JP2001214015A - 4−メチル1−ペンテン系樹脂組成物 - Google Patents

4−メチル1−ペンテン系樹脂組成物

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JP2001214015A
JP2001214015A JP2000022613A JP2000022613A JP2001214015A JP 2001214015 A JP2001214015 A JP 2001214015A JP 2000022613 A JP2000022613 A JP 2000022613A JP 2000022613 A JP2000022613 A JP 2000022613A JP 2001214015 A JP2001214015 A JP 2001214015A
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methyl
resin composition
compound
weight
pentene
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JP2000022613A
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Takashi Nakahara
隆 中原
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Mitsui Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Chemicals Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の樹脂組成物よりもさらに耐熱性、
透明性、安全衛生性、柔軟性、粘着性に優れ、食品包装
用に適した樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 (A)4−メチルー1−ペンテン系樹脂
と、(B)フェノールアクリレート系化合物および(C)ア
ルキルラジカル捕捉性のラクトン系化合物から選ばれた
少なくとも1種の化合物とを含有する4−メチルー1−
ペンテン系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は樹脂組成物に関し、耐熱
性、柔軟性に優れ、食品包装用に適した樹脂組成物に関
する。
【従来の技術】近年、食品の保存、調理、あるいは各種
の産業分野において、耐熱性、柔軟性および耐衝撃性に
優れた特性を有する材料が求められている。例えば、食
品を被包して保存または調理に利用するラップフィル
ム、食材を入れて電子レンジでの高周波による加熱調理
を行う電子レンジ用容器および蓋、調理済み食品を入れ
て高圧高温で加熱・滅菌して保存に供するレトルト食品
用容器等は、耐熱性に優れ、また、保存中に破れて内容
物の逸失、汚損が生じるのを防止するために、柔軟性、
耐衝撃性に優れることが求められる。また、輸液バッ
グ、スクイズチューブ等は、落下しても破損しないこと
が必要であるため、柔軟性および耐衝撃性に優れること
が求められる。さらに、透明性が高く、化学的に不活性
であることが必要である。従来、この種の用途には、ポ
リエチレン、PVDC、PVC等が用いられてきた。
【0002】最近上記性能に加えて廃棄物の燃焼時発生
ガスなど、環境への適合性も求められている。さらに、
食品包装用材料としては、その材料が持つ臭気を食品に
移さない素材であることもまた求められている。本発明
らは、これらの求められている要求を満たす樹脂材料を
鋭意追求した。
【0003】本発明者らは、融点が220〜240℃で
あり、耐熱性、透明性、離型性などの各種の特性が優れ
ていることが知られている4−メチル−1−ペンテン系
樹脂に着目した。4−メチル−1−ペンテン系樹脂に関
しては、ポリメチルペンテンとポリブテンまたは水素化
石油系炭化水素樹脂との樹脂組成物からなるラップフィ
ルム(特開平6−136149)や、4−メチル−1−ペ
ンテン系重合体に液状ブテン系重合体、1−ブテン系固
体共重合体およびプロピレン・ブテン共重合体から選ば
れる少なくとも1種の固体共重合体、およびプロピレン
・エチレン共重合体の樹脂組成物からなるラップフィル
ム(特開平9−235430)が提案されている。
【0004】本発明者らは、4−メチル−1−ペンテン
系樹脂の優れた性質を維持しつつ、従来知られている樹
脂組成物よりもさらに耐熱性、透明性、安全衛生性、柔
軟性、粘着性に優れ、かつ食品包装用に適した樹脂組成
物の開発を目指し本発明に到達した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来知られ
ている樹脂組成物よりもさらに耐熱性、透明性、安全衛
生性、柔軟性、粘着性に優れ、食品包装用に適した樹脂
組成物を提供することにある。
【0006】
【問題を解決するための手段】本発明は、(A)4−メチ
ルー1−ペンテン系樹脂と、(B)フェノールアクリレー
ト系化合物および(C)アルキルラジカル捕捉性のラクト
ン系化合物から選ばれた少なくとも1種の化合物とを含
有する4−メチルー1−ペンテン系樹脂組成物を提供す
る。
【0007】(A)4−メチルー1−ペンテン系樹脂と、
(B)フェノールアクリレート系化合物および(C)アルキ
ルラジカル捕捉性のラクトン系化合物から選ばれた少な
くとも1種の化合物とを含有する樹脂組成物が、さらに
(D)平均粒径が5μm以下の吸着剤を含有する4−メチ
ルー1−ペンテン系樹脂組成物は本発明の好ましい態様
である。
【0008】前記(A)4−メチルー1−ペンテン系樹脂
が、(E)4−メチル−1−ペンテン系重合体55〜9
7重量部、(F)100℃に於ける動粘度が2〜5000
cStである液状ブテン系重合体(F−1)又は水素化石
油系炭化水素樹脂(F−2)1〜30重量部、(G)1−ブ
テン系固体共重合体(G−1)およびプロピレン・ブテン
共重合体(G−2)から選ばれる少なくとも1種の固体共
重合体1〜30重量部、および(H)プロピレン・エチレ
ン共重合体1〜30重量部((E)+(F)+(G)+(H)=
100重量部)を含む4−メチルー1−ペンテン系樹脂
組成物は、本発明の好ましいの態様である。。
【0009】(B)フェノールアクリレート系化合物が下
記式(1)で示される化合物である4−メチルー1−ペン
テン系樹脂組成物も本発明の好ましい態様である。
【化3】 (式中Rは水素原子またはメチル基、R2は水素原子ま
たは炭素数1〜3のアルキル基であり、R3,R4,R5
およびR6はそれぞれ独立に炭素数1〜9のアルキル基
である。)
【0010】(C)アルキルラジカル捕捉性のラクトン系
化合物が下記式(2)で示される化合物である4−メチル
ー1−ペンテン系樹脂組成物もまた本発明の好ましい態
様でる。
【化4】 (式中R1、R2はアルキル基であるが、tert−ブチ
ル基が好ましい。R3、R4はそれぞれに独立した炭素数
1〜9のアルキル基である。)
【0011】
【発明実施の具体的態様】本発明は (A)4−メチルー
1−ペンテン系樹脂と、(B)フェノールアクリレート系
化合物および(C)アルキルラジカル捕捉性のラクトン系
化合物から選ばれた少なくとも1種の化合物とを含有す
る4−メチルー1−ペンテン系樹脂組成物である。
【0012】以下、本発明の4−メチル1−ペンテン系
樹脂について説明する。本発明の(A)4−メチル−1
−ペンテン系樹脂とは、4−メチル−1−ペンテン系重
合体またはそれと他の重合体との組成物をいう。4−メ
チル−1−ペンテン系とは4−メチル−1−ペンテンを
主成分とする重合体であって、例えば、4−メチル−1
−ペンテンの単独重合体、4−メチル−1−ペンテン
と、4−メチル−1−ペンテン以外のα−オレフィンと
の共重合体が挙げられる。4−メチル−1−ペンテン以
外のα−オレフィンとしては、例えば、エチレン、プロ
ピレン、1−ブテン、1−ヘプテン、1−ヘキセン、1
−オクテン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデ
セン、1−ヘキサデセン、1−オクタデセン、1−エイ
コセン等の炭素数2〜20のα−オレフィン等が挙げら
れ、4−メチル−1−ペンテン系重合体中にこれらのα
−オレフィンは1種単独でも2種以上であってももよ
い。4−メチル−1−ペンテン系重合体が、これらのα
−オレフィンを含む場合、その含有量は、通常1〜10
重量%程度が好ましい。
【0013】また、この4−メチル−1−ペンテン系重
合体のデカリン溶媒中、135℃で測定される極限粘度
は、通常、1.0〜3.0dl/gであり、好ましくは
2.0〜2.5dl/gである。
【0014】本発明の(A)4−メチルー1−ペンテン系
樹脂は4−メチルー1−ペンテン系重合体と他の重合体
との組成物であってもよい。本発明で、4−メチルー1
−ペンテン系樹脂が樹脂組成物である場合、(E)4−メ
チル−1−ペンテン系重合体に混合してよい重合体とし
ては、(F)100℃に於ける動粘度が2〜5000cS
tである液状ブテン系重合体(F−1)又は水素化石油系
炭化水素樹脂(F−2)、(G)1−ブテン系固体共重合体
(G−1)およびプロピレン・ブテン共重合体(G−2)か
ら選ばれる少なくとも1種の固体共重合体、および(H)
プロピレン・エチレン共重合体などを挙げることができ
る。
【0015】本発明の該樹脂組成物の好ましい実施態様
は(A)4−メチルー1−ペンテン系樹脂が(E)4−メ
チル−1−ペンテン系重合体55〜97重量部、(F)1
00℃に於ける動粘度が2〜5000cStである液状
ブテン系重合体(F−1)又は水素化石油系炭化水素樹脂
(F−2)1〜30重量部、(G)1−ブテン系固体共重合
体(G−1)およびプロピレン・ブテン共重合体(G−2)
から選ばれる少なくとも1種の固体共重合体1〜30重
量部、および(H)プロピレン・エチレン共重合体1〜3
0重量部((E)+(F)+(G)+(H)=100重量部)を含
む樹脂組成物である。
【0016】本発明において、(A)4−メチル−1−
ペンテン系樹脂に配合されるフェノール・アクリレート
系化合物(B)は、下記構造式(1)で示される化合物
である。
【化5】 (式中Rは水素原子またはメチル基、R2は水素原子ま
たは炭素数1〜3のアルキル基であり、R3,R4,R5
およびR6はそれぞれ独立に炭素数1〜9のアルキル基
である。)
【0017】式中R1は水素またはメチル基であるの
で、本発明におけるフェノール・アクリレート系化合物
とはフェノール・メタクリレート系化合物も包含する。
またR 2は水素または炭素数1〜3のアルキル基である
が、特に水素またはメチル基が好ましい。R3,R4,R
5及びR6はそれぞれ独立に炭素数1〜9のアルキル基であ
るが、そのうちR3及びR6、すなわちフェノールの水酸
基に対し、オルト位置置換のアルキル基は炭素数4〜8
で3級炭素かベンゼン核に結合したもの、例えばt−ブ
チル基、t-アミル基等が好ましい。またR4及びR5は炭
素数1〜6のアルキル基、メチル基、エチル基、t−ブチ
ル基、t一アミル基等が好ましい。
【0018】フェノール・アクリレート系の具体的な化
合物としては、例えば、2,4一ジ(tert−アミル)−6
−〔1−[3,5−ジ(tert−アミル)−2−ヒドロキシフ
ェニル]エチル〕フェニルアクリレートや2,4−ジ(te
rt−フチル)−6−〔1−[3,5−ジ(tert−ブチル)一
2一ヒドロキシフェニル]エチル〕フェニルアクリレー
ト等が挙げられるが、耐熱性の面から2.4−ジ(tert−
アミル)−6一〔1−[3,5一ジ(tert一アミル)−2−
ヒドロキシフェニル]エチル〕フェニルアクリレートが
好ましい。このフェノール・アクリレート系化合物は、
分子中に不飽和結合をもつ重合性モノマー構造と、ヒン
ダードフェノール構造とを有する化合物である。
【0019】本発明において、4−メチルペンテン系樹
脂に対して配合される(C)アルキルラジカル捕捉性のラ
クトン系化合物は下記構造式(2)で示される化合物であ
る。
【化6】
【0020】(式中R1、R2はアルキル基であるが、t
ert−ブチル基が好ましい。R3、R4はそれぞれに独
立した炭素数1〜9のアルキル基である。)
【0021】アルキルラジカル捕捉性のラクトン系化合
物の具体的な化合物としては、5,7−シ゛−tert−
ブチル−3−(3,4 ジ−メチル−フェニル)−3H−
ベンゾフラン−2−オンや5,7−シ゛−tert−ブチ
ル−3−(3,4 ジ−プロピル−フェニル)−3H−ベ
ンゾフラン−2−オンなどが挙げられる。
【0022】本発明の(A)4−メチル−ペンテン系樹
脂組成物は、(D)吸着剤は平均粒径が5μm以下の無色
で臭気吸着能の高い(D)吸着剤を含んでいてもよい。使
用してもよい吸着剤としては、ゼオライト、シリカゲ
ル、アルミナなどを挙げることができる。
【0023】本発明の好ましい態様は、(A)4−メチル
ー1−ペンテン系樹脂に(B)フェノールアクリレート系
化合物又は(C)アルキルラジカル捕捉性のラクトン系化
合物0.01〜0.5重量%を加えてなることを特徴と
する樹脂組成物。又は、この(A)4−メチルー1−ペン
テン系樹脂に対して、(B)フェノールアクリレート系化
合物又は(C)アルキルラジカル捕捉性のラクトン系化合
物0.01〜0.5重量%及び(D)平均粒径が5μm以
下の吸着剤を加えてなることを特徴とする樹脂組成物で
ある。
【0024】本発明の(A)4−メチル−ペンテン系樹
脂の好ましい樹脂組成物の構成成分として用いられる
(F)液状ブテン系重合体は、イソブチレンを主成分と
する重合体であり、例えば、イソブチレンの単独重合
体、あるいはイソブチレンと、イソブチレン以外の他の
α−オレフィンとの共重合体などが挙げられる。このイ
ソブチレン以外の他のα−オレフィンとしては、例え
ば、1−ブテン、2−ブテン、ブタジエン等が挙げられ
る。これらのα−オレフィンは、液状ブテン系重合体中
に1種または2種以上が含まれていてもよい。この液状
ブテン系重合体が前記α−オレフィンを含む場合、その
含有量は、通常、1〜30重量%程度であり、好ましく
は5〜20重量%程度である。
【0025】本発明において、この液状ブテン系重合体
は、100℃における動粘度が2〜5000cStのも
のであり、また成形性と品質に優れた樹脂組成物が得ら
れる点で、動粘度が50〜1000cStのものが好ま
しい。
【0026】本発明の(A)4−メチル−1−ペンテン系
樹脂の好ましい樹脂組成物の構成成分として用いられる
水素化石油系炭化水素樹脂としては、水素化芳香族系炭
化水素樹脂、水素化脂肪族系炭化水素樹脂、水素化脂環
族系炭化水素樹脂、水素化脂肪族・脂環族系炭化水素樹
脂、水素化脂肪族・芳香族系炭化水素樹脂等が挙げら
れ、例えば、水素化テルペン樹脂、水素化ポリシクロペ
ンタジエン樹脂、水素化α−メチルスチレン・ビニルト
ルエン樹脂等が使用される。
【0027】本発明の好ましい樹脂組成物の前記(G)
成分として用いられる固体重合体は、(G−1)1−ブ
テン系固体共重合体および(G−2)プロピレン・ブテ
ン共重合体から選ばれる少なくとも1種である。
【0028】(G−1)1−ブテン系固体共重合体は、
1−ブテンを主成分とする固体状重合体であって、1−
ブテンの単独重合体、または1−ブテンと、1−ブテン
以外の他のα−オレフィンとの共重合体である。1−ブ
テン以外の他のα−オレフィンとしては、例えば、エチ
レン、プロピレン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−
デセン、1−テトラデセン、1−オクタデセン等の炭素
数2〜20のα−オレフィンを例示することができる。
1−ブテン系固体共重合体は、この他のα−オレフィン
を1種単独でも2種以上の組み合わせを含んでいてもよ
い。これらのα−オレフィンの中で好ましい共重合成分
は、エチレンまたはプロピレンである。この(G−1)
1−ブテン系固体共重合体の1−ブテンの含有量は、6
0重量%以上であり、特に(A)4−メチル−1−ペン
テン系樹脂との相溶性が良好である点から1−ブテンの
含有量が80重量%以上であることが好ましい。
【0029】この(G−1)1−ブテン系固体共重合体
は、本発明の好ましい樹脂組成物の他の成分、例えば、
(E)4−メチル−1−ペンテン系重合体や後記の
(H)プロピレン・エチレン共重合体との混合性が良好
となり、機械的特性に優れる樹脂組成物が得られる点
で、ASTM D 1238に準じ荷重:2.16k
g、温度:190℃の条件で測定したメルトフローレー
ト(MFR)が、一般には0.01〜100g/10分
の範囲にあることが好ましく、特に、0.1〜50g/
10分の範囲にあることが特に好ましい。
【0030】また、前記(G−2)プロピレン・ブテン
共重合体は、プロピレンとブテンのランダム共重合体で
ある。プロピレンとの共重合に用いられるブテンは、1
−ブテン、イソブテンおよび2−ブテンから選ばれる少
なくとも1種であり、これらの1種単独または2種以上
の組み合わせを含んでいてもよく、さらに、他のα−オ
レフィン、例えば、プロピレンおよびブテン以外の炭素
数2〜20のα−オレフィンを含んでいてもよい。これ
らの中でも、プロピレンと1−ブテンまたはイソブテン
との共重合体が好ましい。この(G−2)プロピレン・
ブテン共重合体のプロピレンの含有量は、好ましくは5
0〜90重量%であり、特に、柔軟性に優れる樹脂組成
物が得られる点から、60〜85重量%であることが好
ましい。
【0031】この(G−2)プロピレン・ブテン共重合
体は、本発明の好ましい樹脂組成物の他の成分、例え
ば、(A)4−メチル−1−ペンテン系樹脂や後記の
(D)プロピレン・エチレン共重合体との混合性が良好
となり、機械的特性に優れる樹脂組成物が得られる点
で、ASTM D 1238に準じ荷重:5kg、温
度:260℃の条件で測定したメルトフローレート(M
FR)が、0.1〜200g/10分の範囲にあること
が好ましく、特に、1.0〜100g/10分の範囲に
あることが好ましい。
【0032】さらに、(H)プロピレン・エチレン共重
合体は、プロピレンとエチレンのランダム共重合体であ
る。このプロピレン・エチレン共重合体におけるプロピ
レンの含有量は、50〜90重量%が好ましく、特に、
柔軟性に優れる樹脂組成物が得られる点で、60〜85
重量%であることが好ましい。
【0033】この(H)プロピレン・エチレン共重合体
は、本発明の樹脂組成物の他の成文、例えば、(E)4
−メチル−1−ペンテン系重合体や後記の(H)プロピ
レン・エチレン共重合体との混合性が良好となり、機械
的強度に優れる樹脂組成物が得られる点で、ASTM
D 1238に準じ荷重:2.16kg、温度:190
℃の条件で測定したメルトフローレート(MFR)が、
一般には0.1〜50g/10分の範囲にあることが好
ましく、1.0〜30g/10分の範囲にあることが特
に好ましい。
【0034】本発明の(A)4−メチル−1−ペンテン
系樹脂における好ましい樹脂組成物である(E)4−メ
チル−1−ペンテン系重合体、(F)液状ブテン系重合
体(F−1)、水素化石油系炭化水素樹脂(F−2)、
(G)1−ブテン系固体共重合体またはプロピレン・ブ
テン共重合体および(H)プロピレン・エチレン共重合
体の含有割合は、耐熱性、柔軟性および耐衝撃性に優
れ、かつ、(F)液状ブテン系重合体または水素化石油
系炭化水素樹脂のブリードアウトがない樹脂組成物が得
られる点で、(A)4−メチル−1−ペンテン系樹脂5
5〜97重量部に対して、(F)液状ブテン系重合体1
〜30重量部、(G)1−ブテン系固体共重合体および
プロピレン・ブテン共重合体から選ばれる少なくとも1
種の固体重合体1〜30重量部、ならびに(H)プロピ
レン・エチレン共重合体1〜30重量部であり、特に、
(A)4−メチル−1−ペンテン系樹脂65〜90重量
部に対して、(F)液状ブテン系重合体5〜20重量
部、(G)1−ブテン系固体共重合体およびプロピレン
・ブテン共重合体から選ばれる少なくとも1種の固体重
合体5〜20重量部、ならびに(H)プロピレン・エチ
レン共重合体5〜20重量部の範囲であることが好まし
い。
【0035】また本発明において上記(B)、(C)、
(D)成分の他に、ヒンダードフェノール系化合物
(I)および/又はホスファイト系化合物(J)を必要
に応じて添加してもよい。
【0036】ここにヒンダードフェノール系化合物と
は、フェノールの水酸基に対しオルト位置にtert−ブチ
ル基のようなバルキーなアルキル基か少だくとも1個置
換したアルキルフェノール構造を分子内に有する化合物
であり、本発明において使用されるヒンダードフェノー
ル系化合物(I)としては、例えばテトラキス〔メチレ
ンー3(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒドロキシフェニ
ル)プロピオネート〕メタン、3,5−ジーtert−プチル
ー4−ヒドロキシトルエン、n−オクタデシルー3−(4’
−ヒドロキシー3’,5’−ジーtert−ブチルフェニル)
プロピオネート、3,9−ビス〔2−(3−(3−tert−ブ
チルー4一ヒドロキシー5−メチルフェニル)プロビオニ
ルオキシ)−1,1−ジメチルエチル〕2,4,8,10−テ
トラオキサスピロ〔5,5〕ウンデカン、1,3,5−トリ
メチルー2,4,6−トリス(3,5−ジーtert−ブチルー4
−ヒドロキシフェニル)ベンジルベンゼンなどか挙げら
れる。これらは、1種単独でも2種以上を組み合わせて使
用してもよい。
【0037】上記したヒンダードフェノール系化合物の
うちでは、ポリ4−メチルー1−ペンテン系樹脂に対して
は、テトラキス〔メチレンー3(3,5−ジーtert−ブチ
ルー4一ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタ
ン、3,9−ビス〔2一(3−(3−tert一ブチルー4−ヒド
ロキシー5一メチルフェニル)プロピオニルオキシ)−
1,1−ジメチルエチル〕2,4,8,10−テトラオキサス
ピロ〔5,5〕ウンデカンか特に好ましく使用される。
【0038】また、ホスファイト系化合物(J)とし
て、好適に使用されるものは、ホスホン酸[P(OH)
3]の水酸基の少なくとも1個か置換または無置換のフェ
ノキシ基で置換されたアリールホスファイトであり、例
えはトリス(ノニルフェニル)ホスファイト、トリス
(ミックスド、モノおよびジノリルフェニル)ホスファ
イト、テトラキス(2,4−ジターシャリブチルフェニー
ル)4,4’−ビフェニレンジホスファイト、ビス
(2,6−ジーt−ブチルー4一メチルフェニル)ペンタエ
リスリトールージーホスファイト、2,2−メテレンビス
(4,6−ジーt−ブチルフェニル)オクチルホスファイ
ト、トリス(2,4−ジーtert−ブチルフェニル)ホスフ
ァイト等などか挙げられる。これらは、1種単独でも2種
以上を組み合わせて使用してもよい。
【0039】上記したホスファイト系化合物のうちで
は、ポリ4−メチルー1一ペンチン系重合体に対しては、
ビス(2,6−ジーt−ブチルー4−メチルフェニル)ペン
タエリスリトールージーホスファイト、トリス(2,4−
ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイトが特に好まし
く使用される。
【0040】上記(I)および(J)成分は単独でも両
者を併用してもよい。
【0041】本発明において、(A)4−メチル−1−
ペンテン系樹脂に配合されるフェノール・アクリレート
系化合物(B)の配合量は、(A)4−メチル−1−ペ
ンテン系樹脂100重量部に対して0.01重量部から
0.5重量部であり、好ましくは0.03ないし0.3
重量部である。
【0042】本発明においては、ヒンダードフェノール
系化合物(I)を配合する場合、その配合量は、(A)4
−メチル−1−ペンテン系樹脂100重量部に対し0.
01重量部から0.5重量部、特に0.05重量部から
0.30重量部が好ましい。
【0043】ホスファイト系化合物(J)を配合する場
合、その配合量は、(A)4−メチル−1−ペンテン系
樹脂100重量部に対し0.01重量部から0.5重量
部、特に0.05ないし0.20重量部が好ましい。
【0044】本発明に用いられる(A)4−メチル−1
−ペンテン系樹脂には、上記した以外の安定剤、例えば
硫黄系安定剤などを併用してもよい。また場合によっ
て、例えば紫外線吸収剤、増核剤、可塑剤、滑剤、耐電
防止剤、顔料、染料、カオリン、タルク等の粉末充填剤
を本発明の目的を損なわない範囲で配合してもよい。
【0045】本発明の4−メチル−1−ペンテン系樹脂
組成物の製造は、特に限定されず、いずれの方法にした
がって行ってもよい。例えば、前記樹脂組成物を構成す
る(A)ないし(J)の各成分、ならびに必要に応じて
添加される前記配合剤を、それぞれ所定の割合で別個に
押出機に供給し、あるいは、予め各成分を混合し、押出
機に供給して、溶融、混練して樹脂組成物を調製するこ
とができる。また、引き続き、T−ダイ、チューブダイ
等の適当な成形用ダイから押出してフィルムを成形した
り、射出成形に供することができる。押出機または射出
成形機によって成形する場合、成形時の加熱温度は、通
常、240〜300℃程度である。
【0046】本発明の樹脂組成物は、耐熱性、柔軟性お
よび耐衝撃性に優れる、かつ従来品よりも一層臭気が少
ないため、例えば、高周波加熱に供するラップフィルム
等の用途に好適であり、特に、耐熱性と柔軟性を要求さ
れる成形品の用途、例えば、電子レンジ用の容器、蓋、
レトルト食品用容器、また、輸液バッグ、スクイズチュ
ーブ等の用途に好適である。
【0047】また、本発明は、前記の樹脂組成物からな
るラップフィルムを提供するものであり、このラップフ
ィルムは、前記の樹脂組成物を、押出成形等の常法にし
たがって成形して得ることができるものである。この本
発明のラップフィルムは、従来のラップフィルムと同様
の用途に使用でき、さらに油性食品を被包して電子レン
ジで加熱することが可能となるものである。
【0048】
【実施例】以下、実施例および比較例により本発明を具
体的に説明するが、本発明は、これらの実施例に限定さ
れるものではない。なお、実施例および比較例において
得られたフィルムの臭気、光学特性(ヘイズ、グロ
ス)、粘着性およびブリードアウト性の測定または評価
は、下記の方法にしたがって行った。
【0049】引張特性:ASTM D882に準じて測
定した。
【0050】フィルム・インパクト強度:ASTM D
1003に準じて、ダート径1/2インチを用いて測定
した。
【0051】光学特性:ヘイズをASTM D1922
に準じて測定した。また、グロスをASTMD523に
準じて入射角度60°で測定した。
【0052】粘着性:ガラス製コップに水50ccを入
れ、ラップフィルムで包み、逆さにして水漏れの有無を
確認した。
【0053】ブリードアウト性:厚さ200μmのフィ
ルムを、幅50mm×長さ50mmの寸法に切断して試
験片を作製した。この試験片を80℃のエアーオーブン
に入れ2時間加熱した。加熱処理したフィルムを、下記
の基準にしたがって官能的に評価した。
【0054】臭気:成形したフィルム20gを容量20
0mlの密閉できるガラス容器に入れ、オーブンで10
0℃、30分加熱した。その後、容器を開けて臭気を嗅
いで下記基準で官能的に評価した。 5:明確に臭気を感じた。 4:やや弱いが、明確に臭気を感じた。 3:弱いが、感じられる程度の臭気があった。 2:非常に弱いが、感じられる臭気があった。 1:殆ど臭気は感じられないか、感じてもかすかなもの
であった。
【0055】(実施例1〜4)4−メチル−1−ペンテ
ン系樹脂として、4−メチル−1−ペンテン・1−テト
ラデカン共重合体(1−テトラデカン含有量:5重量
%、MFR:3.0g/10分)70重量部、液状ポリ
ブテン(日本石油化学(株)製、HV300、動粘度
(100℃):630cSt)10重量部、1−ブテン
・エチレン共重合体(エチレン含有量:10重量%、M
FR:0.5g/10分)10重量、およびプロピレン
・エチレン共重合体(エチレン含有量:30重量%、M
FR:1. 0g/10分)10重量部に、4−メチル−
1−ペンテン系樹脂に対して表1に示す比率で、フェノ
ールアクリレート系化合物のスミライザーGS(4−ジ
〈tert−アミル〉−6−〔1−[3,5−ジ〈te
rt−アミル〉−2−ヒドロキシフェニル]エチルフェ
ニルアクリレート:住友化学製)と、安定剤としてIr
ganox1010(ヒンダードフェノール系安定剤:
テトラキス〔メチレン−3(3,5−ジ−tert−ブ
チル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕メタ
ン:Ciba製)および吸着剤としてゼオライトを配合
し、ヘンシェルミキサーを用いてドライブレンドした。
得られた混合物を、押出機に供給して290℃で溶融お
よび混練してT−ダイから押出し、厚さ20μm 、幅3
00mmのフィルムを製造した。
【0056】得られたフィルムの光学特性(ヘイズ、グ
ロス)、粘着性、ブリードアウト性および臭気を測定ま
たは評価した。その結果を表1に示す。
【表1】
【0057】(実施例5〜7)実施例1において、フェ
ノールアクリレート系化合物に代えて、アルキルラジカ
ル捕捉性のラクトン系化合物としてHP−136(5,
7−シ゛−tert−ブチル−3−(3,4 ジ−メチル
−フェニル)−3H−ベンゾフラン−2−オン:Cib
a製)を表2に示す比率で、また安定剤としてIrga
nox1010に加えてIrgafos 168(ホス
ファイト系安定剤:トリス(2,4−ジ−tert−ブ
チルフェニル)ホスファイト:Ciba製)を表2に示
す比率で使用し、吸着剤としてゼオライトを表2に示す
比率で使用するほかは同様にしてフィルムを製造し、得
られたフィルムの光学特性(ヘイズ、グロス)、粘着
性、ブリードアウト性および臭気を測定または評価し
た。その結果を表2に示す。
【0058】(比較例1)実施例6において、アルキル
ラジカル捕捉性のラクトン系化合物としてHP−136
を使用しないほかは同様にして厚さ20μm 、幅300
mmのフィルムを製造し、得られたフィルムの臭気、光
学特性(ヘイズ、グロス)、粘着性およびブリードアウ
ト性を測定または評価した。その結果を表2に示す。
【表2】
【0059】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物は耐熱性、透明性、
安全衛生性、柔軟性、粘着性に優れており、臭気が従来
品よりも一層低いため、食品包装用により適した樹脂組
成物を提供するものである。また、燃焼時に有害ガスを
発生しないため焼却処理を行うことが出来る。また、本
発明の組成物はヘイズが5以下と透明性に優れる。そし
て、加熱しても液状配合物のブリードアウトに伴うべた
つきが殆ど起こらず、しかも陶器やガラスに対して適度
な粘着性を有するという特徴を持っているため、本発明
の組成物は、各種フィルム用に、特にはラップフィルム
の素材として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J002 BA012 BB142 BB152 BB171 BB172 BC092 BK002 CE002 DE148 DJ008 DJ018 EJ019 EJ029 EJ039 EJ049 EJ066 EL029 EL077 EW069 FD010 FD020 FD050 FD079 FD090 FD100 FD170 FD200 FD208 GG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)4−メチルー1−ペンテン系樹脂と、
    (B)フェノールアクリレート系化合物および(C)アルキ
    ルラジカル捕捉性のラクトン系化合物から選ばれた少な
    くとも1種の化合物とを含有する4−メチルー1−ペン
    テン系樹脂組成物。
  2. 【請求項2】(A)4−メチルー1−ペンテン系樹脂と、
    (B)フェノールアクリレート系化合物および(C)アルキ
    ルラジカル捕捉性のラクトン系化合物から選ばれた少な
    くとも1種の化合物に、さらに(D)平均粒径が5μm以
    下の吸着剤を含有する請求項1に記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】前記(B)フェノールアクリレート系化合物
    および(C)アルキルラジカル捕捉性のラクトン系化合物
    から選ばれた少なくとも1種の化合物が、(A)4−メチ
    ルー1−ペンテン系樹脂に対して0.01〜0.5重量
    %の量であることを特徴とする請求項1または2に記載
    の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】(A)4−メチルー1−ペンテン系樹脂が
    (E)4−メチル−1−ペンテン系重合体55〜97重
    量部、(F)100℃に於ける動粘度が2〜5000cS
    tである液状ブテン系重合体(F−1)又は水素化石油系
    炭化水素樹脂(F−2)1〜30重量部、(G)1−ブテン
    系固体共重合体(G−1)およびプロピレン・ブテン共重
    合体(G−2)から選ばれる少なくとも1種の固体共重合
    体1〜30重量部、および(H)プロピレン・エチレン共
    重合体1〜30重量部((E)+(F)+(G)+(H)=10
    0重量部)を含む樹脂組成物である請求項1から3のい
    ずれかに記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】(B)フェノールアクリレート系化合物が下
    記(1)の構造式で示される請求項1から4のいずれかに
    記載の樹脂組成物。 【化1】 (式中Rは水素原子またはメチル基、R2は水素原子ま
    たは炭素数1〜3のアルキル基であり、R3,R4,R5
    およびR6はそれぞれ独立に炭素数1〜9のアルキル基
    である。)
  6. 【請求項6】(C)アルキルラジカル捕捉性のラクトン系
    化合物が下記(2)の構造式で示される請求項1から5の
    いずれかに記載の樹脂組成物。 【化2】 (式中R1、R2はアルキル基であるが、tert−ブチ
    ル基が好ましい。R3、R4はそれぞれに独立した炭素数
    1〜9のアルキル基である。)
  7. 【請求項7】(D)平均粒径が5μm以下の吸着剤がゼオ
    ライト、シリカゲル、アルミナから選ばれた吸着剤であ
    ることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載の
    樹脂組成物。
  8. 【請求項8】(B)フェノールアクリレート系化合物、
    (C)アルキルラジカル捕捉性のラクトン系化合物に加え
    てヒンダードフェノール系化合物(I)及び/又はホスフ
    ァイト系化合物(J)を0.01〜0.5重量部配合して
    なる請求項1及び2に記載の樹脂組成物。
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