JP2001212820A - せん断装置 - Google Patents
せん断装置Info
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Abstract
ん断装置を提供する。 【解決手段】回転自在に軸支された胴部3の外周面に軸
心方向に延びる切刃2が形成された回転刃1と、上記回
転刃1の切刃2との間に挿入された被せん断物をせん断
する固定刃5とを備え、上記回転刃1の軸心と固定刃5
が相対的に傾斜角をもって配設され、上記固定刃5の刃
先が曲線状に形成されることにより、上記回転刃1の切
刃2と固定刃1との長手方向におけるクリアランスを略
一定にしたことにより、従来のようにらせん状の切刃を
必要とせず、回転刃1は、胴部3の外周面に切刃2を軸
心方向に延びるよう形成したものを用いればよいことか
ら、切刃2の加工や製造が容易になるうえ、取り付けも
極めて容易に行うことができ、コストが大幅に低下し、
高精度も確保でき、良好な切れ味も確保できる。
Description
レット材料等をせん断してペレットを製造する際等に用
いられるせん断装置に関するものである。
造機は、一般に、図7に示すように、ペレット材料を長
尺の紐状に押し出す押し出し装置30と、押し出された
ペレット材料33を冷却する冷却槽31と、冷却された
ペレット材料33をせん断して粒状のペレット34を形
成するせん断装置32とを備えている。
に、外周面に複数の切刃36が形成された回転自在の回
転刃35と、上記切刃36との間でペレット材料33を
せん断する固定刃37とを備えている。そして、上記従
来のせん断装置32では、一般に、切れ味を良くするた
め、図9に示すように、上記切刃36を、回転刃35の
軸心に対してらせん状に設けることが行われている。
ん断装置32では、切刃36がらせん状に設けられてい
るため、切刃36自体をらせん状に形成する必要があ
り、切刃36の加工や製造が困難でコストが高く、精度
を上げるのも困難であった。また、回転刃35への切刃
36の取付けは、一般にろう付けによって行われること
から、らせん状の台にらせん状の切刃36をろう付けし
なければならず、取付も困難でコストが高く、精度を上
げるのが極めて困難であった。そこで、短い切刃を多数
準備し、らせん状の台に短い切刃をらせん状になるよう
につなぎ合わせて取り付けることも行われているが、取
り付け作業が煩雑になってコスト面でそれほど有利にな
らないだけでなく、精度を上げるのがますます困難にな
るという問題があった。
もので、低コストで精度も高く、しかも切れ味の良いせ
ん断装置の提供を目的とする。
め、本発明のせん断装置は、回転自在に軸支された胴部
の外周面に軸心方向に延びる切刃が形成された回転刃
と、上記回転刃の切刃との間に挿入された被せん断物を
せん断する固定刃とを備え、上記回転刃の軸心と固定刃
が相対的に傾斜角をもって配設され、上記固定刃の刃先
が曲線状に形成されることにより、上記回転刃の切刃と
固定刃との長手方向におけるクリアランスを実質的に一
定にしたことを要旨とする。
在に軸支された胴部の外周面に軸心方向に延びる切刃が
形成された回転刃を備えている。このため、従来のよう
にらせん状の切刃を必要とせず、回転刃は、胴部の外周
面に切刃を軸心方向に延びるよう形成したものを用いれ
ばよい。そして、切刃の加工や製造が容易になるうえ、
取り付けも極めて容易に行うことができる。したがっ
て、コストが大幅に低下し、高精度も確保できる。ま
た、上記固定刃の刃先が曲線状に形成されることによ
り、回転刃の切刃と固定刃との長手方向におけるクリア
ランスを実質的に一定にするとともに、上記回転刃の軸
心と固定刃が相対的に傾斜角をもって配設されているこ
とから、良好な切れ味も確保できる。
の切刃が、胴部の軸心と実質的に平行に設けられている
場合には、切刃の加工や製造が容易になるうえ、取り付
けも極めて容易に行うことができ、コストが大幅に低下
し、高精度も確保できる。
の切刃が、胴部の略全長にわたって設けられている場合
には、切刃の取り付けが極めて容易に行うことができ、
コストが大幅に低下し、高精度も確保できる。
ット材料をせん断してペレットを製造するペレット製造
機に用いられるものである場合には、低コストで精度も
高く、しかも切れ味の良いペレット製造機となる。
しく説明する。
施の形態を示す図である。このせん断装置は、回転自在
に軸支された胴部3の外周面に切刃2が形成された回転
刃1と、上記回転刃1の切刃2との間に挿入された被せ
ん断物をせん断する固定刃5とを備えている。
軸支され、上記胴部3の外周面に、軸心方向に延びる複
数(この例では8つ)の切刃2が形成されて構成されて
いる。上記切刃2は、胴部3の軸心と実質的に平行に、
かつ、胴部3の全長にわたって設けられている。
やや長い長板状を呈しており、上記切刃2と対向する側
に刃先6が形成されている。そして、上記刃先6は、幅
方向に凹曲する曲線状に形成されている。
が水平に配設され、固定刃5が、上記回転刃1の軸心と
相対的に傾斜角をもつよう斜めに傾斜させて配設されて
いる。そして、上記固定刃5の刃先6が曲線状に形成さ
れているため、上記回転刃1の切刃2と固定刃5の刃先
6との長手方向におけるクリアランスが一定になってい
る。
金等から形成されるものを用いることができる。そし
て、上記切刃2は、例えば、胴部3の外周面にろう付け
等により取り付けることができる。このとき、上記回転
刃1の切刃2が、胴部3の軸心と実質的に平行に設けら
れ、胴部3の略全長にわたって設けられているため、切
刃2の加工や製造が容易になるうえ、切刃2の取り付け
も極めて容易に行うことができ、コストが大幅に低下
し、高精度も確保できる。
図5に示すように、例えば、上記回転刃1と直径および
長さが同一寸法に形成された円筒形の砥石7を準備し、
この砥石7を水平に軸支するとともに、固定刃5を回転
刃1と対向する位置に取り付けるときと同じ傾斜角度で
もって斜めに配設する。そして、この状態で砥石7を回
転させて固定刃5の先端を研摩することにより、刃先6
を、回転刃1と所定の傾斜角度をもつよう斜めに傾斜さ
せて配設したときに、切刃2の先端と長手方向で一定の
クリアランスを保つような曲線状に形成することができ
る。さらに、上記のようにして研摩した固定刃5の刃先
6の逃げ面を、マシニングセンタ等の工作機械により加
工することが行われる。なお、上記砥石7の直径や長さ
は、上述したものに限定するものではなく、短い砥石を
往復させながら加工することもできるし、小径の砥石を
用いて加工することも可能である。
のペレット材料をせん断してペレットを製造するペレッ
ト製造機に用いることができる(図7参照)。
状の切刃を必要とせず、回転刃1は、胴部3の外周面に
切刃2を軸心方向に延びるよう形成したものを用いれば
よいことから、切刃2の加工や製造が容易になるうえ、
取り付けも極めて容易に行うことができる。したがっ
て、コストが大幅に低下し、高精度も確保できる。ま
た、上記固定刃5の刃先6が曲線状に形成されることに
より、回転刃1の切刃2と固定刃5の刃先6との間のク
リアランスが長手方向において一定に保持され、上記回
転刃1の軸心と固定刃5とが相対的に傾斜角をもって配
設されていることから、良好な切れ味も確保できる。
す。この例では、固定刃5が水平に設けられ、回転刃1
が、上記固定刃5に対して所定の傾斜角度になるよう傾
斜されて配設されている。それ以外は、上記第1の実施
の形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
ん断装置をペレット製造機に適用した例を示したが、こ
れに限定するものではなく、長尺状やシート状のものを
連続的にせん断する機械装置であれば、どのようなもの
にも適用することができる。これらの場合でも、同様の
作用効果を奏する。
れば、回転自在に軸支された胴部の外周面に軸心方向に
延びる切刃が形成された回転刃を備えている。このた
め、従来のようにらせん状の切刃を必要とせず、回転刃
は、胴部の外周面に切刃を軸心方向に延びるよう形成し
たものを用いればよい。そして、切刃の加工や製造が容
易になるうえ、取り付けも極めて容易に行うことができ
る。したがって、コストが大幅に低下し、高精度も確保
できる。また、上記固定刃の刃先が曲線状に形成される
ことにより、回転刃の切刃と固定刃との長手方向におけ
るクリアランスを略一定にするとともに、上記回転刃の
軸心と固定刃が相対的に傾斜角をもって配設されている
ことから、良好な切れ味も確保できる。
転刃を示す斜視図である。
り、(a)は側面図、(b)は平面図である。
説明図である。
る。
る。
図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 回転自在に軸支された胴部の外周面に軸
心方向に延びる切刃が形成された回転刃と、上記回転刃
の切刃との間に挿入された被せん断物をせん断する固定
刃とを備え、上記回転刃の軸心と固定刃が相対的に傾斜
角をもって配設され、上記固定刃の刃先が曲線状に形成
されることにより、上記回転刃の切刃と固定刃との長手
方向におけるクリアランスを実質的に一定にしたことを
特徴とするせん断装置。 - 【請求項2】 上記回転刃の切刃が、胴部の軸心と実質
的に平行に設けられている請求項1記載のせん断装置。 - 【請求項3】 上記回転刃の切刃が、胴部の略全長にわ
たって設けられている請求項1または2記載のせん断装
置。 - 【請求項4】 長尺のペレット材料をせん断してペレッ
トを製造するペレット製造機に用いられるものである請
求項1〜3のいずれか一項に記載のせん断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000023558A JP3698942B2 (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | せん断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000023558A JP3698942B2 (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | せん断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001212820A true JP2001212820A (ja) | 2001-08-07 |
JP3698942B2 JP3698942B2 (ja) | 2005-09-21 |
Family
ID=18549699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000023558A Expired - Lifetime JP3698942B2 (ja) | 2000-02-01 | 2000-02-01 | せん断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3698942B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075755A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Settsu Giken Kk | 粉砕機 |
WO2007089026A1 (en) * | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Fujifilm Corporation | Method of manufacturing pellet aggregate |
CN102672747A (zh) * | 2012-05-03 | 2012-09-19 | 郭肖凡 | 一种卫生纸折叠机的切纸刀刀轴改良结构 |
-
2000
- 2000-02-01 JP JP2000023558A patent/JP3698942B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075755A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Settsu Giken Kk | 粉砕機 |
WO2007089026A1 (en) * | 2006-02-03 | 2007-08-09 | Fujifilm Corporation | Method of manufacturing pellet aggregate |
JP2007204688A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Fujifilm Corp | ペレット集合体の製造方法 |
CN102672747A (zh) * | 2012-05-03 | 2012-09-19 | 郭肖凡 | 一种卫生纸折叠机的切纸刀刀轴改良结构 |
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---|---|
JP3698942B2 (ja) | 2005-09-21 |
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