JP2001209270A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2001209270A
JP2001209270A JP2000014428A JP2000014428A JP2001209270A JP 2001209270 A JP2001209270 A JP 2001209270A JP 2000014428 A JP2000014428 A JP 2000014428A JP 2000014428 A JP2000014428 A JP 2000014428A JP 2001209270 A JP2001209270 A JP 2001209270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
pattern
toner
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000014428A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Arai
浩之 新井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2000014428A priority Critical patent/JP2001209270A/ja
Publication of JP2001209270A publication Critical patent/JP2001209270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Record Information Processing For Printing (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 濃度補正等は感光体上に形成した内部パター
ンを用いて行われるが、該内部パターンの形成のために
印字画像形成工程が中断され画像形成効率が低下する。 【解決手段】 画像サイズを検出し、印字画像と内部パ
ターンを同時に感光体上に形成することができる場合に
は、印字画像形成工程を中断することなく、内部パター
ンを印字画像とともに感光体上に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子写真方式により
画像を形成する画像形成装置に関し、特に、各種の制御
を行うために感光体上に内部パターンを形成する画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記内部パターンとしては、画像濃度を
制御するために形成される基準パターン、カラー画像形
成において、各色トナー像間の位置合わせのために形成
されるレジストパターン、トナーを強制消費するための
トナー消費用パターン等がある。
【0003】通常の画像形成においては、現像剤のトナ
ー濃度を一定に維持する制御を行うことによって、一定
濃度の画像が形成される。しかしながら、現像剤の特性
の変化等により、現像剤のトナー濃度を一定に維持して
も画像濃度が変化する場合がある。感光体上に基準の静
電潜像を形成し現像して形成した基準パターンの濃度を
検知し、検知結果を画像形成における制御にフィードバ
ックして画像濃度を一定に維持する制御は、このような
現像剤のトナー濃度と感光体上に形成される画像の濃度
との関係の変動を補正するために行われる。そして、基
準パターンを用いた画像濃度の制御は、画像形成装置の
メインスイッチ投入時、画像形成開始時、連続画像形成
工程における所定枚数毎等に行われる。
【0004】カラー画像形成における各色トナー像間の
位置合わせは、各色トナーに対応したレジストパターン
を感光体上に形成し、該レジストパターンの位置を検知
し、検知結果に基づいて各色トナー像の書込開始タイミ
ング等を制御することにより行われる。
【0005】画像形成において消費されるトナーに対応
したトナー補給は、現像剤のトナー濃度の検知結果に基
づいて行われるが、印字率の低い画像の形成が続いた結
果、現像装置内におけるトナーの滞留時間が長くなり、
トナーの特性が変化した場合には、現像剤のトナー濃度
を一定に維持しても、画像濃度が変化する場合がある。
このような画像濃度の変化を防止することを目的として
現像装置内のトナーを強制的に消費することが行われる
が、このために感光体上にトナー消費用の静電潜像のパ
ターンを形成し、該静電潜像を現像する工程を画像形成
工程中に介在させる制御が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
前記の基準パターン、レジストパターン及びトナー消費
用のパターンは画像と画像の間に間隔を形成し、該間隔
に形成されていた。従って、前記諸内部パターンを形成
する工程が実行されている間は画像形成工程を実行する
ことができず、画像形成工程を中断していた。このため
に画像形成効率が低下するという問題があった。
【0007】本発明は、前述のパターンを形成する工程
による画像形成効率の低下をなくすか又は軽減して高い
画像形成効率で画像が形成される高速の画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、以下に
示す発明によって達成される。
【0009】1.印字画像の画像データを生成する画像
データ生成手段、感光体上に内部パターンを形成するた
めの画像データを生成する内部パターンデータ生成手
段、印字画像の主走査方向の長さが所定値以下か否かを
判別する画像サイズ判別手段、前記画像データ生成手段
からの画像データと前記内部パターンデータ生成手段か
らの画像データとを合成する画像合成手段及び、前記画
像サイズ判別手段により前記長さが前記所定値より大で
あると判断したときには、前記画像データ生成手段から
の画像データを用いて画像形成を行い、前記長さが前記
所定値以下と判断したときには前記合成手段により合成
された画像データを用いて前記感光体上に画像を形成す
る制御を行う制御手段を有することを特徴とする画像形
成装置。
【0010】2.前記内部パターンが濃度補正用の基準
パターンであることを特徴とする前記1に記載の画像形
成装置。
【0011】3.前記内部パターンが各色トナー像間の
位置を合わせるためのレジストパターンであることを特
徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成装置。
【0012】4.前記内部パターンがトナー消費用パタ
ーンであることを特徴とする前記1〜3のいずれか1項
に記載の画像形成装置。
【0013】5.前記制御手段は、前記判別手段により
前記長さが前記所定値より大であると判断したときに
は、前記画像データ生成手段からの画像データに基づく
画像形成の後に、該画像形成を中断して、前記内部パタ
ーンデータ生成手段からの画像データに基づいて画像形
成を行い、前記内部パターンデータ生成手段からの画像
データによる画像形成の終了後に、前記画像データ生成
手段からの画像データを用いて画像を形成する制御を行
うことを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の
画像形成装置。
【0014】6.手差し給紙部を有するとともに、前記
制御手段は、前記手差し給紙部から記録材を給紙して画
像を形成する場合には、前記長さが前記所定値より大で
あるという前提で前記制御を行うことを特徴とする前記
1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る画像形
成装置の構成とその作用を図1によって説明する。
【0016】図1は、本実施の形態に係るカラー画像形
成装置の構成を示す図である。該カラー画像形成装置
は、現像装置により現像される静電潜像を担持する静電
潜像担持体としての可撓性、且つ、無端ベルト状の感光
体(以下、感光体と称す)1の周囲に、4組のスコロト
ロン帯電器(以下、帯電器と称す)2Y,2M,2C,
2K、光ビームによる走査露光で静電潜像を形成する4
組の像露光装置3Y,3M,3C,3K、4組の現像装
置4Y,4M,4C,4Kとからなる画像形成ユニット
(図示の4組)を縦列に配設した構成となっている。な
お、図示の像露光装置3Y,3M,3C,3Kは、画像
データに従って光ビームを発生する半導体レーザ及び光
ビームを偏向して走査露光を行う回転多面鏡を有する。
【0017】感光体1は、駆動ローラ11及び下ローラ
12、上ローラ13に張架され、テンションローラ14
の作用により緊張状態にされ、内周面に設けられたバッ
クアップ部材15により局部的に所定の位置が規制され
て、図示の矢印で示すように循環移動する。即ち、バッ
クアップ部材15は、感光体1の背面に局部的に当接し
て、現像装置4Y,4M,4C,4Kの各現像剤担持体
(以下、現像スリーブと称す)41Y,41M,41
C,41Kにより形成される現像領域及び像露光装置3
Y,3M,3C,3Kにより形成される結像位置に感光
体1を規制している。
【0018】二成分現像剤はトナーとキャリアを主成分
とする。トナーは、バインダー樹脂、着色剤を含有し、
必要により離型剤、荷電制御剤等をも含有する。カラー
画像形成装置に使用される二成分現像剤のトナーは、イ
エロー、マゼンタ、シアン等の顔料又は染料からなる着
色剤及びカーボンブラック等の黒色顔料等を含有する。
トナーの粒径は4〜10μmである。キャリアとして
は、フェライト、マグネタイト、鉄粉等の強磁性粒子を
用い、望ましくは、前記強磁性粒子の表面をフッ素系、
シリコーン系等の樹脂でコーティングしたものが良い。
キャリアの粒径は10〜80μmである。トナーとキャ
リアの混合比は、トナーが3〜20質量%が好ましい。
【0019】画像記録のスタートにより、駆動モータ
(図示せず)が回動して駆動ローラ11により、感光体
1が図示の矢印で示すように回動し、帯電器2Yの帯電
作用により感光体1への電位の付与が開始される。感光
体1は電位を付与された後に、像露光装置3Yにより第
1の色画像データすなわちイエロー(Y)の画像データ
に基づいた露光が開始され、感光体1の回動(副走査)
によってその表面の感光層にイエロー(Y)画像に対応
する静電潜像が形成される。この潜像は現像装置4Yに
より、現像領域において非接触の状態で反転現像され、
感光体1上にはイエロー(Y)のトナー像が形成され
る。
【0020】次いで、イエロートナー像を担持する感光
体1はイエロー(Y)トナー像の上にさらに帯電器2M
の帯電作用により電位が付与され、像露光装置3Mによ
り第2の色画像データ、即ち、マゼンタ(M)画像デー
タに基づいた露光が行われ、現像装置4Mによる非接
触、且つ、反転現像が行われ、イエロー(Y)トナー像
の上にマゼンタ(M)トナー像が重ね合わせて形成され
る。
【0021】同様のプロセスにより帯電器2C、像露光
装置3C及び現像装置4Cによって更に第3色画像デー
タに基づいてシアン(C)のトナー像が形成される。更
に、帯電器2K、像露光装置3K及び現像装置4Kによ
って第4色画像データに基づいた黒色(K)トナー像が
重ね合わせて形成され、感光体1の一回転以内にその周
面上にフルカラートナー像が形成される。
【0022】現像装置4Y,4M,4C,4Kによる現
像作用に際しては、それぞれ現像スリーブ41Y,41
M,41C,41Kに対し、感光体1の帯電と同極性の
直流バイアス、あるいは該直流バイアスに交流を加えた
現像バイアスが印加され、現像スリーブ41Y,41
M,41C,41K上に付着した二成分現像剤による非
接触反転現像が行われて、導電層を接地した感光体1上
の静電潜像形成部にトナーを付着させる。
【0023】このようにして感光体1の周面上に形成さ
れたフルカラートナー像の表面は帯電器2Fの帯電によ
って電位を揃えられた後に、該フルカラートナー像は転
写部において、転写ローラで構成された転写装置7によ
り記録材に転写される。記録材は給紙装置である給紙カ
セット20A,20B或いは手差し給紙部20Cから、
それぞれ給紙手段21A,21B,21Cにより送り出
され、レジストローラ対23へと搬送され、レジストロ
ーラ対23によって感光体1上のトナー像領域と同期し
て前記転写位置に供給される。
【0024】トナー像が転写された記録材は、駆動ロー
ラ11の位置において強く屈曲する感光体1から記録材
の剛性で分離された後、定着装置24へ搬送される。定
着装置24によりトナー像は熔融され、記録材に定着さ
れる。定着処理終了後の記録材は、排紙ローラ対25
A,25B,25Cにより搬送されて、上部に設けられ
た排紙トレイ26に記録材上のトナー像面を下面にして
排出される。
【0025】一方、クリーニング装置8のクリーニング
ブレード81によって摺擦し残留トナーを除去すること
により、分離位置を通過した感光体1は清掃される。な
お、次の原稿画像のトナー像の形成が続いて行われると
きは、帯電前除電器9による感光体1の感光体面への一
様露光が行われて前歴の除去がなされる。
【0026】通常の画像形成においては、現像剤のトナ
ー濃度を一定に維持する制御を行うことによって、一定
濃度の画像が形成される。しかしながら、現像剤の特性
の変化や環境の変動等により、現像剤のトナー濃度を一
定に維持しても画像濃度が変化する場合がある。感光体
上に基準の静電潜像を形成し現像して形成した基準パタ
ーンの濃度を検知し、検知結果を画像形成における制御
にフィードバックして画像濃度を一定に維持する制御
は、このような現像剤のトナー濃度と感光体上に形成さ
れる画像の濃度との関係の変動を補正するために行われ
る。本実施の形態においては、このような補正のために
感光体1上に基準パターンが形成される。
【0027】このような基準パターンを用いた補正は、
画像形成装置のメインスイッチが投入されて画像形成装
置の初期設定が行われるときや画像形成枚数が所定値に
達したときに行われる。
【0028】カラー画像形成における各色トナー像間の
位置合わせは、各色トナーに対応したレジストパターン
を感光体上に形成し、該レジストパターンの位置を検知
し、検知結果に基づいて各色トナー像の書込開始タイミ
ング等を制御することにより行われる。本発明の実施の
形態においては、該レジストパターンが感光体1上に形
成される。
【0029】このようなレジストパターンによる各色ト
ナー像のレジストレーションは画像形成装置のメインス
イッチが投入されたときや画像形成開始釦が操作され、
また、外部から画像形成開始要求があったときや画像形
成枚数が所定枚数に達したときや画像形成装置の機内温
度、特に、像露光装置3Y,3M,3C,3K内の温度
が所定値を超えたときに行われる。該温度は像露光装置
3Y,3M,3C,3Kに設けた温度センサ(図示せ
ず)によって検出される。
【0030】所定枚数の画像が画像形成において消費す
るトナーに対応したトナー補給は、現像剤のトナー濃度
の検知結果に基づいて行われるが、印字率の低い画像の
形成が続いた結果、現像装置内におけるトナーの滞留時
間が長くなるために、トナーの特性が変化するという現
象が生ずる。この場合に、現像装置内のトナーを強制的
に消費して、現像装置内のトナーを新しいものに更新す
るために、感光体上に内部パターンとしての静電潜像を
形成し現像することによりトナーを消費することが行わ
れる。
【0031】このようなトナーの強制消費は画像データ
の解析から印字率を計算し、印字率の低い画像形成が所
定数を超えて行われたときに実施される。
【0032】図2は本発明の実施の形態に係る画像形成
装置の画像データの制御系を示すブロック図である。
【0033】画像データ生成手段E0は、原稿の読取に
より取得された画像データ又はパソコン等の外部機器か
ら送信された画像データに基づいて記録材に画像を形成
するための画像データ、即ち、印字用の画像データD1
を生成する。内部パターン生成手段E1は前記の内部パ
ターンとしての基準パターン、レジストパターン又はト
ナー消費用パターンを形成するための画像データD2を
生成する。これらのパターンのいずれの画像データを生
成するかは内部パターン選択信号C2に応じて選択され
る。
【0034】画像合成手段E2は画像データD2と印字
画像の画像データD1を合成して画像データD1+D2
を生成する。画像合成手段E2はデータ選択信号C4に
より制御されて、画像データD1、D2又はD1+D2
を出力する。
【0035】PWM信号生成部E3はレーザダイオード
等の発光素子を駆動する駆動パルスの幅を画像データに
従って変調するパルス幅変調回路であり、図示しない光
源駆動回路の駆動パルスのパルス幅を制御する書込信号
D3を出力する。
【0036】画像サイズ判別手段E4は印字画像の画像
データから主走査方向、即ち、レーザダイオードによる
書込の場合におけるレーザビームの走査方向の画像サイ
ズが所定値以下か否かを判別する。該所定値は後に説明
するように、印字画像と内部パターンを感光体1上に並
列して形成することができる印字画像の画像サイズであ
る。
【0037】制御手段E5は画像サイズ判別手段E4の
出力C3に基づいて、画像合成手段E2を制御する。画
像合成手段E2は制御手段E5の制御信号C4に基づい
て、画像データD1+D2を出力するか又は画像合成し
ないで画像データD1若しくは画像データD2を出力す
る。
【0038】図3は印字画像PGと内部パターンNP及
びこれらを形成する信号を示す。同期信号S1は周知の
インデックスセンサを用いて生成される画像同期信号で
あり、1枚の画像毎に画像形成開始時点を設定する信号
である。画像同期信号S2は主走査方向の画像幅を設定
する同期信号である。なお、画像サイズ判別手段E4は
画像同期信号S2から印字サイズLを検知し、印字サイ
ズLは所定値L0以下か否かを判別する。
【0039】印字画像データS3は画像同期信号S2に
よりその主走査方向の長さが制限される。
【0040】内部パターン同期信号S4は内部パターン
データS5の書込タイミングを制御する信号であり、内
部パターンデータS5は内部パターン同期信号S4によ
り所定の書込タイミングに制御される。
【0041】合成画像データ同期信号S6は印字画像デ
ータS3及び内部パターンデータS5の書込タイミング
を制御し、合成画像データS7が生成される。
【0042】図3(b)には図3(a)に示す信号によ
り感光体1上に形成された画像を示し、図示のように、
印字画像PGの両側に内部パターンNP1〜NP4が配
置された画像が感光体1上に形成される。
【0043】図4は内部パターンを示し、図4(a)は
画像濃度補正用の基準パターンである。図示のように低
濃度NP1から高濃度NP5までの濃度パターンが形成
される。図4(b)は各色トナー像の位置を合わせるた
めのレジストパターンであり、主走査方向に平行な線R
1と主走査方向に対して傾いた線R2で構成される。イ
エロー用レジストパターンNPYと、マゼンタ用レジス
トパターンNPMと、シアン用レジストパターンNPC
と黒用レジストパターンNPKとがそれぞれ感光体1の
主走査方向の両端部に形成される。図4(c)はトナー
消費用のパターンを示し、多量のトナーが付着した高濃
度のパターンとして形成される。これらのパターンは像
露光装置3Y、3M、3C及び3Kが同時に露光を行う
ことにより形成される。トナー消費用のパターンKPは
図4(c)のように、高濃度パターンとして形成され
る。
【0044】図5は、画像濃度補正用の基準パターン形
成の制御を示すフローチャートである。
【0045】図5における基準パターンは画像形成工程
の前に行われる基準パターンを用いた補正ではなく、画
像形成工程中における基準パターンを用いた補正であ
る。
【0046】F1において、画像形成中か否かを判断
し、画像形成中であれば、本実施の形態における制御に
入る。F2の濃度補正実行条件は具体的には、画像形成
枚数である。累積画像形成枚数が、例えば、50枚毎に
基準パターンを用いた濃度補正が行われるものとする。
この場合、F2においては、累積画像形成枚数が50枚
を超えると、基準パターン形成工程に入る。基準パター
ン形成工程に入る前に、F3において、手差し給紙によ
る画像形成か否かが判断される。手差し給紙部20Cか
ら記録材が給紙される手差し給紙においては、画像サイ
ズが不明であるので、次のF4における印字画像サイズ
が大の場合と同じ制御ルーチンに入る(F3のYE
S)。
【0047】F4において、印字画像サイズが大か小か
が判断される。F4の判断基準は、図3(b)のよう
に、印字画像PGと基準パターン等の内部パターンNP
とを感光体1に並列して形成することができるか否かの
判断である。本実施の形態の画像形成装置では最大33
0.2mm×482.6mmサイズまでの画像を形成す
ることができるように設計されており、A3以下を小サ
イズと判断し、A3以下ではF5に移行し、A3を超え
たときにF8に移行する。
【0048】小サイズと判断されたときには、F5にお
いて帯電、露光及び現像によって、感光体1上に基準パ
ターンを形成し、F6において、濃度センサDSにより
濃度を検出する。そして、濃度センサDSの検出値に基
づいてF7において、補正量が決定される。この補正量
は、例えば、PWM信号生成部E3を制御する信号に対
する補正量であり、図6に概念的に示すように理想の濃
度変換曲線L1からL2に下がった場合に、L1に戻す
ように画像濃度値におけるパルス幅を補正するものであ
る。なお、F5〜F7は印字画像の形成と並行して行わ
れる。
【0049】F4において、大サイズと判断されたとき
には、F8において、画像形成が中断される。そして、
F9において基準パターンが形成され、F10とF11
において、F6、F7と同様な濃度検出と補正量の決定
が行われる。F11における補正量の決定後に、F12
において画像形成が再開される。
【0050】図7(a)と図7(b)に、図5のF5に
おいて形成された基準パターン及び印字画像PGとF9
において形成された基準パターン及び印字画像PGを示
す。内部パターンNPが形成される図7(a)の位置と
図7(b)の位置とは制御手段E5からの内部パターン
領域指定信号C1により内部パターンデータ生成手段E
1を制御することにより決定される。
【0051】図5及び図7から明らかなように、本実施
の形態においては、小サイズの画像を形成するとき印字
画像PGの形成を中断することなく画像形成が行われる
ので、高い画像形成効率が達成されるとともに、画像を
形成した記録材に対するソーティング、フィニッシング
等の後処理等を含む総合的な制御が単純化されて一層の
画像形成効率の向上が実現される。
【0052】前述のように、画像形成工程において、機
内温度特に、像露光装置3Y、3M、3C及び3Kの温
度が上昇したときに、各色トナー像の位置合わせのため
のレジストパターンNPY、NPM、NPC、NPKを
形成する制御が行われる。この場合にも、印字画像のサ
イズを判断して、該サイズが小サイズであると判断され
たときには、印字画像の形成とレジストパターンの形成
が並行して実行され、大サイズと判断されたときには、
印字画像の形成を中断して、レジストパターンの形成が
行われ、レジストパターンが印字画像の間に形成され
る。
【0053】トナー消費用のパターンについても同様で
あり、印字画像PGの画像データの解析から印字率の低
い画像の画像形成が続いたときには、トナー消費用のパ
ターンを形成し現像するトナーの強制消費工程が実行さ
れる。例えば、印字率に印字画像サイズと所定の係数を
乗じてトナーの消費量を算出するとともに、現像装置中
の攪拌部材の回転時間を検出して、それぞれの累積に対
して所定の係数を乗じて両者間の差或いは比を演算する
ことにより得られた情報から前記トナーの強制消費工程
の実行の可否が判断される。印字画像の画像サイズが小
サイズと判断されたときには、該パターン形成工程は印
字画像形成工程と並行して実行される。そして、印字画
像の画像サイズが大サイズと判断されたときには、印字
画像形成工程を中断してトナー消費用のパターン形成工
程が実行され、該パターン形成工程の終了後に印字画像
形成工程が再開される。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明により、内部パターンの
形成工程を印字画像の形成工程を中断することなく実行
することができるので、画像形成工程が高速化され高い
画像形成効率が達成される。特に、通常形成される画像
のサイズが、画像形成装置が形成することができる最大
画像サイズよりも小さいサイズである画像形成装置にお
いては、常に画像形成工程に並行して内部パターンの形
成が行われるので画像形成効率の向上効果が顕著であ
る。
【0055】請求項2の発明により、画像濃度の補正制
御が画像形成工程を中断することなく行うことが可能に
なる。高い画像形成効率が実現されるとともに、画像濃
度の補正用の内部パターンのサイズ、種類等に対する制
限が緩和されて、精度の高い補正を行うことが可能にな
る。
【0056】請求項3の発明により、各色トナー像間の
レジストレーション工程が画像形成工程を中断すること
なく行うことが可能になる。高い画像形成効率が実現さ
れるとともに、レジストパターンのサイズ、種類等に対
する制限が緩和されて、高い精度の位置合わせが可能に
なり、鮮明なカラー画像が形成される。
【0057】請求項4の発明により、トナーの強制消費
工程が画像形成工程を中断することなく行うことが可能
になる。高い画像形成効率が実現されるとともに、トナ
ー消費用パターンに対する制限が緩和されるので、効率
のよいトナー消費を行うことが可能になり、短時間で現
像装置中のトナーの特性が回復する。
【0058】請求項5の発明により、印字画像が大サイ
ズの場合及び小サイズの場合ともに、内部パターン形成
工程が適切に実行され、高い画像形成効率とともに大サ
イズの画像を形成する場合にも適正な制御が行われる。
【0059】請求項6の発明により、手差し給紙により
画像を形成する場合に制御が適正に行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の構成
を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像形成装置におけ
る画像データの制御系のブロック図である。
【図3】印字画像と内部パターン及びこれらを形成する
信号を示す図である。
【図4】種々の内部パターンを示す図である。
【図5】基準パターン形成の場合の制御を示すフローチ
ャートである。
【図6】濃度の補正を説明するグラフである。
【図7】感光体上の印字画像と内部パターンを示す図で
ある。
【符号の説明】
E0 画像データ生成手段 E1 内部パターンデータ生成手段 E2 画像合成手段 E3 PWM信号生成部 E4 画像サイズ判別手段 E5 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/14 G03G 21/00 382 H04N 1/29 372 Fターム(参考) 2C061 AQ06 AR01 AS02 KK18 KK25 KK26 2C087 AA15 AC08 BA03 BA07 BD07 CA03 CB04 2H027 DA11 DA22 DA45 DE07 EB04 EC03 EC10 ED08 ED10 EE02 EE08 EF01 EF06 EH01 FA15 FA28 FA33 FD01 FD03 FD08 FD10 2H077 AD06 AD36 BA07 DA04 DA22 DB03 DB14 DB16 EA01 GA12 GA17 5C074 AA07 AA09 AA10 BB03 BB26 DD15 DD24 EE11 GG13

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字画像の画像データを生成する画像デ
    ータ生成手段、 感光体上に内部パターンを形成するための画像データを
    生成する内部パターンデータ生成手段、 印字画像の主走査方向の長さが所定値以下か否かを判別
    する画像サイズ判別手段、 前記画像データ生成手段からの画像データと前記内部パ
    ターンデータ生成手段からの画像データとを合成する画
    像合成手段及び、 前記画像サイズ判別手段により前記長さが前記所定値よ
    り大であると判断したときには、前記画像データ生成手
    段からの画像データを用いて画像形成を行い、前記長さ
    が前記所定値以下と判断したときには前記画像合成手段
    により合成された画像データを用いて前記感光体上に画
    像を形成する制御を行う制御手段を有することを特徴と
    する画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記内部パターンが濃度補正用の基準パ
    ターンであることを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
  3. 【請求項3】 前記内部パターンが各色トナー像間の位
    置を合わせるためのレジストパターンであることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記内部パターンがトナー消費用パター
    ンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、前記画像サイズ判別手
    段により前記長さが前記所定値より大であると判断した
    ときには、前記画像データ生成手段からの画像データに
    基づく画像形成の後に、該画像形成を中断して、前記内
    部パターンデータ生成手段からの画像データに基づいて
    画像形成を行い、前記内部パターンデータ生成手段から
    の画像データによる画像形成の終了後に、前記画像デー
    タ生成手段からの画像データを用いて画像を形成する制
    御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 手差し給紙部を有するとともに、前記制
    御手段は、前記手差し給紙部から記録材を給紙して画像
    を形成する場合には、前記長さが前記所定値より大であ
    るという前提で前記制御を行うことを特徴とする請求項
    1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2000014428A 2000-01-24 2000-01-24 画像形成装置 Pending JP2001209270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014428A JP2001209270A (ja) 2000-01-24 2000-01-24 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000014428A JP2001209270A (ja) 2000-01-24 2000-01-24 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001209270A true JP2001209270A (ja) 2001-08-03

Family

ID=18541884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000014428A Pending JP2001209270A (ja) 2000-01-24 2000-01-24 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001209270A (ja)

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7103290B2 (en) 2004-01-08 2006-09-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for forming image with automated correction of property of regular image without using extra image
JP2006293240A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2006337912A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Canon Inc 画像形成装置
JP2006337394A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2007163699A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2007206496A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2008292567A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US7546045B2 (en) * 2005-05-31 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having image placement control and method of controlling same
JP2009237036A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
CN101196714B (zh) * 2006-11-29 2010-06-02 夏普株式会社 图像形成装置
JP2014056118A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2014122942A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7103290B2 (en) 2004-01-08 2006-09-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Apparatus for forming image with automated correction of property of regular image without using extra image
JP2006293240A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Canon Inc 画像形成装置
JP2006337394A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US7546045B2 (en) * 2005-05-31 2009-06-09 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having image placement control and method of controlling same
JP4745723B2 (ja) * 2005-06-06 2011-08-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2006337912A (ja) * 2005-06-06 2006-12-14 Canon Inc 画像形成装置
US7941083B2 (en) 2005-06-06 2011-05-10 Canon Kabushiki Kaisha Color image forming apparatus
JP2007163699A (ja) * 2005-12-12 2007-06-28 Canon Inc 画像形成装置およびその制御方法
JP2007206496A (ja) * 2006-02-03 2007-08-16 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
US8506037B2 (en) 2006-11-29 2013-08-13 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
CN101196714B (zh) * 2006-11-29 2010-06-02 夏普株式会社 图像形成装置
US8457516B2 (en) 2007-05-22 2013-06-04 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and method using an environment detector which changes a test toner image based on a detection result
JP2008292567A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2009237036A (ja) * 2008-03-26 2009-10-15 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置
JP2014056118A (ja) * 2012-09-12 2014-03-27 Ricoh Co Ltd 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP2014122942A (ja) * 2012-12-20 2014-07-03 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4550501B2 (ja) 画像形成装置
JP2001209270A (ja) 画像形成装置
JP4369111B2 (ja) 電子写真のクラスタ印刷システム
JP2000035703A (ja) 画像形成装置
JPH11295943A (ja) 多色画像形成装置
JP2007328260A (ja) 画像形成装置
JP5628075B2 (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、プログラムおよびその記録媒体
US20070047987A1 (en) Image forming apparatus
JP2001201897A (ja) 画像形成装置
JP2007072167A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP4227484B2 (ja) カラー画像形成装置のカラートナー強制消費方法
JP2010117636A (ja) 画像形成装置
JP4051533B2 (ja) 画像形成装置
JP2001005237A (ja) 画像形成装置
US20230096743A1 (en) Image forming apparatus
JP2001255710A (ja) 画像形成装置
JP2001194859A (ja) 画像形成装置
JP3282886B2 (ja) 中間転写方式を用いた画像形成装置
JP2007322698A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、記録媒体、及び、画像形成装置の制御方法
JP2001265110A (ja) 画像形成装置
JPH0980858A (ja) 画像形成装置
JP2893966B2 (ja) 画像形成装置
JP3548412B2 (ja) 画像形成装置
JP4589066B2 (ja) 画像形成装置
JPH096201A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070529

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070717

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071030

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081014