JP2001212710A - フィン修正加工機 - Google Patents

フィン修正加工機

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JP2001212710A JP2000023728A JP2000023728A JP2001212710A JP 2001212710 A JP2001212710 A JP 2001212710A JP 2000023728 A JP2000023728 A JP 2000023728A JP 2000023728 A JP2000023728 A JP 2000023728A JP 2001212710 A JP2001212710 A JP 2001212710A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蒸気タービンのフィン修正加工機に関し、ハ
ンディカッタとして現地にてフィンの修正を容易に行
う。 【解決手段】 外筒2内には内筒11が摺動自在に挿入
され、内筒11は把持部3の回転式ダイヤル4へネジで
連結され、先端は直角に曲げられ、回転刃を回転可能に
支持している。外筒2の先端には支持部12を介して回
転刃保護ケース13が取付けられ、回転刃14が回転す
る。ケース13の前後には加工用溝14が設けられ、こ
の溝14内へシールフィンを挿入し、回転刃14を回転
させることによりフィンの加工を行う。回転刃の回転は
空気開閉スイッチ10を開き、空気供給チューブ5から
内筒11を通り、回転刃14へ導き、刃を回転させる。
又、ダイヤル4を回転して内筒11を前後に移動させ、
回転刃の位置調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフィン修正加工機に
関し、タービンの円形状の翼環内周面に取付けられ回転
する動翼先端との間をシールするフィン先端部を修正加
工したり、あるいは新しいフィンに取替えを行い先端部
を調整加工する場合に使用され、人手に保持して簡単に
フィンの加工ができるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】図5は蒸気タービンの一般的な翼環と静
翼の一部を示す斜視図である。図において、30は静翼
であり、円周方向に複数枚が配列し、内側シュラウド3
1と外側シュラウド32との間に取付けられ、外側シュ
ラウド32は翼環33に組み込まれ、固定されている。
円周方向Rに取付けられた静翼33は軸方向には回転す
る動翼(図示省略)と交互に配列しており、動翼先端が
通過する翼環33の周方向壁面35にはシールフィンが
取付けられている。シールフィン34a,34b,34
cは軸方向Xには複数列(図では3列)平行に翼環33
壁面の溝に埋め込まれ、円周方向全周に配設されてお
り、その先端は回転する動翼先端部と近接し、ガスパス
を通過する高温の蒸気が動翼先端から洩れるのを防止し
ている。
【0003】図6はシールフィン取付部の断面図であ
り、翼環33の壁面35には周方向全周に溝36が加工
されており、L字状の基部を形成したシールフィン34
a(34aを代表して図示)が挿入され、溝36内へは
コーキングピース37が注入されてシールフィン34a
を溝36内へ固定している。シールフィンの寸法の一例
を示すと、壁面35から突出する部分の高さは、約5〜
6mm、フィンの厚さが1.0〜0.8mmの薄い形状のも
のが翼環39の全周囲に配設されている。
【0004】上記構成のシールフィンは、ロータに取付
けられた動翼が回転し、動翼先端が近接し、一定のクリ
アランスを確保して回転しなければならないので、その
先端部は真円度を保って配置されることが要求される。
工場で組立時には、ターニングテーブル等にカッタを取
付けて加工すれば良いが、現地での調整や、点検時にお
いて新しいフィンに取替えを行う際には、手作業による
加工となり、長時間を要し、かつ、一定の寸法に先端を
加工し、かつ、真円度を保持するには熟練を要し、困難
な作業であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
蒸気タービンのシールフィンの補修作業は、現地での手
作業に依存しなければならず、困難な作業を実施してお
り、シールフィンの先端部の真円度を保つためには何ら
かの対策が望まれていた。
【0006】そこで本発明は、シールフィンの補修を行
う際に簡単な構造で作業員が手に持って作業することが
でき、かつ、カッタの位置合わせを行うのみで、シール
フィンに沿って円周方向に移動させながらフィンの修正
加工を高精度で、かつ、短時間に行うことのできるフィ
ン修正加工機を提供することを課題としてなされたもの
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の課題を解
決するために、次の(1)〜(4)の手段を提供する。
【0008】(1)タービン翼環の内周壁面に、回転す
る動翼先端と対向し同動翼先端に近接して取付けられた
シールフィン先端部を修正加工する加工機であって、後
端に把持部及び空気供給チューブを有する外筒と、同外
筒内に摺動可能に挿通され先端部が前記外筒から突出
し、前記空気供給チューブから供給される空気流により
回転する回転刃を回転可能に支持する内筒と、前記外筒
の先端部に取付けられ前記回転刃周囲を覆うと共に先端
側に同回転刃の切削位置までシールフィンが挿入される
溝を有する回転刃保護ケースと、前記内筒内へ供給され
る空気を開閉するスイッチとを具備してなることを特徴
とするフィン修正加工機。
【0009】(2)前記内筒の先端部は直角に曲げら
れ、前記回転刃及び回転刃保護ケースの中心軸は前記外
筒の軸心と直交する方向とし前記回転刃の回転面を前記
外筒から所定の距離離すと共に、前記回転刃保護ケース
の溝は前後両側に設けられていることを特徴とする
(1)記載のフィン修正加工機。
【0010】(3)前記内筒は把持部において回転式ダ
イヤルに螺合し、前記外筒内で前後に移動可能とし先端
の回転刃の位置調整を可能とすることを特徴とする
(1)記載のフィン修正加工機。
【0011】(4)前記外筒は移動可能な回転ローラ付
きの台車に取付けられ、同台車はシールフィン間を跨い
で配置され、同シールフィンに沿って周方向に移動させ
前記回転刃によりシールフィンを修正加工することを特
徴とする(1)から(3)のいずれかに記載のフィン修
正加工機。
【0012】本発明の(1)においては、作業員は把持
部を持ってシールフィンを回転刃保護ケースの溝内に挿
入し、内筒を前後することにより先端の回転刃を前後さ
せ、加工すべきシールフィンとの間の位置合わせを行
う。位置調整が完了するとスイッチを開いて空気を内筒
に流入させると、空気は先端の回転刃に当たり、回転刃
を空気流により回転させてシールフィン先端部が修正加
工される。同時に作業員はシールフィンに沿って加工機
を所定の速さで移動させ、翼環の全周囲を加工する。こ
のような加工機により、シールフィンが所定の寸法で周
方向に均一な加工ができ、真円度を正確に保つことがで
きるので現地でのシールフィンの修正加工作業が大幅に
合理化される。
【0013】本発明の(2)では、回転刃保護ケース
は、外筒より所定距離ずらせ、回転刃の回転面が外筒よ
り外側に配設されているので、加工用の溝も前後両方に
設けることができ、後方の溝にシールフィンが挿入でき
る場合には、後方の溝内へシールフィンを挿入して加工
することもできる。又、回転刃保護ケースの外筒への取
付けも簡単な構造で実現できる。
【0014】本発明の(3)では、内筒の移動は回転式
ダイヤルを回転することにより、内筒を容易に前後に移
動、位置調整することが可能となる。例えば、回転式ダ
イヤルに目盛を付しておき、目盛に比例して回転させる
ようにすれば、内筒を前後に微調整が容易になされ、回
転刃のシールフィン先端に対する位置調整が簡単な機構
で実現できる。
【0015】本発明の(4)では、加工機の外筒を移動
可能な台車に固定し、作業員は台車をシールフィンを跨
いで翼環に当接し、回転刃とシールフィンとの間の位置
調整を上記(1)〜(3)のように行った後、空気流に
より回転刃を回転させ、台車をシールフィンに沿って周
方向に移動させるだけで、シールフィンの修正加工が容
易にでき、台車により位置がセットされているので正確
な寸法でシールフィンの修正加工ができ、(1)の発明
よりも一層精度良く加工ができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基づいて具体的に説明する。図1は本発明の実
施の第1形態に係る修正加工機の全体を示し、(a)は
側面図、(b)は(a)におけるA−A矢視図である。
(a)において、1は加工機全体であり、2は外筒、3
は外筒2に接続する把持部で作業員が手で把持する部分
である。4は回転式ダイヤルであり、後述するように回
転刃の位置調整を行うものである。5は空気供給チュー
ブで駆動用の空気を内筒へ供給するチューブである。6
はプラグであり、図示してない空気源へ接続される。7
は位置決めガイドであり、外筒2に設けられている。8
はピンであり、後述する内筒に螺合し、内,外筒を固定
するものである。9は溝であり外筒2に設けられ、空気
開閉スイッチ10が挿入されており、内筒内へ流れる空
気を開閉するものである。
【0017】11は内筒であり、外筒2内へ摺動自在に
挿通され、回転式ダイヤル4に連結し、回転式ダイヤル
4を回転することにより前後に移動可能な構成である。
回転式ダイヤル4は1回転で0.5mmの移動を可能なよ
うに内筒11に螺合されている。12は支持部であり一
端は外筒2にネジ等で固定され、他端は回転刃保護ケー
ス13に固定され、回転刃保護ケース13を外筒2に支
持している。回転刃保護ケース13は(b)に示すよう
に円筒形状で、後述するように周辺の前後には加工用溝
14が設けられ、又、内部には内筒11に支持された回
転刃15が回転する構成である。
【0018】図2は図1(a)におけるB−B断面図で
あり、回転刃と回転刃保護ケースを示している。図にお
いて、回転刃保護ケース13には両側に加工用溝14が
形成されており、この溝14内にシールフィン先端部1
7が挿入される。中心には内筒11に回転可能に取付け
られた軸16を有する回転刃15が回転自在配置されて
おり、回転することにより刃15aによりシールフィン
先端部17を加工する。
【0019】図3は回転刃保護ケース13を示し、
(a)は上面図、(b)はその側面図である。両図にお
いて、回転刃保護ケース13には支持部12が設けら
れ、外筒2へ取付けられる構造であり、回転刃保護ケー
ス13の中心部には内筒11の先端が挿入され、内筒1
1の中心部には軸挿入部18が内壁面に固定され、軸挿
入部18には回転刃15の軸16が回転可能に挿入され
て支持され、回転刃15が回転する構成である。回転刃
保護ケース13の前後両端には加工用溝14が形成さ
れ、シールフィンの先端部が挿入される。加工用溝14
はシールフィンが挿入しやすいように開口部が拡大した
テーパが設けられている。又、回転刃保護ケース13は
支持部12により外筒2よりもやや外側の位置となるよ
うに離れて取付けられ、両側の加工用溝14でシールフ
ィンを加工可能としている。
【0020】上記構成の実施の第1形態において、シー
ルフィンを加工する場合には、空気開閉スイッチ10を
閉にして、プラグ6を空気源に接続し、作業員が加工機
の把持部3を把持し、回転刃保護ケース13の加工溝1
4へシールフィン先端部17を図1(b)に示すように
挿入してセットする。次に、回転式ダイヤル4を左右に
回転して内筒11を外筒2内から出入させ回転刃15の
前後の位置を調整する。回転刃保護ケース13は、支持
部12により外筒2に固定されているので、回転刃15
は回転刃保護ケース13内で前後の位置を調整し、シー
ルフィンの加工すべき長さを調整することができる。
【0021】回転刃15の位置調整が終わると、ピン8
を廻して外筒2と内側11との位置を固定し、空気開閉
スイッチ10を開き、空気を内筒11内に流す。空気は
空気供給チューブ5より内筒11内を流れ、内筒11先
端の周囲より回転刃15の周囲に噴出し、4枚の刃を空
気流により回転させ、4枚の刃15aでシールフィン先
端部17を高速回転して加工する。同時に、作業員は把
持部3を把持して所定の速度でフィンに沿って加工機を
翼環周方向に移動させると、回転刃保護ケース13と回
転刃15とにより設定された加工溝14の所定の深さに
ガイドされて、シールフィン先端部17は所定の寸法で
円周方向に順次加工される。通常、蒸気タービンの翼環
の内径は約2m前後あり、フィン全周を加工するのに約
15分程度で加工ができ、しかも正確な寸法で真円度が
確保される。
【0022】図4は本発明の実施の第2形態に係るフィ
ン修正加工機を示し、(a)は正面図、(b)は側面
図、(c)は(a)におけるC−C矢視図である。これ
ら図において、20は台車であり、22,23は台車2
0に取付けられたローラで台車20の両側にそれぞれ2
個所、軸23により回転自在に取付けられている。台車
20は門型をしており、複数のシールフィン34(図で
は3列のシールフィンで構成されている)を跨ぐ構造で
4個のローラ21,22で走行可能としている。
【0023】台車20には外筒25が固定されており、
外筒25の下部には内筒24が接続されている。内筒2
4及び外筒25は図1に示した内筒11、外筒2と同じ
構造で、下端には回転刃保護ケース13が支持されてい
る。内筒24は外筒25内に挿通され、図1と同様の構
造で上,下方向に微調整可能とし回転刃保護ケース13
との位置を調整し、シールフィン先端の加工範囲を調整
できるようにしている。外筒25は図1の外筒2と同じ
ように把持部3、回転式ダイヤル4、スイッチ10が取
付けられ、その構造、作用は図1のものと同じである。
【0024】上記の構成において、台車20のローラ2
1,22を、把持部3を把持するか、又は台車20を手
で支持してシールフィン33を跨いで翼環側に押し当て
る。回転式ダイヤル4を廻して回転刃を上下動して位置
調整を行い、その後、スイッチ10を操作して空気を内
筒24へ導き、回転刃を回転させてシールフィン34を
加工する。同時に台車20を翼環の円周方向に所定の速
度で人手により移動し、シールフィン33を加工してゆ
く。従って、図1に示す実施の第1形態と同様に、シー
ルフィンの加工が一定の寸法で加工され、真円度が正確
に確保される。
【0025】以上説明の実施の第1形態では、図1に示
すように把持部3を把持して先端の回転刃保護ケース1
3の溝14にシールフィンを挿入して、シールフィンに
沿わせて加工機を走行させ、回転刃15を回転させてシ
ールフィン先端部を加工し、実施の第2形態ではローラ
付きの台車20に外筒25、内筒24、回転刃保護ケー
ス13からなる加工機を支持し、台車20をシールフィ
ンに沿って走行させて加工するようにしたので、シール
フィンの修正、加工が一定の寸法で、正確かつ、高速度
に加工することができ、真円度を正確に確保することが
できる。
【0026】
【発明の効果】本発明のフィン修正加工機は、(1)タ
ービン翼環の内周壁面に、回転する動翼先端と対向し同
動翼先端に近接して取付けられたシールフィン先端部を
修正加工する加工機であって、後端に把持部及び空気供
給チューブを有する外筒と、同外筒内に摺動可能に挿通
され先端部が前記外筒から突出し、前記空気供給チュー
ブから供給される空気流により回転する回転刃を回転可
能に支持する内筒と、前記外筒の先端部に取付けられ前
記回転刃周囲を覆うと共に先端側に同回転刃の切削位置
までシールフィンが挿入される溝を有する回転刃保護ケ
ースと、前記内筒内へ供給される空気を開閉するスイッ
チとを具備してなることを特徴としている。このような
構成により、シールフィンが所定の寸法で周方向に均一
な加工ができ、真円度を正確に保つことができるので現
地でのシールフィンの修正加工作業が大幅に合理化され
る。
【0027】本発明の(2)では、回転刃保護ケース
は、外筒より所定距離ずらせ、回転刃の回転面が外筒よ
り外側に配設されているので、加工用の溝も前後両方に
設けることができ、回転刃保護ケースの外筒への取付け
が簡単な構造で取付けることができる。また、後方の溝
にシールフィンが挿入できる場合には、後方の溝内へシ
ールフィンを挿入して加工することもできる。
【0028】本発明の(3)では、内筒の移動は回転式
ダイヤルを回転することにより、内筒を容易に前後に移
動、位置調整することが可能となる。例えば、回転式ダ
イヤルに目盛を付しておき、目盛に比例して回転させる
ようにすれば、内筒を前後に微調整が容易になされ、回
転刃のシールフィン先端に対する位置調整が簡単な機構
で実現できる。
【0029】本発明の(4)では、加工機の外筒を移動
可能な台車に固定し、作業員は台車をシールフィンを跨
いで翼環に当接し、回転刃とシールフィンとの間の位置
調整を上記(1)〜(3)のように行った後、空気流に
より回転刃を回転させ、台車をシールフィンに沿って周
方向に移動させるだけで、シールフィンの修正加工が容
易にでき、台車により位置がセットされているので正確
な寸法でシールフィンの修正加工ができ、(1)の発明
よりも一層精度良く加工ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1形態に係るフィン修正加工
機を示し、(a)は側面図、(b)は(a)におけるA
−A矢視図である。
【図2】図(a)のB−B断面図である。
【図3】本発明の実施の第1形態に係るフィン修正加工
機の先端部を示し、(a)は回転刃保護ケースの平面
図、(b)は側面図である。
【図4】本発明の実施の第2形態に係るフィン修正加工
機を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は
(a)におけるC−C矢視図である。
【図5】蒸気タービンのシールフィンを示す一般的な斜
視図である。
【図6】シールフィンの一般的な断面図である。
【符号の説明】 1 加工機全体 2,25 外筒 3 把持部 4 回転式ダイヤル 5 空気供給チューブ 6 プラグ 7 位置決めガイド 8 ピン 9 溝 10 空気開閉スイッチ 11,24 内筒 12 支持部 13 回転刃保護ケース 14 加工用溝 15 回転刃 16 軸 17 シールフィン先端部 18 軸挿入部 20 台車 21,22 ローラ 23 軸 34a,34b,34c シールフィン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タービン翼環の内周壁面に、回転する動
    翼先端と対向し同動翼先端に近接して取付けられたシー
    ルフィン先端部を修正加工する加工機であって、後端に
    把持部及び空気供給チューブを有する外筒と、同外筒内
    に摺動可能に挿通され先端部が前記外筒から突出し、前
    記空気供給チューブから供給される空気流により回転す
    る回転刃を回転可能に支持する内筒と、前記外筒の先端
    部に取付けられ前記回転刃周囲を覆うと共に先端側に同
    回転刃の切削位置までシールフィンが挿入される溝を有
    する回転刃保護ケースと、前記内筒内へ供給される空気
    を開閉するスイッチとを具備してなることを特徴とする
    フィン修正加工機。
  2. 【請求項2】 前記内筒の先端部は直角に曲げられ、前
    記回転刃及び回転刃保護ケースの中心軸は前記外筒の軸
    心と直交する方向とし前記回転刃の回転面を前記外筒か
    ら所定の距離離すと共に、前記回転刃保護ケースの溝は
    前後両側に設けられていることを特徴とする請求項1記
    載のフィン修正加工機。
  3. 【請求項3】 前記内筒は把持部において回転式ダイヤ
    ルに螺合し、前記外筒内で前後に移動可能とし先端の回
    転刃の位置調整を可能とすることを特徴とする請求項1
    記載のフィン修正加工機。
  4. 【請求項4】 前記外筒は移動可能な回転ローラ付きの
    台車に取付けられ、同台車はシールフィン間を跨いで配
    置され、同シールフィンに沿って周方向に移動させ前記
    回転刃によりシールフィンを修正加工することを特徴と
    する請求項1から3のいずれかに記載のフィン修正加工
    機。
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