JP2001209074A - Hanモード液晶表示装置 - Google Patents
Hanモード液晶表示装置Info
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Abstract
ド液晶セルと同等な黒レベルが実現できるHANモード
液晶表示装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明のHANモード液晶表示装置は、
液晶層を一対の対向する基板で挟持し、前記一対の基板
外側に互いに偏光軸が直交するように配置された一対の
偏光板を有し、前記液晶層の液晶分子の配列が、一方の
基板との界面で該基板に平行で、他方の基板との界面で
該基板に垂直であるHANモード液晶表示装置におい
て、前記液晶層は、前記一対の基板間で一方から他方に
向かって液晶分子の配列方向が基板面に平行な方位角方
向で連続的に変化するように所定のねじれ角が与えられ
ており、該所定のねじれ角を与える条件として、前記一
対の基板間の間隔をdとし、前記ねじれ角のピッチをp
としたときに、0.3≦d/p≦0.45を満たすよう
に設定されている。
Description
わり、特に、液晶分子の配列が一方の基板面との界面で
基板面に対してほぼ垂直で、他方の基板面との界面で基
板面とほぼ平行であるHAN(Hybrid Alig
ned Nematic)方式の液晶セルを使用する液
晶表示装置に関する。
の構造を示し、図16(B)にTN型液晶セルの構造を
示す。HAN型液晶セルは、電圧無印加時に、液晶分子
14が一方の基板11との界面に対して垂直なホメオト
ロピック配列状態と、他方の基板12との界面に対して
水平なホモジニアス配列状態とが並存し、さらに液晶分
子14は一対の基板間で一方から他方に向かって基板面
に垂直な面内でその配列方向(極角)が連続的に90°
変化している。
tic)型液晶セルでは、液晶分子24は一対の基板2
1、22とのそれぞれの界面に対していずれも平行に配
向しており、さらに液晶分子24は一対の基板間で一方
から他方に向かって基板面に平行な面内でその配列方向
(方位角)が連続的に90°変化している。そして偏光
軸が互いに直交する2枚の偏光板(偏光子と検光子)2
5,26を少なくとも一方の偏光軸を隣接する液晶分子
の配列方向に合わせ、液晶セル20の両側に配置して表
示を行う。図16(B)は両方の偏光板の偏光軸が共に
液晶分子と平行に配置されている。ノーマリホワイト表
示の場合であり、2枚の偏光板の配向軸を互いに平行に
配置すればノーマリブラック表示となる。
は、偏光軸が互いに直交する2枚の偏光板(偏光子と検
光子)15,16を液晶セル10の両側に配置し、水平
配向側の基板12の配向方向と偏光板16の偏光軸方向
とが45°の角度をなすように設定して表示を行うが、
これだけでは、図16(B)に示すようなTNモードと
同様な黒レベルを表示するのが困難であり、通常は液晶
セル10と偏光板15との間に光学位相差補償用の位相
差板13を配置して黒表示を実現している。
液晶セルに位相差板を使用しても、温度変化による黒レ
ベルの変化が生じる温度依存性を有する。これは液晶の
屈折率異方性の温度依存性によるものである。TNモー
ド液晶セルでは温度変化に対して黒レベルが著しく変化
することはない。そのために、HANモード液晶セルで
は、セルの駆動回路側で温度補償を必要とし、回路が複
雑となる。
く、しかもTNモード液晶セルと同等な黒レベルが実現
できるHANモード液晶表示装置を提供することであ
る。
晶表示装置は、液晶層を一対の対向する基板で挟持し、
前記一対の基板外側に互いに偏光軸が直交するように配
置された一対の偏光板を有し、前記液晶層の液晶分子の
配列が、一方の基板との界面で該基板に平行で、他方の
基板との界面で該基板に垂直であるHANモード液晶表
示装置において、前記液晶層は、前記一対の基板間で一
方から他方に向かって液晶分子の配列方向が基板面に平
行な方位角方向で連続的に変化するように所定のねじれ
角が与えられており、該所定のねじれ角を与える条件と
して、前記一対の基板間の間隔をdとし、前記ねじれ角
のピッチをpとしたときに、0.3≦d/p≦0.45
を満たすように設定されている。
ベルにおけるレスポンスが階調に著しく依存し、特に低
電圧のしきい値付近においてレスポンスが非常に遅くな
る傾向がある。ところが、HANモード液晶セルは中間
調レベルにおけるレスポンスが階調に大きく依存しない
特徴を持つモードである一方、位相差フィルム(板)を
挿入して黒レベルを実現する必要がある。
のTNモードは、90°ツイストの場合、電圧無印加時
の透過光強度Tは、次の式1で表されるGooch &
Tarry の式により近似される。
異方性、λは入射光波長を示す。この式で、λを固定し
た条件で(一般にλ=550nmと設定する。)、Δn
d(一般にはセルリタデーションと呼ばれる。)値を調
整することにより、T=1(透過率最大)になる条件が
存在する。この条件をミニマム条件と呼ぶ。90°ツイ
ストのTNモードセルではこのミニマム条件に一致した
リタデーションに設定することにより良好な正面黒レベ
ルが得られる。なお、ツイスト角90°でΔndが最小
限で最大透過率が得られる条件を1stミニマム条件と
言う。
の式は、元来はノーマリブラックモードの場合におい
て、セルリタデーションの値を低い値から大きな値に徐
々に変化させていくと、それに伴いTの値が変化してい
く間で、T=0(暗表示)になる複数の異なるセルリタ
デーション値が見られるということを示している。その
場合に、最初にT=0が得られる最も低いセルリタデー
ションの値を1stミニマム条件としている。しかし、
本明細書での説明例は、ノーマリホワイトモードである
ので、T=1(明表示)が最初に現れる最も低いセルリ
タデーションの値を1stミニマム条件と定義してい
る。
均ティルト角は(基板面に対する角度)約45°である
ので、この配列状態にしたまま、液晶層にカイラル剤を
添加し、液晶層の一方の界面から他方の界面まで、電圧
無印加時に液晶分子の配向(基板面と平行な方位角方
向)が90°ねじれるようにしたツイストHANモード
セルとして、さらに液晶層のリタデーション(セルリタ
デーション)を1stミニマム条件のTNセルの2倍に
設定すると電気光学的にはTNモードと同等の動作が期
待できる。その理由を以下に説明する。
の物性値であるが、液晶セル内に液晶を満たした状態で
は。見かけの(実効的な)屈折率異方性は、液晶層を挟
む一対の基板の配向処理によって変化する。すなわち、
基板との界面の液晶分子のプレティルト角により見かけ
のΔnは変化する。見かけの屈折率異方性をΔneff
とし、プレティルト角をθとすると、一軸配向において
次の式2が成立することが知られている。
屈折率を示す。式2をグラフにしたものが図17であ
る。図から明らかなように、プレティルト角θを45°
としたとすると、見かけの屈折率異方性Δneffは液
晶の固有値のΔnの1/2になることが分かる。このこ
とは、プレティルト角が0°の水平配向TNモード液晶
セルの電圧無印加時の光学的特性と同等になるようなプ
レティルト角が45°のTNモード液晶セルを実現する
ためには、後者のセルのリタデーション値(Δnd)を
プレティルト角が0°の水平配向TNモード液晶セルの
リタデーション値(Δnd)の2倍に設定しなければな
らないことを意味する。従って、平均ティルト角が約4
5°で、カイラルを与えたツイストHANモードセルで
は、液晶層のリタデーションを1stミニマム条件のT
Nセルの2倍に設定すると電気光学的にはTNモードと
同等の透過率が得られるのである。
Nモードと同等とした場合、様々なパラメータを変化さ
せた場合のシミュレーションをシンテック社製LCDシ
ミュレータLCDmasterで行った。使用液晶は、
誘電率異方性が正のZLI−4792、カイラルは右ね
じれ(p)、水平配列側の界面の液晶のプレティルト角
は基板面を基準として1°、垂直配列側のプレティルト
角は90°として固定した。
HANモードセルは、電圧無印加時には誘電率異方性が
正のHANモードセルと同等な配向状態と光学的性質を
持つ。ところが、前者の負の液晶セルは電圧印加時には
液晶分子の配向が基板に対して平行になる傾向があり、
後者の正の液晶セルは垂直になる傾向がある。液晶分子
が基板に対して垂直に並んだ方が平行の場合よりも液晶
の屈折率異方性の温度依存が可視化されにくい傾向があ
る。つまり、誘電率異方性が負の液晶をHANモードセ
ルに使用すると、温度依存性が顕著に可視化されること
になる。特に黒表示を行う際に温度によって透過率が変
化するのは液晶表示素子として好ましくない。よって、
誘電率異方性が負の液晶はHANモードセルでは、温度
特性的に不利と判断される。
ド液晶表示装置の構成を図1に示す。図1の(A)は、
電圧無印加時で、(B)は電圧印加時の状態を示す。ツ
イストHANモード液晶セル10は、基板1,2間に挟
まれた液晶層3を有する。液晶層3には、基板面に平行
な方位角方向で液晶分子4が所定のねじれ角のピッチ
(カイラルピッチ)pを示すようにカイラル剤を添加し
てある。セル10の両側の2枚の偏光板5、6の配置は
それぞれの偏光軸が互いに直交するクロス配置(クロス
偏光板と称す。)である。図1のように水平配向側基板
2のラビング方向(水平配向方向)と隣接する偏光板6
の偏光軸とが平行になるよう配置し、カイラル角を変化
させた場合と、d/p=0の場合(カイラルピッチpが
∞)の場合に偏光板の偏光軸方向と液晶分子のダイレク
タの方位角方向とが45°の関係となるようにした場合
とをシミュレーションした。
ときの印加電圧(横軸)対光透過率(縦軸)特性をd/p
値をパラメータとして変化させてシミュレーションした
結果を示す。
する液晶分子のダイレクタと隣接する偏光板の偏光軸と
をd/p=0の場合は45°の配置とし、d/p>0の
場合は平行の配置とした。
を小さくする)に従って、0V時の透過率が低下し、か
つ黒レベルが低下していることが分かる。特に、d/p
>0.25において良好な黒レベルが得られる可能性が
ある。またカイラル剤の添加により駆動電圧を低くでき
る効果もある。
をより詳細にシミュレーションした結果を示す。この結
果から、良好な黒レベルが得られ、無しきい値特性が得
られるのは、0.3≧d/p≧0.45であった。
d=6μmのまま、いくつかの異なるd/p値の各条件
のもとで、クロス偏光板間で液晶セル10を光軸を中心
に回転させて、図4に示したような偏光子(および検光
子)の透過軸方向と液晶セルのラビング方向(配向方
向)との角度θ(Angle of CrossedP
ol.)を変化させて、最大コントラスト値が得られる
角度θを求めたシミュレーション結果を図5に示す。
(カイラルピッチが少なくなる)につれて、最大コント
ラスト値が得られる角度θは、徐々に増大し、クロス偏
光板の一方の偏光板の透過軸をラビング方向にそろえる
方向にむかう。特に、0.3≧d/p≧0.45におい
ては、TNモードと同様、片方の偏光板透過軸をラビン
グ方向と平行または直交する(θ=90°)ような配置
で最大コントラストが得られる。なお、d/p=0.6
では最大コントラストが得られる角度は約15°(他方
の偏光板に対しては約75°)となった。2枚の偏光板
を入れ替えても特性に変化はなかった。
透過率が最大になるセルリタデーションの値を求めるシ
ミュレーションをおこなった。図6にその結果を示す。
なお、クロス偏光板配置で、図4でのθを90°に固定
して行った。すなわち、ラビング方向と隣接する偏光板
の透過軸方向とが一致している。同様に、0.3≧d/
p≧0.45の条件でコントラストが最大になるセルリ
タデーションの値を求めるシミュレーション結果が図7
である。
(ねじれが小さくなる)につれて、最大透過率は高くな
り、かつ高いリタデーション値の方にシフトしていく傾
向が見られる。最大透過率は、セルリタデーションの値
が0.8μm〜0.9μmの領域で得られている。一
方、図7の結果から、コントラストは、セルリタデーシ
ョン値及びd/p値が大きくなるにつれて低下する。良
好な透過率とコントラストを得るためには、0.3≧d
/p≧0.45で、セルリタデーションが0.7μm〜
0.9μmの範囲が最適と考えられる。
と、従来の90°ツイストTNモード液晶セルの電気光
学的特性を比較したグラフである。図8において、横軸
は印加電圧を示し、縦軸は光透過率を示す。実線のカー
ブが従来のTN液晶セルであり、その他の破線のカーブ
は表1に示す異なる三つの条件(A,B,C)でのツイ
ストHANモード液晶セルの各々の特性カーブである。
HANモード液晶セルは、透過率と黒レベルともに同等
のレベルにある。また、HANモードは無しきい値特性
を維持しているために、中間階調表示時のダイナミック
レンジが大きくなるが、デューティ駆動は透過率を犠牲
にしなければならないと考えられる。(ブラックマスク
が必要となる。)
得られた結果に基づいて良好なツイストHANモード液
晶表示装置が実際に得られるか、サンプルのセルを作製
し実験した結果を説明する。作製したセルの製造条件
は、次の通りである。
モード液晶セルは、水平配向膜、セル厚ともに上記ツイ
ストHANモードセルと同じで、液晶は、ZLI−30
54−100+S−811(Δn=0.097)を毛細
管注入で使用した。
の特性を測定した結果を説明する。図9は、d/p=
0.0、0.35、0.4、0.45に設計した4つの
HANモードセルの印加電圧(横軸)対光透過率(縦軸)特
性を示す。本測定では、偏光板にSQX852−AP−
HC(シミュレーションではSH1832AP)を用い
ている。シミュレーションの結果の通りに、本実験にお
いても0.3≧d/p≧0.45の条件では良好な黒レ
ベルが得られている。
本実験の結果も、図8に示したシミュレーションの結果
と非常によく一致した。d/p=0.4と0.45の場
合では、TNモードセルとほとんど遜色のない透過率と
黒レベルの性能が得られている。
つかむために、従来のTN液晶セルと、ツイストのない
HAN液晶セル(d/p=0)と、ツイストのあるHA
N液晶セル(d/p>0)とで応答時間の比較を行っ
た。図11は、その立ち上がり時間の特性で、横軸が印
加電圧で縦軸が立ち上がりの応答時間である。また、図
12は、その立ち下がり時間の特性で、横軸が印加電圧
で縦軸が立ち下がりの応答時間である。
HANモードセルでは階調に対する応答性の違いがほと
んど見られないが、ツイストHANモードセルとTNセ
ルでは、電圧が小さい場合には遅くなる傾向が見られ
る。立下り特性では、ツイストなしHANモードセルと
TNセルとではほぼ一定の応答時間であるが、ツイスト
HANモードセルでは電圧が小さい場合に遅くなる傾向
を有する。
ルは、一方の基板の界面の液晶分子が完全に垂直配向で
あった。片面が垂直配列であるツイストHANモードセ
ルではTNセルに比べてセル厚(リタデーション)を大
幅に大きく(約0.5〜0.8μm)取る必要がある。
また、応答性においても、立下り時間の挙動は、垂直配
向側に方位角方向の配向規制力が無いために生じている
現象と考えられる。以下の説明では、この垂直配向側に
も配向処理をすると、どのような特性となるかをシミュ
レーションにより検討した結果を示す。
力が弱いという観点から、垂直配向側のプレティルト角
を変化させた場合、液晶層内におけるツイスト角がどう
変化するのか計算を行った。図13のグラフは、垂直配
向側のプレティルト角を5つの値(90°が完全な垂直
配向)に設定し、d/p値(横軸)を変化させた場合に
見かけのツイスト角(縦軸)がどのように変化するかを
求めたものである。
側の配向方位は、水平側から90°ねじられている。プ
レティルト角90°の条件において、d/p=0.4に
てほぼ90°のツイスト角が得られている。d/p=
0.4よりも小さな領域では、プレティルト角が小さく
なるにつれて、見かけ上のツイスト角が大きくなること
が分かる。また、d/p=0.4よりも大きな領域で
は、逆にプレティルト角が大きくなるにつれて、見かけ
上のツイスト角が小さくなることが分かる。これは、プ
レティルト角が小さくなるにつれて界面の方位角配向規
制力が有効に作用するようになるためである。
小さく設定すれば小さいd/p値で良好な特性が得られ
る可能性がある。またセルリタデーションを低減するこ
とも可能になると予想できる。
で、垂直配向側の異なる5つのプレティルト角(90°
が完全な垂直配向)でセルリタデーション値(横軸)を
変化させた場合に各セルリタデーション値での透過率
(縦軸)を求めたグラフである。図15は、d/p=
0.4の条件で同様な特性を求めたものを示す。
小さくなるに従って、最大透過率が上昇し、最大透過率
がセルリタデーションが小さいところで得られる傾向が
ある。しかし、良好な透過率とコントラストが得られる
d/p値条件は、プレティルト角が変化しても0.4前
後であり、最大透過率を重視するのであれば、d/p値
を低下させることはできない。ただし、方位角規制が有
効になるためプレティルト角を89°以下にすると立下
りレスポンスへの効果は期待できると予想する。また、
最大透過率を得るセルリタデーション値はプレティルト
角を80°に設定すれば、90°の場合の0.8μmか
ら約0.7μmに低下させることができる。
でも良好な黒レベルが得られるツイストHANモード液
晶表示装置について、シミュレーションと実測結果とに
より検討した結果、0.3≧d/p≧0.45で、セル
リタデーションが0.7μm〜0.9μmの範囲にてT
Nモード液晶表示装置と同等な黒レベルと透過率のもの
が実現できることが分かった。また、シミュレーション
解析によりHANモードセルではd/p=0.4の場合
に液晶層内で実質的に90°のねじれが発生することが
分かった。さらに、垂直配向側にプレティルト角を付与
すると、方位角配向規制が有効に作用して、透過率が上
昇する傾向があるが、良好な電圧対透過率特性が得られ
るのはプレティルト角がない条件とほぼ同等であった。
が、本発明はこれらに制限されるものではない。例え
ば、種々の変更、改良、組み合わせが可能なことは当業
者に自明であろう。
HANモード液晶表示装置は、0.3≧d/p≧0.4
5の条件を満たすように設定したことによって、液晶分
子に基板間でねじれを与え、これによって、位相差板を
なくしても、TNモード液晶表示装置と同等な黒レベル
と透過率を得ることができる。位相差板をなくしたこと
によって、黒レベルの温度依存性がなくなる。
液晶表示装置の構成を示す模式図である。
かの異なるd/p値におけるシミュレーションによる電
圧対透過率の特性グラフである。
かの異なるd/p値におけるシミュレーションによる電
圧対透過率の特性グラフである。
向との関係を示す図である。
向(配向方向)との角度θを変化させて、最大コントラ
スト値が得られる角度θを求めたシミュレーション結果
のグラフである。
p≧0.45の条件で透過率が最大になるセルリタデー
ションの値を求めるシミュレーション結果を示す透過率
対セルリターデーションのグラフである。
p≧0.45の条件でコントラストが最大になるセルリ
ターデーションの値を求めるシミュレーション結果を示
すコントラスト対セルリタデーションのグラフである。
0°ツイストTNモード液晶セルの電気光学的特性を比
較したグラフである。
印加電圧に対する光透過率特性を示すグラフである。
TNモード液晶セルの電気光学的特性を比較したグラフ
である。
AN液晶セルと、ツイストのあるHAN液晶セルとにお
ける立ち上がり応答時間の比較グラフである。
AN液晶セルと、ツイストのあるHAN液晶セルとにお
ける立ち下がり応答時間の比較グラフである。
の場合、d/p値を変化させた時に見かけのツイスト角
がどのように変化するかを求めたツイスト角対d/pの
グラフである。
異なる5つのプレティルト角でセルリタデーション値を
変化させた場合に各セルリタデーション値での透過率を
求めた光透過率対セルリターデーションのグラフであ
る。
なる5つのプレティルト角でセルリタデーション値を変
化させた場合に各セルリタデーション値での透過率を求
めた光透過率対セルリターデーションのグラフである。
液晶セルの構成を示す模式図である。
Δneffとの関係を示すΔneff対θのグラフであ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 液晶層を一対の対向する基板で挟持し、
前記一対の基板外側に互いに偏光軸が直交するように配
置された一対の偏光板を有し、前記液晶層の液晶分子の
配列が、一方の基板との界面で該基板に平行で、他方の
基板との界面で該基板に垂直であるHANモード液晶表
示装置において、前記液晶層は、前記一対の基板間で一
方から他方に向かって液晶分子の配列方向が基板面に平
行な方位角方向で連続的に変化するように所定のねじれ
角が与えられており、該所定のねじれ角を与える条件と
して、前記一対の基板間の間隔をdとし、前記ねじれ角
のピッチをpとしたときに、0.3≦d/p≦0.45
を満たすように設定されているHANモード液晶表示装
置。 - 【請求項2】 前記一方の基板と平行に配列した側の界
面の液晶分子の配向方向が前記一方の基板外側の前記偏
光板の偏光軸の方向と平行あるいは直交するように配置
された請求項1記載のHANモード液晶表示装置。 - 【請求項3】 前記液晶層のセルリタデーション値が
0.7μmから0.9μmの範囲に設定されている請求
項1記載のHANモード液晶表示装置。 - 【請求項4】 液晶分子の配列が垂直である前記他方の
基板の界面は配向処理がされてない請求項1記載のHA
Nモード液晶表示装置。 - 【請求項5】 液晶分子の配列が垂直である前記他方の
基板の界面は配向処理がされて該界面の液晶分子に基板
面に対して90°より小さなプレティルト角が与えられ
ている請求項1記載のHANモード液晶表示装置。
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