JP2001209132A - ネットワークプレジャッジシステム - Google Patents

ネットワークプレジャッジシステム

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JP2001209132A
JP2001209132A JP2000015880A JP2000015880A JP2001209132A JP 2001209132 A JP2001209132 A JP 2001209132A JP 2000015880 A JP2000015880 A JP 2000015880A JP 2000015880 A JP2000015880 A JP 2000015880A JP 2001209132 A JP2001209132 A JP 2001209132A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】顧客が予想する出力状態と実際の出力結果が余
りずれないようなネットワークを用いた画像処理サービ
ス技術を提供する。 【解決手段】クライアントコンピュータ1からネットワ
ーク6を介して送られてきた画像データを処理した後再
び処理された画像データをネットワークを介して前記ク
ライアントコンピュータに送り出す画像処理サーバコン
ピュータ2の画像処理部4が画像データに基づいて画像
をプリントするプリンタのプリント特性ファイルを格納
するプリント特性格納部42と、前記クライアントコン
ピュータから送られてきた画像データを前記プリント特
性ファイルを利用して処理することで前記プリンタによ
って作成されるプリント画像を表すシミュレート画像デ
ータを生成するシミュレート画像生成部41を含んでい
るプレジャッジシステム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル写真プリ
ント等の画像処理サービスをネットワークを通じて顧客
にサービスする技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データをネットワークを通じ
て出力センタに伝送し、プリント出力を発注するサービ
スが登場している。このサービスでは24時間のうちの
任意の時間に任意のところから発注できるので、発注者
にとっても受注者にとっても便利なシステムである。こ
のようなネットワークサービスは、写真フィルムからデ
ジタル化された画像データやデジタルカメラなどによっ
て取得された画像データに基づいて画像を印画紙に焼き
付ける、いわゆるデジタル露光が主流となりつつあるフ
ォトフィニッシング業界においても注目され、顧客が自
宅又は取次店から画像データをセンタラボに伝送し、そ
こで作製された写真プリントを取次店を介して受け取る
ネットワークフォトサービスが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなネット
ワークを利用した画像処理サービスでは、従来の距離的
制限や時間的制限を解放するといった利点は得られるも
のの、実際のプリント出力結果はプリントを入手するま
では分からず、入手したプリントを見てその色合い等が
予想していたものと大きくずれており、落胆するという
問題は依然として残っていた。特に、写真画像データに
基づいて印画紙に画像を焼き付ける銀塩写真プリントの
場合、使用印画紙の特性やプリンタ機種の特性により微
妙に色合いが変化するとともに、顧客がそのような微妙
な色合いを重要視するということから、この問題は特に
重大となっている。上記実状に鑑み、本発明の課題は、
顧客が予想する出力状態と実際の出力結果が余りずれな
いようなネットワークを用いた画像処理サービス技術を
提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によって提案されるネットワークプレジャッ
ジシステムは、画像データに基づいて画像を表示するモ
ニタを有するクライアントコンピュータからネットワー
クを介して送られてきた画像データを画像処理部で処理
した後再び処理された画像データをネットワークを介し
て前記クライアントコンピュータに送り出す画像処理サ
ーバコンピュータを備え、前記画像処理部が画像データ
に基づいて画像をプリントするプリンタのプリント特性
ファイルを格納するプリント特性格納部と、前記クライ
アントコンピュータから送られてきた画像データを前記
プリント特性ファイルを利用して処理することで前記プ
リンタによって作成されるプリント画像を表すシミュレ
ート画像データを生成するシミュレート画像生成部を含
んでいる。
【0005】このシステムでは、顧客がクライアントコ
ンピュータ端末を用いてネットワーク先の画像処理サー
バコンピュータにアクセスしてプリント出力したい画像
データを伝送すると、画像処理サーバコンピュータはプ
リント出力機器システムの特性を考慮しながら実際に予
想されるプリント出力結果を表すシミュレート画像デー
タを生成し、クライアントコンピュータに送出するの
で、顧客はモニタ上でこのシミュレート画像を見て、予
想される出力結果を確認することができる。このよう
に、前もってプリント出力結果をシミュレートしたシミ
ュレート画像で確認できるので、従来のような、入手し
たプリントを見てその色合い等の予想とのずれに落胆す
るということが起こりにくくなる。出力プリントの用途
に応じて用いるプリント出力機器を選択する必要があ
り、かつプリント出力機器毎によって色合い等の特性も
異なることから、本発明の好適な実施形態では、前記プ
リント特性格納部が複数種類のプリント特性ファイルを
格納しており、選択したプリント出力機器に対応するプ
リント特性ファイルを用いることによって可能な限り正
確なシミュレート画像データが生成される。
【0006】特にプリント出力機器として、銀塩プリン
タを用いている場合、出力結果は、プリンタ本体の機器
特性及び画像を形成する印画紙の特性に依存することに
なるので、プリント特性格納部に格納されるプリント特
性ファイルはプリンタ毎に異なる機種特性ファイルと印
画紙種別毎に異なる印画紙特性ファイルを含んでいる。
これにより、顧客が特定の銀塩プリンタと印画紙の組み
合わせを願った場合でも、可能な限り正確なシミュレー
ト画像データを生成することができ、顧客はプリント出
力結果をモニタ上のシミュレート画像で正確に確認する
ことができる。
【0007】シミュレート画像から所望のプリント出力
が得られないと判断される場合、所望のプリント出力が
得られるように画像データを補正する道が残されてい
る。この画像データの補正は、クライアントコンピュー
タ側で行って再度画像処理サーバコンピュータに伝送し
てもよいが、これは手間のかかるバッチ的作業となるの
で、本発明の好適な実施形態の1つでは、前記画像処理
部に対して画像補正コマンドを与える機能を前記クライ
アントコンピュータに持たせるように、前記画像処理サ
ーバコンピュータから前記クライアントコンピュータに
画像補正コマンド送信用プログラムが送られるように構
成されており、顧客がクライアントコンピュータを用い
て画像処理サーバコンピュータの直接画像処理部に対し
てレベル補正やトーンカーブ補正などの画像補正コマン
ド与えてオンライン処理し、リアルタイムで変化するシ
ミュレート画像を観察することで、所望のプリント出力
結果が得られるように画像データを補正することが実現
する。
【0008】このようなシミュレート画像を用いた画像
データとプリント出力のカラーマッチングをより完全な
ものにするためには、シミュレート画像を表示するモニ
タのカラーマッチングも重要となる。顧客が自宅に保有
するような一般的なモニタをこのプレジャッジシステム
に組み入れる場合、当然使用されるモニタ種類もばらば
らであるので、モニタ間の色合いのばらつきを考慮する
ことも重要である。このため、本発明の好適な実施形態
では、前記画像処理部は複数種類のモニタのためのモニ
タ特性ファイルを格納するモニタ特性格納部を備えてお
り、前記シミュレート画像生成の際にクライアントコン
ピュータの使用モニタに応じて選択されたモニタ特性フ
ァイルが利用される。
【0009】画像処理サーバコンピュータが、必要に応
じて与えられる画像補正コマンドに応じてシミュレート
画像を生成し、顧客のプリント出力チェックを助ける役
割だけをもち、実際のプリント出力は別に行うようなシ
ステムの場合、本発明では、前記画像処理サーバコンピ
ュータは前記用いられた画像補正コマンドからなる画像
補正履歴ファイルを生成するとともにクライアントコン
ピュータに送るように構成されたネットワークプレジャ
ッジシステムが提案される。クライアントコンピュータ
側では、送られてきた画像補正履歴ファイルと画像処理
サーバコンピュータでの画像処理の対象となった画像デ
ータとを、同一のファイル階層に格納するなどのような
簡単な操作でリンクするとよい。もちろん、それぞれの
ファイルのヘッダ部に適当なリンクコードを書き込んで
リンクするようにしてもよい。いずれにしてもこのよう
な構成を採用することにより、所望のプリント出力を得
られるように要求される画像補正の手順、つまり画像補
正履歴ファイルを画像処理サーバコンピュータからクラ
イアントコンピュータに送ってもらい、顧客側でこの画
像補正履歴ファイルとプリント処理対象の画像データと
をリンクした形で、MOやCD−Rなどのリムーバル記
憶メディアに格納し、近くのプリントショップに持参し
てプリント出力を依頼することができる。このような技
術は、特に処理対象の画像データが巨大な場合、低解像
度化した画像データでもって上述したシミュレート画像
を用いたプレジャッジを行い、プレジャッジの終了後は
送られてくる画像補正履歴ファイルを元の巨大な高解像
度の画像データにリンクするだけで、所望のプリント出
力を得る道が開かれる。このことは、画像データがそれ
ほど巨大ではなくともネットワークの伝送速度が高速で
ない場合にも極めて有効な手法である。この目的のため
に、前記クライアントコンピュータから画像処理サーバ
コンピュータには低解像化された画像データが送られる
ようにする。この画像データに対する解像度変換機能は
クライアントコンピュータ側で独自に用意してもよい
が、クライアントコンピュータにそのような画像データ
低解像度化機能を与えるプログラムを画像処理サーバコ
ンピュータから送るようなシステムが好ましい。一般
に、モニタ表示に要求される画像データの解像度は、プ
リント出力の目的で必要とされる画像データの解像度に
比べ、かなり低いので一般には、シミュレート画像を用
いたプレジャッジでは低解像度の画像データで十分であ
る。
【0010】もちろん、JPEGに代表されるような圧
縮技術を用いたり、高速なネットワークを利用する場合
などでは、直接そのままの画像データを画像処理サーバ
コンピュータに送り、その画像データを用いて画像補正
やシミュレート画像生成を行うとともに、プレジャッジ
を終了した画像データを画像処理サーバコンピュータか
ら直接所望のプリント出力機器を備えるプリントショッ
プのプリントサーバコンピュータにネットワークを介し
て送ることも可能である。これにより、顧客は、自宅又
は近所の取次店にいながらにして、所望のプリント出力
機器を用いた失敗のないプリント出力を実現することが
できる。本発明によるその他の特徴及び利点は、以下図
面を用いた実施例の説明により明らかになるだろう。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるネットワークプリジ
ャッジシステムの一例を図1を用いて説明する。このシ
ステムは、基本的に、顧客又は取次店に所有されている
クライアントコンピュータ1としてのコンピュータ、共
同センターに設置された画像処理サーバコンピュータ
2,出力センターや写真ラボに設置されるプリントサー
バコンピュータ5、及びこれらの相互に接続する通信回
線6としてのインターネットから構成されている。
【0012】クライアントコンピュータ1は、インター
ネット接続可能なコンピュータで、WWWブラウザ11
が搭載されており、I/Oインターフェースを介してモ
ニタ13、キーボード14とマウス14a、PCカード
スロット15、ハードディスク16、リムーバルディス
ク17が接続されている。
【0013】画像処理サーバコンピュータ2は、本発明
に関係するものとして、WWWサーバ部と画像処理部4
を備えており、画像処理部4は、予想されるプリント出
力画像を表す画像データとしてのシミュレート画像デー
タを生成するシミュレート画像生成部41、シミュレー
ト画像データ生成時に用いられるプリント特性ファイル
としての機種特性ファイル42aと印画紙特性ファイル
42bを格納したプリント特性格納部42やモニタ特性
ファイル43aを格納したモニタ特性格納部43、クラ
イアントコンピュータ1からの画像補正コマンドに従っ
てシミュレート画像データを補正する補正コマンド処理
部44、画像補正コマンドによる画像補正の履歴とその
都度の処理パラメータを書き込んだ履歴ファイルを生成
する履歴ファイル生成部45などを含んでいる。
【0014】プリントサーバコンピュータ5は、入力さ
れた画像データを一時的に格納し、接続されているプリ
ント出力機器、ここでは印画紙を記録紙とするデジタル
銀塩プリンタ51を用いてプリント出力を行う。つま
り、画像データが写真の場合、ここで出力されるプリン
トは、写真プリントと呼ばれているものとなる。通常、
出力センターには、複数の異なる出力機器、例えば、大
判のインクジェットプリンタやイメージセッタなどが設
置されており、顧客の要望により選択使用される。
【0015】クライアントコンピュータ1と画像処理サ
ーバコンピュータ2との間のインターネットを介しての
データのやり取りのため搭載されたWWWブラウザ11
だけでは、本発明による種々なデータ処理を行うことが
できないので、ヘルパーアプリケーションのようなもの
が必要となるが、この実施の形態では、JAVA言語で
プログラムされたアプレット呼ばれるアプリケーション
が用いられる。このアプレットは、WWWブラウザ11
が画像処理サーバコンピュータ2のWWWサーバ部3に
接続した後WWWサーバ部3からクライアントコンピュ
ータ1にダウンロードされるものであり、後に詳しく説
明するが、画像データの低解像度化や画像補正コマンド
の送信など種々の処理を行う機能を持っている。
【0016】次に、上記プレジャッジシステムにおい
て、顧客が自宅のコンピュータをクライアントコンピュ
ータ1として、画像処理サーバコンピュータ2にアクセ
スして、プリント出力したいデジタルカメラによる画像
データをシミュレート画像によってプレジャッジし、最
終的にプリント出力するまでのステップを、図2を用い
て、画像データの流れを中心にして説明する。
【0017】デジタルカメラによって取得された画像デ
ータを記憶する記憶メディア15aをPCカードスロッ
ト15に挿入し、プリント出力を希望する画像データ
(画像ファイル)をクライアントコンピュータ1のメモ
リにロードする(#1)。WWWブラウザ11を起動
し、複数の出力センターが共同で設置した画像処理サー
バコンピュータ2のWWWサーバ3にアクセスすると、
プレジャッジ用アプレットがダウンロードされ、プレジ
ャッジ作業が開始される。
【0018】まず、プリント出力したい画像ファイルを
指定するが、このプレジャッジ作業はモニタ13を通じ
て行われるので、モニタ表示に必要とされる画像の解像
度は72〜90dpi で十分であるのに対して、銀塩写真
に匹敵するようなデジタルプリント出力のために準備さ
れる画像の解像度は通常250dpiを越えているた
め、通信回線6を介してクライアントコンピュータ1と
画像処理サーバコンピュータ2との間でやり取りする画
像データとして、アプレットは、メモリにロードされて
いる元の画像データから低解像度化した低解像度画像デ
ータを作り出す(#2)。
【0019】さらに、アプレットは、顧客が使用してい
るモニタの機種名や顧客が希望する出力センターのプリ
ント出力機器の機種名の入力を促し、顧客によるこれら
の入力が完了すると、これらの入力データは前述した低
解像度画像データとともにWWWサーバ部3を通じて画
像処理部4に送られる(#3)。
【0020】画像処理部4は、まず、受け取った機種名
に該当する機種特性ファイル42aをプリント特性格納
部42から検索抽出するとともに、この機種がデジタル
銀塩プリンタである場合使用される印画紙のに該当する
印画紙特性ファイル42bも検索抽出し、さらに受け取
ったモニタ機種名に該当するモニタ特性ファイル43a
をモニタ特性格納部43から検索抽出する。ここでいう
特性ファイルとは、一般にカラーマネージメントシステ
ムにおける機器プロファイルと呼ばれる基準化テーブル
のようなものであり、例えば特定のプリント出力機器で
は赤味がかったプリントが得られる場合そのような入力
/出力曲線を表すような変換データが書き込まれてい
る。
【0021】次いで、シミュレート画像生成部41は、
受け取った低解像度画像データが希望したプリント出力
機器によってプリント出力した場合に得られると予想さ
れる画像、つまりシミュレート画像を表すシミュレート
画像データを、前述した機種特性ファイル42a、印画
紙特性ファイル42b、モニタ特性ファイル43aを利
用して生成する(#4)。生成されたシミュレート画像
データは、クライアントコンピュータ1に送出される
(#5)。
【0022】シミュレート画像データを受け取ったクラ
イアントコンピュータ1のアプレットはモニタ13に図
3で示すような画面を表示する。この画面の周辺部はW
WWブラウザ画面60となっているが、そのブラウザ画
面60の内側はシミュレート画像を表示するシミュレー
ト画像表示エリア61、画像補正コマンド入力エリア6
2、さらに、出力機器機種名入力エリア64、モニタ機
種名入力エリア65、プレジャッジ完了ボタン66など
に分割されている。
【0023】モニタ画面に表示されたシミュレート画像
を観察して、色補正等の画像補正が必要とする場合、顧
客は画像補正コマンド入力エリア62に形成されている
各画像補正項目のスライダー63aを用いて必要な画像
補正コマンドを画像処理サーバコンピュータ2に送る
(#6)。例えば、表示されたシミュレート画像にて所
望の画像に比べて赤味がかっていると感じた場合赤の補
色であるシアンのスライダー63aをプラス側にスライ
ドさせる。この操作に応答して、アプレットがこのスラ
イド量に対応した画像補正コマンドを生成して、WWW
サーバ部3を通じて画像処理部4の補正コマンド処理部
44に与える。補正コマンド処理部44は、送られてき
た画像補正コマンドに基づく画像処理パラメータをシミ
ュレート画像生成部41に与えて顧客の要求するシミュ
レート画像の補正を行う。同時に、この画像補正で用い
られた画像処理パラメータは補正履歴ファイルに書き込
まれる(#7)。
【0024】補正されたシミュレート画像データは、再
びクライアントコンピュータ1に送られ(#8)、ブラ
ウザ画面60のシミュレート画像表示エリア61に表示
される。顧客は、必要に応じてこのような画像補正作業
を繰り返し、最終的に満足できるシミュレート画像が得
られると、完了ボタン67を押して、この画像データに
おけるプレジャッジ作業の終了を画像処理サーバコンピ
ュータ2の画像処理部4に伝えると(#9)、履歴ファ
イル生成部45によって記録された補正履歴ファイルが
送られて来る(#10)。この補正履歴ファイルは、こ
のプレジャッジ作業の元になった画像データの画像ファ
イルにリンクされる。
【0025】プレジャッジを終え、補正履歴ファイルと
リンクされた画像ファイルは、補正履歴ファイルととも
にMOなどのリムーバルディスク17の記録メディアに
保存され、希望するプリント出力機器(例えば、デジタ
ル銀塩プリンタ)51を設置した出力センターへ持ち込
まれる。持ち込まれた画像ファイルの画像データは、補
正履歴ファイルに記録された画像処理パラメータを利用
して画像補正されるとともに、出力時のデジタル銀塩プ
リンタ51の現像処理液の状態に基づく色合いの修正も
行った後、このデジタル銀塩プリンタ51を使ってプリ
ント出力される。出力されたプリント画像は、予めプレ
ジャッジし、かつ出力時の処理液の状態も考慮したもの
であるので、顧客の満足できる品質、特に色合い、を有
するものとなる。
【0026】図4には、本発明によるネットワークプレ
ジャッジシステムの別形態を示している。このシステム
は、基本的には図1で示されたシステムと同じである
が、プレジャッジ作業の終了後、元になっている高解像
度の画像データがクライアントコンピュータ1から画像
処理サーバコンピュータ2に送られ、この送られてきた
高解像度データを履歴ファイルの画像処理パラメータを
使って画像補正して最終的なプリント出力用画像データ
を作り出すという点で異なっている。このため画像処理
部4には、プリント出力用画像データを生成するプリン
ト出力用画像データ生成部46が設けられている。さら
に、この実施の形態では、出力センター自体が画像処理
サーバコンピュータ2を設置しており、この画像処理サ
ーバコンピュータ2をプリントサーバコンピュータ5と
高速LANを通じて接続させている。
【0027】この別形態のシステムにおいて、顧客が自
宅のコンピュータをクライアントコンピュータ1とし
て、画像処理サーバコンピュータ2にアクセスして、プ
リント出力したい画像データをプレジャッジし、最終的
にプリント出力するまでのステップを、図5を用いて説
明する。
【0028】プリント出力を希望する画像データ(画像
ファイル)をクライアントコンピュータ1のメモリにロ
ードし(#1)、プレジャッジ用プログラムの指示に基
づいて、プリント出力したい画像ファイルを指定すると
その画像ファイルの画像データが必要に応じて低解像度
化される(#2)。さらに、顧客が使用しているモニタ
の機種名や顧客が希望する出力センターのプリント出力
機器の機種名の入力が完了すると、これらの入力データ
は前述した低解像度画像データとともにWWWサーバ部
3を通じて画像処理部4に送られる(#3)。
【0029】画像処理部4は、機種特性ファイル42a
やモニタ特性ファイル43aを利用して生成する(#
4)。生成されたシミュレート画像データは、クライア
ントコンピュータ1に送出され(#5)、モニタ表示デ
ータに変換されることでシミュレート画像がモニタ13
に表示される。必要に応じて、画像補正コマンドを画像
処理サーバコンピュータ2に送ることで(#6)、シミ
ュレート画像の補正が行われ、同時に、この画像補正で
用いられた画像処理パラメータは補正履歴ファイルに書
き込まれる(#7)。補正されたシミュレート画像デー
タは、再びクライアントコンピュータ1に送られ(#
8)、ブラウザ画面60のシミュレート画像表示エリア
61に表示される。最終的に満足できるシミュレート画
像が得られると、完了ボタン67を押して、この画像デ
ータにおけるプレジャッジ作業の終了を画像処理サーバ
コンピュータ2の画像処理部4に伝える(#9)。
【0030】ここまでのステップ#1〜#9は図2で説
明したプレジャッジ作業ステップと同様である。しかし
ながら、この実施の形態では、プレジャッジ作業が終了
すると、クライアントコンピュータ1がこのプレジャッ
ジ作業の元となった高解像度画像データを画像処理サー
バコンピュータ2に送る。画像処理部4は、受け取った
高解像度画像データをプリント出力用画像データ生成部
46に送るとともに(#110)、履歴ファイル生成部
45からこのプレジャッジ作業時に記録された画像処理
パラメータを含む補正履歴ファイルをプリント出力用画
像データ生成部46に送る(#111)。プリント出力
用画像データ生成部46は、高解像度画像画像データを
補正履歴ファイルに記録された画像処理パラメータを利
用して画像補正してプリント出力用画像データを作り出
した後、これをプリントサーバコンピュータ5に転送す
る。プリントサーバコンピュータ5は接続されているプ
リント出力機器のなかから顧客によって希望されたデジ
タル銀塩プリンタ51を使ってプリント出力を行う。
【0031】上記実施例の説明においては、プレジャッ
ジ作業に必要される機能をクライアントコンピュータに
与えるためにネットワークを通じてロードされるプログ
ラムはJAVA言語を用いたアプレットによって作られ
るように記載しているが、もちろん本発明はそのような
形態に限定されるわけではなく、その他のネットワーク
技術を利用した種々のプログラミング技術によって、あ
るいはクライアントコンピュータとサーバコンピュータ
に独立して搭載されたプログラムによって実現するよう
にすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワークプレジャッジシステムの
1つの実施形態を示す図
【図2】図1によるシステムでのデータの流れを示す図
【図3】クライアントコンピュータにおけるプレジャッ
ジ作業時のモニタ画面を示す図
【図4】本発明のネットワークプレジャッジシステムの
他の実施形態を示す図
【図5】図4によるシステムでのデータの流れを示す図
【符号の説明】
1 クライアントコンピュータ(クライアントコンピ
ュータ) 2 画像処理サーバコンピュータ 3 WWWサーバ部 4 画像処理部 5 プリントサーバコンピュータ 6 通信回線(インターネット) 13 モニタ 41 シミュレート画像生成部 42 プリント特性格納部 42a 機種特性ファイル(プリント特性ファイル) 42b 印画紙特性ファイル(プリント特性ファイル) 43 モニタ特性格納部 43a モニタ特性ファイル 44 補正コマンド処理部 45 履歴ファイル生成部 46 プリント出力用画像データ生成部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データに基づいて画像を表示するモニ
    タを有するクライアントコンピュータからネットワーク
    を介して送られてきた画像データを画像処理部で処理し
    た後再び処理された画像データをネットワークを介して
    前記クライアントコンピュータに送り出す画像処理サー
    バコンピュータを備え、前記画像処理部が画像データに
    基づいて画像をプリントするプリンタのプリント特性フ
    ァイルを格納するプリント特性格納部と、前記クライア
    ントコンピュータから送られてきた画像データを前記プ
    リント特性ファイルを利用して処理することで前記プリ
    ンタによって作成されるプリント画像を表すシミュレー
    ト画像データを生成するシミュレート画像生成部を含ん
    でいることを特徴とするネットワークプレジャッジシス
    テム。
  2. 【請求項2】前記プリント特性格納部は複数種類のプリ
    ント特性ファイルを格納していることを特徴とする請求
    項1記載のネットワークプレジャッジシステム。
  3. 【請求項3】前記プリント特性ファイルはプリンタ毎に
    異なる機種特性ファイルと印画紙種別毎に異なる印画紙
    特性ファイルを含んでいることを特徴とする請求項2に
    記載のネットワークプレジャッジシステム。
  4. 【請求項4】前記画像処理部に対して画像補正コマンド
    を与える機能を前記クライアントコンピュータに持たせ
    るように、前記画像処理サーバコンピュータから前記ク
    ライアントコンピュータに画像補正コマンド送信用プロ
    グラムが送られることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のネットワークプレジャッジシステム。
  5. 【請求項5】前記画像処理部は複数種類のモニタのため
    のモニタ特性ファイルを格納するモニタ特性格納部を備
    えており、前記シミュレート画像生成の際にクライアン
    トコンピュータの使用モニタに応じて選択されたモニタ
    特性ファイルが利用されることを特徴とする請求項1〜
    4のいずれかに記載のネットワークプレジャッジシステ
    ム。
  6. 【請求項6】前記画像処理サーバコンピュータは前記用
    いられた画像補正コマンドからなる画像補正履歴ファイ
    ルを生成するとともにクライアントコンピュータに送る
    ことを特徴とする請求項4に記載のネットワークプレジ
    ャッジシステム。
  7. 【請求項7】前記クライアントコンピュータから画像処
    理サーバコンピュータには低解像化された画像データが
    送られることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記
    載のネットワークプレジャッジシステム。
  8. 【請求項8】前記画像処理サーバコンピュータはクライ
    アントコンピュータによって指示された画像補正を施し
    た画像データを所定のプリントショップのプリントサー
    バコンピュータにネットワークを通じて送ることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載のネットワークプ
    レジャッジシステム。
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JP2007188238A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Fujifilm Corp プリント注文システム及び注文受付サーバ並びに画像処理方法

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