JP2001213173A - 自動車用ウェザーストリップ - Google Patents

自動車用ウェザーストリップ

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JP2001213173A
JP2001213173A JP2000028907A JP2000028907A JP2001213173A JP 2001213173 A JP2001213173 A JP 2001213173A JP 2000028907 A JP2000028907 A JP 2000028907A JP 2000028907 A JP2000028907 A JP 2000028907A JP 2001213173 A JP2001213173 A JP 2001213173A
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JP
Japan
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bridge
molded
weather strip
beads
automobile
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000028907A
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English (en)
Inventor
Minoru Teishi
実 手石
Masahiro Kojima
昌博 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】シール部にブリッジを備え、自動車車体のド
ア開口縁に取り付けられる自動車用ウェザーストリップ
において、押出成形されるシール部のブリッジ位置がば
ら付いて型成形部に突出形成されるビードと繋がらなく
なっても型成形部でのシール性の低下を損なうことがな
い自動車用ウェザーストリップを提供する。 【解決手段】型成形部11にシール部12のブリッジ1
3の両側に位置し、幅がブリッジ13の最大ばら付き量
と一致するビード14を二条突出形成し、ブリッジ13
の形成位置にばら付きがあっても二条のビード内に位置
するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、自動車車体のドア
開口縁に取付けられ、ドアを閉めたときドアパネルとの
隙間をシールする自動車用ウェザーストリップに関す
る。
【0002】
【従来技術】図1は、この種ウェザーストリップの一例
を示すもので、車体のドア開口縁に取付けられるソリッ
ドゴム製のトリム部1と、ブリッジ2を備えた中空部よ
りなるスポンジゴム製の中空なシール部3よりなり、ト
リム部1とシール部3は共に一体押出成形され、トリム
部1には補強のため断面略U形状をなす金属製の芯材4
がインサートされている。そして車体開口縁の湾曲した
コーナ部に対応する箇所には型成形部5が形成されてい
る。
【0003】この型成形部5は、一般にコーナ部に対応
する箇所のシール部を切除し、ついでシール部を切除し
た箇所のトリム部1を湾曲させて金型にセットしたのち
スポンジゴムやソリッドゴム材料を注入して加硫成形さ
れるが、型抜きの必要性から押出成形された中空なシー
ル部3と異なり、ブリッジ2を形成することができな
い。そのためブリッジを備えたシール部3に比べ反力が
低い。このため型成形部5とシール部3の反力差が大き
くなり、型成形部でシール性が低下するようになる。こ
の問題に対処するため、従来は型成形部5のブリッジ2
に対応する箇所にブリッジと連続するように図2に示す
ようなビード6を形成して型成形部5の反力を増し、シ
ール部との反力差を小さくしてシール性を向上させてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ブリッジを備えた押出
成形品は、ブリッジのない押出成形品に比べ、成形の難
易度が高く、ブリッジ位置がばら付きがちで、ビードが
ブリッジに連続して繋がらず、狙い通りのシール性を確
保することができない、という問題があった。本発明
は、シール部のブリッジ位置がばら付いても、型成形部
でのシール性の低下を損なうことがない自動車用ウェザ
ーストリップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題の解決手段】請求項1記載の発明は、自動車車体
のドア開口縁に取付けられるトリム部と、ドアを閉めた
とき、ドアパネルとの隙間をシールするブリッジを備え
た中空なシール部よりなり、ドア開口縁のコーナ部に対
応する箇所には、シール部を切除し、切除部分にコーナ
部の形状に対応する型成形部を成形した自動車用ウェザ
ーストリップにおいて、上記型成形部にはビードを複数
条、好ましくは二条突出形成し、最外側のビード間にブ
リッジ13の設計位置を位置させることを特徴とする。
【0006】本発明において、複数条突出形成されるビ
ードの最外側のビード間の間隔は、経験則からブリッジ
の最大ばら付き量を予測し、この最大ばら付き量と一致
するようにするのが望ましい。これによりブリッジのば
ら付きが最大になったとき、ブリッジが最外側のビード
に繋がる。ブリッジのばら付きが最大以外のときは、ブ
リッジは最外側のビード間に位置し、中間部のビードと
繋がるか、或いはビードとは繋がらないが、ビードと繋
がらなくてもブリッジの両側にビードが位置するところ
から反力の変化が少なくなる。
【0007】請求項2記載の発明は、自動車車体のドア
開口縁に取付けられるトリム部と、ドアを閉めたとき、
ドアパネルとの隙間をシールするブリッジを備えた中空
なシール部よりなり、ドア開口縁のコーナ部に対応する
箇所には、シール部を切除し、切除部分にコーナ部の形
状に対応する型成形部を成形した自動車用ウェザースト
リップにおいて、上記型成形部にブリッジが最大にばら
付いてもブリッジと繋がる幅広な肉厚部を形成したこと
を特徴とし、請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、肉厚部上にビードを複数条、好ましくは二
条突出形成し、最外側のビード間にブリッジの設計位置
を位置させることを特徴とする。
【0008】請求項2及び3記載の発明においても、ブ
リッジの形成位置にばら付きがあっても型成形部での反
力の低下が少なくなる。上記各発明において、ビード或
いは肉厚部は型成形部の全長にわたって形成してもよい
し、必要個所にのみ、例えば押出成形部との接続部から
ある一定区間のみに形成してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】図3及び図4は、型成形部11に
シール部12のブリッジ13の両側に位置するビード1
4を二条突出形成したもので、ビード14の間隔は、経
験則から予測されるブリッジ13の最大ばら付き量と一
致するように形成されている。なお、図示していない
が、型成形部11の側面には型抜きのためにスリットが
形成してある。また図3には、ビード14を型成形部全
長に形成した例を示したが、別の実施形態では、押出成
形部の接続部からある一定区間のみにビードが形成され
る。
【0010】図5は、型成形部16に経験則から予測さ
れるブリッジ13の最大ばら付き量より幅広の肉厚部1
7を形成したものであり、図6は肉厚部18に二条のビ
ード19を形成したものである。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の発明のウェザーストリッ
プによると、型成形部とシール部との反力の差が少なく
なり、型成形部でのシール性の低下を防ぐことができ
る。請求項2及び3記載の発明においては、ブリッジが
ばら付いても肉厚部が繋がるようになり、型成形部とシ
ール部との反力の差が少なくなり、型成形部でのシール
性の低下を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のウェザーストリップの要部の正面図。
【図2】従来のウェザーストリップの型成形部の断面
図。
【図3】本発明に係わるウェザーストリップの要部の正
面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】型成形部の断面図。
【図6】型成形部の別の態様の断面図。
【符号の説明】
1・・トリム部 2、13・・ブリッジ 3、12・・シール部 4・・芯材 5、11、16・・型成形部 6、14、19・・ビード 17、18・・肉厚部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車車体のドア開口縁に取付けられるト
    リム部と、ドアを閉めたとき、ドアパネルとの隙間をシ
    ールするブリッジ13を備えた中空なシール部12より
    なり、ドア開口縁のコーナ部に対応する箇所には、シー
    ル部を切除し、切除部分にコーナ部の形状に対応する型
    成形部11、16を成形した自動車用ウェザーストリッ
    プにおいて、上記型成形部11、16には、ビードを複
    数条突出形成し、最外側のビード間にブリッジ13の設
    計位置を位置させることを特徴とする自動車用ウェザー
    ストリップ。
  2. 【請求項2】自動車車体のドア開口縁に取付けられるト
    リム部と、ドアを閉めたとき、ドアパネルとの隙間をシ
    ールするブリッジ13を備えた中空なシール部12より
    なり、ドア開口縁のコーナ部に対応する箇所には、シー
    ル部を切除し、切除部分にコーナ部の形状に対応する型
    成形部11、16を成形した自動車用ウェザーストリッ
    プにおいて、上記型成形部にブリッジ13が最大にばら
    付いてもブリッジ13と繋がる幅広な肉厚部17、18
    を形成したことを特徴とする自動車用ウェザーストリッ
    プ。
  3. 【請求項3】肉厚部18上にビードを複数条突出形成
    し、最外側のビード間にブリッジ13の設計位置を位置
    させることを特徴とする請求項2記載の自動車用ウェザ
    ーストリップ。
JP2000028907A 2000-02-01 2000-02-01 自動車用ウェザーストリップ Pending JP2001213173A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013525172A (ja) * 2010-04-16 2013-06-20 クーパー−スタンダード・オートモーティヴ・イタリー・ソシエタ・ペル・アチオニ 自動車用シールおよびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013525172A (ja) * 2010-04-16 2013-06-20 クーパー−スタンダード・オートモーティヴ・イタリー・ソシエタ・ペル・アチオニ 自動車用シールおよびその製造方法

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