JP2001208845A - 光波距離計 - Google Patents

光波距離計

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JP2001208845A
JP2001208845A JP2000351842A JP2000351842A JP2001208845A JP 2001208845 A JP2001208845 A JP 2001208845A JP 2000351842 A JP2000351842 A JP 2000351842A JP 2000351842 A JP2000351842 A JP 2000351842A JP 2001208845 A JP2001208845 A JP 2001208845A
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Yuichi Ohashi
祐一 大橋
Futoshi Osada
太 長田
Koji Sasaki
幸治 笹木
Takashi Kawashima
孝 川嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】測定対象物までの距離が所定の距離より短い場
合でも、反射光が対物レンズの光軸上の反射部材によっ
て遮られず、距離測定に十分な光量を受光部で受光し、
正確に距離を測定し得る光波距離計を提供すること。 【解決手段】測定対象物に照射する光を拡散させる光拡
散手段を備え、受光部が反射光を受光するように照射光
を拡散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定対象物に照射
した照射光の位相と、測定対象物で反射され、受光した
光の位相との位相差から測定対象物までの距離を測定す
る光波距離計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、光源からの光を、対物
レンズの光軸上に備えた反射部材としてのビームスプリ
ッタにより上記対物レンズ方向に反射させ、該対物レン
ズから測定対象物に光源からの光を照射する光照射手段
と、測定対象物で反射して上記対物レンズに入射した光
のうち、上記ビームスプリッタの周りを通過した光を受
光部に導く受光手段とを有し、照射した光の位相と受光
した光の位相との位相差から測定対象物までの距離を測
定する光波距離計が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光波距離計
で、測定対象物にプリズムを用いずに直接地物に光を照
射して距離測定を行う場合、測定対象物までの距離が所
定の距離より長い場合には、対物レンズに入射する反射
光は該対物レンズの光軸にほぼ平行なため、反射光は対
物レンズによって、該対物レンズの焦点位置に設けられ
た受光素子に集光される。従って、反射光が上記ビーム
スプリッタの周りを通過し、受光素子は距離測定に十分
な光量を受光できるため、測定対象物までの距離を正確
に測定することができる。しかし、測定対象物までの距
離が所定の距離より短い場合は、図9に示すように、対
物レンズ21に入射する反射光Bcの大部分が対物レン
ズ21の光軸に平行となっていないため、反射光Bcは
対物レンズ21によって該対物レンズ21の焦点位置P
に設けられた受光素子23の後方の位置Poに集光され
る。また、対物レンズ21の光軸に平行な反射光Bcも
入射するが、そのような光の大部分はビームスプリッタ
22で遮られてしまう。したがって、受光素子23が距
離測定に十分な光量を受光せず、距離を測定できない
か、測定できても大きな誤差を生じるおそれがあった。
また、上記従来の光波距離計で、測定対象物にプリズム
を用いて距離測定を行う場合にも、プリズムまでの距離
が短い場合は、プリズムからの反射光が照射光と略同じ
断面積の光束で対物レンズ21に入射するが、受光素子
23はビームスプリッタ22の後方光軸上に位置してい
るため、反射光はビームスプリッタで遮られ、受光素子
が距離測定に十分な光量を受光できず、同様の問題が生
じていた。
【0004】また、光源として通常用いられるLED又
はLDからの強度変調された光は、光軸から離れた部分
の光の位相と光軸に近い部分の光の位相とに位相差があ
り、該光軸から近い部分の光の方が位相特性が良いこと
が周知である。しかし、上記従来の光波距離計では、測
定対象物までの距離が短い場合には、受光素子23が距
離測定に十分な光量を受光している場合であっても、受
光素子23で受光している光は光源からの光のうち光軸
から離れた部分の光であるため、測定値に誤差が生じる
といった問題もあった。
【0005】そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、距
離を正確に測定し得る光波距離計を提供することを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、光源からの光を対物レンズの光軸上に備
えられた反射部材により上記対物レンズ方向に反射さ
せ、該対物レンズから測定対象物に光源からの光を照射
する光照射手段と、測定対象物で反射して上記対物レン
ズに入射した光のうち上記反射部材の周りを通過した光
を受光部に導く受光手段とを有し、照射した光の位相と
受光部で受光した光の位相との位相差から測定対象物ま
での距離を測定する光波距離計において、測定対象物に
照射する光を拡散させる光拡散手段を備え、該光拡散手
段は、光の拡散度合を調節可能な光拡散調節手段又は対
物レンズから照射する光量を調節可能な光量調節手段を
備え、受光部の受光量が距離測定に適した適正受光量と
なるように測定対象物までの距離に応じて拡散度合又は
光量を調節することを特徴とする。
【0007】この構成によれば、測定対象物にプリズム
を用いずに直接地物に光を照射して距離測定を行う場
合、測定対象物までの距離が短距離の場合でも、照射光
を光拡散調節手段で拡散させることにより、測定対象物
に対する照射光の照射面積が大きくなり、対物レンズに
入射する平行な反射光が多くなり、したがって対物レン
ズに入射する光量が多くなる。そのため、反射光が多く
受光部に達し、受光部は反射光を多く受光することがで
きる。また、測定対象物にプリズムを用いて距離測定を
行う場合、プリズムまでの距離が短距離の場合でも、照
射光を光拡散調節手段で拡散させることにより、照射光
の照射面積が大きくなるので、プリズムで反射されて対
物レンズに入射する平行な反射光の入射光量が多くな
る。そのため、反射光が従来の光学系に比べて多く受光
部に達し、受光部は反射光を多く受光することができ
る。また、光源からの光を拡散するため、光源からの光
のうち光軸に近い部分の光が拡散して測定対象物に照射
し、その反射光が反射部材の周りを通過して受光部に受
光されるので、位相特性の良い光を距離測定に用いるこ
とができ、正確に距離を測定することができる。
【0008】また、光源と反射部材との間に、光を透過
する光透過部と光を透過しない遮光部とを有する光回折
部を備えた光調節部材を、光回折部に対して光源からの
照射光が入射するように、かつ、該光回折部が照射光の
光軸に対して直交方向に変位可能となるように設け、光
回折部に、光回折部の変位によって光回折部を通過して
測定対象物に照射する光の拡散度合が変化するように該
変位方向に沿って光回折部の遮光部のピッチを変化させ
た光拡散調節領域と、光回折部の変位によって光回折部
を通過して対物レンズから照射する光量が変化するよう
に該変位方向に沿って光回折部の光透過部と遮光部との
割合を変化させた光量調節領域とを設け、光拡散調節領
域と光量調節領域とでそれぞれ上記光拡散調節手段と光
量調節手段とを構成するようすれば、従来濃淡フィルム
等で構成されていた光量調節手段と、光拡散調節手段と
を一体的に形成できるので、光量調節手段と光拡散手段
とを別個に設ける必要がなく、全体として装置を軽量か
つ小型にすることができる。
【0009】また、光源からの光が光拡散調節領域に入
射しているか、光量調節領域に入射しているかを検出す
る光調節状態検出手段を備え、該光調節状態検出手段に
よる検出結果と受光部の受光量とに基づいて、受光部の
受光量が距離測定に適した適正受光量となるように光回
折部の変位を制御するようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】図1を参照して、1は光波距離計
であり、光源であるレーザダイオード2を備えている。
該レーザダイオード2からの光Baはコリメータレンズ
3を介して反射ミラー4に照射され、該反射ミラー4で
反射された光Baは対物レンズ6の光軸上に備えられた
反射部材である両面反射ミラー5によって対物レンズ6
の方向に反射され対物レンズ6から測定対象物に照射さ
れる。測定対象物で反射した光Bbが対物レンズ6に入
射すると、該入射した光Bbのうち上記両面反射ミラー
5の周りを通過した光Bbは両面反射ミラー5の後方に
設けられた反射ミラー7で両面反射ミラー5の方向に反
射され、さらに両面反射ミラー5で反射されて受光部で
ある受光素子8に導かれる。
【0011】また、光波距離計1は図示しない距離計算
装置を備えている。該距離計算装置は、照射した光の位
相と受光した光の位相の位相差から測定対象物までの距
離を計算し、その結果を該距離計算装置が備える距離表
示部に表示する。
【0012】コリメータレンズ3と反射ミラー4との間
には開閉自在のシャッタ9が設けられており、シャッタ
9を開くとコリメータレンズ3からの光Baは通過し、
シャッタ9を閉じると光Baは遮られて反射されるよう
になっている。シャッタ9で反射された光はシャッタ9
の近傍に設けられた光ファイバ10の一端に入射し、他
端から受光素子8に導かれる。このようにして受光素子
8に入射した光は、電子回路を構成する抵抗の温度変化
および使用電源の電圧の変化等により生じる、測定対象
物で反射した光の位相のずれを補正するための参照光と
して用いられる。
【0013】シャッタ9と反射ミラー4との間には、光
調節ディスク11が設けられている。該光調節ディスク
11には、図2にコリメータレンズ3側から見た場合を
示すように、薄い円板状の透明体に光回折部12と光照
射位置検出部13とが形成され、レーザダイオード2か
らの光が光回折部12に入射するように設置されてい
る。また、光調節ディスク11の中央には、光調節ディ
スク11を回転させるためのモータ14のモータ軸14
aを挿入する挿入穴11aが設けられている。
【0014】光回折部12は、透明体表面に黒色の被覆
がなされており光を透過しない遮光部と、被覆がなされ
ておらず光を透過する光透過部とで構成されており、該
遮光部及び光透過部の形状により、全遮光領域15、ス
リット領域16、オープン領域17、格子領域18の4
つの領域に分けられる。本実施の形態では、全遮光領域
15の中心角を12°、スリット領域16の中心角を7
8°、オープン領域17の中心角を45°、格子領域1
8の中心角を225°として、コリメータレンズ3側か
ら見て時計回りにこの順で設けられている。
【0015】全遮光領域15は、領域全体が遮光部で構
成されており、該全遮光領域15にレーザダイオード2
からの光が入射したときに、光を透過しないようになっ
ている。
【0016】スリット領域16には、図3に示すよう
に、円の半径方向に伸びる遮光部と光透過部とが交互に
設けられており、遮光部の間隔、即ち、隣合う遮光部の
円周方向の一端同士の距離が、スリット領域16の円周
方向の一端16aから他端16bにわたって漸次大きく
なるように形成されている。本実施の形態では、円周方
向の一端16aから数えてn本目の遮光部Mnと(n+
1)本目の遮光部Mn+1の円周方向の一端同士の距離Pn
が、中心角に換算して0.13°+n×0.0092°
(n=1、2、・・・・、126)となるようにし、か
つ、n番目の遮光部Mnの幅がPn/2となるようにして
いる。例えば、1本目の遮光部と2本目の遮光部との間
隔は0.1392°となり、125本目の遮光部と12
6本目の遮光部との間隔は1.28°となる。このよう
に遮光部の間隔をスリット領域16全体を通して除変さ
せることにより、スリット領域16にレーザダイオード
2からの光が入射したときの、該スリット領域16を通
過する光の回折角は円周方向の一端16aから他端16
bまで次第に小さくなっていく。
【0017】尚、スリット領域16としては上述したも
のの他、図4に示すように、スリット領域16を3つの
領域16x、16y、16zで構成し、各領域の円の半
径方向に伸びる遮光部の間隔がスリット領域16の円周
方向の一端16aから他端16bまで漸次大きくなるよ
うに形成し、かつ、上記3つの領域16x、16y、1
6z毎に遮光部の幅を変え、領域16x、領域16y、
領域16zの順に遮光部の幅を大きくするようにしても
良い。また、この場合、図5に示すように、円の半径方
向に伸びる遮光部のかわりに円の円周方向に伸びる遮光
部を設けても良い。また、図6に示すように、回折格子
領域のかわりにディスク表面に不透明なドット模様を付
し、該ドット模様の回折効果によって光を拡散させ、ド
ットの大きさ及び密度によって光の拡散を調節しても良
い。この場合、スリット領域16の円周方向の一端16
aから他端16bにわたって、遮光部と光透過部との面
積比は一定となるようにする。
【0018】オープン領域17は、透明体を円形に打ち
抜いた開口部11bで構成されており、該オープン領域
17にレーザダイオード2からの光が入射したときに、
光がそのまま通過するようになっている。
【0019】格子領域18は、図7(a)に示すよう
に、円の半径方向に伸びる交互に設けられた遮光部及び
光透過部と、円周方向に伸びる交互に設けられた遮光部
及び光透過部とを重畳させた構成になっている。円の半
径方向に伸びる遮光部は、図7(b)に示すように、円
周方向のピッチが一定になっており、かつ、遮光部の幅
が格子領域18の円周方向の一端18aから他端18b
にわたって漸次大きくなるように形成されている。本実
施の形態では、遮光部のピッチPを1.5°とし、円周
方向の一端18aから数えてn本目の遮光部Mnの幅が
0.075°+n×0.0095°(n=1、2、・・
・・、150)となるようにした。例えば1本目の遮光
部の幅は0.0845°となり、150本目の遮光部の
幅は1.5°となる。遮光部の円周方向のピッチPが一
定であるので、光が入射したときの回折角は一定であ
り、遮光部の幅が格子領域18の円周方向の一端18a
から他端18bにわたって漸次大きくなっているので、
光が入射したときに透過する光量は円周方向の一端18
aから他端18bまで次第に小さくなる。また、円周方
向に伸びる遮光部も、図7(c)に示すように、半径方
向のピッチP´が一定になっており、かつ、遮光部の幅
が格子領域18の円周方向の一端18aから他端18b
にわたって漸次大きくなるように形成されている。遮光
部の半径方向のピッチP´が一定であるので、光が入射
したときの回折角は一定であり、遮光部の幅が格子領域
18の円周方向の一端18aから他端18bにわたって
漸次大きくなっているので、光が入射したときに透過す
る光量は円周方向の一端18aから他端18bまで次第
に小さくなる。格子領域18を、このような円の半径方
向に伸びる遮光部と円周方向に伸びる遮光部と重畳させ
た構成にすることにより、格子領域18にレーザダイオ
ード2からの光が入射したときの格子領域18を通過す
る光の回折角は一定となり、光量は円周方向の一端18
aから他端18bまで次第に小さくなっていく。
【0020】光照射位置検出部13は、光回折部12の
外周に設けられ、透明領域13a、不透明領域13b、
半透明領域13cとで構成されている。光照射位置検出
部13の各領域は、対応する光回折部12の各領域に対
しコリメータレンズ3側から見て反時計回りに90°ず
つずらして形成されており、透明領域13aは光回折部
12の格子領域18のうち円周方向の他端18bから中
心角180°の領域に、不透明領域13bは光回折部1
2の全遮光領域15とスリット領域16とオープン領域
17のうちスリット領域に近い半分部分とに、半透明領
域13cはオープン領域17のうち格子領域に近い半分
部分と格子領域18のうち円周方向の一端18aから中
心角45°の領域とにそれぞれ対応している。
【0021】尚、上記光調節ディスク11は、図8に示
すように、円の半径方向に伸びる遮光部が形成された円
板状の透明体11x、円周方向に伸びる遮光部及び光照
射位置検出部13が形成された円板状の透明体11yと
の2枚の透明体を接合して作成する。
【0022】符号19はフォトインタラプタであり、発
光部と該発光部からの光を検出する検出部とを備える。
フォトインタラプタ19は、コリメータレンズ3側から
見て、コリメータレンズ3からの光Baが光回折部12
に入射する位置から反時計回りに90°の位置に、上記
発光部と検出部とが光照射位置検出部13を挟むように
設置されている。このように設置されることにより、レ
ーザダイオード2からの光Baが光回折部12の格子領
域18のうち円周方向の他端18bから中心角180°
の領域に入射しているときには、フォトインタラプタ1
9の発光部の光は上記光照射位置検出部13の透明領域
13aを透過し検出部に検出される。同様に、レーザダ
イオード2からの光が光回折部12の全遮光領域15又
はスリット領域16又はオープン領域17のうちスリッ
ト領域16に近い半分部分に入射しているときには、フ
ォトインタラプタ19の発光部の光は上記光照射位置検
出部13の不透明領域13bに照射され検出部は光を検
出しない。レーザダイオード2からの光が光回折部12
のオープン領域17のうち格子領域18に近い半分部分
又は格子領域18のうち円周方向の一端18aから中心
角45°の領域に入射しているときには、フォトインタ
ラプタ19の発光部の光は上記光照射位置検出部13の
半透明領域13cを透過し検出部に検出される。フォト
インタラプタ19は検出部で検出した光量に応じて、レ
ーザダイオード2からの光が光回折部12のどの位置に
入射しているかに対応している位置信号を、CPUを備
えた自動制御装置20に出力する。自動制御装置20は
これら位置信号に基づいてモータ14を介して光調節デ
ィスク11の回転を制御する。尚、フォトインタラプタ
19が検出する領域が半透明領域13bから不透明領域
13cに、又は不透明領域13から不透明領域13b
に、切替わる瞬間は、レーザダイオード2からの光は光
回折部12のオープン領域17の中心に入射している。
【0023】自動制御装置20には、受光素子8の受光
量が入力され、受光量があらかじめ設定されている距離
測定に適した適正受光量に一致するまでモータ14を制
御し、光調節ディスク11を回転させる。
【0024】自動制御装置20による制御の手順につい
て、図1及び図2を参照して以下に説明する。光波距離
計1で距離測定する場合、最初に、測定対象物にプリズ
ムを用いずに直接地物に光を照射して距離測定を行うノ
ンプリズムモードか測定対象物にプリズムを用いて距離
測定を行うプリズムモードかを設定するモード切替スイ
ッチ(図示せず)により、測定に対応したモードを設定
する。
【0025】まず、ノンプリズムモードで距離測定する
場合について説明する。
【0026】レーザダイオード2からの光が光回折部1
2の任意の初期位置に照射されている状態で、受光素子
8の受光量が適正受光量である場合にはそのまま距離測
定を行なう。自動制御装置20が、初期位置において受
光量が適正受光量でないと判断した場合には自動制御装
置20の制御によりモータ14を駆動し光調節ディスク
11を回転させて、光回折部12のオープン領域17の
中心にレーザダイオード2からの光が入射するように
し、回転を停止する。レーザダイオード2からの光がオ
ープン領域17に入射している状態で光が全く受光素子
8に受光されない場合には、自動制御装置20は、測定
対象物までの距離が短距離であると判断し、自動制御装
置20の制御によりモータ14を駆動し、光調節ディス
ク11をコリメータレンズ3側から見て時計回りに回転
させる。光調節ディスク11が回転すると光が照射され
る部分はスリット領域16の円周方向の他端16bから
一端16aに移動していき、該スリット領域16を通過
する光の回折角は次第に大きくなっていく。光調節ディ
スク11が回転し光の回折角が大きくなっていくと測定
対象物に対する照射光Baの照射面積も大きくなってい
くので、平行光線に近い反射光Bdが対物レンズに入射
する光量が大きくなっていく。すると、両面反射ミラー
5の周りを通過して受光素子8に入射する反射光Bbの
光量も徐々に大きくなり、受光素子8の受光量と適正受
光量が一致したところで自動制御装置20が光調節ディ
スク11の回転を停止し、距離計算装置により距離の計
算を行う。一方、レーザダイオード2からの光がオープ
ン領域17に照射されている状態で受光素子8が反射光
を受光している場合、該受光量が適正受光量である場合
にはそのまま距離測定を行なう。自動制御装置20が受
光量が適正受光量でないと判断した場合には、自動制御
装置20の制御によりモータ14を駆動し、光調節ディ
スク11をコリメータレンズ3側から見て反時計回りに
回転させる。光調節ディスク11が回転すると光が照射
される部分は格子領域18の円周方向の一端18aから
他端18bに移動していき、該格子領域18を通過する
光量は次第に小さくなっていく。格子領域18を通過す
る光量が小さくなっていくと受光素子8の受光量も小さ
くなっていくので、受光素子8の受光量と適正受光量が
一致したところで自動制御装置20が光調節ディスク1
1の回転を停止し、距離計算装置により距離の計算を行
う。
【0027】次に、プリズムモードで距離測定する場合
について説明する。
【0028】まず、自動制御装置20は、フォトインタ
ラプタ19からの位置信号により、光が光回折部12の
いずれの部分に照射されているかを検出する。
【0029】光が格子領域18又はオープン領域17の
格子領域18に近い半分部分に照射されている場合、即
ち、自動制御装置20がフォトインタラプタ19から透
明領域13a又は半透明領域13cに対応する位置信号
を受けた場合には、受光素子8の受光量が適正受光量か
どうかを判断し、適正受光量の場合にはそのまま距離測
定を行なう。受光量が適正受光量よりも大きい場合に
は、自動制御装置20の制御によりモータ14を駆動し
光調節ディスク11をコリメータレンズ3側から見て反
時計回りに回転させる。光調節ディスク11が回転する
と光が照射される部分は格子領域18の円周方向の一端
18a方向から他端18b方向に移動していき、該格子
領域18を通過する光量は次第に小さくなっていく。格
子領域18を通過する光量が小さくなっていくと受光素
子8の受光量も小さくなっていくので、受光素子8の受
光量と適正受光量が一致したところで自動制御装置20
が光調節ディスク11の回転を停止し、距離計算装置に
より距離の計算を行う。一方、受光量が適正受光量より
も小さい場合には、自動制御装置20の制御によりモー
タ14を駆動し光調節ディスク11をコリメータレンズ
3側から見て時計回りに回転させる。光調節ディスク1
1が回転すると光が照射される部分は格子領域18の円
周方向の他端18b方向から一端18a方向に移動して
いき、該格子領域18を通過する光量は次第に大きくな
っていく。格子領域18を通過する光量が大きくなって
いくと受光素子8の受光量も大きくなっていくので、受
光素子8の受光量と適正受光量が一致したところで自動
制御装置20が光調節ディスク11の回転を停止し、距
離計算装置により距離の計算を行う。
【0030】光がスリット領域16に照射されている場
合、即ち、自動制御装置20がフォトインタラプタ19
から不透明領域13bに対応する位置信号を受けた場合
には、自動制御装置20の制御によりモータ14を駆動
し、光調節ディスク11をコリメータレンズ3側から見
て反時計回りに回転させ、光がオープン領域17の中心
に照射されるようし、回転を停止する。この状態で受光
素子8の受光量が適正受光量の場合にはそのまま距離測
定を行なう。受光量が適正受光量よりも大きい場合に
は、自動制御装置20の制御によりモータ14を駆動し
光調節ディスク11をコリメータレンズ3側から見て反
時計回りに回転させる。光調節ディスク11が回転する
と光が照射される部分は格子領域18円周方向の他端1
8b方向に移動していき、該格子領域18を通過する光
量は次第に小さくなっていく。格子領域18を通過する
光量が小さくなっていくと受光素子8の受光量も小さく
なっていくので、受光素子8の受光量と適正受光量が一
致したところで自動制御装置20が光調節ディスク11
の回転を停止し、距離計算装置により距離の計算を行
う。光がオープン領域17の中心に照射されている状態
で受光量が適正受光量よりも小さい場合には、距離計算
装置は信号ナシであると判断し、距離計算は行なわな
い。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、測定対象物にプリズムを用いずに直接地物に光を照
射して距離測定を行う場合、測定対象物までの距離が短
距離の場合でも、照射光を光拡散手段で拡散させること
により、測定対象物に対する照射光の照射面積が大きく
なり、対物レンズの光軸に平行な反射光が対物レンズに
入射する面積が大きくなる。そのため、反射光が反射部
材に遮られず受光部は反射光を受光することができる。
また、測定対象物にプリズムを用いて距離測定を行う場
合、プリズムまでの距離が短距離の場合でも、照射光を
光拡散手段で拡散させることにより、プリズムに対する
照射光の入射角度が大きくなり、該入射角度と同角度で
反射光がプリズムから出射されるため、反射光は照射光
よりも拡がった状態で対物レンズに入射する。そのた
め、反射光が反射部材に遮られず受光部は反射光を受光
することができる。また、光源からの光を拡散して測定
対象物に照射しているため、光源からの光のうち光軸に
近い部分の光を測定に用いることができ、正確に距離を
測定することができる。また、光量調節手段と光拡散調
節手段とを一体的に形成することにより、光量調節手段
と光拡散調節手段とを別個に設ける必要がなく、全体と
して装置を軽量かつ小型にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す図
【図2】光調節ディスクを示す図
【図3】スリット領域を示す図
【図4】スリット領域の第2の実施の形態を示す図
【図5】スリット領域の第3の実施の形態を示す図
【図6】スリット領域の第4の実施の形態を示す図
【図7】格子領域を示す図
【図8】光調節ディスクの作成法を示す図
【図9】従来の光波距離計での受光系を示す図
【符号の説明】
2 レーザーダイオード 5 両面反射ミラー 6 対物レンズ 7 受光素子 11 光調節ディスク 15 全遮光領域 16 スリット領域 17 オープン領域 18 格子領域 20 自動制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 笹木 幸治 神奈川県厚木市長谷260−63 株式会社ソ キア厚木工場内 (72)発明者 川嶋 孝 神奈川県厚木市長谷260−63 株式会社ソ キア厚木工場内 Fターム(参考) 2F065 AA02 AA06 DD03 EE01 FF13 GG06 JJ01 JJ05 LL00 LL02 LL04 LL12 LL29 LL30 LL42 NN08 QQ25 SS03 2F112 AD10 BA01 CA12 DA09 DA25 DA40 EA03 EA07 5J084 AA05 AD02 BA04 BA32 BB02 BB04 BB21 DA01 EA31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を対物レンズの光軸上に備
    えられた反射部材により上記対物レンズ方向に反射さ
    せ、該対物レンズから測定対象物に光源からの光を照射
    する光照射手段と、測定対象物で反射して上記対物レン
    ズに入射した光のうち上記反射部材の周りを通過した光
    を受光部に導く受光手段とを有し、照射した光の位相と
    受光部で受光した光の位相との位相差から測定対象物ま
    での距離を測定する光波距離計において、測定対象物に
    照射する光を拡散させる光拡散手段を備え、該光拡散手
    段は光の拡散度合を調節可能な光拡散調節手段を備え、
    受光部の受光量が距離測定に適した適正受光量となるよ
    うに測定対象物までの距離に応じて拡散度合を調節する
    ことを特徴とする光波距離計。
  2. 【請求項2】 光源と反射部材との間に、光を透過する
    光透過部と光を透過しない遮光部とを有する光回折部を
    備えた光調節部材を、光回折部に対して光源からの照射
    光が入射するように、かつ、該光回折部が照射光の光軸
    に対して直交方向に変位可能となるように設け、光回折
    部の変位によって光回折部を通過して測定対象物に照射
    する光の拡散度合が変化するように該変位方向に沿って
    光回折部の遮光部のピッチを変化させ、光調節部材で上
    記光拡散手段を構成することを特徴とする請求項1に記
    載の光波距離計。
  3. 【請求項3】 光源からの光を対物レンズの光軸上に備
    えられた反射部材により上記対物レンズ方向に反射さ
    せ、該対物レンズから測定対象物に光源からの光を照射
    する光照射手段と、測定対象物で反射して上記対物レン
    ズに入射した光のうち上記反射部材の周りを通過した光
    を受光部に導く受光手段とを有し、照射した光の位相と
    受光部で受光した光の位相との位相差から測定対象物ま
    での距離を測定する光波距離計において、測定対象物に
    照射する光を拡散させる光拡散手段を備え、該光拡散手
    段は対物レンズから照射する光量を調節可能な光量調節
    手段を備え、受光部の受光量が距離測定に適した適正受
    光量となるように測定対象物までの距離に応じて光量を
    調節することを特徴とする光波距離計。
  4. 【請求項4】 光源と反射部材との間に、光を透過する
    光透過部と光を透過しない遮光部とを有する光回折部を
    備えた光調節部材を、光回折部に対して光源からの照射
    光が入射するように、かつ、該光回折部が照射光の光軸
    に対して直交方向に変位可能となるように設け、光回折
    部の変位によって光回折部を通過して対物レンズから照
    射する光量が変化するように該変位方向に沿って光回折
    部の光透過部と遮光部との割合を変化させ、光調節部材
    で上記光拡散手段を構成することを特徴とする請求項3
    に記載の光波距離計。
  5. 【請求項5】 光源からの光を対物レンズの光軸上に備
    えられた反射部材により上記対物レンズ方向に反射さ
    せ、該対物レンズから測定対象物に光源からの光を照射
    する光照射手段と、測定対象物で反射して上記対物レン
    ズに入射した光のうち上記反射部材の周りを通過した光
    を受光部に導く受光手段とを有し、照射した光の位相と
    受光部で受光した光の位相との位相差から測定対象物ま
    での距離を測定する光波距離計において、測定対象物に
    照射する光を拡散させる光拡散手段を備え、該光拡散手
    段は、光の拡散度合を調節可能な光拡散調節手段と対物
    レンズから照射する光量を調節可能な光量調節手段とを
    備え、受光部の受光量が距離測定に適した適正受光量と
    なるように測定対象物までの距離に応じて拡散度合又は
    光量を調節することを特徴とする光波距離計。
  6. 【請求項6】 光源と反射部材との間に、光を透過する
    光透過部と光を透過しない遮光部とを有する光回折部を
    備えた光調節部材を、光回折部に対して光源からの照射
    光が入射するように、かつ、該光回折部が照射光の光軸
    に対して直交方向に変位可能となるように設け、光回折
    部に、光回折部の変位によって光回折部を通過して測定
    対象物に照射する光の拡散度合が変化するように該変位
    方向に沿って光回折部の遮光部のピッチを変化させた光
    拡散調節領域と、光回折部の変位によって光回折部を通
    過して対物レンズから照射する光量が変化するように該
    変位方向に沿って光回折部の光透過部と遮光部との割合
    を変化させた光量調節領域とを設け、光拡散調節領域と
    光量調節領域とでそれぞれ上記光拡散調節手段と光量調
    節手段とを構成するようにしたことを特徴とする請求項
    5に記載の光波距離計。
  7. 【請求項7】 光源からの光が光拡散調節領域に入射し
    ているか、光量調節領域に入射しているかを検出する光
    調節状態検出手段を備え、該光調節状態検出手段による
    検出結果と受光部の受光量とに基づいて、受光部の受光
    量が距離測定に適した適正受光量となるように光回折部
    の変位を制御することを特徴とする請求項6に記載の光
    波距離計。
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