルでの各機器の構成を図示している。図4は、
図3のB−B断面図であり、複数階の固定式の駐車床と
回転テーブルとの取り合いを図示している。図5は、図
3のC−C断面図であり入、出庫床及びリフト部の正断
面図である。
【0007】図1〜図5に示すように、ケージ式立体駐
車設備は、地下に構築された円筒形の円筒躯体1の内部
に配置されており、鉄骨構造にて重層され、上下方向に
複数階にわたって形成された複数の固定式の駐車床39
には、中央部にそれぞれ円形の切欠き部39aが形成さ
れている。該切欠き部39aの周囲には、支持ローラー
22が複数個配設され、該支持ローラー22の上面に、
回転可能な回転テーブル10が設けられ前記切欠き部3
9aを覆っている。回転テーブル10は、前記の複数個
の支持ローラー22のうちのいくつかを、図示していな
い駆動装置で駆動することにより任意に正、逆回転する
ことが可能である。また、各々の駐車床39を上下に貫
通して、車両搭載ケージ40が昇降する2本の垂直昇降
路43が別々に設けられている。図1において、紙面右
側の垂直昇降路43は、入庫用の車両搭載ケージ40が
設けられた昇降路であり、左側の垂直昇降路43は、出
庫用の車両搭載ケージ40の昇降路を示す。また各々の
車両搭載ケージ40には、走行可能な櫛歯式移動台車4
7が載置されている。円筒躯体1の上部に設けられてい
る機械室4には、車両搭載ケージ40の昇降手段が格納
されている。該昇降手段は、昇降駆動用電動機14での
正、逆回転を減速機(兼分配機)13により減速、分配
してドラム12を回転せしめ、ワイヤロープ15にて、
車両搭載ケージ40を昇降させる機構となっている。ま
た、同機械室4には、運行制御装置48が納められてお
り、これによりケージ式立体駐車設備全体の最適動作シ
ステムを一元的に制御するようになっている。回転テー
ブル10上には、車両移載装置11用の走行ガイド21
が1条設けられており、該走行ガイド21にならって1
式の車両移載装置11が、回転テーブル10上を走行す
る。
【0008】車両移載装置11は、図4に示すように、
走行台車20の上面に櫛歯状をした昇降テーブル19が
載置されたものであり、該車両移載装置11が、回転テ
ーブル10と、櫛歯式移動台車47が載置されている車
両搭載ケージ40との間を走行、昇降することにより、
回転テーブル10による車両搭載ケージ40に載置され
た車両17の受け取り、及び回転テーブル10に載置さ
れた車両17の、車両搭載ケージ40への受け渡しを行
うことができる。
【0009】これらの動作について、図1及び図2を用
いて以下に詳しく説明する。まず、図1の丸A部の状態
は、車両17を入庫する場合を示すものであり、地上の
入庫床2(図3参照)から、車両17が、内部に櫛歯式
移動台車47が載置されている車両搭載ケージ40によ
り、所定の駐車床39のレベルまで、搬送されてきた状
態を示す。この後、回転テーブル10上の車両移載装置
11が、図中に破線で示す矢印のごとく、右移動、上
昇、左移動、下降の一連の動作を行うことにより車両1
7を回転テーブル10上に移載することができる。
【0010】次に、図1の丸B部は、車両17を出庫す
る場合を示すものであり、回転テーブル10上の車両移
載装置11に載置された車両17は、車両移載装置11
が図中に破線で示す矢印のごとく、上昇、左移動、下
降、右移動の一連の動作を行うことにより、車両搭載ケ
ージ40に移載することができる。次に、複数階の固定
式の駐車床39について、図2及び図4を用いて説明す
る。各々駐車床39には、放射状に複数台の車両の格納
庫5が設けられている。車両の格納庫5には車両受け台
44が設けられている。前記の回転テーブル10上の車
両移載装置11は、回転テーブル10の旋回により位置
決めされた後、所定の車両の格納庫5と回転テーブル1
0との間を走行する。これらの動作について、図4を用
いて詳しく説明する。まず、図4の丸C部は、車両17
を入庫する場合を示すものであり、回転テーブル10上
の車両移載装置11は、図中に破線で示す矢印のごと
く、上昇、左移動、下降、右移動の一連の動作を行うこ
とにより、車両17を駐車床39の車両の格納庫5の車
両受け台44に移載することができる。次に、図4の丸
D部は、車両を出庫する場合を示すものであり、車両移
載装置11が、図中に破線で示す矢印のごとく、左移
動、上昇、右移動、下降の一連の動作を行うことによ
り、車両17を回転テーブル10に移載することができ
る。
【0011】続いて、本実施の形態に係るケージ式立体
駐車設備の入庫床2及び出庫床3レベルの各機器の構成
について、図3及び図5を用いて説明する。図3におい
ては、破線は、前記円筒躯体1を示し、図中右側の垂直
昇降路43の上端部の両側には、一対の入庫床2が、図
中左側の垂直昇降路43の上端部の両側には、一対の出
庫床3が各々設けられている。入庫床2及び出庫床3に
は、各々2台の走行式の櫛歯式移動台車47が設けられ
ており、櫛歯式移動台車用レール29上を走行する。な
お、櫛歯式移動台車47の走行については、図示してい
ないが、例えば、電動モーター、減速機等からなる駆動
手段を台車自身に付帯する自走式、又は系外に備えた、
例えば、駆動チェーン等により駆動する非自走式のいず
れでもかまわない。図中の右側にある入庫床2におい
て、中央部の状態は、図1に示すように、下降した車両
搭載ケージ40に車両17が載置され、出庫床3レベル
へ昇降される直前の状態を示している。このように、走
行式の櫛歯式移動台車47は、車両搭載ケージ40を間
にして、その両側に設けられている2つの入庫床2又は
2つの出庫床3との間を自由に往復動できるものであ
る。
【0012】図3、図5に示すように、走行式の櫛歯式
移動台車47の上面は、入庫床2の床レベルより、高く
なっているので、その周りを固定デッキ23、移動デッ
キ24にて、取り囲み櫛歯式移動台車47の上面とレベ
ルを略同一として、車両17からの人の降車時の床面レ
ベルを確保している。これは、図示していないが、出庫
床3においても同様であり、各々固定デッキ23、移動
デッキ24にて取り囲み、櫛歯式移動台車47の上面と
レベルを略同一として、車両への人の乗車時の床面レベ
ルを確保している。また、前記のとおり、櫛歯式移動台
車47は移動するため、その時の干渉をさけるために、
入庫床2及び出庫床3に設けられている移動デッキ24
は、その構造について図示していないが、退避構造とす
るとよい。なお、一連の入、出庫工程において、前記の
とおり、入庫床2及び出庫床3において、図中、中央の
状態に示すように、車両搭載ケージ4が下降している時
期があり、そこには、垂直昇降路43の立て穴(開口
部)があるため、この場合には、開閉シャッター25を
昇降させることにより、安全性を確保している。また、
両入庫床2の前面(図3中右側)及び両出庫床3の前面
(図3中左側)には、各々開閉ドア26が設けられてい
る。これにより、本立体駐車設備への、人の出入りを防
止し、安全を確保することができる。
【0013】次に、本発明の第2の実施の形態に係るケ
ージ式立体駐車設備及びその変形例について、前記第1
の実施の形態に係るケージ式立体駐車設備との相違点に
ついてのみ図6を用いて説明する。図6(a)、(b)
に示すように、本発明の第2の実施の形態に係るケージ
式立体駐車設備及びその変形例は、入庫用の垂直昇降路
43と出庫用の垂直昇降路43の配設位置(角度)が異
なるものである。なお、図1〜図5において、入庫用車
両搭載ケージのシャフトを符号6、出庫用車両搭載ケー
ジのシャフトを符号7、昇降ガイドを符号16、案内レ
ールを符号18、利用者エントランスを符号38で示し
ている。
【0014】以上、本発明に係る実施の形態について説
明してきたが、本発明は、前記実施の形態に限定される
ものではなく、下記に記載の様に、幅広く適用すること
が可能である。まず、前記実施の形態は、いずれもケー
ジ式立体駐車設備が地下に設置されている場合のもので
あるが、地上に設置したり、一式のケージ式立体駐車設
備を地下と地上との両方に一度に設置することもでき
る。また、前記の両実施の形態において、垂直昇降路、
及び車両搭載ケージ等を入庫用、出庫用と別々に実施し
たが、例えば、緊急時には、どちらも入庫用、又は出庫
用として使用してもよく、この場合、約2倍の円滑性を
奏することが可能である。更に、回転テーブルに、2台
の昇降、走行式の車両移載装置を設けることにより入、
出庫に要する時間を短縮することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】請求項1、2記載のケージ式立体駐車設
備においては、入庫床、入庫用垂直昇降路、入庫用車両
搭載ケージ及び出庫床、出庫用垂直昇降路、出庫用車両
搭載ケージ等、つまり車両の入庫用の機器及び経路、出
庫用の機器及び経路を別々に有しているため、車両の入
庫動作は、入庫床、入庫用車両搭載ケージ(入庫用垂直
昇降路)、回転テーブル、駐車床からなる一連の動作で
あり、一方、車両の出庫動作は、駐車床、回転テーブ
ル、出庫用車両搭載ケージ(出庫用垂直昇降路)、出庫
床からなる前記入庫動作とは、全く相違する一連の動作
である。それにより、両動作を別々に、干渉することな
く平行して行うことができ、結果的に、安全性を確保
し、且つ、円滑なる車両の入、出庫が可能となり、大容
量の駐車スペースを有する大型の駐車設備において、
入、出庫時間の大幅な短縮を図ることが可能である。
【0016】また、車両の入庫用の機器及び経路、出庫
用の機器及び経路を別々に有しているため緊急時の入、
出庫が必要な場合には、それらを入庫専用、又は出庫専
用とすることにより、入、出庫時間の大幅な短縮を図る
ことが可能である。さらに、車両の入庫用の機器及び経
路、出庫用の機器及び経路の2系列を別々に有している
ため1つの経路の故障、保守による停止の場合にも、残
りの系列にて、代用することができ、ケージ式立体駐車
設備として、完全に休止することがない。回転テーブル
の周りの任意の位置に、入庫床及び出庫床を設けること
が可能であり、これにより、ケージ式立体駐車設備を設
ける周辺環境にある既存の建物、器物との干渉につい
て、柔軟に対応することが可能であり、その結果、駐車
設備を設置する場合の自由度が高まる。特に、請求項2
記載のケージ式立体駐車設備においては、入庫床及び出
庫床にそれぞれ2組の走行式の櫛歯式移動台車を設けて
いるため、繁忙期における入庫時の車両の乗り入れ、出
庫時の車両の取り出しにおいて、運転者は、その作業を
ゆっくり行うことができ、安全性が確保できる。特に、
高齢者や身体に障害のある方には、好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るケージ式立体
駐車設備の正断面図である。
【図2】同ケージ式立体駐車設備の複数階の固定式の駐
車床と回転テーブルとの取り合いを示す図1のA−A断
面図である。
【図3】同ケージ式立体駐車設備の入庫床及び出庫床レ
ベルでの各機器の構成を示す説明図である。
【図4】本ケージ式立体駐車設備の複数階の固定式の駐
車床と回転テーブルとの取り合いを示す図3のB−B断
面図である。
【図5】同ケージ式立体駐車設備の入、出庫床及び垂直
昇降路を示す図3のC−C断面図である。
【図6】(a)、(b)は、本発明の第2の実施の形態
に係るケージ式立体駐車設備、その変形例の平面図であ
る。
【図7】従来例に係るケージ式立体駐車設備の正断面図
である。
【符号の説明】
1:円筒躯体、2:入庫床、3:出庫床、4:機械室、
5:車両の格納庫、6:入庫用車両搭載ケージのシャフ
ト、7:出庫用車両搭載ケージのシャフト、10:回転
テーブル、11:車両移載装置、12:ドラム、13:
減速機、14:昇降駆動用電動機、15:ワイヤロー
プ、16:昇降ガイド、17:車両、18:案内レー
ル、19:昇降テーブル、20:走行台車、21:車両
移載装置の走行ガイド、22:支持ローラー、23:固
定デッキ、24:移動デッキ、25:開閉シャッター、
26:開閉ドア、29:櫛歯式移動台車用レール、3
8:利用者エントランス、39:駐車床、39a:切欠
き部、40:車両搭載ケージ、43:垂直昇降路、4
4:車両受け台、47:櫛歯式移動台車、48:運行制
御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 正敏 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社エンジニアリング事業本 部内 (72)発明者 瓜生 俊次 福岡県北九州市戸畑区大字中原46−59 新 日本製鐵株式会社エンジニアリング事業本 部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に複数階にわたって複数の駐車
    床を形成し、該各々の駐車床の中央部に、円形の切欠き
    部を形成し、該切欠き部に、回転可能な回転テーブルを
    配設し、前記複数の駐車床を上下に貫通してなる垂直昇
    降路を2箇所設け、該各々の垂直昇降路を昇降する車両
    搭載ケージを設け、前記一方の垂直昇降路の上端部又は
    下端部に一対の車両の入庫床を設けると共に、前記他方
    の垂直昇降路の上端部又は下端部に一対の車両の出庫床
    を設け、前記各々の車両搭載ケージにより、前記入庫床
    と前記駐車床との間、前記駐車床と前記出庫床との間で
    車両を搬送する如くなしたことを特徴とするケージ式立
    体駐車設備。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のケージ式立体駐車設備に
    おいて、前記入庫床と前記車両搭載ケージとの間を移動
    自在な2組の櫛歯式移動台車を設けると共に、前記出庫
    床と前記車両搭載ケージとの間を移動自在な2組の櫛歯
    式移動台車を設け、前記回転テーブルに、該回転テーブ
    ルと前記車両搭載ケージとの間、該回転テーブルと前記
    駐車床との間で車両を移載する車両移載装置を設けたこ
    とを特徴とするケージ式立体駐車設備。
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