JP2001212221A - 空気清浄装置 - Google Patents

空気清浄装置

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JP2001212221A
JP2001212221A JP2000027793A JP2000027793A JP2001212221A JP 2001212221 A JP2001212221 A JP 2001212221A JP 2000027793 A JP2000027793 A JP 2000027793A JP 2000027793 A JP2000027793 A JP 2000027793A JP 2001212221 A JP2001212221 A JP 2001212221A
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Japan
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discharge
deterioration
electrode
discharge electrode
ozone
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Kenji Sekine
健司 関根
Akira Morikawa
彰 守川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマ発生の放電電極のメンテ時期が劣化
検知手段で検知され、電極に印可される電圧を上昇させ
てオゾン発生量を増やすことで、プラズマ空気清浄装置
の脱臭性能をを長期に維持させる。 【解決手段】 少なくとも一組の放電電極3aと対向電
極3bとの間でコロナ放電を生じさせ、プラズマ脱臭を
行う脱臭手段3と、放電電極の放電性能の劣化を検知す
る劣化検知手段11とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コロナ放電を利
用した空気清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8に、コロナ放電によるプラズマ脱臭
空気清浄装置の従来例を示す。図8において、1は本
体、2は集塵を目的としたHEPAフィルタである。3
は電極ユニットであり、プラスチックのケースの中に、
放電部が突起状に形成されているステンレス製平板突起
電極3aとステンレス製の対向電極3bが複数配置され
ている。4は脱臭とオゾン分解を目的とした活性炭フィ
ルター、5は送風のためのファンであり、6は吸気口、
7は排気口である。
【0003】この従来のプラズマ脱臭空気清浄装置の動
作を説明する。ファン5によって室内の汚染空気が引き
寄せられ、HEPAフィルター2で0.01ミクロン程度ま
での塵埃、ウイルス、たばこの煙などは捕集される。し
かし、粒子の小さな各種の汚染ガス(臭気を伴うものが
多い)は、HEPAフィルター2を通過するため、電極
ユニット3で分解させる。原理を図9に示すが、電極ユ
ニット3に数KVの高電圧を印加し、コロナ放電をさせ
てプラズマ状態を作りだすと、悪臭ガス8は、発生した
酸素ラジカルや水酸基ラジカルなどの活性種9によって
酸化分解され清浄空気10になる。しかし、それでも通
り抜ける悪臭ガス8は、活性炭フィルタ4に吸着され、
そこで酸素ラジカルや水酸基ラジカルなどの活性種9に
よってさらに酸化分解される。
【0004】電極ユニット3の放電電極は、電気集塵な
どではワイヤ線が使われるが、より安全性を配慮した場
合には、断線を防ぐために平板突起電極3aが有効であ
る。しかし、平板突起電極3aは放電を繰り返すことに
よって、突起先端部分で摩耗や酸化が起こり、さらには
HEPAフィルタ2を通り抜けた汚染物が付着したりし
て放電現象が起こりにくくなってくる。これはアルカリ
や酸等の薬品洗浄あるいは歯ブラシ、金属ブラシ等によ
る研磨によって元に復帰するが、メンテナンスの時期を
正確に把握することは従来の空気清浄装置では行われて
おらず、タイマーで運転時間を計測して報知するか、経
験的に半年〜1年経過したらメンテすることとしてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のコ
ロナ放電によるプラズマ空気清浄装置においては、実際
は使用条件が厳しく電極が劣化しているにもかかわら
ず、メンテ時期に達してないためメンテを行わず、脱臭
性能の低下を容認していたり、使用条件が緩やかでまだ
メンテする必要のない状態であってもメンテを行う、す
なわち、電極を取り出して薬品洗浄や研磨するという面
倒な作業に時間を費やすという問題点があった。
【0006】この発明は、以上のような問題点を解決す
るためになされたもので、プラズマ発生の放電電極のメ
ンテ時期が劣化検知手段で検知され、電極に印可される
電圧を上昇させてオゾン発生量を増やすことで、プラズ
マ空気清浄装置の脱臭性能を長期に維持させることを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる空気清
浄装置は、少なくとも一組の放電電極と対向電極との間
でコロナ放電を生じさせ、プラズマ脱臭を行う脱臭手段
と、上記放電電極の放電性能の劣化を検知する劣化検知
手段とを備えたものである。
【0008】放電電極は、放電部が突起状に形成される
ものである。
【0009】また、劣化検知手段は、オゾンの発生量を
検知するオゾンセンサを備え、オゾン量が規定値以下に
減少した場合放電電極の劣化を検知するものである。
【0010】また、劣化検知手段が放電電極の放電性能
の劣化を検知した場合、放電電極と対向電極との間に印
可する放電電圧を増加するものである。
【0011】また、予備の放電電極を装備し、劣化検知
手段が正規の放電電極の劣化を検知すると、上記予備の
放電電極の方に電源を切り替るものである。
【0012】また、劣化検知手段が放電電極の劣化を検
知すると、放電電極の劣化部を研磨し、放電性能を回復
させる加工手段を備えたものである。
【0013】また、放電電圧の増加は、所定の間隔で1
段階ずつ行い、放電電極の劣化の回復が所定のレベルに
到達したとき、放電電圧の増加を停止するものである。
【0014】また、放電電圧が最高設定値に達しても放
電電極の劣化の回復が所定のレベルに到達しない場合
は、放電電極の劣化を報知または表示するようにしたも
のである。
【0015】また、放電電極の劣化が報知または表示さ
れると、放電電極を取り出し放電性能修復後元に戻して
取り付けるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明に係わる
空気清浄装置では、ラジカルによる脱臭とはいえ、表1
のように発生するオゾンの発生量と脱臭性能が比例する
こと、また、表2のように劣化した放電電極に印可する
電圧を変えることによってオゾンの発生量が変わること
に着目し、例えば、オゾンセンサでオゾン量を検知し、
規定値以下になったとき、電圧をアップさせてオゾン発
生量を確保することを行い、それでもオゾン発生量が確
保できない場合は報知し、電極を取りだしてメンテ(ブ
ラシ研磨)を行うようにした。
【0017】
【表1】オゾン発生量と脱臭性能
【0018】
【表2】電圧とオゾン発生量(劣化品)
【0019】図1は、この発明の実施の形態1による空
気清浄装置の構成を示す断面図である。図中、図8の従
来例と同一、または相当のものは同一の符号を付して説
明を省略する。図2は、図1の空気清浄装置における電
圧制御の動作を示す行程図である。図1において11
は、オゾンセンサであり、活性炭フィルタ4の前段で、
活性炭フィルタの取り外しにじゃまにならない位置に配
置されている。オゾンセンサ11は、例えば、コスモス
電機製の型名AETU―3を用いた。
【0020】図2に示すように、この実施の形態として
は、オゾン発生量が0.02ppm以下になると、放電電
極のメンテ時期であることに設定した。オゾンセンサ1
1を運転開始時のみ動作させ、オゾン発生量が設定値以
上であればセンサ11はOFFとし、フ゜ラス゛マ脱臭運転を続
ける。設定値以下になった場合は、自動的に電圧を1段
アップさせ(0.5KV上昇)、オゾンの発生量をオゾ
ンセンサ11で検知する。規定値以上であればそのまま
フ゜ラス゛マ脱臭運転を続け、センサ11はOFFする。もし、
設定値以下になったら電圧を1段アップさせる。この操
作を自動的に繰り返し、電圧の最高値6.5KVに達し
てもオゾン発生量が設定値に到達しない場合は、メンテ
時期であることを例えばブザーで報知する。報知のかわ
りになんらかの表示でもよい。
【0021】以上のように、平板突起電極3aを用いた
プラズマ脱臭方式の空気清浄装置において、平板突起電
極3aが汚染あるいは劣化してプラズマ放電が不十分に
なると、オゾンの発生量が減少する現象をとらえ、オゾ
ンセンサ11でオゾンの発生量を定期的に検知し、オゾ
ン量が規定値以下に減少した場合には、放電電圧を例え
ば等間隔で1段階ずつアップさせてオゾン発生量が維持
できるように制御し、一定の脱臭性能を確保し、電圧の
最高設定値に達してもオゾン発生量が規定値に到達しな
い場合は電圧を元に戻し、メンテ時期を報知するように
した。
【0022】一方、オゾン脱臭機能を設けた空気清浄装
置において、オゾン分解触媒の劣化からオゾンの発生量
をオゾンセンサで検知し、多量のオゾンが気中に出ない
ように安全性を確保する制御方法は多くみられ、代表的
には特開平9−75436号公報がある。
【0023】さらに、オゾンで脱臭や殺菌を行う目的で
電気集塵から発生するオゾン濃度を管理するため、空気
清浄機近傍の空気中のオゾン濃度をオゾンセンサで検知
し、基準値より高くても低くても電圧制御を行う特開平
7−275736号公報がある。この実施の形態による
発明では、オゾンセンサを電極の劣化を知る目的で、電
極の後段で、かつオゾン分解用の活性炭フィルタより前
に配置した点、また、電圧制御を0.5KVづつアップ
させていく方式としたことが以上に記載の先行技術のも
のとは異なる。
【0024】実施の形態2.図3は、この発明の実施の
形態2による空気清浄装置の構成を示す断面図である。
電極ユニット3のところに予備平板突起電極3cを配置
し、通常は使わない状態としておく。正規の平板突起電
極3aのメンテ時期がオゾンセンサ11で検知される
と、自動的に電極回路が切り替えられ、予備の平板突起
電極3cが正規の状態で使われる。この時平板突起電極
3aは電気的にはOFFの状態にされ、図4に示されるよ
うに、操作パネル12中の表示ランプ13にメンテ時期
が表示され、ストッパー14を手動ではずし、ふた15
を開いて電極ユニット3を手前に取りだす。取り外した
突起電極3aは、ブラシで研磨した後、元の位置に装着
し、ふた15を閉め、ストッパー14でふた15を止め
る。今度はこれが予備電極となる。この繰り返し作業に
よって、脱臭運転は途絶えることなく連続的に行われ
る。
【0025】以上のように、この実施の形態に係わる空
気清浄装置では、予備の平板突起電極を用意し、正規の
平板突起電極がメンテ時期が来たとき容易に取り出せ、
予備の電極を使って脱臭運転が連続的に可能になるよう
電源の切り替えが自動的に行われるようにした。
【0026】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3による空気清浄装置を示す構成図である。16は
研磨ブラシであり、左右に配置された電極それぞれを研
磨するため、二つ用意されている。17はモータであ
り、横回転軸18によって回転運動が伝えられる。19
は軸受けである。
【0027】図6に電極ユニット3と図7に研磨ブラシ
16の機構図を示す。図6において電極ユニット3の上
下部に回転棒20を固定し、上部の回転棒はステッピン
グモータ24で駆動されるギア24により回転し、電極
ユニット3は90°向きを研磨ブラシ側に変えられるよ
うにした。また、上部の回転棒にマグネット部(図示せ
ず)を設け、マグネットスイッチによって、90°向き
を研磨ブラシ側に変えられるようにしてもよい。従っ
て、電極ユニット3全体が研磨ブラシ16と対向するよ
うになる。21は回転棒20が自由にまわり電極ユニッ
ト3を支えるための軸受けである。軸受け21は本体1
に固定されている。
【0028】図7において25、26はモータの回転方
向を変換させる歯車であり、27は縦回転軸である。2
8はカム機構を持つ円盤で縦回転軸27に固定されて同
時に回る。29はカムであり、円盤28の回転に連動さ
れて研磨ブラシ16に対して前後に動く。30は縦回転
軸27をささえる軸受けである。31はカム支持棒で、
スプリング32によってカム機構が円滑に作動するよう
にしている。33は支持棒31を案内し、研磨ブラシ1
6を支える固定ガイドである。
【0029】平板突起電極3aがメンテ時期に達した
ら、電極ユニット3が90°向きを変える。次いでモー
タが可動し、回転運動が前後運動に変えられて、研磨ブ
ラシ16が前後運動することで、平板突起電極3aの先
端部が磨かれ、元の状態に近づく。タイマーによる時間
制御で数分間の一定時間研磨したら、モータの運転が自
動的に止まり、カム支持棒31がスプリング32によっ
てスタート位置にもどる。さらに、電極ユニット3が元
の向きにもどる。そして、コロナ放電の運転が開始さ
れ、オゾンセンサ11でオゾン濃度が検知され、研磨不
十分の場合には、自動電極研磨の動作を繰り返し行う。
【0030】以上のように、この実施の形態に係わる空
気清浄装置では、平板突起電極3aがメンテ時期となっ
た場合、自動的に電極ユニットが90°回転して研磨ブ
ラシのある方に向きを変え、研磨ブラシが一定時間左右
に回転して平板突起電極の突起先端部分を研磨し、自動
的に正常に戻すようにした。
【0031】以上の実施の形態では、劣化検知手段は、
オゾンセンサによるもので、説明したが、放電のときの
特有の音を音感センサで計測して、音が小さくなったら
メンテ時期とする方法で、オゾンセンサと同様な制御を
するようにしてもよい。
【0032】以上のように、実施の形態によれば、プラ
ズマ発生の平板突起電極のメンテ時期がオゾンセンサで
検知され、自動的に電圧を上昇させてオゾン発生量を増
やすことで、活性炭の再生効果を長期に維持させること
が出来、電圧上昇ではカバーしきれない時には、メンテ
時期を報知するので、効率的な電極のメンテと脱臭運転
が安定化し性能の確保ができるるため、効率的なメンテ
と脱臭性能が維持される。また、電極を二つ用意し、片
方づつを使うことで、メンテ時期に取り外しても、もう
一つを使うことができるため、連続的に脱臭が行うこと
ができる。さらに、メンテ時期に達すると自動的に電極
が研磨されるので、時間の無駄や作業の難しさがなくな
り、便利となった。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、少な
くとも一組の放電電極と対向電極との間でコロナ放電を
生じさせ、プラズマ脱臭を行う脱臭手段と、放電電極の
放電性能の劣化を検知する劣化検知手段とを備えたこと
により、放電電極の性能回復に対して対策を講じること
ができる。
【0034】放電電極は、放電部が突起状に形成される
ことにより、コロナ放電を効率よく行うことができる。
【0035】また、劣化検知手段は、オゾンの発生量を
検知するオゾンセンサを備え、オゾン量が規定値以下に
減少した場合放電電極の劣化を検知することができる。
【0036】また、劣化検知手段が放電電極の放電性能
の劣化を検知した場合、放電電極と対向電極との間に印
可する放電電圧を増加することにより、オゾン発生量を
維持し、装置の脱臭性能を維持することができる。
【0037】また、予備の放電電極を装備し、劣化検知
手段が正規の放電電極の劣化を検知すると、予備の放電
電極の方に電源を切り替ることにより、メンテ時期に取
り外しても、もう一つを使うことができるため、連続的
に脱臭が行うことができる。
【0038】また、劣化検知手段が放電電極の劣化を検
知すると、放電電極の劣化部を研磨し、放電性能を回復
させる加工手段を備えたことにより、メンテ時期に達す
ると電極が研磨されるので、時間の無駄や作業の難しさ
がなくなり、便利である。
【0039】また、放電電圧の増加は、所定の間隔で1
段階ずつ行い、放電電極の劣化の回復が所定のレベルに
到達したとき、放電電圧の増加を停止することにより、
放電電極の劣化の段階に応じて適正な制御を行うことが
できる。
【0040】また、放電電圧が最高設定値に達しても放
電電極の劣化の回復が所定のレベルに到達しない場合
は、放電電極の劣化を報知または表示するようにしたこ
とにより、電圧上昇ではカバーしきれない時には、メン
テ時期を報知するので、効率的な電極のメンテができ
る。
【0041】また、放電電極の劣化が報知または表示さ
れると、放電電極を取り出し放電性能修復後元に戻して
取り付けるようにしたことにより、脱臭運転性能を確保
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空気清浄装置
の構成を示す断面図である。
【図2】 図1の空気清浄装置における電圧制御の動作
を示す行程図である。
【図3】 この発明の実施の形態2による空気清浄装置
の構成を示す断面図である。
【図4】 図3の空気清浄装置の外観図である。
【図5】 この発明の実施の形態3による空気清浄装置
を示す構成図である。
【図6】 図5の空気清浄装置における電極ユニットを
示す機構図である。
【図7】 図5の空気清浄装置における研磨ブラシを示
す機構図である。
【図8】 従来の空気清浄装置を示す断面図である。
【図9】 プラズマ脱臭の原理を示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体、2 HEPAフィルタ、3 電極ユニット、
3a 平板突起電極、3b 対向電極、3c 予備平板
突起電極、4 活性炭フィルタ、5 ファン、6 吸気
口、7 排気口、8 悪臭ガス、9 ラジカル、10
清浄空気、11 オゾンセンサ、12 操作パネル、1
3 表示ランプ、14 ストッパー、15 ふた、16
研磨ブラシ、17 モータ、18 横回転軸、19
軸受け、20 回転棒、21 軸受け、23 ステッピ
ングモータ、24 ギア、25 歯車、26 歯車、2
7 縦回転軸、28 円盤、29 カム機構部、30
軸受け、31 支持棒、32 スプリング、33 固定
ガイド。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一組の放電電極と対向電極と
    の間でコロナ放電を生じさせ、プラズマ脱臭を行う脱臭
    手段と、上記放電電極の放電性能の劣化を検知する劣化
    検知手段とを備えたことを特徴とする空気清浄装置。
  2. 【請求項2】 放電電極は、放電部が突起状に形成され
    ることを特徴とする請求項1記載の空気清浄装置。
  3. 【請求項3】 劣化検知手段は、オゾンの発生量を検知
    するオゾンセンサを備え、オゾン量が規定値以下に減少
    した場合放電電極の劣化を検知することを特徴とする請
    求項1記載の空気清浄装置。
  4. 【請求項4】 劣化検知手段が放電電極の放電性能の劣
    化を検知した場合、放電電極と対向電極との間に印可す
    る放電電圧を増加することを特徴とする請求項1乃至3
    のいずれかに記載の空気清浄装置。
  5. 【請求項5】 予備の放電電極を装備し、劣化検知手段
    が正規の放電電極の劣化を検知すると、上記予備の放電
    電極の方に電源を切り替ることを特徴とする請求項1乃
    至3のいずれかに記載の空気清浄装置。
  6. 【請求項6】 劣化検知手段が放電電極の劣化を検知す
    ると、放電電極の劣化部を研磨し、放電性能を回復させ
    る加工手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の空気清浄装置。
  7. 【請求項7】 放電電圧の増加は、所定の間隔で1段階
    ずつ行い、放電電極の劣化の回復が所定のレベルに到達
    したとき、放電電圧の増加を停止することを特徴とする
    請求項4記載の空気清浄装置。
  8. 【請求項8】 放電電圧が最高設定値に達しても放電電
    極の劣化の回復が所定のレベルに到達しない場合は、放
    電電極の劣化を報知または表示するようにしたことを特
    徴とする請求項7記載の空気清浄装置。
  9. 【請求項9】 放電電極の劣化が報知または表示される
    と、放電電極を取り出し放電性能修復後元に戻して取り
    付けるようにしたことを特徴とする請求項8記載の空気
    清浄装置。
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