JP2001210689A - 電子ビーム検査方法および装置 - Google Patents
電子ビーム検査方法および装置Info
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Abstract
製造過程で形成されたCHなどのホール状の検査を行う
ことができる電子ビーム検査方法および装置を実現す
る。 【解決手段】 検査に必要な試料照射電流量、平行度を
有して試料18に入射した一次電子ビームEBは、検査
時には、上段偏向器19により偏向され、対物レンズ1
7の中心軸外に入射し、対物レンズ17により収束作用
を受けると共に、試料8面上の対物レンズ中心軸上に偏
向される。レンズ制御装置21は、一次電子ビームEB
が試料18面上で対物レンズ17の中心軸上に照射され
るように対物レンズ17の強度を制御する。以上の条件
で、一次電子ビームEBを走査することで、試料面上の
所定位置に常に電子ビームが照射され、試料18に対す
る電子ビームの入射角度が連続的に走査される。
Description
造過程で形成されるコンタクトホール等を検査するに最
適な電子ビーム検査方法および装置に関する。
エッチング処理工程におけるエッチング量およびウエハ
面内の均一性に対する安定度が生産歩留まりに大きな影
響を及ぼしている。特にコンタクトホール(CH)部に
おいては、配線の微細化にともない、アスペクト比(深
さ/穴径)が大きくなってきているため、エッチング条
件変化による開口不良を引き起こしやすくなってきた。
主に行われている内容は、エッチング条件が変化しやす
い試料上の部位分布を経験的に求め、その部位における
数点のCHを測長機能を有した走査電子顕微鏡(CDS
EM)等を用いて、CH底面(開口面)を測長し、この
測長値を管理することでエッチング条件を管理してい
る。
り、電子ビームEBは収束レンズ(図示せず)と対物レ
ンズ1とによって半導体試料2上に細く収束される。試
料2はシリコンウエハ3上にレジスト4が塗布され、露
光工程、エッチング工程により、CH5が形成されてい
る。
てCH5を含む所定領域を走査する。この走査によって
発生した2次電子は、2次電子検出器8によって検出さ
れる。検出信号は増幅器9によって増幅された後、陰極
線管10に供給される。この結果、増幅器10上には、
CH5を含む試料2の所定領域の像が表示される。
を示している。この像中外側の円形が、CH5の開口部
5aを表しており、内側の円形が、CH5の底面部5b
を表している。このような像に基づき、任意の処理回路
を用いて、CH5bの径rを測長するようにしている。
査以外に、最近試料の吸収電流を用いて開口検査を行う
方式が提案されている。この検査においては、CHの開
口サイズと試料に流れ込む吸収電流量に比例関係がある
ことから、吸収電流量を測定することにより、CHの開
口率等を管理している。
子ビームEBは、対物レンズ1によって平行ビームとさ
れ、CH5を含む試料2の所定の領域に一括照射され
る。ウエハ3に吸収された電子に基づく電流は、電流計
11によって検出される。
Bの電流量Ipとの比(Ip/Ia)と開口5の開口度
との関係を示したもので、開口度が小さくなるのしたが
って、Ip/Iaは大きくなる。そこで、基準となる開
口の大きさをSとした場合、そのときのIp/Iaの値
Rを求めておき、任意のCHの検査時に得られた吸収電
流量に応じ、Ip/Iaの値により、Rより小さい場合
にはCHの開口を良と判断し、Rより大きい場合には、
CHの開口を不良と判定する。
ームEBを試料のCHを含む所定領域に一括照射する光
学系を用いたが、細い電子ビームによって所定領域を2
次元走査し、この走査に基づいた吸収電流を積算するよ
うにしても良い。また、一括照射の場合、複数のCHを
含む領域に平行電子ビームを一括照射し、複数のCHを
同時に検査するようにしても良い。
検査方式では、CHのアスペクト比が大きくなると、C
H底面からの情報信号を十分に検出することが困難とな
り、CHの良否判定に支障を来すようになってきた。ま
た、試料全面に対する計測サンプル数が少ないため、試
料(ウエハ)全体に対する条件判定が困難となる問題も
有する。
ビームの照射面積に対するCHの開口率と吸収電流量に
比例関係があるので、1回の測定で多数のCHの検査が
行える反面、判定基準値に対する測定値を絶対値で管理
することが困難という問題を有する。また、電子ビーム
の照射領域の大きさが変化すると、測定絶対値が変化し
てしまうため、電子ビームの照射系の精度が高度に要求
される。
ベアホールなどの半導体デバイス製造過程で形成される
ホール状の検査においても同様に生じる。
もので、その目的は、吸収電流を用い、高い精度で半導
体デバイス製造過程で形成されたCHなどのホール状の
検査を行うことができる電子ビーム検査方法および装置
を実現するにある。
ム検査方法は、ホールを有した試料に所定の断面積を有
し平行な一次電子ビームを照射し、この一次電子ビーム
の試料上の照射位置を固定した状態で試料への一次電子
ビームの入射角を走査し、この走査にともなって得られ
た試料の吸収電流を検出するようにしたことを特徴とし
ている。
方法は、ホールを有した試料に所定の断面積を有し平行
な一次電子ビームを照射し、この一次電子ビームの試料
上の照射位置を固定した状態で試料への一次電子ビーム
の入射角を2次元的に走査し、この走査にともなって得
られた試料の吸収電流を検出し、この検出信号を電子ビ
ームの2次元走査に同期して表示するようにしたことを
特徴としている。
は、電子ビームを所定の断面積で平行ビームとして半導
体試料上に照射する手段、電子ビームの試料上の照射位
置を固定した状態で試料への電子ビームの入射角を走査
するための手段、試料に吸収された電流を検出する手
段、上記電子ビームの走査にともなって得られた試料の
吸収電流データに基づき、半導体試料に形成された形状
の評価を行う手段とよりなることを特徴としている。
れたホール状の形状の底面の開口の面積や径を高い精度
で検査することができる。
施の形態を詳細に説明する。図5は本発明に基づく電子
ビーム検査装置の一例を示しており、一次電子ビームE
Bは、図示していない電子銃から発生して加速され、対
物レンズ絞り15の開口を通過し開き角制御レンズ16
に入射する。
電子ビームは、更に、対物レンズ17によって収束さ
れ、試料18に照射される。開き角制御レンズ16と対
物レンズ17との間には、2段の偏向器19,20が配
置されている。
は、レンズ制御装置21によって制御され、偏向器19
と20とは、偏向器制御装置22によって制御される。
また、偏向器制御装置22は、走査信号制御装置23か
らの信号により制御される。
が配置されており、検出器24からの信号は、増幅器2
5、AD変換器26を介してデータ保管装置27に供給
され記憶される。また、試料18の吸収電流は、吸収電
流取込装置28によって取り込まれ、この吸収電流信号
は、データ保管装置27に供給されて記憶される。
は、データ解析装置29に供給され、所定の解析が実行
される。データ解析装置29で得られた解析結果は、陰
極線管あるいはプリンターなどの結果出力装置30に供
給されて表示される。このような構成の動作を図6以下
の図面を参照して次に説明する。
に制限された一次電子ビームEBは、対物レンズ絞り1
5と前段のレンズ(図示せず)の物点までの距離、およ
び、対物レンズ絞りの開口径によって決まる電子ビーム
開き角を有して開き角制御レンズ16に入射する。
ビームEBが対物レンズ17を透過した後、試料18に
入射するまでのビーム開き角が、検査精度に必要な程度
の平行ビームとなるように制御を行う。具体的には、開
き角制御レンズ16の像点(I)を対物レンズ17の前
方焦点面に作る(図6参照)。図7は、一つのコンタク
トホール5を含む半導体試料18に入射する平行ビーム
とされた一次電子ビームEBの様子を示している。
Iの半径をd、対物レンズ17の焦点距離をfとする
と、試料18に照射される電子ビームの平行度は、d/
fとなる。また、試料18上のビーム径は、対物レンズ
17の倍率をm、対物レンズ絞り17の直径をDとする
とき、m・Dとなる。
の開口を複数用意し、例えば、照射電子ビームがコンタ
クトホールを1つだけ含むもの、10個、100個含む
ものを選べるようにすると、検査に好適である。なお、
各絞りサイズに対応する照射電子ビームの径をナイフエ
ッジ法で測定できるようにしておくことは有意義であ
る。
EBは検査に必要な試料照射電流量、平行度を有して試
料18に入射する。更に、検査時には、一次電子ビーム
は試料上の所定の位置でロッキング走査が行われる。即
ち、開き角制御レンズ16を通過した一次電子ビームE
Bは、走査信号制御装置23と偏向器制御装置22によ
り発生する制御量により、上段偏向器19を制御するこ
とによって、偏向される。このとき、下段偏向器20は
動作させないので、一次電子ビームは対物レンズ17の
中心軸外に入射されることになる。なお、下段偏向器2
0の動作については後述する。
電子ビームEBは、対物レンズ17により収束作用を受
けると共に、試料18面上の対物レンズ中心軸上に偏向
される。このとき、レンズ制御装置21は、一次電子ビ
ームEBが試料18面上で対物レンズ17の中心軸上に
照射されるように対物レンズ17の強度を制御する。
り、偏向器制御装置22を介して上段偏向器19を制御
し、一次電子ビームEBを走査することで、一次電子ビ
ームは試料面上の所定位置でロッキング走査が行われ
る。すなわち、試料面上の所定位置に常に電子ビームが
照射され、試料18に対する電子ビームの入射角度が連
続的に走査される。
示している。この図では、一次電子ビームEBの中心線
のみ表示しており、上段の偏向器19により電子ビーム
は実線の状態から点線の状態まで、角度2θの範囲で走
査される。偏向器制御装置22では、走査信号制御装置
23からの信号量を制御することで、一次電子ビームE
Bの走査幅を変え、試料18面上でのロッキング角を制
御することができる。なお、図9は、一つのコンタクト
ホール5を含む半導体試料18に入射する平行ビームと
された一次電子ビームEBのロッキング走査の様子を示
している。
が変化した場合、前記したロッキング条件が満たされな
くなる。この結果、試料面上にロッキングの中心が位置
しなくなる。図10はこのような状況の場合の補正の様
子を示している。試料18がロッキング条件を満たした
高さS1から外れた高さS2に位置した場合、下段の偏
向器20を動作させ、点線で示すように電子ビームを偏
向することにより、試料面上にロッキング中心を合わせ
ることができる。
子ビームEBは、吸収電流として試料内を通過し、吸収
電流信号取込装置28でデータ化される。また、試料1
8からの反射電子は、反射電子検出器24で検出され、
増幅器25で増幅された後、AD変換器26でAD変換
され、データ化される。
出信号は、データ保管装置27に供給され、走査信号制
御装置23からの走査信号に同期して記憶・保管され
る。データ保管装置27に保管されたデータは、データ
解析装置29に供給されて解析動作が行われる。解析結
果は、結果出力装置30に供給され、解析されたデータ
全てもしくは一部が出力される。
面に同一形状やパターンが形成されたウェハが用いら
れ、この形状やパターンの欠陥が検査される。上記した
ように、一次電子ビームEBは、吸収電流として試料1
8内部を通過し、接地部へと流れる。この際、試料内に
流れ込む吸収電流量は、試料表面付近の組成により変化
することが知られている。
コンタクトホールは、主に半導体回路における配線部も
しくは蓄電部として用いられることが多い。そのため、
コンタクトホールの底部では、低抵抗値を、コンタクト
ホールを構成する層では、高抵抗値を示す組成が用いら
れている。
タクトホール部を示している。コタンクトホール部の単
純な構成としては、シリコンウェハの層L1と、比較的
高い抵抗値を有した反射膜層L2と、比較的高い抵抗値
を有したレジスト層L3とを有している。
がコンタクトホールCHの底部に照射されたとき(EB
1)には、大きな吸収電流(AC1)が得られ、コンタ
クトホール構成層に一次電子ビームが照射されたとき
(EB2,EB3,EB4)には、比較的小さな吸収電
流(AC2,AC3,AC4)が得られる。
部の開口面積が大きい場合には、面積と比例した吸収電
流の増加が測定されることになる。逆に、コンタクトホ
ールCHの底部に反射膜層L2やレジスト層L3が残存
していると、コンタクトホールの開口底部における吸収
電流量が減少する。
が、ある範囲内に一定に照射される場合、一次電子ビー
ム照射面積内に一つ以上のコンタクトホールCHが存在
していれば、一次電子ビーム照射面積内に存在するコン
タクトホールの開口部の総面積と吸収電流量は比例関係
を示すことになる。
ールCHに対して傾斜して入射する場合について考察す
る。傾斜して入射とは、図11におけるEB3,EB4
のケースである。この場合、コンタクトホール構成部の
壁面に一次電子ビームが吸収されることにより、コンタ
クトホール開口底面への一次電子ビームの入射量が減少
する。
面に垂直である場合、一次電子ビームの入射角度が、次
の式で示す角度θa を越えると、全ての一次電子ビーム
がコンタクトホール底面に入射しなくなる。なお、aは
コンタクトホールの底部の直径、bはコンタクトホール
の壁部の高さである。
した一次電子ビームは、その吸収電流量は大幅に減少す
る。図12は、一次電子ビームの試料照射領域を固定
(ロッキング)した状態で、試料への入射角度を走査し
た結果得られた吸収電流の変化を示している。図12に
おいて横軸はロッキング角度を縦軸は吸収電流量を示し
ている。ロッキング角度が0度θ0 (コンタクトホール
に対して垂直入射)のとき、吸収電流量は最大となる。
また、角度θa 以上のときと角度−θa 以下のときで
は、吸収電流量は急激に減少する。
ールCHの開口部がテーパー角を有する場合、一次電子
ビームの入射角が以下の角度θc までの間は、吸収電流
の減少は見られず、その入射角がθc から以下の角度θ
acまで吸収電流が徐々に減少し、入射角がθac以上とな
ると、吸収電流が大幅に減少する。
角を有する場合を示している。この場合でも、一次電子
ビームの入射角が以下の角度θc までの間は、吸収電流
の減少は見られず、その入射角がθc から以下の角度θ
acまで吸収電流が徐々に減少し、入射角がθac以上とな
ると、吸収電流が大幅に減少する。
ルに対して、一次電子ビームのロッキング角度を走査し
た結果得られた吸収電流の変化を示している。図15に
おいて横軸はロッキング角度を縦軸は吸収電流量を示し
ている。ロッキング角度がθc から−θc までは一定の
吸収電流量で最大の吸収電流量が得られる。また、角度
θc から角度θacまで、および、角度−θc から角度−
θacまでの間は、吸収電流量が徐々に減少し、更に、角
度θac以上のときと角度−θac以下のときでは、吸収電
流量は急激に減少する。
査と吸収電流量の変化の現象を用い、図5のデータ解析
装置29では、例えば、次のようなコンタクトホール等
に関する情報を抽出することができる。
走査時に得られた最大吸収電流量Iaにより、コンタク
トホールやベアホール等のホールの底面の開口面積Sを
求めることができる。この開口面積Sは、一次電子ビー
ムの照射面積をSo、一次電子ビームの電流量をIpと
すると、次の式により求めることができる。
定することができる。この場合、一次電子ビームのロッ
キング走査を行い、図15に示すデータが得られたら、
得られたデータの折り曲り点の角度θc を求めれば良
い。
合、そのホールの底面径aを測定することができる。こ
の場合、上記で求めた角度と、更に急激に吸収電流量が
減少する変曲点に対応する角度θacから、次の式に基づ
いて径aが求められる。
直径(a+2c)を測定し、上記求めた角度θacと組み
合わせて、次の式に基づき、ホールの深さbを算出する
ことができる。なお、この求められたホールの径や深さ
(a,a+2c,b)を用いて、ホールの断面形状をグ
ラフィック表示させることができる。
ータを各々比較することにより、ホール開口度の良否判
定の精度を向上させることができる。この場合、例え
ば、ある一定試料領域内の各ホール(あるいはホール
群)の角度θc とそのときの吸収電流量を集め、この吸
収電流量を比較する。
ールの上部開口の信号と、吸収電流によるコンタクトホ
ール底面の信号とを比較することで、コンタクトホール
の逆テーパー状態を判定することができる。
発明はこの形態に限定されない。例えば、所定断面積を
有した平行一次電子ビームを単一のホールを含む試料領
域に照射する場合について説明したが、試料に照射する
平行一次電子ビームの断面積を大きくし、複数個のホー
ルH1〜nまでを含む領域に、その電子ビームを照射す
るようにし、その状態で電子ビームのロッキング走査を
行うようにしても良い。その場合、得られた吸収電流に
基づく情報Dは、次のように表される。なお、この情報
Dは、一次電子ビームの照射面積内に存在する全てのホ
ールの平均的情報を有することになる。
キング走査位置を制御する補助レンズを追加することは
望ましい。更に、一次電子ビームの試料に対するロッキ
ング角θは、θ≦tan-1(c/b)が望ましいが、こ
の角度以上であっても良い。
料面上であることが望ましいが、被検査試料における連
続同一パターン範囲内にロッキングビーム照射範囲が限
定されれば、ロッキング中心はどこにあっても良い。
トホールの検査について述べたが、上下層配線間のビア
ホール(via hole)等のホールや繰り返し形状
を有した試料についても本発明を適用することができ
る。
は、電磁レンズを用いても良いし、静電レンズを用いて
も、更に試料に電位を印加する方式でも良い。そして、
電子ビームのロッキング中心を調整する方法として、電
子ビームを偏向する以外に、試料自体を機械的に上下動
させるようにしても良い。
データ分岐点認識を行う方式のほかに、データ集合体分
類による解析方式を用いても良いし、それ以外の分類、
例えば、分割されたデータの標準偏差、データの傾き、
データ比などを解析しても良い。
子ビーム検査方法は、ホールを有した試料に所定の断面
積を有し平行な一次電子ビームを照射し、この一次電子
ビームの試料上の照射位置を固定した状態で試料への一
次電子ビームの入射角を走査し、この走査にともなって
得られた試料の吸収電流を検出するようにした。
方法は、ホールを有した試料に所定の断面積を有し平行
な一次電子ビームを照射し、この一次電子ビームの試料
上の照射位置を固定した状態で試料への一次電子ビーム
の入射角を2次元的に走査し、この走査にともなって得
られた試料の吸収電流を検出し、この検出信号を電子ビ
ームの2次元走査に同期して表示するようにした。
は、電子ビームを所定の断面積で平行ビームとして半導
体試料上に照射する手段、電子ビームの試料上の照射位
置を固定した状態で試料への電子ビームの入射角を走査
するための手段、試料に吸収された電流を検出する手
段、上記電子ビームの走査にともなって得られた試料の
吸収電流データに基づき、半導体試料に形成された形状
の評価を行う手段とよりなる。
れたホール状の形状の底面の開口の面積や径、あるいは
ホールの壁部の角度などを、アスペクト比が大きい場合
であっても、高い精度で検査することができる。
式の検査装置の概略を示す図である。
図である。
流を測定する検査装置の概略を示す図である。
の関係を示す図である。
す図である。
を示す図である。
行ビームを示す図である。
ロッキング走査される様子を示す図である。
作を説明するための図である。
ビームの吸収電流の増減を説明するための図である。
流量の変化を示す図である。
す図である。
ールを示す図である。
流量の変化を示す図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 ホールを有した試料に所定の断面積を有
し平行な一次電子ビームを照射し、この一次電子ビーム
の試料上の照射位置を固定した状態で試料への一次電子
ビームの入射角を走査し、この走査にともなって得られ
た試料の吸収電流を検出するようにした電子ビーム検査
方法。 - 【請求項2】 試料上に形成された単一のホールを含む
領域に電子ビームが照射される請求項1記載の電子ビー
ム検査方法。 - 【請求項3】 試料上に形成された複数のホールを含む
領域に電子ビームが照射される請求項1記載の電子ビー
ム検査方法。 - 【請求項4】 得られた吸収電流値に基づいて、ホール
の底面の径を求めるようにした請求項1記載の電子ビー
ム検査方法。 - 【請求項5】 得られた吸収電流値に基づいて、ホール
の底面の面積を求めるようにした請求項1記載の電子ビ
ーム検査方法。 - 【請求項6】 得られた吸収電流値に基づいて、ホール
の壁面の底面に対する角度を求めるようにした請求項1
記載の電子ビーム検査方法。 - 【請求項7】 ホールを有した試料に所定の断面積を有
し平行な一次電子ビームを照射し、この一次電子ビーム
の試料上の照射位置を固定した状態で試料への一次電子
ビームの入射角を2次元的に走査し、この走査にともな
って得られた試料の吸収電流を検出し、この検出信号を
電子ビームの2次元走査に同期して表示するようにした
電子ビーム検査方法。 - 【請求項8】 電子ビームを所定の断面積で平行ビーム
として半導体試料上に照射する手段、電子ビームの試料
上の照射位置を固定した状態で試料への電子ビームの入
射角を走査するための手段、試料に吸収された電流を検
出する手段、上記電子ビームの走査にともなって得られ
た試料の吸収電流データに基づき、半導体試料に形成さ
れた形状の評価を行う手段とよりなる電子ビーム検査装
置。 - 【請求項9】 電子ビームの試料上の照射領域の高さ方
向のずれを補正するための偏向器が設けられた請求項8
記載の電子ビーム検査装置。 - 【請求項10】 評価を行う半導体試料に形成された形
状はホールである複数のホールを含む領域に電子ビーム
が照射される請求項8記載の電子ビーム検査装置。 - 【請求項11】 ホールの底面の径を求めるようにした
請求項8記載の電子ビーム検査装置。
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- 2000-01-25 JP JP2000015921A patent/JP2001210689A/ja active Pending
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