JP2001212810A - 自動フリッチ平削り装置 - Google Patents

自動フリッチ平削り装置

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JP2001212810A
JP2001212810A JP2000384513A JP2000384513A JP2001212810A JP 2001212810 A JP2001212810 A JP 2001212810A JP 2000384513 A JP2000384513 A JP 2000384513A JP 2000384513 A JP2000384513 A JP 2000384513A JP 2001212810 A JP2001212810 A JP 2001212810A
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planing
screen
planning
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David Mellor
デビッド・メロー
Juergen F Troest
ユルゲン・エフ・トロスト
Mark J Lorenc
マーク・ジェー・ロレンク
Daniel J Rastatter
ダニエル・ジェー・ラスタッター
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Merritt Plywood Machinery Inc
Danzer Services Inc
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Merritt Plywood Machinery Inc
Danzer Services Inc
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    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27CPLANING, DRILLING, MILLING, TURNING OR UNIVERSAL MACHINES FOR WOOD OR SIMILAR MATERIAL
    • B27C1/00Machines for producing flat surfaces, e.g. by rotary cutters; Equipment therefor
    • B27C1/08Machines for working several sides of work simultaneously
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27LREMOVING BARK OR VESTIGES OF BRANCHES; SPLITTING WOOD; MANUFACTURE OF VENEER, WOODEN STICKS, WOOD SHAVINGS, WOOD FIBRES OR WOOD POWDER
    • B27L5/00Manufacture of veneer ; Preparatory processing therefor

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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 概ね平坦な第1表面と、概ね円錐形の第
2表面とを有するフリッチの平削り方法であって:該フ
リッチの長さ方向に距離を置いた複数の点で、該第1表
面と該第2表面間の距離を計測し;該複数の距離計測に
基き、該フリッチの平削り操作を計画し;そして、該計
画に従って該フリッチを平削りすることからなる方法お
よび該方法によるフリッチの自動平削り装置。 【効果】 ベニヤ合板の収量を高め、廃棄部分を最少化
する。さらに自動化により操作を効率化し人間に基く誤
りと介入を最少化する。フリッチの段階的平削りを可能
にし、従来連続平削り法で生じているベニア端部の破損
を防止する。また回転ベニア切削操作において、フリッ
チをより安定に保持するために、フリッチの底表面内に
段差溝を形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は一般に、ベニヤ合板
製造用フリッチ(flitch)製造装置に関し、さらに詳細に
はフリッチを自動平削りする方法および装置に関する。
なお本出願は、1999年12月16日出願の米国仮出
願第60/171,063号の関連出願であり、その利
益を享受する。
【0002】
【従来の技術】ベニヤ合板は、一般に「フリッチ(flitc
hes)」と呼ばれる前処理された丸太(または半丸太(hal
f-logs))を薄切り(slicing)することにより製造され
る。フリッチは「半切丸太」から製造され、それは丸太
を縦に半分に切ることにより製造される。薄切りする前
のフリッチは水に浸けられる。切断と浸漬の結果、反り
が発生し、薄切り前のフリッチを平削りする必要が生じ
る。薄切り装置(slicer)に平滑表面が提供されるよう
に、フリッチは平削りされる。薄切り装置において、フ
リッチは米国特許5385184に記載された真空保持
装置などの保持装置により保持される。保持装置に面し
た表面が平滑であると、よりしっかりした保持が可能と
なる。保持装置に面した表面が平滑であると、より高品
質のベニヤ板が得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フリッチの平削りにお
いては、収量を最大にし、廃棄部分を最少にすることが
望まれる。従来、平削りは人手によってなされており、
平削り操作中にもその前にも計測は行われていない。加
えて従来、平削りは3.2〜6.4mm(1/8または
1/4インチ)間隔に手動調整可能な直線刃を用いて行
われている。平削り操作中の計測は、従来一般に「目
視」(by eye)でなされ、即ち作業員がフリッチが適正に
平削りされた時を判断している。もし何らかのフリッチ
についての計測が行われるとするなら、それらは手動で
行われる。通常、平削り操作の前にも後にも計測は行わ
れない。その結果、現在の平削り計測技術と機器は無用
のものとなっている。従って必要なのは、収量を最大に
し、廃棄部分を最少にするフリッチ平削り装置と方法で
ある。
【0004】本発明を要約すると、本発明は、一般に自
動でフリッチを平削りする方法および装置に関する。本
発明方法は、フリッチの上面と下面の間の長さ、および
これら表面の直線性(linearity)を、多数の縦方向に離
れた場所で計測し、この多数の距離計測に基いてフリッ
チの平削り操作を計画し、そしてこの計画に従ってフリ
ッチを平削りすることからなっている。好適例では、計
測はコンピュータ(マイクロプロセッサ)と組合わされ
た光検知器列が実施する。計画はマイクロプロセッサが
実行する。本発明の装置は、フリッチの概ね平坦な第1
表面とフリッチの概ね円錐形(frustocoical)の第2表面
の間の多数の距離計測をする手段、該計測結果に基いて
フリッチ平削り操作を計画する手段、および該計画に基
いてフリッチを平削りする手段からなっている。実際に
平削りを実施するのに、種々の異なる型の平削りヘッド
を使用することができ、本発明はいかなる特定な型また
は数の平削りヘッドに限定されない。本発明は、回転切
削機でより安定したベニヤ薄板化を可能とするために、
フリッチの底表面に段差溝(groves)を切削することがで
きる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の主たる目的は、
収量を高め、廃棄部分を最少化するための、フリッチの
自動平削り方法および装置を提供することである。本発
明の第2の目的は、操作を効率化し人間に基く誤りと介
入を最少化するために、フリッチ平削り操作を自動化す
ることである。本発明のさらなる目的は、従来連続平削
り法で生じているベニア端部の破損を防止するために、
フリッチの段階的平削りを提供することである。本発明
のその他の目的は、回転ベニア切削操作を実施すると
き、フリッチをより安定に保持するために、フリッチの
底表面内に段差溝を形成する方法および機器を提供する
ことである。本発明の以上のおよびその他の目的、特徴
および利益は、以下の詳細な説明、多数の図面および特
許請求の範囲の記載により、当業者には容易に明らかに
なるであろう。
【0006】図面を簡単に説明すると、図1は、浸漬
後、平削り前の縦方向に配置されたフリッチの側面図で
ある。図1Bは、浸漬後、平削り前のフリッチの端面図
である。図2は、図1と同様の図であるが、フリッチの
上面に作られた典型的な平削り切削面7を示している。
図2Bは、図2で平削りされたフリッチから作成された
ベニヤ板を示す図である。図2Cは、図2と同様の図で
あるが、フリッチの上面に作成された段差平削り切削面
7を示している。図2Dは、図2Cに示すフリッチの段
差平削りから作成されるベニア板の平面図である。図3
は、凹面平削りヘッドで平削りされたフリッチの端面図
である。図4は、平削り面に2つの縦溝を有する従来技
術のフリッチの正面図である。図4Bは、図4に示すフ
リッチの端面図である。図5は、平削り面に複数の不連
続溝を有するフリッチの正面図である。図5Bは、図5
に示すフリッチの端面図である。図6は、フリッチが送
入コンベアにより装置に送入されるときの、本発明装置
の正面図である。図6Bは、図6に示す装置の平面図で
ある。図7は、右方向に連続的に進むフリッチと、同様
に右方向に動く可動リフトを示す図6と同様の図であ
る。
【0007】図8は、送入コンベアの右方向端で停止し
たフリッチを示す図7と同様の図である。図9は、複数
の計測装置を過ぎて持ち上げられたフリッチを示す図8
と同様の図である。図10は、本発明装置の平削り部に
入るのに、所定位置で締付け具(clamping dog)により締
付けられるフリッチを示す図9と同様の図である。図1
1は、2つの従来の平削りヘッドで平削りされたフリッ
チを示す図10と同様の図である。図11Bは、凹面平
削りヘッドで平削りされたフリッチを示す図11と同様
の図である。図12は、本発明装置の平削り部から搬出
されたフリッチを示す図11と同様の図である。図13
は、平削り後のフリッチを支持するために持ち上げられ
た搬出リフトを示す図12と同様の図である。図14
は、搬出コンベアに平削りフリッチを下げる搬出リフト
を示す図13と同様の図である。図15は、搬出コンベ
アにより、装置を出る平削りフリッチを示す図14と同
様の図である。図16は、その降下位置に示された、本
発明のメカニカルシザーリフト(mechanical scissor li
ft)の端面図である。図16Bは、その上昇位置のリフ
トを示す図16と同様の図である。図16Cは、図16
Bのリフトの側面図である。図17は、図6と類似の図
であるが、本発明の走査および計測制御システムのブロ
ックダイヤグラムも示している。
【0008】
【発明の実施の形態】最初に、同一の要素、部分または
表面が、本詳細説明を不可欠部分とする全明細書中でさ
らに説明され、または記述されるので、同じ参照数字は
同じ構造要素、位置または表面を特定することを意図し
ていると明確に理解すべきである。別途指示がない限
り、図面は明細書と共に読まれべきであり、本発明の全
「詳細説明」の一部とする。
【0009】図1は、浸漬後を示す、縦方向に配置され
たフリッチ1の側面図である。フリッチは、丸太の中心
を縦に切ることにより製造された「半丸太」である。従
って、フリッチの断面は(完全な円ではないが)実質的
に半円である。樹皮は平削りの前に除去される。フリッ
チの底面は理想的には平面であるが、切断し、浸漬後、
フリッチは通常図1の点線で示したように残念ながら歪
んでいる。フリッチから薄ベニア片を切り出す前に、図
1に示すように、1または多数の平らな上面5を形成す
るために平削りされる。平らな表面3は、木が最初に切
られたときに形成された表面であり、表面3は地面に最
も近い部分である。従って木の直径は表面3に最も近い
所で最大である。フリッチの端面図を図1Bに示す。こ
の図に示すように、しばしばフリッチは、図1B中の点
線で表示されているように凹面状に歪む場合がある。
【0010】やがて、フリッチは通常連続平削り経路ま
たは操作により、手動により機械で平削りされる。即
ち、フリッチは直線または凹面切削ヘッドを通過し、そ
していったん平削りが開始されると、該ヘッドが調整さ
れたり動かされることはない。その結果である切断面7
が図2中、点線7で示されている。フリッチ1の平削り
の結果形成されたベニア片9を、図2Bに示す。これら
の薄片の1つの問題は、それらの全てがそれぞれの片の
左端に示すように、点(もしくは実質的に点)で終わっ
ていることである。これらの点、または端点、はしばし
ば後の取扱いで折損し、廃棄物となる。その上、点末端
はほとんど価値がない。
【0011】本発明の自動平削り操作では、図2Cに示
す段差表面7を作成することができる。これらの表面
は、フリッチが平削り機を通るにつれて、上平削りヘッ
ドをフリッチ中に深く下げていくことにより形成され
る。これらの段差平削り操作は、図2Dに示すベニア片
11を作成する。これら細片は、従来技術の平削り法に
よって形成される点を持たないことに注目したい。
【0012】図6は、フリッチ1が送入コンベア21に
より装置に送入されるときの本発明装置10の正面図で
ある。フリッチは、フリッチ中の矢印で示す方向にコン
ベアに沿って右方向に進む。光検出器29はコンベア2
1上のフリッチの存在を感知する。送入コンベア21の
速度は既知である。従って、フリッチが検出器29を通
過するとき、開始と終了の信号を作成することができ、
これらの信号間の時間から、フリッチの長さを計算する
ことができる。フリッチの左端が光検出器29の右方向
を通過するとき、可動リフト23は基礎プレート25に
沿って右方向への移動を開始する。(マイクロプロセッ
サである)本発明のコンピュータ装置は、フリッチの長
さを計算すると、可動リフトがその停止点に来たとき、
フリッチの左方向端の下に正確に整列する。図6Bは図
6に示す装置の平面図である。
【0013】可動リフト23は、順次コンベアローラ6
2および63により駆動されるタイミングベルト61に
より基礎プレート25に沿って動かされる。リフト23
は、滑動的にスティールベースプレート25と噛み合う
プラスチックベース53(図16,16Bおよび16C
にさらに詳細が示される)に取り付けられている。平削
りするにつれて、削りくずが作業場所全体に散乱する。
この乱雑な環境が可動リフト23の動作に問題を生じ
る。ベースプレートと可動リフトの基礎の間のプラスチ
ック/スティール滑動境界面(sliding interface)は、
可動リフトの輸送の非常に信頼性の高い方法であり、そ
して同時に、ベースプレートの、平削りの結果生じる木
屑を清掃する機能を有することを、発明者が見出した。
フリッチがコンベアに沿って右方向に進むにつれて、可
動リフト23はフリッチに続く。
【0014】図8に示すように、最終的にフリッチは停
止点31に来て停止する。光検出器29は停止点でフリ
ッチの位置を感知し、装置に送入コンベア21に停止信
号を送る。この時点で、可動リフト23は、フリッチの
左方向端の直下に停止する。固定リフト27は、フリッ
チの右方向端の直下に位置する。
【0015】一旦フリッチが停止し、リフトがフリッチ
端の直下に位置すると、リフト23と27は、図9に示
すように光検出器列33を過ぎて一定速度でフリッチを
持ち上げる。個々の光検出器(列33中の丸で示され
る)は、好適例では約15cm(6”)の間隔が取られ
ているが、正確な間隔は重要ではない。フリッチが光検
出器を通過すると、光検出器は、好適例ではマイクロプ
ロセッサである本発明のコンピュータに信号を送る。再
度、上昇速度は既知で一定であるので、フリッチが光検
出器を通過するにつれて、フリッチの縦長さと輪郭が本
発明コンピュータにより計算される。
【0016】本発明の走査、計測およびコンベアシステ
ムの制御装置が、図17にブロックダイヤグラム形式で
図示されている。このシステムは広汎に、走査/計測コ
ンピュータ66(スプラ(supra)と記述されるシルバテ
ック(Silvatech)から入手可能なソフトウエアにより動
作する)、モニター67,サーボドライバーおよびモー
ターSV1−SM1(運動しているリフタードライ
ブ)、SV2−SM2(固定バサミ 上/下)、SV3
−SM3(動いているハサミ 上/下)、SV4−SM
4(カッター #1,上/下)、SV5−SM5(カッ
ター #2,上/下)、およびSV6−SM6(フリッ
チ運搬ドライブ)(好適例において、その全てはパシフ
ィックーサイエンティフィック・サーボ・ドライバーズ
(Pacific-Scientific Servo Drivers)である)、それぞ
れ、プログラム可能論理制御装置69(好適例におい
て、それはアレンーブラッドレー/ロックウェル・オー
トメイション・ピーエルシー モデルSLC−5/03
(Allen-Bradley/Rockwell AutomationPLC Model SLC-5/
03)である)、モニター72,そして操作者制御操作盤
(operator control console)71からなっている。
【0017】操作中、フリッチが光検出器列10(光カ
−テン)上を通過するにつれて、縦位置情報が、直列接
続(serial link)を通じてSV2からコンピュータ66
に送られる。SV3は電気的にSV2に接続しており、
各ハサミリフトの動きを正確に等しい速度とする。この
縦情報を用いて、光検出器列10と連携してコンピュー
タ66は、インフラ(infra)と呼ばれるようにフリッチ
を走査する。作成された情報は次いでパックーラン・ネ
ットワーク(Pac-LAN network)を通じてSV2に戻さ
れ、そしてこの情報は、適当なサーボドライブに共有さ
れ、かつ使用される。例えば、SV2とSV3は、10
0%仕上げ処理(clean up)(90%仕上げ処理で収量を
最大化するには充分であろうが)を実施しつつ最少材料
を除去する最適底面平削りを与えるよう位置づけられ
る。平削り中、上面段差用の長さ情報は、上面カッター
を適切に動かすためにSV6からSV4またはSV5の
いずれかに転送される。
【0018】操作者制御71は、多数の押しボタンとP
LC69に接続される一連の光検出器を有する。このP
LCは操作上特に重要ではなく、機器を論理制御し、連
動要素を利用して円滑な操作を確保する。典型的機能
は:SM1動きリフターは、もしSM3が「上昇(up)」
位置にあるならば動くことができない。SM6運搬ドラ
イブは、もしカッター#1が動作していないならば動く
ことができない、等々である。図10において、フリッ
チは光検出器列33を過ぎて完全に上げらており、締付
け具37と39のそれぞれと共に直線的に位置してい
る。締付け具は所定位置にフリッチを固定し右方向に輸
送し、本発明平削り部65を通過させる。
【0019】好適例において、平削り部65は、4つの
平削りヘッドからなっている(別の例では1またはそれ
以上の、好適例中に示されたヘッドを含んでいるが)。
従来の平削りヘッド41および45は、フリッチの上面
および底面のそれぞれを平削りするよう配置されてお
り、平削りヘッド45は固定されており、一方平削りヘ
ッド41は、ヘッドの左に両方向の矢印で示されるよう
に、縦方向に動くことができる。平削りヘッド43は、
図3により詳細に示されている特別な凹面平削りヘッド
である。平削りヘッド47は特別な溝付けヘッドであ
り、図5と5Bにより詳細に示されている。平削りヘッ
ド41,43および47は、本発明のコンピュータから
の命令信号に応答して縦方向に動く。好適例において、
コンピュータはマイクロプロセッサであり、フリッチを
最適平削りするようにプログラムされており、廃材を最
少化し収量を最大化する。走査動作中の距離に基いて、
平削りヘッドはフリッチを正確に切削して収量を最大化
する。
【0020】平削りの動作が図11に示されている。こ
の図中、平削りヘッド41は適正位置に移動しており、
フリッチの上面を平削りし、平削りヘッド45はフリッ
チの底面を平削りするための固定位置にある。上面平削
りヘッド41は正確に位置づけられており、マイクロプ
ロセッサが特定する正確な量の素材を除去する。また図
11に示されている、溝付けヘッド47は、フリッチの
底面に溝を切削するために位置付けられている。従来の
平削り装置は、図4および4Bに示すように、フリッチ
の底面に連続する溝17を切り出す。これら溝付きフリ
ッチは、図4Bに示すようにナイフ15によるベニア切
断のために回転スピンドル上に配置される。フリッチか
ら次々と素材が除去されるにつれて、長さ方向溝がフリ
ッチを弱体化し、切削が続くに従ってフリッチを破損さ
せる。これは廃材を生じさせる。本発明のコンピュータ
制御自動溝切削は、この問題を解決する。本発明による
と、図5および5Bに示すように、複数の不連続溝19
がフリッチに切削される。フリッチの底面近傍にはより
多くの材料が存在するので、フリッチは切削が進行する
につれてより安定し、廃材はさらに減少する。
【0021】小断面の長いフリッチを平削りするとき、
あるガタツキ音やフリッチのたわみが発生することがあ
る。図11に示すように、エア・シリンダー61が稼働
位置に配置され、ローラー62を動かして、フリッチの
上表面と連続接触して、ガタツキ音をなくす。
【0022】操作速度は特に重要ではないのであるが、
本発明の好適例では、1つのフリッチ/分で平削りでき
る。縦上昇速度7.6m(25フィート)/分でのフリ
ッチを走査するのに約13秒かかる。締付け具がそれら
の機能を実行するのに約10秒かかるそれ自身の平削り
に、コンベア速度0−24.4m(80フィート)/分
で約22秒かかる。平削り後のフリッチの拘束解除に、
約7秒かかる。そして輸送装置を戻すのにさらに17秒
かかる。平削り速度は、もし大きな切削負担が検知され
た場合には、平削り速度は自動的に低下する。
【0023】図11Bは、図3(フリッチを平削りする
凹面平削りヘッドの端面図)にさらに詳細に示される凹
面平削りヘッド43を使用する他の平削り操作を図示し
ている。凹面ヘッドによる平削りは、典型的にはある直
径(30から46cm(12−18”)の範囲の通常よ
り小さい直径)の特定のフリッチについてなされる。凹
面ヘッドは、本発明の任意的部分である。それは撤去し
てもよく、所望により使用してもよい。
【0024】一旦平削り操作が完了すると、平削りヘッ
ドは除去され、フリッチは図12に示されるようにして
可動締付け具により平削り部から取り出される。フリッ
チが取り出されると、メカニカルシザーリフト(ジャッ
ク)49が上昇し、取り出されたフリッチを支持する。
一旦フリッチが図13に示すようにリフト上に安定する
と、締付け具が解放され、新たな工程を開始するために
その当初位置に戻る。次いでフリッチは、図14に示す
ように送出コンベア51まで降下する。次いでフリッチ
は図15に示すようにコンベアで機械から送り出され
る。
【0025】図16、16Bおよび16Cに可動リフト
23のさらなる詳細が示されている。図16、16Bの
端面図に示すように、リフト23は一定既知速度でモー
ター駆動されるシザー型(scissor type)リフトである。
このリフトは、プラスチックベース53に物理的に設置
され、それは図16Cに示すようにその前後は「排障器
(cow-catcher)」型形状を有する。この三角形状は、ベ
ースプレート25に沿ってリフトが前後に動くとき、木
屑、その他の物をその通路から押し出すように働く。こ
のリフトは、リフトに固定され、モーター駆動されるタ
イミングベルトにより前後に動かされる。ベースプレー
ト25は典型的には平坦な鋼鉄部材である。本発明の固
定リフトは、可動リフトと構造的に類似するが、プラス
チックベースを必要とせず、明らかにタイミングベルト
により動くことができない。
【0026】本発明の光検出器列およびソフトウエアは
米国バーモントのシルバテック・インコーポレイテッ
ド;アプライド・セオリー;およびオレゴン、ポートラ
ンドのイノベックなど、種々の提供者から購入すること
ができる。さらに、明らかにレーザーその他の機器が計
測に使用可能であるから、本発明は光検出器計測機器へ
の限定を意図していない。同様に、平削り用計算はコン
ピュータまたはマイクロプロセッサで実行することがで
きる。
【0027】光検出器列とソフトウエアは共同して「走
査器(scanner)」を構成する。この走査器は、フリッチ
が光カーテンを通って対のリフターにより上昇するにつ
れて、1.8m(6フィート)離れた平行な、同一平面
上の赤外光ビームの列の遮断ー非遮断状態をモニターす
る。光ビームに沿って、走査器はリフターの一方の高さ
(操作者が手動テーパーを選択しない限り両リフターは
同じ高さにある)、そして2つのLVDTプローブの読
みを受信する。LVDTプローブは各リフターの中心に
位置決めされ、木の曲がりにより生じる木とリフター上
面との間の隙間を計測する。
【0028】この工程は、別個の明白な上面と底面の走
査を伴う。上面走査はフリッチと上側面の距離を計測す
る。上面走査後、走査器のコンピュータは、平削り時に
使用されるテーパー(リフター間の高さ補正(offset))
および上面平削り器が、(テーパー後)上面輪郭に対し
て配置される位置の組合わせを決定し、上面平削りの輪
郭が表示装置上に表示される。背板切り取り(slabbing)
は考慮していないので、表示された直径は概算である。
走査器は材木の半径を観察していることを前提としてい
る。
【0029】底面走査は主に底面の最高点を計測し、従
って底面からどの位の厚さを除去しなければならないか
を決定する。底面走査後、平削りされた上面輪郭上の各
段毎の平削り装置開口(planer opening)が決定され、リ
フター高さ、テーパーおよび上面平削り位置テーブルが
制御装置(PLC)に送られる。
【0030】底面の計測された輪郭は、最高点を見出す
前に上面走査により決定されたテーパーにより空間的に
回転される。リフター上の表面が記録(log)の内にある
フリッチ型を走査するとき、各リフターのLVDTの読
みがそのリフターの位置で底面輪郭に加えられ、事実上
テーパーと計画目的の高さを修正する。
【0031】走査器のその他の機能は、制御装置がドッ
ギング(締付け)用に移動する丸太を所定位置に動かし
始められるように、長さが計測されるにつれて制御装置
にその長さを報告することである。上面走査の完了で、
観察された最大長さが制御装置で使用可能となる。小突
起、伐採蝶番その他がスクリーン表示長さに含まれない
ため、これはスクリーン上に表示された長さよりも大き
いであろう。もしこの長さがフリッチが上昇するとき
(例えば、四角でない末端、底面の突起などで)増加し
て観察されるならば、制御装置に報告される値は直ちに
更新される。制御装置プログラムはこの時点でどんな動
作をすべきかを決定する。
【0032】上面平削りの仕様は5つのパラメータ:最
小および最大平削り深さ、シート用最小長さ、より長い
シート用最小値に連続的に加えられる長さ増分、および
パーセント・テーパー、からなっている。パーセント・
テーパーをゼロ(0)に設定すると、締付け前と等しい
高さにリフターが設定される。100に設定すると、締
付け前のレベル近くにフリッチの上面が来るように、リ
フターが補正される。中間のどれも期待された結果とな
る。
【0033】LVDTプローブの読みからのみテーパー
を設定するために、特別な対策がなされる。もしパーセ
ント・テーパーが−1に設定されると、LVDTプロー
ブの上面の間の線が水平になるように、フリッチは傾け
られる。もし曲率が大きいならば、これが底面から平削
りされる量を最小にするであろう。もし制御装置が走査
器に、手動テーパーが設定されると報告すると、パーセ
ント・テーパーの設定は無視(強制的に0に)され、次
いで制御装置は、それらが走査前なので、リフターの補
正を続ける。 もし最小長さがフリッチより長いなら
ば、実際の長さ引く1/2’が使用される。丸い下面の
フリッチの場合、もし上面が真空平面に対応しないなら
ば、上面平削り表面の段差防止のために、長さパラメー
タを使用することができる。最小長さを>20’、長さ
段差を0,そして最大深さを0(空欄)に設定する。
【0034】最大深さパラメータは、薄片束(book)の一
部となりうる木の容積にのみ適用される。該パラメータ
なしで最小長さもしくは長さの段差は満足されるので、
該パラメータの目的はシートの広い末端が廃棄されるの
を防止するためである。それは何を保持し何を廃棄する
かについてのトリミング段階の決断に従う。
【0035】最小長さを満たすこともシートに長さを加
えることもできないフリッチ上面の突起は、最大深さパ
ラメータに拘わらず平削りされる。平滑で均一にテーパ
ー化されたフリッチでさえも、最小長さを満足するのに
必要なだけ深く平削りされる。その同じフリッチは、最
大深さパラメータが最小深さにより接近して設定される
につれて、より多数の段差で(より小さい長さの段差と
同様に)平削りされる。もし最大深さが「長さ段差(len
gth step)」離れた段差により乱されないならば、段差
は付加されない。他方、最小数が、そして訂正行動用し
きい値が加えられ、しかしその動作があったとき平削り
装置開口を支配するのは最小深さである。使用者は、最
大深さを最小深さに等しく設定しようと試みることは、
有益である(しかし必ずしも有用ではない)ことを見出
すであろう。
【0036】もし最大深さが空欄(ゼロ)または最小深
さ以下ならば、この工程は省略される。底面平削りで
は、最小深さのみが特定される。好適例において、上記
したように全部で108の仕様線があり、全ては不揮発
性(バッテリーでバックアップされた)メモリに記憶さ
れている。初期値は読み出し専用メモリ(ROM)に記
憶され、使用者の仕様によりプログラム可能である。不
揮発性メモリ中の動作コピーは、使用者の意思で変更す
ることができる。108の仕様線のうち、4本だけが一
時にスクリーンに表示される。仕様線の配置は、種類(s
pecie)によりそしてフリッチの型による。例えば、種1
(Specie 1)において、3つのフリッチの型は、「板、下
平面(flat side down)」;「板、下丸面(round side do
wn)」;「板、下平面」である。
【0037】典型的には、少なくとも新たな据え付け(i
nstallation)では、ほとんどの種はROM中で空欄のま
まであり、新たな設定の記憶のために、使用者用に多数
の空白が残されている。上記3つのフリッチの型は、3
つのアイコンと関連づけられ、3つの押しボタンで選択
される。このアイコンは、フリッチ端部外形を模してお
り、スクリーン上の仕様線の左下に表示される。4つの
仕様線は4つの押しボタンで選択され、この選択は目立
つ矢印アイコンでスクリーンに表示される。この矢印の
位置は、それぞれのフリッチの型として記憶される。一
旦ある仕様線が選択されると(例えば、半丸太型)もし
他のフリッチの型が選択され、矢印が動かされると、半
丸太が再選択され、矢印は半丸太が最後に選択された時
の位置に戻る。
【0038】パラメータは修正することができ、不揮発
性メモリに再記憶することなく実験的に使用することが
できる。それらは種変化がなされる(現在の種の再選択
は種変更としてここに計算される)まで、修正された状
態のままである。変更が不意に失われる危険があるの
で、未使用種番号に変更を記憶し、変更が安定するまで
その種中で動作させるのが好ましい。
【0039】動作モード 3つの動作モ−ド、「動作(RUN)」、「停止/開始(STOP
/ENTER)」、および「校正(CALIBRATE)」がある。動作モ
−ドはシステムの通常の状態であり、電力が供給された
ときの初期状態である。停止/開始モ−ドは、設定およ
びパラメータの変更用および種選択の変更用である。停
止/開始モ−ドにおいて、スクリーン上のパラメータを
見たり変更するために、操作者スクリーン以外のスクリ
ーンを選択することができる。
【0040】停止/開始モ−ドは、フリッチ型(Flitch
Type)または仕様線(Spec Line)選択の変更には必要ない
−これらは通常動作モ−ド中に変更されるが、変更に使
用されるボタンは、フリッチ型アイコンと仕様線を表示
する操作者スクリーンが表示されている限りは、停止/
開始モ−ドでも動作する。システムは、走査器スイッチ
盤(Scanner Switch Panel)の中央ロッカースイッチの右
側を押すことにより動作モ−ドと停止/開始モ−ドの間
で切り替えられる。
【0041】校正モ−ドは、機械を最初にセットアップ
するときおよび位置スケールを狂わせるリフター機構の
どこかの部品の置換または再設置後に使用される。それ
はまた、光カーテンを整列状態から乱す突発事象の後に
も必要となる。それについてはそれ自身の表題で別個記
載する。
【0042】スクリーン:走査器モニターに表示するこ
とができる関係する4つのスクリーンがある。全スクリ
ーンに共通する、クロック/カレンダー・ラインおよび
走査カーテンの現場表示(live display)がスクリーンの
下部に表示される。停止/開始モ−ドにある間にキーパ
ッド上の番号、「R」次いで「ENT」を押すことによ
り、表示用スクリーンが選択される。実際には、スクリ
ーン表示だけのためには、「R」が番号の前か後かは問
題ではない。関係するスクリーンは、「R1」,「R
7」,「R9」および「R20」スクリーンとしてここ
に特定される。他のスクリーンを選択することもできる
が、この製品の利用には意味がない。
【0043】「R1」スクリーン:操作者スクリーンは
動作モ−ドにあるときは常に表示されているスクリーン
である。仕様線がこのスクリーンに表示される。それ
は、関連するフリッチ型アイコン、フリッチ計測、およ
び上面輪郭の画像表示および可能なら解決計画も表示す
る。
【0044】「R7」スクリーン:この印刷報告(Print
Reports)スクリーンはこの応用において、センサー校
正データを表示するというただ1つの目的を果たす。も
しプリンターが接続されていなければ、スクリーン上の
ボタンパラメータが「ゼロ」であることを確認する。プ
リンターが接続されているならば、種々の問題の診断を
補助するための画像および最終パラメータテーブルの値
を記録するための画像を含む「スクリーン・スナップシ
ョット」を印刷することができる。
【0045】「R9」スクリーン:カーテン・セットア
ップ・スクリーンは光カーテンに関する情報を表示す
る。このスクリーンのいくつかの情報は、システムによ
り変更され、操作者により入力されてはならない。ここ
のその他のパラメータは、システムに損害センサーを報
告するために使用することができ、そこでそれが置換さ
れるまで無視される
【0046】「R20」スクリーン:クロック設定スク
リーンは、クロック/カレンダーの設定に使用される。
【0047】動作 − 走査器との相互作用 種変更:違う種を選択するために、走査器は停止/開始
モ−ドになければならない。このモ−ドは操作者スクリ
ーンの上部に示され;どれか他のスクリーンに表示され
るのに、走査器は停止/開始モ−ドになければならな
い。キーパッド(黒い長方形ボタン列)上の、「S」を
押し、数字を押す。数字を押しながら「S」を押し続け
てはならない − これは変更を不揮発性メモリに記憶
するためである。新たな種番号がスクリーンに現れ、こ
の種のパラメータ値が前の値と置き換えられる。動作の
前に、走査器は動作モ−ドに置き直されなければならな
い。
【0048】パラメータの変更、カーソル取得および動
作、数字入力:どれかパラメータの変更に、その時スク
リーンにそれが表示されていなければならず、走査器は
停止/開始モ−ドになければならない。そのパラメータ
を含むスクリーンは、「ENT」が押されるとき、
「R」キーが押されている場合を除き、上記のように選
択される。従って、いずれかの平削り仕様パラメータの
変更には、最初に停止/開始モ−ドに設定し、次いで
「1」を押すことで入力用操作者スクリーンを選択し、
次いで「R」を押しながら[ENT」を押す。点滅する
カーソルが第1パラメータの下のスクリーンに表示され
る。このカーソルは、走査器スイッチ盤上の上部ロッカ
ースイッチをいずれかの方向に押すことによりどちらの
方向へも動かすことができる。カーソルの動きは、ロッ
カーが約0.3秒間押されたままのとき始まる自動繰り
返しモ−ドを有する。スクリーン上の最初または最後の
パラメータに到達後、カーソルは包み込み、そして最初
のパラメータから最後への最短経路は戻ることである。
【0049】カーソルを変更するパラメータの下に置く
(多くのパラメータはカーソルより長い−それらについ
てはカーソルをパラメータの左端に置く)。キーパッド
から直接整数値を入力することができる。数字キー次い
で「ENT」を押す。全てのパラメータは、主スイッチ
盤上方のロッカースイッチ(左側漸増、右側漸減)を使
用して漸増、漸減することができる。漸増/漸減(inc/d
ec)ロッカーは分画値を入力または変更するために使用
されなければならない。キーパッドを使用して最も近い
整数値を入力すると、inc/decロッカーを使用して希望
する値にそれを合わせる
【0050】負の値を入力すると、ゼロ(0)から漸減
するか、「−」符号として「M」キーの1つを使用する
かのいずれかである。操作者スクリーン(「R1」)上
に、もし変更するパラメータが現在選択されている以外
のフリッチの型のものであるとき、適切なフリッチ型ボ
タンを押し、スクリーンの関連する仕様線を得る。カー
ソルが存在する間にこれを実施することができる。
【0051】種データの不揮発性メモリへの記憶:現在
の種の平削り仕様が不揮発性メモリに記憶されたものと
異なるときは、「+」が種の数の右(もし操作者スクリ
ーンならばスクリーンの最上部)に表示される。これは
もし使用者が新たな種を選択したとき、変更が失われる
ことを警告するためである。同じまたは異なる種の数に
新テーブルを記憶することができる。もし既に停止/開
始モ−ドにないならば、停止/開始モ−ドに設定し、次
いでキーパッドの「S」を押し、「S」を押したまま数
字を押す。これにより、12仕様線(4つの線×3つの
フリッチの型)の全てをその種の番号#に記憶する。
【0052】スクラッチから種テーブルの開始:種から
全テーブル値を消去するために、種0を選択し
(「S」、「O」を押す)、動作中のテーブルを消去
し、次いで上記手続を用いて使用者が作成を望む種に白
紙テーブルを記憶する。使用者は値を入力でき、種0で
動作できるが、種0に記憶することはできない。また、
不揮発性メモリに種0テーブルは存在しないので、
「+」印は種0に表示されることはない。
【0053】動作−走査 走査は制御装置を通じて開始され、必要な操作者の作業
は制御装置のプログラミングと制御によって明示され
る。上記「基本原理」と題された節は、走査プロセスで
何が起こるかを概説する。
【0054】表示に関して、2つの軌跡が上面走査後に
スクリーンにプロットされる。点線はテーパー後のフリ
ッチの上面輪郭を示す。これは、もしテーパーが設定さ
れると、輪郭は、それが平削りされるとき有する配置に
回転することを意味している。実線は、上面平削り装置
が除去するものの視覚的表示を与えるため、同じ縮尺上
で平削り方法を示す。この実線は、両端またはどこかで
ゼロに低下する。もしそれが末端以外のどこかでゼロに
低下するならば、使用者は長さまたは長さ段差パラメー
タをゼロに設定する。ゼロは平削り輪郭に含まれない。
破線と実線が正確に同じ長さでないということも生じう
る。これは普通のことであり、もしフリッチが計算目的
の長さ部分として記録されない末端から離れた突起を有
するときに生じる。上面平削りの最初と最後の設定は、
末端に最も近いゼロでない軌跡の点である。走査器のプ
ログラムは、「細長い端部(feathers)」形成を避けるた
め、平削りされない上面が残らないように意図されてい
る。これを達成するために、展開されたシートがフリッ
チの末端に達するとき、もし必要なら長さ停止(Length
Stop)は無視される。もし最大深さ(Max Depth)が特定さ
れると、ゼロ領域が満たされる。
【0055】ディスプレーの縦方向解像度は平削り機で
0.3mm(1/8インチ)に対応する。従って、全段
差をディスプレーに表示しないことも可能である。水平
解像度は6”であり、光カーテンと同じである。従っ
て、表示は一定の比例に拡大するのではない−縦方向が
大きく誇張されて、実際よりずっと詳細を表示する。
【0056】描画はシフトされ、平削り機に最も近いフ
リッチの端部が図の端部に表示される。リフターがそれ
ぞれのセンサー位置の上よりもむしろ、フリッチに対し
てそれらの正しい水平位置に表示される。それらの縦位
置は表示されず、底面輪郭も同様である。
【0057】校正 校正が各センサーのリフター位置スケール上の位置を決
定する。LVDTのものは無視される−それらの校正は
制御装置内にある。走査器の校正もリフター位置スケー
ル上の平削り装置位置を確定しない。従って、カッター
が置き換えられたとき、それを繰り返す必要はないが、
制御装置内の切削平面を位置づける操作がある。
【0058】2つのテーブルが形成され、その1つは上
部走査でありもう1つは底部走査であり、2つのテーブ
ルの使用により、センサーの履歴現象(hysteresis)に伴
う誤差を防止する。校正は、好ましくは全カーテンをさ
えぎるのに十分長い直定規を用いて実施される。それは
上部と底部走査の間、相当の処理時間に耐えるように十
分厚くなければならない。校正中の上方への動きは、通
常の走査の間と同じ速度であり、リフター上昇計測とそ
れと関連する光カーテン試料の間の何らかの固定時間ス
キュー(skew)による誤差を減らす。4回の完全な走査が
自動的に実施され、結果が平均される。可動リフターが
センサーを遮るので、全操作がリフターの動作後に繰り
返される。固定リフターもセンサーを遮るが、これは底
部走査には使用されないので問題ない。
【0059】直定規は(共鳴によるものを含む)明白な
屈曲を防止するのに十分な剛性を有しなければならな
い。正方形または長方形チューブ(tubing)長さが提案さ
れる。もし直定規が全カーテンを校正するのに十分長く
ないならば、校正は部分毎に実施され(部分間でリフタ
ーを動かした方がよい)、しかし固定リフターはカーテ
ンの末端近くにあるので、その長さはカーテンより短か
過ぎてはならない。
【0060】主スイッチ盤上の他には使用されないボタ
ンの1つを校正のために使用しなければならない。動作
モ−ド中、キーパッド上の数字を押し、次いで該ボタン
(「入力」ボタンを押さないこと)を押すことにより、
主スイッチ盤上の黄色いボタンの1つに直定規の厚さを
記憶させる。もし厚さに分数が含まれる場合には、漸増
/漸減ロッカーを使用して、ロッカーの右端を漸減また
は左端を漸増に保持し、そして一回当たり各1/16”
変化するボタンを押すことにより、最も近い整数に変更
しなければならない。「R3」スクリーンを選択するこ
とにより、その値を「ボタン中」に見ることができる
が、このスクリーンは停止/開始モ−ドでのみ見ること
ができるため、このスクリーンを見ながらこの値を変更
することはできない。もし望むなら、一時的にモニター
を第2のコンピュータに接続でき、これをしながら「ボ
タン値」を見ることができる。この「ボタン値」は、も
し使用者が望むなら、使用者がどの種中にそれを記憶し
たか記憶している限り、種パラメータテーブルと共に記
憶することができる。この操作は不便であるが、この必
要はほとんどないので、使用者はROMに直定規の厚さ
を記憶することができ、入力する必要はない。
【0061】校正モ−ドには、「入力」キーを下に押
し、走査スイッチ盤上の中央ロッカーの左側を押すこと
により、動作モ−ドから入る。校正モ−ドにある間(操
作者スクリーンの上部に示される)に、直定規の厚さが
入力された主スイッチ盤上のボタンを押す。次に、制御
装置に校正開始を告げる(この操作はまだ定義されてい
ない)。リフターは4回光カーテンを通って直定規を上
げ、校正モ−ドは終了する。制御装置はロールケース上
にそっと直定規を降下させる。次いで可動リフターを動
かし、この段落(paragraph)を一度繰り返し、リフター
により遮られたセンサー用の底部校正値を得る。
【0062】校正後、使用者はROMにプログラムする
ために、校正データを記録する。このように、もし使用
者が「S98」(「その他」の項を見よ。)を実行しな
ければならないならば、使用者は校正を繰り返す必要は
ない。「R7」スクリーンを選択する(停止/開始モ−
ドに設定し、「7」を押し、次に「R」を押して「EN
T」を押す)。もしプリンターが接続されていないなら
ば、底部パラメータ(プリンター種類)がゼロ(0)に
設定されていることを確認する。次いで「プリンターセ
ンサー校正」まで2行上がり、0を入力する。センサー
校正値が直接表示される(底部パラメータを「1」に設
定する)。実際には、校正のときそれは自動的に印刷さ
れる。
【0063】光カーテン表示 光カーテン表示は、ちょうどスクリーン下部のクロック
/カレンダー線上にある。それは計算を助けるためにそ
の下にtic印のある48のダッシュを有する。センサ
ー#1が右にある。カーテンは41のセンサーを含むの
で、左側の最後の7つの場所は使用されない。光ビーム
が遮られると、はっきりしたブロックがそのセンサー用
の短いダッシュ上に現れる。この表示は常に全スクリー
ン上に現れる。
【0064】R9スクリーン上に、走査器が底部走査に
設定されるときは常に、2つのxが光カーテン表示上に
現れる。これらはリフターに遮断されたと考えられるセ
ンサーに対応する。いかなる不使用センサー位置も同様
にマークされ、もしこのスクリーン上の「不良センサ
ー」を指定すると、それらも同様である。
【0065】その他 CPUリセット 各コンピュータはパワースイッチの隣に赤いボタンを有
する。これがコンピュータをリセットする。もしスクリ
ーンが沢山のゴミ(通常、点/線その他の認識不能のパ
ターン)を表示するとき、両コンピュータのこのリセッ
トボタンを押す。CPUのリセットは、スイッチ盤のプ
ロセッサも走査器のI/Oもリセットしない。10秒間
第2コンピュータまたは走査器コンピュータを切ると、
それぞれスイッチ盤または走査器のI/Oをリセットす
る。
【0066】第2コンピュータのリセット:もしスイッ
チ盤が動作していないならば、まず電源スイッチに隣接
する赤いボタンを押して両コンピュータのリセットを試
みる。もしこれが失敗したら、それらを10秒間切る。
もしそれが失敗したら、キーパッド上のS、9、9を押
す。
【0067】「新ログ(New Log)」のリセット:この
「新ログ」のリセットは通常、制御装置から来る。それ
は予測する必要はないが、走査器スイッチ盤の上方の追
加(白い)ボタンがこの機能を複製する。これはスクリ
ーンからこの描画を消去しない。この描画は走査の開始
時点で消去される。
【0068】テーブルデータリセット:校正テーブルを
含む全テーブルをROMから初期値にリセットするため
には、この操作を利用する。もし既に動作中でないと
き、動作モ−ドに設定する。キーパッドのS,9,8を
押す。次いで主スイッチ盤上の赤または黄のボタンのど
れかを押す。これで使用者がセットアップスクリーンに
入力した全変更(クロック設定を除く)および全校正デ
ータが廃棄され、ROMから該データが最入力される。
従って本発明の目的が効率的に達成されるが、但し付加
された請求の範囲に記載された発明の範囲および精神か
ら離れない限り、本発明に変更および修正をすることが
できる。
【0069】本発明の開示を要約すると、本発明はフリ
ッチの自動平削り装置および方法に関し、本発明方法
は、縦方向に距離を置かれた複数点でのフリッチの上面
と底面の間の距離を計測し、複数の距離計測に基いてフ
リッチの平削り操作を計画し、次いで該計画に従ってフ
リッチを平削りすることからなる。好適例において、計
測はコンピュータ(マイクロプロセッサ)と連携する光
検出器の列により実施される。計算はマイクロプロセッ
サが実施する。また本発明の装置は、フリッチの第1の
通常平坦な表面と、フリッチの第2の通常円錐形表面の
間の複数の距離を計測する手段、該計測に基き、フリッ
チの平削り操作を計画する手段、および、該計画に従っ
てフリッチを平削りする手段、からなっている。実際の
平削りには、多数の相違する型の平削りヘッドを使用す
ることができ、本発明は、いかなる特別な型や数の平削
りヘッドに限定されることはない。本発明によると、フ
リッチの底面に段差溝を切り出すことができ、回転カッ
ター上でのより安定なベニア板のスライス製造を可能に
する。
【0070】
【発明の効果】ベニヤ合板の収量を高め、廃棄部分を最
少化する。さらに自動化により操作を効率化し人間に基
く誤りと介入を最少化する。フリッチの段階的平削りを
可能にし、従来連続平削り法で生じているベニア端部の
破損を防止する。また回転ベニア切削操作において、フ
リッチをより安定に保持するために、フリッチの底表面
内に段差溝を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 浸漬後、平削り前の縦方向に配置されたフリ
ッチの側面図である。図1Bは、浸漬後、平削り前のフ
リッチの端面図である。
【図2】 フリッチの上面に作られた典型的な平削り切
削面7を示している。図2Bは、図2で平削りされたフ
リッチから作成されたベニヤ板を示す図である。図2C
は、フリッチの上面に作成された段差平削り切削面7を
示している。図2Dは、図2Cに示すフリッチの段差平
削りから作成されるベニア板の平面図である。
【図3】 凹面平削りヘッドで平削りされたフリッチの
端面図である。
【図4】 平削り面に2つの縦溝を有する従来技術のフ
リッチの正面図である。図4Bは、図4に示すフリッチ
の端面図である。
【図5】 平削り面に複数の不連続溝を有するフリッチ
の正面図である。図5Bは、図5に示すフリッチの端面
図である。
【図6】 フリッチが送入コンベアにより装置に送入さ
れるときの、本発明装置の正面図である。図6Bは、図
6に示す装置の平面図である。
【図7】 右方向に連続的に進むフリッチと、同様に右
方向に動く可動リフトを示す図である。
【図8】 送入コンベアの右方向端で停止したフリッチ
を示す図である。
【図9】 複数の計測装置を過ぎて持ち上げられたフリ
ッチを示す図である。
【図10】 本発明装置の平削り部に入るのに、所定位
置で締付け具(clampingdog)により締付けられるフリッ
チを示す図である。
【図11】 2つの従来の平削りヘッドで平削りされた
フリッチを示す図である。図11Bは、凹面平削りヘッ
ドで平削りされたフリッチを示す図である。
【図12】 本発明装置の平削り部から搬出されたフリ
ッチを示す図である。
【図13】 平削り後のフリッチを支持するために持ち
上げられた搬出リフトを示す図である。
【図14】 搬出コンベアに平削りフリッチを下げる搬
出リフトを示す図である。
【図15】 搬出コンベアにより、装置を出る平削りフ
リッチを示す図である。
【図16】 その降下位置に示された、本発明のメカニ
カルシザーリフト(mechanical scissor lift)の端面図
である。図16Bは、その上昇位置のリフトを示す図で
ある。図16Cは、図16Bのリフトの側面図である。
【図17】 図6と類似の図であるが、本発明の走査お
よび計測制御システムのブロックダイヤグラムも示して
いる。
【符号の説明】
フリッチ・・・1,ベニア片・・・9、ナイフ・・・15,溝・・・
17,不連続溝・・・19,送入コンベア・・・21、可動リ
フト・・・23,基礎プレート・・・25,固定リフト・・・2
7,光検出器・・・29、停止点・・・31,光検出器・・・3
3,締付け具・・・37,39,平削りヘッド・・・41,4
3,45,47,送出コンベア・・・51,プラスチック
ベース・・・53、コンベアローラ・・・62,63,平削り
部・・・65、走査/計測コンピュータ・・・66、モニター
・・・67,72,操作者制御・・・71
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 デビッド・メロー アメリカ合衆国14094ニューヨーク州、ロ ックポート、ウィンダメア・ロード98番 (72)発明者 ユルゲン・エフ・トロスト アメリカ合衆国44406オハイオ州、キャン フィールド、ブライアー・コート9025番 (72)発明者 マーク・ジェー・ロレンク アメリカ合衆国14120ニューヨーク州、ノ ース・トナワンダ、クリスチアナ・ストリ ート295番 (72)発明者 ダニエル・ジェー・ラスタッター アメリカ合衆国15010ペンシルバニア州、 ビーバー・フォールズ、グロスコスト・ロ ード4101番

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 概ね平坦な第1表面と、概ね円錐形の第
    2表面とを有するフリッチの平削り方法であって:該フ
    リッチの長さ方向に離れた複数の点で、該第1表面と該
    第2表面間の距離を計測し;該複数の距離計測に基き、
    該フリッチの平削り操作を計画し;そして、該計画に従
    って該フリッチを平削りすることからなる方法。
  2. 【請求項2】 該計画段階が、収量を最適化し、廃棄部
    分を最少化するものである、請求項1に記載のフリッチ
    の平削り方法。
  3. 【請求項3】 該計測が、光検出器の列を、一定速度の
    該フリッチを通過させることからなる請求項1または2
    に記載のフリッチの平削り方法。
  4. 【請求項4】 該平削りが、該フリッチの該第1表面に
    少なくとも1つの不連続溝を切り出すことからなる請求
    項1から3までのいずれか1項に記載のフリッチの平削
    り方法。
  5. 【請求項5】 該平削りが、該フリッチに少なくとも2
    つの段差平削り切削を行うことからなる請求項1から3
    までのいずれか1項に記載のフリッチの平削り方法。
  6. 【請求項6】 フリッチの概ね平坦な第1表面と、該フ
    リッチの概ね円錐形の第2表面間の複数の距離を計測す
    る手段;該距離計測に基いて該フリッチの平削り操作を
    計画する手段;および、該計画に従って該フリッチを平
    削りする手段、からなるフリッチの自動平削り装置。
  7. 【請求項7】 複数の距離計測実施手段が:少なくとも
    1つの計測装置;および、該複数の計測装置を一定速度
    の該フリッチを通過させる手段、から構成される請求項
    6に記載のフリッチの自動平削り装置。
  8. 【請求項8】 該計測装置が光検出器からなる、請求項
    6または7に記載のフリッチの自動平削り装置。
  9. 【請求項9】 該複数の計測装置を、一定速度の該フリ
    ッチを通過させる手段が、少なくとも1つのモーター駆
    動メカニカル・シザーズ・ジャッキからなる請求項6ま
    たは7に記載のフリッチの自動平削り装置。
  10. 【請求項10】 該距離計測に基いて該フリッチの平削
    り操作を計画する手段が、該計測結果を処理し、該フリ
    ッチに最適な平削りを計画するようプログラムされたマ
    イクロプロセッサからなる請求項6に記載のフリッチの
    自動平削り装置。
  11. 【請求項11】 該平削り手段が、該第1と第2表面の
    平削りのそれぞれに、少なくとも2つの平削りヘッドか
    らなり、ここに該少なくとも2つの平削りヘッドが、該
    マイクロプロセッサからの命令に応じて動作する請求項
    10に記載のフリッチの自動平削り装置。
  12. 【請求項12】 該平削りヘッドの1つが固定され、該
    平削りヘッドの1つが可動であり、該可動平削りヘッド
    が該マイクロプロセッサの命令に応じて動く請求項11
    に記載のフリッチの自動平削り装置。
  13. 【請求項13】 さらに、該マイクロプロセッサからの
    命令に応じて動くよう動作可能に配置されている、可動
    凹面平削りヘッドからなる請求項11に記載のフリッチ
    の自動平削り装置。
  14. 【請求項14】 さらに、該マイクロプロセッサからの
    命令に応じて、該フリッチに溝を切削するよう動作可能
    に配置されている溝切削平削りヘッドからなる請求項1
    1に記載のフリッチの自動平削り装置。
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