JP2001213320A - 列車制御装置 - Google Patents

列車制御装置

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JP2001213320A
JP2001213320A JP2000021927A JP2000021927A JP2001213320A JP 2001213320 A JP2001213320 A JP 2001213320A JP 2000021927 A JP2000021927 A JP 2000021927A JP 2000021927 A JP2000021927 A JP 2000021927A JP 2001213320 A JP2001213320 A JP 2001213320A
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train
predetermined
signal
vehicle
ground
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JP2000021927A
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English (en)
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Kiyoto Kubota
清登 久保田
Hideo Ochiai
英生 落合
Kazunori Ikemoto
一紀 池本
Takashi Urushibata
孝 漆畑
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Nippon Signal Co Ltd
Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
Central Japan Railway Co
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Kyosan Electric Manufacturing Co Ltd
Central Japan Railway Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶対停止信号の送信及び列車侵入の検知を多
重構成とし、かつ、簡素化して実現する。 【解決手段】 所定の通信ネットワークに接続され、車
上に対する所定の絶対停止信号を生成するとともに、そ
の車上からの所定の信号を受信するトランスポンダ送受
信器と、前記所定の通信ネットワークに接続され、一つ
の軌道回路を生成するレールに列車の進行方向に沿って
所定の間隔を保って設けられた、前記車上と交信するた
めの複数の地上子と、所定の軌道回路に対して停止現示
が示されたときに、その軌道回路に設けられた前記複数
の地上子に前記トランスポンダ送受信器で生成された絶
対停止信号を送信する送信手段とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は列車制御装置に係
り、特に、絶対停止信号送信、列車侵入検知、及び速度
照査を効率よく行えるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の列車制御装置のうち、絶
対停止信号送信及び列車侵入検知の状態を示した概略構
成図である。この図3に示される路線図は、上り及び下
りが同一構成であるので、以下、下りの線路を中心に説
明する。
【0003】図3中、1TAは、線路rのうち、本線の
軌道回路を示し、1TBは、その側線の軌道回路を示し
ている。そして、2T〜4Tも各軌道回路を示してい
て、4Tから1TA,1TB側に向かって列車イが走行
してくるように設定されている。
【0004】上述の各軌道回路1TA,1TB〜4Tの
うち、軌道回路1TA,1TB,3T,4Tには、03
ループコイルと呼ばれるループコイルC1 〜C4 がそれ
ぞれ設けられていて、03信号送受信器10から送出さ
れる絶対停止信号である03信号が供給されるように構
成されている。
【0005】上記構成において、今、例えば、軌道回路
3Tの信号機1R(2R〜4R,12L〜14Lは信号
機を現している。)が停止現示を示していているとする
と、軌道回路4Tには、図示しないATC信号送受信器
から列車イに対して停止信号が送信されているととも
に、03信号送受信器10からループコイルC4 に03
信号が送信される。したがって、列車イは、軌道回路4
Tに送信されているATC信号によりループコイルC4
の手前で停止することができる。また、何らかの理由に
より、列車イがループコイルC4 に達すると、列車イ
は、そのループコイルC4 から03信号を受信して非常
ブレーキが作動して停止することとなる。この03信号
により列車イが停止したときは、ATC信号受信による
停止と異なり、列車イが一旦停止しても、列車イが03
信号を受信している限り、非常ブレーキは運転士によっ
ても緩解することができないように構成されている。
【0006】図3中、側線の軌道回路1TBに設けられ
ているループコイルC2 中の侵入検知コイルC0 は、ル
ープコイルC2 を越えて本線に列車が侵入したことを検
知するためのものである。この侵入検知コイルC0 で列
車が検知されたときは、軌道回路1TBに対して停止の
ATC信号が送信されており、かつ、ループコイルC2
に03信号が送信されているにもかかわらず、何らかの
原因で列車が本線側に侵入したことを意味している。し
たがって、この侵入検知コイルC0 で検出された列車侵
入信号は、侵入検知受信器12を介して連動装置11に
送信される。
【0007】連動装置11は、本線側に列車侵入があっ
たことを検知したとき、本線側の列車を停止させるため
の適切な制御が行われる。なお、図3中、上部に示され
る連動装置11は、下部に示される連動装置と同一のも
のである。
【0008】図4は、線路rの終端近くを示していて、
ここにおける速度照査と絶対停止信号送信状態の概略構
成を示したもので、所定の目標停止地点付近に複数(図
示の例では4個)のループコイルC1 〜C4 が線路rに
沿って布設されて居る。そして、これらループコイルC
1 〜C4 には、03信号送受信器20から03信号が送
信できるように構成されている。また、これらループコ
イルC1 〜C4 には、車軸検知器P1 〜P5 が所定の対
応関係を保って設けられていて、これら車軸検知器P1
〜P5 で検出された信号が速度照査装置21に入力さ
れ、ここで列車イの速度が照査(検出)されるように構
成されている。
【0009】すなわち、ループコイルC1 の手前には、
車軸検知器P1 ,P2 が所定の間隔を保って設けられ、
ループコイルC2 の手前には、車軸検知器P2 ,P3 が
所定の間隔を保って設けられ、ループコイルC3 の手前
には、車軸検知器P3 ,P4が所定の間隔を保って設け
られ、また、ループコイルC4 の手前には、車軸検知器
P4 ,P5 が設けられていて、各車軸検知器P1 ,P2
、P2 ,P3 、P3 ,P4 、P4 ,P5 間を通過する
時間から列車イの速度が照査されるように構成されてい
る。
【0010】列車イの目標停止地点がループコイルC3
中に設定されているとするとき、車軸検知器P1 ,P2
間を通過した列車イの速度がその目標停止地点に停止す
るための速度を超過しているときは、ループコイルC1
に03信号送受信器20から03信号が送信されるよう
に構成されている。したがって、列車イは、ループコイ
ルC1 に達すると03信号を受信して非常ブレーキが作
動することになる。他の車軸検知器間P2 ,P3 、P3
,P4 、P4 ,P5 で列車速度の超過が検出されたと
きも、各車軸検知器間に対応したループコイルC2 〜C
4 に対して、同様に03信号が送信されて列車イの停止
が図られることとなる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の列車制御装置における絶対停止信号送信、列車侵入
検知及び速度照査は、列車の過走防止を目的とするもの
であるが、開発経緯の相互から互いに関連することなく
個別に設備され、結果的に多重設備となっていて、メン
テナンスに多くの労力を必要とし、また、設置機器数が
多く設備コストがかさむという欠点があった。さらに、
ループコイルや車軸検知器等の設備は、一重系で構成さ
れていて、補完設備がないため、故障が発生したときの
復旧時間が長くなるという不都合があった。
【0012】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、設備が簡素化
されるとともに、多重系に構成された列車制御装置を提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る列車制御装
置は、上記目的を達成するために、所定の通信ネットワ
ークに接続され、車上に対する所定の絶対停止信号を生
成するとともに、その車上からの所定の信号を受信する
トランスポンダ送受信器と、前記所定の通信ネットワー
クに接続され、一つの軌道回路を生成するレールに列車
の進行方向に沿って所定の間隔を保って設けられた、前
記車上と交信するための複数の地上子と、所定の軌道回
路に対して停止現示が示されたときに、その軌道回路に
設けられた前記複数の地上子に前記トランスポンダ送受
信器で生成された絶対停止信号を送信する送信手段と、
を有することを特徴としている。また、列車の走行する
本線と走行方向で交わる側線の軌道回路に停止現示が示
されているときに、列車の進行方向最後の地上子が車上
から所定の信号を受けたとき、列車の侵入を検知する侵
入検知手段を設けたことを特徴としている。
【0014】本発明に係る列車制御装置は、上記目的を
達成するために、所定の通信ネットワークに接続され、
車上に対する所定の絶対停止信号を生成するとともに、
その車上からの所定の信号を受信するトランスポンダ送
受信器と、前記所定の通信ネットワークに接続され、列
車の終点近くのレールに列車の進行方向に沿って所定の
間隔を保って設けられた、前記車上と交信するための複
数の地上子と、前記複数の地上子の隣接する地上子の設
置間隔に基づいて列車の速度を検出して速度照査を行う
速度照査手段と、を有することを特徴としている。ま
た、速度照査に係る地上子よりも列車の進行方向側に位
置する地上子に対して、必要に応じて前記トランスポン
ダ送受信器で生成された絶対停止信号を送信する絶対停
止信号送信手段を設けたことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明に係る列車制御装
置のうち、絶対停止信号送信及び列車侵入検知の状態を
示した概略構成図である。
【0016】図1に示される路線図は、上り及び下りが
同一構成であるので、以下、下りの線路を中心に説明す
る。
【0017】図1中、1TAは、線路rのうち、本線の
軌道回路を示し、1TBは、その側線の軌道回路を示し
ている。そして、2T〜4Tも各軌道回路を示してい
て、4Tから1TA,1TB側に向かって列車イが走行
してくるように設定されている。
【0018】上述の各軌道回路1TA.1TB〜4Tの
うち、軌道回路1TA,1TB,3T,4Tには、トラ
ンスポンダの地上子に当る有電源型の地上子1a〜1h
が1つの軌道回路1TA,1TB,2T〜3Tに対して
複数個(図示の例では、2個)ずつ設けられている。
【0019】これら地上子1a〜1hのうち、軌道回路
1TAには、地上子1a,1bが列車イの走行する方向
に沿って所定の間隔、例えば5mの間隔を保って設けら
れ、地上子1TBには、地上子1c,1dが所定の間隔
を保って設けられ、軌道回路3Tには、地上子1e,1
fが所定の間隔を保って設けられ、そして、軌道回路4
Tには、地上子1g,1hが所定の間隔を保って設けら
れている。
【0020】これら地上子1a〜1hのうち、地上子1
a,1b,1d〜1hは、後述するトランスポンダ送受
信器で生成された03信号(絶対停止信号)を車上(列
車イ)に向けて送信するための絶対停止信号送信用地上
子であり、地上子1cは、上述の03信号を車上に向け
て送信するとともに、車上からの信号を受信できるよう
に構成された、絶対停止信号送信用・侵入検知用兼用地
上子である。なお、ここでは、地上子1a〜1hは、一
つの軌道回路に対して2個ずつ設けたが、3個以上とす
ることもできる。
【0021】図1中、2a〜2cは、各地上子1a〜1
hとトランスポンダ送受信器3及び連動装置4とを光フ
ァイバーからなる通信エリアネットワーク(以下、「L
AN」という。)5を介して接続するための中継器(R
P)である。なお、上り線用の中継器(RP)には、符
号が省略されている。同様に、上り線用の地上子(図1
中の□印,○印参照)にも符号が省略されている。
【0022】トランスポンダ送受信器3は、地上子1a
〜1hに対して03信号(絶対停止信号)やその他信号
(例えば、位置情報)等の所定の信号を送出できるよう
に構成されているとともに、それら地上子1a〜1hを
介して車上(列車イ)から受信した所定の情報(例え
ば、列車番号情報)を入力し、必要に応じて連動装置4
に送出することができるように構成されている。また、
連動装置4は、継電連動装置あるいは電子連動装置等の
周知の連動装置からなり、信号機1R等の信号機や図示
しない転てつ機等の現場機器を駆動制御できるように構
成されている。
【0023】列車イには、地上子1a〜1hと交信する
ための車上子(アンテナ)及びATC送受信器を含む周
知の車上装置が搭載されているが、ここでは省略されて
いる。
【0024】上記構成において、今、例えば、軌道回路
3Tの信号機1R(2R〜4R,12L〜14Lは信号
機を現している。)が停止現示を示していて、軌道回路
4Tに対して、図示しないATC信号送受信器から列車
イに対して停止信号が送信されているとともに、トラン
スポンダ送受信器3から地上子1g,1hに対して中継
器2cを介して03信号が送信されているとする。列車
イは、軌道回路4Tに達すると、その軌道回路4Tに送
信されているATC信号により地上子1hの手前で停止
することができる。しかし、何らかの理由により、列車
イが地上子1hに達すると、列車イは、その地上子1h
から03信号を受信して非常ブレーキが作動して停止す
ることとなる。
【0025】列車イが地上子1hから03信号を受信し
たときは、車上装置によりその03信号が記憶される。
また、この地上子1hから何らかの理由により03信号
を受信できないとき、いわゆる地上子空振りにより03
信号が受信できないときは、次の地上子1gで受信され
て記憶される。そして、この03信号により列車イが停
止したときは、ATC信号受信による停止と異なり、列
車イが一旦停止しても、地上側から70現示以上のAT
C信号を受信しない限り、非常ブレーキは運転士によっ
ても緩解することができないように構成されている。
【0026】軌道回路1TA,1TB,3Tにそれぞれ
設けられている地上子1a,1b、1c,1d、1e,
1fによっても、上述と同様にして列車停止が図られ
る。
【0027】側線の軌道回路1TBに設けられている地
上子1cは、上述のように、03信号を車上に送信する
とともに、列車イの車上子(図示せず)が接近したとき
に地上側に対して列車位置情報を送信できるように構成
されている。すなわち、この地上子1cは、上記図3の
侵入検知コイルC0 と同様の機能を有していて、この地
上子1cを越えて列車イが検知されたときは、列車イは
本線に侵入したと検知される。この地上子1cで列車が
検知されたときは、軌道回路1TBに対して停止のAT
C信号が送信されており、かつ、地上子1cに03信号
が送信されているにもかかわらず、何らかの原因で列車
イが本線側に侵入したことを意味している。したがっ
て、この地上子1cで検出された列車侵入信号は、トラ
ンスポンダ受信器3を介して連動装置4に送信される。
【0028】連動装置4は、本線側に列車侵入があった
ことを検知したとき、本線側の列車を停止させるための
適切な制御が行われる。
【0029】上述の説明は、下り線を中心に説明した
が、上り線も同様に制御される。
【0030】上述のように、本発明に係る列車制御装置
の絶対停止信号送信及び侵入検知は、地上子1a〜1
h、トランスポンタ送受信器3及び連動装置4をLAN
5で接続して構成しているので、全体構成が簡素化さ
れ、低コストに実現することができる。また、機器構成
が多重化(ここでは、二重化)されているので、装置全
体がダウンするのを未然に防止することができる。さら
に、ATC装置の機能から完全に独立した構成であるか
ら、仮りにATC装置がダウンしても、列車の防護機能
を維持することができる。
【0031】図2は、線路rが終端の場合の速度照査と
絶対停止信号送信状態の概略構成を示したもので、所定
の停止点付近に複数(図示の例では7個)の地上子10
a〜10gが線路rに沿って所定の間隔を保って布設さ
れている。そして、これら地上子10a〜10gは、中
継器11a〜11cを介してLAN5に接続されてい
る。これら地上子10a〜10gのうちの2つの地上子
10a,10b、10b,10c、10c,10d、1
0d,10eにより、列車イの速度を照査(検出)でき
る機能を有している。地上子10c〜10eは、上述の
速度照査以外に、車上に対して03信号(絶対停止信
号)を送信できる機能を有し、また、地上子10f,1
0gは、03信号を車上に対して送信できる機能を有し
ている。
【0032】列車イの目標停止地点が地上子10eと地
上子10fとの間に設定されているとするとき、地上子
10a,10b間を通過した列車イの速度が停止点に停
止するための速度を超過しているときは、すなわち、地
上子10aが列車イの車上子(図示せず)から信号を受
信した時から次の地上子10bが列車イの車上子から信
号を受信したときの時間から求められた列車速度が所定
の速度を超過しているときは、地上子10cに03信号
送受信器20から03信号が送信されるように構成され
ている。したがって、列車イは、地上子10cに達する
と、03信号を受信して非常ブレーキが作動することに
なる。他の地上子10b,10c、10c,10d、1
0d,10eで列車速度の超過が検出されたときも、そ
の検出された地上子以降の地上子に対して、同様に03
信号が送信されて列車イの停止が図られることとなる。
また、目標停止地点以降にも、2個の地上子10f,1
0gが設けられていて、列車イの停止の確実性が図られ
ている。
【0033】列車イが目標停止地点手前の地上子10a
〜10eを通過したときは、列車イは、地上子10a〜
10eからの位置情報を受けて自列車の絶対位置が分か
るので、自列車のブレーキ性能に適合した減速パターン
を発生させて、目標停止地点にあたかもATO制御(自
動列車停止制御)がされるように、所定の定点に停車さ
せることが可能となる。
【0034】上述のように、本発明に係る列車制御装置
の速度照査及び絶対停止信号送信は、地上子10a〜1
0g、トランスポンダ送受信器3及び連動装置4をLA
N5で接続しているので、全体構成を簡素化でき、低コ
ストに実現することができる。
【0035】
【発明の効果】本発明に係る列車制御装置は、所定のL
ANに接続され、車上に対する所定の絶対停止信号を生
成するとともに、その車上からの所定の信号を受信する
トランスポンダ送受信器と、前記所定の通信ネットワー
クに接続され、一つの軌道回路を生成するレールに列車
の進行方向に沿って所定の間隔を保って設けられた、前
記車上と交信するための複数の地上子と、所定の軌道回
路に対して停止現示が示されたときに、その軌道回路に
設けられた前記複数の地上子に前記トランスポンダ送受
信器で生成された絶対停止信号を送信する送信手段とか
らなるので、装置全体を簡素化することができる。ま
た、列車の走行する本線と走行方向で交わる側線の軌道
回路に停止現示が示されているときに、列車の進行方向
最後の地上子が車上から所定の信号を受けたとき、列車
の侵入を検知する侵入検知手段を設けたときは、列車侵
入を効果的に検知することができる。
【0036】本発明に係る列車制御装置は、所定のLA
Nに接続され、車上に対する所定の絶対停止信号を生成
するとともに、その車上からの所定の信号を受信するト
ランスポンダ送受信器と、前記所定の通信ネットワーク
に接続され、列車の終点近くのレールに列車の進行方向
に沿って所定の間隔を保って設けられた、前記車上と交
信するための複数の地上子と、前記複数の地上子の隣接
する地上子の設置間隔に基づいて列車の速度を検出して
速度照査を行う速度照査手段とからなるので、列車の速
度照査を容易に行うことができる。また、速度照査に係
る地上子よりも列車の進行方向側に位置する地上子に対
して、必要に応じて前記トランスポンダ送受信器で生成
された絶対停止信号を送信する絶対停止信号送信手段を
設けたときは、絶対停止信号を確実に送信することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る列車制御装置の絶
対停止信号送信及び列車侵入検知の状態を示す概略構成
図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る列車制御装置の速
度照査及び絶対停止信号送信の状態を示す概略構成図で
ある。
【図3】従来の列車制御装置の絶対停止信号送信及び列
車侵入検知の状態を示す概略構成図である。
【図4】従来の列車制御装置の速度照査及び絶対停止信
号送信の状態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1a〜1h、10a〜10g 地上子 2a〜2c、11a,11b 中継器 3 トランスポンダ送受信器 4 連動装置 5 通信エリアネットワーク(LAN)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 清登 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 落合 英生 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 池本 一紀 埼玉県浦和市上木崎1丁目13番8号 日本 信号株式会社与野事業所内 (72)発明者 漆畑 孝 神奈川県横浜市鶴見区平安町2丁目29番地 の1 株式会社京三製作所内 Fターム(参考) 5H161 AA01 BB02 BB06 CC05 CC13 DD11 EE04 5J070 AE03 AK15 AK22 BC06 BC08

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信ネットワークに接続され、車
    上に対する所定の絶対停止信号を生成するとともに、そ
    の車上からの所定の信号を受信するトランスポンダ送受
    信器と、 前記所定の通信エリアネットワークに接続され、一つの
    軌道回路を生成するレールに列車の進行方向に沿って所
    定の間隔を保って設けられた、前記車上と交信するため
    の複数の地上子と、 所定の軌道回路に対して停止現示が示されたときに、そ
    の軌道回路に設けられた前記複数の地上子に前記トラン
    スポンダ送受信器で生成された絶対停止信号を送信する
    送信手段と、 を有することを特徴とする列車制御装置。
  2. 【請求項2】 列車の走行する本線と走行方向で交わる
    側線の軌道回路に停止現示が示されているときに、列車
    の進行方向最後の地上子が車上から所定の信号を受けた
    とき、列車の侵入を検知する侵入検知手段を設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の列車制御装置。
  3. 【請求項3】 所定の通信ネットワークに接続され、車
    上に対する所定の絶対停止信号を生成するとともに、そ
    の車上からの所定の信号を受信するトランスポンダ送受
    信器と、 前記所定の通信エリアネットワークに接続され、列車の
    終点近くのレールに列車の進行方向に沿って所定の間隔
    を保って設けられた、前記車上と交信するための複数の
    地上子と、 前記複数の地上子の隣接する地上子の設置間隔に基づい
    て列車の速度を検出して速度照査を行う速度照査手段
    と、 を有することを特徴とする列車制御装置。
  4. 【請求項4】 速度照査に係る地上子よりも列車の進行
    方向側に位置する地上子に対して、必要に応じて前記ト
    ランスポンダ送受信器で生成された絶対停止信号を送信
    する絶対停止信号送信手段を設けたことを特徴とする請
    求項3に記載の列車制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009006805A (ja) * 2007-06-27 2009-01-15 East Japan Railway Co 電子連動装置、プログラムおよびats制御方法
KR101247889B1 (ko) 2009-03-27 2013-03-26 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 무선 열차 제어 시스템, 무선 열차 제어 차상 시스템 및 무선 열차 제어 지상 시스템

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